JPS6014186B2 - 減速燃料遮断装置 - Google Patents
減速燃料遮断装置Info
- Publication number
- JPS6014186B2 JPS6014186B2 JP54002675A JP267579A JPS6014186B2 JP S6014186 B2 JPS6014186 B2 JP S6014186B2 JP 54002675 A JP54002675 A JP 54002675A JP 267579 A JP267579 A JP 267579A JP S6014186 B2 JPS6014186 B2 JP S6014186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deceleration
- cutoff device
- fuel cutoff
- fuel
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関における減速時の燃料供Ｖ給遮断装置
に関する。
に関する。
自動車用内燃機関にあっては、減速運転時の燃費並びに
排気性能を高めるために、燃料の供Ｖ給を遮断するシス
テムが、とくに電子制御燃料噴射装置付機関などに採用
されている。
排気性能を高めるために、燃料の供Ｖ給を遮断するシス
テムが、とくに電子制御燃料噴射装置付機関などに採用
されている。
とくに、排気系に酸化機能をもつ触媒装置を設置してあ
るときは、減速時に多量に発生しやすいＨＣ、ＣＯが触
媒で一気に燃焼すると、触媒が異常高温化して溶損する
おそれもあるため、これを防止するのに燃料遮断は有効
な手段でもある。
るときは、減速時に多量に発生しやすいＨＣ、ＣＯが触
媒で一気に燃焼すると、触媒が異常高温化して溶損する
おそれもあるため、これを防止するのに燃料遮断は有効
な手段でもある。
従来、この減速時の燃料遮断は、減速状態を検出する毎
に行うと、再加速時の応答遅れなどの運転性悪化や触媒
温度の過剰低下などを起こすため、減速状態が一定時間
以上継続したときだけ、燃料遮断を行うようにしていた
。ところがこの制御方法によれば、設定時間よりも短い
時間減速して、次に一瞬減速状態を解除し、再び短時間
の減速を行う、というような運転状態を継続すると、こ
の間に燃料遮断が全く行われないために、短時間の減速
中に増大したＨＣ、ＣＯが繰り返し触媒で燃焼して触媒
温度が徐々に上昇し、やがて危険温度に達するという問
題があつた。
に行うと、再加速時の応答遅れなどの運転性悪化や触媒
温度の過剰低下などを起こすため、減速状態が一定時間
以上継続したときだけ、燃料遮断を行うようにしていた
。ところがこの制御方法によれば、設定時間よりも短い
時間減速して、次に一瞬減速状態を解除し、再び短時間
の減速を行う、というような運転状態を継続すると、こ
の間に燃料遮断が全く行われないために、短時間の減速
中に増大したＨＣ、ＣＯが繰り返し触媒で燃焼して触媒
温度が徐々に上昇し、やがて危険温度に達するという問
題があつた。
本発明はこのような問題を解決するため、設定時間以上
の減速状態が継続するときはもとより、設定時間以内の
短時間の減速状態が頻繁に発生するときは、その頻度に
よっても燃料の供Ｖ給を遮断し、もって触媒保護の実効
性を高めるとともに、燃費効率を改善するようにした燃
料供給遮断菱薄を提供するものである。
の減速状態が継続するときはもとより、設定時間以内の
短時間の減速状態が頻繁に発生するときは、その頻度に
よっても燃料の供Ｖ給を遮断し、もって触媒保護の実効
性を高めるとともに、燃費効率を改善するようにした燃
料供給遮断菱薄を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第１図において、１は減速状態検出器であって例えば吸
入負圧スイッチもしくはエンジン回転数検出器と絞弁ス
イッチとの組合せなどから構成され、減速状態を検出す
ると／・ィレベル‘‘１”の信号を出力する。
入負圧スイッチもしくはエンジン回転数検出器と絞弁ス
イッチとの組合せなどから構成され、減速状態を検出す
ると／・ィレベル‘‘１”の信号を出力する。
なお、負圧スイッチの場合は、例えば吸入員圧が−５０
仇肋Ｈｇを越えたときを減速状態と判別し、また、回転
数検出器と絞弁スイッチの場合は、例えば回転数力均６
０仇．ｐ．ｍ以上で鮫弁開度が９度以下のときを減速状
態として判別する。
仇肋Ｈｇを越えたときを減速状態と判別し、また、回転
数検出器と絞弁スイッチの場合は、例えば回転数力均６
０仇．ｐ．ｍ以上で鮫弁開度が９度以下のときを減速状
態として判別する。
２は積分器であって、前記減速信号を所定のゲインをも
って負方向に積分し、３は比較器で積分信号が設定値よ
りも低下すると、ハイレベル“１”を出力する。
って負方向に積分し、３は比較器で積分信号が設定値よ
りも低下すると、ハイレベル“１”を出力する。
アンド回路４は比較器３の出力と減速状態検出器１の出
力との論理積をとり、両出力が共にハイレベルのときオ
ンとなり、燃料遮断信号“１”を出力する。
力との論理積をとり、両出力が共にハイレベルのときオ
ンとなり、燃料遮断信号“１”を出力する。
したがって、図示はしないが、燃料供給制御回路では、
このアンド回路４からの出力がハイレベルのときは、例
えば燃料噴射弁の作動を停止させて燃料遮断を行う。
このアンド回路４からの出力がハイレベルのときは、例
えば燃料噴射弁の作動を停止させて燃料遮断を行う。
このように構成されているので、第２図のタイムチャー
トにも示すように、減速状態検出器１が減速状態を判別
してハイレベルの出力に切換わると、積分器２によって
の積分出力が負の方向に時間とともに変化し「やがて比
較器３の設定値よりも低下するとアンド回路４の一方の
入力がハイレベルになるため、このとき依然として減速
状態にあることを条件としてアンド回路４の出力が燃料
遮断信号の“１”を出力するのである。
トにも示すように、減速状態検出器１が減速状態を判別
してハイレベルの出力に切換わると、積分器２によって
の積分出力が負の方向に時間とともに変化し「やがて比
較器３の設定値よりも低下するとアンド回路４の一方の
入力がハイレベルになるため、このとき依然として減速
状態にあることを条件としてアンド回路４の出力が燃料
遮断信号の“１”を出力するのである。
そして、この減速状態が瞬時解除されてから再び減速状
態に移行すると、減速解除時間に比例して積分器２の出
力が正側に変化したものが再減速に伴い再び負側に変化
して比較器３の設定値以下になった時点で、再度アンド
回路４の出力が“１”になり、燃料遮断が行われる。
態に移行すると、減速解除時間に比例して積分器２の出
力が正側に変化したものが再減速に伴い再び負側に変化
して比較器３の設定値以下になった時点で、再度アンド
回路４の出力が“１”になり、燃料遮断が行われる。
この場合、従来の設定時間方式だと、再減速により燃料
遮断されるまでに設定時間Ｔｏの経過が必要となるが、
本発明ではその直前の減速終了からの経過時間の少ない
ほど早期に燃料遮断が行われる。
遮断されるまでに設定時間Ｔｏの経過が必要となるが、
本発明ではその直前の減速終了からの経過時間の少ない
ほど早期に燃料遮断が行われる。
このため、頻繁に短期間の減速運転が繰り返えされるよ
うなときでも、運転性が悪化しない程度で燃料遮断を確
実に行い触媒装置の負担を軽減する。
うなときでも、運転性が悪化しない程度で燃料遮断を確
実に行い触媒装置の負担を軽減する。
以上のように本発明によれば、長時間の減速時はもとよ
り、短時間の減速の繰り返し時にも燃料遮断ができ、触
媒の負担を軽減して溶損などの危険を回避するとともに
、減速運転時の燃費効率の改善もはかれる。
り、短時間の減速の繰り返し時にも燃料遮断ができ、触
媒の負担を軽減して溶損などの危険を回避するとともに
、減速運転時の燃費効率の改善もはかれる。
第１図は本発明の第１実施例の回路図、第２図はその作
動タイムチャートである。 １・・・・・・減速状態検出器、２・・・・・・積分器
、３・・・…比較器、４・・…・アンド回路。 第１図 第２図
動タイムチャートである。 １・・・・・・減速状態検出器、２・・・・・・積分器
、３・・・…比較器、４・・…・アンド回路。 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 機関減速状態を検出する手段と、所定時間以上の減
速及び所定以上の減速繰返し頻度を判別する手段と、両
手段が共に出力しているときに燃料の供給を遮断する手
段とを備えた減速燃料遮断装置。 ２ 減速状態検出手段が、機関吸入負圧を感知する負圧
スイツチまたはダイヤフラムバルブである特許請求の範
囲第１項記載の減速燃料遮断装置。 ３ 減速状態検出手段が、機関回転数と絞弁開度を検出
する手段の組合せからなる特許請求の範囲第１項記載の
減速燃料遮断装置。 ４ 減速判別手段が、減速状態検出手段の出力を積分す
る積分器の出力を設定値と比較する比較器とから構成さ
れる特許請求の範囲第項ないし第３項のいずれか１つに
記載の減速燃料遮断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54002675A JPS6014186B2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 減速燃料遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54002675A JPS6014186B2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 減速燃料遮断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5593934A JPS5593934A (en) | 1980-07-16 |
| JPS6014186B2 true JPS6014186B2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=11535875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54002675A Expired JPS6014186B2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 減速燃料遮断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014186B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5932635A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの燃料噴射制御方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4878324A (ja) * | 1972-01-13 | 1973-10-20 | ||
| JPS5311235A (en) * | 1976-07-13 | 1978-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | Fuel jet apparatus |
-
1979
- 1979-01-10 JP JP54002675A patent/JPS6014186B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4878324A (ja) * | 1972-01-13 | 1973-10-20 | ||
| JPS5311235A (en) * | 1976-07-13 | 1978-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | Fuel jet apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5593934A (en) | 1980-07-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0147078B1 (ko) | 내연기관의 동작특성 제어장치 | |
| KR920703975A (ko) | 디젤입자트랩의 재생시스템용 제어시스템 | |
| JPS58122364A (ja) | ノツク制御装置 | |
| US4603552A (en) | Safety device for turbocharged engine | |
| KR960041661A (ko) | 내연기관의 엔진 브레이크 동작 상태중에 연료 공급을 차단하는 방법 | |
| JPH01224448A (ja) | 燃料噴射装置を有する内燃機関の燃料ポンプの回転数を制御する方法及び装置 | |
| US4395984A (en) | Electronic fuel supply control system for internal combustion engines | |
| US4122667A (en) | System for detecting abnormality in fuel feed control system of gas turbine engine | |
| JPS58210332A (ja) | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置 | |
| US4610146A (en) | Operating control device for air conditioner for use in vehicle | |
| JPS6014186B2 (ja) | 減速燃料遮断装置 | |
| JPH02218839A (ja) | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 | |
| KR0184317B1 (ko) | 배기브레이크장치 | |
| JPH0670390B2 (ja) | 内燃機関の減速運転制御装置 | |
| JP3890730B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
| JPS5824829A (ja) | エンジンの吸気圧力検出装置 | |
| JP3319770B2 (ja) | 定速回転型火花点火式内燃機関の回転数制御装置 | |
| KR100440326B1 (ko) | 차량용 에어컨 제어 방법 | |
| JP4358066B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
| JPS63134831A (ja) | 車両用定速走行制御装置 | |
| JPH0246775B2 (ja) | ||
| JPS63270221A (ja) | 車両用エアコン制御システム | |
| JPH05312106A (ja) | 内燃機関の燃料カット制御装置 | |
| KR19980055232A (ko) | 자동차의 에어콘 자동작동장치 | |
| JPH04342853A (ja) | 走行時のオーバーラン防止方法 |