JPS6014380Y2 - 魚釣り用うき - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、魚釣り用うき、特に魚釣り用電気うきの改良
に関するもので、極めて簡単な構成によってうき本体に
ライトを確実に取付は得るようになしたことをその特徴
とするものである。

以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第１図及び第２図において、１は球状をなすうき本
体であって硬質合成樹脂により中空状に形成し、その周
囲には、魚によって水中に引き込まれる際の水の抵抗を
増大させて魚が自動的に釣針にかかるようにした環状の
抵抗板２を固着すると共に、その−側部に、風や潮の流
れの方向にうきを向けて安定させ、この回転による釣糸
のもつれを防止するための方向調整板３を取付けており
、うき本体１の中央頂部には、軸棒の下端をうき本体表
面に接着したりあるいはうき本体上の取付孔１ａ内に水
密に嵌着することにより軸状突起部４を設け、該軸状突
起部４の周囲に数条の溝４ａを切設して軟質合成樹脂製
のチューブ５を水密に嵌着するとに、該チューブ５内の
棒状のライト６をチューブの弾力を利用して着脱自在に
嵌着している。

上記ライト６は、筒状をなす本体６ａの上端に発光ダイ
オード等の点灯部７を設けると共に、本体６ａの下端に
リチウム電池等の電源８を交換可能に挿着したもので、
本体６ａをチューブ５に弾力的に嵌着させている。

上記ライト６は、昼間の釣りにはそれを取外すこともで
き、この場合、チューブ５に目立ち易い色彩を付した棒
杆をライトの場合と同様に嵌着すれば、比較的波が高い
場合に適するうきとして使用することができる。

なお、上述した実施例では、うき本体１を中空状として
いるが、その内部に発泡樹脂等の軽量素材を充填しても
よく、あるいは全体を発泡樹脂や木、竹などにって形成
してもよい。

さらに、うきの形状は図示したものに限らず、棒状など
任意の形状とすることができる。

このように本考案に係る魚釣り用うきによれば、うき本
体の頂部に軟質合成樹脂製のチューブを介してライトを
取付けるようにしたので、チューブの弾力にってライト
を簡単且つ確実に取付けることができ、また、ライトに
対してチューブが密接するため水密性が非常に良く、そ
のため電池やライトの内部への海水等の侵入が防止され
て腐食防止にも非常に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図はその
要部拡大断面図である。 １・・・・・・うき本体、４・・・・・・軸状突起部、
５・・・・・・チューブ ６ ｍｍａｍａ＊ライト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 任意の形状をなすうき本体の頂部に軸状突起部を設け、
   該軸状突起部に軟質合成樹脂製のチューブを嵌着すると
   共に、該チューブ内に棒状ライトを弾力的に嵌着せしめ
   たことを特徴とする魚釣り用うき。