JPS6014843B2 - 紡糸口金の製造法 - Google Patents

紡糸口金の製造法

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JPS6014843B2
JPS6014843B2 JP52105951A JP10595177A JPS6014843B2 JP S6014843 B2 JPS6014843 B2 JP S6014843B2 JP 52105951 A JP52105951 A JP 52105951A JP 10595177 A JP10595177 A JP 10595177A JP S6014843 B2 JPS6014843 B2 JP S6014843B2
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spinneret
tantalum
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capillary
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レランド・ロバ−ト・ホンネイカ−
ゲリ−・リ−・ジヨ−ンズ
ウオルタ−・ア−ネスト・ウツド
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D4/00Spinnerette packs; Cleaning thereof
    • D01D4/02Spinnerettes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/05Filamentary, e.g. strands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/30Extrusion nozzles or dies
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐蝕性の紡糸口金の製造法、特に98〜10
0%硫酸中の重合体粘鋼溶液からポリ(p−フエニレン
テレフタルアミド)のフイラメントを級糸するのに通し
た紙糸口金の製造法に関する。
ブレース(Blades)の米国特許第3767756
号において直径2〜4ミル(0.05〜0.10肌)の
紙糸口金毛管を通し98〜100%硫酸中の重合体粘稲
溶液を紙糸することによりポリ(p−フェニレンテレフ
タルァミド)及びそれに関連した完全に芳香族のポリァ
ミド(アラミド)から非常に強度の大きいフィラメント
を製造する方法が記載されている。適当な溶媒としては
クロロ硫酸又はフルオロ硫酸が記載されている。このよ
うな極めて腐蝕性のある溶液を通常の材料からつくられ
た紡糸口金中のフィラメント形成用毛管から押出すと、
腐蝕のために紡糸口金が使用不能になる。最初の効果は
毛管の出口縁部を規定するもともと鋭い緑が鈍化し丸く
なることである。これによって紡糸されたフィラメント
のデニールに不均一性が生じ、屡々糸線が切断する。タ
ンタルは優れた耐蝕性を有し「ヴィスコース法によりレ
ーヨンを紡糸するのに用いられる紡糸口金として提案さ
れている。
オースチン(Austin)の米国特許第179178
5号においてはタンタルはこれを軟化又は焼なまししな
い限り、適当な綾糸口金孔を開けるには硬すぎ、それに
も拘らずで級糸口金として使うと孔は変形し易くなると
いうことが記載されている。
オースチンは級糸口金を電解質のフィルムで被覆するこ
とを提案している。英国特許第702936号にはタン
タルを空気、酸素、窒素又は一酸化炭素中で加熱するこ
とにより表面を硬化させた完全なタンタルの紡糸口金を
つくる従来の試みが記載されているが、このような処理
をすると、紡糸中迅速にっまるようになって紡糸通路の
品質が損われることも述べられている。燐なまししたタ
ンタルを使う場合の他の困難はその降伏強さが3000
0psi(2109kg′の)より小であり、伸びは少
くとも20%、即ち非常に轍性をもっていることである
。本発明の目的に対しては使用する級糸圧が高い場合の
孔のふくれを避けるためには非常に厚いタンタルの級糸
口金が必要である。厚い薮糸口金の続糸通過長が長いと
最適の繊維の性質を得ることは困難である。フル(日側
)の米特許第2965924号においては、貴金属であ
ることもできる薄いシート状の金属に級糸口金孔をつく
り、紙糸口金のブランク中で対応するパターンに孔を穿
孔し、このブランクを銅又は銀でメッキし、穿孔したシ
ート金属とメッキしたブランクとを組合わせ、このアセ
ンブIJ一をロウ付けする方法が提案されている。
この方法にはいくつかの困難がある。{1児U々の部品
に穿孔した孔を正確に合わせることは非常に困難である
。■鋼又は銀のロウ付け用金属の過剰分が部分的に又は
完全に紡糸口金毛管を塞ぐことがある。(3!ロゥ付け
中アセンブリーの変形が起り易い。(4}ロウ付け用金
属の不連続部分からシート金属とブランクとの間で洩れ
が生じる。オグデン(0gden)らの米国特許第32
79284号においては、瞬間的熔接、例えば爆発性材
料によってシートにデトネーションを起させ、部品を爆
発により接合してロゥ付用金属の使用を避ける方法が提
案されている。
しかしこのような方法で適切な接合を起させると、荻糸
口金毛管を含む比較的軟かし、面の層に若干の変形が生
じることを避けることはできない。面を再研磨して平ら
な面にすると、紡糸口金毛管の長さが不均一性が生じ、
そのため生成するフィラメントに望ましくないデニール
の変動が生じる。本発明によれば従来の耐員虫性織糸口
金のもつ上述の欠点を避けた贋層紡糸口金の製造法が提
案される。
この級糸口金は98〜100%硫酸中の粘鋼な重合体溶
液からポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)のフィ
ラメントを織糸するのに通し、優れた耐蝕性を有し、出
口外周部の鈍化及び円形化に対し改善された抵抗性を有
する均一な紡糸口金毛管を有している。本発明の好適実
施態様は「 {a)片側の面に工業的な純粋なタンタルの層をクラッ
ドしたタンタルの合金又はステンレス鋼の板から成る積
層物を機械加工し、紡糸口金ブランクをつくり、この際
級糸口金オリフィスを含むべきブランクの区域は平行な
平らな面を有し、紙糸圧力下において級糸口金面がふく
れるのを防ぐのに十分な厚さを有し、タンタルの出口面
の層の厚さが0.025〜0.04インチ(0.635
〜1.016肌)になるようにし、{b)各紙糸口金オ
リフィスの位置において該板を通り部分的にタンタル層
に入り込んだ穴をあげ、‘c} 各穴の底部において円
錐形のテーパ−をもつ部分をつくり、(d} 紡糸口金
ブランクをタンタル金属の箔に包んで真空中で約180
0〜20000F(982〜109300)においてブ
ランクを加熱処理して軟か〈燐なまししたタンタル層を
つくり、(e’各々の円錐形のテーパーの先端からタン
タル層を通り紡糸口金ブランクの出口面に到る、横断面
が約3〜12平方ミル(0.0019〜0.0077肋
2)の軸方向に並んだ紡糸口金毛管をつくり、‘0 紡
糸口金の出口面をみがいてL毛管形成操作により生じた
突起を除去し、笹) 約1600〜17000F〈87
1〜92700)の窒素雰囲気中において絞糸口金を熱
処理し面を硬化させる各工程から成っている。
任意所望の断面をもつ級糸口金毛管は工程(e’でつく
ることができる。
直径約2〜4ミル(0.05〜0.1仇吻)、長さが直
径の少くとも約2.3音の毛管が一般に好適である。工
程ta}で紡糸口金のブランクをつくるのに用いられる
タンタルクラッド板は2種の金属の混合物から成る薄い
転移層により互いに金属を溶接する公知方法によりつく
ることができる。
溶接は好ましくはコーワン(Cowan)らの米国特許
第3137937号に記載された爆発接合法により行な
う。積層部は工業的に純粋なタンタルの層が、タンタル
の重量に関し2〜3%のタングステンで合金したタンタ
ルの板に爆発により接合されたものから成っていること
が好ましい。斯くして、本発明の方法によれば、タンタ
ル合金又はステンレス鋼の支持板と、工業的に純粋なタ
ンタル、金一白金ーロジウム合金、金一白金一レニウム
合金及び金一ロジウム合金から成る群から選ばれた材料
の出口面の層とから成り、該出口面の層は厚さが約0.
025〜0.04(0.635〜1.016帆)ィンチ
であって支持板と出口面の層に用いられた金属の混合物
から構成された比較的薄い転移層によって支持板に接合
され、支持板を通って部分的に該出口面の層へと延びた
穴があり、該穴の底部には円錐形のテーパ一部分があり
、紡糸用毛管は円錐形のテーパ一部分から出口面の層を
通って延びており、該毛管の横断面積は約3〜12平方
ミル(0.0019〜0.0077脚2 )であって穴
のそれよりも実質的に小さく、そして毛管の長さは約5
ミル(0.127肋)より大きいことを特徴とする耐蝕
性紡糸口金が提供される。
好ましくは支持板のタンタル合金又はステンレス鋼は焼
なまし降伏強さが少くとも80000psi(5625
k9′の)、伸びは少くとも10%、そして腐蝕速度は
硫酸中で1ミル(0.025脚)/年より小さい。
また、好ましくは面の層をなす工業的に純粋なタンタル
又は金合金は焼なまし降伏強さが30000psi(2
110kg′の)より小さく、伸びは少くとも20%、
腐蝕速度は硫酸中で1ミル(0.025柵)/年より小
さい。
繊糸口金10は支持板12及び出口面の層14から成っ
てし、。
支持板はタンタル合金又はステンレス鋼からつくられて
いる。出口面の層は好ましくは工業的に純粋なタンタル
からつくられているが、貴金属合金であることもできる
。第2図に示すように出口面の層は支持板に爆発によっ
て接合され、金属が混合した波形の境界面22をつくっ
ている。紡糸通路16は紡糸口金の入口面18から出口
面20へと延びている。この2個の面は平らで平行であ
る。図示したよりも多数の紡糸通路が通常は存在する。
紡糸通路には支持板に穿孔され破線30‘こよって示さ
れるように面の層の中に部分的に入り込んだ円筒形の穴
24、破線32によって示される深さまで穴の底部へと
穿孔することによりつくられた円錐形のテーパー26、
及び面の層の残りの厚さ部分を通してつくられた級糸口
金毛管28が含まれている。図示の毛管はその直径の約
3倍の長さである。面の層14は十分に厚くすべての円
錐形のテーパー26及び毛管28に合致しなければなら
ない。厚さは典型的には0.025〜0.04インチ(
0.6〜1.仇肋)である。紙糸通路を有する区域の支
持板の厚さは面の層よりも通常幾分大であるが、使用時
にかかる紡糸圧力において、紙糸口金面をむくらませな
い程↑分に薄いことが好ましい。本発明の級糸口金はブ
レーズの米国特許第3767756号記載の異常な高強
度をもつポリァミド・フィラメントを紡糸するのに特に
有用である。
この方法には98%硫酸、クロロスルホン酸、フルオロ
スルホン酸及びそれらの混合物のような高度の腐蝕性溶
媒を使用することが必要である。さらに重合体溶液のレ
オロジーは直径(D)が小さく長さ対直径の比(L/D
)が大さし、紡糸毛管を用いる場合に好適な引張強さが
得られるような性質をもっている。毛管の典型的な直径
は2〜4ミル(0.05〜0.10肋)、L/Dは少く
とも約2.5である。好ましくは穴の直径は紡糸用毛の
直径の6〜12倍以上であり、その長さは(穴を紡糸毛
管に結合する円錐形のテーパーを含む)穴の直径の約2
〜8倍である。これらの大きさ、並びに流動粘度の大き
いことにより、押出圧力が高いことが必要となる。本発
明の目的に用いられる積層化繊糸口金は板、円板又は平
庭のカップ型であることができ、紡糸用毛管は出口面と
垂直に交叉する断面が円形又は非円形であることができ
る。
支持板は焼なましした降伏強さが0.2%のオフセット
で少くとも80000psi(5625k9/地)、伸
びはゲージ長1インチ(254伽)で10%より小、腐
蝕速度は1.0ミルノ年(0.025側/年)より4・
さし、金属から成っている。出口面の層は競なまし降伏
強ごが0.2%のオフセットで30000psi(21
10k9/地)より小、伸びが1インチ(2.54肌)
ゲージ長で20%より小、腐蝕速度が1.0ミル/年(
0.025側/年)より小さい金属から成っている。p
si単位の引張強さ及び%単位の伸びは矩形の引張試験
試料を用いASTM規準E8−69によって決定される
。腐蝕速度はASTM規準G31一72により、最高1
00%の濃硫酸を用い、0〜100qoの温度で16時
間浸贋することにより決定される。支持板に対する好適
材料は2〜3%のタングステンで合金したタンタルであ
る。
この型の合金で粒状の精製剤、例えばニオブを含むもの
は、機械加工が困難なためあまり望ましくない。タング
ステンを最高15%含むタンタル合金は使用可能である
が機械加工が困難であり、穴をあげる際に工具の摩耗が
大である。必要な降伏強さ、伸びおよび腐蝕性を有する
ステンレス鋼を使用することもでき。出口面の層に好適
な材料は工業的に純粋なタン夕ルである。
クラッド後その降伏強さは30000psi(2110
k9/鮒)を超え、L/Dの大きい織糸用毛管をつくる
ことは工業的に困難である。これをタンタルの箔に巻き
真空下において18000F(98〆0)で燐なましす
ると、降伏強さは30000psi(2110k9/鮒
)より小さくなり、工業的にも注意すればL/Dの大き
い紡糸用毛管をつくることができる。その降伏強さが3
0000psi(2110k9/地)に近いために、出
口面の層により、紡糸口金が圧力下において変形するこ
とに対する抵抗性をもつようにすることができる。さら
にその表面は使用中の引掻きに抵抗性をもつように、十
分な時間(通常約1時間)窒素雰囲気中で加熱すること
により表面を硬化させることができる。必要な燐なまし
降伏強さ30000psi(2110kg/倣)より小
と腐蝕耐性とを有する限り、クラッド層に対して他の材
料を用いることもできる。
このような適当な材料には、硬さが増加くる順序で、金
、M−金属(9%金ノ10%レニウム(重量比1)、C
−金属(69.5%金/30%白金/0.5%ロジウム
)、D−金属(599%金/40.0%白金/0.1%
レニウム)、Z−金属(50.0%金/49.0%白金
/1.0%ロジウム)がある。最後のものは硬さが実質
的にタンタルと同じである。75%金/25%白金の合
金も適当である。
しかしL/Dの非常に大きい(例えば3.5より大)毛
管をつくる時には、軟かし、材料が有利である。爆発に
よる接合はコウワン(Cowan)らの米国特許第31
37937記載の方法により達成することが好ましい。
接合すべき2種の靭性のある金属層を少くとも1ミル(
0.025側)の間隔を置いて平行に並べ、デトネーシ
ョン速度が1200の/secより大であるが音速の1
20%より小さい爆薬を外表面上に均一に置き、爆薬を
載せた層の一端からデトネーションを層に平行に伝ぱん
させる。2種の金属の混合した波状の区域をもつ連続的
な冶金学的接合が境界面で生じる。
爆発により接合によって積層物の塑性変形が若干生じる
ことは避けられない。
従って積層物を加工する出口及び入口面を研磨し、みが
いてこれを平らに且つ平行にすることが最低限必要であ
る。また周辺部を正確に機械加工して紡糸口金ブランク
の形及び大きさをつくることも通常必要である。屡々こ
の加工には積層物を第1図に示した形のコップ型紙糸口
金ブランクに変える作業も含まれる。紡糸通路をつくる
ために選ばれた級糸口金プランクの区域にいて、公知方
法により級糸通路の各々に穴をける。
比較的大きな角度の初期テーパーをこの段階でまた穿孔
する。得られる孔の各々は紡糸口金ブランクの入口面か
ら、一般的に水平な孔の底部面が完全にクラッド層内部
に入る深さまで均一な距離で延びていなければならない
。次に最終的なテーパ−(ふくらみ角が最4・)を、各
孔の底で穿孔することによりつくる。あげられた穴がク
ラッド層にまで延びていない場合には、支持板からテー
パーの壁に沿って最終テーパーの穿孔部に金属を鋳造し
、壁を硬化させ、後で紡糸用毛管をつくるのに用いられ
る穿孔を阻止しなければならない。もしこのような操作
により出口面に突起部が生じた場合には、さらに加工す
る前に出口面をみがいて平らにしなければならない。ク
ラッド面金属中に紡糸用毛管をくる前に、紡糸口金ブラ
ンクを暁なましして軟化させ、加工用工具が妨害される
ことを最小にしなければならない。クラッド層の材料は
焼なまし降伏強さが30000psi(2110k9′
c虎)より小さく、加工用工具の妨害が最小になるよう
でなければならない。特にL/Dが少〈も約2.5の毛
管をつくる場合にはそうである。クラッド材料を焼なま
しする場合の時間と温度の条件は公知である。酸素の存
在下において好適なタンクルを焼なましすると、硬い酸
化して変色した面が生じる。このような欠点を防ぐため
に、タンタルのクラッド層を有する級糸口金ブランクを
先ずタンタル金属の箔でかたく巻き、次いで真空中にお
いて約18000F(98〆0)で暁なましする。各孔
の底部におし、クラッド層の残りの厚さを通し碗なまし
したブランクに任意の形の断面をもつ紡糸用毛管をつく
る。次いで出口面をみがいて生じた突出物を除去する。
加工用工具、即ち所望の毛管と正確に同じ断面をもち、
先端にそれよりも長くなった小さい延長部を有する細長
い穿孔機状の工具を用いて紡糸用毛管をつくる。加工用
工具の延長部を、その出口面と予備成形した穴の間に残
る級糸口金板の厚さを通して押込む。この操作は穿孔と
似ており、屡々そのように云われる。クラッド層の材料
が軟かし・程、取扱いの際に損傷され易い。
従って完成した紡糸口金はできるだけ硬くしなければな
らない。大部分の材料に対しては蛾なまし温度近くまで
加熱し、次いで公知方法により徐々に冷却することによ
り行なわれる。タンタルは窒素雰囲気中で890qoに
おいて約1時間加熱することにより好適に表面硬化させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の円形のカップ状紡糸口金具体化例の垂
直断面図であり、第2図は単一紡糸通路を含む第1図の
部分の拡大断面図である。 10・・・紡糸口金、12・・・支持板、14・・・出
口面の層、16・・・級糸通路「 18・・・入口面、
20・・・出口面、22・・・波形の境界面、24・・
・穴、26・・・円錐形のテーパー、28・・・毛管、
30,32・・・破線。 fiG.1 f16.2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)片側の面に工業的に純粋なタンタルの層をク
    ラツドしたタンタルの合金又はステンレス鋼の板から成
    る積層物を機械加工して紡糸口金ブランクをつくり、こ
    の際紡糸口金オリフイスを含むべきブランクの区域は平
    行な平らな面を有し、紡糸圧力下において紡糸口金面が
    ふくれるのを防ぐのに十分な厚さを有し、タンタルの出
    口面の層の厚さが約0.025〜0.04インチ(0.
    635〜1.016mm)になるようにし、(b)各紡
    糸口金オリフイスの位置において該板を通り部分的にタ
    ンタル層に入り込んだ穴を形成し(c)各穴の底部にお
    いて円錐形のテーパーをもつ部分をつくり、(d)紡糸
    口金ブランクをタンタル金属の箔に包んで真空中で約1
    800〜2000°F(982〜1093℃)において
    ブランクを加熱処理して軟かく焼なまししたタンタル層
    をつくり、(e)各々の円錐形のテーパーの先端からタ
    ンタル層を通り紡糸口金ブランクの出口面に到る、、横
    断面が約3〜12平方ミル(0.009〜0.0077
    mm^2)の軸方向に並んだ紡糸口金毛管をつくり、(
    f)紡糸口金の出口面をみがいて毛管形成操作により生
    じた突起を除去し、そして(g)約1600〜1700
    °F(871〜927℃)の窒素雰囲気中において紡糸
    口金を熱処理し面を硬化させる各工程から成ることを特
    徴とする98〜100%の硫酸中の重合体の粘稠な溶液
    からポリ(p−フエニレンテレフタルアミド)のフイラ
    メントを紡糸するのに適した耐蝕性紡糸口金の製造法。 2 工程(e)において直径約2〜4ミル(0.001
    3〜0.0026mm)で長さが直径の少くとも約2.
    5倍の紡糸口金毛管をつくる特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3 該積層品はタンタルに関し2〜3重量%のタングス
    テンを含むタンタル合金板の上に爆発により接合された
    工業的に純粋なタンタルから成る特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
JP52105951A 1976-09-07 1977-09-05 紡糸口金の製造法 Expired JPS6014843B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US720849 1976-09-07
US05/720,849 US4054468A (en) 1976-09-07 1976-09-07 Process of making a laminated spinneret

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JPS5335012A JPS5335012A (en) 1978-04-01
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JP52105951A Expired JPS6014843B2 (ja) 1976-09-07 1977-09-05 紡糸口金の製造法

Country Status (6)

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US (2) US4054468A (ja)
JP (1) JPS6014843B2 (ja)
DE (1) DE2740312C3 (ja)
FR (1) FR2363403A1 (ja)
GB (1) GB1587914A (ja)
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