JPS6014938Y2 - 機関点火用配電器 - Google Patents

機関点火用配電器

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Publication number
JPS6014938Y2
JPS6014938Y2 JP3253778U JP3253778U JPS6014938Y2 JP S6014938 Y2 JPS6014938 Y2 JP S6014938Y2 JP 3253778 U JP3253778 U JP 3253778U JP 3253778 U JP3253778 U JP 3253778U JP S6014938 Y2 JPS6014938 Y2 JP S6014938Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
cavity
ignition
power distributor
ignition device
Prior art date
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Expired
Application number
JP3253778U
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English (en)
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JPS54137626U (ja
Inventor
忠邦 高町
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は機関点火用配電器、特にハウジングの構造に
関するものである。
〔従来の技術〕 この種従来の点火機器を有する配電器のハウジングの構
造としては、第1図、第2図に示すものが提案されてい
る。
即ち、図において、1は配電器シャフト、2はこのシャ
フト1を支承するハウジングで、図示しないが点火時期
決定素子が装備されている。
3はこのハウジング2の外側部にねじ4によって装着さ
れた点火機器で、点火コイルの一次側大電流を断続する
トランジスタ等によって構成された回路が内蔵されてい
る。
5はこの点火機器3が位置するハウジング2の側部に外
気部6に連通して形成された放熱用空洞部である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の通り構成された従来のものにおいて、点火機器3
が発生する熱および機関からハウジングに伝導される熱
を低下させるため、ハウジング2に空洞部5を形成して
放熱効果を高めているがこの空洞部5では放熱面積を増
すことによる熱伝導効果だけであって、対流効果が得ら
れないため、熱発散は充分に得られず、従って点火機器
3を熱破壊させるものであった。
しかも空洞部5は盲孔のためハウジング2の製造工程に
おける加工、更にこの加工に伴なう切粉等の洗浄などが
難しい問題点があった。
この考案は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、放熱効果を向上させて点火機器の熱故障を減
じ、信頼性を向上でき、またハウジングの製造上の加工
難、洗浄難も解消でき、更に換気栓を不要にできる機関
点火用配電器を得ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる機関点火用配電器は、ハウジングの点
火機器の装着位置に対向して軸方向に延じた空洞部を設
け、かつこの空洞部の軸方向寸法を点火機器の軸方向寸
法より大きくすると共に、その空洞部の軸方向の一端が
ハウジング外部へ開口されかつ空洞部の軸方向の他端に
ハウジング内部と連通される連通路を設けたものである
〔作 用〕
この考案において、点火機器に発生する熱は空洞部内を
外気が通る対流効果により冷却効果が増し、また、ハウ
ジングの内外部が空洞部と連通路を介して貫通すること
なるので、ハウジングの加工並びに洗浄が容易となり、
換気栓も不要となる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第3図について説明する。
図において、8はハウジング2に形成された空洞部で、
ハウジング2の内気部7に連通ずるよう、その軸方向の
一端が上記ハウジング2外部へ開口されかつ上記空洞部
8の軸方向の他端には上記ハウジング2内部と連通され
る連通路8aが設けられており、又、上記空洞部8の軸
方向寸法は上記点火機器3の軸方向寸法より大きくなる
如く設けられている。
この実施例にあっては、ハウジング2に装着された点火
機器3に発生する熱及びハウジング2自体に伝導される
熱を低下させるため、ハウジング2にその内気部7に連
通路8aを介して連通ずる空洞部8を形成しているので
、ハウジング2の外気部6の低熱外気が空洞部8から連
通路8aを介してハウジング2内部へ通流することによ
り、発熱はハウジング2に伝導するばかりでなく、外気
による対流によっても積極的に放散が行なわれることに
なり、その結果、点火機器3の熱破壊等は皆無にでき、
信頼性が向上できる。
しかも、空洞部8及び連通路8aは盲孔でなく、外気部
6と内気部7とが貫通することになるため、ハウジング
2の製造上の加工難、洗浄難も解消する利点が得られる
更にまた、空洞部8及び連通路8aによって換気路が構
成できるため従来使用されている換気栓が不要にでき、
部品点数の減少が計れる利点も得られる。
なお上記実施例では、1ケ所の空洞部8にて説明したが
、数ケ所又はハウジング2の全周に亘って空洞部8を形
成することも可能であり、このようにすれば、冷却効果
が増々向上できると共に、ハウジング2の材料減の新な
効果もある。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、ハウジングの点火機器
装着位置に対向して軸方向に延びた空洞部を設け、かつ
この空洞部の軸方向寸法を点火桟器の軸方向寸法より大
きくすると共に、その空洞部の軸方向の一端がハウジン
グ外部へ開口されかつ空洞部の軸方向の他端にはハウジ
ング内部と連通される連通路を設けたので、点火機器に
発生する熱は対流効果により、冷却効果が増し、点火機
器の熱故障を減じ、信頼性を向上でき、またハウジング
の製造上の加工難、洗浄難も解消でき、更に空洞部と連
通路によって換気路が構成できるので従来の換気栓が不
要にできる等の実用的な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術である配電器のハウジング2の構造を
示す断面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図
はこの考案の一実施例を示すハウジング2の要部拡大断
面図である。 図中、1は配電器シャフト、2はハウジング、3は点火
機器、4はねじ、5,8は空洞部、6はハウジング2の
外気部、7はハウジング2の内気部、8aは連通路であ
る。 なお、各図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シャフトを回転可能に支承する配電器のハウジングに点
    火桟器が装着されるものにおいて、上記ハウジングの上
    記点火桟器の装着位置に対向して軸方向に延びた空洞部
    を設け、かつこの空洞部の軸方向寸法を上記点火機器の
    軸方向寸法より大きくすると共に、その空洞部の軸方向
    の一端が上記ハウジング外部へ開口されかつ上記空洞部
    の軸方向の他端には上記ハウジング内部と連通される連
    通路が設けられていることを特徴とする機関点火用配電
    器。
JP3253778U 1978-03-13 1978-03-13 機関点火用配電器 Expired JPS6014938Y2 (ja)

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JP3253778U JPS6014938Y2 (ja) 1978-03-13 1978-03-13 機関点火用配電器

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Publication Number Publication Date
JPS54137626U JPS54137626U (ja) 1979-09-25
JPS6014938Y2 true JPS6014938Y2 (ja) 1985-05-11

Family

ID=28886217

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JP3253778U Expired JPS6014938Y2 (ja) 1978-03-13 1978-03-13 機関点火用配電器

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