JPS60149499A - 貴金属の装飾加工方法 - Google Patents
貴金属の装飾加工方法Info
- Publication number
- JPS60149499A JPS60149499A JP428184A JP428184A JPS60149499A JP S60149499 A JPS60149499 A JP S60149499A JP 428184 A JP428184 A JP 428184A JP 428184 A JP428184 A JP 428184A JP S60149499 A JPS60149499 A JP S60149499A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- magnification
- inlay
- plate
- precious metal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は貴金属である軟質材料の薄い金属板の切出し、
又は彫刻により象嵌又は彫金等を行う装飾加工する方法
に関する。
又は彫刻により象嵌又は彫金等を行う装飾加工する方法
に関する。
従来、先ずこの種の象嵌加工は、象嵌細工とも呼ばれて
いる様に、熟練工が象嵌すべき模様を貴金属の薄板に写
して、これを切出し刃で象嵌素材を切出し、更に被象嵌
材料にこの模様に合わせて嵌合凹所を形成I−1象嵌素
材をこの凹所に嵌合してプレスにより又は軽くたたいて
象嵌製品を作成して来た。しかしながらこの方法では+
5X 15mm程度の大きざで僅かな模様の象嵌素材を
作るのに約3日程度を要し、更に被象嵌材料に嵌合して
製品化するためには約3日程度を要し、従って全体とし
て製品化する迄には7日程度の日時を要することになる
ので人件費を含むコストが高くなる欠点があった。また
彫金加工についても同様に手による加工が行われていた
。
いる様に、熟練工が象嵌すべき模様を貴金属の薄板に写
して、これを切出し刃で象嵌素材を切出し、更に被象嵌
材料にこの模様に合わせて嵌合凹所を形成I−1象嵌素
材をこの凹所に嵌合してプレスにより又は軽くたたいて
象嵌製品を作成して来た。しかしながらこの方法では+
5X 15mm程度の大きざで僅かな模様の象嵌素材を
作るのに約3日程度を要し、更に被象嵌材料に嵌合して
製品化するためには約3日程度を要し、従って全体とし
て製品化する迄には7日程度の日時を要することになる
ので人件費を含むコストが高くなる欠点があった。また
彫金加工についても同様に手による加工が行われていた
。
本発明は、この従来の手のみによる装飾加工の欠点を除
去し、量産可能な貴金属の装飾加工法を提供することを
目的とする。
去し、量産可能な貴金属の装飾加工法を提供することを
目的とする。
次に、本発明を象嵌加工を行う場合の実施例について図
面を基に説明する。
面を基に説明する。
例えば装飾模様として第1図に示すような紋章を象嵌用
の対称模様に音訳する。
の対称模様に音訳する。
この模様を先ず写真機で撮影し。このフィルムを現像し
てネガを作る。このネガを投影機により投影して図面を
作成する。
てネガを作る。このネガを投影機により投影して図面を
作成する。
投影する際の倍率は、模様の複雑さ及び/又は寸法に応
じて決定される。即ち、複雑であれば犬きな倍率を菌根
するが、倍率を大きくすれば広い範囲を走査する必要が
でるので加工時間が長くなるという欠点が生じるが、投
影倍率をこの点を勘案して所望の如く設定する。
じて決定される。即ち、複雑であれば犬きな倍率を菌根
するが、倍率を大きくすれば広い範囲を走査する必要が
でるので加工時間が長くなるという欠点が生じるが、投
影倍率をこの点を勘案して所望の如く設定する。
この様にして投影像から図面を作成した後第2図に示し
ている汎用の彫刻機械により原板を作成する。投影像か
ら作成された図面をコピーテーブル1−ヒにおき、図面
の模様を走査用針2で走査する。走査用針2の運動はリ
ンク3を介して、スピンドルヘッド4に伝達される。リ
ンク3の支点5の位置により走査用針2の運動とスピン
ドルヘッド4の運動の倍率が決定される。スピンドルヘ
ッド4にはスピンドル6が軸受され、このスピンドル6
はベルト7によりコラム8に内蔵したモータにより回転
される。スピンドル6の先端には力、ンター9を緊締す
るチャックが固定されている。図面の模様を走査用針2
で走査すると、この運動がカッター9に伝達され、ワー
クテーブル10上に固定した、例えばベークライトから
なる原板作成用板から原板を切出す。この場合、図面と
原板とはl:1の倍率にできれば機械操作に好都合であ
る。ただし、場合により、この倍率以上もしくは以下で
もよい。
ている汎用の彫刻機械により原板を作成する。投影像か
ら作成された図面をコピーテーブル1−ヒにおき、図面
の模様を走査用針2で走査する。走査用針2の運動はリ
ンク3を介して、スピンドルヘッド4に伝達される。リ
ンク3の支点5の位置により走査用針2の運動とスピン
ドルヘッド4の運動の倍率が決定される。スピンドルヘ
ッド4にはスピンドル6が軸受され、このスピンドル6
はベルト7によりコラム8に内蔵したモータにより回転
される。スピンドル6の先端には力、ンター9を緊締す
るチャックが固定されている。図面の模様を走査用針2
で走査すると、この運動がカッター9に伝達され、ワー
クテーブル10上に固定した、例えばベークライトから
なる原板作成用板から原板を切出す。この場合、図面と
原板とはl:1の倍率にできれば機械操作に好都合であ
る。ただし、場合により、この倍率以上もしくは以下で
もよい。
次にこの様にして作成された原板をコピーテーブルl七
に移し、リンク3を所望の倍率にした後、ワークテーブ
ルlOに固定した貴金属の軟質材料からなる金属板例え
ば金から象嵌素材を切出す。金属板をワークテーブルl
Oに固定するには、2枚の例えばベークライトからなる
板の間に金属板を把持ネせる。切出す模様に合わせてカ
ッター側の板を開口し、この2枚の板の間に金属板を挟
み込んでワークテーブルlOに固定する。この様にする
理由は、貴金属特に金の薄板(0,1〜0.5mm程度
)はやわらかく、カッター9の回転運動に対して切削で
きず、カッター9に巻込んでしまうようなことがあるか
らである。切削は粘性の小さい油、例えばガソリン中で
実施するとよいが、その理由は目で監視できると共に、
カンタ−9と金属板間に切削に必要な所望の潤滑と冷却
を実施でき、屑を油中に回収できるからである。この様
にして象嵌素材を作成する。この際に図面に従い彫刻機
でカッタを交換し、スピンドル6を回転させることなく
、原板に彫り1毛書き等の彫刻により第1図に示した筋
模様を同様な方法で形成し、象嵌素材に原板にしたがい
模様を彫ることができる。
に移し、リンク3を所望の倍率にした後、ワークテーブ
ルlOに固定した貴金属の軟質材料からなる金属板例え
ば金から象嵌素材を切出す。金属板をワークテーブルl
Oに固定するには、2枚の例えばベークライトからなる
板の間に金属板を把持ネせる。切出す模様に合わせてカ
ッター側の板を開口し、この2枚の板の間に金属板を挟
み込んでワークテーブルlOに固定する。この様にする
理由は、貴金属特に金の薄板(0,1〜0.5mm程度
)はやわらかく、カッター9の回転運動に対して切削で
きず、カッター9に巻込んでしまうようなことがあるか
らである。切削は粘性の小さい油、例えばガソリン中で
実施するとよいが、その理由は目で監視できると共に、
カンタ−9と金属板間に切削に必要な所望の潤滑と冷却
を実施でき、屑を油中に回収できるからである。この様
にして象嵌素材を作成する。この際に図面に従い彫刻機
でカッタを交換し、スピンドル6を回転させることなく
、原板に彫り1毛書き等の彫刻により第1図に示した筋
模様を同様な方法で形成し、象嵌素材に原板にしたがい
模様を彫ることができる。
次に、例えば象牙からなる被象嵌材料に上記象嵌素材を
収める嵌合凹所を形成する。この凹所形成は簡単な場合
には、素材を被象嵌材料上に乗せて、この周囲を手書き
して手書きした部分を除去することにより実施できるが
、被象嵌材料が円筒形で模様が複雑である場合には、上
記の汎用の彫刻機械と例えば第3図に示した周知のロー
ラアタンチメントを組合せて嵌合凹所を形成するとよい
。この場合、汎用の彫刻機械のコピーテーブル1Fに原
板を載せ、走査用針2でこの原板を走査する。この場合
、走査用針2に対するカッター9への運動の倍率は象嵌
素材を作成するときと同一とする。スピンドルヘッド4
に、ローラアタッチメントの倣い用リング11が嵌めら
れ、走査用針2の運動と共にスピンドルヘッド4が運動
し、この連動が倣い用アーム12を介してテーブルに伝
達Sれる。これにより両端を位置固定されたワイヤ14
でコレットチャック13が回転される。この際、カッタ
ー6の平面連動がローラアタッチメントのチャック13
に回転運動として伝達され、ローラアタンチメントを用
いると原板を用いて汎用の彫刻機械により円筒形の被象
嵌材料に象嵌素材を嵌合する凹所を容易に形成できる。
収める嵌合凹所を形成する。この凹所形成は簡単な場合
には、素材を被象嵌材料上に乗せて、この周囲を手書き
して手書きした部分を除去することにより実施できるが
、被象嵌材料が円筒形で模様が複雑である場合には、上
記の汎用の彫刻機械と例えば第3図に示した周知のロー
ラアタンチメントを組合せて嵌合凹所を形成するとよい
。この場合、汎用の彫刻機械のコピーテーブル1Fに原
板を載せ、走査用針2でこの原板を走査する。この場合
、走査用針2に対するカッター9への運動の倍率は象嵌
素材を作成するときと同一とする。スピンドルヘッド4
に、ローラアタッチメントの倣い用リング11が嵌めら
れ、走査用針2の運動と共にスピンドルヘッド4が運動
し、この連動が倣い用アーム12を介してテーブルに伝
達Sれる。これにより両端を位置固定されたワイヤ14
でコレットチャック13が回転される。この際、カッタ
ー6の平面連動がローラアタッチメントのチャック13
に回転運動として伝達され、ローラアタンチメントを用
いると原板を用いて汎用の彫刻機械により円筒形の被象
嵌材料に象嵌素材を嵌合する凹所を容易に形成できる。
この凹所に象嵌素材をプレス又は軽く叩き込むことによ
り象嵌製品が製造できる。
り象嵌製品が製造できる。
ロータリーチャック13は、傷を付けてはいけない材料
であるので、やわらかい例えば象牙からなる円筒形の場
合、チャック13の爪15の把持部に表面を精密研磨、
例えばパフ仕上加工したアタッチメン)・16をゴム紐
17で緊締すると傷が付かないことが判った。
であるので、やわらかい例えば象牙からなる円筒形の場
合、チャック13の爪15の把持部に表面を精密研磨、
例えばパフ仕上加工したアタッチメン)・16をゴム紐
17で緊締すると傷が付かないことが判った。
象嵌?行なわない装飾品の彫金を行う場合も、対象模様
の図面に対応して所定の倍率で彫刻機械により原板を作
成し、この原板を基にして青金属表面の毛書彫り、又は
透し彫り等を行なう。
の図面に対応して所定の倍率で彫刻機械により原板を作
成し、この原板を基にして青金属表面の毛書彫り、又は
透し彫り等を行なう。
本発明による装飾加工方法によれば、汎用の写真技術に
より如何なる大きさの対象模様をも精密に取出すことが
でき、この模様を写真機のフィルムに収めてネガとして
、模様の複雑さ及び/又は大きさに応じて投影機により
所望の大きさ、即ち倍率に拡大して図面を作成し、この
図面に対応して所定の倍率で汎用の彫刻機械により原板
を作成し、この原板を基にして再び汎用の彫刻機械によ
り装飾素材を切出し又は彫ることができる。この様にす
ることにより、一つの原板で装飾素材の酸産が可能とな
る。機械の倍率により大きさも可変できる。また、写真
機のネガさえあれば数時間内に原板を製作して装飾加工
を施すことができる。
より如何なる大きさの対象模様をも精密に取出すことが
でき、この模様を写真機のフィルムに収めてネガとして
、模様の複雑さ及び/又は大きさに応じて投影機により
所望の大きさ、即ち倍率に拡大して図面を作成し、この
図面に対応して所定の倍率で汎用の彫刻機械により原板
を作成し、この原板を基にして再び汎用の彫刻機械によ
り装飾素材を切出し又は彫ることができる。この様にす
ることにより、一つの原板で装飾素材の酸産が可能とな
る。機械の倍率により大きさも可変できる。また、写真
機のネガさえあれば数時間内に原板を製作して装飾加工
を施すことができる。
第1図は本発明による象嵌加工用の模様を例示したもの
であり、第2図は本発明を実施する際に用いる汎用彫刻
機械の一例を示す斜視図であり、第3図は本発明を実施
する際に被象嵌材料に嵌合凹所を形成する際に用いるア
タッチメントを例示する斜視図であり、第4図はこのア
タッチメントのチャックを例示した斜視図である。 代理人 福 留 正 治 第3因 第4図 632−
であり、第2図は本発明を実施する際に用いる汎用彫刻
機械の一例を示す斜視図であり、第3図は本発明を実施
する際に被象嵌材料に嵌合凹所を形成する際に用いるア
タッチメントを例示する斜視図であり、第4図はこのア
タッチメントのチャックを例示した斜視図である。 代理人 福 留 正 治 第3因 第4図 632−
Claims (1)
- (1)対象模様を写真に撮し、このネガを所定の倍率に
投影してこの倍率に応じた図面を作成し、次いでこの図
面に対応して所定の倍率で汎用の彫刻機械により原板を
作成し、次いでこの原板を基にして前記汎用の彫刻機械
により所望の倍率で貴金属の薄い金属板の装飾素材を切
出し又は彫刻を行うことを特徴とする貴金属の装飾加工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP428184A JPS60149499A (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | 貴金属の装飾加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP428184A JPS60149499A (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | 貴金属の装飾加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60149499A true JPS60149499A (ja) | 1985-08-06 |
Family
ID=11580149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP428184A Pending JPS60149499A (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | 貴金属の装飾加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60149499A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56199A (en) * | 1979-06-16 | 1981-01-06 | Yana Giyouchin | Production of relief metal portrait plate |
JPS56109798A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-31 | Sejimo Chiyoukokushiyo Yuugen | Method of engraving engraved picture |
-
1984
- 1984-01-14 JP JP428184A patent/JPS60149499A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56199A (en) * | 1979-06-16 | 1981-01-06 | Yana Giyouchin | Production of relief metal portrait plate |
JPS56109798A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-31 | Sejimo Chiyoukokushiyo Yuugen | Method of engraving engraved picture |
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