JPS60141817A - 磁気ヘツドコア材の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はＦｅ−Ａｌ−−５ｉ−Ｔｉ系磁性合金を大気溶
解することにより加工性に優れ、かつ磁気特性の良好な
磁気へラドコア材を提供するものである。

従来％Ｆｇ　−Ｊ４ｔ　−Ｓｉ　−Ｔｉ系磁性合金の製
造は真空溶解した後、金型鋳造にしている。この方法で
製造された鋳塊はＴｉが入っているために結晶粒の粗大
化を防ぎ、かつ耐食性および耐摩耗性に優れている。し
かしながらＦｅおよびＳｉ原料からＣの混入を阻止する
ことが不可能であるため、Ｃと親和力の強いＴｉと結び
つきＴｉＣが析出される。このＴｉＣは著しく硬いため
、加工性を悪くシ、磁気ヘッドコアを製造する際に問題
となっている。

また、マトリックス中にＴｉＣが析出しているため、磁
壁移動を妨げ実効透磁率を下げていた。

さらに磁気ヘッド実装試験においても、マトリックスと
ＴｉＣの硬さが異なるため変岸耗が起こり、磁気テープ
との密着が悪くなり、録音再生感度の低下を来すという
問題が生じる。

そのため、従来Ｆｅ　−Ａｌ　−Ｓｉ　−Ｔｉ系磁性合
金。

を使用して磁気へラドコアを製造した場合は高価。

でかつ、長期間良好な性能を維持することができ１，１
ないという重大な欠点を有していた。

そこで５本発明者はＦｅ　−ＡＬ　−Ｓｉ　−Ｔｉ系磁
性合金を大気溶解することによりＴｉＣの析出を少なく
し加工性が良好で、かつ長期間良好な性能が維持できる
磁気ヘッド材を提供するに至った。

以下この発明の製法につき具体的に説明すると、この発
明の製法で対象とする磁性合金はＡｔ　５〜８ｗｔ％、
　Ｓｉ　５〜１２ｗｔ％、Ｔｉ０．１．２ｗｔ％含有し
。

残部Ｆｇを主成分とするＦｇ　−Ａｔ−Ｓｉ　−Ｔｉ系
で耐食性や耐摩耗性等の特性改良のため必要に応じてＴ
（Ｌ　Ｏ，１−５ｗｔ％、　Ｎｈ　Ｏ，１ヘ５　ｗｔ　
％　、　Ｎｏ　０．１　ヘ４Ｗｔ　％　、　Ｗ　Ｏ，１
〜５　ｖａｔ　％　、　Ｃｔｂ　Ｏ，２〜４　ｗｔ％、
Ｖｏ、１〜４ｗｔ％、ＲｔＬＯ，０５〜２　ｗｔ　％　
＊希土類０．０１〜５　ｗｔチの各成分の１種以上を総
量で０．０１〜６　ｗｔ％含有しても良い。

この発明の製法を実施する際には、前記組成のＦｇのみ
を真空溶解にて溶湯し、その状態でＡｒを５〜７６　ｃ
ｍ　％導入し、その後Ａｔ　、　Ｓｉ　、　Ｔｉ　その
他の元素を添加し、その後、雰囲気を大気中に切り換え
、１６００〜２０００υにて５分へ６０分保持後真空に
引き、金型へ鋳造する。このようにして得られたＦｇ　
−Ａｌ　−Ｓｉ　−Ｔｉ系合金鋳塊は組成管理が容易で
、かつ加工性および磁性に優れた磁気へラドコア材とな
る。

実施例 真空度５Ｘ１０　ＴｏｒｒでまずＦｔを溶湯し、その後
Ａｒを５０ｃｍＢｇ導入し、Ａｔ　６．Ｏｕｒｔ　％　
、　Ｓｉ　９．６　ｗｔ％　＋　Ｔｔ　Ｏ，５ｗｔ％、
　Ｒｔｂ　Ｏ，２ｗｔ　％添加後、雰囲気を大気に切換
え１６００〜２０００υで１０分間保持後、真空度５×
１０　に引き金型へ鋳造した。その鋳塊を切断・ラップ
した写真を図１に示す。図１（α）、　（ｈ）の結果か
ら本発明の溶解法は明らかに従来溶解法に比べてＴｉＣ
の析出が少ないことが認められる。

また、磁気特性においても図２の結果から本発明の溶解
法が良いことが認められる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は従来溶解法の金属組織写真を示す。 （Ａ）は本発明溶解法の金属組織写真を示す。第２図は
本発明溶解材および従来溶解材の磁気特性を示す。 １′ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １−　Ａ１５〜８ｗｔ％、　Ｓｉ　５　ヘ１２ｗｔ％　
   、　Ｔｉ　Ｏ，１へ２ｗｔ％、残部Ｆｇを主成分とする
   Ｆｔ　−Ａｔ−Ｓｉ　−Ｔｉ系磁性合金を溶解する際、
   真空溶解と大気溶解を交互に行なうことを特徴とする磁
   気へラドコア材の製造法。