JPS60150789A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕本発明は一般家庭において使用する熱風
循環型衣類乾燥機の改良に関するものである。本発明の
改良の対象となる従来のこの種の衣類乾燥機を第１図に
ついて説明する。

■は本体、２は本体ｌに支持された前板、８は本体ｌの
正面開口部（衣類投入口）４に設けた開閉扉、５は窓バ
ッキング、６は前板２に摺動バッキング７を介して回転
自在に支持された回転ドラムである。前板２に１開口部
４の下方にヒータ８を取付けた空気通路９を形成してい
る。

空気道ｗＩ９はファンケースＩＯに連結され、ファンケ
ース１０は支持板１１に支持されている。支持板１１は
その周辺を本体１の裏板１２と共に本体ｌに固定されて
いる。回転ドラム６はファンケースＩＯに設けた軸１８
に軸受１４を介して回転自在に支持されている。１５は
軸１８の周囲に設けたフィルタである。回転ドラム６の
後方板１６およびファンケースｌＯは軸１８の周囲にそ
れぞれ透孔１７．１８を有し、後方板１６とファンケー
ス１０との間には摺接バッキング１９が介装しである。

２０はファンでその回転軸２１は軸受２２によって支持
板１１の後板１１′に支持されている。

２３はモータで、ベル）２４．２５によりファン２゜お
よび回転ドラム６を駆動する。裏板１２は下方に空気吸
込口２６を有し、後板１１’との間に空気吸込室２７を
形成している。後板１１’は吸気口２８と排気口２９と
を有し、支持板１１との間に冷風循環室８０を形成して
いる。支持板１１とファンケースｌＯとの間は熱風循環
室８１を形成している。８２は熱風循環室８１と冷風循
環室８０との間の連通を阻止する仕切り部材である。

次にその作用を説明する。モータ２３を駆動すると回転
ドラム６およびファン２０が駆動され、回転ドラム６に
投入された衣類は攪拌され、回転ドラム６内の高温多湿
の空気はフィルタ１５、透孔１７，１８を通って熱風循
環室８１に入る。一方、ファン２０の回転により、点線
の矢印で示すように、空気吸込口２６から外部の冷気が
吸込まれ、吸気口２８から冷風循環室８ｏに入り、排気
口２９から排出される。この間に熱風循環室８１に吸込
まれた高温多湿の空気は冷風循環室８゜の冷気と熱交換
をして、空気通路９を通ってヒータ８に入り、再加熱さ
れて回転ドラム６内にもどる。実線の矢印はこの乾燥用
空気の循環回路を示している。８３は凝縮水の排水口で
ある。

ところで上記従来の構造においては、回転ドラム６はフ
ァンケース１０によって支持されており、ファンケース
１０は回転ドラム６の軸方向の応力を摺接バッキング１
９を介して受けている。

そしてこのファンケース１０は熱風循環室８１を形成し
ているので高温多湿の空気と常時接触している。しだが
ってその構成材料はこれらの荷重に耐える機械的強度を
有すると共に化学的に安定なものを使用する必要がある
。そのため、ファンケース■０には防錆力のすぐれた部
厚い金属板が使用されるので高価になるばかりでなく、
このファンケース１０を支持する支持板１１の構造もこ
れに見合うものであることを要するため設計上の問題点
となっている。本発明はこの問題を解決することのでき
る合理的な構造を有する衣類乾燥機を提供することを目
的とするものである。

〔発明の構成〕本発明の衣類乾燥機は、本体の内部に回
転ドラムと、ファンと、ヒータとを有し、前記ファンの
回転によって吸込まれた前記回転ドラム内の高温多湿の
空気が同じく前記ファンの回転によって吸込まれた外部
の冷気と熱交換をして前記ヒータによって再加熱されて
前記回転ドラム内にもどる熱風循環型の衣類乾燥機にお
いて、前記回転ドラムおよびファンはその中心部を前記
本体に固定された支持体に支持された軸°に、それぞれ
ドラム軸受およびファン軸受を介して回転自在に支持さ
れており、前記ファンを収容するファンケースはその中
心部　−に抜き穴を有し、該抜き穴を覆う補強板はその
中心が前記ドラム軸受に固定されておシ、前記ファンケ
ースと本体裏板との間に形成される熱交換室は、前記フ
ァンの中心に当る部分に設けた仕切板によって熱風室と
冷風室とに区分されていることを特徴とする。

本発明の実施例を第２図について説明する。

５１は本体、５２は本体５１に支持された前板、５８は
本体５（の正面開口部（衣類投入口）５４に設けた開閉
扉、５５は窓バッキング、５６はは前板５２に摺動バッ
キング５７を介して回転自在に支持された回転ドラムで
ある。前板５２には開口部５４の下方にヒータ５８を収
容するヒータケース５９が取付けてあり、ヒータ５８の
正面には熱風吸出口６０が設けである。６１は本体５１
の後部に固定された支持体で軸６２を支持しており、該
軸６２にファン６８がファン軸受６４により、また、回
転ドラム５６がドラム軸受６５により、それぞれ回転自
在に支持されている。６６はファン６８および回転ドラ
ム５６を駆動するモータで、６７はファンベルトである
。なお、回転ドラム５６の駆動機構は図示してない。

回転ドラム５６はその後方板６８の中心部がドの周囲に
は透孔６９を有し、かつフィルタ７０が取付けである。

７１はフィルタカバーである。？２はファン６３を収容
するファンケースで、本体５１つてヒータケース５９と
連結されている。なおダクト７５には排水ロアロが設け
である。ファンケース７２は中心部に抜き穴７７を有し
、該抜き穴７７を覆う補強板７８はその中心部がドラム
軸受６５に固定されている。補強板７８には透孔６９と
対応する部分に透孔７９が設けである。８０は後方板６
８とファンケース７２との間に設けた摺接バッキングで
、回転ドラム５６の内部およびファンケース７２の内部
の気密を保持する。ファンケース７２は本体５１の裏板
７８との間に熱交換室を形成し、ファン６８の中心に当
る部分に仕切板８１を有し、熱交換室の内部を熱風室８
ｚと冷風室８８とに区分する。冷風室８８には外気の吸
込口８４と吐出口８５が設けである。ファンケース７２
は合成樹脂によって形成され、その抜き穴７７０周辺は
補強板７８に弾発的に圧接している。補強板７８は必要
な強度を有する材料で構成されている。

次にその作用を説明する。モータ６６を駆動すると回転
ドラム５６およびファン６８が駆動され、回転ドラム５
６内に投入された衣類は攪拌され、回転ドラム５６内の
高温多湿の空気はフィルタ７０、透孔６９．７９を通過
して熱風室８２に入９、ファン６３により冷風室８３に
吸込まれた冷気と熱交換をしてダクト７５を通ってヒー
タケース５９に入り、ヒータ５８で再加熱されて回転ド
ラム５６内にもどる。凝結水はダクト７５に設けた排水
ロアロから排出される。

〔発明の効果〕本発明は以上の構成および作用を有する
ので以下述べるような効果がある。

前述のように、第１図の従来の衣類乾燥機はファンケー
スｌＯによって回転ドラム６を支持しており、ファンケ
ース１０は回転ドラム６の軸方向の応力を受けるので機
械的強度の大な部厚い金属板で構成する必要がある。こ
れに対し本発明においては、回転ドラム５６は支持体６
１にょって支持されており、回転ドラム５６の軸方向の
応力は補強板７８が受けるのでファンケース７２は機械
的強度の必要が々く、薄手の合成樹脂を使用することが
可能とカリ、かつ、仕切板８１．を含めて熱交換室を一
体に構成することができるので設計が容易になる。さら
にファン６８は回転ドラム５６と共に同一軸６２に取付
けられているので全体の構造が簡素合理化されて生産性
を向上する。以上述べたように本発明は従来の衣類乾燥
機のもつ前述の問題点を解消して発明の目的を達成する
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図：従来の衣類乾燥機の縦断面図 第２Ｎ：本発明の実施例の縦断面図 ５１・・・本体、５６・・・回転ドラム、５８・・・ヒ
ータ、６１・・・支持体、６２・・・軸、６３・・・フ
ァン、６４．・・・ファン軸受、６５・・・ドラム軸受
、７２・・・ファンケース、７３・・・裏板、７７・・
・抜き穴、７８・・・補強板、８１・・・仕切板、８２
−・・熱風室、８３・・・冷風室代理人弁理士　芝　崎
　政　信１１π男、’、、ｉ：ｆ、’第１図 ３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体の内部に回転ドラムと、ファンと、ヒータとを有し
   、前記ファンの回転によって吸込まれた前記回転ドラム
   内の高温多湿の空気が同じく前記ファンの回転によって
   吸込まれた外部の冷気と熱交換をして前記ヒータによっ
   て再加熱されて前記回転ドラム内にもどる熱風循環型の
   衣類乾燥機において、前記回転ドラムおよびファンはそ
   の中心部を前記本体に固定された支持体に支持された軸
   に、それぞれドラム軸受およびファン軸受を介して回転
   自在に支持されており、前記ファンを収容するファンケ
   ースはその中心部に抜き穴を有し、該抜き穴を覆う補強
   板はその中心が前記ドラム軸受に固定されておシ、前記
   ファンケースと本体裏板との間に形成される熱交換室は
   、前記ファンの中心に当る部分に設けた仕切板によって
   熱風室と冷風室とに区分されていることを特徴とする衣
   類乾燥機