JPS6014647B2 - ギヤ比変化型ラツクの加工装置 - Google Patents
ギヤ比変化型ラツクの加工装置Info
- Publication number
- JPS6014647B2 JPS6014647B2 JP11609880A JP11609880A JPS6014647B2 JP S6014647 B2 JPS6014647 B2 JP S6014647B2 JP 11609880 A JP11609880 A JP 11609880A JP 11609880 A JP11609880 A JP 11609880A JP S6014647 B2 JPS6014647 B2 JP S6014647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- cutting tool
- gear ratio
- master rack
- master
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F3/00—Making gear teeth involving copying operations controlled by templates having a profile which matches that of the required tooth face or part thereof or a copy thereof to a different scale
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F15/00—Methods or machines for making gear wheels of special kinds not covered by groups B23F7/00 - B23F13/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラックとピニオンとの噛合い位置によってギャ
比が変化するギャ比変化型(バリアブルレシオタィプ)
のラックアンドピニオン機構のラック(以下バリアブル
ラックと略称する)を加工する装置に関するものである
。
比が変化するギャ比変化型(バリアブルレシオタィプ)
のラックアンドピニオン機構のラック(以下バリアブル
ラックと略称する)を加工する装置に関するものである
。
この種のラックアンドピニオン機構は、車両のステアリ
ング装置用等として好適に使用し得るものであり、この
機構に用いられるラックはすぐ歯のものはスライス加工
又はブローチ加工により生産性良く加工することができ
る。
ング装置用等として好適に使用し得るものであり、この
機構に用いられるラックはすぐ歯のものはスライス加工
又はブローチ加工により生産性良く加工することができ
る。
しかしながらねじれ角のついたバリアブルラックはL歯
毎に歯すじ方向が異なるのみならず、歯厚、モジュール
、ピッチ等が各所で異なるため加工が困難で、これを生
産性良く加工し得る装置は禾だ知られていない。本発明
はこのような事情を背景として、切削加工によって生産
性良くバリアブルラツクを製造し得る装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
毎に歯すじ方向が異なるのみならず、歯厚、モジュール
、ピッチ等が各所で異なるため加工が困難で、これを生
産性良く加工し得る装置は禾だ知られていない。本発明
はこのような事情を背景として、切削加工によって生産
性良くバリアブルラツクを製造し得る装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
しかして本発明に係るバリアブルラツク加工装置は、‘
11所望のラックと噛合可能なピニオンに相当する形状
を有し、各歯すじの先端に切刃が形成された切削工具と
、{21 該切削工具を回転自在に保持するとともに、
駆動機構によって該切削工具の麹心方向に往復動させら
れる往復勤部材と、■ 前記切削工具と噛合可能かつギ
ャ比が全長にわたって一定な歯を有するマスタラックと
、‘41 該マスタラックと加工素材とを互に平行な状
態に保持し、かつ該マスタラックが前記切削工臭に噛合
った状態を保ちつつ該マスタラックの長手方向に送り機
構によって送られる移動台と、‘51前記マスタラック
又は前記素材のいずれかを前記移動台に対して、該移動
台の送り量に対して予め定められた量だけ長手方向に相
対移動させるギャ比変更機構とを備え、前記切削工具の
往復運動と、前記マスタラックとの噛合により生ぜしめ
られる回転運動と、前記マスタラックと加工素材との相
対移動との組合せにより該加工素材に長手方向にギャ比
が変化する歯を創成し得るように構成される。
11所望のラックと噛合可能なピニオンに相当する形状
を有し、各歯すじの先端に切刃が形成された切削工具と
、{21 該切削工具を回転自在に保持するとともに、
駆動機構によって該切削工具の麹心方向に往復動させら
れる往復勤部材と、■ 前記切削工具と噛合可能かつギ
ャ比が全長にわたって一定な歯を有するマスタラックと
、‘41 該マスタラックと加工素材とを互に平行な状
態に保持し、かつ該マスタラックが前記切削工臭に噛合
った状態を保ちつつ該マスタラックの長手方向に送り機
構によって送られる移動台と、‘51前記マスタラック
又は前記素材のいずれかを前記移動台に対して、該移動
台の送り量に対して予め定められた量だけ長手方向に相
対移動させるギャ比変更機構とを備え、前記切削工具の
往復運動と、前記マスタラックとの噛合により生ぜしめ
られる回転運動と、前記マスタラックと加工素材との相
対移動との組合せにより該加工素材に長手方向にギャ比
が変化する歯を創成し得るように構成される。
本発明装置によればギャ比一定のラックをマスタラック
とし、これに隣合可能なピニオンと同形の切削工具を使
用してバリアプルラックを加工し得る。マスタラックも
切削工具もギャ比の変化しない通常のものであるから容
易にかつ精度良く加工でき、しかも加工装置の本体部は
切削工具を往復動させる駆動機構と移動台の送り機構と
を備えた立削り盤に類以の比較的簡単なもので良いため
、製作コストも比較的簡単なもので良いため、製作コス
トも比較的低廉である。また目的とするバリアブルラッ
クは創成法で加工されるため、高い噛合精度が容易に得
られ、更にギャ比変更機構のカム等を変更することによ
ってバリアブルラックの設計変更にも容易に対処し得る
。
とし、これに隣合可能なピニオンと同形の切削工具を使
用してバリアプルラックを加工し得る。マスタラックも
切削工具もギャ比の変化しない通常のものであるから容
易にかつ精度良く加工でき、しかも加工装置の本体部は
切削工具を往復動させる駆動機構と移動台の送り機構と
を備えた立削り盤に類以の比較的簡単なもので良いため
、製作コストも比較的簡単なもので良いため、製作コス
トも比較的低廉である。また目的とするバリアブルラッ
クは創成法で加工されるため、高い噛合精度が容易に得
られ、更にギャ比変更機構のカム等を変更することによ
ってバリアブルラックの設計変更にも容易に対処し得る
。
特にねじれ角を有するバリアブルラックに関しては、従
来の加工法中でこれの加工が可能なものとしては型影的
機械加工、放電加工等しか考えられないのであるが、本
発明の装置によればこれらの方法に比較して遥かに能率
的に加工することができ、本発明の完成によって始めて
ねじれ角を有するバリアプルラックの量産が可能となっ
たと言っても過言ではない。
来の加工法中でこれの加工が可能なものとしては型影的
機械加工、放電加工等しか考えられないのであるが、本
発明の装置によればこれらの方法に比較して遥かに能率
的に加工することができ、本発明の完成によって始めて
ねじれ角を有するバリアプルラックの量産が可能となっ
たと言っても過言ではない。
なお付言すれば、本発明は以上の説明から明らかなよう
に、ねじれ角のついたバリアブルラツクの生産性の高い
加工を可能とすることを直接的な目的としてなされたも
のではあるが、すぐ歯のバリアブルラックを加工するこ
とも勿論可能であり、この場合にはギャ比の設計変更に
容易に対処し得、また高価なフライスカツタ、ブローチ
カツタ等を必要としないため、少量生産も可能である等
の効果が得られる。
に、ねじれ角のついたバリアブルラツクの生産性の高い
加工を可能とすることを直接的な目的としてなされたも
のではあるが、すぐ歯のバリアブルラックを加工するこ
とも勿論可能であり、この場合にはギャ比の設計変更に
容易に対処し得、また高価なフライスカツタ、ブローチ
カツタ等を必要としないため、少量生産も可能である等
の効果が得られる。
以下本発明の実施例を示す図面に基いて詳細に説明する
。
。
第1図及び第2図において、1は加工袋魔本体のベース
であり、2はヘッドである。
であり、2はヘッドである。
ヘッド2はベース1に立設された図示しないコラムに固
定されて、ベース1の上方に位置させられている。ヘッ
ド2には往復勤都村であるラム3が焔動可館かつ回転不
能に横合されている。ラム3はクランク機構もしくはカ
ム機構等回転運動を往復運動に変換する機構を備えた図
示しない駆動機構によって上下に往復動させられる。ラ
ム3にはボール軸受4,5を介して工具保持体6が回転
自在に取付けられており、この工具保持体6には切削工
具7が固定されている。切削工具7は加工しようとする
バリアプルラツクと噛合可能なピニオン(現にそのバリ
アブルラックと粗合せて使用されるピニオンは勿論、剛
性を増すために直径が大きくされたピニオンでも良い)
相当する形状を有し、ねじれ角を有する各歯すじの端面
8が夫々の歯すじにほぼ直角となるように形成されて、
その緑が切刃とされている。一方ベース1上には移動台
11が水平方向に摺動可能に酢設されている。
定されて、ベース1の上方に位置させられている。ヘッ
ド2には往復勤都村であるラム3が焔動可館かつ回転不
能に横合されている。ラム3はクランク機構もしくはカ
ム機構等回転運動を往復運動に変換する機構を備えた図
示しない駆動機構によって上下に往復動させられる。ラ
ム3にはボール軸受4,5を介して工具保持体6が回転
自在に取付けられており、この工具保持体6には切削工
具7が固定されている。切削工具7は加工しようとする
バリアプルラツクと噛合可能なピニオン(現にそのバリ
アブルラックと粗合せて使用されるピニオンは勿論、剛
性を増すために直径が大きくされたピニオンでも良い)
相当する形状を有し、ねじれ角を有する各歯すじの端面
8が夫々の歯すじにほぼ直角となるように形成されて、
その緑が切刃とされている。一方ベース1上には移動台
11が水平方向に摺動可能に酢設されている。
移動台11は前記駆動機構を連動して作動する間欠送り
機構によって微小量ずつ送られるものである。間欠送り
機構は通常のものであるので図示及び詳細な説明は省略
するが、切削工具7が上死点付近まで上昇させられた時
点に作動して移動台11を予め設定された微小距離ずつ
移動させる。移動台11には円形の一部が切欠かれた断
面形状の溝12が形成されており、この溝12にマスタ
ラツク13がキー14によって回転を防止されて摺敷可
能に鉄合されている。マスタラック13は一部が移動台
11の前蔵より突出させられており、この突出部分にギ
ャ比が一定の歯が形成されている。マスタラック13と
切削工具7とは噛合されており、従って切削工具7は前
述のように往復動させられるときマスタラツク13によ
って回転運動を与えられる加工すべき素材Wはマスタラ
ック13の下方にマスタラック13に平行に取付けられ
る。
機構によって微小量ずつ送られるものである。間欠送り
機構は通常のものであるので図示及び詳細な説明は省略
するが、切削工具7が上死点付近まで上昇させられた時
点に作動して移動台11を予め設定された微小距離ずつ
移動させる。移動台11には円形の一部が切欠かれた断
面形状の溝12が形成されており、この溝12にマスタ
ラツク13がキー14によって回転を防止されて摺敷可
能に鉄合されている。マスタラック13は一部が移動台
11の前蔵より突出させられており、この突出部分にギ
ャ比が一定の歯が形成されている。マスタラック13と
切削工具7とは噛合されており、従って切削工具7は前
述のように往復動させられるときマスタラツク13によ
って回転運動を与えられる加工すべき素材Wはマスタラ
ック13の下方にマスタラック13に平行に取付けられ
る。
すなわち移動台11には溝12の下方に、これと同様な
溝15が形成されており、素材Wはこの溝i5に鞍合さ
れ、ボルト16によって固定されるのである。移動台1
1にはまたブラケット21及び軸22によってベルクラ
ンク状のレバー23が取付けられ、このレバー23の一
端に取付けられたローフ24が前記マスタラック13の
一端面に接触させられている。
溝15が形成されており、素材Wはこの溝i5に鞍合さ
れ、ボルト16によって固定されるのである。移動台1
1にはまたブラケット21及び軸22によってベルクラ
ンク状のレバー23が取付けられ、このレバー23の一
端に取付けられたローフ24が前記マスタラック13の
一端面に接触させられている。
レバー23の池端にもローラが取付けられ、このロ」ラ
25はブラケツト26によってヘッド2に固定されたカ
ムプレート27のカム面に接触させられている。またマ
スタラック13のローラ24と接触する側とは反対側の
端面と移動台11に固定されたカバープレート28との
間には圧縮コイルスプリング29が装着され、マスタラ
ック13をローラ24に、又ローラ25をカムプレート
27に夫々押し付ける役割を果している。なお付言すれ
ば第2図に二点鎖線で示すように、ベース1に立設され
たスタンド31に油圧シリンダ32を固定し、そのピス
トンロッド33の先端にプッシヤヘツド34に取付けた
プツシヤ装置によって切削工具7をマスタラツク13に
一定の力で押し付けるようにすれば、切削工具7の麹心
に直角方向の遊びをなくし、安定した加工を行なうこと
が可能となる。
25はブラケツト26によってヘッド2に固定されたカ
ムプレート27のカム面に接触させられている。またマ
スタラック13のローラ24と接触する側とは反対側の
端面と移動台11に固定されたカバープレート28との
間には圧縮コイルスプリング29が装着され、マスタラ
ック13をローラ24に、又ローラ25をカムプレート
27に夫々押し付ける役割を果している。なお付言すれ
ば第2図に二点鎖線で示すように、ベース1に立設され
たスタンド31に油圧シリンダ32を固定し、そのピス
トンロッド33の先端にプッシヤヘツド34に取付けた
プツシヤ装置によって切削工具7をマスタラツク13に
一定の力で押し付けるようにすれば、切削工具7の麹心
に直角方向の遊びをなくし、安定した加工を行なうこと
が可能となる。
以上のように構成された加工装置において、移動台11
が第1図において最も移動させられ、切削工具7がマス
タラック13の右端部と噛合っている状態で素材Wが移
動台11に取付けられる。
が第1図において最も移動させられ、切削工具7がマス
タラック13の右端部と噛合っている状態で素材Wが移
動台11に取付けられる。
その後駆動装置が作動させられ、ラム3が上下に往復動
させられる。それに伴って切削工具7も往復動させられ
るが、それと同時にマスタラック13によって回転運動
も与えられる。切削工具7が一往復して上死点近傍に達
する毎に移動台11が間欠送り機構によって一定微小距
離ずつ右方へ移動させられる。これに伴ってマスタラツ
ク13と素材Wも右方へ移動させられるのであるが、両
者の移動量は必ずしも同一ではない。
させられる。それに伴って切削工具7も往復動させられ
るが、それと同時にマスタラック13によって回転運動
も与えられる。切削工具7が一往復して上死点近傍に達
する毎に移動台11が間欠送り機構によって一定微小距
離ずつ右方へ移動させられる。これに伴ってマスタラツ
ク13と素材Wも右方へ移動させられるのであるが、両
者の移動量は必ずしも同一ではない。
例えば加工初期においては、ローラ25がカムプレート
27の左端部に接触しているため、移動台11が右方へ
移動させられるにつれてレバー一23が反時計方向に回
動し、それにつれてマスタラツク13が移動台11に対
して右方へ相対移動するのであり、結局マスタラック1
3の移動量はその分だけ素材Wの移動量より多くなるの
である。従ってマスタラック13と噛合っている切削工
具7は、素材Wにマスタラック13と同じ歯が形成され
ていると仮定した場合に素材Wが移動台11と一体的に
移動させられるとき回転させられるであろう回転角より
多く回転させられることとなり、素材Wにはマスタラッ
ク13よりピッチのづ、さし、歯が創成されることとな
るのである。なお本実施例においてはカムプレート27
のカム面の左端部が上に凸の曲面となっているため、こ
のマスタラック13の移動台11に対する相対移動速度
は移動台11の移動に伴って徐々に減少し、ローラ25
がカムプレート27のカム面の水平部分の接触するに到
って相対速度は零となる。このため素材Wに創成される
歯のピッチも徐々に増大し、やがてマスタラツク13と
同一にピッチの歯が創成されるに到る。そして更に加工
が進行しローラ25がカムブレート27の右端部の曲面
部分に接触するに到れば再び徐々にピッチの変化する歯
が創成されるのである。すなわち本実施例においては、
ローラ24,25を有するレバー23、カムプレート2
7及び圧縮コイルスプリング29等によって、素材Wに
創成される歯のギャ比を長手方向に変化させるためのギ
ャ比変更機構が構成されているのである。′なお切削工
具7が上昇させられる時にも素材Wに強く接触させられ
たま)であると、切刃の摩耗を早め、また切刃欠損の原
因ともなるため、切削工具7は上昇時には素材Wから僅
かに離れさせられることが望ましい。
27の左端部に接触しているため、移動台11が右方へ
移動させられるにつれてレバー一23が反時計方向に回
動し、それにつれてマスタラツク13が移動台11に対
して右方へ相対移動するのであり、結局マスタラック1
3の移動量はその分だけ素材Wの移動量より多くなるの
である。従ってマスタラック13と噛合っている切削工
具7は、素材Wにマスタラック13と同じ歯が形成され
ていると仮定した場合に素材Wが移動台11と一体的に
移動させられるとき回転させられるであろう回転角より
多く回転させられることとなり、素材Wにはマスタラッ
ク13よりピッチのづ、さし、歯が創成されることとな
るのである。なお本実施例においてはカムプレート27
のカム面の左端部が上に凸の曲面となっているため、こ
のマスタラック13の移動台11に対する相対移動速度
は移動台11の移動に伴って徐々に減少し、ローラ25
がカムプレート27のカム面の水平部分の接触するに到
って相対速度は零となる。このため素材Wに創成される
歯のピッチも徐々に増大し、やがてマスタラツク13と
同一にピッチの歯が創成されるに到る。そして更に加工
が進行しローラ25がカムブレート27の右端部の曲面
部分に接触するに到れば再び徐々にピッチの変化する歯
が創成されるのである。すなわち本実施例においては、
ローラ24,25を有するレバー23、カムプレート2
7及び圧縮コイルスプリング29等によって、素材Wに
創成される歯のギャ比を長手方向に変化させるためのギ
ャ比変更機構が構成されているのである。′なお切削工
具7が上昇させられる時にも素材Wに強く接触させられ
たま)であると、切刃の摩耗を早め、また切刃欠損の原
因ともなるため、切削工具7は上昇時には素材Wから僅
かに離れさせられることが望ましい。
これは切削工具7が下死点近傍に達したとき移動台11
を切削工具7から離れる方向(送り方向に直角な方向)
に微小距離移動させ、切削工具7が上死点近傍に達した
とき元の位置に復帰させる機構を設けることによって達
成されるが、第2図に二点鎖線で示されるようなプツシ
ャヘツド34が設けられている場合には、切削工具7の
下降時にはプッシャヘッド34を切削工具7に押圧し、
上昇時には切削工具7から離間させることによってても
ほぼ同様な効果を得ることができる。第3図に本発明の
別の実施例を示す。
を切削工具7から離れる方向(送り方向に直角な方向)
に微小距離移動させ、切削工具7が上死点近傍に達した
とき元の位置に復帰させる機構を設けることによって達
成されるが、第2図に二点鎖線で示されるようなプツシ
ャヘツド34が設けられている場合には、切削工具7の
下降時にはプッシャヘッド34を切削工具7に押圧し、
上昇時には切削工具7から離間させることによってても
ほぼ同様な効果を得ることができる。第3図に本発明の
別の実施例を示す。
この実施例は、素材Wが切削工具7に対してマスタラッ
ク13と反対側に取付けられていること、及びプツシヤ
ヘッド35が圧縮コイルスプリング36に付勢されて切
削工具7を常時マスタラック13に向って押圧している
こと等に特徴を有している。他の部分はほぼ前記実施例
と同様であるため、同様の作用を為す都材に同一の符号
を付してその事実を示し、詳細な説明は省略する。この
他にも本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々
に変形された態様で実施し得る。
ク13と反対側に取付けられていること、及びプツシヤ
ヘッド35が圧縮コイルスプリング36に付勢されて切
削工具7を常時マスタラック13に向って押圧している
こと等に特徴を有している。他の部分はほぼ前記実施例
と同様であるため、同様の作用を為す都材に同一の符号
を付してその事実を示し、詳細な説明は省略する。この
他にも本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々
に変形された態様で実施し得る。
例えば前記実施例と同機なギャ比変更機構(ただしカム
プレート27の形状は異なる)によって素材Wを移動台
11上において移動させ、マスタラック13を移動台1
1に固定することも可能であり、また送りねじとそれを
任意角度回転させるパルスモータとによってマスタラッ
ク13を移動台11に対して相対的に移動させるギャ比
変更機構の採用も可能である。
プレート27の形状は異なる)によって素材Wを移動台
11上において移動させ、マスタラック13を移動台1
1に固定することも可能であり、また送りねじとそれを
任意角度回転させるパルスモータとによってマスタラッ
ク13を移動台11に対して相対的に移動させるギャ比
変更機構の採用も可能である。
第1図は本発明の一実施例装置の一部を断面にして示す
菱部正面図であり、第2図はその側面図である。 第3図は本発明の実施例装置の要部側面図である。1:
ベース、2:ヘッド、3:ラム(往復勤部材)、7:切
削工具「 11:移動台、13:マスタラック、23:
レバー「ギャ比変更機構、24,25:ローラ、ギャ比
変更機構、27:カムプレート、ギャ比変更機構、29
:圧縮コイルスプリング、ギャ比変更機構、W:素材。 第1図 第2図 第3図
菱部正面図であり、第2図はその側面図である。 第3図は本発明の実施例装置の要部側面図である。1:
ベース、2:ヘッド、3:ラム(往復勤部材)、7:切
削工具「 11:移動台、13:マスタラック、23:
レバー「ギャ比変更機構、24,25:ローラ、ギャ比
変更機構、27:カムプレート、ギャ比変更機構、29
:圧縮コイルスプリング、ギャ比変更機構、W:素材。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 ギヤ比変化型ラツクアンドピニオン機構のラツクを
加工する装置であって、 所望のラツクと噛合可能なピ
ニオンに相当する形状を有し、各歯すじの先端に切刃が
形成された切削工具と、 該切削工具を回転自在に保持
するとともに、駆動機構によって該切削工具の軸心方向
に往復動させられる往復動部材と、 前記切削工具と噛
合可能かつギヤ比が全長にわたって一定な歯を有するマ
スタラツクと、 該マスタラツクと加工素材とを互に平
行な状態に保持し、かつ該マスタラツクが前記切削工具
に噛合った状態を保ちつつ該マスタラツクの長手方向に
送り機構によって送られる移動台と、 前記マスタラツ
ク又は前記素材のいずれかを前記移動台に対してて、該
移動台の送り量に対して予め定められた量だけ長手方向
に相対移動させるギヤ比変更機構とを備え、前記切削工
具の往復運動と、前記マスタラツクとの噛合により生ぜ
しめられる回転運動と、前記マスタラツクと加工素材と
の相対移動との組合せにより、該加工素材に長手方向に
ギヤ比が変化する歯を創成し得るように構成されたギヤ
比変化型ラツクの加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11609880A JPS6014647B2 (ja) | 1980-08-23 | 1980-08-23 | ギヤ比変化型ラツクの加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11609880A JPS6014647B2 (ja) | 1980-08-23 | 1980-08-23 | ギヤ比変化型ラツクの加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5741121A JPS5741121A (en) | 1982-03-08 |
JPS6014647B2 true JPS6014647B2 (ja) | 1985-04-15 |
Family
ID=14678646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11609880A Expired JPS6014647B2 (ja) | 1980-08-23 | 1980-08-23 | ギヤ比変化型ラツクの加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014647B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5575827B2 (ja) * | 2012-03-27 | 2014-08-20 | 株式会社Tosei | 真空包装方法、および、真空包装装置 |
JP6273715B2 (ja) * | 2013-08-05 | 2018-02-07 | 株式会社ジェイテクト | 可変ギヤ比ラックの加工装置および加工方法 |
-
1980
- 1980-08-23 JP JP11609880A patent/JPS6014647B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5741121A (en) | 1982-03-08 |
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