JP3209747U - 切断刃体の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】押切切断装置に使用される切断刃体の製造に際して、所望形状の切断刃を備えた切断刃体を容易に製出できる製造装置を提供する。
【解決手段】被加工板Bを所定位置に固定すると共に、被加工板を間欠的に横移動させる目送り機構(X軸移動部)を備えた刃物台1と、刃物台1に固定した被加工板Bの刃形成縁を刃形状に溝切研削する回転砥石26を備えた研削台2で構成され、前記研削台が、回転砥石の上下位置調整機構(上下移動体24及び上下駆動部25)及び溝切進退機構(横移動体22及び身体駆動部23)及び溝切角度調整機構(回動台部21)を備えてなる。
【選択図】図2
Description
本考案は、紙、ビニール等のギロチン切断等の押切切断に使用する切断刃体の製造装置に関するものである。
ギロチン切断刃やトムソン刃等の押切切断に使用する刃物(刃体)において、刃先を三角刃(ノコ刃)に成形しているものが知られている(特許文献1)。前記の三角刃(ノコ刃)の形成手法としては、特許文献2に開示されているように、金属板をエッチング処理する手段や樹脂製成形型を使用した電鋳手段が知られている。
また薄金属板に鋸刃を形成する手段として特許文献3に開示されているように金属板の端面に対して傾斜させた回転砥石で溝切研削を行う鋸の自動目立手段が知られている。
金属板に三角刃(ノコ刃)等を備えた押切用の切断刃体を形成する手段としては、特許文献3に開示されている鋼板の側縁に鋸刃を形成する鋸製造技術の転用が考えられるが、前記の鋸の自動目立装置は、鋸板のX軸方向の間欠に移動(1目毎の移動)に対して、円盤状の回転砥石の所定の角度に尖らした外周部分の研削する前記回転砥石を備えた研削台が、水平面で直交するY軸方向の移動構成、及び回転砥石のY軸方向を中心とした回動による砥石傾斜角度の設定構成を具備しているに過ぎない。このため前記の鋸製造用自動目立装置は、そのまま押切切断に適する所望形態の切断刃体を連続的に形成する装置として使用することはできない。
そこで本考案は、前記の自動目立装置に改良を施すことによって各種の押切切断装置に採用することができる所望形態の切断刃体を製出できる製造装置を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る切断刃体の製造装置は、被加工板を所定位置に固定すると共に、被加工板を間欠的に横移動させる目送り機構を備えた刃物台と、刃物台に固定した被加工板の刃形成縁を刃形状に溝切研削する回転砥石を備えた研削台で構成され、前記研削台が、回転砥石の上下位置調整機構及び溝切進退機構及び溝切角度調整機構を備えてなることを特徴とするものである。
而して刃物台に溝切研削が施される側縁を突出させて水平面上で固定した被加工板(金属板)をX軸方向に間欠的に目送りし、外周端面を溝形状とした回転砥石をY軸方向から前記の目送りに対応して進退させると、被加工板の側縁に回転砥石の外周端縁に対応した溝切切削がなされて例えば三角刃が形成される。特に回転砥石の上下位置(Z軸方向)を調整することで、三角刃の溝形状を調整できると共に、側縁表裏の一面又は両面加工の溝切研削で片刃又は両刃に加工でき、目送り対応する表裏の溝切位置をずらすと鉤刃に形成できる。更にX−Y軸平面上においてY軸から所定角度変更した方向から進回転砥石を進退させると、斜め三角刃が形成できる。
また本考案の請求項2記載に係る切断刃体の製造装置は、特に研削台全体を、適宜位置の鉛直軸を中心として回動する回動台部(溝切角度調整機構)で支持し、溝切進退機構を前記回動台部上に刃物台に対して進退する横移動体を設けて構成し、駆動モータ及び回転砥石を組み込んだ上下移動体を前記横移動体に設けて上下位置調整機構を構成したものである。
従って回動台部の回動角度の設定で溝切方向(溝切角度)が設定され、上下移動体で回転砥石の高さ位置(Z軸の位置)が定まり、当該状態で横移動体(溝切進退機構)を目送りに合わせて動作せると、所望形状の三角刃(ノコ刃)等を形成できるものである。
本考案の構成は上記のとおりで、回転砥石の上下位置、切込角度を設定して溝切加工(目立加工)を行うことによって、所望の刃形状を備えた切断刃体の製造の自動化を実現したものである。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した製造装置は、基体Aに固定した刃物台1及び研削台2で構成される。
刃物台1は、固定部11上に、被加工板Bを載置固定する移動台12を設けると共に、移動台12を目送り(間欠移動)するX軸移動部13を設けてなる。
研削台2は、溝切角度調整機構を構成する回動台部21と、溝切進退機構を構成する横移動体22及び進退駆動部23と、上下位置調整機構を構成する上下移動体24及び上下駆動部25と、溝切研削機構を構成する回転砥石26及び駆動モータ27で構成される。
回動台部21は、適宜な位置に設けた鉛直軸(Z軸)を中心として回動するように組み込むと共に、所望角度で回動台部21を固定する固定部(図示せず)を設けてなるもので、鉛直軸位置(回動中心)を、例えば刃物台1方向に設けると、図示したとおり、基体Aに設けた円弧レール212上に回動台部21を走行可能に設け、或いは回動台部21に回動中心を設け、回動台部21自体を回動するようにしても良い。
横移動体22は、回動台部21上に刃物台1に対向する方向(Y軸方向)に設けたレール212に移動可能に設け、進退駆動部(サーボモータ)23は、横移動体22に付設し、横移動体22のY軸方向移動の駆動源としてなるもので、具体的な移動構造は例えばレール部をピニオン歯に形成する等任意の構造を採用する事ができる。
上下移動体24は、横移動体22の側面鉛直方向に設けたレール部221に上下移動自在に組み込んでなり、横移動体22との間に上下駆動部(手動ハンドル)25を設けてなる。
更に上下移動体24の前面(刃物台1との対向面)には、回転砥石26の支持腕261を突設するとともに、回転砥石26を外周端面が刃物台1に対向するように支持腕261の先端に横架した回転軸262に連結してなり、上下体移動体24には、駆動モータ27を組み込むと共に、回転砥石26の回転軸262に駆動モータ27の回転を伝達する適宜な伝達機構(ベルト等)271を設けてなる。
而して前記装置での刃物製造は、被加工板(金属板)Bを刃物台1の移動台12に、溝切研削が施される側縁を突出させて水平面上で固定して、この被加工板Bに対して回転砥石26で溝切研削を行うものである。
溝切研削は回転砥石26の外周端面を被加工板の側縁に当接して溝切を行うもので、進退駆動部23による横移動体22の進退動作と、移動台12の間欠動作を順次溝切研削を繰り返すことで、結果被加工板の側縁に三角刃(ノコ刃)が形成されるものである。
即ち図4(イ)に示すように、上下駆動部25の動作によって回転砥石26の上下中心やや下方(回転軸262から距離H1離れた位置)の外周端面が被加工板Bの側縁に当接するように上下移動体24の位置決めを行い、前記の溝切研削を行うと、図5(イ)に示すように、回転砥石26の外周端面の半径方向断面に近い形状の三角片刃aが形成される。
また図4(ロ)に示すように、上下駆動部25の動作によって回転砥石26の下縁に近い箇所(回転軸262から距離H2離れた位置)の外周端面が被加工板Bの側縁に当接するように上下移動体24の位置決めを行い、前記の溝切研削を行うと、図5(ロ)に示すように、側縁からの刃溝が長い三角片刃bが形成される。
また回転砥石26の上下位置(Z軸位置)が図4(イ)に示す位置で、更に図3に示すように回動台部21を角度Θだけ回動して固定状態とし、当該状態で進退駆動部23による横移動体22の進退動作と、移動台12の間欠動作を順次繰り返し溝切研削を行うと、図5(ハ)に示すように傾斜三角刃cが形成される。
更に厚金属板である被加工板Cを使用し、回転砥石26の上下位置を、回転砥石26の上下接線位置と被加工板Cの高さと一致させ、上下対象の二位置で且つ上下各位置での溝切研削に際して、溝切ピッチを半ピッチずらして溝切研削を行うと、図6に示した刃先が一直線で且つ端面が三角刃となるギザ刃dが形成されることになる。
このように回転砥石26の外周端面形状、回転砥石26の高さ、研削方向角度を任意に設定することで、所望の刃形状を備えた押切切断に使用される切断刃物を容易に製造することができるものである。
A 基体
B 被加工板(金属板)
1 刃物台
11 固定部
12 移動台
13 X軸移動部
2 研削台
21 回動台部
211 固定台部
212 レール
22 横移動体
221 レール部
23 進退駆動部(サーボモータ)
24 上下移動体
25 上下駆動部(手動ハンドル)
26 回転砥石
261 支持腕
262 回転軸
27 駆動モータ
271 伝達機構
B 被加工板(金属板)
1 刃物台
11 固定部
12 移動台
13 X軸移動部
2 研削台
21 回動台部
211 固定台部
212 レール
22 横移動体
221 レール部
23 進退駆動部(サーボモータ)
24 上下移動体
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26 回転砥石
261 支持腕
262 回転軸
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271 伝達機構
Claims (2)
- 被加工板を所定位置に固定すると共に、被加工板を間欠的に横移動させる目送り機構を備えた刃物台と、刃物台に固定した被加工板の刃形成縁を刃形状に溝切研削する回転砥石を備えた研削台で構成され、前記研削台が、回転砥石の上下位置調整機構及び溝切進退機構及び溝切角度調整機構を備えてなることを特徴とする切断刃体の製造装置。
- 水平設置の被加工板に対して、適宜位置の鉛直軸を中心として回動する回動台部で溝切角度調整機構を構成し、前記回動台部上に刃物台に対して進退する横移動体を設けて溝切進退機構を構成し、駆動モータ及び回転砥石を組み込んだ上下移動体を前記横移動体に設けて上下位置調整機構を構成してなる請求項1記載の切断刃体の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000227U JP3209747U (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 切断刃体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017000227U JP3209747U (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 切断刃体の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3209747U true JP3209747U (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58484284
Family Applications (1)
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JP2017000227U Active JP3209747U (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 切断刃体の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3209747U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107685257A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-02-13 | 华侨大学 | 采用微织构砂轮磨削制备微锯齿刀具的方法 |
-
2017
- 2017-01-24 JP JP2017000227U patent/JP3209747U/ja active Active
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CN107685257A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-02-13 | 华侨大学 | 采用微织构砂轮磨削制备微锯齿刀具的方法 |
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