JPS60146184A - 原子炉燃料集合体の再構成方法 - Google Patents

原子炉燃料集合体の再構成方法

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JPS60146184A
JPS60146184A JP59261942A JP26194284A JPS60146184A JP S60146184 A JPS60146184 A JP S60146184A JP 59261942 A JP59261942 A JP 59261942A JP 26194284 A JP26194284 A JP 26194284A JP S60146184 A JPS60146184 A JP S60146184A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には原子炉用の燃料集合体に関し、特
に燃料集合体をその上部ノズルの取り除き及び再装着に
よって再構成する方法に関するものである。
大部分の原子炉においては、炉心部分は、燃料集合体と
呼ばれる骨格構造内に束ねられ支持された多数の細長い
燃料要素、即ち燃料棒から構成されている。−・殻に細
長いこの燃料集合体は、横断方向に延びる」二部及び下
部炉心支持板から支持と整列とを与えられている。最も
普通の構造においては、炉心槽の軸心は垂直に延びてお
り、また、燃料集合体も下部炉心支持板上に立設して垂
直に配設されている。このような燃料集合体の従来の構
造は、複数の燃料棒及び制御棒案内シンプルを含んでお
り、制御棒案内シンプルに取着されると共に燃料集合体
の長さに沿って隔置される格子によって、該燃料棒及び
制御棒案内シンプルが列状に編成され保持されている。
両端にある上部ノズル及び下部ノズルが制御棒案内シン
プルに固定されることによって、一体の燃料集合体が形
成される。各上部ノズル及び下部ノズルは燃料棒の端よ
り若干」二部及び下方に延びていて、間に燃料棒を捕捉
する。また、従来の燃料集合体は、炉心によりて招来さ
れる熱膨張等による燃料集合体の長さ変化を許容するが
、上向きの冷却材流の力によって燃料集合体が持ち上げ
られ上部炉心支持板に衝突するのは防止する燃料集合体
押さえ装置を持っていた。
原子炉におけるこのような燃料集合体の運転中には、主
に内部応力からくる割れが燃料棒の長さ沿いに屡々発生
することがあり、そのため放射性を有する核分裂生成物
が原子炉の一次冷却材中にしみ出る可能性がある。また
、かがる核分裂生成物は燃料交換作業中に溢水された原
子炉キャビティー中に放出されたり、或は使用済み燃料
集合体を貯蔵するプールに循環される冷却材中に放出さ
れるかも知れない。
このような状況下では、損傷した燃料棒を検出し取り出
すことは、該燃料棒が上部ノズル及び下部ノズルに溶接
された制御棒案内シンプルの一体集合物の一部であるの
で、困難なことである。そのため、個々の燃料棒に最高
に接近するには、損傷を受けた燃料集合体を炉心から取
り出した後、上部ノズルを制御棒案内シンプルに取着し
ている溶接部を切断する必要がある。その切断作業の際
、再溶接を阻む程の損傷が制御棒案内シンプル及び上部
ノズルの双方に生じるので、燃料集合体は原子炉で更に
使用するには不適切になる。
燃料集合体の交換に関連したコストが高いことがら、国
内の事業者も国外の者も、運転経費及び保守経費を可及
的に低減するべく、再構成可能な燃料集合体に関心を示
してきた。この関心に応えて、原子炉産業界は過去数年
、再構成を可能にする種々の方式の燃料集合体を開発す
ると共に、該燃料集合体に改良を加えてきた。これ等の
再構成可能な燃料集合体の大部分はねじ式構造であって
、上部ノズルを取り除いて骨格構造内に入っている燃料
棒に接近しうるようにしている。
再構成可能なががる燃料集合体の一例は米国特許ttS
3,770,583号又は第3,814,667号明細
書に記載されている。そこに開示された燃料集合体は、
制御棒案内シンプルの上端に機械的に取着された上部ノ
ズルを有する。即ち、この上部ノズルは内部に押さえ装
置を有する形式のものであって、上方に延びる整列ポス
トの回りに同軸状に配置されたコイルばねを備えること
を必要とする。該整列ポストは締結ナツトを下側に有す
る端板を通ってねじ込まれている。上部押さえ板が整列
ポストに滑動自在に装着されており、コイルばねは該押
さえ板と端板との間に圧縮状態で介挿されている。整列
ポストの上端にある半径方向に拡大した肩部が押さえ板
を整列ポスト上に保持する。アンソニー等の米国特許第
3.992,259号明細書から認められるように、ね
じ継ぎ手結合であるので、燃料集合体の照射の後、継ぎ
手に接近したり継ぎ手を分解したりすることは実際上不
可能である。上述した米国特許第3.770.583号
及び第3.814.6+37号明細書に記載された装置
を改良する試みの中で、アンソニー等は別のねじ式継ぎ
手構造を発表した。
ジャブセンの米国特許第3.828,868号明細書は
ねじ構造を用いる別種の再構成可能な燃料集合体を開示
している。対向する端板の双方が制御棒案内シンプルに
着脱自在に結合されている。
ねじ式取着構造を用いるこれ等の再構成可能な燃料集合
体の全てはある欠点或は別の欠点で困っている。必要な
ものは、制御棒案内シンプルへの−L部ノズルの、特に
該制御棒案内シンプルを取り囲む押さえばねを有する上
部ノズルの容易な、離れた位置からの除去及び再組み付
けを可能にする簡単な結合法を採用すると共に、押さえ
装置が分離する可能性なしに取り出すことのできる再構
成可能な燃料集合体である。このような燃料集合体が最
近開発され、特願昭59−215309号として本願と
同一の出願人によって出願されている。
本発明は、押さえ装置を有すると共に、制御棒案内シン
プルの上端に取着される上部ノズルサブアッセンブリを
備える型式の燃料集合体の再構成方法を提供している。
即ち、本発明が関係する上部ノズルサブアッセンブリは
下部アゲブタ板と、上部押さえ板と、及び該上部ノズル
サブアッセンブリを運転モードに装着するべく前記下部
アダプタ板及び上部押さえ板の間に圧縮状態で介挿され
保持され、各制御棒案内シンプルの上端部に配設された
コイルばねとを有する型式のものである。
本発明は、放射性の炉心領域内において、押さえ装置が
分離する可能性なしに、燃料集合体をその設置場所で再
構成可能にする。
従って、本発明によれば、制御棒案内シンプルの上端部
分に取着された上部7ズルサブアツセンブリと、該制御
棒案内シンプルの回りに巻着されたばねとを備え、前記
サブアッセンブリは下部アダプタ板と前記制御棒案内シ
ンプルの端部に装着された上部押さえ板とを有し、前記
ばねは上部ノズルサブアッセンブリを運転モードで装着
するべく前記下部アダプタ板及び上部押さえ板の開に介
挿されている原子炉燃料集合体の再構成方法は、(a)
上部押さえ板に力を加えて下方に動かし、ばねを圧縮し
て前記サブアッセンブリをその運転モードから再構成モ
ードに変えるステップと、(b)運転モード中における
前記上部押さえ板の上向き運動の限界となる、前記制御
棒案内シンプルの端部に装着された第1取着リテーナよ
り下方に、前記制御棒案内シンプルの壁を切断するステ
ップと、(c)燃料集合体内に含まれている燃料棒の取
り出し及び交換のため、前記制御棒案内シンプルの上端
部分から前記上部ノズルサプア・7センブリを取り除く
ステップと、(d)再構成モードにある上部ノズルサブ
アッセンブリを切断された制御棒案内シンプルの上端部
分に戻すステップと、(e)運転モード中における前記
上部押さえ板の上向き運動限界を再び画定するため第2
の取着リテーナを前記切断された制御棒案内シンプルの
上端部分に装着するステップと、(f)前記」二部押さ
え板にかかっている力を解放して、前記−に1部ノズル
サブアッセンブリを再構成モードから運転モードに変え
るステップとからなるものである。
本発明は、添付図面に例示したその好適な実施例に関す
る以下の説明から一層容易に明らかとなろう。
以下の記載において、同一符号は同−又は対応する部分
を表している。また、「前方]、「後方」、「左側」、
「右側」、「上方」、「下方」などの用語は単に便宜的
に用いられており、限定的に解釈するべきではない。
図面、特に第1図には、本発明の技術的思想力f適用さ
れる型式の燃料集合体が、符号10で示され、明瞭にす
るため一部破断され断面で図示されている。
この燃料集合体10は、原子炉(図示しない)の炉心領
域にある下部炉心支持板(図示しない)上に該燃料集合
体10を支持するための下端構造物、即ち下部ノズル1
2と、該下部ノズル12から上方に突出し長手方向に延
びる複数の制御棒案内筒、即ち案内シンプル14と、該
案内シンシル14に沿って軸方向に隔てられた複数の横
向きの格子16と、該格子16によって横方向に隔てら
れ支持された長い燃料棒18(明瞭にするため第1図に
はその内の1本のみを示す)の組織的な列とを備えてい
る。計装管20は、燃料集合体10の中心部に配置され
ている。
全体が符号22で示された上端構造物、即ち上部ノズル
は案内シンプル14の上端に固着され、その構成部分を
損傷させることなく普通の仕方で取り扱い可能な一体的
な燃料集合体を形成する。
燃料集合体10を形成するため、横向きの格子16は、
長手方向に延びる案内シンプル14)こ、軸方向に隔て
られた所定の場所で固着され、燃料棒181よ格子16
を通って下方に挿入され、その後に下部ノズル12が、
例えば機械ねじ24によって案内シンプル14の下端部
に適宜固着され、次いで上部7ズル22が案内シンプル
14の上端部に取着される。核分裂過程を制御するため
、多数の制御棒(図示しない)は燃料集合体10の制御
棒案内シンプル14内において往復移動可能である。
図示した燃料集合体10は、燃料棒列内に81画的に配
置された16本の制御棒案内シンプル14と共に方形列
(+、9X19)の燃料棒18を有する型式のものであ
る。更に、下部ノズル12も上部ノズル22も、同様に
方形断面を有する。また、各制御棒案内シンプル14は
別個の案内シンプル延長部分を有し、この延長部分は、
関連した案内シンプル14の上端部に連結され、その普
通の延長部分を形成するようになっている。以下にシン
プル延長部分26と単に称される各案内シンプル延長部
分は、案内シンプル14と同軸的で、これとほぼ同じ大
きさの直径を有し、当該技術で周知の膨出嵌合のような
適当な方法で案内シンプル14の上端に連結されるのが
好ましい。図示された特定の燃料集合体は説明のためだ
けのものであって、特定のノズル形状、燃料棒及び案内
シンプルの数及び形状、或はシンプル延長部分の使用に
限定されるものではなく、本発明は特定的に示した以外
の形状、配列及び構造等に同様に適用可能である。
説明のため、好適な実施例においては、上部ノズル22
は内部に押さえ装置を有するサブアッセンブリの形態で
図示されており、この押さえ装置は前述した特願昭59
−215309号の主題になっている。
特別の構造により、燃料集合体10を上部炉心整列/支
持板に上面が直接接触するように炉心領域に配置でき、
上向きに流れる冷却材による燃料集合体の持ち上がりを
防止する押さえ力を出すと共に、炉心内において誘起さ
れる熱膨張その他による燃料集合体の長さ変化を許容す
る6 第1図を参照しながら簡略に述べると、上部ノズル22
のサブアッセンブリは、各シンプル延長部分26の上端
部の回りに配設されたコイルばね28を基本的に備えて
おり、コイルばね28は、下部アゲブタ板30と上部押
さえ板32との間に挾まれている。
コイルばね28のF端は、下部アダプタ板30の上面に
設けられた端ぐり凹部内にあるシート33上に乗ってい
る。下部アダプタ板30は、通し孔34によりシンプル
延長部分26上に摺動自在に取り付けてあり、シンプル
延長部分26に沿ったアゲブタ板30の下向き運動は、
リテーナ36によって制限される。リテーナ36は、燃
料棒18の上端の上方に軸方向に隔たった個所において
、各シンプル延長部分26上に1つずつ取り付けられて
いる。アダプタ板30は、細長い形状を有する複数の冷
却材用流通開口(図示しない)を画定する交差状に互い
に入り組んだ帯状結合部分(図示しない)によって形成
されており、そして結合部分の一部が燃料棒18の上端
の上方にあるように、シンプル延長部分26上に位置さ
れ配向されている。このような関係にあるので、燃料棒
18は上部ノズル22と下部7ズル12どの開で軸方向
に拘束ないしは保持される。
上部押さえ板32は、シンプル延長部分26上に、それ
ぞれの通路38を通して摺動自在に装着されており、各
通路38は内部に棚状部分40を形成している。従つて
、各通路38は大体一定の大径上部及び小径下部を有し
、小径下部が棚状部分40を画成すると共にシンプル延
長部分26に摺動自在に係合することがで鰺る。また、
押さえ板32は板回りの所定場所に配設された多数の比
較的大きな冷却材流通開口(図示しない)及び幾つかの
比較的小さな冷却材流通開口(図示しない)も備えてい
る。リテーナ36の軸方向上方に隔てられた別のリテー
ナ42は、各々のシンプル延長部分26に取り付けてあ
り、それぞれの通路38の上部内に配置されている。好
適な実施例。においては、リテーナ42はその上方内部
に環状溝44を有するカラーの形態であり、シンプル延
長部分の壁を円周方向にわたって膨出しカラー内部の環
状溝44に入れ込むことによって、シンプル延長部分に
取着されている。取着リテーナ42は、内側棚状部分4
0と協働して、シンプル延長部分26に沿った押さえ板
32の上向き運動を制限する燃料集合体10の上方領域
にお(1て冷却材の上向きの流れを案内する囲ν1を形
成するために、−ド音トアダプタ板30の周囲縁部に、
立ち上がり側部壁46が形成されている。上部ノズルサ
ブアッセンブリとシンプル延長部分の」二端部へのその
特別の取着との詳しい説明については、前述した本出願
人による特願昭59−215309号を参照されたい。
本発明の再構成方法は上述した特定の上部ノズルサブア
ッセンブリ及びその取着に限定されるものではなく、当
該技術分野において周知のその他の上部ノズル構造及び
取着構造にも適用可能である。
次に、本発明の種々の操作ステップを略図的に示す第2
図〜第10図を参照しながら、第1図に示したような燃
料集合体10の本発明による再構成について説明する。
最初に、力Fを上部押さえ板32に加えて同押さえ板3
2を下方に動かし、ばね28を圧縮すると共に、上部ノ
ズルサブアッセンブリ22を第1図に示す運転モードか
ら第2図に示すような再構成モードに移す。押さえ板3
2が下方に動かされる距離は軸方向隙間48が、各リテ
ーナ42の下面と対応する棚状部分40の上面との間に
十分にできる距離である。
軸方向隙間48はリテーナ42にかかるばね力を軽減す
る。
第3図に示すように、軸方向隙間48を確保するため押
さえ板32にかかる力Fを維持しながら、各シンプル延
長部分26の上端部を、シンプル延長部分の壁がリテー
ナ42の環状溝44に膨出嵌合している場所より下方の
軸方向位置で切断する。そのため通常の管内カンタ−5
0(略図的に示す)を通路38から挿入してシンプル延
長部分26の端に入れ、リテーナ42の取着結合部より
下方で、シンプル延長部分の壁を(内側から外側へ)円
周方向に切る。この切断作業は、リテーナ42を有する
全てのシンプル延長部分26が切断されるまで繰り返す
切断作業が終了したら、一対の挟持フィンが−52(1
4図にはその一つのみを示す)を押さえ板32の上面と
アダプタ板30の下面との間に置くと共に、力Fをゆっ
くり取り除くと、圧縮されていたばね28が解放された
常置状態へと延びて、押さえ板32を押しフィン〃−5
2の上端との当接状態にする。
ばね28がこのJ:うな常置状態にある場合、押さえ板
32の下面は側部壁46の上縁とほぼ同じ軸方向の高さ
にある。挟持フィンガー52の目的は上部ノズルガブア
ンセンブリ22を一緒にユニットとして保持することで
ある。押さえ板32及びアダプタ板3゜は、コイルばね
28を両方の板間に圧縮状態に保持して、−緒にクラン
プしてもよいが、下部アダプタ板は可fjgな限り薄く
しであるので、圧縮により下部アゲブタ板に負荷ががが
り、このアゲブタ板が湾曲する傾向がある。
挟持フィン〃−52を所定の状態にして、上部ノズルガ
ブアッセンブリ22をほぼ垂直に上方に持ち−にげて、
第5図に示すように、切断したシンプル延長部分26か
ら離し、燃料集合体1oがら取り出す。
シンプル延長部分26の切断された端部はそこに取着さ
れたリテーナ42と共にサブアッセンブリ22の通路3
8内に残っており、−緒に取り出される。上部ノズルサ
ブアッセンブリ22を取り出したら、燃料#+18に直
接接近してその希望の除去及び交換を行うことができる
第6図は、取着リテーナ42を有する切断端部を通路3
8から取り除く中間ステップを示している。
通常このステップはサブアッセンブリ22がその取り出
された場所にある間に行なわれるが、これ等の端部は前
のステップにおいて取り除くことらできる。
第7図は、取り出した上部ノズルサブアッセンブリ22
を切断されたシンプル延長部分26の上端部」二に置く
際の再構成操作の次のステップを示している。即ち、取
り出したサブアッセンブリ22又は新しい交換用上部ノ
ズルを、下部アゲブタ板30にある通し孔34がシンプ
ル延長部分に整列するようにして、切断されたシンプル
延長部分26の上端部の若干」二部且つ直上に位置決め
する。サブアンセンブリ22は、そのばね28及びばね
シート33をそのままにして、切断されたシンプル延長
部分の上端部上へと、下部アダプタ板30がリテーナ3
6に来る位置まで、−下される6次に再び力Fを押さえ
板32に加えて、サブアッセンブリ22をその元の再構
成モードに戻し、挟持フィン〃−52を取り除く。
この再構成モードにおいては、シンプル延長部分の切断
終端部は通路38の大径上部突入し、棚状部分40の上
面の」二カに位置している。実際には、サブアッセンブ
リ22を切断されたシンプル延長部分上に適切に整列さ
せるには、下方に延びる多数の7オーり状部材(シンプ
ル延長部分の数に相当する )を有する平板からなる整
列]1 N、 (図示しない)が、非常に役立つことが
分かった。整列用7オーり状部材はシンプル延長部分の
内径よりも若干小さい外径を有し、そして所定位置にあ
るとき、それぞれの通路38、ばね28、シート33及
び通し孔34を賀き、アダプタ板30の下面を僅かな距
離越えるまで延びるので、サブアッセンブリ22を降下
させたときには、7オ一ク状部材が最初にシンプル延長
部分の中央に入り、次にサブアッセンブリ22の諸構成
要素がシンプル延長部分を取り囲むに連れて前記中央を
通って下ガに移動する。以上から明らかなように、この
整列工具(図示しない)はシンプル延長部分上のサブア
ッセンブリ22の整列を助けるだけでなく、サブアッセ
ンブリ22がシンプル延長部分上へ降下されると外に対
応するばね及びばねシートがそのままになっていること
を保証する。
第8図に示すように、サブアッセンブリ22が切断され
たシンプルi長部分26の上にあり、そして力Fが同サ
ブアッセンブリ22をその再構成モードに維持した状態
で、新しいリテーナ又は取着カフ−42′を通路38に
入れ、シンプル延長部分26の切断された端部の上に被
せる。カラー42゛はリテーナ42と実質的に同一であ
って、異なる点は、内部の環状溝44゛がカラー42゛
の下方部分に存在するのに対して、溝44が力?−42
の上方部分に存在することである。溝44及び44′の
軸方向間隔差の理由は、シンプル延長部分の切断された
長さを補償するためである。力2−を上下逆さまにして
同カラーの上方部分又は下方部分のどちらかに溝が位置
するようにすれば、同一のカラーを最初に製造したサブ
アッセンブリにも、再構成したサブアッセンブリにも使
用することができる。また、新しい取着カフ−42゛は
、前のステップにおいて、即ちサブアッセンブリ22を
シンプル延長部分上へ降下させる前に、通路38に挿入
してもよい。その場合、整列用7オ一ク状部材はカラー
を下方に突き抜ける。通路内への新しいカラー42゛の
挿入をサブアッセンブリ22がシンプル延長部分」二に
置かれる前に行うが後に行うかは、作業具の好み次第で
ある。
このようにして取着カラー42゛を所定位置に置き、そ
して力Fを維持した状態で、第9図に符号54で略示さ
れたような通常の膨出工具を降ろして通路38に通し、
カラー42゛の中火に入れ、そこでシンプル延長部分の
壁を膨出して環状溝44゛の中に入れ、切FIIR?れ
たシンプル延長部分上・\のサブアッセンブリ22の装
着を行う。なお、このような作業を1tうのに使用でき
る膨出]二兵には周知のものが多数あり、図示のものは
単なる説明のためであることを言っておく。膨出手順を
各場所で繰り返して、全カラー42゛をそれぞれのシン
プル延長部分に嵌合させる。
第10図は再構成作業の最終ステップを示している。全
カラー42゛を上述したようにそれぞれの切断シンプル
延長部分に装着したら、力Fを解放する、即ち取り除く
と、サブアッセンブリ22はその再構成モードから第1
図に示すような運転モードに移行する。
本発明及びその付随的効果は」二連した説明から理解さ
れよう。また、上述した開示内容から種々の改変及び修
正が可能であろう。従って、本発明はその特許請求の範
囲内で、上述した特定の例以外に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理が向けられている上部ノズル構造
を有する燃料集合体を、明瞭にするため一部破断し一部
断面で示す側面図、第2図は第1図に示した燃料集合体
の上部ノズルサブアッセンブリの部分断面図であって、
本発明の再構成作業の最初のステップを示し、矢印Fは
サブアッセンブリをその運転モードから再構成モードに
変えるため」二部押さえ板にかかっでいる下向きの力を
示している。@3図〜第1O図は第2図に見られるよう
に」二部7ズル世ブアッセンブリに対して行なわれる再
構成作業の更なるステップを示す略断面図であって、1
53図はサブアッセンブリを再構成モードにしながらシ
ンプル延長部分をその関連取着リテーナと共に切断する
ステップを示す図、第4図はシンプル延長部分がその関
連取着リテーナと共に切断された後にサブアッセンブリ
を一体として挟持するステップを示す、第3図のサブア
ンセンブリの左側部分の拡大図であって、力Fは除かれ
ており、はねは解放された常置状態にある。第5図は挟
持されたユニットとしてのサブアッセンブリを切断され
たシンプル延長部分から取り出す図、第6図は取着され
たカラーを有するシンプル延長部分の切断端部を押さえ
板の通路から取り出す図、第7図は取り出されたサブア
ッセンブリをシンプル延長部分の切断端に置き、サブア
ッセンブリをその再構成モードに戻すため力Fを再び加
えた図、第8図は内部溝が下方部分にある新しい取着カ
ラーを押さえ板の通路に挿入し、シンプル延長部分の突
出している切断端に被せてν・る、第7図のサブアッセ
ンブリの」三方部分の部分拡大図、第9図は、シンプル
延長部分の壁を円周方向にわたって膨出しカラーの内部
環状溝に入れることによって、新しい取着カラーをシン
プル延長部分の切断端に装着する状態を示す略図、第1
0図は、サブアッセンブリをその再構成モードから運転
モードに変えるため、押さえ板に加わっている力Fを解
放する再構成作業の最終ステップを示す略図である。 10・・・燃料集合体 14・・・制御棒案内シンプル
18・・・燃料棒 22・・・上部ノズル26・・・延
長部分(案内シンプルの上端部分)28・・・ばね 3
0・・・下部アダプタ板32・・上部押さえ板 42・
・・第1取着リテーナ42゛・・・第2取着リテーナ FIG、5 FIG、6 FIG、 7 FIG、8 26 26 26 26 FIG、9 FIG、IO

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 制御棒案内シンプルの上端部分に取Nされた上部ノズル
    サブアッセンブリと、該制御棒案内シンプルの回りに巻
    着されたばねとを備え、前記サブアッセンブリは下部ア
    ダプタ板と前記制御棒案内シンプルの端部に装着された
    上部押さえ板とを有し、前記ばねは上部ノズルサブアッ
    センブリを運転モードで装着するべく前記下部アダプタ
    板及び」二部押さえ板の開に介挿されている原子炉燃料
    集合体の再構成方法であって、 (a)−Jz部押さえ板に力を加えて下方に動かし、ば
    ねを圧縮して前記サブアッセンブリをその運転モードか
    ら再構成モードに変えるステップと、(1])運転モー
    ド中における前記上部押さえ板の上向き運動の限界とな
    る、前記制御棒案内シンプルの端部に装着された第1取
    着リテーナより下方に、前記制御棒案内シンプルの壁を
    切断するステップ(c)燃料集合体内に含まれている燃
    料棒の取り出し及び交換のため、前記制御棒案内シンプ
    ルの上端部分から前記上部ノズルサブアッセンブリを取
    り除くステップと、 (d)再構成モードにある上部ノズルサブアッセンブリ
    を切断された制御棒案内シンプルの上端部分に戻すステ
    ップと、 (e)運転モード中における前記上部押さえ板の上向き
    運動限界を再び画定するため第2の取着リテーナを前記
    切断された制御棒案内シンプルの上端部分に装着するス
    テップと、 (「)前記上部押さえ板にががっている力を解放して、
    前記上部ノズルサブアッセンブリを再構成モードから運
    転モードに変えるステップと、からなる原子炉燃料集合
    体の再構成方法。
JP59261942A 1983-12-21 1984-12-13 原子炉燃料集合体の再構成方法 Granted JPS60146184A (ja)

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