JPS6014158A - 乾式カリウムイオン選択性電極 - Google Patents

乾式カリウムイオン選択性電極

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JPS6014158A
JPS6014158A JP59123880A JP12388084A JPS6014158A JP S6014158 A JPS6014158 A JP S6014158A JP 59123880 A JP59123880 A JP 59123880A JP 12388084 A JP12388084 A JP 12388084A JP S6014158 A JPS6014158 A JP S6014158A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカリウムイオン選択性膜に有用な組成物に関す
る。この組成物はカリウムイオンを選択的に測定するだ
めの乾式イオン選択性電極に有用である。
〔従来の技術〕
?li々の疾患の診断及び治療ならびに健康状態の予防
的検査において、患者体内のある種のイオン(たとえば
、陽イオン)の濃度の監視がますます重要になってきて
ける。中でもカリウムイオンには相当の注意を払う必要
がある。血清中のカリウムレベルが高いと筋感応性、呼
吸機能及び心筋機能に変化が起きることが知られている
。逆にカリウムレベルが低いと筋感応性及び心筋機能に
興奮性の変化が起きる可能性がある。従って、血清中カ
リウムの測定は、極端に高いまたは低い血清中カリウム
レベルが疑われる場合の重要な診断手段となっている。
体液中イオン濃度の測定に有用なイオン選択性電極の1
つの型は、既知電位の半電池(参照電極)と接触した参
照溶液を含む電極本体(通常はガラスまたはプラスチッ
ク容器)と電極本体の開口部に配置されたイオン選択性
膜とを有するものである。イオン選択性膜は、電極を未
知溶液に浸した時に参照溶液と未知溶液の両方に接触す
るように取り付けられている。金属ゾローブは、参照溶
液に不溶なその金属の塩で被覆されており、参照溶液に
長された時に電極間電位を測定するための接点の1つと
して作用し、電極に対する参照電位を提供する。溶液中
のイオンに対する電極の感受性は膜の組成によって決ま
る。この型の電極は当業界において「バレル」電極と称
される。
バレル電極中のイオン選択性膜はガラス、固体難溶性塩
またはポリマーから成ることができる。
ポリマー膜は一般に支持マトリックスとして、イオン選
択性キャリヤーのキャリヤー溶媒中溶液を含浸させた。
+9 リマー結合剤または支持体を含んでなる。イオン
選択性キャリヤーは連続的に目的のイオンと複合体をつ
くり、膜−溶液界面を横切ってイオンを輸送し、そして
複合体を壊してイオンを遊離することのできる化合物で
ある。この化合物は当業界では「イオノフオア」または
「イオンキャリヤー」とも称される。この型の膜は、キ
ャリヤー、溶媒及びマトリックスに応じて、特定のイオ
ン溶液中に存在する可能性のある他のイオンよりも慶先
して検出するのに使用できる。
イオン選択性膜に有用なキャリヤー溶媒はいくつかの特
性を示すものでなければならない。キャリヤー溶媒は膜
内で適当なイオン移動度音生じさせ、支持マトリックス
と混和性であシ且っ充分に親水性であって水溶液によっ
て速やかに湿潤し得ると同時に水不溶性であってその水
溶液中にel出することのないものでなけれ−ばならな
い。理想的には、キャリヤー溶媒はまた、支持マトリッ
クスを可塑化し、実質的に不揮発性セあって保存寿命を
延長できるものである必要がある。
イオン選択性電極技術における重要な進歩は米国特許第
4,214,968号[1980年7月29日にバッタ
ダリア(Battaglfa )らに対して発行]に記
載された乾式電極ヤある。この乾式イオン選択性′電極
が発見される前は、電極は水溶液中で貯蔵するか、イオ
ン活動度測定操作に使用する直前に水溶液で処理しなけ
ればならなかった。「乾式」なる用語は、試験水溶液の
イオン濃度と相関するイオン活動度の再現性ある電位差
測定を可能にし、しかも湿潤貯蔵または使用前の試験準
備の必要のないイオン選択性電極に用いられる。
パッタク゛リアらの実施例中に開示された特定のイオン
選択性電極の1つはパリノマイシンをカリウム選択性キ
ャリアーとし、これを種々の溶媒型化合物に溶解させた
カリウムイオン選択性電極である。有用な溶媒としては
、フタル酸エステル、セパシン酸エステル、芳香族及び
脂肪族エーテル、・”燐酸エステル、混合芳香族脂肪族
燐酸エステル、アジピン酸エステルならびにこれらの混
合物が挙げられる。パリノマイシンをイオンフォアとす
るカリウム選択性電極において特に好ましいキャリヤー
溶媒として開示されているのはブロモフェニルフェニル
エーテル及びある種のトリメリド酸エステルである。
乾式イオン選択性電極はまた、1982年1月29日に
刊行された富士の日本特許公報57−1、7851号及
び57−17852号にも記載されている。各公報の実
施例1において、パリノマイシン、ポリ塩化ビニル及び
キャリヤー溶媒としてフタル酸ジオクチルを含む鹸選択
性電極が記載されている。しかしながら、このフタル酸
エステルをキャリヤー溶媒として用いて製造した電極は
ある使用条件下ではカリウムイオン測定精度が低いこと
が観察されている。
さらに、バッタダリアらの特許の開示に従い、この特許
に教示された好ましいキャリヤー溶媒を用いて製造した
カリウムイオン選択性組成物及びこの組成物を含む電極
もまた、ある使用条件下ではカリウムイオン測定精度が
望讐しくないほど低いことが判明した。また、このよう
な組成物及び電極は周囲温度の変動に敏感で分析結果の
精度を悪化させることが多いことも観察されている。こ
の低い精度は貯蔵期間が長くなるとますます悪化する。
さらに、公知の乾式カリウムイオン選択性電極がしばし
ば不斉電位を示すことも観察されている。
イオン選択性膜の不斉電位はその横断面の均一性に関係
する、操作において規定されるi4ラメ−ターである。
これは、膜の両面を同一試験サンプルに暴露した時に膜
を横切って発生する電位である。
この電位がゼロでない場合、膜はその両面間に組成の違
いを有する、すなわち、不斉である。
不斉は膜の動力学的状漂を反映するので、電位の経時的
変化がしばしば観測される。電位変化がイオンn11]
定の間にほとんど見られないほど遅い速度で起きる場合
には、不斉はイオン測定計算結果において加工できる。
こういう状況は一般にイオン選択性がラス膜の場合に見
られる。しかしながら、不斉電位変化がイオン測定の間
に見られるほど速い場合には、精度は不利な影響を受け
る。この問題は液体キャリヤー溶媒を含む膜を有するカ
リウムイオン選択性組成物においてしGづ:しは見られ
る。
いくつかのカリウムG 11においては、不斉電位の大
きな変化が全てイオン測定に使用する前に起こってしI
えるように、イオン選択性組成物を状態調整溶液中に数
時間(18時間またはそれ以上)浸漬することによって
不斉を軽減できる場合もある。しかし2よから、乾式イ
オン選択性73極は湿潤貯11”21.または状態調整
によって望ましくない杉惇企受けると考えられんので、
このような状帽調整期間は乾式イオン選択性電極の場合
には不可能である。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、公知の組成物より正確で、温
度変動に対して過敏でなく且つ不斉電位が小さい、改良
されたカリウムイオン選択性毎極を提供することにある
〔発明の構成〕
本発明に従えば、カリウムキャリヤーとしてパリノマイ
シンを、そしてキャリヤー溶媒として20℃における粘
度が約120センチポアズ未満で5 rra Hg圧に
おける沸点が約170℃より大きい、炭素数が少なくと
も25のノカル?ン酸ジエステルを含むマトリックスを
含んでなるカリウムイオン選択性組成物が提供される。
〔発明の効果〕
前記イオン選択性組成物は試料中のカリウムイオンに対
して他の陽イオンより高い選択性を示すと同時に、意外
にも、カリウムイオン測定における精度が改良され、し
かも周囲温度の変動に対する感受性が低い。さらに、こ
れらの組成物は長期間にわたって改良された特性を示す
ため、保存寿命が長い。
これらの組成物に認められる別の意外な利点は不斉膜を
形成する傾向が低いことである。この特性が分析精度を
更に改良する。
発明の作用 本発明に有用なカリウムイオン選択性組成物はカリウム
キャリヤーとしてパリノマイシンを含む。
パリノマイシンは、たとえばカリフォルニア州うジョラ
(La Jolla )のカルバイオケム(Calbi
ochem)’e含む多数の入手源から商業的に入手で
きる。
パリノマイシンは、以下に詳述する1種またはそれ以上
の特殊な有機キャリヤー溶媒によって溶媒オロされる。
組成物のマトリックスもイオノフオアを溶媒和すること
ができるが、別のキャリヤー溶媒も組成物中に含ませる
。このようなマトリックスは、キャリヤー溶媒中のパリ
ノマイシンに結合し/こカリウムイオンの輸送が可能な
ものでなければならない。たとえば、多孔質ガラス支持
体をマトリックスとして使用できる。その実施態様にお
いては、・クリノマイシンはキャリヤー溶媒中に溶解さ
せ、得られた溶液を多孔質ガラスマトリックス中に吸収
させてイオン選択性膜を形成する。他の好ましい実施態
様においては、・ぐリノマイシンの溶液を疎水性結合剤
、たとえば、疎水性ポリマー結合剤のマトリックス中に
分散させる。「疎水性」とは実質的に水不溶性であるこ
とを意味する。この結合剤分散液を塗布し、乾燥させて
、本発明に有用なカリウム選択性膜を形成する。
本発明の実施に有用なキャリヤー溶媒は20℃における
粘度が約120センチポアズ未満で5+mn Hg 圧
における沸点が約170℃より高い、炭素数が少なくと
も250ジカルデン酸ジエステルである。このようなキ
ャリヤー溶媒の例は、前述の炭素数、粘度及び沸点特性
を有するある種の七−4シン酸エステル、フタル酸エス
テル、アノピン酸エステル、スペリン酸エステル、アゼ
ライン酸エステル、ダルタル酸エステル、コハク酸エス
テル及びヘキサヒドロフタル酸エズテルである。好tL
いキャリヤー溶媒は、セバシン能エステル、フタルts
’yエステル及びアソビン酸エステルである。
さらに好ましくは、キャリヤー溶媒はフタル酸エステル
である。有用なギヤリヤー溶媒の例を次の第1表に挙げ
る。
第 ■ 表 フタル酸ツインデシル 94 233 アジピン酸ジイソデシル 18 220特に好ましい組
成物はパリノマイシンとキャリヤー溶媒としてフタル酸
ツインデシルを含む。
これらのキャリヤー溶媒は全て市販されている。
たとえば、フタル酸ツインデシルはニーーヨーク州バッ
ファロー(Buffalo)のアッシュランド・ケミカ
ル社(Ashland Chemical、Co−)か
ら入手可能である。
膜組成物は、支持マトリックスとして作用する1種また
はそれ以上の結合剤中にキャリヤー溶媒とパリノマイシ
ンを混合することによって形成できる。有用な結合剤と
しては、パリノマイシン及びキャリヤー溶媒と一緒にな
って膜界面を横ぎるイオン移動度を生じさせるのに充分
な透過性を有する薄いフィルムを形成し得る天然または
合成の疎水性ポリマーが挙げられる。有用なポリマーと
しては次のものが挙げられる:1)ポリ塩化ビニル、2
)ポリ塩化ビニリデン、3)ポリアクリロニトリル、4
)ポリウレタン類、特に芳香族ポリウレタン類、5)塩
化ビニルと塩化ビニリデンとのコポリマー、6)ポリビ
ニルブチラール、7)ポリビニルホルマール、8)ポリ
酢酸ビニル、9)酢酸ビニルと塩化ビニルトノ:I 、
N IJママ−10)シリコーンエラストマー類、なラ
ヒに11)ビニルアルコール、セルロースエステル及び
ポリカルボネートのコポリマー類。
他の有用なポリマーとしては、ポリ塩化ビニルのカルs
fキシル化ポリマーならびにこれらの混合物及びコポリ
マーが挙げられる。好ましい結合剤はポリC塩化ビニル
ーコー酢酸ビニル)(重量比90 : 10 )である
。1種またはそれ以上の結合剤、パリノマイシン及び1
種またはそれ以上の前述のキャリヤー溶媒を含む膜は、
従来のフィルム塗布または流延法を用いて製造する。
膜は、所望のフィルム特性を有するように、ガラス転移
温度(Tg)が約−50℃より高いことが好ましい。T
gは、適当な任意の簡便な方法で測定できる。たとえば
、このような方法の1つは、テデッカー社(Marce
l Dekker、 Inc、) %ニューヨーク、1
970年に記載されているような差動走査熱量法である
。好ましくは、膜は約−50〜約−20℃の′rgを有
する。
1体は前記成分を広範囲の濃度または量で含む。
パリノマイシンの所要量は使用するキャリヤー溶媒及び
他の因子によって決まる。好ましい膜は疎水性結合剤中
にキャリヤー溶媒とパリノマイシンが分散されているも
のである。これらの膜においては、パリノマイシンの所
要量は約0. I IhL2〜2、 O、!?/?7L
2が有用であシ、約0.297m2〜0.8g/m2が
好ましい。
キャリヤー溶媒はパリノマイシンを溶媒和させるのに充
分な量で存在する。従って、キャリヤー溶媒の量は選ば
れる溶媒の種類に応じて変化する。
一般に、種々の貯蔵条件下にお伝て溶媒和が保たれるよ
うに溶媒はパリノマイシンをちょうど溶媒和するのに必
要な量よりも多量に用いる。重量に基づき100〜50
0チ過剰が有用である。通常、キャリヤー溶媒の所要量
は約2g△2〜約24.9△ミ好ましくは約5177m
2〜約20 jj/’rn2であろう。
存在する疎水性ポリマーマトリックスの量は、所望の膜
厚さとパリノマイシン−溶媒分散液を支持する必要性の
程度によって決まる。膜は一般に約2μ惧〜約20μm
の厚さを有する。ポリマー所要量は通常は約2〜24g
/rIL2、好ましくは約3〜約12g△2である。
前述の膜組成物は、マトリックス、・クリノマイシン及
びキャリヤー溶媒の他に場合によっては界面活性剤及び
可塑剤のような他の成分を当業者に公知の量で含む。
前述の通り、界面活性剤は前記膜の有用な成分である。
界面活性剤は膜組成物の被覆性(coata−bi 1
1ty)の改良及びマトリックスまたはキャリヤーによ
るパリノマイシンの溶媒和の改良を含む種(重の機能を
果たす。有用な界面活性剤としてはアルキルアリールポ
リエーテルアルコールのヨウナ非イオン性界面活性剤、
たとえば、1)o−ム・アンド・ハース社(Rohm 
and Haas Co、)から入手可能なトリトンT
M類(TritonsTM)、2)オリ7−マチーソン
社(Olin Mathieson Corp、)から
入手可能な(p−インノニルフェノキシ)−ポリグリシ
トール〔サーファクタント10 c TM(Surfa
ctant LOGTM) 、3)アトラス・ケミカル
・インダストリーズ(Atlas Chemical 
Indust−ries)から入手可能なポリオキシエ
チレン(20)オレイルエーテル〔グリシ98TM(B
ri j 98TM))、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノラウレート〔トゥイーン20TM(Tween 
20TM) )及びス・9ン80” (5pan 80
TM)、4)ダウ−:I−=yグ(Dgw Corni
ng)から入手可能なポリ(ツメチル−コメチルフェニ
ルシロキサン) (DC−510)、5)E、1.デー
ポン(E、1. Dupont )から入手可能なゾ=
ルFsNTM(Zonyl FSNTM)、ならびに3
M社(3MCo、)から入手可能なフルオロケミカル界
面活性剤FC134TMが挙げられる。界面活性剤は代
表的には0.03777m 〜0.15 jj/mで存
在する。
前記膜は、たとえば、1982年1月29日に刊行され
た前述の日本特許公報第57−17851号及び第57
−17852号公報に記載された乾燥イオン選択性電極
を含む種々の乾式電極構造に有用である。
特に好ましい一実施態様において、前記膜は前述の米国
特許第4,214,968号に記載された乾式イオン選
択性電極に用いられる。この実施態様においては、 (a) 塩及び親水性ポリマー結合剤をそれらに対する
溶媒に溶解させた溶液の乾燥残液を含んでなる乾燥内部
参照要素、ならびに (b) この参照要素と物理的に接触して、分析サンプ
ルと物理的に接触させるための領域中に、前記ジエステ
ルキャリャー溶媒中に溶解したパリノマイシンが疎水性
結合剤中に分布している所定の均一厚さの疎水性イオン
選択性膜 を含んでなる乾式イオン選択性電極が提供される。
本発明のこの実施態様において、電極は米国特許第4,
214,968号(前述)に記載された方法及び成分を
用いて製造する。本明細書中で用いた用語「乾式」、「
乾某」及び「均一」はこの特許中で定義された意味を持
つ。乾燥内部参照要素中への親水性結合剤の使用は任意
であるが好ましい。
本発明の組成物金片いる電極は、水溶液、たとえば、全
血、細1泡内液、血清及び尿のような生物学的液体中の
カリウム濃度の測定に使用できる。
一般に、分析すべき溶液の一部分を、カリウムイオンの
度に関する電位差測定をすることのできる前述のイオン
選択性電極と接触させる。次いで、水溶液の一部分と参
照電極との間の電位差を測定する。このような電極のカ
リウムイオン選択性膜上にピペットまたはその他の適当
な手段で水溶液1滴をスポットするのが好ましいが、電
極と水溶液とを接触させる他の方法も認められる。
〔実施例〕
以下の実施例を、本発明の詳細な説明するために記載す
る。
これらの実施例中で用いた乾式電極は前に引用したバッ
タダリアらの特許に記載された型のものであって、この
特許に記載された方法によって製造した。一般に、各電
極は次の配列順で層を有するポリエステル支持体を含ん
でなるものであった:1)銀/塩化銀参照電極、2)ピ
ラチン、KCL、グリセロール及びオリン・サーファク
タント10GTM(σlln 5urfactant 
IOGTM)を含んでなる電解質層、ならびに3)膜層
膜層は支持マトリックスとしてポリ(塩化ビニルーコー
酢酸ビニル)(重量比90:10)、前述のキャリヤー
溶媒、ノ々リノマイシン及び界面活性剤DC−510T
Mを含んでいた。
例1 この例は、前述の米国特許第4,214,968号(バ
ッタダリアら)に記載された従来の乾式カリウムイオン
選択性電極の状態に比べて本発明の乾式カリウムイオン
選択性電極の改良された精度を説明する例である。
電極は第1表中に示した試料のアリコー)10μlをス
ポットすることによって試験し、電位は標準対照生理的
塩溶液lOμ2をス、−1?ツトした、同一カリウム′
心極から成る参照電極に対して測定した。電位は、ニュ
ーヨーク州ロチェスター(RQ che s te r
 )のイーストマンーコダック社(Eastman K
odak Co 、 )から入手可能なエクタケムTM
E−400(gKTACHgM””B−400)端末分
析器を用いて評価した。電位は各試料に対して数個の電
極について測定し、ミリボルト表示の標準偏差をめた。
試験1及び2において試験した試料は2種の血清基材較
正物質と混合血清から得られる「血清」試料、ならびに
水中0.1MKC6及びポリビニルピロリドン(5g/
l ’)の溶液から得られる「生理的塩溶液」試料であ
った。27回の「血清」反復試験と9回の「生理的塩溶
液」反復試験を行なった。
試験3及び4においては150個の「血清」反復試験試
料を3種の血清対照液から得た。各試験において、2種
の異なる周囲温度(上20℃及びと30℃)においてエ
クタケムTM分析器から得られたに+濃度データを用い
てmV電位を計算し、標準偏差(σmV)をめた。各試
験における参照液体ハポリビニルビロリドン5 IA、
 Na 140mM XK+4.5 mM %CL−1
08mM及びHCO3−25mMを含み、蛋白質を含ま
ないPH9の生理的塩溶液であった。
得られたデータを第■表に示す。σmv値が小さいほど
電極のに+測定精度は高い。従来の電極の状態はキャリ
ヤー溶媒としてトリメリド酸トリイソデシル(粘度36
0 cps : 5 wnHgにおける沸点170℃よ
り高)を用いて作った。本発明の電極はキャリヤー溶媒
としてフタル酸ジイソデシルを用いて作製した。
第■表 擾占江 牡 極 試 料 σmV(20’c) σmV
(30’C)1 対照[血清J O,320,57 対 照 [生理的塩溶液J O,250,77本発明 
「血清J O,200,31 本発明 [生理的塩溶液J O,210,282対照[
血777J O,310,58対 照 [生理的塩溶液
J O,280,58本発明 [血清J O,220,
17 本発明 [生理的塩溶液J O,250,13;う 対
 照 「血清」0.:う3 0.38本発明 1−血清
J O,260,234対照「血清J O,320,6
6 本発明 「1IILf!」0.23 0.27これらの
データかられかるように、本発明の電極は従来の電極の
状態よりも分析結果の精度が改良されている。この改良
は特に比較的高い周囲温度において顕著である。
ルー ゼ暉箪り乎烹灯五セシ盪世4貫 これは、従来のカリウムイオン選択性電極の状態と比較
して、本発明に従って製造した力1ノウムイオン選択性
膜によって示される低下した不斉電位を説明する例であ
る。
例1に記載した手法に従って2柿の乾式イオン選択性電
極(対照及び本発明)を製造した。′電極製造後、各電
極から6膜をはがし、これをプレキシグラス濃淡電池の
中央において、電池の2つの40m1区分室の間に隔壁
を形成するように支持した。各区分室中に測定電極とし
て使用するために陽極酸化Ag/AgCLffsを入れ
た。電極を湿らせるが膜は湿らさないように各電池区分
室の底部に例1に記載した生理的塩溶液約10 m、l
を入れた。
添加の3分後、生理的塩溶液をさらに30−1各区分室
に加え、電極について不斉電位を測定した。生理的塩溶
液は22℃または32℃であった。
新しい膜片を各試験に用いた。得られたデータを第1図
に示したようなグラフ賃でプロットした。
理想的に1は、不斉電位はできる限りゼロに近いことが
望せしい。この図は、不斉電位の絶対値が従来の膜の状
態に比べて本発明の膜においてかなり小さいことを示し
ている。さらに、比較的高い周相温度(32℃)によっ
て引き起こされる不斉電位の変化は、従来の膜の状態よ
りも本発明の膜の方が小さい。
狽y 温度安定性の改良されたカリウムイオン選択性電4( これは、しr来のカリウムイオン選択性電極の状態と比
較して、本発明のカリウムイオン選択1」三電極によっ
て示される改良された温度安定性を説明する例である。
本発明の′「IL極にキャリヤー溶媒としてフタル酸ジ
インデシル16 fl/m2を含ませ且つ対照型、俵に
トリノIJ l−酸トリイソデシル12 g/m’を含
ませた以外は例1と同様な手法で2種の電極(対照及び
本発明)を製造した。
電極を、常用の促進保存条件下において種々の保存また
は貯蔵温度(24℃、38℃、45℃。
52℃及び60C)に暴露し、試験するまで凍結させた
。試料源として市販の混合ウシ血清を用いて温度70℃
、相対温度50%において各電極をに+濃度について試
験した。これらの試験の結果を第2図に示す。第2図の
データは、本発明の電極によって示される温度安定性が
全保存温度において従来の電極の状態よりも改良されて
いることを示している。本発明の電極は5日間までの貯
蔵後にはに+測定においてほとんど変化を示さないが、
従来の電極の状態はかなりの変化を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の組成物を用いて製造した膜及び従来
の膜の状態に関する不斉電位(mV )対時間(秒)の
プロットを示すグラフ図であり、第2図は、本発明の組
成物を用いる電極及び従来の電極の状態に関する、種々
の保存温度におけるカリウムイオン濃度(m’V)対時
間(日数)のプロットを示すグラフ図である。 特許出願人 イーストマン コタック カン・ぐニー特許出願代理人 弁理士 庁 木 朗 弁理士 西舘和之 )■・埋土 石1)敬 弁3里士 山 口 昭 之 弁列I士 西山雅也

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 マトリックス中にカリウムキャリヤーとしてのベ
    リノマイシンとキャリヤー溶媒とを含んで成るカリウム
    イオン選択性組成物において、キャリヤー溶媒が20℃
    における粘度が約120センチポアズ未満で5mmHg
    圧における沸点が約170℃よシ高い、炭素数が少なく
    とも25のジカルボン酸ジエステルであることを特徴と
    するカリウムイオン選択性組成物。
JP59123880A 1983-06-20 1984-06-18 乾式カリウムイオン選択性電極 Granted JPS6014158A (ja)

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US50624683A 1983-06-20 1983-06-20
US506246 1983-06-20

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JPS6014158A true JPS6014158A (ja) 1985-01-24
JPH053546B2 JPH053546B2 (ja) 1993-01-18

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ID=24013803

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JP59123880A Granted JPS6014158A (ja) 1983-06-20 1984-06-18 乾式カリウムイオン選択性電極

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EP0129233A3 (en) 1986-03-12
JPH053546B2 (ja) 1993-01-18
CA1210674A (en) 1986-09-02
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EP0129233B1 (en) 1989-05-17

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