JPS6014042B2 - 粘着性混合物の製法 - Google Patents

粘着性混合物の製法

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JPS6014042B2
JPS6014042B2 JP49122975A JP12297574A JPS6014042B2 JP S6014042 B2 JPS6014042 B2 JP S6014042B2 JP 49122975 A JP49122975 A JP 49122975A JP 12297574 A JP12297574 A JP 12297574A JP S6014042 B2 JPS6014042 B2 JP S6014042B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/28Treatment by wave energy or particle radiation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • C08F210/18Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers with non-conjugated dienes, e.g. EPT rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2323/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
    • C08J2323/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
    • C08J2323/16Ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレンと、少なくとも1つの他のQーアルケ
ンと、及び1つまたはそれ以上のポリェンとのゴム状共
重合体と、そして粘着性付与樹脂をベースとした、成形
粘着性を有する混合物の製造方法に係る。
一般に知られた合成ゴム状共重合体のうちでエチレンと
、少なくとも1つの別なQーアルケンと、及び1つまた
はそれ以上のポリェンとから成るものはすぐれた耐オゾ
ン性、耐懐性及び耐老化性のため重要な位置を占める。
これらの好ましい性質は各種の用途にこの種の共重合体
を適用することを魅力的なものとしている。しかしエチ
レンと、少なくとも1つの別なQ−アルケンと、及び1
つまたはそれ以上のポリェンとから成る英重合体は、ス
チレンブタジェン共重合体のような多くの合成ェラスト
マーの場合と同機、粘着性及び成形粘着性がほとんどな
い。
成形粘着性または粘着性はこ)では同じ非加硫ゴムが適
度な圧力で接触させられた場合に相互に対して示す接着
力を意味するものと理解されたい。しかし多くの製品の
製造及び特に駆動ベルト、コンベヤベルト更に特別には
自動車タイヤのように数個の部分または層から形成され
る製品の製造には十分に大きな粘着性が必要である。
なぜならその製品がつくられる各部分または各層の間の
永久的にすぐれた接着は十分な活性によって組立と加硫
の際に得られるからである。エチレン、少なくとも他の
1種のQ−アルケン及び1種かそれ以上のポリェンから
なるゴム状共重合体の場合、今迄いくつかの方法で粘着
性不足を補うことが提案されてきた。
これらの方法によれば、層中に接着剤を塗布することに
よって、各ゴム表面を別個に接着し、サンドイッチ構造
の製品を得ていた。ところが、この方法は面翁であるた
め工業的にみて魅力がない上に、この種の接着剤には一
般に可燃性の有機溶剤が使用されているため、安全性の
外に他の理由がなければ得策でない。また、エチレン、
少なくとも1種の他のQーアルケン、及び1種またはそ
れ以上のポリェンからなる共重合体の粘着性不足を解消
するために、それ自体が十分な粘着性をもつェラストマ
ーを混合することが提案されている。
この点から特に天然ゴムを混合した場合どうなるについ
て検討したところ、許容できる程度の粘着性を得るため
には、多量の天然ゴムを混合しなければならず、この結
果耐オゾン性や耐老化性が著しく劣化することが見出さ
れた。この場合、エチレン、少なくとも1種の他のQ−
アルケン及び1種かそれ以上のポリェンからなる共重合
体を使用すると得られる利点が大幅に失われるのは当然
である。また、加硫後、これら混合物の物性や機械的特
性が個々の重合体のそれらよりも大幅に低下しているこ
とも見出された。また多数の粘着性付与樹脂、いわゆる
粘着性付与剤が開発されており、例を挙げればフェノー
ルとァデヒドの縮合物、及び商標アムベローレ(Amば
てol)ST14価によって公知となったアセチレン、
アルキル化フェノール樹脂の統合物、フェノール処理ィ
ソプレン樹脂及びフェノール処理共重合体樹脂がある。
これら樹脂は一度にゴム全体と混合できるため、層内の
ゴム面に塗布する必要がないという利点があるが、現実
には、合理的と考えられる粘着性を得るためには、多量
の粘着付与剤を配合しなければならない。しかしこの精
果、加硫物の特性が劣化する。加えて、これら粘着性付
与剤を多量に配合すると、いわゆるスィーチング現象の
ためゴム表面に激しく移行する。ゴム状共重合を圧延し
、かつカレンダリングすると、粘着性付与剤が多量含ま
れているため、貯蔵時に激しいスィーチングが生じ、こ
のため最初に得られた作用効果が完全になくなり、望ま
しくない作用効果に転化するという恐れもある。さらに
、粘着性付与剤を多量に使用することは経済的でない。
粘着性付与剤の少量使用は上記問題をあまり引きおこさ
ないが、反面、十分な接着強度が得られないという問題
が生じる。このような知見は各種の粘着性付与剤及びゴ
ム状エチレン共重合体を用いて行った実験により確認さ
れた。
即ち、現在まで、当業者は十分な接着強度をもつエチレ
ン共重合体/粘着性付与剤系組成物が得られる程、粘着
性付与剤の添加によってゴム状エチレン共重合体の粘着
性を向上することは不可能だと考えているはずである。
オランダ特許出願第7113143号及び第71131
44号の各明細書によって、エチレン、少なくとも他の
1種のQーアルケン、及び1種かそれ以上のポリェンの
ゴム状共重合体からなる混合物は、差動走査熱量測定法
によって記録された温度記録図−結晶化熱が温度の関数
としてプロットされている−が−7℃〜十lroの温度
範囲において最高を示すピーク(dscピーク)を示す
ときに、予想以上にすぐれた接着強度を示すことが知ら
れているが、この方法では、ゴム状エチレン共重合体と
粘着性付与剤からなり、そして場合によっては通常の添
加剤を配合した混合物を何時間か保存しなければ、所望
の接着強度が得られない。
即ち、この方法はその長い保存時間のために現実的には
魅力がない。混合物の保存時間が短かければ、接着強度
が低くなる。加えて、接着強度にバラッキがあるので、
望ましくない。本発明の目的は各種の製品、特に駆動ベ
ルト、コンベヤベルト及び主として自動車タイヤのよう
な数個の層から形成されるものの製造に最適の結果をも
って適用できるほどの大きい、そして一定の接着強度を
もつ組成物を迅速かつ確実に製造できる方法を提供する
ことにある。
今回、重合体鎖の非線状部分にC=C結合を有し、かつ
該C=C結合の炭素原子がビシナル・シス相対位置にお
いて同一環式系の部分を形成しない2つの炭化水素基を
有するか、あるいは少なくとも3つの炭化水素基を有す
るかのいずれかであるエチレン共重合体を使用して、こ
のエチレン共重合体と粘着性付与剤からなり、場合に応
じて通常の添加剤を配合した混合物を酸素及び光増感剤
の存在下に波長が200〜80仇仇の光に露光し、しか
も該混合物が非奴硫状態で少なくとも500%の破断点
伸びと1.5〜50k9/〆の引張り強さをもつならば
、極めて短時間でバラッキのない大きな接着強度が得ら
れることが判った。
酸素の存在下に光増感剤と一緒に光、特に上記混合物に
大きな放射エネルギーを与える光を用いると、長時間に
わたって貯蔵した後でも(但し、機械的特性がすぐれて
いるという条件はつくが)、従来全くほとんど達成でき
なかった、極めて短い時間ですぐれた一定の接着強度が
得られるということは驚くべきことである。
混合物に対して少なくとも2仏w′の/n仇(2マイク
。ワット毎平方センチメートル毎ナノメートル)の放射
エネルギーをもつ光を照射するのが好適である。既にオ
ランダ特許出願明細書に記載されていることだが、重合
体鎖の非糠状部に、炭素原子数が3個の炭化水素基をも
つC=C結合を有するエチレン共重合体を使用して、こ
れら共重合体と粘着性付与樹脂及びその他の添加剤例え
ばカーボンブラックやオイルなどの混合物に、室内照明
のために通常適用されている蛍光灯の強度かそれ以下の
、特に0.8ムw′の/n仇の通常の室内照明光線を照
射する。本発明の方法では、好適には30rw/の/n
m特に200仏w/の/n肌を越える放射エネルギーを
照射する。
オランダ特許出願第6900810号明細書によって、
エチレン共重合体、、粘着性付与剤及び通常の添加剤か
らなる混合物を老化してから、窓ガラスによって櫨光し
た紫外線を照射すれば、この混合物に接着強度を付与で
きることは公知である。
この明細書には、重合体鎖の非糠状部に位置する炭素二
重結合の炭素原子が3個の炭化水素基をもち、これら炭
化水素基のうち2つがこれら三重結合に対結合して、遠
式系、特にエチレン/プロピレン/エチリデン/ノルポ
ルネンーターボリマーを形成する1種のエチレン共重合
体のみが記載されている。ところが、粘着付付与樹脂及
び通常の添加剤と一緒に該エチレン共重合体が配合され
、しかも1日か1週間、窓ガラスによって櫨光された間
接的な日光の照射を受けた混合物は低い接着強度を示す
ことが判った。この原因は特に一本出願人よって確認さ
れたように−このエチレン共重合体の破断点伸びが50
0%かそれ以下ということに求められる。また、光増感
剤も適用されていない。これがないと、きわめて低い接
着強度しか得られていない。一方、引張り強度に関して
は何も触れていない。破断点伸びや引張り強さに関する
特性が非常にすぐれ、同時に側鎖中の炭素二重結合の構
造に要求される特殊な条件を満足するエチレン共重合体
系混合物が、酸素の存在下において光増感剤及び光の作
用を受けると急激かつ効率よく接着強度をもつことは非
常に驚くべきことである。
さらに判ったことは、紫外線よりも可視光線の方が好ま
しいことである。
従って、人工光線の場合には、可視光線の波長、好適に
は60仇机未満の波長で、少なくとも2〃w′の′nm
、好適には少なくとも30ムw′地′n凧、特に200
ムw/の/nmの放射エネルギーを混合物に加えなれば
ならない。従って、可視光線が好ましいけれども、紫外
線が少し含まれていても許容できる。これは特に3皿仇
を越える波長の紫外線について当俵る。紫外線の照射量
は所要の接着強度に左右される。接着強度を最適化する
ためには、紫外線量をできるだけ少なくするのが好適で
ある。従って、波長が200〜40血のの範囲内にある
紫外線からの放射エネルギーは波長が200〜60触れ
の範囲内にある光の放射エネルギーの全受容量の最大で
1/2、特に最大で1/4であるのが好適である。また
、前記露合物の表面に照射する放射エネルギーにも上限
がある。
例えば、波長が200〜80仇肌の光を照射する場合、
混合物が15ジュール/地/nm以上の全放射エネルギ
ーの作用を受けると仮定すれば、接着強度は全く期待で
きない。一般に、放射エネルギーの全照射量が5ジュー
ル/地/nの未満になるように照射時間を選択しなけれ
ばならない。というのは、この程度の全照射量でも接着
強度がかなり下がるからである。経済的には、2ジュー
ルノの/nの未満、特に1ジュール/地/nm禾満の全
照射エネルギーを選択する。なぜなら、照射エネルギー
がこのレベルに達した時点で既に最大の接着強度に達し
ており、これ以上照射量を増やしても接着強度に向上は
認められず、かえってこれが接着強度の低下や完全な消
失につながるからである。照射は広い範囲内にある温度
、例えば一5ぴ〜十150qoの温度で実施できるが、
0℃を越える温度を適用するのが好ましい。
高温では、満足すべき接着強度が得られる時間がかなり
短くなることが見出された。従って、35℃以上、特に
50qo以上の温度を適用するのが好適である。原則的
には上限温度はないけれども、現実的な理由からみた上
限は15ぴ○禾満、特に135qo未満である。
より高温で、加硫剤を混合物を配合する場合には、早期
加碗を避けるために、混合物を急冷しなければならない
。本発明の方法に適用できる光源には制限はなく、例え
ば特にナトリウム灯、水銀蒸気灯、ハロゲン灯、蛍光灯
、キセノン灯、沃化水銀灯や白熱灯が使用できる。
必要ならば、上記光源からの光を猿光して、紫外線の放
射量を制限すると共に、これを所望の範囲内に抑制する
ことも可能である。
いうまでもないことだが、光源は混合物に必要最低限の
照射ヱネルギーを付与できるようなものを選択する必要
があり、このためには反射鏡やレンズなどの公知集光装
置を使用すればよい。
この発明の方法には数多くの光増感剤が適用できる。各
種の多くの光増感剤が使用でき、例示すれば、ポリフィ
リン、詳しくいえばテトラフヱニルポルフィリンやメソ
ーナフチル置換ポルフィリンのような芳香族基で置換さ
れたポルフイリン:さらにポルフイラジン、フタロシア
ニン、クロロフイル、エオシン、メチレンブルー、メチ
ルバイオレット、フルオレシン、ヘミン、ルブレン、ア
クリジン、ロ−ズベンガルおよびアルキル−および(ま
たは)ァリール−贋挨ァントラセン、テトラセン、ベン
タセン、ヘキサセン、およびへプタセンが適用される。
一般にループレン及び例えばアンスラセン、ナフタセン
、ベンザンスラセン及びジフェニルァンスラセンの置換
生成物のような多核芳香族化合物が選れる。その理由は
それらが芳香族に富む粗油蟹分の形態で容易に利用しう
るためである。さらに特定すれば、これらの光増感剤は
3〜100、特に3〜50個の芳香族核を含み、これら
は必要ならば置換されたものでもよい。特に芳香族核3
〜5を有する低分子化合物はアルキル−および(または
)できうればアリール基で置換されるべきである。ペン
ゾフェノンのような紫外線用として知られている光増感
剤は本方法には使用できない。光増感剤の効果は非常に
異なり、使用光の波長によって異なってくる。
最適の結果を得るためには、配合する光増感剤と使用す
る光源のバランスを考える必要がある。光増感剤の量は
光増感剤と光源の効果により広い範囲内で変えることが
できるが、一般に少量、たとえば使用する重合体の重量
に対して0.001〜1重量%、特に0.01〜0.5
重量%あれば十分である。もし極めて効果の低い光増感
剤を使用する場合には、もちろん1重量%以上、たとえ
ば5重量%を適用してもよい。
光増感剤は種々な方法で配合すればよい。
即ち、目的の混合物を作る前に混合物成分のひとつに加
えてもよい。あるいは、光増感剤が濃縮された状態で存
在している混合物を光増感剤が存在していない混合物を
展延するマスターバッチ法も適用できる。ゴム混合物と
光増感剤との混合物が非常に好ましいけれども、光増感
剤は例えば溶剤溶液として混合物の表面にも適用できる
光源の効率を高くするためには、2種類かそれ以上の光
増感剤を適用するのが有利である。
複数の光増感剤を使用する場合には、混合物としても適
用できるし、別々に配合してもよい。既に1種かそれち
久上光増感剤を含んでいるゴムの場合には、展延油を使
用するのが最適である。
この場合、余分な光増感剤を添加する必要はない。例え
ば、光増感剤として作用する多核芳香族炭化水素が既に
存在している芳香族油も適用できる。従って、40加川
以上の波長で完全な透光性を示さない芳香族油を適用す
るのが好適である。1のキユベツトを用い、油74雌の
n−へキサン100の上溶液中40仇仇で頚。
定た透光性が95%未満、特に80%未満であるのが好
ましい。本出願人は、ある表面に酸素及び光増感剤の存
在下で適当な光を照射すると、この表面が光化学的に変
化すると考えているが、本出願人はこの考えに固執する
わけではない。
この光化学的な酸化は、共重合体の側鎖に組込まれ、そ
して加硫後には存在しなくなるきわめて特殊な不飽和基
に、(三重項酸素から生成した)一重頃酸素が及ぼす作
用によって生じるものである。これはラジカル機構を経
由して進行する自動酸化と対照的なもので、例えば酸素
、.そして場合によっては酸化触媒の存在の下に進行す
るオゾン及び(または)紫外線による酸化と同様に選択
性がなく、重合体表面の分解は避けられない。ゴム状エ
チレン共重合体は炭素二重結合か重合体鎖の非線状部に
なければならない。
また、二重結合の炭素原子は、ビシナル・シス相対位置
にあって、同一環式系部分を形成しない2個の炭化水素
基をもつか、あるいは一これが好ましいのだが一少なく
とも3個の炭化水素基を有するかのいずれかである。極
めて明らかなことだが、炭素二重結合の炭化水素基の少
なくとも1個の炭素原子は重合体鎖の少なくとも1個の
炭素原子と連鎖を形成しなければならない。
この場合、炭化水素基は重合体鎖の線状部の炭素原子に
対していわゆるバックボーンを含むものと考えられる。
本発明に適用する重合体は炭素二重結合(C=C)の炭
素原子がビシナル・シス相対位置にあって、結合して同
一環式系部分を形成しない2個の炭化水素基を有するか
、あるいは一これは好ましいのだが−少なくとも3個の
炭化水素基をもつポリマーである。
例えば、エチレン、プロピレン及びジシクロベンタジェ
ンの場合、これら条件は満足されず、従って本発明の方
法を適用しても、ごく小さな綾着強度しか得られない。
これはまたへキサジェン1・4が重合体中にトランス形
で存在する、エチレン、プロピレン及びへキサジェン1
・4の共重合体にも当欧る。炭素二重結合(C=C)の
炭素原子がビシナル・シス相対位置にあって、結合して
同一環式系部分を形成しない2個の炭化水素基をもつ重
合体を使用する場合、上記炭化水素基は炭素原子数が1
〜18、特に1〜8のアリール基、アラルキル基、アル
カリール基かアルキル基であればよい。
このようなC=C結合を有する重合体の例はへキサジエ
ンー1・4;6ーメチルヘプタジエン一1・4;1ービ
ニル−4−(プロベニル−1)ーシクロヘキサン;6ー
フヱニルヘキサジエンー1・4;3−イソプロピルヘキ
サジエン−1・4;および4(1−プテニルー2)ース
チレンを含む重合体である。これらの単量体は重合体内
にシス形で存在しなければならない。もしC=C結合の
炭素原子が少なくとも3つの炭化水素基を含む場合(こ
れが好ましいが)、前記炭化水素基は好適には炭素原子
数が1〜1&特に1〜8のァルキル−基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アルカリール基、またはアラルキル
基であればよい。このような不飽和重合体の例は次の化
合物を含む重合体である。:5−メチルヘキサジェンー
1・4;4ーエチル−へキサジヱンー1・4:4ーイソ
プロピル−へキサジエンー1・4;4・5−ジメチルヘ
キサジエン−1・4;5ーメチルオクタジエン一1・5
;6−メチルオクタジエンー1・5;6−メチルヘプタ
ジエンー1・5;5・7−ジメチルオクタジエン一1・
5;4・5−ジプロピルオクタジエンー1・4;5ープ
ロピルー6ーメチルヘプタジエン一1・5;6ーフエニ
ル−4−プロピルヘキサジエン一1・4;5ーエチル−
7一メチルーオクタジエン−1・6および4−(2ーブ
テニー2ーィル)ースチレン。重合体鎖の線状部分の外
に在るC=C結合の炭素原子が3かそれ以上の炭化水素
基を含む場合、ゲミナル相対位置またはビシナル相対位
置におけるこれらCごC結合と連鎖を形成する2つの炭
化水素も環式系部分を形成することがある。この種の環
式系の例はシクロ−オクテン系、ピシクロ(2・2・1
)−へブテン系、ビシクロ(2・2・2)−オクテン系
、ジシクロベンタジェン系、テトラーヒドローインデン
系、ビシクロ(4・4・0)−デカジェン系、ビシクロ
(3・2・0)ーヘプテン系及びビシクロ(3・3・0
)ーオクタジェン系である。この型の環式系を有する重
合体の例は次の単量体を含む重合体である。
:4ーメチルシクローオクタジエンー1・4;4−メチ
ル一5ープロピルシクローオクタジエン−1・4;5ー
エチリデンノルボネンー2;5−プロピリデンノルボネ
ンー2;5一ブチリデンノルポネン−2;5ーイソプロ
ピリデンーノルボルネン−2:さらに2−メチルノルボ
ルナジエン−2・5;2−プロピルーノルボルナジエン
−2・5:3−へプチルノルボルナジエン−2・5;2
−エチル一3−プロピルノルボルナジエンー2・5;お
よび2−(1′・5−ジメチルヘキセニー4ーイル)ノ
ルボルナジエンー2・5:さらに5ーイソプロピリデン
ービシクロ(2・2・2)オクテン−2;5−エチリデ
ンビシクロ(2・2・2)オクテンー2;5−ブチリデ
ンービシクロ(2・2・2)−オクテン−2;さらに2
ーエチルビシクロ(2・2・2)オクタジエン−2・5
;2−メチル一3ーエチルビシクロ(2.2・2)オク
タジエンー2・5;2ーヘキシルビシクロ(2・2・2
)オクタジエン−2・5、及び2一(1′・5−ジメチ
ルヘキセニルー4)ビシクロ(2・2・2)オクタジヱ
ンー2・5;さらに5ーメチルジシクロベンタジエン;
4ーメチル−5−エチリデンシクロベンタジエン、およ
び5−イソプロピルジシクロベンタジエン;さらに3−
メチル一4・7・8・9ーテトラヒドローインデン;2
−プロピル−4・7・8・9−テトラヒドローインデン
;さらに1−イソプロピリデン−417・8・9ーテト
ラヒドローインデン;1一(1′ーフエニル)ヱチリデ
ン:4・7・8・9ーテトラヒドローインデン;さらに
1ーイソプロピリデンーピシクロ(4・4・0)デカジ
エン−2・6:2−イソプロピリデンーピシクロ(4‘
4・0)デセンー6、および2ーエチリデンビシクロ(
4・4・0)−デセンー6;さらに3−エチレンピシク
ロ(3・2・0)ーヘブタジエンー2・6および3ーメ
チルビシク。(3.3・0)ーオクタジエン−2・6。
本発明による共重合体中に混合されるポリェンの量は広
い範囲内で変えることができる。しかし好ましくは0.
1〜2の重量%が適用する。自明なことだが、英重合時
、側鎖に所要のC:C結合をもたらさないポリェンは、
すぐれた粘性度という点からみれば、ほとんど関係がな
く、またこれら不飽和C=C結合それ自体は接着強度に
影響を及ぼさない。必要な構造を生ずるポリェンは好ま
しくは0.5重量%以上の量、特に1〜1増重量%の量
で適用する。
最良の粘性度は3重量%以上の量で得られる。本発明に
より応用しうるエチレン共重合体は一般にエチレンと、
少なくとも1つの他のQ−アルケンと、そして場合によ
って1つまたはそれ以上のポリヱンとの混合物をハロゲ
ンを含むか、または含まない有機溶媒中に溶解し、また
は懸濁して配位触媒により共重合すれば得ることができ
る。
上記配位触媒は、トリウム及びウラニウムを含むメンデ
レーフ第組族〜第曲族及び第8族の金属の少なくとも1
種の化合物−いわゆる重金属成分−と、そして周期系の
第1族〜第3族または第4A族の金属、あるいはその合
金、水素化合物または化合物一いわゆるアルミニウム成
分とを、必要ならば、遊離電子対をもつ少量の物質例え
ば水、アルコ−ル、酸素またはルイス塩基あるいは少量
の多ハロゲン化有機化合物の存在下において結合すれば
作ることができる。好ましくは、溶媒に可溶なバナジウ
ムおよび(または)チタン化合物、たとえばバナジウム
オキシトリクロラィドおよび(または)バナジウムテト
ラクロライドおよび(または)チタンテトラクロライド
および(または)テトラアルキルチタネートを、1つま
たはそれ以上の好ましくは有機のアルミニウム化合物、
例えばアルミニウムトリアルキル、ジァルキルアルミニ
ウムハライドおよび(または)モノ−アルキルアルミニ
ウムハライド、ジアルキルアルミニウム水素化物と結合
することによって形成した触媒系を使用するのが好まし
い。炭素原子2〜8、特に炭素原子2〜5を有するアル
キル基をもつアミニゥムアルキル化合物を適用するのが
好ましい。極めて良い結果はバナジウムオキシトリクロ
ラィドとアルキルアルミニゥムクロラィド、特にアルキ
ルアルミニウムセスキクロラィドとを結合した場合に得
られる。
アルミニウム化合物と重金属化合物との比は広い範囲内
で、例えば2:1〜500:1および好ましくは3:1
〜25:1で変えることができる。
本方法の連続的態様では、触媒成分は分配剤に溶解して
重合帯城に直接添加する。本発明により適用しうるエチ
レン共重合体はエチレンと、少なくとも1つの他のQー
アルケンと、及び1つまたはそれ以上のポリェソとで構
成される。
上記Q−アルケンとしては、共重合性のQ−アルケンな
らばいかなるものでも使用できるが、分子中の炭素原子
数が3〜1&特に3〜4のQ−アルケンが好ましい。適
用できるQーアルケンの例はブチレン、4ーメチルベン
テン−1、ヘキセン、ヘプテンおよび特にプロピレンで
ある。プロピレンやブチレンなどのQ−アルケンの混合
物も本発明において使用できるエチレン共重合体に配合
できる。適用しうる共重合体のエチレン含有率は50〜
85モル%である。一般に、エチレン含有率が55〜8
0モル%、特に60〜77.5モル%であれば、エチレ
ン共重合体の粘性度が最大になる。共重合反応は通常は
一40〜120℃、好ましくは−20〜80午0の温度
で行われる。圧力は一般に1〜5の気圧であるが、これ
より高いか、または低い圧力も通用できる。できうれば
この方法は連続的に実施される。溶媒としてはいかなる
液体炭化水素化合物でも適用できるが、使用する触媒に
対し不活性で、好ましくは1分子につき炭素原子4〜1
8を有するものがよい。適用できる炭化水素の例には、
ブタン、ヘプタン、シクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタ
ンや鍵油蟹分などの飽和脂肪族及び脂濠式炭化水素、ト
ルェンやベンゼンなど芳香族炭化水素、そしてテトラク
ロロェチレンなどのハロゲン化有機炭化水素がある。
適用する単量体の1種以上、特にプロピレンなどのQ−
ァルケンが液体状態で、しかも分配剤として存在するよ
うな軍で存在するように、圧力及び温度を選択するのが
有利である。
一般に本発明の方法に適用する共重合体の分子量はアセ
チレン、水素、ブタジェン−1・2、アルキル亜鉛及び
ハロゲン化アルキルのような連鎖調節剤によって影響れ
る。
ゴム状共重合体の分子量は通常5.1び及び5.1ぴの
間に在る。ここでいう分子量とは、ゲルが存在している
ならばこれを除去した後に、光散乱法によって測定した
重量平均分子量を意味する。分子量が1び〜1ぴであれ
ば、最良の粘性度が得られる。ゴム状共重合体と、粘着
性付与樹脂とからなり、そして場合によっては添加剤を
含む非加硫混合物は1.5〜50k9/仇、好ましくは
2.0〜30k9′流そして特に3〜25k9/地の引
張り強さを持つべきである。
最適な引張り強さは15k9/嫌未満である。前記範囲
の引張り強さを有する混合物を調製するためには非加硫
状態において生の強さと称される若干の引張り強さを既
に有するゴム状共重合体から出発すべきである。とりわ
け破断点伸びに謀せられる要求を考慮して希釈してない
重合体の前記生の強さは余り高すぎてはいけない。良好
な引張り強さの値は3〜50k9′地、特に5〜35k
9′のに在る。3〜50k9′地の引張り強さを持つゴ
ム状共重合体は一般にエチレンの50〜80モル%のエ
チレン含有率を有する。
より高いエチレン含有率では引張り強さは非常に増加す
る。エチレン含有率が60〜77.5モル%のときに、
通常好ましい3〜50k9/地という引張り強さが得ら
れる。一般に、引張り強さはゴム状共重合体を粘着性付
与樹脂及び添加剤と混合すると低下する。しかし、力−
ポンプラックなどの補強充填剤を過剰量使用しなければ
、引張り強さのレベルを高レベルに維持でき、場合によ
っては引き上げることさえ可能である。従って、展延油
を使用する場合には、適量の補強充填剤、特にカーボン
ブラックを混合物に加えて、所要の引張り強さを得るの
が好適である。こうすれば、混合物に多量の、例えば合
計でゴム状共重合体の200〜10の部の添加剤を配合
することが可能になる一方、非加硫状態における混合物
の引張り強さを2k9/鮒以上にとどめておくことがで
きる。当業者ならば、簡単に試験を数回行うだけで、ど
の位の量の添加剤を適用すれば、引張り強さに課せられ
た条件を混合物が満足できるかを決定できるはずである
。引張り強さについては加工温度も関係がある。
即ち、100℃以上の温度で加工すると、引張り強さが
低下する。これら添加剤については、破断点伸びを52
0%以上、好ましくは1700%以上にしなればならな
い点も考える必要がある。
これについて、以下説明する。破断点伸びと引張り強さ
はNEN5602(リング法)によって1瓜ネ/分の速
度及び2ゴ0の温度で測定する。
本発明の方法により適用されたゴム状共重合体と、粘着
性付与樹脂と、及び充填材との混合物は少なくとも50
0%、好ましくは少なくとも800%、そして特に少な
くとも1700%の破断点伸びを示すべきである。
このような漉合物の調製においては、もちろん共重合体
は既に希釈されない状態において実質的な破断点伸びが
例えば625%以上、特に1000%以上を有するもの
から出発すべきである。
1700%以上の破断′点伸びを有する共重合体が好適
である。
このような高い破断点伸びを示す共重合体はこの出願の
他の箇所に記載されている、技術の状態で知られている
方法によってつくることができる。この場合には十分に
高いエチレン含有率、すなわち通常60モル%を越え、
できうれば65モル%を越えるエチレン含有率が与えら
れるべきである。もし、たとえばエチレン66モル%を
有する調製された共重合体が余りに低い破断点伸びを示
すのであれば、前記の破断点伸びはさらに多くのエチレ
ンを共重合体の中に混合することによって所望の価に上
げることができる。
一般にエチレン含有率が85モル%より大なる共重合体
を適用することは不可能である。
その理由は極めて高いエチレン含有率においては破断点
伸びが薯るしく減少し、625%禾満にさえなるからで
ある。それ故、なるべくは共重合体は80モル%未満、
特に77.5モル%未満のエチレン舎予率を有するもの
が適用される。
ゴム状共重合体と充填材との混合物の破断点伸びは一般
に充填剤の増加によって減少するため、多すぎる充填剤
が混合物中に混合されないように十分に注意すべきであ
る。
しかし相当な量の充填剤を有する場合でさえ高度な伸び
の価を保持する共重合体もある。一般にこれらの共重合
体はは高いエチレン含有率を示す。これらの英重合体の
場合には混合物の破断点伸びは充填剤の少量の添加を通
じて増加する現象さえも起り得る。高いエチレン含有率
を有する共重合体の破断点伸びがもしそのような混合を
より低い温度、たとえば10000以下で行うならば充
填剤との混和後に著るしく減少する現象も起りうる。
しかし混合温度を増すことによってこの大きな減少を避
けることができる。これら手段によりこの技術の熟練者
にとっては混合物が本発明による出願に適していること
を数回の簡単な試験により決定することが十分に可能と
なっている。
エチレン、少なくとも他の1種のQ−アルケン、及び1
種かそれ以上のポリェンからなるゴム状共重合体は、好
適には、温度記録図を800/分の冷却速度で差動走査
熱量測定法(船c)によって記録すべきであるが、この
場合結晶化熱が温度の関数としてプロットされ、一7℃
と十11℃との間で最高を示す。
特に、これはバナジウムオキシトリクロリド/アルキル
アルミニウムセスキクロリド系の触媒を用いてゴム状共
重合体を製造する場合に望ましい。
dsc温度記録図のピークが一7℃〜十11℃の範囲内
にある温度にある場合には、他の触媒系を使用しても、
高い粘度性が得られるけれども、ピークがこの範囲外に
あっても、好適な粘性度が得られる。ただし、いうまで
もなく、破断点伸びや引張り強さに関する条件は満足さ
れなければならない。差動走査熱量測定法によって記録
された温度記録図(dsc、曲線)中の所定温度におい
て熱効果によるピークが現われているならば、これは該
温度において被試験材料に相変化が生じたことを示す。
ゴム状エチレン共重合体のdsc曲線を記録するさし、
、加熱されたサンプルから出発して、該サンプルを該曲
線の記録時に冷却する場合には、&c曲線の溶融相から
結晶相への移行、従って被試験エチレン共重合体におけ
る結晶の存在を示すピークが現われる。本出願人が調べ
たゴム状エチレン共重合体の場合、X線回析パターンは
エチレン列(ethyleneseq肥nce)からな
ることを示した。
ポリプロピレンの屈祈は認められなかった。ゴム状エチ
レン共重合体の場合、dsc曲線に結晶化ピークが現わ
れる温度はエチレン列の長さ及びエチレン列の長さ分布
によって定まるものである。
エチレン共重合と粘着性付与剤をベースとした組成物が
8℃/分の冷却速度で記録したdsc曲線において結晶
化ピークが−7℃と十11℃好適には−300と十80
0、特に0℃と6℃との間で最高を示すエチレン共重合
を含む場合には、この組成物がきわめて商い接着強度を
もつため、粘着性の発現は該エチレン共重合中の極めて
特異な長さをもつエチレン列の発生に関係があると考え
られる。本発明におけるエチレン共重合体は、線状部に
十分な数の、炭素原子数が7〜9のエチレン列を有する
ため、船c曲線におけるピークが−700と十lroと
の間で最高を示すエチレン共重合体と以た挙動を示すと
本出願人は考えているけれども、この考えに固執するわ
けではない。
特に、エチレン共重合体中に現われるエチレン列の長さ
はエチレン共重合体のコーモノマー濃度とこれらコーモ
ノマーを該共重合体に配合する方法に左右される。
例えば、エチレン及びブロピレンと1・4ーヘキサジェ
ン及びジシクロベンタジェンなどの各種公知ポリェンと
の共重化の動力学には大きな差があることは判っている
。エチレン共重合体のコーモノマー分布は該共重合体の
製造時に配合される触媒系毎に変わってくる。例えば、
同じコーモノマ−を配合する場合、触媒系だけを変える
と、共重合体に存在する微結晶の融点が単に変わるけで
ある。また、ルイス塩基やハロゲン化活性剤化合物など
の触媒添加剤も微結晶の融点に影響を及ぼす。加えて、
圧力、温度、重合時間、溶剤やかく畔の強さなどの重合
条件もまたエチレン共重合体に発生するエチレン列の長
さ及び長さ分布に影響を及ぼす。従って、ある触媒系の
場合には、重合条件及びコーモノマーのきわめて特殊な
組合せを適用しなければ、結晶化ピークが−700と十
11℃との間で最高を示し、しかも高い接着強度をもっ
てエチレン共重合体及び粘着性付与剤をベースとして組
成物に適用できるエチレン共重合体を得ることができな
いことは明らかである。上記から明らかなことは、本発
明に従って適用できる、これらエチレン共重合体製造方
法の特徴は単にコーモノマーの配合及び適用する触媒系
にあるとはいえないことである。
というのは、これらに加えて、重合条件もまた形成する
エチレン共重合体に発生するエチレン列の長さに決定的
な作用をもつからである。また、重要な各重合パラメー
タと、dsc曲線における結晶化ピークの位置、従って
エチレン列の長さとの間に一般的な関係を打ち建てるこ
とは不可能だと思われる。従って、以下に一般的な実験
方法を述べるが、これに従がえば、当業者ならば結晶化
ピークが所望温度で最高を示すエチレン共重合体を作る
ことができるはずである。触媒系と重合条件の各組合せ
は以下に述べるエチレン共重合体の調製方法において定
めることができる。
所定の触媒系及び所定の重合条件を適用して、一連の回
分試験を行なったが、重合すべきモノマー混合物のコー
モノマー、例えばQーァルケン濃度は変化された。次に
、得られた各エチレン共重合体毎に船c曲線を記録作成
した。コーモノマーのうち一種のみを変えると、エチレ
ン列の長さ、従って規線中に最高結晶化ピークが現われ
る温度が変化するはずである。次に、得られたエチレン
共重合のコーモノマー含有量を測定した後、dsc曲線
に最高結晶化ピークが現われる温度をエチレン共重合体
のコーモノマ−についてプロットしてグラフを作成した
。このようにして、エチレン共重合体において微結晶の
結晶化が生じる温度とコ−モノマーの配合量との関係と
の関係が求められる。一方、エチレンの割合が100%
の場合には、約13び○(ポリエチレンの結晶化温度)
で結晶化が起きると考えられる。この場合の関数は連続
的である。換言すれば、本出願人が調べた範囲では、線
形であると考えられる。この関係から、所定の反応条件
下所定の触媒系を用い場合に、コーモノマーの濃度をど
のようにすれば、所要の温度範囲内において船c曲線に
結晶化ピークが現われるゴム状共重合体が得られるかが
推定できる。当業者ならば、このようなコーモノマー含
有率をもつエチレン共重合体を作ることができるはずで
ある。この種の方法は触媒系や重合条件に関係なく適用
できる。本発明による組成物には1つまたはそれ以上の
粘着性付与樹脂、いわゆる粘着性付与を配合する必要が
ある。
粘着剤についていえば、エチレン共重合体に添加したと
きにこれらの共重合体の接着強さを増加するものであれ
ばいかなる化合物でも本発明組成物に適用できる。少な
くとも1つの極性官能性を含み、、かつ分子量が少なく
′とも200に達する有機環式樹脂が非常に適する。−
これらの樹脂はたとえばイソプレノイド樹脂、テルベノ
ィド樹脂、フェノールーアルデヒド樹脂、フェノールー
アセチレン樹脂またはアルキル化フェノール樹脂でよい
oよく適用しうる粘着性付与剤の例はテルベン、アビヱ
チン酸やピマル酸から誘導された化合物、イソプレンと
ピベリレン、ブタジエン、シクロベンタジェンやこれの
混合物とのディールス・アドラー反応生成物である。有
利に使用できるアルキル化フェノール樹脂には、例えば
商品名“アムべ口‐ル(Ambeml)ST14岬、デ
ユーレツツ(Dmez)19900及びレジン(Res
in)752rで知られているものがある。本発明にお
いて最も好ましい粘着性付与剤はホルムアルデヒドと分
子量が200〜300以特に300〜2000のアルキ
ルフヱノール(但し、アルキル基の炭素原子数は1〜3
リ特に8〜12である)との縮合生成物に属するもので
ある。
上記アルキル基は枝分れ度が大きい方が好ましい。適当
なアルキル基の例は1・1・3・3−テトラメチルブチ
ル、1・3・5一トリメチルーヘキシル及び1・3・5
・7−テトラメチルオクチルである。またこのような樹
脂を変性したもの、例えばアキルフェノールとSC12
またはS2CI2との縮合生成物も適用できる。また粘
着性付与剤の混合物も適用できる。本発明による組成物
において粘着性付与剤はエチレン重合体に対して1〜2
5重量%の量で適用されるが、比較的少量たとえば2〜
1の重量%の粘着性付与剤を適用するのが、技術水準か
らみて好ましい。本発明による組成物はまた1つまたは
それ以上の加硫剤を含んでもよい。
本発明による組成物の加硫剤としてはいおう及び過酸化
物などの通常の加硫剤が使用できる。本発明による組成
物中に混合する加硫剤の量は広い範囲内で変えることが
できる。一般には組成物中に配合されたエチレン共重合
体の量に対して0.5〜5重量%の量が適用できる。好
適な量は0.5〜2重量%である。本発明による組成物
はまた加硫剤の外に1つまたはそれ以上のジェチルカル
バミン酸亜鉛、テトラミチルチウラムジサルフアイド、
2ーメルカフ。トベンゾチァゾールなどの加硫促進剤及
びジェチレングリコールなどの活性剤を含んでいてもよ
い。ゴム状共重合体は通常の方法で加硫すればよい。本
発明による組成物はさらに通常の充填剤及び顔料を含ん
でいてもよい。
適用しうる充填剤及び顔料の例はカーボンブラック、微
粉砕したシリカ、沈降白亜、沈降珪酸アルミニウム、珪
酸マグネシウム、二酸化チタン及び胸士である。前記物
質は一般に組成物中に配合されたエチレン共重合体の量
に対して10〜50の重量%、特に25〜25の重量%
である。本発明による組成物はまた油を含んでもよい。
前記油はナフテン系、パラフィン系並に芳香族系のもの
であればよい。芳香族系の油を使用すると、最大の接着
強度が得られるので、好ましい。最も好ましい油は、I
Zにつき0.74夕の濃度で溶解したときに、40M机
で70%禾満の透光性を示すものである。通常、本発明
組成物に配合されたゴム状重合体の軍に対して5〜20
0重量%の量で油を使用するが、好適使用量は10〜1
00重量%である。本明細書でいう粘着性度はDSMが
開発した粘着性度計で測定したものである。
この粘着度計については、SGF pubINo.35
及びEPDMニュース(ゴム技術に関する概説)をみ
られたい。ただし、測定法の概略については以下に述べ
る。所定形状のストリップを電気加熱シリンダー(10
ぴ0)を有する小型のプランジャー押出機によって作成
した。これらストリップを次に200〜800ナノメー
ターの波長を有する光に露光した。
次にストリップを注意してアルミニウム箔で掩って次に
ほこりの少し、空間中に室温で貯蔵する際光がそれらに
全く影響しないようにしておいた。もしストリップが掩
われていなければ貯蔵の際それは余分な量の光を受け、
その結果粘着性が非常に減少するか、あるいは全く消失
する危険がある。貯蔵後、予め接着面を外側に向けて接
着テープを巻き付けておいた円筒体に第1のストリップ
を巻き付けた。この後、第2のストリップを第1のスト
リップに巻き、最後に圧力を加える。このためには、円
筒体とこれに巻いたストリップを約170側/分という
一定の周速で回転させ、そして完全に一回転する間に、
1500夕という一定の荷重でストリップが自由に回転
できる第2の円筒体にプレスされる。第1円筒体の全周
に一度ストリップをプレスした後、プレス円筒体を外す
。この状態では第2のストリップ粘着性によってのみ保
持されている。第1ストリップと第2ストリップの接触
表面積の幅は5肋である。第2ストリップに圧力を加え
てから、これの一端をドローベンチに結び、室温で第1
ストリップから第2ストリップを巻戻すのに必要な力を
測定する。ドローベンチに結び付けるれた非加硫状態の
第2ストリップが延伸し始めるのを防ぐために、第2ス
トリップと縦付け部分に接着テープを設けるが、テープ
の接着面はゴム面に向けておく。巻戻し速度は1肌/分
で、粘着性を測定した巻戻し長さは約125凧である。
本明細書に記載したd・s・c曲線はパーキンエルマ−
(PerkinElmer)によりパーキンエルマーD
SCmの商標の下に市販された差動走査熱量計により記
録した。
記録する前に、約24の2のエチレン共重合体試料を1
00午0に加熱しておいた。d・s・c・結晶化温度記
録図は毎分8℃の冷却速度で記録した。この明細書に述
べた測定の実施のために差鰯走査熱量計の温度目盛は次
の規格物質によって作成した。;nーオクタン、/ルボ
ナジエン、nーヘプタデカン、p−キシレン、nーヘキ
サデカン、nーエイコサン、n−テトラコサン、ベンタ
エリスリトールテトラステアレート、n一オクタベンタ
コシタン、およびインジウム。これら化合物を毎分8℃
の速度で加熱することによって得た融点は平衡温度に等
しいものと考えられた。次例の目的は本発明をいかなる
方法でも限定せずにさらに詳細に説明するためのもので
ある。
実施例 1VOC13とエチルアルミニウムセスキクロ
ライド(SEAC)を組合せて作った触媒を用いて溶剤
へキサン中で多数のエチレンノプロピレン共重合体を作
った。
重合時、温度は36〜4〆○で、反応圧力は幻tsgで
一定であった。反応器内のVOC13濃度及びSEAC
濃度がそれぞれ0.125のmol/夕及び1.25m
molノクになるように鮫媒成分を連続的に供給した。
0.71〜1.05の範囲内で容量比を変えてプロピレ
ン及びエチレンの混合物を供〉給した。
平均15分間反応器に滞留させた後、高温水で溶液を処
理し、塊状の共重合体を回収した。実験結果は表1に示
す通りである。表I馨鯵事童を9さま雫汐努薄着蔓伽 1 32 十13C 22 60 2 33 十7C 18 120 3 36 十 IC 4.5 11oo4
36 一 2C >2.5 7oo諸誓言
善を9≦2雫湾雲ずを雲偽5 37 − 4C >3
6ooこれら共重合体の粘着性を次の組成のゴム
組成物ついて測定した。
重合体 10の重量部酸
化亜鉛 5ステアリ
ン酸 1FEFカーボンブラック
50サンデツクス790什
40ジブチルジチオカル
バミン酸亜鉛 22−メルカプトベンズチア
ゾール 0.5テトラメチルチウラムジサ
ルフアイド 0.5硫黄
1.5アムべロールST140HH
5(什)サンオイルより市販された芳香
族油。
密度0.979アニリン点117F、芳香族含有率68
.鶴重量%を有する。この芳香族油は一部が強い光増感
作用を有する多核芳香族化合物より成る多数の蟹分を含
む。(HH)分枝オクチルフヱノールとホルムアルデヒ
ドの軍縮合によって作った粘着性付与樹脂。
組成物で調製した小片を次に20ワットの2つの白色蛍
光灯(W32型)に距離10伽で4時間露光させた。
この光源の最高強度は58仇のにおいて205rw/n
ので48触れにおいて64山w/n肌に達した。波長2
00〜40皿肌の紫外線からの照射エネルギーの全量は
波長範囲200〜60仇凧の光線の照射ヱネルギ‐の全
量の講挑相当比。325〜40仇机の紫外線によって供
V給された受容照射エネルギーの全量は波長範囲325
〜60仇肌の光線の照射ェネルギ‐の全量の詞俄相当比
露光後、粘着の測定を既に記載した方法で行った。
その結果は表1にも述べられている。これらの結果から
これらの共重合体は必要なC=C結合が欠けているため
小なる粘着性を示すに過ぎないと決論される。実施例
0 異つたdscーピーク温度を有するエチレンと、プロピ
レンと、及び5−ェチリデンノルボネンとの共重合体を
実施例1の処方に従って混合した。
次に4・片をこれらの混合物からつくり、これらの小片
を次の2独時間の貯蔵期間の間光線から注意して隔離し
た。次にこれらの小片を粘着性測定に附した。
その結果と機械的性質を次の表2に示す。表2 DSCピー ク温度粘着性事全潰体夕雲誉露合点体樽馨堺亀長物夕強
最奇観号鳥物給費9/5肌 ね/塊 孫
鷺9/流 離−18℃ 25o >
6.9 >1700 1.6 21
0−16 220 1.8
430 1.4 120− 9
70 13.1 1340
− −− 1 600
一> 3.5 1>14oo 一
−十 1 7oo >19 >
1700 3.0 1230十 2
89o >16.8 >170o 3.0
1160十 5 1175 35
1460 >6.4 >1700十19
150 81 730 105 1
040以上の結果から、遮光状態では、船cピーク温度
が−700〜十11℃、特に一3℃〜十8℃の範囲内に
あると、最高の接着強度が得られることが判る。
1700%を越える破断点伸びで粘着性が最高になる。
引張り強さが50k9/cあを越えると粘性度が低くな
る。実施例 m エチレンと、プロピレンと、及びジシクロベンタジェン
との共重合体を実施例1の方法によって作った。
但し温度が35qo、プロピレンノェチレンの比が1.
05であった。反応器中のジシクロベンタジェン濃度は
1そにつき22モルであった。上記重合体これから作っ
た混合物は次の組成と性質を有していた。プロピレン含
有率 幾重量%ジシクロベンタジェ
ン含有率 5.頚重量%生の強さ
2.9kg/の破断点伸び
840%DSCピーク
+300引張り強さ、混
合物 4.5k9′の破断点伸び、混
合物 1350%実施例1の処方によ
る組成物の調製及び20ワットの2つの蛍光灯(W33
)を用いる小片の露光後、実施例1に従って測定したと
ころ、粘着性400夕/5雌であった。
この結果から第3単量体としてジシクロベンタジェンを
含む共重合体は低い粘着性を示すに過ぎないことが明瞭
になった。
実施例 W 次の組成物をエチレンープロピレンーェチリデンノルボ
ネンー共重合体から調製し、実施例1に述べた方法でD
SCピーク温度+500、プロピレン含有率2箱重量%
及び第3単量体含有率9重量%を以てつくった。
A 実施例1により組成物を調製したが、しかし粘着性
付与樹脂は適用しなかった。
組成物を実施例1に述べた方法で露光した。B 4つの
組成物を実施例1の処方により調製し、この後各組成物
を別の方法で露光させた。
BI 1つの組成物を2×20ワット蛍光灯光源(W3
1 白色)に距離10弧で露光させた。B2 1つの組
成物を2×20ワット蛍光灯光源(GI7、緑)に距離
10肌で露光させた。B3 1つの組成物を2×20ワ
ット蛍光灯光源(R15赤)に距離10肌で露光させた
。B4 1つの組成物を注意して光線から隔離した。
非加硫状態では次の性質が見出された。
引張り強さ、重合体 35k9/均破
断点伸び、重合体 1460%引張
り強さ、混合物 >6.4k9′の破断
点伸び、混合物 >1700%測定さ
れた粘着性(夕/5欄)を表3に示した。
これらの結果から粘着性付与剤と露光はともに高粘着性
をうるために必要であると思われる。またこれらの結果
から、赤色光(波長60Mm以上)で限定された粘着性
が得られるに過ぎないようである。白色及び緑色光線で
は等しい高い粘着性が達成されたが、白色光の場合には
、少し早目‘こ同じ粘着性が得られた。表3 露出 A BI B2 B3 B4 時間 粘着性付白色光 線色光赤色光光なし(時)与剤
なし★ 一 2800 ー ー ー 1 8000 1200 800一2
260 16000100001000 6004
260 154001560011006005
一 − − 一 6006 158
0016100 一 16 ー ー ー 1400一18 1
60 1680015200 一 70024
012000 一30 一 0 0ー
ー (一)測定せず。
実施例 V 多数のエチレンープロピレン−5−ェチリデンノルボネ
ン−共重合体組成物の中で実施例1の処理によって調製
した。
露光は4つの蛍光灯〔40ワット(W33)〕を用い距
離1メートルで6時間行った。
結果は次のようであった。
DSC粘着性 引振り 破断点 引張り破断点ピーク
9イ郭伽 強 さ 伸 び 強 さ 伸 び温 度
重合体 重合体 混合物 混合物ら9/伽 雑
駁/の %−37℃ 520 2.1
570 1.3 350−18C 52o >6.
9 >1700 1.6 210十 2C4400
>16.8 >1700 3.0 1160十 5
℃8500 35 1460 >あ.4>1700
十19℃ 480 81 730105 10
40これらの結果から機械的性質が所要条件を満足する
場合及びDSCピークが−7〜十11℃の温度範囲に在
る場合に高い粘着性に到達するとの決論を引き出すこと
ができた。
実施例 の 実施例Nのようにして共重合を始め、実施例1の処方に
より組成物を調製した。
露光は43則川において5000〃w′n肌′肌以上の
最大エネルギーを生ずるSP500の水銀蒸気灯で行っ
た。325〜40皿mの全光エネルギーは325〜60
瓜凧の光エネルギーの20%に達した。
200〜40触れの全光エネルギーは200〜60Mm
の光エネルギー全量の30%に達した。
フィルターの助けにより1つの場合には紫外線を32則
凧以下に濃光し、他の場合には39則肌に榎光した。
粘着性測定結果は表4に示した。
これらの結果から紫外線を抑制することが有利と思われ
るが、若干量ならばそれから不利益な結果を余り生ずる
ことなく堪えられるものである。表4 露光時間 バ>325nm 八>395nm(分)
を有する光線 を有する光線0 4409/5肌
4409/5肌1 640 10005
800 6400 10 7000 14800 20 11000 13900 3o 9600 一 60 10800 12o 12200 一 実施例 肌 沃化水銀灯(HPI/T375W)を実施例ののように
組成物の露光の光源として適用した。
最大の光エネルギーは54肌仇、距離15仇において、
8600ムw′nmに達した。200〜40仇肌の全光
エネルギーは200〜60触れの全光工ネルギ−の支部
分に達した。
325〜40仇肌の全光エネルギーは325〜60仇肌
の全光工秋ギ−の瀞挑戦た。
粘着性測定の結果を表5に示した。
表5 露光時間(秒) 粘着性夕/5肌o
80060
20001.5×60
54002×60
136005×60
1360010×60
1000020×60
10400実施例 W本発明によっ
て得た粘着性と、天然ゴム(天然ゴムはその良好な粘着
性は古くから知られていた)と、そしてSBRに対して
通常コレシン(Koresin)粘着性付与剤を添加し
たSBRとの間の比較を行う目的で次の2つの組成をつ
くった。
NR(シート1) 100 −SB
R1500 一
100レナシツト(Rhenacit)‘11
0.15Zn0
3 3ステァリン酸 2 2
PBN(2’ 1
1FEFカーポプラツク 50
50サソデツクス(S肌dex)790 1
5 15コレシン(KoreSin){3,
一 5VのC.CZ【4}
1.0 1.2硫 黄
20 1.75測定した粘着度は次の
値に達した。
天然ゴム…・・・2600〜4600夕/5脚(ロー上
の分解の程度による)SBR,.,,.,600夕/5
脇 ‘1’ペンタクロロチオフエノールの亜鉛塩‘21 フ
エニルー8−ナフチルアミン‘31 アセチレンと第3
ブチルフェノールとの縮合生成物(41 メルカブトベ
ンズチアゾールとシクロヘキシルアミソの転化生成物実
施例 K 粘着性に及ぼす温度の影響を研究する目的で実施例Wに
より2つの組成物をつくった。
2つの組成物を実施例1の方法で露光したが、1片は2
ぴ○を保ち、他は8び0に加熱した。
結果を表6に示した。
これらの結果から高い粘着性は高温においてさらに急速
に得られると思われる。表6 露光時間 粘着性 9/5の凧 (時) 20℃ 80℃ 0.5 2000 30001
6000 128001.5 124
00 140002 18800 16400
実施例 X 粘着性に及ぼす貯蔵時間の影響を実施例WBIにより混
合物を保持して研究した。
その場合、4時間の露光を行い、光から遮断し、一定の
間隔で粘着性を測定した。粘着性を表7に示す。表7 保存時間(週) 粘着性夕/2側0
152002
148003.5
152005
130009
13500上記の価は接着強さが殆ん
ど経時変化しないことを示す。
実施例 幻 実施例Nによるエチレンープロピレンーェチリデンノル
ボネン共重合体を実施例1の処方により混合した。
次に小片をこの組成物でつくり、これらの片をジシクロ
ロメタン1〆中のテトラフヱニルポルフィリン1.51
0‐4モルの溶液中に浸潰した。
浸簿後の吸収は溶液300の9、すなわち30のにつき
0.5、10‐7モルに達した。前以て光増感剤を油の
中に含ませた混合処方の中にテトラフェニルポルフィリ
ンを含有させながら小片をつくった。
ゴム各100夕に対し夫々2.10‐4〜4.10‐4
の光増感剤を混和した。露光は実施例1のようにして行
った。粘着性測定結果を表8に示す。
表8 粘着性 9/5肌 露光 光増感剤 2.10 モル 4.10 モル特別
の時間 溶液中へ の光増惑剤の光増感剤光増感(分)
の浸債 混合 混合 剤をし9/5肌 9
/5肌 9/5肌 9/5側0 1200
600 700 9005 2400
1400 3400 −10 7500
11800 12600 −25 13500
15400 10200 200060 1
5200 12800 12800 60002×6
0 19000 13600 1400018000
これらの結果は特別な増感剤の添加が良好な粘着性を得
る時間をかなり減少させることを示した。
実施例 刈 実施例幻を反復し、露光を沃化水銀灯(HPI/TW)
で行った。
使用した光源は54仇机において、8600一肌/仇′
nmの最大強度を有していた。波長200〜400の紫
外線からの照射エネルギーの全量は200〜60帥仇の
波長範囲の光線の照射エネルギーの全量の麦4部分に蓮
た。325〜40仇仇の紫外線により供給された光の全
受入れ量は波長範囲325〜60仇物ら光の照射ヱネ/
レギ−の全量の支部分に達した。
ゴム1009につきテトラフエニルポルフイリン2.1
0‐4モルを混合した2つの混合物を調製した。
混合物の1つには粘着性付与剤を混合しなかった。粘着
性測定結果を表9に示す。
表9 露光 特別な光増感特別を光増感特別な光増感時間 剤
を用い粘着 剤と粘着性付剤をし粘着性(秒)性付与剤
なし 与剤を使用 付与剤使用o 809/5側
8009イ5帆 80010
280015 5200 30 − 9600 −60 8
0 9400 20002×6080
9500 136005×60 一
11000 1360010×6080
12600 1000020×6080
14000 10400以上の結果から、粘
着性を得るためには、粘着性付与剤が必要であることが
判る。
また、増感剤の混合物の添加によりすぐれた粘着性が得
られる時間がかなり短縮することが判る。実施例 Xm 多数のエチレンープロピレンーヱチリデンノルボネン共
重合体を実施例1の方法によって調製した。
混合並に照射は実施例1に従って実施した。共重合体と
、それから調製された混合物の性質及び粘着測定結果を
表10に示す。表10 重合体 1 0 m W V プロピレン 含有率 34 30 29 28 28(重量略
)EN含有率 (重量略) 4.2 5.9 6.8 82
54DSC温度 +, 十3 十5 十5 十
8.5(℃)重合体引 張り強さ >13.4>26.2 36 35
54(桝イの)被断点伸び>17U。
>17oo 14oo14弧 1060(%)混合物引 張り強さ > 2.3> 5.1> 60>6.4
38(物イ地)被断点伸び>1700>,7血>17o
o>1700>1480(略)*fg/憂え算 940
01040013200>134001620表10の
結果はDSC温度の増加に従って粘着性が急速に減少し
ていることを示す。
この表はさらに同じプロピレン含有率の共重合体を混合
したがDSC温度の異なる混合物は大いに違った粘着性
を示すようである。これに加えて粘着性は混合物の引張
り強さが50k9′あの価に近付くと急激に減少するよ
うである。実施例 XN実施例Nに記載した共重合体か
ら出発して実施例1の処方に従って混合物を調製した。
唯一の変化は共重合体10戊部‘こつき5部の量で種々
の粘着性付与樹脂を適用したことである。すべての粘着
性付与剤は同型、すなわち分子量が500〜2000の
範囲内にあるアルキルフェノールとホルムァルデヒドと
の縮合生成物であった。
アキル基は炭素原子8〜12を含み、高度に分岐してい
た。次に混合物を実施例1に記載した方法で露光した。
粘着性測定の結果を表11に示した。表11 粘着性付与剤 粘 着 性(夕/5脚)1 ア
ムベロールST14町(ローム&ハース、USA)
140000 ジユレツ
ツ19900(フツカーケミカルズ、USA)
>14000m レジン752
1(ルースセロツトS.A./ゞIJ)>10000こ
れらの結果は粘着性付与剤1が別の原料の粘着性付与剤
と置き替えられても不利な結果を生じないことを示した
実施例 XV 異なった型の油を実施例1の一般的混合処方に適用した
英重合体は実施例比に記載のものを用いた。混合物は実
施例1の方法により4時間露光し、粘着性を測定した。
その結果を表12に示す。
表12 クレーゲル法にょ 400nmKお 粘 着 性油 の
型 る芳香族含有率ける透光率(重量協) (
略) (9/5肌)パラフィン油 0
100 3201451HPシエル
25.6 100 320フ
エツクス68サンバ一150 14.
1 100 340フレツク
ソン391 66.5 9
4 3600サンデツクス790
68.4 65 >15000ジュト
レツクス55 78.2 65
>15000サンデックス8125 72
.2 52 >15000これらの
結果は油の影響が極めて大なることを示す。
油の効果を決定づけるものは1一助のキュベット中のn
ーヘキサン100の‘中の油74のり溶液の40仇のに
おける透光率である。この透光率は100%以下でなけ
ればならないが、好ましくは95%以下である。
最良結果は透光率80%以下の油を用いて得られる。実
施例 Xの この例では接着強度の附与に及ぼすジアミン抗オゾン剤
の影響を示した。
この型の抗オゾン剤は一重項酸素反応を抑制しうろこと
が知られている。この目的で混合物を調製し、実施例K
に述べた方法で20ooにおいて露光した。また第2混
合物を実施例Kの方法によって処理した。唯一の相違は
照射を窒素下に行ったことであり、その結果−童項酸素
反応は除かれた。第3混合物の場合には、また実施例K
により共重合体10礎部‘こつきNーシクロヘキシル−
N′フエニル−pーフエニレンジァミン1部を混合物中
に混合した。磯光は実施例1と同じ方法で行った。結果
を表13に示す。
表13 粘着性 露光時間(時) (9/5肌) 01 2 4 通常の露光 600 2450>10600>150
00窒素下の露光 200 340 440 75
0抗オゾン剤1部を存在させ 48o 800 260
0 3600た通常露光実施例 X肌 この実施例では混合物の機械的性質と粘着性に及ぼす充
填剤の増加の影響を試験した。
実施例Wの共重合体をその目的のために混合し実施例1
により露光させた。またカーボンブラックの量を70部
に増し、油の量に増し、油の量を5碇部‘こ増して混合
物(ロ)を調製した。第3の混合物(m)をカーボンブ
ラック10礎郭と油7$部を加えて調製した。結果を表
1心示す。表14 混合物 カーボン油 粘着性引張り被断点ブラック
強 さ伸 び 1 50 40 15000 2.8 ・>
1700※(9/5肌は)29イ地□ 70 50
8000 2.2 >1700m ll0
70 4000 2.1 820これらの結果は、
引張り強さと被断点伸びがなされた請求を満足すれば多
量のカーボンブラック及び油を用いても高い粘着性に到
達しうろことを示すものである。
実施例 XW DSCーピーク温度+5.5℃、引張り強さ42k9′
仇、及び破断点伸び1390%を有するエチレンと、ブ
ロピレンと、及び5−ェチリデンノルポネン一2との共
重合体を実施例1の処方に従って添加剤と混合したが、
その中でサンデツクス790の油40部の代りにサンバ
−150の油30部を適用してある。
この混合物を両部分に分けて1つの部分にテトラフェニ
ルポルフイリン4.10−4モルを加え混和した。次に
2つの混合物を実施例1により1時間及び2時間露光し
た。また比較のためにサンデツクス7904碇都を適用
して試験を行った。混合物の機械的性質は相違を示さず
、次の如くであった。引張り強さ8.1k9/伽以上;
破断の伸び1700%より大。粘着性測定の結果を表1
5示す。
表15 使用混合物 粘着性粘着性 (1時間後)(2時間後) サンバ一150 250 400サン
バ一150とTEP4.10‐4モル 5800
3200サンデックス790
>11200表15の結果は光増感剤が混合物中に混合
されるならパラフィン油も適用されることを示す。
実施例 XK実施例1によりエチレンと、プロピレンと
、及び5ーェチリデンノルポネンー2(EN)から共重
合体をつくり、触媒としてジェチルアルミニウムクロラ
イドとバナジウムオキシトリクロライドを適用した。
得られた共重合体はエチレン含有率67.6モル%と、
DSC温度−7℃を有していた。
EN含有率は5.1重量%に達した。試験板を圧縮する
温度により重合体の引張り強さは11.9〜17.7k
9′地に達し、破断点伸びは880〜1550%にのぼ
った。どちらの場合でも最高値は最大圧縮温度(140
qo)において得られた。実施例1の処方によりゴム状
共重合体とカーボンブラック5の部及び油4碇部とを混
和した後、混合を80午0で実施した処、引張り強さは
24.6k9/地に、破断点伸びは140%に達した。
この混合物は実施例1により2時間及び4時間露光後非
常に低い粘着性、夫々6リ100及び100夕/5側を
示した。もし加硫剤を混合物の外に残して早期加碗を避
けながら140qoの温度で混合物を調製するなら、引
張り強さは6.5kg′地を越え、被断点伸びは170
0%を越える。もし混合物を露光後に試験したならば夫
々4、6及び8時間の露光後粘着性1100>4600
及び>5400(夕/5欄)が見出される。実施例 X
X 実施例×Kにより共重合体を調製したが、得られた生成
物のエチレン含有率は76.1モル%にのぼり、EN含
有率は5.1重陵%に達した。
またDSC温度は十21℃にの‘まった。重合体の引張
り強さ及び破断点伸びは試験板をつくる温度による。表
1度参照。実施例1の方法による露光後、粘着性の測定
を試みた。粘着性は結合を全く起さない程小さなもので
あった。表16 圧縮温度 80℃ 80℃ 140℃ 140℃引張
り 彼断点 引張り 破断点強さ伸び強さ伸び (R9〆地) ■ (々9〆地) 燐 重合体 50 450 72 640混合
物 67 210 93 940実施例
X幻実施例XKの方法においてエチレン64.3モル%
のエチレン含有率を有する共重合体を調製した。
EN含有率は5.9重量%にのぼった。DSC温度は−
120に、重合体の引張り強さは8.0k9′地に、そ
して破断点伸びは1160%に達した。実施例1により
カーボンブラックと油との混和後、測定した引張り強さ
は23〜36k9/地、破断点伸び130〜>1700
%であった。最低の引張り強さの値及び最高の破断点伸
びの値は試験板が160℃で圧縮された場合に見出され
た。もしこの重合体を実施例1によって通常の露光に附
していたなら粘着性は>5200(夕/5肋)に達して
いた。80qoで圧縮された重合体温合物(引張り強さ
23土9/地及び破断点伸び130%)は極めて低い粘
着性、夫々250及び300多/5肌を露光2時間及び
4時間の後に示した。
これらの結果は明らかにもし混合物が引張り強さ及び破
断点伸びでなされた請求を満足していれば高い粘着性に
達していたことを示すものである。本発明の実施の態様
をとり括めて説明すると次のようになる。{1’少なく
とも200〜800ナノメーターの波長において混合物
に少なくとも2ミクロワット/地/nmの照射エネルギ
ーを附与する人工光源が適用されるようにした特許請求
の範囲に記載の方法。
【2} 波長200〜40血のの紫外線から受けた照射
エネルギーの全量が最大で波長範囲200〜60仇肌の
受けた照射エネルギーの全量の半分にのぼるようにした
特許請求の範囲または前項に記載の方法。
【3’ 波長200〜40加川の紫外線によって供給さ
れた受容照射エネルギーの全量が波長範囲200〜60
仇机の光線の受容照射エネルギーの全量の最大でき部分
にのぼる前項■に記載の方法。
{4’325〜40瓜肌の紫外線によって供給された受
容照射エネルギーの全量が波長範囲325〜60仇机の
光の受容照射エネルギーの全量の最大でき部分にのぼる
実施の態様【2)‘こ記載の方法。【51 325〜4
0仇肌の波長をもつ紫外線によって供給された受容照射
エネルギーの全量が波長範囲325〜60皿mで受容さ
れた照射エネルギーの全量の最大できの部分にのぼる実
施の態様【21に記載の方法。(6} 適用された照射
エネルギーが30山w/の/n仇を越す実施の態様【1
1〜{51‘こ記載の方法。
(71 適用された照射エネルギーが200ムw/の′
nwを越す前項■に記載の方法。‘8} 受容照射エネ
ルギーの全量が5ジュール/地/nmより小なる特許請
求の範囲及び実施の態様‘1)〜‘刊こ記載の方法。
‘9} 混合物の引張り強さが2〜30k9/地、特に
3〜25k9/c海‘こあるようにした特許請求の範囲
及び実施の態様【11〜(8}に記載の方法。
00 混合物の引張り強さが15k9/地より小なる前
項‘洲こ記載の方法。
(11)混合物の破断点伸びが800%を越える特許請
求の範囲及び実施の態様【11〜OQに記載の方法。
(12)混合物の破断点伸びが1700%を越える前項
(11)に記載の方法。
(13)ゴム状共重合体のエチレン含有率が60〜77
.5モル%に在るようにした特許請求の範囲並に実施の
態様‘1)〜(12)に記載の方法。
(1心 分子量200〜3000を有し、炭素原子1〜
3止特に8〜12を含むアルキル基を備えたアルキルフ
ェノールとホルムアルデヒドとからつくられた化合物を
粘着性付与剤として適用するようにした特許請求の範囲
並に実施の態様‘1}〜(13)に記載の方法。(15
)光増感剤の量がゴム状共重合体による0.001〜1
重量%にのぼる特許請求の範囲1並に実施の態様1)〜
(1小こ記載の方法。
(16)光増感剤が0.01〜0.5重量%の量におい
てゴム中に混和されるようにした前項(19‘こ記載の
方法。
(17)3〜50の芳香族の核を有する1つまたはそれ
以上の多核芳香族を増感剤として適用するようにした特
許請求の範囲並に実施の態様【1}〜(1跳こ記載の方
法。
(18)芳香族含有率が4の重量%を越え、その74の
9をnーヘキサン100の‘中に溶解した時透光率が9
5%より小なる芳香族に富む油を増感剤として適用する
ようにした前項(17)に記載の方法。
(190 毎分800の冷却速度差動走査する熱量計に
よって記録される温度記録で結晶化熱が温度の函数とし
てプロットされる場合適用された共重合体が−7〜11
℃の温度のピークを示す特許請求の範囲並びに実施の態
様‘11〜(18)に記載の方法。(20)ピークが−
3〜十8℃に起るようにした前項(19)に記載の方法
(21)ピークが0〜十6℃に起るようにした前項(2
の‘こ記載の方法。
(22)共重合体がバナジウムトリクロライドとアキル
アルミニウムセスキクロラィドとの組合せ触媒の助けで
つくられる実施の態様(19)〜(21)に記載の方法
(23)実施例及び記載において明記した方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エチレンと、少なくとも1種の他のα−アルケンと
    、1種以上のポリエンとより成るゴム状共重合体及び粘
    着性付与樹脂をベースとする成形粘着性を有する混合物
    を、酸素の存在で可視光線に露光させることにより製造
    する方法において、前記共重合体が重合体鎖の非線状部
    分にC=C結合を有し、かつ該C=C結合の炭素原子が
    ビシナル・シス相対位置において同一環状系の部分を形
    成しない2個の炭化水素基を有するか、あるいは少なく
    とも3個の炭化水素を有し、前記共重合体と、前記粘着
    性付与剤と、通常の添加剤とからなる混合物がゴム状共
    重合体に対し0.001〜1重量%の濃度で光増感剤を
    含み、また該混合物が非加硫状態で少なくとも500%
    の破断点伸び及び1.5〜50kg/cm^2の引張り
    強さを示し、可視光線が波長200〜800nmの人工
    光源によって主射され、波長が200〜400nmの範
    囲内にある紫外線からの放射エネルギーの寄与量は波長
    が200〜600nmの範囲内にある光の放射エネルギ
    ーの全受容量の最大25%であり、混合物によるエネル
    ギーの全受容量は少なくとも2μw/cm^2/nmで
    あることを特徴とする、粘着性混合物の製造方法。
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