JPS6015162Y2 - レンズ視野切換機構 - Google Patents

レンズ視野切換機構

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JPS6015162Y2
JPS6015162Y2 JP15060579U JP15060579U JPS6015162Y2 JP S6015162 Y2 JPS6015162 Y2 JP S6015162Y2 JP 15060579 U JP15060579 U JP 15060579U JP 15060579 U JP15060579 U JP 15060579U JP S6015162 Y2 JPS6015162 Y2 JP S6015162Y2
Authority
JP
Japan
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lens
field
switching mechanism
optical axis
incident optical
Prior art date
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Expired
Application number
JP15060579U
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English (en)
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JPS5666853U (ja
Inventor
泰三 宮本
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレンズ視野切換機構の改善に係り、とくに赤外
線探知装置の光学系に用いる視野角設定用のレンズをス
ライダクランク機構を利用して入射光軸上に択一的に挿
脱するようにしたレンズ切換機構に関するものである。
野外空間あるいは海上の探知対象物、たとえば常温より
高い航空機、船舶等を探知するのに用いられる赤外線探
知装置では、一般に探知すべき視野を広視野と狭視野の
2段階に切換えて探索することが行われている。
従来このような視野の切換えには、目標物体から赤外線
検知器に至る放射赤外線の入射光軸上でレンズの視野角
を切換えるようにした機構が採用されている。
第1図はそのような従来の視野切換用レンズ系の切換機
構を示す正面図で、1は広視野レンズ12と、狭視野レ
ンズ13を取り付けたレンズ保持部材11からなるレン
ズ系、2は前記レンズ系1が摺動するスライダレール、
3は前記レンズ系1と一体的に固定されたラック、4は
前記ラック3を直線運動させるピニオン、5は前記ピニ
オン4を回動させるモータ軸で、6はスライダレール2
の両端に取り付けられたストッパである。
このような構成において、図示しないモータを駆動して
、該モータ軸5に取り付けられたピニオン4の回動運動
をラック3に伝達すると、該ラック3は左右に直線運動
することは周知のとおりである。
したがって全探知装置の入射光軸A上に広視野レンズ1
2が位置している実線の状態からモータを駆動して前記
ラック3と一体的に固定されたレンズ保持部材11を入
射光軸と垂直な面内で矢印B方向に移行させれば狭視野
レンズ13が装置の入射光軸A上に合致して視野が切換
わることになる。
しかし、このような機構でピニオン4による回転運動を
ラック3に直線運動として伝達すると、この直線運動は
原理的に等速運動であって、レンズ切換えのための運動
初期とストッパによる停止時にレンズに大きな衝撃を与
える欠点があった。
本考案は、前記の欠点を解消すべくスライダクランク機
構の速度変化を利用して、レンズに対する衝撃の解消を
図ろうとするものである。
簡単に述べると、本考案は摺動自在な保持部材上に所定
間隔を隔てて並設した広視野と狭視野のレンズを入射光
軸に対して垂直な面内で入射光軸上に択一的に挿脱して
視野角を切換えるようにしたレンズ視野切換機構におい
て、前記レンズの保持部材をモータに連なる駆動軸にス
ライダクランク機構で摺動可能に連結してなることを特
徴とするものである。
以下図面を参照しながら本考案に係るレンズ切換機構の
実施例について詳細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示す正面図で、前回と同
等の部分については同一符号が記しである。
7はレンズ保持部材11に一体的に固定されスライダレ
ール2に沿って可動する摺動部材、8は前記摺動部材7
とスライダクランク9を連結する可動軸、10はスライ
ダクランク9と回転クランク14を連結する可動連結軸
で、15は前記回転クランク14のストッパである。
このような構成において、回転クランク14の一端をモ
ータの駆動軸5に固定して図示しないモータを正逆18
0°回転するように規制しておく。
そして前記回転クランク14の他の一端はスライダクラ
ンク9の一端に可動連結軸10で回動自在に軸支する。
かくして、広視野レンズ12が入射光軸A上にある実線
位置から図示しないモータを回転させることにより、回
転クランク14を06から矢印方向に180°回転せし
めれば、レンズ保持部材11と一体に固定された摺動部
材7が矢印B(左)方向に移動して広視野レンズ12が
二点鎖線で示すように入射光軸Aをはずれ、代わって該
入射光軸A上には狭視野レンズ13が合致するようにな
る。
また逆に広視野レンズ12に切換える場合は180°か
ら0°方向に図示しないモータを逆回転させればよい。
このようなスライダクランク機構によって摺動するレン
ズ保持部材11の速度変化は第3図に示すような特性と
なる。
すなわち、第3図は、スライダクランク機構を用いた速
度変化特性曲線を示したもので、横軸に回転クランク1
4の回転角度を、縦軸に速度変化を示したものである。
いま少し詳しく説明すると、モータ5の回転角度Wクラ
ンク14の長さをLとすれば、摺動部材7の速度■はv
=R(sinB +0.5X HX 51n2θ)・w
×10−3の関係が戊立つ。
従ってレンズ系1の切換開始時および切換終了時(0°
または180°)の摺動距離りはOで速度も0となるの
で、レンズ系1に与える衝撃はほとんどなくなる。
なお、本実施例ではモータ軸5の回転角を1800と規
定して、モータが正逆転するような構成としたものであ
るが、モータの回転を一定方向として0°および180
°で停止するよう制御するようにしても構わず、さらに
本考案は赤外線探知装置に限らずその他の光学機器にも
適用が可能である。
以上、説明したように、本考案に係るレンズ視野切換機
構によれば、従来の切換機構にくらべてレンズ系に与え
る衝撃がほとんどなくなり、視野切換えが迅速正確に行
えるようになり、探索動作がスムーズとなるので、赤外
線探知装置その他の光学機器に適用して極めて有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のレンズ視野切換機構の概略構成を示す
正面図、第2図は、本考案に係るレンズ視野切換機構の
一実施例を示す正面図、第3図は速度変化特性曲線を示
したものである。 1:レンズ系、2ニスライダレール、3ニラツク、4:
ピニオン、5:モータ軸、6:ストッパ、7:摺動部材
、8:可動軸、9ニスライダクランク、10:可動連結
部、11:レンズ保持部材、12:広視野レンズ、13
:狭視野レンズ、14:回転クランク、15:ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 摺動可能な保持部材上に所定間隔を隔てて並設した広視
    野と狭視野のレンズを入射光軸に対して垂直な面内で入
    射光軸上に択一的に挿脱して視野角を切換えるようにし
    たレンズ視野切換機構において、前記レンズの保持部材
    をモータに連なる駆動軸にスライダクランク機構で摺動
    可能に連結してなることを特徴とするレンズ視野切換機
    構。
JP15060579U 1979-10-29 1979-10-29 レンズ視野切換機構 Expired JPS6015162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15060579U JPS6015162Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 レンズ視野切換機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15060579U JPS6015162Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 レンズ視野切換機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5666853U JPS5666853U (ja) 1981-06-03
JPS6015162Y2 true JPS6015162Y2 (ja) 1985-05-14

Family

ID=29381634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15060579U Expired JPS6015162Y2 (ja) 1979-10-29 1979-10-29 レンズ視野切換機構

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Publication number Publication date
JPS5666853U (ja) 1981-06-03

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