JPS60142181A - 冷凍冷蔵庫の急速冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵室への冷気邦調節に電気的入力を用いるダ
ンパー開閉制御装置をｂｌｈえてなる冷凍冷蔵庫の急速
冷凍装置に関する。

従来例の構成とその問題点 従来例を第１図、第２図にて説明する。１は冷蔵庫本体
で、区画壁２により上部に冷凍室３、下部に冷蔵室４に
区画されている。６は冷凍サイクルの冷却器、６は強制
通風用の送風機であり夫々前記区画壁２内に配置されて
いる。７は冷凍室３内に設けた急速冷凍室であり、８は
冷凍室３の温度を検出するサーミスタ等の冷凍室の温度
検知器である。又、９は冷蔵室入口に設けて冷気流入量
を調節する電磁ダンパーでソレノイド１ｏへの電気的入
力でダンパ・−フラップ１１の開閉動作を行なう。１２
は冷蔵室４の温度を検出するサーミスタ等の冷蔵室の温
度検知器である。

この様な構成で、冷却器５で冷却された冷気は送風機６
によって、冷凍室３及び急速冷凍室７に強制通風する。

また、電磁ダンパー９を介して冷蔵室４へ冷気を導入し
ている。

次に電気回路について説明する。

１３は冷凍サイクルの圧縮機で送風機６と並列に接続さ
れた後、リレー接点１４を介して電源Ａ。

Ｃに接続されている。そして、電磁ダンパー９のソレノ
イド１０はリレー接点１５と直列に接続された後電源の
両端に接続されている。１６は冷凍室温度制御装置で、
温度検知器８、抵抗Ｒ１，Ｒ２゜Ｒ３、コンパレータ１
７を備えた比較回路、ＯＲ回路１８、トランジスタ１９
、ＩＪシレーイル１４′を備えており、前記コンパレー
タ１了の出力はＯＲ回路１８の一方の入力に接続され、
ＯＲ回路１８の出力がトランジスタ１９のベースに接続
されている。又トランジスタ１９のコレクタ回路には前
記リレー接点１４を開閉さず吸引用のリレーコイル１４
′が接続されている。２ｏは手動操作型の急速冷凍スイ
ッチ、２１は急冷時間タイマーで、急冷時間タイマー２
１は急速冷凍スイッチ２０の投入後、所定の急冷時間中
Ｈｉｇ））の信号（以下単にＨ″と呼ぶ）を出力するよ
う構成されている。

そして急冷時間タイマー２１の出力は前記ＯＲ回路１８
のもう一方の入力に接続されている。２２はダンパー開
閉制御装置で、冷蔵室の温度検知器１２、抵抗Ｒ４，Ｒ
５，Ｒ６、コンパレータ２３、およびトランジスタ２４
、リレーコイル１６′ヲ備えており、前記コンパレータ
２３の出力はトランジスタ２４のベースに接続され、ト
ランジスタ２４のコレクタには前記リレー接点１６を開
閉さす吸引用のリレーコイル１６′が接続されている。

この様な構成において、通常時冷凍室３の温度が所定値
より高い場合は、冷凍室の温度検知器８の抵抗値ＲＴＨ
が小さくなっており、この抵抗値ＲＴＨと抵抗Ｒ１とで
決定されるＡ点の電位が、抵抗Ｒ２，Ｒ３で決定される
Ｂ点の電位より高くなシコンパレータ１７の出力が”Ｈ
″となる為ＯＲ回路１８の出力もＨ”となり、トランジ
スタ１９がＯＮしてリレーコイル１４′が導通する。

そして、リレー接点１４を閉成して圧縮機１３及び送風
機６が運転され冷凍室３及び冷蔵室４の冷却を行なう。

その後、冷凍室３が一定温度にまで冷却されれば冷凍室
の温度検知器８の抵抗値ＲＴＨが大きくなり、Ａ電位が
Ｂ電位よりも小さくなる為コンパレータ１了はＬＯＷの
信号Ｃ以下単にＬ”と呼ぶ）を発生する。一方、急冷タ
イマー２１からの入力もＬ″であるためＯＲ回路１８の
出力は”Ｌ”となりトランジスタ１９はＯＦＦ　してリ
レーコイル１４′への導通が遮断され、リレー接点１４
が開放して圧縮機１３、送風機６が停止する。又この間
冷蔵室４の温度制御については、冷蔵室４の温度が所定
値より高い場合は、冷蔵室の温度検知器１２の抵抗値Ｒ
ＴＨ’が小さくなっており、ＲＴＨ’と抵抗Ｒ４で決定
される０点の電位が、抵抗Ｒ６，Ｒ６で決定されるＤ点
の電位より高くなシ、コンパレータ２３の出力がＨ’“
となるためトランジスタ２４がＯＮする。そして、リレ
ーコイル１６′が導通してリレー接点１６′を閉成し電
磁ダンパー９のソレノイド１ｏが導通ずる為ダンパーフ
ラップ１１が開放され冷蔵室４内に冷気が流入して冷却
される。その後冷蔵室４の温度が一定温度に１で冷却さ
れれば冷蔵室の温度検知器１２の抵抗ＲＴＨ’が大きく
なり、Ｃ電位がＤ電位よシも／Ｊ・さくなる為、コンパ
レータ２３の出力はＬ′となり、トランジスタ２４は　
ＯＦＦする。

そしてリレーコイル１６′への導通が遮断されてリレー
接点１５が開放する為、ソレノイド１ｏへの導通も遮断
されてダンパーフンフグ１１が閉成して冷蔵室４内への
冷気の流入を阻止する。この様に冷蔵室４の温度制御は
冷凍室３の温度制御作用に左右されず独立の制御が行な
われる。以後この作用を繰り返して通常の冷却作用を行
なうものである。

次に急速冷凍動作については、任意に急速冷凍スイッチ
２ｏをＯＮすると急冷タイマー２１の出力が急冷時間中
”Ｈ”信号を発生し続けるためＯＲ回路１８の出力は、
コンパレータ１７の出力に関係なく”Ｈ”となってトラ
ンジスタ１９がＱＮする。しだがってリレーコイル１４
′が導通してリレー接点１４が閉成し圧縮機１３、送風
機６が共に強制的に運転され、冷凍室３内の急速冷凍室
７に連続的に冷気が供給されて物品の急速冷凍を行なう
ものである。

しかしながら、この様に急冷時間中連続的に冷気を強制
通風させた場合でも冷蔵室温度が所定の温度に冷却され
るまでは電磁ダンパー９のダンパーフラップ１１が開放
されており冷蔵室４内に相当量の冷気が配分されて流入
する為、所望の冷凍室ヘの冷気量が不十分となシ急速冷
凍能力を低下させてし寸う不都合があった。特に急速冷
凍中に扉を開閉して冷蔵室を頻繁に利用した場合は急速
冷凍時間中の大半を効率の悪い冷却で消化してしまうこ
とになり、所望の急速冷凍が行なえなくなることも少な
くない。

発明の目的 本発明は上記の点に鑑み、急速冷凍中の冷凍効率を高め
ることを目的としている。

発明の構成 この目的を達成するために、本発明は急速冷凍中は冷蔵
室温度に係わりなく冷気流入量調節用のダンパーを電気
的制御で閉成することにより冷凍室のみに冷気供給を集
中させて急速冷凍能力を高めるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を示す第３図、第４図。

第６図に従い説明する。尚、従来と同一構成については
同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。

図において９は冷蔵室入口に設けて電気的入力に応じて
冷気流入量を調節するダンパー開閉装置（以後電磁ダン
パーという）で、１０はソレノイド、１１は冷気通路を
開閉するダンパーフラップである。２５はダンパーケー
スで、上部に風路部２６ａ、下部に機械部２５ｂを形成
している。

２６は前記ダンパーフラップ１１を開方向に押上げるロ
ッドで、前記ダンパーケース２６の一部を貫通して風路
部２５ａと機械部２ｓｂに連通し、その先端を前記ダン
パーフラップ１１の下面の一部に当接している。２７は
ロッド２６と接合されｋ　プランジャーで、前記ソレノ
イド１ｏの内心部に挿入されて上下に可動する。２８は
スプリングで、通常時はプシンジャー２７を下方に押し
下げる様伺勢している。又２９はダンパーフラノＺ。

１１を閉方向に付勢するスプリングである。

次に電気回路について説明する。

２２′はダンパー開閉制御装置であり、冷蔵室の温度検
知器１２、抵抗Ｒ４，Ｒ６，Ｒ６、コンパレータ２３と
、ＡＮＤ回路３０及びトランジスタ２４、リレーコイル
’６′ヲ（Ｉｔｔｔ、ｔ、前記コンパレータ２３の出力
はＡＮＤ回路３０の一方の入力に接続されている。ＡＮ
Ｄ回路３ｏのもう一方の入力には急冷時間タイマー２１
の出力がインバータ３１を介して接続されている。又Ａ
ＮＤ回路３０の出力はトランジスタ２４のベースに接続
さね１、トランジスタ２４のコレクタにはリレー接点１
５を開閉する吸引用のリレーコイル１５′が接続されて
いる。

次にかかる構成における動作状況を説明する。

尚、通常時の冷凍室の冷却動作については従来と同一で
あり説明を省略し、冷蔵室の冷却動作について説明する
。冷蔵室４の温度が所定値より高い場合は、冷蔵室サー
ミスタ１２の抵抗値ＲＴＨ’が小さくなっており、ＲＴ
Ｈ’とＲ４で決定される０点の電位が、抵抗Ｒ５，Ｒ６
で決定されるＤ点の電位より高くなりコンパレータ２３
の出力が”Ｈ”となるためＡＮＤ回路３０の一方の入力
が”Ｈ”となる。又ＡＮＤ回路３０のもう一方の入力は
、ψ、冷時間タイマー２１の出力が通常゛Ｌ”であるた
めインバータ３１で変換される入力はＨ”となっており
、従ってＡＮＤ回路３０の出力は”Ｈ”となりトランジ
スタ２４がＯＮする。そしてリレーコイル１５′が導通
しリレー接点１６を閉成する為、電磁ダンパー９のソレ
ノイド１ｏに通電される。ソにノイド１ｏに通電される
と内心に挿入されたプランジャー２７が電磁作用で上方
に押上げられ、スプリング２８を圧縮してロッド２６を
押上げてこれに当接したダンパーフラップ１１を開放し
て冷気風路部２６ａを形成する。これにより冷却器５に
よって発生した冷気は強制通風用の送風機６によって冷
蔵室４内部に供給され冷却を行なう。その後、冷蔵室４
の温度が一定温度まで冷却されれば、冷蔵室の温度検知
器１２の抵抗値ＲＴＨ′が大きくなり、Ｃ電位がＣ電位
よりも小さクナル為、コンパレータ２３の出力はＬ”と
なりＡＮＤ回路３ｏの一方の入力が”Ｌ”となるため、
もう一方の入力に関係な（ＡＮＤ回路３０の出力は”　
Ｌ　”となり、トランジスタ２４はＯＦＦ失（。この為
、リレーコイル１６′は導通を遮断され、リレー接点１
６は開放されて電磁ダンパー９のソレノイド１０への通
電も停止される。ソレノイド１０への通電が停止される
とプランジャー２７を上方へ押」二げる力は消去され、
プシンジャー２７はスプリング２８の復元作用とも相ま
って下方に落下し、ロッド２６も引下げられる。口。

ド２６の押上けがなくなるとスプリング２９の引張作用
とも相捷ってダンパーフラップ１１は引下げられ冷気風
路部２６ａは閉成されて冷蔵室４内への冷気流入を遮断
する。以後この作用を繰り返して通常の冷却作用を行な
う。

次に、急速冷凍動作時について説明する。

任意に急速冷凍スイッチ２０をＯＮすると急冷タイマー
２１の出力で急冷時間中”Ｈ”信号を発生し続けるため
ＯＲ回路１８の出力は、コンパレータ１７の出力に関係
なくＨ”となってトランジスタ１９がＯＮＬ、リレーコ
イル１４′が導通してリレー接゛点１４が閉成し圧縮機
１３、送風機６が共に強制的に連続運転される。この時
、ダンパー開閉制御装置２２′については急冷時間タイ
マー２１の出力がＨ”であるだめインバータ３１を介し
たＡＮＤ回路３０への入力がＬ゛となり、コンパレータ
２３からの出力に無関係にＡＮＤ回路３０の出力は”Ｌ
　”となる。この為、トランジスタ２４はＯＦＦ　Ｌリ
レーコイル１５′にも通電されずリレー接点１５も開放
して電磁ダンパー９のソレノイド１ｏにも通電されない
ためダンパーフラップ１１は閉成されて冷蔵室４内への
冷気流入を遮断する。その結果、冷却器６によって連続
的に発生した冷気は強制通風用の送風機６によりて冷凍
室３にのみ集中的に且つ連続的に供給されることになり
、急速冷凍室Ｔ内の物品を短時間で極めて効率よく急速
冷凍を行なうことが出来る・ 発明の効果 以上の構成より明らかな様に本発明は強制通風方式の冷
凍冷蔵庫の冷凍室内に送風機による通風冷気が通過する
急速冷凍室と、冷蔵室入口に電気的入力で冷気流入量の
調節を行なうダンパー開閉制御装置を設け、急速冷凍中
は圧縮機及び送風機を連続運転させるとともに前記ダン
パー開閉制御装置のダンパーを強制的に閉状態とするよ
うに構成したものであり、急速冷凍中は冷蔵室への冷気
供給を遮断して冷凍室内に集中的且つ連続的に冷気を通
風させることが出来るため短時間で極めて能力の優れた
効率のよい急速冷凍を行なうことが出来、従来例のよう
に使用条件や環境条件によって冷凍室への冷気配分が異
なり所望の急速冷凍効果が得られないという問題もなく
、安定した確実な急速冷凍効果が保証出来る等の実用上
の効果は極めて高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す冷蔵庫の断面図、第２図はその制
御回路図、第３図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の断
面図、第４図はダン・く−開閉装置の詳細断面図、第６
図はその制御回路図である。 ６・・・・・冷却器、６・・・・・・送風機−７・・・
・・・急速冷凍室Ｓ１３・・・・・・圧縮機・２０・・
・・・・急速冷凍スイッチ、２２’　、、、、、、ダン
パー開閉制御装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
（８） ！ 第　３　図 ！ 第　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷却室内に設けた冷却器で冷却した空気を冷凍室と冷蔵
   室へ循環せしめる送風機と、前記冷凍室内に設け、前記
   冷却器で冷却した空気が通過する急速冷凍室と、電気的
   入力で冷蔵室への冷気入量調節を行なうダンパー開閉制
   御装置と、冷凍サイクルの圧縮機と前記送風機を連続運
   転させる急速冷凍スイッチと、この急速冷凍中は、前記
   ダンパー開閉制御装置のダンパーを強制的に閉状態とす
   る冷凍冷蔵庫の急速冷凍装置。