JPS601415Y2 - ファン↓−エンジン回転計 - Google Patents

ファン↓−エンジン回転計

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JPS601415Y2
JPS601415Y2 JP3908278U JP3908278U JPS601415Y2 JP S601415 Y2 JPS601415 Y2 JP S601415Y2 JP 3908278 U JP3908278 U JP 3908278U JP 3908278 U JP3908278 U JP 3908278U JP S601415 Y2 JPS601415 Y2 JP S601415Y2
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JP
Japan
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fan
probe
engine
output
signal
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Application number
JP3908278U
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English (en)
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JPS5553458U (ja
Inventor
俊一 早川
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建設車輛のエンジンのオーバヒート故障診断の
一要素としてのファンベルトスリップをチェックするフ
ァン−エンジン回転計に関する。
従来、ファン回転数計測器として光電反射式回転計が使
用されている。
これはファンの所定箇所に回帰性反射テープを貼る一方
、所定方向から光を照射し、この回帰性反射テープで反
射された光を受光検出することによりファンの回転数を
計測するものである。
しかしながら、上記従来の光電反射式回転計においては
反射テープを貼る部分のファンの汚れを取る手間がかか
り、ファンガードの形成によってはファンガードを取り
外さなければ反射テープを貼れない機種もあり、また、
時には計測中に反射テープがはがれてしまうこともある
更に、入射光軸と反射光軸とが一致するようにするため
に投受光素子を同軸上に配置する必要があり、プローブ
の構造が複雑となり、且つミスカウントし易いために光
軸の当て方に非常に神経を使う。
更にまた、プローブを手で持ちファンの近くに配するた
めに非常に危険であり、しかも、手振れによる誤計測が
起り易く、測定、記録、スロットル調整等を一人で行う
ことができず2Å以上必要とするために非能率である等
の多くの欠点があった。
本考案は上述の欠点を除去する目的でなされたもので、
ファンの翅に所定数の反射テープを貼り、その反射テー
プの通過を検出するのではなく、ファンの翅そのものに
よる反射光を検出することにより、通過する翅の数をそ
のまま検出し、この検出信号をファンの部数に応じて設
定されるてい倍化でてい倍し信号処理することにより、
いかなる部数のファンであってもエンジンと同一の計測
器でその回転数を測定し得るようにしたファン−エンジ
ン回転計を提供しようとするものである。
以下本考案を添附図面の一実施例に基いて詳述する。
第1図において、プローブ1はファンの回転を検出する
ためのもので、プローブ1の6面1 a 略中夫には受
光素子2が配設されており、この受光素子の外側には複
数例えば3個の投光素子3゜4.5が同一円周上に所定
の間隔例えは120°の等間隔で配設されている。
各投光素子3. 4. 5はプローブ1の前方向に光を
投光し、受光素子2はプローブ1の前方向から入射する
光を受光するようになっている。
そして、プローブ1の前方に光を遮断する物体(図示せ
ず)があると、各投光素子3〜5から投光された光はこ
の物体で反射され、受光素子2に入射する。
受光素子2はこれらの反射光を受光検出し、信号Saを
出力する。
従って、受光素子2の出力信号Saにより前記反射物体
の有無を検出することができる。
尚、投光素子と受光素子とは同一平面上に形成されてお
り、光源と反射物体、反射物体と受光素子とを近接する
ことができ、検出誤差を生じたりすることなく翅の通過
を読み出し得、検出効率も極めて高い。
また、投光素子数を増すと指向特性が向上するが、通常
は本実施の如く3個で十分である。
このプローブ1はフレキシブルケーブル6を介して中継
ボックス7に取付けられており、この中継ボックス7か
らはケーブル8を介して回転計17(第2図、第3図)
に接続されている。
また、この中継ボックス7にはマグネット9が固設され
ており、当該中継ボックス7を車体の所望の位置に吸着
保持し得るようになっている。
このようにして、ファン回転検出プローブ10が構成さ
れている。
そして、第2図に示すように検出器10をファン11と
エンジン12との間の空間部内に配し、マグネット9を
例えはエンジンフード13の上部内面の適宜位置に吸着
固定する。
また、フレキシブルケーブル6を適宜形状に彎曲させ、
プローブ1の前面1aがファン11と離隔対向するよう
に当該プローブ1を垂下保持する。
また、エンジン12による振動はフレキシブルケーブル
6により吸収され、プローブ1には殆ど伝達されない。
従つて、プローブ1は測定中最初に設定した状態に保持
される。
尚、この回転計では、分周比設定器27(後段で詳述)
により、いかなる部数のファンについても翅そのものの
通過数を検出器その部数に応じた分周比を設定腰回−基
準で回転数を表示するようにしているため、従来の如く
、ファンの1回転に相当する信号パルスの数が定数(通
常lケ)となるように反射テープを(信号パルスの数を
1つとするとき1ケ所)貼る必要はない。
エンジン回転検出器15はサービスメータ14に取付け
られており、エンジン12の回転数に応じたエンジン回
転数信号Eaを出力する。
このエンジン回転数信号Eaはケーブル16を介して回
転計17に加えられる。
回転計17は第3図に示すように構成されており、プロ
ーブ1、エンジン回転検出器15の入力信号Sa、 E
aは切換スイッチ20に加えられる。
ファン回転数を計測する場合には、切換スイッチ20を
ファン回転数計測側に切換える。
プローブ1はファン11の各部が当該プローブ1と対向
する毎に信号Saを出力する。
従って、ファン11が1回転する間に当該ファン11の
部数と同数の信号Saがプローブ1から出力される。
そして、この信号Saの周期Taはファン11の回転数
に応じて変化する。
この信号Saは切換スイッチ20を介して波形整形ユニ
ット21に加えられ波形整形された後、フェーズロック
ループユニット22の位相比較器23に加えられる。
このフェーズ・ロック・ループユニット22および分周
ユニット26は波形整形されたプローブ1の出力信号S
a (周波数をfaとする)を倍周するためのものであ
る。
このフェーズ・ロック・ルーフユニット22には分局ユ
ニット26が組み込まれており、電圧制御発振器25か
らの発振信号Sc(周波数をfcとする)を1/N分周
した信号sbを分局ユニット26から位相比較器23に
帰還する。
フェーズ・ロック・ループユニット22においては、位
相比較器23は波形整形ユニット21から与えられる回
転検出信号Saと分周ユニット26から与えられる分周
信号sbとを比較し、両信号Sa、 Sbの位相差に応
じた差信号電圧Veを出力する。
この差信号電圧Veはローパスフィルタ24を介して電
圧制御発振器25の制御端子に加えられる。
電圧制御発振器25から発振出力される信号Scは分周
ユニット26において1/N分周される。
従って、ループがロックされているとき分周出力信号s
bの周波数は回転検出信号Saと同じ(faであるから
、発振信号Scの周波数fcはfc=Nfaとなり、回
転検出信号Saの周波数がN倍されたものとなる。
電圧制御発振器25から出力される信号Scはゲート信
号作成ユツト29を介して用進カウンタユニット30に
加えられ、そのパルスの数がカウントされる。
基準時間発生ユニット28からは信号Scよりも周期の
長い一定周期の基準クロックパルスCPが出力され、ゲ
ート信号作成ユニット29に加えられる。
ゲート信号作成ユニット29はこのクロックパルスCP
が入力される毎にクリア信号CLを用進カウンタユニッ
ト30に加え、そのつとその計数内容をクリアする。
また、ゲート信号作成ユニット29はクリア信号CLを
出力する直前にラッチユニット31にラッチ信号LAを
加え、用進カウンタユニット30の計数内容を読み込ま
せる。
従ってラッチユニット31の内容はクロックパルスCP
の1周期中に電圧制御発振器25から発生される信号S
cのパルス数となる。
ラッチユニット31の内容はデコーダ32を介して表示
器33に入力され、その数が用進法にて表示される。
ここで、ファン11の1回転あたりの信号Scのパルス
数をMとすると、基準クロックパルスCPの周期をこの
パルス数Mに応じて適宜に設定することによって表示器
33における表示をrpm表示とすることができる。
ところで、機種によってファン11の翅の枚数が異なる
場合には、その部数と予め定められた1回転当りの信号
Scのパルス数Mに応じて分周比設定器27により分周
比Nを適宜の値に設定する。
例えばパルス数Mを60と設定した場合、ファン1回転
あたりの発生パルス数が6個の場合には分周比Nを60
/6=10とし、また3個の場合には分周比Nを60/
3=20とする。
このように1回転あたりの発生パルス数が異なる場合で
もゲート信号作成ユニット29以降の演算部はそのまま
の構成で、分局比Nを適宜の値に切換えるだけで表示器
33における表示をrpm表示とすることができる。
ここで分周ユニット26としてはデジタルスイッチの切
換によって分周比Nが可変のものがすでに市販されてい
る(例えばCD4018)ので、それを用いればよい。
また、この考案においては機器の故障をチェックするこ
とができる。
すなわち電圧制御発振器25は入力電圧がOのときは、
その発振器25個有の周波数(自走周波数)で発振する
そこで、発振器25の入力電圧を遮断したとき表示器3
3の表示がその発振器25の自走周波数に相当する値を
示しているかどうかを見ることによって各機器が正常に
働らいているか否かをチェックすることができる。
エンジン回転数を計測する場合には、切換スイッチ20
をエンジン回転数計測側に切換え、波形整形ユニット2
1にエンジン回転数信号Eaを加える。
また、分周比設定器27により分局ユニット26の分局
比Nをエンジンに応じた所定の値に設定する。
以下前述したファン回転数計測の場合と同様にして信号
Eaに基いて演算が行なわれ、表示器33によりエンジ
ン回転数がrpmで表示される。
このようにして、1つの回転計でファン回転数とエンジ
ン回転数とを表示することができる。
オペレータは、これらの各ファン回転数とエンジン回転
数とを読み取り、スリップ率換算表(図示せず)により
容易にファンベルトの緩みによるエンジンに対するファ
ンのスリップ率を検知することができる。
以上説明したように本考案によれば、エンジン回転数と
ファン回転数とを1つの回転計で測定することができ、
しかも、ファンの部数に拘らず回転数をrpm表示する
ことができるために測定対象機種を選定する必要がない
また、マグネットによりプローブを所望の位置に簡単に
セットすることができ、しかも、ファンに反射テープ等
を貼ることなく無接触で検出することができる。
更に、回転計を運転席に持ち込むことができるため、オ
ペレータが1人で測定することができ、作業能率を向上
することができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るファン−エンジン回転計に使用す
るファン回転検出プローブの一実施例を示す図、第2図
は本考案に係るファン−エンジン回転計の一実施例を示
す要部説明図、第3図は本考案に係るファン−エンジン
回転計の一実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・プローブ、2・・・・・・受光素子、3
〜5・・・・・・ 投光素子、6・・・・・・フレキシブルケーブル、マグ
ネット、17・・・・・・回転計。 9・・・・・・

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン回転検出器と、該エンジンの冷却用ファンの回
    転を検出すべく、同一円周上に所定の間隔で配され前方
    に光を投射する複数の投光素子と該投光素子と同一平面
    上でかつこれらの投光素子の中心に配され該ファンから
    の反射光を受光する受光素子とを具え、該ファンに近接
    対向して適宜配設されるプローブと、前記エンジン回転
    検出器の出力と前記プローブの出力とを選択的に切換え
    る切換えスイッチと、前記プローブの出力と前記エンジ
    ン回転検出器の出力とを同一基準にすべく前記ファンの
    部数に対応しててい倍化設定手段により設定されている
    てい倍化で前記切り換えスイッチの出力をてい倍するて
    い倍回路と、前記てい倍回路の出力を単位時間毎に計数
    することにより、エンジンの回転数およびファンの回転
    数を算出し表示する表示器とを有すると共に、前記プロ
    ーブは車体の所望の箇所に吸着可能なマグネットに接続
    されたフレキシブルチューブの先端に配されていること
    を特徴とするファン−エンジン回転計。
JP3908278U 1978-03-27 1978-03-27 ファン↓−エンジン回転計 Expired JPS601415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3908278U JPS601415Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 ファン↓−エンジン回転計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3908278U JPS601415Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 ファン↓−エンジン回転計

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Publication Number Publication Date
JPS5553458U JPS5553458U (ja) 1980-04-10
JPS601415Y2 true JPS601415Y2 (ja) 1985-01-16

Family

ID=28905250

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JP3908278U Expired JPS601415Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 ファン↓−エンジン回転計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58127169A (ja) * 1982-01-25 1983-07-28 Tokyo Tatsuno Co Ltd 内燃機関の回転数測定装置

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JPS5553458U (ja) 1980-04-10

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