JPS6013935Y2 - 建築用壁版 - Google Patents

建築用壁版

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Publication number
JPS6013935Y2
JPS6013935Y2 JP1976071094U JP7109476U JPS6013935Y2 JP S6013935 Y2 JPS6013935 Y2 JP S6013935Y2 JP 1976071094 U JP1976071094 U JP 1976071094U JP 7109476 U JP7109476 U JP 7109476U JP S6013935 Y2 JPS6013935 Y2 JP S6013935Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral frame
alkali
resistant glass
frame
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976071094U
Other languages
English (en)
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JPS52161908U (ja
Inventor
達雄 猪野
善弘 薮下
尚 高橋
Original Assignee
株式会社竹中工務店
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社竹中工務店 filed Critical 株式会社竹中工務店
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Publication of JPS52161908U publication Critical patent/JPS52161908U/ja
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Publication of JPS6013935Y2 publication Critical patent/JPS6013935Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高層ビルや集団住宅などの建築物の外壁又は
間仕切りなどの内壁を構成する建築用壁板に関する。
この種の壁板においては、壁板が充分な強度を備えてい
ることと、不燃性もしくは難燃性のものであること、お
よび、軽量で施工性が良いこと等が要望されている。
従来の建築用壁板しては、例えば、実公昭50−280
05号公報に示されているように、コンクリートブロッ
クの外側をモルタルで覆ったもの、あるいは、実公昭5
0−74117号公報に示されているように、木材の表
面をFRCで覆ったもの等が知られているが、このよう
な従来構造のものでは、外壁または内壁として充分な強
度、および、不燃性もしくは難燃性を得ることはできて
も、是体重量が大で施工性に欠けるものであった。
また、壁板全体を軽量化するには、壁板の全体を気泡コ
ンクリート等の軽量コンクリートで作成することも考え
られるが、この場合には、その壁板を柱等の他物に固定
するに際して、その壁板周縁箇所が充分な機械的強度を
有していないため、何等かの補強的接合手段を要する不
便さがある。
本考案は、壁板として充分な強度を有するとともに、不
燃性もしくは難燃性で、かつ、全体としては軽量であり
、しかも他物への固定が容易であるように周辺部の機械
的強度も充分大である建築用壁板を得ることにその目的
がある。
上記目的を遠戚するための本考案の特徴とする構成は、
金属製広幅補強芯材を埋設した耐アルカリガラス繊維混
入モルタル製の一対の縦枠と、その縦枠と同様に構成さ
れ、かつ、縦枠の上下夫々の端部どうじを繋ぐように架
設した一対の横枠とから、中央部が空洞の矩形周辺枠を
形成するとともに、この矩形周辺枠の表裏両面に耐アル
カリガラス繊維混入モルタル製の版体を一体に結合し、
前記周辺枠とこれら版体で形威される内部空間を、中空
部、又は、断熱あるいは吸音に好適な軽量材を充填する
室としである点にあり、かかる構成から次の作用効果を
奏する。
すなわち、壁板の全体を耐アルカリガラス繊維混入モル
タルで形成するのではなく、矩形周辺枠とその表裏に一
体結合される版体とで、内部に空洞部分を残した壁板を
構成し、その空洞部分は、中空部、又は、軽量材を充填
する室としであるので、強度的に優れた矩形周辺枠と版
体とで壁板としての充分な強度を確保し、かつ、その矩
形周辺枠や版体により壁板の不燃性または難燃性をも確
保し得たものでありながら、その壁板全体の体積の割に
は、全体として軽量な壁板を得られたものである。
しかも、前記強度的に優れた矩形周辺枠は、壁板の周辺
部分に存在するものであるから、全体を気泡コンクリー
トで形威した場合のように壁板の周辺を何らかの補助的
手段で補強した上で柱等の他物に固定するという施工上
の不便さを要さず、強度的に優れた矩形周辺枠自体にジ
ヨイント部分を設けて固定することが可能となったもの
である。
以下に、本考案の実施例を図面の記載に基づいて説明す
る。
第1図イ9口、および第2図は、本考案の建築用壁板の
第1の実施例を示し、左右一対の縦枠3.3、および、
その縦枠3,3の上下端部間にわたって架設された上下
一対の横枠3’、3’で、中央部が空洞の矩形周辺枠4
を形成腰この矩形周辺枠4の表裏両面に夫々、耐アルカ
リガラス繊維混入モルタル製の版体5,5を固着して、
この版体5,5と前記矩形周辺枠4とで内部に中空部8
を有した壁板を形威している。
前記矩形周辺枠4を構成する縦枠3,3および横枠3’
、 3’は、耐アルカリガラス繊維混入モルタルを用い
て断面コの字形状に形威した周枠部分6と、その周枠部
分6の相対向する側版部分6a、6a内面に夫々固着し
た金属製広幅補強芯材としての断面り形状の鉄骨1と前
記周枠部分6の底版部分6bとのあいだに打設した耐ア
ルカリガラス繊維混入モルタル7とから構成されている
尚、前記矩形周辺枠4と版体5,5とで形威される中空
部8に発泡スチロール、パーライトモルタル、ペーパー
ハニカム等の、断熱あるいは吸音に効果的な軽量材を充
填しても良きものである。
また、第1図イの実線で示すように、記記建築用壁板の
横方向及び縦方向中央部に位置する版体5.5部分間に
補強枠9を設けている。
また、前記矩形周辺枠4を形成する縦枠3,3または横
枠3’、3’を構成する他の手段としては、第3図乃至
第7図及び第8図イ9口で示すようなものが考えられる
尚、断面形状としては縦枠3も横枠3′も同一°である
ので、別室上縦枠3部分のみの構成について図示する。
■ 第3図で示すものは、適当間隔を隔てて対向させた
鉄骨1,1を埋設する状態で、耐アルカリガラス繊維混
入モルタル7を打設して断面矩形に構成している。
■ 第4図で示すものは、耐アルカリガラス繊維混入モ
ルタルを用いて断面コの字形状に形威した周枠部分6内
の、該周枠部分6の底版部分6bに適当間隔を隔てて対
向位置する箇所に固着した断面矩形の中空状の鉄骨1と
前記周枠部分6の底版部分6bとのあいだに耐アルカリ
ガラス繊維混入モルタル7を打設して構成している。
■ 第5図で示すものは、断面矩形の中空状の鉄骨1を
その中央部に埋設する状態でコンクリート又は耐アルカ
リガラス繊維混入モルタル7を打設して構成している。
■ 第6図イ9口で示すものは、耐アルカリガラス繊維
混入モルタルを用いて断面コの字形状に形威した周枠部
分6内の、該周枠部分6の底版部分6bに適当間隔を隔
てて対向位置する箇所に、コの字形の底部分1aに複数
個の切欠部10・・・を形威しである断面コの字形状の
鉄骨1を固着し、この鉄骨1の底部分1a両面を埋設す
る状態で耐アルカリガラス繊維混入モルタルを打設して
構している。
次に、前記建築用壁板の製造方法の一例を第7図イ乃至
ホに基づいて説明する。
(イ)型枠11のベッド面11a1立上がり面11b1
折返し面11cにスプレー法又かプレミックス法により
耐アルカリガラス繊維混入モルタルを打設して一方の版
体5を構成する。
(第8図口参照) (ロ)前記耐アルカリガラス繊維混入モルタル製版体5
上の所要箇所に鉄骨1及び軽量材12を載置する。
(第7図口参照)(ハ)型枠11の立上がり面11bと
軽量材12端辺とのあいだに、耐アルカリガラス繊維混
入モルタルを打設して矩形周辺枠4を構成する。
(第8図口参照) に)前記折返し面11cに位置する耐アルカリガラス繊
維混入モルタル製版体5部分を折返す。
(第8図口参照) (ホ)前記軽量材12及び版体5の折返し部分にスプレ
ー法又はプレミックス法により耐アルカリガラス繊維混
入モルタルを打設して他の版体5を構成する。
(第8図口参照)また、前記建築用壁板の製造方法の他
の一例を第8図イ乃至二に基づいて説明する。
(イ)型枠11′のベッド面11′aにスプレー法又は
プレミックス法により、耐アルカリガラス繊維混入モル
タルを打設して一方の版体5を構成する。
(第8図口参照)(ロ)前記耐アルカリガラス繊維混入
モルタル’N版体5上の所要箇所に鉄骨2及び軽量材1
2を載置る。
(第8図口参照)(ハ)型枠11′の立上がり面11b
と軽量材12端辺とのあいだに、耐アルカリガラス繊維
混入モルタルを打設し市矩形周辺枠4を構成する。
(第8図口参照) に)前記軽量材12及び矩形周辺枠4の上面にスプレー
法又はプレミックス法により耐アルカリガラス繊維混入
モルタルを打設して他の版体5を構成する。
(第8図口参照)尚、上述した製造方法のように、耐ア
ルカリガラス繊維混入モルタル製版体5,5と矩形周辺
枠4とを同時又は略同時に製作した場合には、相互の界
面が剥離することがなく、これら両部材5゜5.4を強
固に結合することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る建築用壁板の実施例を示し、第1図
イ9口は一部切欠概略平面図とそのローロ線断面図、第
2図は要部の拡大断面図、第3図乃至第5図は夫々矩形
周辺枠の他の実施例を示す断面図、第6図イ9口はさら
に他の矩形周辺枠の断面図とそのローロ線断面図、第7
図イ乃至ホ及び第8図イ乃至二は夫々建築用壁板の製造
工程図である。 1・・・・・・金属製広幅補強芯材、3・・・・・・縦
枠、3′・・・・・・横枠、4・・・・・・矩形周辺枠
、5・・・・・・版体、8・・・・・・中空部、12・
・・・・・軽量材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製広幅補強芯材1を埋設した耐アルカリガラス繊維
    混入モルタル製の一対の縦枠3,3と、その縦枠3,3
    と同様に構成され、かつ、縦枠3.3の上下夫々の端部
    どうしを繋ぐように架設した一対の横枠3’、3’とか
    ら、中央部が空洞の矩形周辺枠4を形成するとともに、
    この矩形周辺枠4の表裏両面に耐アルカリガラス繊維混
    入モルタル製の版体5,5を一体に結合し、前記周辺枠
    4とこれら版体5,5で形成される内部空間を、中央部
    8、又は、断熱あるいは吸音に好適な軽量材12を充填
    する室としである建築用壁板。
JP1976071094U 1976-06-01 1976-06-01 建築用壁版 Expired JPS6013935Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976071094U JPS6013935Y2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 建築用壁版

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JP1976071094U JPS6013935Y2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 建築用壁版

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52161908U JPS52161908U (ja) 1977-12-08
JPS6013935Y2 true JPS6013935Y2 (ja) 1985-05-04

Family

ID=28541189

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976071094U Expired JPS6013935Y2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 建築用壁版

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869817A (ja) * 1971-12-23 1973-09-21
JPS5028005U (ja) * 1973-07-07 1975-04-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869817A (ja) * 1971-12-23 1973-09-21
JPS5028005U (ja) * 1973-07-07 1975-04-01

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JPS52161908U (ja) 1977-12-08

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