JPS60150864A - パイプ内壁面の塗装方法とその装置 - Google Patents
パイプ内壁面の塗装方法とその装置Info
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- JPS60150864A JPS60150864A JP775384A JP775384A JPS60150864A JP S60150864 A JPS60150864 A JP S60150864A JP 775384 A JP775384 A JP 775384A JP 775384 A JP775384 A JP 775384A JP S60150864 A JPS60150864 A JP S60150864A
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は９攪拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入
し、圧縮ガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法と
その装置に関するものである。
し、圧縮ガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法と
その装置に関するものである。
パイプラインの入口部を研磨、洗浄するのに研磨材を含
有する圧縮ガスを送入する方法は。
有する圧縮ガスを送入する方法は。
すでに公知であるが、その研磨洗浄後に、更にその部分
を塗装する方法は技術上に多くの間頌点があり開発が１
１１とされていた。そこで、峻近フムブレスドエアーに
よる方法が開発された。
を塗装する方法は技術上に多くの間頌点があり開発が１
１１とされていた。そこで、峻近フムブレスドエアーに
よる方法が開発された。
この従来方法は、パイプが小管径の場合は管内の塗料を
平均的に圧送することかできるので。
平均的に圧送することかできるので。
良好な塗装結果が得らするが、大管径（１００ｍｍ以上
）になると、管内の塗料が管底にｆＮ留するために、良
好な塗装結果が得られない欠点が生じていた。
）になると、管内の塗料が管底にｆＮ留するために、良
好な塗装結果が得られない欠点が生じていた。
本発明は、上記の如き従来方法の欠点を解消すべく開発
したものであって、攪拌した塗装材を水道管等のパイプ
内に送入し、圧縮ガスを介してパイプ内の壁面を塗装す
る方法において。
したものであって、攪拌した塗装材を水道管等のパイプ
内に送入し、圧縮ガスを介してパイプ内の壁面を塗装す
る方法において。
管内に流れる気流の風速分布が動圧と静圧との和がどこ
の位置でも常時一定にし、管内の側壁面の部分で動圧が
最小となり、静圧が最大となるようにしたことを条件と
して、管内に高風速の圧縮ガスを送風ならしめて、パイ
プ内壁面の塗装を良好にすることを目的としたパイプ内
壁面の塗装方法とその装置を提供するものである。
の位置でも常時一定にし、管内の側壁面の部分で動圧が
最小となり、静圧が最大となるようにしたことを条件と
して、管内に高風速の圧縮ガスを送風ならしめて、パイ
プ内壁面の塗装を良好にすることを目的としたパイプ内
壁面の塗装方法とその装置を提供するものである。
以下１図面に従って本発明の一実施例について説明する
。
。
第１図は９本発明のパイプ内壁面の塗装方法の原理を示
したものであり、げ〕は従従来法を油）は本発明方法を
表わしたものである。従来方法は（イ）図に示すように
、塗料（Ｄ）を塗料送入口（Ｂ）から塗装ケラト（Ａ）
内に送入し、チッソガス（図示せず）をチッソガス圧送
口から送風すると、塗装ボッ） （Ａ）内の塗料（Ｄ）
は点線で示してあうようにパイプ（４））の方向に沿っ
て管底に滞留してしまう。その結果、パイプ（Ｅ）の上
方向に塗料が流れないので、全管内の側壁面を塗装する
ことが不可能、困難となる。
したものであり、げ〕は従従来法を油）は本発明方法を
表わしたものである。従来方法は（イ）図に示すように
、塗料（Ｄ）を塗料送入口（Ｂ）から塗装ケラト（Ａ）
内に送入し、チッソガス（図示せず）をチッソガス圧送
口から送風すると、塗装ボッ） （Ａ）内の塗料（Ｄ）
は点線で示してあうようにパイプ（４））の方向に沿っ
て管底に滞留してしまう。その結果、パイプ（Ｅ）の上
方向に塗料が流れないので、全管内の側壁面を塗装する
ことが不可能、困難となる。
これに対して９本発明方法によれば管内に流れる気流の
風速分布が動圧と静圧との和がどこの位置でも常時一定
にし、管内の側壁面の部分で動圧が最小となり、静圧が
最大となるようにしたことを条件として、管内に高風速
の圧縮ガスを送風ならしめると、（ロ）図に示すように
噴霧塗料（Ｆ）は点線で表わしであるようにパイプ（Ｅ
）内金面に塗布されることになる。これは流体の性質を
応用したものであって、パイプ（Ｅ） 内を流れる気流
の風速分布は、仲）図に示すように流れ方向に作用する
圧力、つまり速度圧である動圧（ｐｖ）と、流れに直角
に作用する圧力、つまり静圧（ｐｓ：との和は、どこの
部分でも常に一定となる。その結果、パイプ（Ｆ、）の
中心部分は動圧が高くなるが静圧は低くなるので、パイ
プ（Ｋ）内の側壁部分においては、動圧が最小となり静
圧は最大となる。ために、噴霧塗料（Ｆ）はパイプ（Ｅ
）内の側壁面を延ばすようにして塗布されることになる
。この方法によれば、パイプ（Ｋ）内の側壁面の塗装は
完全かつ良好にさせることができる。
風速分布が動圧と静圧との和がどこの位置でも常時一定
にし、管内の側壁面の部分で動圧が最小となり、静圧が
最大となるようにしたことを条件として、管内に高風速
の圧縮ガスを送風ならしめると、（ロ）図に示すように
噴霧塗料（Ｆ）は点線で表わしであるようにパイプ（Ｅ
）内金面に塗布されることになる。これは流体の性質を
応用したものであって、パイプ（Ｅ） 内を流れる気流
の風速分布は、仲）図に示すように流れ方向に作用する
圧力、つまり速度圧である動圧（ｐｖ）と、流れに直角
に作用する圧力、つまり静圧（ｐｓ：との和は、どこの
部分でも常に一定となる。その結果、パイプ（Ｆ、）の
中心部分は動圧が高くなるが静圧は低くなるので、パイ
プ（Ｋ）内の側壁部分においては、動圧が最小となり静
圧は最大となる。ために、噴霧塗料（Ｆ）はパイプ（Ｅ
）内の側壁面を延ばすようにして塗布されることになる
。この方法によれば、パイプ（Ｋ）内の側壁面の塗装は
完全かつ良好にさせることができる。
第２図は０本発明装置を示したものであって１は圧縮ガ
ス用のチッソガス（ＧＮ２）を入れる塗料加圧用タンク
である。この塗料加圧用タンクｌａ、ｌｂは、それぞれ
エアーモーター３ａ、３ｂを介して駆動ならしめる攪拌
羽根２ａ、 ２ｂが内装されており、塗料保管庫（図示
せず）から減圧弁付圧力計４〜４ｂを介して送入されて
きたチッソガス（（）Ｎ２）を攪拌して移送する装置で
もある。５ａ。
ス用のチッソガス（ＧＮ２）を入れる塗料加圧用タンク
である。この塗料加圧用タンクｌａ、ｌｂは、それぞれ
エアーモーター３ａ、３ｂを介して駆動ならしめる攪拌
羽根２ａ、 ２ｂが内装されており、塗料保管庫（図示
せず）から減圧弁付圧力計４〜４ｂを介して送入されて
きたチッソガス（（）Ｎ２）を攪拌して移送する装置で
もある。５ａ。
５ｂ！ま各塗料加圧用タンクｌａ、ｌｂで攪拌されたチ
ッソガス（ＧＮ２）を、１本のパイプに集めて噴霧／ズ
ル千ツブ６に圧送するための塗料コックである。噴霧ノ
ズル千ツブ６は、ノズルケーシング内に取付けてあり、
パイプ１３の方向に対してチッソガス（ＧＮ２）を噴出
するようにしである０９は従来の攪拌アタッチメントで
あり、フランジ１０．１２を介して塗料送入管１１に連
着してあり他端はフランジ８．１０を介してノズルケー
シング７に連着しである。また、ノズルケーシング７の
他端は、フランジ８．１４を介してパイプ１３に連着し
である。なお１本実施例では塗料加圧用タンク１には８
０ｔのものを２本と、噴霧ノズル千ツブ６は１５ｔ／ｆ
Ｉｔ１１．チッソガス（ＧＮ２）には減減圧弁により常
時３５ｖ−の圧力に設定したものをそれぞれ用い、また
、塗料保管庫は常時２５００に設定し、計量器によりエ
ポキシＡ液、Ｂｅを１：１の割合でそれぞれの塗料加圧
用タンクｌａ。
ッソガス（ＧＮ２）を、１本のパイプに集めて噴霧／ズ
ル千ツブ６に圧送するための塗料コックである。噴霧ノ
ズル千ツブ６は、ノズルケーシング内に取付けてあり、
パイプ１３の方向に対してチッソガス（ＧＮ２）を噴出
するようにしである０９は従来の攪拌アタッチメントで
あり、フランジ１０．１２を介して塗料送入管１１に連
着してあり他端はフランジ８．１０を介してノズルケー
シング７に連着しである。また、ノズルケーシング７の
他端は、フランジ８．１４を介してパイプ１３に連着し
である。なお１本実施例では塗料加圧用タンク１には８
０ｔのものを２本と、噴霧ノズル千ツブ６は１５ｔ／ｆ
Ｉｔ１１．チッソガス（ＧＮ２）には減減圧弁により常
時３５ｖ−の圧力に設定したものをそれぞれ用い、また
、塗料保管庫は常時２５００に設定し、計量器によりエ
ポキシＡ液、Ｂｅを１：１の割合でそれぞれの塗料加圧
用タンクｌａ。
ｌｂ内に入れである。そして、各エアーモーター３ａ、
３ｂｋｌ：ヨり攪拌混合し、３．５ｋｐ圧のチッソガス
（ＧＮ２）にして噴霧ノズル千ツブ６のノズルより噴出
させるようにしである。
３ｂｋｌ：ヨり攪拌混合し、３．５ｋｐ圧のチッソガス
（ＧＮ２）にして噴霧ノズル千ツブ６のノズルより噴出
させるようにしである。
第３図は０本発明装置の効果を測定するための実験装置
を示したものであり、（イ）は、研磨工程を、（ロ）は
、塗装工程をそれぞれ表わしたものである。図中１５は
液体チッソ入りのタンクローリ−であり、１６は電化機
コンバーターである。
を示したものであり、（イ）は、研磨工程を、（ロ）は
、塗装工程をそれぞれ表わしたものである。図中１５は
液体チッソ入りのタンクローリ−であり、１６は電化機
コンバーターである。
１７は１５０１１１１管の水道用ダクタイル鋳鉄管であ
る。
る。
１８は研磨機ポットであり、２２は集塵機である。
１９は塗料圧力タンクであり、２０は攪拌アタッチメン
ト、２１は噴霧ノズルケーシングである０以Ｆ、研磨工
程および塗装工程の実験方法とその成果について説明す
る。
ト、２１は噴霧ノズルケーシングである０以Ｆ、研磨工
程および塗装工程の実験方法とその成果について説明す
る。
研磨工程
まず最初に、チッソガス（ＧＮＺ）を８０℃にて空吹き
をし６約１０分間位かけて管内を乾燥させる。
をし６約１０分間位かけて管内を乾燥させる。
次に、研磨ポット１８の弁を開き研磨材（小砕石）を混
ぜて風速８０１ｆＶ／ＢｏＣ位の速さで約１０分位管内
へ流し込む。そして、あらかじめ新管でもって算定して
おいた静圧損失△Ｐ１の計算値に達したならば、管内壁
面に付着している錆などの微粉末を水洗し、更にチッソ
ガス（Ｇｉｎ）を流し込み約１０分間位かけて管内を乾
燥させる。
ぜて風速８０１ｆＶ／ＢｏＣ位の速さで約１０分位管内
へ流し込む。そして、あらかじめ新管でもって算定して
おいた静圧損失△Ｐ１の計算値に達したならば、管内壁
面に付着している錆などの微粉末を水洗し、更にチッソ
ガス（Ｇｉｎ）を流し込み約１０分間位かけて管内を乾
燥させる。
塗装工程
上記工程により管内の研磨を完了したならばげ）図に示
した研磨機ポイント１８を伸）図に示しである塗料圧力
タンク１９に替える。最初に攪拌アタッチメント２０を
介してチッソガス（Ｇｎｚ）を流し０次に塗装圧力タン
ク１９の塗料コックを約１０分間位開いて、管内の入口
のところからエポキシ塗料（塗装用の混合塗料）を流し
込み、更にチッソガスのみを微風状態にして約１０分位
管内させて、管内の側壁面に塗布されたエポキシペイン
トの不均等部分を滑めらかにする。塗装完了後は直ちに
シンナーにて、塗料圧力タンク１９や噴霧ノズルケーシ
ング２１等に付着している塗料を洗浄する。なお、実験
に用いた塗料は、エポキシＡ液１２ｔとエポキシＢ液１
２ｔを保管庫２５℃より取出したものを使用した。
した研磨機ポイント１８を伸）図に示しである塗料圧力
タンク１９に替える。最初に攪拌アタッチメント２０を
介してチッソガス（Ｇｎｚ）を流し０次に塗装圧力タン
ク１９の塗料コックを約１０分間位開いて、管内の入口
のところからエポキシ塗料（塗装用の混合塗料）を流し
込み、更にチッソガスのみを微風状態にして約１０分位
管内させて、管内の側壁面に塗布されたエポキシペイン
トの不均等部分を滑めらかにする。塗装完了後は直ちに
シンナーにて、塗料圧力タンク１９や噴霧ノズルケーシ
ング２１等に付着している塗料を洗浄する。なお、実験
に用いた塗料は、エポキシＡ液１２ｔとエポキシＢ液１
２ｔを保管庫２５℃より取出したものを使用した。
上記実験の結果、管内の側壁面の塗装は厚さ０７ｄ程度
であり、管底部でも１．５１Ｌ１程度の厚さであった。
であり、管底部でも１．５１Ｌ１程度の厚さであった。
本発明は以上のように構成されているので。
小管径の塗装は勿論のこと、大管径の場合でも従来不可
能、困難とされていた塗装が、簡単容易にできるばかり
か、安価でしかも低コストで塗装ができ、更にその成果
においては従来のいかなる塗装方法よりも優れているこ
とからして性能面、取扱面、操作面、経済面、実用面等
あらゆる面からも従来方法ないしは従来装置よりも優れ
ているパイプ内壁面の塗装方法であり。
能、困難とされていた塗装が、簡単容易にできるばかり
か、安価でしかも低コストで塗装ができ、更にその成果
においては従来のいかなる塗装方法よりも優れているこ
とからして性能面、取扱面、操作面、経済面、実用面等
あらゆる面からも従来方法ないしは従来装置よりも優れ
ているパイプ内壁面の塗装方法であり。
またその塗装装置を提供するものであるＱ
第１図は本発明のパイプ内壁面の塗装方法の原理機構を
示した説明概要図、第２図は本塗装方法を採用した塗装
装置を示した機構概要図。 第３図は本発明の実験方法を示した研磨工程と塗装工程
の機構概要図である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・塗料加圧用タンク２％、２ｂ・
−・・・・ａ拌羽Ｍ ３ａ、 ３１）・・・・・・エア
ーモーター４ａ、４ｂ・・・・・・減圧弁付圧力計５ａ
、５ｂ・・・・・・塗料コック ６・−・・・・噴霧ノ
ズル手ツブ７・・・・・・ノズルケーシング ８．１０
．１２．１４・・・・・・フランジ９・・・・・・攪拌
アタッチメント１１・・・・・・塗料送入管１３・・・
・・・パイプ １５・・・−・・タンクローリ−１６・
・・・・・コンバータ １７・・・・・・ダクタイル鋳
鉄管１８・・・・・・研磨機ポイント１９・・・・・・
塗料圧力タンク２０・・・・・・攪拌アタッチメント ２１・・・・・・噴霧ノズルケーシング ２２・・・・
・・集塵機手続補正書（自発） ２１発明の名称 パイプ内壁面の塗装方法とその装置 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 フリガナ ホドガヤクブッコウチョウ。 住 所 神奈川県保土ケ谷区仏向町８４５番地フリガナ
ネ ギ トシオ 氏 名（名称） 根 木 敏 夫 ４、代 理 人 〒１６０ 電話 （３５６） ３８２
５番自 発 補正の内容 １、特許請求の範囲を次のとおり補正する。 ［（１）攪拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入し
、ｔ−ｚニイガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方
法において、管内に流れる気液の風速分布が動圧と静圧
との和がどこの位置でも常時一定にし、管内の側壁面の
部分で動圧が最小となり静圧が最大となるようにしたこ
とを条件として、管内に高風速のチッソガスを送風なら
しめたことを特徴とするパイプ内壁面の塗装方法。 （２）エアーモーターを介して駆動する攪拌羽根を内装
せしめた２個の塗料加圧用タンクを設け、かつ両タンク
を並設して先端部に噴霧ノズルチップを設けた１本の衾
刀管に連結し、該噴霧ノズルチップを塗装送入管に連着
されている攪拌アタッチメントとパイプ間にノズルケー
シングを介して取付け、該ノズルケーシング内の攪拌塗
料をパイプ内に噴霧状に吸」ならしめることを特徴とす
るパイプ内壁面の塗装装置。」 ２、明細書の一部を次のとおり補正する。 ア、明細書文中「圧縮ガス」 （２頁５行１１と９行目
、３頁２行目と８行目１４頁８行目）を「チッソガス」
に訂正する。 仁３頁１６行目の塗料送入口（Ｂ）の ｒ （Ｂ） 」をｒ （Ｃ）Ｊに訂正し、同１８行口の
チッソガス圧送口の次にｒ （Ｂ）Ｊを追加訂正する。 つ、５頁１７行の「チッソガス（Ｇ Ｎ ２）Ｊを「塗
料」に訂正し、同１９行口の「塗料送入管」を「チッソ
ガス送入管」に訂正する。 工、６頁５行目のｒ減減圧弁」を「減圧弁」に、同１８
行口の［電化機コンバーター」を「気化機コンバーター
」に、同２０行口の「研磨機ポット」を「研磨機」に、
°それぞれ訂正する。 オ、７頁の「塗料圧力タンクＪ （１行目。 １８行目、２０行目）を「塗料機」に訂正し、同１７行
口の「研磨機ポイント１８を」を「研磨機１８の代りに
」と訂正し、同２０行口から８頁１行目の「約１５分間
位」までを削除する。 力、８頁１行目の「管内の・・・・・・流し込み、」ま
でを「噴霧ノズルによりエポキシ塗料（塗装用の混合塗
料）を噴霧させて、管内壁へ平均かつ連続的に補給させ
る。そうすれば、塗料はアタッチメント２０を経たチッ
ソガスにより、管内の側壁を塗りながら管束まで搬送さ
れる。」と訂正し、同５行目の「・滑めらかにする」以
下に「と同時に乾燥させることができる」を追加訂正す
る。 キ、８頁６行目の「塗料圧力タンク」を「塗料機」に訂
正する。 り、９頁の図番説明中「１１・・・・・・塗ネ４送入管
」を「チッソガス送入管」に、「１８・・・・・・研磨
機ポイント」を「研磨機」に、「１９・・・・・・塗料
圧力タンク」を「塗料機」に、それぞれ訂正する。 訂正明細書 ■１発明の名称 パイプ内壁面の塗装方法とその装置 ２、特許請求の範囲 （１）！拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入し、
チッソガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法にお
いて、管内に流れる気流の風速分布が動圧と静圧との和
がどこの位置でも常時一定にし、管内の側壁面の部分で
動圧が最小となり静圧が最大となるようにしたことを条
件として管内に高風速のチッソガスを送風ならしめたこ
とを特徴とするノぐイブ内壁面の塗装方法。 （２）エアーモーターを介して駆動する攪拌羽根を内装
せしめた２個の塗料加圧用タンクを設け、かつ両タンク
を並設して先端部に噴霧ノズルチップを設けた１本の塗
料管に連結し、該噴霧ノズルチップを塗装送入管に連着
されている攪拌アタッチメントとパイプ間にノズルケー
シングを介して取付け、該ノズルケーシング内の攪拌塗
料をパイプ内に噴霧状に噴出ならしめることを特徴とす
るパイプ内壁面の塗装装置。 ３、発明の詳細な説明 本発明は、撹拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入
し、チッソガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法
とその装置に関するものである。 パイプラインの入口部を研磨、洗浄するのに研磨材を含
有するチッソガスを送入する方法は、すでに公知である
が、その研磨洗浄後に、更にその部分を塗装する方法は
技術上に多くの問題点があり開発が困難とされていた。 そこで、最近コムプレストエアーによる方法が開発され
た。この従来方法は、パイプが小管径の場合は管内の塗
料を平均的に圧送することができるので、良好な塗装結
果が得られるが、大管径（１（１０ｍｍ以上）になると
、管内の塗料が管底に滞留するために、良好な塗装結果
が得られない欠点が生じていた。 本発明は、上記の如き従来方法の欠点を解消すべく開発
したものであって、攪拌した塗装材を水道管等のパイプ
内に送入し、チッソガスを介してパイプ内の壁面を塗装
する方法において、管内に流れる気流の風速分布が動圧
と静圧との和がどこの位置でも常時一定にし、管内の側
壁面の部分で動圧が最小となり、静圧が最大となるよう
にしたことを条件として、管内に高風速のチッソガスを
送風ならしめて、パイプ内壁面の塗装方法を良好にする
ことを目的としたパイプ内壁面の塗装方法とその装置を
提供するものである。 以下、図面に従って本発明の一実施例について説明する
。 第１図は、本発明のパイプ内壁面の塗装方法の原理を示
したものであり、（イ）は従来方法を（ロ）は本発明方
法を表わしたものである。従来方法は（イ）図に示すよ
うに、塗料ＣＩ））を塗料送入口（Ｃ）から塗装ポット
（Ａ）内に送入し、チッソカス（図示せず）をチッソガ
ス圧送口（Ｂ）から送風すると、塗装ボッ） （Ａ）内
の塗料ＣＤ）は点線で示しであるようにパイプ（Ｅ）の
方向に沿って管底に滞留してしまう。その結果、パイプ
（Ｅ）の上方向に塗料が流れないので、全管内の側壁面
を塗装することが不可能、困難となる。 これに対して、本発明方法によれば管内に流れる気流の
風速分布が動圧と静圧との和がどこの位置でも常時一定
にし、管内の側壁面の部分で動圧が最小となり、静圧が
最大となるようにしたことを条件として、管内に高風速
のチッソガスを送風ならしめると、（ロ）図に示すよう
に噴霧塗料（Ｆ）は点線で表わしであるようにパイプ（
Ｅ）内金面に塗布されることになる。これは流体の性質
を応用したものであって、パイプ（Ｅ）内を流れる気流
の風速分布は、（ロ）図に示すように流れ方向に作用す
る圧力、つまり速度圧である動圧（ＰＶ）と、流れに直
角に作用する圧力。 っまり静圧（Ｐ Ｓ）との和は、どこの部分でも常に一
定となる。その結果、パイプ（Ｅ）の中心部分は動圧が
高くなるが静圧は低くなるので、パイプ（Ｅ）内の側壁
部分においては、動圧が最小となり静圧は最大となるた
めに、噴霧塗料（Ｆ）はパイプ（Ｅ）内の側壁面を延ば
すようにして塗布されることになる。この方法によれば
、パイプ（Ｅ）内の側壁面の塗装は完全かつ良好にさせ
ることができる。 第２図は、本発明装置を示したものであって１は圧縮ガ
ス用のチッソガス（Ｇ Ｎ ２）を入れる塗料加圧用タ
ンクである。この塗料加圧用タンクｌａ 、 ｌｂは、
それぞれエアーモーター３ａ 、 ３ｂを介して駆動な
らしめる攪拌羽根２ａ２ｂが内装されており、塗料保管
庫（図示せず）から減圧弁付圧力計４ａ、４ｂを介して
送入されてきたチッソガス（ＧＮ２）を攪拌して移送す
る装置でもある。 ５ａ、５ｂは各塗料加圧用タンクｌ
ａ 、 ｌｂで攪拌されたチッソガス（ＧＮ２）を、１
本のパイプに集めて噴霧ノズルチップ６に圧送するため
の塗料コックである。噴霧ノズルチー２プロは、ノズル
ケーシング内に取付けてあり、パイプ１３の方向に対し
て塗料を噴出するようにしである。９は従来の攪拌アタ
ッチメントであり、フランジ１０．１２を介してチッソ
ガス送入管１１に連着してあり他端はフランジ８．１０
を介してノズルケーシング７に連着しである。また、ノ
ズルケーシング７の他端は、フランジ８．１４を介して
パイプＸ３に連着しである。なお、本実施例では塗料加
圧用タンク１には８０文のものを２木と、噴霧ノズルチ
ップ６は１５文／ａｍ、チッソガス（ＧＮ２）には減圧
弁により常時３．５．ｋｇ／ｃ ｒｎ’の圧力に設定し
たものをそれぞれ用い、また、塗料保管庫は常時２５℃
に設定し、計量器によりエポキシＡ液、Ｂ液を１＝１の
割合でそれぞれの塗料加圧用タンクｌａ、ｌｂ内に入れ
である。そして、各エアーモーター３ａ、３ｂにより攪
拌混合し、３．５ｋｇ圧のチッソガス（ＧＮ２）にして
噴霧ノズルチップ６のノズルより噴出させるようにしで
ある。 第３図は、本発明装置の効果を測定するための実験装置
を示したものであり、（イ）は、研磨工程を、（ロ）は
、塗装工程をそれぞれ表したものである０図中１５は液
体チッソ入りのタンクローリ−であり、１６は気化機コ
ンバーターである。１７は１５０ｍｍ管の水道用ダクタ
イル鋳鉄管である。１８は研磨機であり、２２は集塵機
である。１８は塗料機であり、２０は攪拌アタッチメン
ト、２１は噴霧ノズルケーシングである。以下、研磨工
程および塗装工程の実験方法とその成果について説明す
る。 」Ｌ工Ｊ まず最初に、チッソガス（ＧＮ２）を８０℃にて空吹き
をし、約１０分間位かけて管内を乾燥させる。次に、研
磨ポット１８の弁を開き研磨材（小砕石）を混ぜて風速
８０ｍ／ｓｅａ位の速さ〒約１ｎ分位管内へ着しｉ入む
、そ１．で、あらかじめ新管でもって算定しておいた静
圧損失ΔＰ１の計算値に達したならば、管内壁面に付着
している錆などの微粉末を水洗し、更にチッソガス（Ｇ
Ｎ２）を流し込み約１０分間位かけて管内を乾燥させる
。 九ｌ工ｊ −り記工程により管内の研磨を完成したならば（イ）図
に示した研磨機１日の代りに（ロ）図に示しである塗料
機１９に替える。最初に攪拌アタッチメント２０を介し
てチッソガス（ＧＮ２）を流し、次に塗装機１９の塗料
コー２りを開いて、噴霧ノズルによりエポキシＩＮ（塗
装用の混合塗料）を噴霧させて、管内壁へ平均かつ連続
的に補給させる。そうすれば塗料はアタッチメント２０
を経たチッソガスにより管内の側壁を塗りながら管束ま
で搬送される。更にチッソガスのみを微風状態にして約
１０分間位吹きさせて、管内の側壁面に塗布されたエポ
キシペイントの不均等部分を滑めらかにすると同時に乾
燥させることができる。塗装完了後は直ちにシンナーに
て、塗料機１９や噴霧ノズルケーシング２１等に付着し
ている塗料を洗浄する。なお、実験に用いた塗料は、エ
ポキシＡ液１２文とエポキシＢ液１２！ｌを保管庫２５
℃より取出したものを使用した。 上記実験の結果、管内の側壁面の塗料は厚さ０．７■程
度であり、管底部でも１．５１程度の厚さであった・ 本発明は以上のように構成されているので、小管径の塗
装は勿論のこと、大管径の場合でも従来不可能、困難と
されていた塗装が、簡単容易にできるばかりか、安価で
しかも低コストで塗装ができ、更にその成果においては
従来のいかなる塗装方法よりも優れていることからして
性能面、取扱面、操作面、経済面、実用面等あらゆる面
からも従来方法ないしは従来装置よりも優れているパイ
プ内壁面の塗装方法であり、またその塗装装置を提供す
るものである。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明のパイプ内壁面の塗装方法の原理機構を
示した説明概要図、第２図は本塗装方法を採用した塗装
装置を示した機構概要図、第３図は本発明の実験方法を
示した研磨工程と塗装工程の機構概要図である。 Ｉａ、Ｉｂ・・・・・・塗料加圧用タンク２ａ、２ｂ・
・・・・・攪拌羽根 ３ａ、３ｂ・・・・・・エアーモーター４ａ、４ｂ・・
・・・・減圧弁付圧力計５ａ、５ｂ・・・・・・塗料コ
ツク ロ・・・・・・噴霧ノズルチップ ７・・・・・・ノズルケーシング ８．１０．１２．１４・・・・・・フランジ９・・・・
・・攪拌アタッチメント １１・・・・・・チッソガス送入管 １３・・・・・・パイプ １５・・・・・・タンクロー
リ−１６・・・・・・コンバーター １７・・・・・・ダクタイル鋳鉄管 １８・・・・・・研磨機 １９・・・・・・塗料機２０
・・・・・・攪拌アタッチメント ２１・・・・・・噴霧ノズルケーシング２２・・・・・
・集塵機 特許出願人根木敏犬 代理人 弁理士 唐 木 浄 治
示した説明概要図、第２図は本塗装方法を採用した塗装
装置を示した機構概要図。 第３図は本発明の実験方法を示した研磨工程と塗装工程
の機構概要図である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・塗料加圧用タンク２％、２ｂ・
−・・・・ａ拌羽Ｍ ３ａ、 ３１）・・・・・・エア
ーモーター４ａ、４ｂ・・・・・・減圧弁付圧力計５ａ
、５ｂ・・・・・・塗料コック ６・−・・・・噴霧ノ
ズル手ツブ７・・・・・・ノズルケーシング ８．１０
．１２．１４・・・・・・フランジ９・・・・・・攪拌
アタッチメント１１・・・・・・塗料送入管１３・・・
・・・パイプ １５・・・−・・タンクローリ−１６・
・・・・・コンバータ １７・・・・・・ダクタイル鋳
鉄管１８・・・・・・研磨機ポイント１９・・・・・・
塗料圧力タンク２０・・・・・・攪拌アタッチメント ２１・・・・・・噴霧ノズルケーシング ２２・・・・
・・集塵機手続補正書（自発） ２１発明の名称 パイプ内壁面の塗装方法とその装置 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 フリガナ ホドガヤクブッコウチョウ。 住 所 神奈川県保土ケ谷区仏向町８４５番地フリガナ
ネ ギ トシオ 氏 名（名称） 根 木 敏 夫 ４、代 理 人 〒１６０ 電話 （３５６） ３８２
５番自 発 補正の内容 １、特許請求の範囲を次のとおり補正する。 ［（１）攪拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入し
、ｔ−ｚニイガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方
法において、管内に流れる気液の風速分布が動圧と静圧
との和がどこの位置でも常時一定にし、管内の側壁面の
部分で動圧が最小となり静圧が最大となるようにしたこ
とを条件として、管内に高風速のチッソガスを送風なら
しめたことを特徴とするパイプ内壁面の塗装方法。 （２）エアーモーターを介して駆動する攪拌羽根を内装
せしめた２個の塗料加圧用タンクを設け、かつ両タンク
を並設して先端部に噴霧ノズルチップを設けた１本の衾
刀管に連結し、該噴霧ノズルチップを塗装送入管に連着
されている攪拌アタッチメントとパイプ間にノズルケー
シングを介して取付け、該ノズルケーシング内の攪拌塗
料をパイプ内に噴霧状に吸」ならしめることを特徴とす
るパイプ内壁面の塗装装置。」 ２、明細書の一部を次のとおり補正する。 ア、明細書文中「圧縮ガス」 （２頁５行１１と９行目
、３頁２行目と８行目１４頁８行目）を「チッソガス」
に訂正する。 仁３頁１６行目の塗料送入口（Ｂ）の ｒ （Ｂ） 」をｒ （Ｃ）Ｊに訂正し、同１８行口の
チッソガス圧送口の次にｒ （Ｂ）Ｊを追加訂正する。 つ、５頁１７行の「チッソガス（Ｇ Ｎ ２）Ｊを「塗
料」に訂正し、同１９行口の「塗料送入管」を「チッソ
ガス送入管」に訂正する。 工、６頁５行目のｒ減減圧弁」を「減圧弁」に、同１８
行口の［電化機コンバーター」を「気化機コンバーター
」に、同２０行口の「研磨機ポット」を「研磨機」に、
°それぞれ訂正する。 オ、７頁の「塗料圧力タンクＪ （１行目。 １８行目、２０行目）を「塗料機」に訂正し、同１７行
口の「研磨機ポイント１８を」を「研磨機１８の代りに
」と訂正し、同２０行口から８頁１行目の「約１５分間
位」までを削除する。 力、８頁１行目の「管内の・・・・・・流し込み、」ま
でを「噴霧ノズルによりエポキシ塗料（塗装用の混合塗
料）を噴霧させて、管内壁へ平均かつ連続的に補給させ
る。そうすれば、塗料はアタッチメント２０を経たチッ
ソガスにより、管内の側壁を塗りながら管束まで搬送さ
れる。」と訂正し、同５行目の「・滑めらかにする」以
下に「と同時に乾燥させることができる」を追加訂正す
る。 キ、８頁６行目の「塗料圧力タンク」を「塗料機」に訂
正する。 り、９頁の図番説明中「１１・・・・・・塗ネ４送入管
」を「チッソガス送入管」に、「１８・・・・・・研磨
機ポイント」を「研磨機」に、「１９・・・・・・塗料
圧力タンク」を「塗料機」に、それぞれ訂正する。 訂正明細書 ■１発明の名称 パイプ内壁面の塗装方法とその装置 ２、特許請求の範囲 （１）！拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入し、
チッソガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法にお
いて、管内に流れる気流の風速分布が動圧と静圧との和
がどこの位置でも常時一定にし、管内の側壁面の部分で
動圧が最小となり静圧が最大となるようにしたことを条
件として管内に高風速のチッソガスを送風ならしめたこ
とを特徴とするノぐイブ内壁面の塗装方法。 （２）エアーモーターを介して駆動する攪拌羽根を内装
せしめた２個の塗料加圧用タンクを設け、かつ両タンク
を並設して先端部に噴霧ノズルチップを設けた１本の塗
料管に連結し、該噴霧ノズルチップを塗装送入管に連着
されている攪拌アタッチメントとパイプ間にノズルケー
シングを介して取付け、該ノズルケーシング内の攪拌塗
料をパイプ内に噴霧状に噴出ならしめることを特徴とす
るパイプ内壁面の塗装装置。 ３、発明の詳細な説明 本発明は、撹拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入
し、チッソガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法
とその装置に関するものである。 パイプラインの入口部を研磨、洗浄するのに研磨材を含
有するチッソガスを送入する方法は、すでに公知である
が、その研磨洗浄後に、更にその部分を塗装する方法は
技術上に多くの問題点があり開発が困難とされていた。 そこで、最近コムプレストエアーによる方法が開発され
た。この従来方法は、パイプが小管径の場合は管内の塗
料を平均的に圧送することができるので、良好な塗装結
果が得られるが、大管径（１（１０ｍｍ以上）になると
、管内の塗料が管底に滞留するために、良好な塗装結果
が得られない欠点が生じていた。 本発明は、上記の如き従来方法の欠点を解消すべく開発
したものであって、攪拌した塗装材を水道管等のパイプ
内に送入し、チッソガスを介してパイプ内の壁面を塗装
する方法において、管内に流れる気流の風速分布が動圧
と静圧との和がどこの位置でも常時一定にし、管内の側
壁面の部分で動圧が最小となり、静圧が最大となるよう
にしたことを条件として、管内に高風速のチッソガスを
送風ならしめて、パイプ内壁面の塗装方法を良好にする
ことを目的としたパイプ内壁面の塗装方法とその装置を
提供するものである。 以下、図面に従って本発明の一実施例について説明する
。 第１図は、本発明のパイプ内壁面の塗装方法の原理を示
したものであり、（イ）は従来方法を（ロ）は本発明方
法を表わしたものである。従来方法は（イ）図に示すよ
うに、塗料ＣＩ））を塗料送入口（Ｃ）から塗装ポット
（Ａ）内に送入し、チッソカス（図示せず）をチッソガ
ス圧送口（Ｂ）から送風すると、塗装ボッ） （Ａ）内
の塗料ＣＤ）は点線で示しであるようにパイプ（Ｅ）の
方向に沿って管底に滞留してしまう。その結果、パイプ
（Ｅ）の上方向に塗料が流れないので、全管内の側壁面
を塗装することが不可能、困難となる。 これに対して、本発明方法によれば管内に流れる気流の
風速分布が動圧と静圧との和がどこの位置でも常時一定
にし、管内の側壁面の部分で動圧が最小となり、静圧が
最大となるようにしたことを条件として、管内に高風速
のチッソガスを送風ならしめると、（ロ）図に示すよう
に噴霧塗料（Ｆ）は点線で表わしであるようにパイプ（
Ｅ）内金面に塗布されることになる。これは流体の性質
を応用したものであって、パイプ（Ｅ）内を流れる気流
の風速分布は、（ロ）図に示すように流れ方向に作用す
る圧力、つまり速度圧である動圧（ＰＶ）と、流れに直
角に作用する圧力。 っまり静圧（Ｐ Ｓ）との和は、どこの部分でも常に一
定となる。その結果、パイプ（Ｅ）の中心部分は動圧が
高くなるが静圧は低くなるので、パイプ（Ｅ）内の側壁
部分においては、動圧が最小となり静圧は最大となるた
めに、噴霧塗料（Ｆ）はパイプ（Ｅ）内の側壁面を延ば
すようにして塗布されることになる。この方法によれば
、パイプ（Ｅ）内の側壁面の塗装は完全かつ良好にさせ
ることができる。 第２図は、本発明装置を示したものであって１は圧縮ガ
ス用のチッソガス（Ｇ Ｎ ２）を入れる塗料加圧用タ
ンクである。この塗料加圧用タンクｌａ 、 ｌｂは、
それぞれエアーモーター３ａ 、 ３ｂを介して駆動な
らしめる攪拌羽根２ａ２ｂが内装されており、塗料保管
庫（図示せず）から減圧弁付圧力計４ａ、４ｂを介して
送入されてきたチッソガス（ＧＮ２）を攪拌して移送す
る装置でもある。 ５ａ、５ｂは各塗料加圧用タンクｌ
ａ 、 ｌｂで攪拌されたチッソガス（ＧＮ２）を、１
本のパイプに集めて噴霧ノズルチップ６に圧送するため
の塗料コックである。噴霧ノズルチー２プロは、ノズル
ケーシング内に取付けてあり、パイプ１３の方向に対し
て塗料を噴出するようにしである。９は従来の攪拌アタ
ッチメントであり、フランジ１０．１２を介してチッソ
ガス送入管１１に連着してあり他端はフランジ８．１０
を介してノズルケーシング７に連着しである。また、ノ
ズルケーシング７の他端は、フランジ８．１４を介して
パイプＸ３に連着しである。なお、本実施例では塗料加
圧用タンク１には８０文のものを２木と、噴霧ノズルチ
ップ６は１５文／ａｍ、チッソガス（ＧＮ２）には減圧
弁により常時３．５．ｋｇ／ｃ ｒｎ’の圧力に設定し
たものをそれぞれ用い、また、塗料保管庫は常時２５℃
に設定し、計量器によりエポキシＡ液、Ｂ液を１＝１の
割合でそれぞれの塗料加圧用タンクｌａ、ｌｂ内に入れ
である。そして、各エアーモーター３ａ、３ｂにより攪
拌混合し、３．５ｋｇ圧のチッソガス（ＧＮ２）にして
噴霧ノズルチップ６のノズルより噴出させるようにしで
ある。 第３図は、本発明装置の効果を測定するための実験装置
を示したものであり、（イ）は、研磨工程を、（ロ）は
、塗装工程をそれぞれ表したものである０図中１５は液
体チッソ入りのタンクローリ−であり、１６は気化機コ
ンバーターである。１７は１５０ｍｍ管の水道用ダクタ
イル鋳鉄管である。１８は研磨機であり、２２は集塵機
である。１８は塗料機であり、２０は攪拌アタッチメン
ト、２１は噴霧ノズルケーシングである。以下、研磨工
程および塗装工程の実験方法とその成果について説明す
る。 」Ｌ工Ｊ まず最初に、チッソガス（ＧＮ２）を８０℃にて空吹き
をし、約１０分間位かけて管内を乾燥させる。次に、研
磨ポット１８の弁を開き研磨材（小砕石）を混ぜて風速
８０ｍ／ｓｅａ位の速さ〒約１ｎ分位管内へ着しｉ入む
、そ１．で、あらかじめ新管でもって算定しておいた静
圧損失ΔＰ１の計算値に達したならば、管内壁面に付着
している錆などの微粉末を水洗し、更にチッソガス（Ｇ
Ｎ２）を流し込み約１０分間位かけて管内を乾燥させる
。 九ｌ工ｊ −り記工程により管内の研磨を完成したならば（イ）図
に示した研磨機１日の代りに（ロ）図に示しである塗料
機１９に替える。最初に攪拌アタッチメント２０を介し
てチッソガス（ＧＮ２）を流し、次に塗装機１９の塗料
コー２りを開いて、噴霧ノズルによりエポキシＩＮ（塗
装用の混合塗料）を噴霧させて、管内壁へ平均かつ連続
的に補給させる。そうすれば塗料はアタッチメント２０
を経たチッソガスにより管内の側壁を塗りながら管束ま
で搬送される。更にチッソガスのみを微風状態にして約
１０分間位吹きさせて、管内の側壁面に塗布されたエポ
キシペイントの不均等部分を滑めらかにすると同時に乾
燥させることができる。塗装完了後は直ちにシンナーに
て、塗料機１９や噴霧ノズルケーシング２１等に付着し
ている塗料を洗浄する。なお、実験に用いた塗料は、エ
ポキシＡ液１２文とエポキシＢ液１２！ｌを保管庫２５
℃より取出したものを使用した。 上記実験の結果、管内の側壁面の塗料は厚さ０．７■程
度であり、管底部でも１．５１程度の厚さであった・ 本発明は以上のように構成されているので、小管径の塗
装は勿論のこと、大管径の場合でも従来不可能、困難と
されていた塗装が、簡単容易にできるばかりか、安価で
しかも低コストで塗装ができ、更にその成果においては
従来のいかなる塗装方法よりも優れていることからして
性能面、取扱面、操作面、経済面、実用面等あらゆる面
からも従来方法ないしは従来装置よりも優れているパイ
プ内壁面の塗装方法であり、またその塗装装置を提供す
るものである。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明のパイプ内壁面の塗装方法の原理機構を
示した説明概要図、第２図は本塗装方法を採用した塗装
装置を示した機構概要図、第３図は本発明の実験方法を
示した研磨工程と塗装工程の機構概要図である。 Ｉａ、Ｉｂ・・・・・・塗料加圧用タンク２ａ、２ｂ・
・・・・・攪拌羽根 ３ａ、３ｂ・・・・・・エアーモーター４ａ、４ｂ・・
・・・・減圧弁付圧力計５ａ、５ｂ・・・・・・塗料コ
ツク ロ・・・・・・噴霧ノズルチップ ７・・・・・・ノズルケーシング ８．１０．１２．１４・・・・・・フランジ９・・・・
・・攪拌アタッチメント １１・・・・・・チッソガス送入管 １３・・・・・・パイプ １５・・・・・・タンクロー
リ−１６・・・・・・コンバーター １７・・・・・・ダクタイル鋳鉄管 １８・・・・・・研磨機 １９・・・・・・塗料機２０
・・・・・・攪拌アタッチメント ２１・・・・・・噴霧ノズルケーシング２２・・・・・
・集塵機 特許出願人根木敏犬 代理人 弁理士 唐 木 浄 治
Claims (2)
- （１）攪拌した塗装材を水道管等のパイプ内に送入し、
圧縮ガスを介してパイプ内の壁面を塗装する方法におい
て、管内に流れる気流の風速分布が動圧と静圧との和が
どこの位置でも常時一定にし、管内の側壁面の部分で動
圧が最小となり静圧が最大となるようにしたことを条件
として管内に高風速の圧縮ガスを送風ならしめたことを
特徴とするパイプ内壁面の塗装方法。 - （２）エアーモーターを介して駆動する攪拌羽根を内装
せしめた２個の塗料加圧用タンクを設け。 かつ両タンクを並設して先端部に噴霧ノズルチップを設
けた１本の送風管に連結し、該噴霧ノズルチップを塗装
送入管に連着されている攪拌アタッチメントとパイプ間
に７ズルケーシングを介して取付け、該ノズルケーシン
グ内の攪拌塗料をパイプ内に噴霧状に送風ならしめるこ
とを特徴とするパイプ内壁面の塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP775384A JPS60150864A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | パイプ内壁面の塗装方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP775384A JPS60150864A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | パイプ内壁面の塗装方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150864A true JPS60150864A (ja) | 1985-08-08 |
Family
ID=11674452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP775384A Pending JPS60150864A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | パイプ内壁面の塗装方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150864A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03164229A (ja) * | 1989-11-24 | 1991-07-16 | Takiron Co Ltd | 合成樹脂のリッジ成形法 |
| JP2011121001A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Izumi Technos Kk | 既設管内面の塗装方法および塗装方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5851973U (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-08 | 古河電気工業株式会社 | ボルト又はナツトの締付具 |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP775384A patent/JPS60150864A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5851973U (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-08 | 古河電気工業株式会社 | ボルト又はナツトの締付具 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03164229A (ja) * | 1989-11-24 | 1991-07-16 | Takiron Co Ltd | 合成樹脂のリッジ成形法 |
| JP2011121001A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Izumi Technos Kk | 既設管内面の塗装方法および塗装方法 |
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