JPS60145453A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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- JPS60145453A JPS60145453A JP59000654A JP65484A JPS60145453A JP S60145453 A JPS60145453 A JP S60145453A JP 59000654 A JP59000654 A JP 59000654A JP 65484 A JP65484 A JP 65484A JP S60145453 A JPS60145453 A JP S60145453A
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- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 52
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 37
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- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M53/00—Fuel-injection apparatus characterised by having heating, cooling or thermally-insulating means
- F02M53/04—Injectors with heating, cooling, or thermally-insulating means
- F02M53/06—Injectors with heating, cooling, or thermally-insulating means with fuel-heating means, e.g. for vaporising
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
- F02M55/002—Arrangement of leakage or drain conduits in or from injectors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は、ディーゼルエンジンの燃料噴射弁に関し、特
に、粘度の高い燃料を使用するディーゼルエンジン用と
して好適なものに関する。
に、粘度の高い燃料を使用するディーゼルエンジン用と
して好適なものに関する。
口、従来技術
一般に、ディーゼルエンジンにおいては、経済的な観点
等から、燃料としてC重油(ボイラーオイル、JIS第
3種重油相当)が使用される傾向にある。
等から、燃料としてC重油(ボイラーオイル、JIS第
3種重油相当)が使用される傾向にある。
ところが、C重油は粘度が高いため、C重油ではディー
ゼルエンジンの始動が困難になり、また、低負荷運転状
態も悪化する。
ゼルエンジンの始動が困難になり、また、低負荷運転状
態も悪化する。
そこで、従来から、C重油を使用するディーゼルエンジ
ンにおいては、始動時および低負荷運転時にはA重油(
ディーゼルオイル、JIS第1種重油相当)に切り換え
て運転している。
ンにおいては、始動時および低負荷運転時にはA重油(
ディーゼルオイル、JIS第1種重油相当)に切り換え
て運転している。
ところで、従来から、粘り強い燃料を加熱することによ
り粘度を実質的に低下させて使用することが知られてお
り、また、加熱された高粘度燃料を燃料噴射弁に供給す
ることにより噴射弁を加熱する燃料噴射装置が提案され
ている(特公昭30−7968号公報参照)。この燃料
噴射装置は、噴射弁の内部に専用の加温孔道を開設する
とともに、燃料路中に切り換え装置を設け、所定時に加
温孔道に加熱した燃料を循環させて噴射弁を加熱するよ
うになっている。
り粘度を実質的に低下させて使用することが知られてお
り、また、加熱された高粘度燃料を燃料噴射弁に供給す
ることにより噴射弁を加熱する燃料噴射装置が提案され
ている(特公昭30−7968号公報参照)。この燃料
噴射装置は、噴射弁の内部に専用の加温孔道を開設する
とともに、燃料路中に切り換え装置を設け、所定時に加
温孔道に加熱した燃料を循環させて噴射弁を加熱するよ
うになっている。
ハ9発明が解決しようとする問題点(発明の目的)しか
し、A重油とC重油とを切り換えて使用することは、C
重油を使用することによる経済的な有利性を損なうばか
りでなく、ディーゼルエンジンの運転操作が繁雑になる
という問題点がある。
し、A重油とC重油とを切り換えて使用することは、C
重油を使用することによる経済的な有利性を損なうばか
りでなく、ディーゼルエンジンの運転操作が繁雑になる
という問題点がある。
また、前記燃料噴射装置にあっては、専用の加温孔道が
燃料噴射装置を迂回するように開設されるため、始動時
および低負荷運転時において燃料噴射弁を十分に加熱で
きず、良好な始動または低負荷運転特性を得るには至っ
ていないのが現状である。
燃料噴射装置を迂回するように開設されるため、始動時
および低負荷運転時において燃料噴射弁を十分に加熱で
きず、良好な始動または低負荷運転特性を得るには至っ
ていないのが現状である。
本発明の目的は、高粘度燃料を使用するディーゼルエン
ジンにおいて始動性および低負荷運転特性を向上させる
ことができる燃料噴射弁を提供することにある。
ジンにおいて始動性および低負荷運転特性を向上させる
ことができる燃料噴射弁を提供することにある。
二1問題点を解決するための手段(発明の構成)この目
的を達成するため、本発明は、油溜り室と漏洩油戻り路
との連絡路を開設するとともに、始動前等所定時にのみ
開弁する弁を介設することにより、始動前等に加熱した
燃料を循環させて噴射弁全体を直接的に加熱するように
したものである。
的を達成するため、本発明は、油溜り室と漏洩油戻り路
との連絡路を開設するとともに、始動前等所定時にのみ
開弁する弁を介設することにより、始動前等に加熱した
燃料を循環させて噴射弁全体を直接的に加熱するように
したものである。
ホ、実施例1
第1図は本発明の実施例1である燃料噴射弁を示す縦断
面図、第2図はその拡大部分断面図、第3図はそれを用
いた燃料噴射装置の概略系統図である。
面図、第2図はその拡大部分断面図、第3図はそれを用
いた燃料噴射装置の概略系統図である。
本実施例における燃料噴射弁はノズルボルダ1を備えて
おり、このホルダ1の下端にはノズル2が下端部に螺着
された袋ナツト3により保持されている。ノズル2の中
心線上にはニードルバルブ4が中心線方向に摺動自在に
嵌装され、このバルブ4は弁座(図示せず)に接離する
ことによりノズルを開閉するようになっている。ノズル
2には噴射管圧力がノズルホルダ1に形成された油路5
を介して導入され、この圧力によりニードルバルブ4が
押し上げられるように構成されている。ノズルホルダ1
にはブツシュロッド6がニードルバルブ4の延長線上に
摺動自在に嵌挿されており、ブツシュロッド6の下端は
ニードルバルブ4の上端にバルブスプリング7を介して
突合されている。
おり、このホルダ1の下端にはノズル2が下端部に螺着
された袋ナツト3により保持されている。ノズル2の中
心線上にはニードルバルブ4が中心線方向に摺動自在に
嵌装され、このバルブ4は弁座(図示せず)に接離する
ことによりノズルを開閉するようになっている。ノズル
2には噴射管圧力がノズルホルダ1に形成された油路5
を介して導入され、この圧力によりニードルバルブ4が
押し上げられるように構成されている。ノズルホルダ1
にはブツシュロッド6がニードルバルブ4の延長線上に
摺動自在に嵌挿されており、ブツシュロッド6の下端は
ニードルバルブ4の上端にバルブスプリング7を介して
突合されている。
ノズル2の内部におけるニードルバルブ4の周囲には油
溜り室8が環状に形成されており、油溜り室8には前記
油路5が接続されている。ノズルホルダ1の内部におけ
るブツシュロッド6の周囲には漏洩油戻り路9が形成さ
れており、この戻り路9はブツシュロッド6の上部に開
設された通路10およびこれに連通される戻り配管26
を介してタンク20に接続されている。
溜り室8が環状に形成されており、油溜り室8には前記
油路5が接続されている。ノズルホルダ1の内部におけ
るブツシュロッド6の周囲には漏洩油戻り路9が形成さ
れており、この戻り路9はブツシュロッド6の上部に開
設された通路10およびこれに連通される戻り配管26
を介してタンク20に接続されている。
ノズルホルダ1およびノズル2の内部には連絡路11が
油溜り室8と漏洩油戻り路9とを接続するように形成さ
れており、この連絡路11の途中には、第2図に示され
ているような圧力制御弁1′2が介設されている。すな
わち、この弁12はノズルホルダ1の下端部に形成され
た弁室13を備えており、弁室13の漏洩油戻り路9例
の端面には弁座14が形成されている。弁室13内には
弁体15が弁座14に離着して連絡路11を開閉するよ
うに収容されており、弁体15の油溜り室8側端部には
、外周面に複数の連絡溝17を刻設されたバランスピス
トン16が一体的に形成されている。バランスピストン
16はスプリング1日により弁体15が弁座14から離
間する方向に常時付勢されており、スプリング18はピ
ストン16に加わる油溜り室8の圧力が所定値以上にな
った時に弁体15が弁座14に着座することを許容する
ように設定されている。
油溜り室8と漏洩油戻り路9とを接続するように形成さ
れており、この連絡路11の途中には、第2図に示され
ているような圧力制御弁1′2が介設されている。すな
わち、この弁12はノズルホルダ1の下端部に形成され
た弁室13を備えており、弁室13の漏洩油戻り路9例
の端面には弁座14が形成されている。弁室13内には
弁体15が弁座14に離着して連絡路11を開閉するよ
うに収容されており、弁体15の油溜り室8側端部には
、外周面に複数の連絡溝17を刻設されたバランスピス
トン16が一体的に形成されている。バランスピストン
16はスプリング1日により弁体15が弁座14から離
間する方向に常時付勢されており、スプリング18はピ
ストン16に加わる油溜り室8の圧力が所定値以上にな
った時に弁体15が弁座14に着座することを許容する
ように設定されている。
なお、第3図中、19は燃料噴射弁、20はタンク、2
1はフィードポンプ、22は供給配管、23は加熱器、
24は燃料ポンプ、25は噴射管、26は戻り配管であ
る。
1はフィードポンプ、22は供給配管、23は加熱器、
24は燃料ポンプ、25は噴射管、26は戻り配管であ
る。
次に作用を説明する。
ディーゼルエンジンの始動前、フィードポンプ21をモ
ータ等によって駆動し、フィードポンプ21によりC重
油を加熱器23を通じて燃料ポンプ24、燃料噴射管2
5、燃料噴射弁19に圧送する。このフィードポンプ2
1の圧送圧は噴射圧に比べて低圧(たとえば、2〜5
kg / cf程度)であるため、燃料噴射弁19のニ
ードルバルブ4は作動せず、また、連絡路11に介設さ
れた圧力制御弁12における弁体15はスプリング18
によって押され弁座14から離間している。したがって
、燃料噴射弁19に圧送されたC重油は油路5、油溜り
室8、連絡路11、制御弁12、漏洩油戻り路9、通路
1.0を流れて排出されることになり、戻り配管26を
経てタンク20に戻る。
ータ等によって駆動し、フィードポンプ21によりC重
油を加熱器23を通じて燃料ポンプ24、燃料噴射管2
5、燃料噴射弁19に圧送する。このフィードポンプ2
1の圧送圧は噴射圧に比べて低圧(たとえば、2〜5
kg / cf程度)であるため、燃料噴射弁19のニ
ードルバルブ4は作動せず、また、連絡路11に介設さ
れた圧力制御弁12における弁体15はスプリング18
によって押され弁座14から離間している。したがって
、燃料噴射弁19に圧送されたC重油は油路5、油溜り
室8、連絡路11、制御弁12、漏洩油戻り路9、通路
1.0を流れて排出されることになり、戻り配管26を
経てタンク20に戻る。
これにより、加熱器23で加熱されて適当な温度(たと
えば、110℃程度)になったC重油は燃料ポンプ24
、噴射管25、噴射弁19を循環し、これらを加熱する
ことになる。燃料噴射弁において加熱されたC重油は油
溜り室8および漏洩油戻り路9内を流れるため、ノズル
2、ノズルホルダ1、ニードルバルブ4、ブツシュロッ
ド6等が直接加熱されることになり、この温度上昇は迅
速に行われる。また、加熱されたC重油は粘度を実質的
に低下されているので、循環は極めて円滑に行われる。
えば、110℃程度)になったC重油は燃料ポンプ24
、噴射管25、噴射弁19を循環し、これらを加熱する
ことになる。燃料噴射弁において加熱されたC重油は油
溜り室8および漏洩油戻り路9内を流れるため、ノズル
2、ノズルホルダ1、ニードルバルブ4、ブツシュロッ
ド6等が直接加熱されることになり、この温度上昇は迅
速に行われる。また、加熱されたC重油は粘度を実質的
に低下されているので、循環は極めて円滑に行われる。
ディーゼルエンジンが始動されると、極めて高圧の噴射
圧が油溜り室8に加わるため、圧力制御弁12は連絡路
11を閉じることになる。すなわち、油溜り室8の噴射
圧は連絡路11を通じてバランスピストン16に加わり
、これによるピストン16に働く押力により弁体15は
スプリング18に抗して弁座14を閉じることになる。
圧が油溜り室8に加わるため、圧力制御弁12は連絡路
11を閉じることになる。すなわち、油溜り室8の噴射
圧は連絡路11を通じてバランスピストン16に加わり
、これによるピストン16に働く押力により弁体15は
スプリング18に抗して弁座14を閉じることになる。
連絡路11が閉じると、噴射弁19に供給されたC重油
は循環を止めることになり、噴射圧によるニードルバル
ブ4の開閉作動によりノズル2からの噴射作動を適正に
行うことになる。このとき、噴射弁全体が加温されてい
るので、C重油の噴霧状態等は良好になり、始動が迅速
に行われ、また、低負荷運転域においても安定状態に移
行するのが早い。
は循環を止めることになり、噴射圧によるニードルバル
ブ4の開閉作動によりノズル2からの噴射作動を適正に
行うことになる。このとき、噴射弁全体が加温されてい
るので、C重油の噴霧状態等は良好になり、始動が迅速
に行われ、また、低負荷運転域においても安定状態に移
行するのが早い。
本実施例によれば、油溜り室と漏洩油戻り路との連絡路
を通じて高温のC重油を循環させることにより噴射弁の
先端部まで直接加熱させ、かつ燃料ポンプ、噴射管等径
全体を直接加熱させることができるため、C重油による
始動が可能になり、また、低負荷運転域における安定状
態に早く移行させることができる。したがって、始動時
において、C重油とA重油とを切り換えなくて済むこと
になるため、ディーゼルエンジンにおける経済性、操作
性を向上することができ、かつ、A重油、C重油の混合
によるスラッジの発生が防止でき、また、切り換えによ
る燃料噴射弁、噴射管、ポンプ等における急激な温度変
化が回避できるため、プランジャのスティックが防止で
きる。
を通じて高温のC重油を循環させることにより噴射弁の
先端部まで直接加熱させ、かつ燃料ポンプ、噴射管等径
全体を直接加熱させることができるため、C重油による
始動が可能になり、また、低負荷運転域における安定状
態に早く移行させることができる。したがって、始動時
において、C重油とA重油とを切り換えなくて済むこと
になるため、ディーゼルエンジンにおける経済性、操作
性を向上することができ、かつ、A重油、C重油の混合
によるスラッジの発生が防止でき、また、切り換えによ
る燃料噴射弁、噴射管、ポンプ等における急激な温度変
化が回避できるため、プランジャのスティックが防止で
きる。
へ、実施例2
第4図は本発明の実施例2を示す拡大部分断面図、第5
図は概略系統図である。
図は概略系統図である。
本実施例2が前記実施例1と異なる点は、連絡路11に
逆止弁27が漏洩油戻り路9側から油溜り室8側への流
通のみを許容するように介設されている点、供給配管2
2および戻り配管26との間に方向切り換え弁28が介
設されている点、戻り配管26に加熱器23が配されて
いる点、にある。
逆止弁27が漏洩油戻り路9側から油溜り室8側への流
通のみを許容するように介設されている点、供給配管2
2および戻り配管26との間に方向切り換え弁28が介
設されている点、戻り配管26に加熱器23が配されて
いる点、にある。
本実施例2において、ディーゼルエンジンの始動前、切
り換え弁28が切り換えられ、フィードポンプ21が駆
動されると、C重油は戻り配管26から加熱器23を通
じて燃料噴射弁19に圧送される。噴射弁19に圧送さ
れたC重油は、通路10、漏洩油戻り路9、連絡路11
を経由して逆止弁27に至り、これを開いて油溜り室8
に流入し、さらに、油路5を経て噴射管25に流出して
行く。噴射管25に至ったC重油は燃料ポンプ24、供
給管22を経由して切り換え弁28に至りタンク20に
戻ることになる。
り換え弁28が切り換えられ、フィードポンプ21が駆
動されると、C重油は戻り配管26から加熱器23を通
じて燃料噴射弁19に圧送される。噴射弁19に圧送さ
れたC重油は、通路10、漏洩油戻り路9、連絡路11
を経由して逆止弁27に至り、これを開いて油溜り室8
に流入し、さらに、油路5を経て噴射管25に流出して
行く。噴射管25に至ったC重油は燃料ポンプ24、供
給管22を経由して切り換え弁28に至りタンク20に
戻ることになる。
これにより、加熱器23で加温されたC重油は燃料噴射
弁29、噴射管25、燃料ポンプ24を循環し、これら
を加熱することになる。このとき、高温のC重油は噴射
弁において漏洩油戻り路9、油溜り室8内を流れてこれ
らを直接加熱する。
弁29、噴射管25、燃料ポンプ24を循環し、これら
を加熱することになる。このとき、高温のC重油は噴射
弁において漏洩油戻り路9、油溜り室8内を流れてこれ
らを直接加熱する。
ディーゼルエンジンが始動されると、切り換え弁28は
元の状態に切り換えられ、C重油は燃料ポンプ24から
噴射弁19に圧送される。噴射弁19において、油溜り
室8の内圧が高まっても逆止弁17が連絡路11におけ
る油溜り室8側から漏洩油戻し路9側への流通を阻止す
るため、噴射圧が連絡路11に漏洩することはない。し
たがって、噴射弁は正常な噴射作動を呈することになる
。
元の状態に切り換えられ、C重油は燃料ポンプ24から
噴射弁19に圧送される。噴射弁19において、油溜り
室8の内圧が高まっても逆止弁17が連絡路11におけ
る油溜り室8側から漏洩油戻し路9側への流通を阻止す
るため、噴射圧が連絡路11に漏洩することはない。し
たがって、噴射弁は正常な噴射作動を呈することになる
。
本実施例2によれば、始動後、逆止弁27の弁体は全く
移動しないので、耐久性等の点で有利になる。
移動しないので、耐久性等の点で有利になる。
ト、実施例3
第6図は本発明の実施例3を示す縦断面図であ0
る。
本実施例3が前記実施例1と異なる点は、連絡路11の
途中に手動式開閉弁29が、弁棒31を手動操作で回さ
れることによりコニカル弁30が離着座して連絡路11
を開閉するように介設されている点にある。
途中に手動式開閉弁29が、弁棒31を手動操作で回さ
れることによりコニカル弁30が離着座して連絡路11
を開閉するように介設されている点にある。
本実施例3においては、開閉弁29を手動により切り換
える必要はあるが、A重油とC重油とを切り換える場合
に比べ、A重油とC重油との混合によるスラッジの発生
が防止できる、燃料噴射弁、燃料ポンプの急激な温度変
更がないため、スティックが防止できる等の点で有利で
ある。
える必要はあるが、A重油とC重油とを切り換える場合
に比べ、A重油とC重油との混合によるスラッジの発生
が防止できる、燃料噴射弁、燃料ポンプの急激な温度変
更がないため、スティックが防止できる等の点で有利で
ある。
また、ロックナツト31を使用してゆるみを防止するこ
とにより、閉塞状態の維持を簡単に確実化することがで
き、かつ、銅パツキン32を使用することにより漏洩を
確実に防止することができる。
とにより、閉塞状態の維持を簡単に確実化することがで
き、かつ、銅パツキン32を使用することにより漏洩を
確実に防止することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であ
ることはいうまでもない。
1ま
たとえば、連絡路に介設され少なくとも始動時に開弁し
通常運転時に閉弁する弁は、前記実施例に示された圧力
制御弁、逆止弁、開閉弁に限定されるものではない。
通常運転時に閉弁する弁は、前記実施例に示された圧力
制御弁、逆止弁、開閉弁に限定されるものではない。
チ、効果
以上説明したように、本発明によれば、加熱された燃料
を油溜り室にまで循環させることができるので、高粘度
燃料を使用するディーゼルエンジンにおいて始動性およ
び低負荷運転特性を向上させることができる。
を油溜り室にまで循環させることができるので、高粘度
燃料を使用するディーゼルエンジンにおいて始動性およ
び低負荷運転特性を向上させることができる。
第1図は本発明の実施例1を示す縦断面図、第2図はそ
の拡大部分断面図、第3図はそれを用いた燃料噴射装置
の系統図、第4図は本発明の実施例2を示す拡大部分断
面図、第5図はその系統図、第6図は本発明の実施例3
を示す縦断面図である。 ■・・・ノズルホルダ、2・・・ノズル、3・・・袋ナ
ツト、4・・・ニードルバルブ、5・・・油1?!、6
・・・プソシュロンド、7・・・バルブスプリング、8
・・・油溜り室、9・・・漏洩2 油戻り路、10・・・通路、11・・・連絡路、12・
・・圧力制御弁、19・・・燃料噴射弁、20・・・タ
ンク、21・・・フィードポンプ、22・・・供給配管
、23・・・加熱器、24・・・燃料ポンプ、25・・
・噴射管、26・・・戻り配管、27・・・逆止弁、2
8・・・切り換え弁、29・・・手動式開閉弁。 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社代理人 弁理
士 筒 井 大 和 3
の拡大部分断面図、第3図はそれを用いた燃料噴射装置
の系統図、第4図は本発明の実施例2を示す拡大部分断
面図、第5図はその系統図、第6図は本発明の実施例3
を示す縦断面図である。 ■・・・ノズルホルダ、2・・・ノズル、3・・・袋ナ
ツト、4・・・ニードルバルブ、5・・・油1?!、6
・・・プソシュロンド、7・・・バルブスプリング、8
・・・油溜り室、9・・・漏洩2 油戻り路、10・・・通路、11・・・連絡路、12・
・・圧力制御弁、19・・・燃料噴射弁、20・・・タ
ンク、21・・・フィードポンプ、22・・・供給配管
、23・・・加熱器、24・・・燃料ポンプ、25・・
・噴射管、26・・・戻り配管、27・・・逆止弁、2
8・・・切り換え弁、29・・・手動式開閉弁。 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社代理人 弁理
士 筒 井 大 和 3
Claims (1)
- ノズルおよびノズルホルダの内部に油溜り室と漏洩油戻
り路とを連絡する連絡路が形成され、この連絡路に少な
くとも始動時に開弁じ、通常運転時に閉弁する弁が開設
されてなる燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59000654A JPS60145453A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59000654A JPS60145453A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145453A true JPS60145453A (ja) | 1985-07-31 |
Family
ID=11479699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59000654A Pending JPS60145453A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60145453A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0287963U (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-12 | ||
JP2015218707A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 内燃機関の燃料供給装置及びその制御方法 |
-
1984
- 1984-01-06 JP JP59000654A patent/JPS60145453A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0287963U (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-12 | ||
JP2015218707A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 内燃機関の燃料供給装置及びその制御方法 |
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