JPS6014226B2 - 流量制御装置を有する平衡メカニカル・シール - Google Patents

流量制御装置を有する平衡メカニカル・シール

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JPS6014226B2
JPS6014226B2 JP51108918A JP10891876A JPS6014226B2 JP S6014226 B2 JPS6014226 B2 JP S6014226B2 JP 51108918 A JP51108918 A JP 51108918A JP 10891876 A JP10891876 A JP 10891876A JP S6014226 B2 JPS6014226 B2 JP S6014226B2
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seal ring
pressure
sealing
ring
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Publication of JPS6014226B2 publication Critical patent/JPS6014226B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/3404Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal
    • F16J15/3408Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface
    • F16J15/3432Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal at least one ring having an uneven slipping surface the geometry of the surface being able to vary during operation

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流量制御装置を有する平衡メカニカル・シール
に関する。
互に接触するシール面を有する回転可能のシール部材と
回転しないシール部材とを含むメカニカル・シールは周
知である。
通常、回転しないシール部材上のシール面はほとんど又
は全く鼠方向運動を行わないで、他方のシール部村が回
転しない部材に対して軸方向運動および回転運動を行う
ようになされている。回転可能のシール部村は弾性菱層
によって、及び又は流体圧力例えば封止された流体の圧
力によって回転しないシール部村に向つて押しつけられ
て、両部材のシール面を糟勤封止係合状態に維持する。
回転可能のシール部村の背面に流体圧力が作用してこれ
を回転しないシール部材に向って押しつけているとき、
その力の少くとも一部を該流体圧力を回転可能のシール
部材の前面にも作用せしめて回転しないシール部村から
離れる方向の偏俺力を生ぜしめることによって対抗させ
るようにしたものは公知であり、平衡又は鍵合シ−ルと
名付けられている。
鍵合シールの場合有効面積すなわち2つの封止面を互に
近づける方向に作用する封止された流体(以下パッキン
箱液体として記述する)が作用する有効面積は常に支持
面積すなわち回転および静止(非回転)の両シール面間
の接触面積よりも小である。従って鈎合シールの場合シ
ール面の単位面積当りの荷重は減少する。本発明は平衡
メカニカル・シール構造の敬良に関し、これは単独で使
用することも一つ以上の附加的なメカニカル。
シールと組合せて串形又は重複型シール構造として使用
することもできる。本発明によれば回転可能のシール部
村が異なる直径の複数の部分から構成され、各部分は環
状の溝によって部分的に分割されたものとすることがで
きる。ハウジング内の所定の位置に配遣されたとき、シ
ール部材の半径方向関口を通してシールの低圧側に蓮適
する一つの室が境界される。シール部材の大径の部分が
シール面を坦持しており、シール面の範囲の外側の面積
部分が高圧差圧に隣出され、該圧力はシール面を迫持す
るシール部材部分に作用し、この部分が変歪して凸形の
形状となる。シール面が凸形となる程度によって該シー
ル(すなわちシール面相互間)を通る漏洩の率が定まる
。シールを通るある程度の漏洩は望ましいものであり、
これが相対的に回転するシール面を潤糟し且つシ」ル面
に冷却を与える。このようなシールは下流側(低圧側)
シール室の圧力を制御する調節装置としても使用される
この場合シール装置は一つ以上の別のメカニカル・シー
ルと絹合せて軸方向又は半径方向串形配置とすることも
できる。本発明の望ましい実施例を示す添付図面を参照
して以下に説明する。
第1,2図においてハウジング1川こはフランジ1 1
がスタッド12と座金13とスタツド12にねじこまれ
るナット14とによって固着される。
フランジ11の周縁に沿って複数のスタッド12を配贋
することが望ましい。フランジ11には関口15が設け
られ、ハウジング10には対応する関口16が設けられ
ている。藤17が関口15,16を通して伸長し、図示
しない軸受によって支持されている。ハウジング1川ま
例えばポンプハウジングであって、軸17はその内方端
すなわち図において右方機にポンプィンベラを担持して
いる。
フランジ11‘ま0リングシール18によつてハウジン
グ10に対して静的に封止されている。
フランジ亀1‘ま全体として数字19で示す静止シール
リング組立体を支持している。この静止シールリング組
立体19はフランジ11の環状の膚21に当榛して支持
されたバックアップリング20を含む。静止シールリン
グ23がバックアップリング20に当接支持されている
。バックアップリング20には静止シールリング23の
ラップ仕上された面25に対抗するラップ仕上された面
24が設けられ、両リング20.23間に液体的に封止
された薮手を与えている。フランジ11に取付けられた
キー26がシールリング23のキー溝に収容されてシー
ルリング23の回転を阻止している。ハウジング10に
は全体として数字28で示す回転シールリング組立体を
収容するパッキン箱すなわち室27が形成され、回転シ
ールリング組立体は鞠17に担持されている。回転シー
ルリング組立体はシェル形のばねホルダ29を有してい
る。ばねホルダ29の孔31内にねじ込まれたセットね
じ30の先端部32が鯛17に設けられた対応する孔3
3内に突出してばねホルダ29を軸】7と共に回転する
ように固着する。回転シールリング34は異なる外径を
有する一対の環状部分34A,348を含んでおり、両
環状部分は部分的に環状の溝34Cによって境界され、
且つ軸17に鉄合し、0リング35によって軸17に対
して封止されている。
ばねホルダ29には回転シールリング34を収容するた
めの孔36と端ぐり孔37とが設けられている。0リン
グ38が端ぐり孔37内の回転シールリングを封止して
おり、別の○リング39が回転シールリングを孔36内
に封止している。
回転シールリング34は、ばねホルダ29に担持されて
シールリング34に設けられた駆動ピン孔41内に伸長
する駆動ピン40によって、軸17とばねホルダ29と
共に回転せしめられる。
シールリング34はばねホルダ29のばね受入れポケッ
ト部43に着座してシールリング34の後面に当援する
圧縮ばね42によって静止シールリング23に向って係
合せしめられている。ばねホルダ29とシールリング3
4と軸17との間に環状の流体圧力室45が設けられる
圧力室45は流路46を介してパツキン箱27(高圧側
)と蓮適している。複数の流路46を円周方向に間隔を
おいて設けてもよい。孔36と溝34Cとによって境界
される別の環状室47が回転シールリング34とばねホ
ルダ29との間に設けられ、室47は一つ以上の半径方
向通路48によって大気則らこのシール構造の低圧側に
蓮適する。シールリング23,34は任意適当な材料か
ら作られる。例えば静止シールリング23をカーボンと
し、回転シールリング34を図に点々で表すように焼入
硬化された表面をシール面50として持つステンレス鋼
製のものとすることができる。表面5川こ係合するシー
ルリング23の面がシール面51を構成する。表面50
から軸線方向に間隔をおかれた面50Aは大気圧則ち低
圧側に露出している。パッキン箱27内のパッキン箱圧
力は大気圧よりも高く、シール面50,51によって境
界される封止境界部を横切ってその外周緑から内周縁に
至る間に圧力降下が存在する。
第1図の部分拡大図として示す第7,8図において対応
する部分は同一参照数字によって示されている。
なお第6図は代表的な従来技術による釣合メカニカル・
シール装置を示している。本発明によるシール装置の作
動を第7,8図および従釆技術を示す第6図を参照して
説明する。
第6図において回転シール部材60と静止シール部材6
1とが示され、シール部材60にはシール面62が、シ
ール部材61には係合するシール面63がそれぞれ設け
られている。数字64で示す凹所がパツキン箱圧力すな
わち高圧流体圧力を受け、凹所65は所望の低圧を受け
ている。
所定のシール特性を達成するために、シール面の単位面
積当り荷重はパッキン箱内の単位面積荷重よりも小とす
る。シール面における単位面積当り荷重の減少は2つの
面積の比すなわち、支持面積(R,,R2の差によって
限定される面62の面積)と有効面積(R2,R3の差
によって限定される面62の面積)との比によって定め
られる。支持面積は回転および静止表面62.63間の
接触面積としても限定される。この有効面積はパッキン
箱圧力が作用して2つのシール面を互に接触保持するよ
つに作用する面積である。釣合シールの場合この有効面
積は常に支持面積よりも小であって、シール面に減少し
た単位面積荷重を与える。第7,8図を参照すれば、第
8図には本発明のシールの作動中のシールを誇張して示
しており、各図において対応する部品には同一参照数字
が附してある。
これらの図において7つの面積部分A,A,,B,B,
,&,C.C,が示されている。シールリング34の対
抗する側の面積部分A.んは半径R4とR5との間の部
分であり、等しい大きさのものである。面積部分B,B
,,&は互に等しく、これらは半径R5,R6間の部分
である。面積部分C,C,と半径R6,R7間の部分で
ある。室45内のパッキン箱圧力は回転シールリング3
4の後面44の面積部分B,C,に作用する。回転シー
ルリング34の他端においてパッキン箱圧力は接触面5
0,51の半径方向外側部分に作用する。面積部分B.
B,には等しく且つ反対方向の圧力が作用するから、こ
れらの力はシールリング34の鞠方向運動に関しては互
に打消し合う。面積部分Aに作用するパッキン箱圧力と
面積部分A,に作用する大気圧(パッキン箱圧力より低
い適宜の圧力であってよいが記述を単純化するため大気
圧として述べる)との差圧によって回転シールリング3
4には軸線方向右方(図において)に向う積極的な力が
発生する。室47内で面積部分A,に作用する大気圧は
半径方向通路48によってこのメカニカル・シール組立
体に蓮適している。第7A図および第8A図のシール組
立体において有効面積は面積部分C,とAとの差に等し
い。
また支持面積は面積部分Cの面積となる。パッキン箱圧
力は面積部分A,C,に作用する。これらの差すなわち
単位面積荷重は面積比(C,一A)/Cによって定めら
れる。例えばこの差の比の値として0.75が望ましい
ときには、Cを1とすればAは0.25となる。
この場合接触面50,51間の単位面積補童はバッキン
箱圧力の0.75となる。第8図において回転シールリ
ング34の左側部分34Aは傾斜すなわち変歪してし、
て、シール面501こ向って凸形の形状をな・している
凸形化する程度は面積A,Bと溝34Cの深さ、すなわ
ち溝34Cを規定する半径R8とによって制御すること
ができる。シール面50の凸形の程度によってシールを
横切る漏洩の率が定まる。シール面50,51を横切る
液体の漏洩は相対的に回転する部分に潤滑を与え且つシ
ール面を冷却するから望ましいものである。シール面5
0の凸形化が大であれば、パッキン箱圧力はシール面5
0,51間に深く入りこむので漏洩の率が大となる。逆
に凸形化の程度が少なければ漏洩の率も小となる。実際
の使用状態においてシール面50の凸形化の量は1/1
000仇舷(100万分の数ィンチ)の程度である。こ
の枠性‘こよって任意の漏洩率を持つシール装置を設計
することが可能となり、これは溝34Cの深さ、及び面
積部分A,B,C.C,を適切に定めることによって得
られる。第7A,8A図は本質的に第T,8図と同一で
あるが、段つき軸17を使用しており、面積C,C,が
等しくなっている。
第3図は別の変形例を示しており、この場合高圧流体圧
力がシールリングの半径方向内側に作用する。
軸81を取囲んで設けられた円筒形ハウジング80は静
止シールリング組立体83の環状のばねホルダ82と共
に一つの室すなわちパツキン箱84を形成する。ばねホ
ルダ82は機械ボルト85によってハウジング801こ
連結され、ボルト85はハウジング80のフランジ87
のねじ孔86にねじ込まれ、且つ抑えリング89の貫通
孔88を貫通している。
適当な○リングシールが部分80,82,89を封止し
ている。ぱねホルダ82には第1の4・直径部分90と
第2の小直径部分91とが形成されている。小直径部分
90と抑えリング89とによって境界される空所92が
1つ以上の半径方向通路93によってパッキン箱84に
運通し、通路93はばねホルダ82に穿孔されてその内
方部分に運通している。シ−ル組立体83は凹所92内
に収容される環状部分94Aと大径の環状部分948と
を有するシールリング94を含み、環状部分94Bの内
側がぱねホルダ91の小直径部分91と係合する。シー
ルリング94には凹所95を境界する環状の溝94Cが
設けられている。凹所95はシール袋層の低圧側(例え
ば大気圧)に1つ以上の半径方向通路96によって蓬適
する。0リング封止村97,98,99がシールリング
94をばねホルダ82と抑えリング89から封止する。
ばねホルダ82のポケット部101に収容されたコイル
ばね100がシールリング94を図において左方に押し
つけている。適当な駆動ピン102がシールリング94
をばねホルダ82に、従ってハウジング80に連結して
シールリングを回転しないように保持する。このシール
袋直には全体として数字103で示す回転シールリング
組立体が設けられている。
回転シールリング組立体103は、軸81の孔108に
収容される先端部107を持つセットねじ106によっ
て轍81に連結された一対の環状のリング104,10
6を含む。軸81の溝110‘こ鉄合し且つシールリン
グ104の凹所111に鉄合するスナップリング109
が組立体103の轍方向連動を阻止している。リング1
04,105は鯛方向に開いた空所112を境界し、該
空所内に回転シールリング113が収容される。0リン
グ姿止材114,115がリング104を軸81に対し
て及び凹所112内のシールリング113に対してそれ
ぞれ封止している。
シールリング113のシール面116がシールリング9
4のシール面117と接触する。シール面117は第1
図の実施例におけるシール面50と同一の材料のものと
することができる。第3図の実施例の作動は第1図のも
のと略同様であるが、高圧(パツキン箱圧力)の流体が
シール面を通って第1図の場合には半径方向内方に低圧
側に向って流れ、第3図の場合には半径方向外方に向っ
て流れるという点で異っている。
本発明のシール装置は、シール室内の圧力をパッキン箱
圧力よりも低い圧力に制御する制御装置として、特に例
えば串形配置のシール構造として使用するに特に適して
いる。
第4,5図は串形配置の例を示し、通常のメカニカル・
シール装贋と雛合せて本発明のシ−ル装置が設けられて
いる。第4図は鞠方向串形配置を示し、第5図は半半径
方向串形配置を示す。第4図において、ボルトによって
適宜に結合された複数の部分から成るハウジング130
が軸132を取囲んでいる。
ハウジング1301こは間隔をおかれた空所133,1
34を持って構成され、空所133はパッキン箱圧力に
綾出され、空所134は大気圧とパッキン箱圧力との中
間の圧力に露出している。ハウジング130の一端(第
4図の左端)は最低流体圧力、例えば大気圧に露出する
。ハウジング130の各部分は適当な○リング封止材に
よって封止されている。本発明によるメカニカル・シー
ル装置135が空所133内に配置され、通常構造のメ
カニカル・シ−ル装置136が下流位置(高い圧力から
低い圧力に向って)すなわち空所134内に配置される
メカニカル・シール装置135は、その周緑を○リング
封止材138によって封止された回転しないすなわち静
止シールリング137と回転シールリング組立体139
とを含んでいる。回転シールリング組立体139は第1
図のばねホルダ29と同様な構造のシェル型ばねホルグ
140を含む。ばねホルダ140はセットねじ141に
よって軸132に連結されて回転シールリング142を
収容する。シールリング142は複数の円周方向に間隔
をおかれたコイル‘まね143によって静止のシールリ
ング137に向って押しつけられ、コイルばね143は
シールリング142の背面と組合し且つぱねホルダ14
0の孔すなわちばね収容ポケット部144内に収容され
る。駆動ピソ145がシールリング142とぱねホルダ
140と鞠132との一体的回転を与える。適当な0リ
ング封止村がシールリング142とばねホルダ140及
び軸132との間を封止する。シールリング137,1
42は任意適当な材料から作られる。例えば静止のシー
ルリングをカーボン製とし、回転シールリングを図にお
いて点々で示す如く表面競入されたステンレス鋼製のも
のとすることができる。これらシールリングは互に係合
するシール面146,147を持っている。ばねホルダ
140と回転シールリング142との間に環状の流体圧
力室148が境界され、一つ以上の半径方向通路149
によってバッキン箱空所133と蓮適する。
回転シールリングには部分的に半径方向簿142Cによ
って分割された直径の異る部分142A,142Bが設
けられ、溝142Cは環状の流体圧力室150を境界し
、室160は一つ以上の半径方向通路151とそれぞれ
軸方向シールリング142,137に関連する鞠方向通
路152,153とによって低圧空所134と蓮適する
。シール組立体136は平衡メカニカル・シール装置で
つて、0リング封止材161によってハウジング130
に対して封止された静止のシ−ルリング160と、回転
シールリング組立体162とを含む。回転シールリング
組立体は軸132と共に回転するように適宜取付けられ
たシールリング163を含む。シールリング163のた
めの取付装置として図示のものは軸132を取囲んで該
藤と共に回転するように、軸132の関口167に鼓合
する先端166を有するセットねじ165によって固着
されたスリーブ164を含む。○リング168がスリ−
ブ164を軸132に対して封止する。コップ形のぱね
ホルダ169がスリーフ164と共に且つ軸132と共
に回転するように、カラー170と駆動ピン171とに
よって取付けられ、ピン171はばねホルダ169の鞄
方向溝孔169′内に伸びている。U字形のコップ形パ
ッキン172がシールIJング163の背面の座173
に当接し且つスリーフ164に接触しており、挟形の拡
張部村174によって座173とスリーブ164に向っ
て押付けられる。
スリーブ164を取囲むコイルばね175がカラー17
0と拡張部材175との間に作用して拡張部村174を
パッキン172に押付ける。シールリング163に設け
た突起部175Aがばねホルダ169の溝孔169に係
合し、これによってシールリング163は軸132に駆
動的に結合される。シールリング160,163はシー
ル面176.177によって互に係合しており、それぞ
れ任意適当な材料から作られる。
図示例において静止のシールリングはカーボン製であり
、回転シールリング163は表面硬化されたシール面1
77を持つステンレス鋼で作られている。シールリング
160の背面は最低流体圧力例えば大気圧に露出してい
る。このためシールリング160の背面には空所178
が設けられる。スリーブ164の端部とシールリング1
63の背面との間には空所179が設けられているが、
この空所はシールリング160,163の内周と麹13
2との間の鰍方向通路180,181によって空所17
8と選通している。第4図の実施例において鞠方向串形
に配置されたシール組立体135,136は上述した構
造を持っている。
シール組立体136の漏洩がシール組立体135の漏洩
よりも大であればシール組立体136を取囲む室134
内の圧力が低下し、従ってシール組立体135内の室1
50(常に室134と運適している)の圧力が低下する
。バツキン箱内圧力(室133内の圧力)は実費上一定
であるとすれば室133,150間の差圧が増大する。
その結果回転シールリング142の部分】42Aの面1
47の凸面度が増大し、シール組立体135を横切る漏
洩が増大する。逆にシール組立体135の漏洩がシール
組立体136よりも大であるとすると室150の圧力が
所定値よりも大となり、室133内のパッキン箱圧力と
の差が小となる。
回転シールリング142の部分142Aの面147の凸
面度が減少し、シール組立体135を横切る漏洩は減少
する。このシール装置は2つのシール組立体135,1
36による圧力の均等分割すなわち各シール組立体にパ
ッキン箱圧力の1/2づつが差圧として作用するように
することができる。第5図は本発明の別の実施例を示し
、この場合半径方向に串形に2つのシール組立体200
,201が設けられている。
シール組立体201は第1,2図に示すものとほゞ同様
の構造を持っている。図示装置は1本以上のボルト20
3によって互に結合された多数の部分から成るハウジン
グ202を含む。ハウジング202にはパツキン箱に運
通してパッキン箱圧力に露出する室204を境界する関
口が設けられている。段つきの軸205がハウジング2
02と室204とを貫通している。メカニカル・シール
200,201に共通な静止シールリング組立体が、バ
ックアップリング206と、ハウジング部分202内の
溝209内に伸長する1つ以上の駆動ピンによってハウ
ジング202に取付けられたシールリング207とを含
んで設けられている。シールリング207には一対の環
状のシール面210,211が環状の溝212によって
分割されて設けられている。バックアップリング206
は0リング213によってハウジングに対して封止され
ている。シール組立体200(半径方向内側のもの)は
上述静止シールリング組立体とそのシール面210の他
に、シール面200と孫合するシール面215を有し且
つ後方に伸長する管状部分216を有する回転シールリ
ング214を含み、管状部分216は軸205と共に室
217を境界し且つU字形カップパッキン219を収容
する環状の座218を有している。
パッキン219は挟形拡張部材2201こよって麹20
5と座218とに封止係合する。拡張部材220は環状
のばねホルダ部材220Aの一部をなすもので、ばねホ
ルダ部材220Aの複数の溝孔内に管状部材216の突
起部221が伸長する。拡張部材220は軸205を取
囲んで拡張部材220とカラー223との間に作用する
コイルばね222によってパツキン219に押つけられ
ている。駆動ピン224はカラー223と管状部材22
1とを連結し、従ってシールリング214を軸205に
連結して軸と共に回転せしめる。半径方向外方に設けら
れたシール組立体201は回転シールリング214を取
囲んで2つの部分230A,230Bから成る回転シー
ルリング230を含み、両部分230A,230Bは部
分的に空所すなわち室230Cによって分割されている
シールリング230は○リングによってハウジング23
1に対して封止されており、ハウジング231‘ま1つ
以上のセットねじ232によってシールリング214の
部分216に対して固着されている。シ−ルリング23
0の部分2308は0リング封止材によってシールリン
グ214に対して封止されている。
部分2308の背面の室233は1つ以上の半径方向通
路234によってパッキン箱圧力に露出している。都材
214のばね収容ポケット部236にそれぞれ隊合する
複数のコイル‘まね235がシールリング230をシー
ルリング207に向って押付けている。適当な駆動ピン
237がシールリング230とシールリング214とを
連結して軸205と共に回転せしめる。回転シールリン
グ230の部分230Aと2308とを部分的に分割す
る室230Cは通路238によって中間圧力に露出して
おり、通路238は環状の溝212と蓮通しており、溝
212内にも中間圧力が作用する。
シールリング230の部分230Aにはシールリング2
07のシール面211と係合するシール面240が設け
られている。前述各実施例と同様にシールリングは任意
適当な材料例えば一方をカーボンとし他方を表面硬化さ
れたステンレス鋼から作ることもできる。第5図に示す
半径方向串形シール袋魔は実質上第4図に示すものと同
様であるから詳細説明は行わないが、室217内および
藤205と都材206,207,214との間の環状の
室内に最低圧力が存在することを指摘しておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1段メカニカル・シール組立体の
実施例を示す縦断面図。 第2図は第1図の線2一2に沿う断面図。第3図は一段
メカニカル・シール組立体の別の形式を示す1/4断面
図で、高圧はシールリングの半径方向内方側に作用する
ことを示している断面図。第4図は鼠方向串形メカニカ
ル・シール装置の縦方向1′4断面図を示し、高圧側の
シール装置は第1,2図に示すものと同様な回転シ−ル
リングを含んでいることを示す断面図。第5図は半径方
向串形に配置されたメカニカル・シール組立体の縦方向
1/4断面図で、この場合外側すなわち高圧側のシール
組立体が本発明の実施例として示される断面図。第6図
は従来技術によるメカニカル・シール装置の部分拡大i
/処折面図。第7図は第1図のメカニカル・シール装置
の部分拡大概要図。第8図は第7図と同様な図面である
が、シール部材の一方が流体圧力によって変形した状態
を誇張して示す図面。第7A,8A図は第7,8図と同
様な図面であるが、面積部分C,C,が等しく、軸が段
つきの場合を示す図面。図において10はハウジング、
17は軸、19は静止シールリング組立体、201まバ
ックアップリング、23は静止シールリング組立体、2
9はばねホルダ、34は回転シールリング、50,51
はシール面、60は回転シール部材、61は静止シール
部材、A,A,,B,B,&,C,C,は面積部分。 々&」, み&Z 々&a 〃傷4 々夕.占 ん夕,る, む夕,2 村傷スり. む&ク. み&34.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一つの個所において比較的低い流体圧力に露出され
    、他の一つの個所において比較的高い流体圧力に露出さ
    れているハウジングと、該ハウジング内の軸開口内で回
    転可能の軸とを含むメカニカル・シール組立体において
    、 前記ハウジング10に連結された第一の環状のシー
    ルリング23と前記軸17に連結された第二の環状のシ
    ールリング34とを含む、前記軸開口15を封止する相
    対的に回転可能のメカニカル・シール装置を有し、 前
    記第一および第二の環状のシールリング23,34は互
    いに係合するシール面51,50を有し、両シール面の
    一方50の面積は他方のシール面51の面積よりも大で
    あって、前記他方のシール面と係合していないシール面
    50の面積部分が前記流体圧力の一方に露出しており、
    前記大きい面積のシール面を有する前記シールリング
    34は該シール面50から間隔をおかれた別の面50A
    を有し、該面50Aは他方の流体圧力に露出されていて
    、 前記シールリング34は中間の環状溝34Cによっ
    て形成される直径の異なる環状部分34A,34Bを含
    み、 これによって両流体圧力の差圧によって前記大き
    い面積のシール面50が変歪して、互いに係合するシー
    ル面50,51を横切る流体の漏洩が行われるようにな
    されている、ことを特徴とするメカニカル・シール組立
    体。 2 前記別の面50Aが比較的低い流体圧力に露出され
    、前記他方のシール面51と係合していないシール面5
    0の面積部分が比較的高い流体圧力に露出されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメカニカル
    ・シール組立体。 3 前記環状のシールリングの一方34の該溝34Cに
    連通する半径方向通路48が前記低い流体圧力に露出し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメ
    カニカル・シール組立体。
JP51108918A 1975-09-22 1976-09-13 流量制御装置を有する平衡メカニカル・シール Expired JPS6014226B2 (ja)

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