JPS60148546A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 被検体中に超音波ビームを放射して、音響インピーダン
スの異なる部分から得られる反射エコーに基づいて、臓
器等の生体組織を画像表示する超音波診断装置が周知で
あり、非観血的に詳細な診断情報が得られることから、
広範囲の診断に用いられている。

この種の一般的な装置としては、機械走査型プローブ、
電子走査型プローブ等の走査方式および、Ａモード、Ｂ
モードあるいはＭモード等の画像表示方式があり、診断
の必要性に応して各種の方式が選択使用されているが、
いずれの方式においても、装置は被検体に超音波ビーム
を放射するプローブと、このプローブから得られたエコ
ー情報信号を基として、所望の画像を作り出す超音波診
断装置本体と、得られた画像を表示する表示器とを含み
、被検体の任意部位に密接されるプローブと、診断者か
ら見易い位置に固定配置される表示器どの間を電気的に
接続して使用されている。

第１図には、従来のこの方式の超音波診断装置の慨轄の
系統図の一例を、また第２図には従来の超音波診断装置
の構造図の一例を示す。

しかして、第２図中に使用されている部材は第１図のも
のと同一のものであるので、同じ記号を付してその説明
を省略する。

しかして、第１図及び第２図の超音波診断装置において
は、超音波探触子１に具備された超音波トランスジュー
サー２により超音波パルスが生体３に向は発射され、生
体３で反射してきた超音波信号は、再び超音波トランス
ジューサー２により、電気信号に変換され、反射エコー
信号４となり、超音波診断装置本体５に入力される。

しかして、超音波診断装置本体５には超音波１８号を受
信し増幅する受信装置、あるいは超音波パルスを発生し
たり、受信したりするためのタイミング発生回路、さら
には９画像を記憶するためのメモリ装置、また該メモリ
装置に記憶されている超音波画像信号をＣＲＴ　（ｃａ
ｔｈｏｄ　ｒａｙ　ｔｕｂｅすなわちブラウン管あるい
は陰極線管ともいう）を用いた表示器６に適するごとく
テレビ信号に変換するための同期信号発生器ならびにデ
ィジタル・スキャン・コンバータなどが装備されている
。

しかして、超音波診断装置本体５においては。

入力された反射エコー信号４を適宜処理し、エコー情報
７として、モニターすなはちＣＲＴ表示器６へ送る。

該、ＣＲＴ表示器６は、別途、前記エコー情報７を受け
、ＣＲＴ表示器６に使用されているＣＲＴすなわちブラ
ウン管面上に、反射エコー情報の大きさに対応した明る
さ或は色を現示して、被検体の断層像を表示する。

このように、従来の装置は、超音波診断装置に使用され
る表示器６としては、ＣＲＴすなわちブラウン管を使用
しているため、形状が大きく、珪つ重いため、狭い診断
室にて使用する場合、極めて不便であるという欠点があ
った。

また、医師が超音波診断装置を使用して超音波探触子１
により生体３を診断する場合、生体のどの部位をどの方
向から診断しているのかを確認しつつ、同時に表示器６
のＣＲＴ面上の断層像を観測せねばならぬにもかかわら
ず、ＣＲＴ表示器が大形であるがため、医師の近くに置
いて、使用することが出来ず、止むを得ず、表示器を遠
くに置いて使用せざるを得なかった。そのため、医師は
その都度２頭を動かして、視線を生体３と表示器６との
両方向に交互に移動せねばならぬため、両者を同時に見
たいという医師の希望に反するという欠点もあった。

本発明は、このことに鑑みてなされたものであり、ＣＲ
Ｔ表示器の代わりに、液晶ディスプレイすなわち液晶表
示器（以下単に液晶表示器という）を使用することによ
り、小形軽量な超音波診断装置を提供し、もって前述し
た欠点を解決したものである。

すなわち、第１図に対応する本発明の一実施例を第３図
に示す。しかして、第３図にて、使用されている部材は
、第２図の従来装置と類似するので、同一部材には同一
番号を付して説明を省略する。

第３図において、表示器８が本発明にかかる液晶表示器
であり、第１図において、超音波診断装置用のＣＲＴ表
示器６がＣＲＴ　（ブラウン管あるいは陰極線管という
）を使用していたのに対し、液晶表示器を使用すること
以外は、第１図および第２図の装置とまったく同一の構
造ならびに機能を有するものである。

以下、第３図につき説明する。たとえば、ポータプル・
タイプの超音波診断装置に使用されているＣＲＴは５．
５インチのブラウン管が使用され、９４＋ｎ＋ｎＸ６４
圃程度の表示画面を得ている。しかして、その場合のブ
ラウン管の長さは、約］　９０　ｎｙｎ程度であり、結
局、ブラウン管を使用する限り、１００ｎＩＩＩＩＸ　
７０ｍｎ　Ｘ　２００ｗｎ程度の空間スペースがブラウ
ン管に占有されてしまうことになる。

これに対し、同一寸法の表示画面すなわち０４ｍｎ＋Ｘ
６４ｍｍ程度の表示画面を液晶表示器によって得るには
、厚さが５〜１０閉程度の液晶表示器でよく、従来装置
に使用されているブラウン管に比し表示器の占有する空
間スペースを極端に節約出来る。

それのみならず、液晶表示器を動作させるために必要な
電源も大幅に小形軽量化することが可能となる。すなわ
ち、液晶表示器を使用すると、電圧電流ともに、ブラウ
ン管の場合に比し、大幅に低電圧小電流で済むため、所
用直流電力も極めて小さくなり、そのため直流電源も小
形軽量のものでよいこととなる。

以上述べたごとく、表示器自体の占める空間スペースの
みならず、表示器用の直流電源も極めて小形軽量になり
、両者相いまって超音波診断装置自体の寸法重量を共に
、大幅に低減することが出来る。

このように、本発明による液晶表示器を用いた超音波診
断装置では、従来装置と比較して、形状が小さく、−目
つ軽いため、狭い診断室にて使用して、極めて便利な診
断装置を提供することが可能となる。

特に、装置が小型化されるため、液晶表示器を第４図の
ごとく医師の腕等に装着することも可能になり、使用し
て極めて便利な診断装置を提供すること出来る。

また、この際、液晶表示器８の構造を医師の身体に着脱
自在な構造となすことにより、一層使用しやすい超音波
診断装置をうろことが可能となる。

なお、−ヒ記説明では、超音波探触子１と超音波診断装
置本体５とは別個の要素として説明したが、本体５と超
音波探触子１とが一体構造になっている超音波診断装置
の場合にも、まったく同様に本発明が利用できることは
いうまでもない。

以上に述べた如く、超音波診断装置用の表示器として、
液晶表示器を使用することにより、医師にとり、装置が
小型軽量化されるため使用して極めて便利な診断装置を
提供すること出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の超音波診断装置の一例を示す系統図、
第２図は従来の超音波診断装置の構造の一例を示す構造
図、第３図及び第４図は、本発明による液晶表示器を用
いた超音波診断装置の一例を示す系統図である。 １　超音波探触子 ２　超音波トランスジューサー ３　生体 ４　反射エコー信号 ５　超音波診断装置本体 ６　ＣＲＴ表示器 ７　エコー情報 ８　液晶表示器 出願人　伊藤健− 手続補正書 昭和５９年８月１４日 ］　事件の表示 昭和５９年特許願第３９７０号 ２　発明の名称 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 性　所　横浜市保土ケ谷区西久保町１６７番地４　補正
命令の日付　昭和５９年７月１６日５　補正の対象　願
書及び明細書 ６　補正の内容　（１）願書の発明の名称を正確に記載
したもの（別紙の通り）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液晶表示器を使用することを特徴とする超音波診断装置
   。