JPS60145846A - シリコ−ン賦型フイルムを用いたポリエステル化粧板の製造方法 - Google Patents
シリコ−ン賦型フイルムを用いたポリエステル化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS60145846A JPS60145846A JP59001734A JP173484A JPS60145846A JP S60145846 A JPS60145846 A JP S60145846A JP 59001734 A JP59001734 A JP 59001734A JP 173484 A JP173484 A JP 173484A JP S60145846 A JPS60145846 A JP S60145846A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- resin
- decorative board
- silicone
- polyester resin
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- Granted
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、シリコーン樹脂をフィルム化したものを賦型
フィルムとして使用して凹凸表面を有するポリエステル
化粧板を製造する方法に関するものであり、極めて効率
的に安定した製品を製造する方法を提供するものである
。
フィルムとして使用して凹凸表面を有するポリエステル
化粧板を製造する方法に関するものであり、極めて効率
的に安定した製品を製造する方法を提供するものである
。
(従来技術)
従来より、基材上に不飽和ポリエステル樹脂を塗布した
後に凹凸模様を有する賦型フィルムを重ね合わせて前記
不飽和ポリエステル樹脂を硬化させ、しかる後に前記凹
凸模様を有する賦型フィルムを離型することにより凹凸
表面を有するポリエステル化粧板を製造する方法が知ら
れている。その中でも、天然あるいは人工物を原稿とし
、シリコーン樹脂により原稿の表面形状を型取りしたフ
ィルムを用いて化粧板を製造する方法は多く利用されて
いる。
後に凹凸模様を有する賦型フィルムを重ね合わせて前記
不飽和ポリエステル樹脂を硬化させ、しかる後に前記凹
凸模様を有する賦型フィルムを離型することにより凹凸
表面を有するポリエステル化粧板を製造する方法が知ら
れている。その中でも、天然あるいは人工物を原稿とし
、シリコーン樹脂により原稿の表面形状を型取りしたフ
ィルムを用いて化粧板を製造する方法は多く利用されて
いる。
従来から行なわれている方法は、基材に不飽和ポリエス
テル樹脂を塗布した後、プラスチックフィルム等を裏打
ちしたシリコーン賦型フィルムをその上に重ね合わせて
、40°〜60℃の雰囲気中で60〜120分間、又は
常温にて150〜200分間放置して不飽和ポリエステ
ル樹脂を硬化させた後、賦型フィルムを離型することに
より成っていた。
テル樹脂を塗布した後、プラスチックフィルム等を裏打
ちしたシリコーン賦型フィルムをその上に重ね合わせて
、40°〜60℃の雰囲気中で60〜120分間、又は
常温にて150〜200分間放置して不飽和ポリエステ
ル樹脂を硬化させた後、賦型フィルムを離型することに
より成っていた。
しかしながら、この方法は次の様な問題点を有していた
。
。
まず、賦型フィルムの離型までに60分以上の時間を要
するので、効率が悪く犬鼠生産の場合には賦型フィルム
を多数必要とし、シリコーン樹脂の費用、賦型フィルム
の製造費用、および日数が多くかかり、コスト的にかな
り不利となるという問題点かある。
するので、効率が悪く犬鼠生産の場合には賦型フィルム
を多数必要とし、シリコーン樹脂の費用、賦型フィルム
の製造費用、および日数が多くかかり、コスト的にかな
り不利となるという問題点かある。
そして、シリコーン賦型フィルムの耐性の問題では、不
飽和ポリエステル樹脂と60分以上もの間接しているの
で、シリコーン樹脂に浸透した化ツマ−やプレポリマー
の硬化が進み、また不飽和ポリエステル樹脂中の有機過
酸化物により発生したラジカルによってシリコーン樹脂
の劣化が進み、賦型フィルムのライフが短か(なるとし
・う問題点もあった。
飽和ポリエステル樹脂と60分以上もの間接しているの
で、シリコーン樹脂に浸透した化ツマ−やプレポリマー
の硬化が進み、また不飽和ポリエステル樹脂中の有機過
酸化物により発生したラジカルによってシリコーン樹脂
の劣化が進み、賦型フィルムのライフが短か(なるとし
・う問題点もあった。
(目的)
そこで、本発明者等は以上の如き問題を解決すべく検討
した結果、以下に詳述するような構成によって賦型フィ
ルムのライフを長くすると共に化粧板の製造時間を短縮
することが可能となった。
した結果、以下に詳述するような構成によって賦型フィ
ルムのライフを長くすると共に化粧板の製造時間を短縮
することが可能となった。
以下本発明の詳細な説明する。
(構成)
まず、加熱硬化型の不飽和ポリエステル樹脂に、光増感
剤を添加することにより光硬化性を付与し、かかる配合
の不飽和ポリエステル樹脂を基材に塗布し、シリコーン
賦型フィルムをその上に重ね合わせた後、高圧水銀灯に
て紫外線を10〜20秒照射して不飽和ポリエステル樹
脂の表面層を硬化状態とした後、速かにシリコーン賦型
フィルムを離型し、次いで半硬化状態の不飽和ポリエス
テル樹脂層を加熱硬化させる。
剤を添加することにより光硬化性を付与し、かかる配合
の不飽和ポリエステル樹脂を基材に塗布し、シリコーン
賦型フィルムをその上に重ね合わせた後、高圧水銀灯に
て紫外線を10〜20秒照射して不飽和ポリエステル樹
脂の表面層を硬化状態とした後、速かにシリコーン賦型
フィルムを離型し、次いで半硬化状態の不飽和ポリエス
テル樹脂層を加熱硬化させる。
本発明に用いるシリコーン樹脂および不飽和ポリエステ
ル樹脂は、従来より使用されている公知のものが使用で
き、不妃和ポリエステル樹脂に添加する光増感剤は、ベ
ンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソ
ブチルエーテル、ペンゾインイソグロビルエーテル等の
ベンン゛イン系が、反応性、安定性の点で望ましく、添
加量は反応性と耐光性の点で1〜3%以内が望ましい。
ル樹脂は、従来より使用されている公知のものが使用で
き、不妃和ポリエステル樹脂に添加する光増感剤は、ベ
ンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソ
ブチルエーテル、ペンゾインイソグロビルエーテル等の
ベンン゛イン系が、反応性、安定性の点で望ましく、添
加量は反応性と耐光性の点で1〜3%以内が望ましい。
また高圧水銀灯については、通常の塗料硬化用に使用さ
れている一車管式の直管形高圧水銀ジンプで石英ガラス
製の発光管中に高純度水銀とわすかな希ガスを封入した
放電ランプを使用し、出力は比較的高出力の80〜16
0 w / cmのものが望ましい。
れている一車管式の直管形高圧水銀ジンプで石英ガラス
製の発光管中に高純度水銀とわすかな希ガスを封入した
放電ランプを使用し、出力は比較的高出力の80〜16
0 w / cmのものが望ましい。
照射時間は10〜40秒程度が適当である。長時間照射
するとシリコーン中へのモノマーやプレポリマーの浸透
も多くなり、また浸透したモノマーやプレポリマーが、
シリコーン樹脂中で反応を開始し、シリコーン樹脂の劣
化を早めるからである。
するとシリコーン中へのモノマーやプレポリマーの浸透
も多くなり、また浸透したモノマーやプレポリマーが、
シリコーン樹脂中で反応を開始し、シリコーン樹脂の劣
化を早めるからである。
(効果)
本発明の方法ではポリエステル化粧板1枚を製造する為
のシリコーン賦型フィルムと不飽和Jζ1ジエステル樹
脂との接触は1分間以内である為、大鼠のポリエステル
化粧版を製造する際Vこもシリコーン賦型フィルムは数
枚でも可能であり、生産幼生が良い。また、不飽和ポリ
エステル樹脂によるシリコーン賦型フィルムの劣化も小
さく、繰り返し使用の回数を3〜5倍に増やすことが出
来るので、コスト的にも大きなメリットがある。
のシリコーン賦型フィルムと不飽和Jζ1ジエステル樹
脂との接触は1分間以内である為、大鼠のポリエステル
化粧版を製造する際Vこもシリコーン賦型フィルムは数
枚でも可能であり、生産幼生が良い。また、不飽和ポリ
エステル樹脂によるシリコーン賦型フィルムの劣化も小
さく、繰り返し使用の回数を3〜5倍に増やすことが出
来るので、コスト的にも大きなメリットがある。
(実施例)
天然木突板なサンダー処理、仕上げ塗装した後、その表
面に付加重合反応により硬化する透明なシリコーン樹脂
KE−1m6LTV(信越化学(作製)な300μの厚
みになるように流し、その上に、予め、シリコーンとフ
ィルムを接着せしめろプライマーA(信越化学■製)K
よる処理を施した延伸ポリアミドフィルムを重ね合わせ
、該フィルムの上から均一に均した後に50℃の雰囲気
のオープンに5時間入れてシリコーンを硬化させた後、
硬化してフィルム状となったシリコーンを突板よりIs
型して賦型フィルムとした、この賦型フィルムを、不飽
和ポリエステル樹脂にベンゾイン・エチル・エーテル(
相光純桑(作製)を2%添加して紫外線による硬化も可
能にした下記樹脂組成1の樹脂を塗布した基材に重ねて
ポリエステル化粧板を作製した。樹脂の硬化条件は、8
0w/C?nの高圧水銀灯2本にて20秒照射した後、
直ちに賦型フィルムを離型し、樹脂層が半硬化状;、東
の化粧版な70〜80℃のオープンに入れて完全硬化さ
せた。
面に付加重合反応により硬化する透明なシリコーン樹脂
KE−1m6LTV(信越化学(作製)な300μの厚
みになるように流し、その上に、予め、シリコーンとフ
ィルムを接着せしめろプライマーA(信越化学■製)K
よる処理を施した延伸ポリアミドフィルムを重ね合わせ
、該フィルムの上から均一に均した後に50℃の雰囲気
のオープンに5時間入れてシリコーンを硬化させた後、
硬化してフィルム状となったシリコーンを突板よりIs
型して賦型フィルムとした、この賦型フィルムを、不飽
和ポリエステル樹脂にベンゾイン・エチル・エーテル(
相光純桑(作製)を2%添加して紫外線による硬化も可
能にした下記樹脂組成1の樹脂を塗布した基材に重ねて
ポリエステル化粧板を作製した。樹脂の硬化条件は、8
0w/C?nの高圧水銀灯2本にて20秒照射した後、
直ちに賦型フィルムを離型し、樹脂層が半硬化状;、東
の化粧版な70〜80℃のオープンに入れて完全硬化さ
せた。
比較例として、樹脂組成2に示す熱硬化のみの樹脂を用
いた場合(比較例1)と、樹脂組成ろに示す紫外線硬化
のみの樹脂を用いた場1合(比較例2)の賦型フィルム
の繰り返し使用回数を表111C示す。
いた場合(比較例1)と、樹脂組成ろに示す紫外線硬化
のみの樹脂を用いた場1合(比較例2)の賦型フィルム
の繰り返し使用回数を表111C示す。
樹脂組成1
樹脂組成2
樹脂組成ろ
表 1
上記の結果から明らかなように、本発明の方法により繰
り返し使用回数が大巾に増加した。
り返し使用回数が大巾に増加した。
特許出願人
凸版印刷株式会社
代表者鈴木和夫
Claims (1)
- 表面に凹凸形状を有する原稿から、その凹凸形状を型取
りしたシリコーン賦型フィルムラ用いてポリエステル化
粧板を製造する方法において、基材表面に形成した紫外
線硬化性で、がつ熱硬化性の不飽和ポリエステル樹脂の
層の上Vこ前記シリコーン賦型フィルムを重ね、紫外線
を60秒以内の任意の時間照射した後直ちに該賦型フィ
ルムを離型し、その後に加熱によって不飽和ポリエステ
ル樹脂を完全に硬化させることを特徴とするポリエステ
ル化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59001734A JPS60145846A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | シリコ−ン賦型フイルムを用いたポリエステル化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59001734A JPS60145846A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | シリコ−ン賦型フイルムを用いたポリエステル化粧板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145846A true JPS60145846A (ja) | 1985-08-01 |
JPH0430348B2 JPH0430348B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=11509789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59001734A Granted JPS60145846A (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | シリコ−ン賦型フイルムを用いたポリエステル化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60145846A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012157636A1 (ja) * | 2011-05-19 | 2012-11-22 | 綜研化学株式会社 | ナノインプリント用モールドおよび曲面体 |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP59001734A patent/JPS60145846A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012157636A1 (ja) * | 2011-05-19 | 2012-11-22 | 綜研化学株式会社 | ナノインプリント用モールドおよび曲面体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430348B2 (ja) | 1992-05-21 |
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