JPS60145402A - タ−ビン静翼の出口面積可変機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陸舶用蒸気タービン及びガスタービンならびに
過給機に応用できるタービン静翼の出口面積可変機構に
関するものである。

第１図（ａｌ、　（ｂｌによりタービンの概要について
説明する。

静翼１と動翼２とを有するタービンにおいて、従来のタ
ービンはスロート３（又は静翼ガス出口角度４）が固定
式（スロート面積一定）であった。

静翼１の２０一ト面積は、タービン入口のガスエネルギ
ー５が計画値のとき、タービン出力が、計画出力の１０
０％となるように決定される。従って、ガスエネルギー
５が低い場合、静翼１を通るガス量が少ないため、ガス
が静翼１によって十分加速されず、ガスエネルギー５を
効率よくタービン出力として取り出せなかった不具合が
あった。

本発明は、従来のかかる欠点に鑑みてなされたもので、
ガスエネルギー５が低い状態でも、今まで以上にタービ
ン出力が取り出せるようにすることを目的とし、そのた
めに本発明では静翼１のスロート面積を可変式とする。

静翼１の出口６に内径７を自由に変化できるドーナツ状
のふさぎ板８を取シ付ける。このドーナツ状のふさぎ板
８の内径７を変化させることにより、静翼１のスロート
面積を変化させる。従ってタービン入口のガスエネルギ
ー５が小さいとき、内径７を小さくし、スロート面積を
小とすることによシ、静翼出口６のガス流速を増やし、
タービン出力を今まで以上に取り出せるようにしたこと
を新規な点とするものである。

以下、本発明の実施例について第１図（ａｌ、（ｂｌお
よび第２図（ａＬ　（ｂｌを参照して詳述する。

静翼１の出口６にドーナツ状のふさぎ板８を取り付ける
。このふさぎ板８は、多数の小板９がら成り立っている
。各小板９は、支点１ｏで取り付けられておシ、小板９
は、この支点工０を中心として自由に動くことができる
。

支点１０は、小板９の中心がら外れている。小板９には
、ピン１１が付いている。ドーナツ状の案内板１２には
、細い溝１３が小板９の数だけ切っである。この溝１３
に小板９のピン１１がはまり込んでいる。

第２図（ａ）、（ｂ）において、案内板１２を右に動が
せば、ピン１１は溝１３にガイドされ上へ動く。

案内板１２を左に動かせば、ピン１１は下へ動く。

その結果、小板９は支点１ｏを中心にある角度回転する
ことになる。案内板１２を左右に回すことにより、小板
９が全部同じように動くので、全体としてふさぎ板８の
内径７が小さくなったり、大きくなったりする。

次に本発明の作用、効果について述べる。

ガスエネルギー５が小さい場合、案内板１２を動かし、
ふさぎ板８の内径７を小さくし、静翼１の出口面積を小
さくする。

静翼１に流入したガスは、出口面積が小さいので、出口
６の流速が増し、動翼２に勢よく流れ、タービン出力が
今迄以上に取シ出せる。

ガスエネルギー５が１００係のときは、案内板１２を動
かし、ふさぎ板８０内径７を大きくすれば良い。

本発明の出口面積可変機構によると、タービン入口のガ
スエネルギーが小さい時、今まで以上のタービン出力を
取り出せる大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

２図ｆａｔは案内板の作用を示す正面図、第２図（ｂｌ
はふさぎ板の詳細図である。 １・・静翼、２・・動翼、３・・スロート、４・・出口
角度、５・・ガスエネルギー、６・・静翼の出口、７・
・ふさぎ板の内径、８・・ふさぎ板、９・・小板、１０
・・支点、１１・・ピン、１２・・案内板、１３・・溝
。 第１図 （（１） （′ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タービン静翼の出口に多数の小板から成るドーナツ状の
   ふさぎ板を増設し、該各小板の支持点はその中心からず
   れておシ、同時に同量だけ上記支持点を中心として動き
   、多数の小板の包らく線でできた内径は自由に変化可能
   としたことを特徴とするタービン静翼の出口面積可変機
   構。