JPS6014830A - コ−ヒ−またはテイ−バツグ用合成紙 - Google Patents

コ−ヒ−またはテイ−バツグ用合成紙

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JPS6014830A
JPS6014830A JP12414783A JP12414783A JPS6014830A JP S6014830 A JPS6014830 A JP S6014830A JP 12414783 A JP12414783 A JP 12414783A JP 12414783 A JP12414783 A JP 12414783A JP S6014830 A JPS6014830 A JP S6014830A
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JP
Japan
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synthetic paper
coffee
fibers
weight
polyester
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JP12414783A
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正己 大西
本多 芳広
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は優れた強力や抽出力、良好な地合い。
濾過性を有するコーヒー又はティーバッグ用合成紙に関
するものである。
最近、不織布の需要の伸びは大きく、特に使い捨て用と
して薄物分野への用途開発が盛んである。
これら不織布用素材としてセルロース系繊維が主に使わ
れてきたが、最近合成繊維使いの湿式不織布(以下合成
紙という。)、カード又はランダムウェーバ−等を使用
する乾式不織有史に溶融紡糸後の繊維を連続的に不織布
にしていくスパンボンド法の技術も次第に発達し2合成
繊維使い不織布の使用量も年々増加してきている。合成
繊維としてイ吏用されるものはポリエステル、ナイロン
、アクリル、ポリプロピレン、ヒニロン等であるが。
コスト的又は性能的にみて榎れ、あらゆる面に使用され
得る汎用性のあるポリエステル繊維の使用量が最も多い
また、不織布製造法としては、生産速度が100m/m
in以上と大幅にアップできる湿式不織布製造方法がコ
スト的に有利であることから合成紙の生産も次第に増加
してきている。しかし3合成紙を作る際、使用目的に合
った合成紙を作る必要があり、コーヒー又はティーバッ
グ用として成功した例は非常に少なく、ポリエステル繊
維の有する優れた性能がいかされていないのが現状であ
る。本発明者は、ポリエステル繊維主体使いのコーヒー
又はティーハング用合成紙について鋭意検剖を行った結
果1合成紙を構成するポリエステル繊維とバインダー繊
維及びセルロース系繊維の三者の使用配合が極めて重要
であること、すなわち、ボリエステル繊維、バインダー
繊維、セルロース系繊維の王者の配合率についてポリエ
ステル繊維の配合率を20〜65重量%とじ、バインダ
ー繊維を10〜60重量%とし、セルロース系繊維の配
合率を5〜50重量%にすることによってコーヒー又は
ティーハング用として優れた強力や抽出力、良好な地合
い、濾過性を有する合成紙を得ることを見出し本発明に
到達した。
すなわち3本発明はポリエステル繊維、バインダー繊維
、セルロース系繊維の三者からなり、ポリエステル繊維
を合成紙中20〜65重量%配合し。
バインダー繊維を合成紙中10〜60重量%配合してな
る秤量10〜40g/rrrのコーヒー又はテイーバ・
7グ用合成紙である。
本発明で用いるポリエステルとしては、ポリエチレンテ
レフタレート又はこれを主体とするコーポリエステルが
好適であり、共重合成分の具体例としてはP−オキシ安
息香酸、イソフタル酸、アジピン酸、1.4−ブタンジ
オール、ジエチレングリコール等が挙げられる。これら
ポリエステルにつや消し剤、帯電防止剤等の添加剤が添
加されてもよいことは言うまでもない。
本発明において使用するポリエステル繊維は0.5d〜
6.Odが使用され、その配合率は20〜65重量%で
あることが必要である。配合率が65重量%を越えると
製紙工場における湿潤強力が弱くなり。
フェルトへの移行が悪く、かつ出来上がった製品の毛羽
が多くなり2合成紙の地合いも悪い。更に合成紙の強力
や濾過性も低下するので好ましくない。好ましい配合率
は20〜65重量%である。ポリエステル繊維に捲縮が
付与されていても付与されていなくても良い。
本発明において使用するバインダー繊維は、ポリエステ
ル、ポリオレフィン系等の合成繊維であり、ポリエステ
ルの場合はポリエチレンテレフタレートに共重合成分を
10〜50モル共重合することにより得られるもので融
点が80〜220°Cの範囲にあるものが好ましく利用
される。これらのバインダー繊維は、低融点成分をシー
ス部分に、コア部分に通常融点成分を用いたシース−コ
アタイプのものでもあるいはサイドバイサイドタイプの
ものでもよい。バインダーtJl11!4Lを使うこと
により合成紙の強力はアンプする。
バインダー繊維の配合率は10〜60重M9/6が好ま
しく3配合率が10重量%未満になると合成紙の毛羽、
地合いが悪くなり、更に強力、濾過性が弱くなり熱水中
での使用に耐えられない場合がある。
また配合率が60重量%を越えると地合いが悪くなるた
めコーヒー又はティーバッグ用として適さない。配合率
は10〜60重量%が好ましい。
本発明において使用するセルロース系繊維としては、パ
ルプ麻の天然繊維が好ましく、その配合率は5〜50重
量%が必要である。これらの天然線、維は叩解すること
によりフィブリル化し、細目構造の細い繊維状物となる
。この場合の叩解度はカナディアンフリーネステスター
で100〜400が適しており、この範囲を外れ100
未満ではフィブリル化が十分でなく5合成紙の繊維間の
隙間からコーヒー又はティーの小粒子部分が液中に出て
くるため1合成紙での濾過の役目を果たさない。また4
00以上ではフィブリル化が進みずぎハ・7グ内外への
液の出入り速度を遅らせることになり、抽出が悪くなり
好ましくない。セルロース系繊維の配合率としては5〜
50重量%が抽出力、地合い、濾過性等に優れていると
言える。
また、セルロース系繊維の配合率が50重量%を越える
量を用いると、セルロースの臭いや味がコーヒー又はテ
ィーの中に混入するため好ましくない。セルロース系繊
維の配合率が5重量%未満ではコーヒー又はティーの小
粒子部分力筒に中に出てくるため好ましくない。
本発明の合成紙の秤量は10〜40g/rrfが好まし
く 、10 B/ Ia未満でば透水性が良すぎ誌、過
の役目を果たさなくなり、ハングの内容物であるコーヒ
ー又はティーの小粒子部分が外部の液中に出て好ましく
ない。また5合成紙の強力も弱くなり実用に供しない。
他方秤量が405/ n(を越えると今度は濾過性が良
すぎてハング内容物の抽出液がバッグの外側に出にくい
欠点がある。
本発明によって得られた合成紙は優れた強力や抽出力、
良好な地合い、濾過性を有し、更にバインダー繊維を使
用しているためヒートシールが容易にでき、この合成紙
を使用してコーヒー又はティーバッグを作る際の作業が
簡単である。このような特徴を有しているため2本発明
の合成紙はコーヒー又はティーバッグの用途に適してい
る。また、ポリエステル繊維を使用しているため食品衛
生法に定められている各種規格値内におさまり。
安全な合成紙と言える。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明するが、実
施例における融点2強力、抽出液の吸光度、抽出液中に
含まれる粉発生量の測定方法は次のごとくである。また
、実施例における性能の評価はO印を良好、△をやや不
良、×を不良とした。
(1)融点−一−−パーキンウェルマー製融点測定計を
用い、試料10mgをアルミ容器に 入れ20°C/minの上昇温度条件にて測定。
(2)強力−、JIS P8113の引張強力測定方法
に準じたもので、定速伸長型引張試 駒撮を用いる。
試料幅 25.0±0.1mm、長さ180±2mmに
て測定。
(3)抽出液の吸光度−−−−− 日立分光光度計にて波11500mμを用いて測定。熱
湯150cc中にハン グを入れ3分間浸漬振盪し、この 液を3Gのガラスフィルターで濾過 し、この濾過液を10倍に希釈して 使用する。
(4)抽出液中に含まれる粉発生量−−−抽出液150
ccを3Gのガラスフィルターで濾過し、乾燥機で10
5°Cに て60分間乾燥し、濾過分を計量す る。
実施例1〜12 固有粘度〔η)=0.65のポリエチレンテレフタレ−
1・の50万デニールの未延伸糸1.つを延伸倍率3.
4倍、延伸速度100m/ minで延伸し、1.4d
としカッターにて5mmにカソトシた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステル繊維、バインダー繊維及びセルロー
    ス系繊維からなり、ポリエステル繊維を20〜65重量
    %、バインダー繊維を10〜60重量%含有してなる秤
    量10〜40g1rlのコーヒー又はティーハング用合
    成紙。
JP12414783A 1983-07-07 1983-07-07 コ−ヒ−またはテイ−バツグ用合成紙 Granted JPS6014830A (ja)

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JPH0453992B2 JPH0453992B2 (ja) 1992-08-28

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ID=14878093

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