JPS60139092A - 垂直走査方向の付加的情報伝送用情報送受信機を備えたテレビジヨン方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、輝度もしくは色度の情報をそれぞれ伝送チャ
ネルを介して情報送信機から少なくとも１台の情報受信
機に伝送するとともに、輝度もしくは色度の情報の周波
数とそれぞれ互い違いになる周波数の副搬送波を変調し
て垂直走査方向の付加的情報を伝送するテレビジョン方
式、さらには、かかる付加的情報を伝送するに好適な情
報送受信機に関するものである。

（従来技術） ド棟１．−Ｐ−細相の予しＶξ冑−７宝資叶−「譬舘冒
子学会会報・家庭用電子機器軸（ＩＥＥｉＴｒａｎｓａ
ｃ−ｔｌＯｎ　Ｏｎ　ｃｏｎｓｕｍｅｒ　Ｅｌｅｃｔｒ
ｏｎｉｃｓ　）　Ｊ　ｓ　ＣＥ　−２８巻、４号、１９
８２年１１月、第５９２頁乃至第６０２頁に掲載の「両
立式高精細度テレビジョン方式用時分割多重時間軸圧縮
色度信号」と題する論文１特に、第６００頁右欄第１段
および第２段の記述によって知られており、ＮＴＳＯ方
式やＰＡＬ方式のカラーテレビジョンにおけると同様の
（色）副搬送波を変調した色度情報の替わりに、垂直走
査方向および線走査方向の付加的細部情報により、輝度
情報と互い違いにして伝送する副搬送波を変調し、同時
に、色度情報を時間軸圧縮して時分割多重方式で伝送し
ている。その付加的細部情報を伝送する信号を画像表示
スクリーン上に表示する際には、静止画像領域における
画像精細度が改善されるが、局部的に画像情報が変化す
る領域では画像表示に付加的細部情報が使用されないよ
うになっていると記述されている。すなわち、動き画像
領域では動き検出器によって付加的細部情報の伝送が中
断される。

上述の論文には付加的細部情報の伝送を行なうテレビジ
ョン方式に用いるに好適な情報送信機について構成例の
回路図は示されていないが、特に、垂直走査方向および
線走査方向双方の付加的細部情報を輝度情報と互い違い
にして伝送するカラーテレビジョン方式が記述されてい
る。

（発明の目的） 本発明の目的は、簡単な構成の情報送受信機により主に
垂直走査方向の付加的細部情報を表示して画像の精細度
を改善するようにした白黒テレビジョンおよびカラーテ
レビジョンの双方に適したテレビジョン方式を実現する
ことにある。

なお、画像表示に際し、静止画像情報の精細度はフィー
ルド走査すなわち垂Ｗ走会の方向で改善される。

（発明の構成） 本発明テレビジョン方式は、情報送信機に映像信号源を
設け、その映像信号源の線走査周期に等しい遅延時間を
有する遅延素子を介するとともに直接に、前記映像信号
源の出力端を減算回路の各入力端にそれぞれ結合させ、
その減算回路の出力端を副搬送波供給用入力端を備えた
変調器の他の入力端に結合させ、その変調器の出力端を
加算回路の入力端に結合させ１その加算回路の他の入力
端を前記映像信号源もしくは前記遅延素子の各出力端に
それぞれ結合させるとともに、その加算回路の出力端を
前記情報送信機の出力端に結合させ、情報受信機にその
情報受信機の入力端に接続したｐ波回路を設けて、被変
調副搬送波と輝度もしくは色度の情報とをそれぞれ分離
し、その被変調副搬送波が現われる前記ｐ波回路の出力
端を復ｖＭ器の入力端に結合させ、その復調器に前記副
搬送波を供給する他の入力端と重畳回路の入力端に結合
した出力端とを備え、その型費回路の他の入力端を輝度
もしくは色度の情報がそれぞれ現われる前記沖波回路の
出力端に結合させ、前記Ｐ波回路のその出力端もしくは
前記重畳回路の出力端を、それぞれ前記映像信号源の線
走歪周期に等しい遅延時間を有する遅延素子を介すると
ともに直接に、出力端および２個の入力端を備えた切換
えスイッチ回路の各入力端に結合させ、それらの入力端
を前記線走査周期毎に交互に画像表示装置もしくは画像
再生表示装置の入力端に結合させたことを特徴とするも
のである。■１直走査方向で得られる精細度の改善を示
す本発明によるテレビジョン方式は、有限の伝送容量を
有する伝送チャネルと比較的広い帯域幅の映像信号源と
の組合わせが主な要点である。したがって、他の手段を
講じなければ、映像信号源が供給する情報を完全にその
まま伝送し得ないことになる。例を挙げて説明するとＳ
ＥＣｔＡＭ方式カラーテレビジョンによる信号伝送にお
いては、テレビジョン線周期に輝度情報は完全に伝送さ
れるが、その線周期中の色度情報は半分しか伝送されな
い。連続した２線周期毎に、一方の線周期の一方の色差
信号例えばＲ−Ｙと他方の線周期の他方の色差信９号例
えばＢ−Ｙとが半分の色度情報として伝送される。上述
の論文には、これと同じ信号構成の半分の色度情報を時
間軸圧縮した状態で線順次伝送方式に準じて伝送するこ
Ｌ−礒（ロア；ポ六り丁し１スへ 他の例は、例えば走［梅６ｇ５本もしくは５２本方式用
に帯域を制限した伝送チャネルと、例えハ、同じテレビ
ジョンフレームもしくはフィールド周期にほぼ２倍の定
食＃Ａ数を有する比較的広い帯域幅の高精細度映像信号
源との組合わせである。

この伝送方法では、この映像信号源の線周期が標準線周
期の２倍に拡大されてフレーム周期毎にもとの情報の半
分ずつがフレーム順次で伝送されることが知られている
。この場合にも本発明によるテレビジョン方式を有利に
適用してフィールド走査すなわち垂直走査の方向の精細
度が改善される。

情報送信機に第２の加算回路を設け１その加算回路の各
入力端を映像信号源および遅延素子の各出力端にそれぞ
れ結合させるとともに、その第２の加算１ｇ回路を介し
て映像信号源の出力端を第１の加算回路の入力端に結合
させたことを特徴とする本発明方式の実施例によれば、
表示画像の精細度の一層の改善が達成される。すなわち
、２組の情報の差の値に加えて和の値も伝送することに
なるので、情報受信機においては、もとの情報の値が一
層正確に決定されることになる。

ここで注目すべきこととして、カラーテレビジョン方式
における垂直走査方向の情報は、２個の相補的な櫛型フ
ィルタによって色度情報と組合わせて色搬送波を変調し
得ることが英国特許公報第２．１０７，１５１号明細書
から知られている。この特許明細書には、フィールド周
期毎の走査線群が同時別個の２組の走査線群に分割され
、その結果、同時２組の情報が減算、加算および半減の
信号処理を受けることが記載されている。同時２組の情
報を得るためには、三原色、すなわち、緑、赤および青
の光に基づいてインターレース動作をするテレビジョン
カメラを用いた映像信号源の２通りの構成例が示されて
いる。その第１の構成例においては、原色毎の２個の撮
像素子を用いて、それぞれの線走萱を線間隔の％以上ず
らしである。また、第２の構成例においては、１個の撮
像素子を用いて各原色毎にウォブル発生器を作動させて
いるので、直線上を走査する替わりに、走査線間隔の％
以上揺らめかせたウォブル線上を走査している。

、い゛ずれの構成例においても、２走査線毎の別個の走
査線群における２走査線間、もしくは、ウォブル走査線
上の最高点と次の最低点とあるいはその逆の間の減算に
よって得られる差の情報により、垂直走査方向の付加的
情報が供給されている。例えば緑色チャネルのみから取
出した付加的差情報とその差情報と組合わせて例えばＮ
ＴＳＯ方式における工情報とする色度情報とを相捕的櫛
型フィルタを介して加算回路に供給し、引続いて従来周
知の方法で直角位相変調を行なう。ここで、２個の櫛形
フィルタは、いずれも、映像信号源の線周期に等しい遅
延時間を有する遅延素子を用いて構成し、一方を加算回
路に接続するとともに他方を減算（ロ）路に接続し、そ
れら加算回路および減算回路の他の入力端をそれぞれ関
連する逼延素子の入力端に直接に接続しである。

情報受信機においては、上述のようＯこして組合わせた
差情報と色情報とを上述と同様に処理して互いに分離し
、適切に適応した画像表示装置に供給する。

上述の英国特許明細書に記載の提案と本発明の提案とを
比較すれば１本発明の提案の方が、余分の撮像素子やウ
ォブル発生器を用いない簡単な構成の映像信号源を備え
ていること、並びに、本発明の提案による付加的情報は
、英国特許公報の提案によるように、それぞれ２走査線
からなる別個の走査線群から得たものではなく、相隣る
２走査線から、段階なく連続して得られたものであるこ
とが判る。本発明による提案の画質に関するかかる利点
は、線周期に等しい遅延時間を有する連延素素を用いて
映像信号源に接続したことによって得られたものである
。さらに、本発明の提案においては、副搬送波を、純粋
かつ単純に、付加的情報の伝送のみに用いており、した
がって、理想的な相補的櫛型フィルタを用いない場合に
生じ易い色度情報とのクロストークが生じない。本発明
の提案による情報受信機は、付加的情報を再生するとと
もに、各受信機毎に、ウォル発生器を用いずに、同期動
作を必要とする線情報の順次再生を達成するための構成
が簡単になるという利点が得られる。

表示画像の積卸１度を一層改善し得る本発明テレビジョ
ン方式の実施例は、情報送信機における映像信号源の出
力端と第１の加算回路の入力端との間に低域通過フィル
タを介在させてその第１の加算回路に結合させ、第８の
加算回路を設けてその加算回路の入力端を前記低域通過
フィルタに対し相補的に設けた高域通過フィルタを介し
て前記映像信号源の出力端に結合させるとともに、その
第８の加算回路の他の入力端を変調器の出力端に結合さ
せ、その第８の加算回路を介して前記変調器の出力端を
第１の加算回路の入力端に結合させることにより、第８
の加算回路の出力端と第１の加算回路の入力端との間に
オンオフスイッチ回路を介在させてそのオンオフスイッ
チ回路を動き検出器の出力端に結合した入力端から供給
するスイッチ信号により駆動するようにしたことを特徴
としている。その結果、情報の変化に際しては、画質に
とって有利な低域情報のみが伝送されることになる。

特別な所望の周波数スペクトルを有する差情報を伝送す
ることを目的とした本発明によるテレビジョン方式の実
施例は、情報送信機における減算回路の出力端と変調器
の入力端との間に低域通過フィルタを介在させてその変
調器に結合させるとともに１その変調器の出力端と第１
の加算回路の入力端との間に帯域通過フィルタを介在さ
せてその加算回路に結合させたことな特徴としている。

連続した８フレ一ム周期に２段階のみの情報の変化が生
ずるようにした場合に画像精細度の一層の改善が得られ
る本発明テレビジョン方式の実施例は、情報送信機にお
ける映像信号源の出力端と第１の加算回路の入力端との
間にテレビジョンフレーム周期に等しい遅延時間を有す
る遅延素子を介在させてその加算回路に結合させたこと
を特徴としている。

画像の動き検出が最適の状態で行なわれるようにした本
発明テレビジョン方式の実施例は、情報送信機にオンオ
フスイッチ回路を設けて、そのオンオフスイッチ回路の
スイッチ信号入力端に結合した動き検出器により画像の
動きを検出したか否かに応じ、被変調副搬送波を伝送す
るようにした場合に、第１の遅延素子に引続いて映像信
号源のテレビジョンフレーム周期と線走査周期との差に
等しい遅延時間を有する遅延素子とその線走査周期に等
しい遅延時間を有する遅延素子との直列接続ｒｉ：設け
るようにして前記動き検出器を構成し、第２の減算回路
を設けてその減算回路の２入力端を前記遅延素子の直列
接続の入力端および出力端にそれぞれ結合させるととも
に、第８の減算回路を設けてその減算回路の２入力端を
映像送信源の出力端および第１の遅延回路の出力端にそ
れぞれ結合させ、それら第２および第８の減算回路の各
出力端を、それぞれ、余波整流器および閾値回路を順次
に介して前記オンオフスイッチ回路のスイッチ信号入力
端に結合させたことを特徴としている。

輝度情報および色度情報の周波数スペクトルにそれぞれ
応じて画像の動き検出を一層最適化し得るようにした本
発明テレビジョン方式の実施例は、・情報送信機におけ
る閾値回路の前に低域通過フィルタを介挿したことを特
徴としている。

本発明テレビジョン方式の簡単な実施例は、情報受信機
におけるｆ波回路を帯域通過フィルタ特性およびノツチ
フィルタ特性に構成するとともに、そのｆ波回路の入力
端を情報受機柚の入力端に結合すせ、前記ノツチフィル
タ特性を当該Ｆ波回路の輝度もしくは色度の情報が現わ
れる出力端と入力端との間で呈するとともに、前記帯域
通過フィルタ特性を当該ｐ波回路の被変調副搬送波が現
われる出力端と入力端との間で呈するようにしたことを
特徴としている。

本発明テレビジョン方式をノイズに対して比較的不感に
した他の実施例は、情報受信機におけるＥ波回路をテレ
ビジョンフレーム周期に等しい遅延時間を有する遅延素
子を用いて構成するとともに、その遅延素子の入力端を
高域通過フィルタを介して前記情報受信機の入力端に結
合させ、加算回路および減算回路を設けてそれら回路お
よび減算回路の各入力端を当該遅延素子の入力端並びに
出力端にそれぞれ結合させ、当該加算回路の出力端を他
の加算回路の入力端に結合させ、当該他の加算回路の他
の入力端を低域通過フィルタを介して前記情報受信機の
入力端に結合させるとともに、当該他の加算回路の出力
端を当該ｐ波回路の輝度もしくは色度の情報を送出する
出力端に結合させ、当該減算的１路の出力端を当該ｐ波
回路の被変調副搬送波を送出する出力端に結合させたこ
とを特徴としている。

２種類のもとの情報の差および相の値を伝送するように
した本発明テレビジョン方式の実施例は〜情報受信機に
おける重畳回路を減算回路として構成した場合に、加算
回路を設けてその加算回路の入力端を復調器の出力端に
結合させるとともに、その加算回路の他の入力端を前記
情報受信機の入力端に結合させ、当該入力端を前記能の
加算回路を介して前記切換えスイッチ回路に結合させた
ことを特徴としている。

（実施例） 以下に図面を参照して実施例につき本発明な詳細に説明
する。

第１図に示す本発明テレビジョン方式の実施例において
、１は出力端２を備えた情報送信機であり、その出力端
２は伝送チャネル８を介して図示してない多数の情報受
信機の中の１台５の入力端慟に結合している。伝送チャ
ネル８は接続線で示しであるが、地上局からの有線、ケ
ーブルを介した直接のテレビジョン伝送系、あるいは、
衛星用リンクによる宇宙局からのテレビジョン伝送系等
あらゆるテレビジョン伝送系を含むものとする。

なお、第１図示のテレビジョン系統は、白黒テレビジョ
ン、もしくは、輝度情報および色度情報を、周波数間挿
を行なうことなく、別個に伝送する４チヤネル・カラー
テレビジョンに適用することができる。

情報送信機１において、６は、映像信号ｔ１１力端７を
備えた映像信号源であり、その映像信号源６においては
、記号ａｌ、ａ２．ａ８．ａ４．ａ５゜ａ６等により一
連の映像情報を表わしており１各映像情報ａは、映像信
号源ｌから得られる１走査線周期の映像情報とする。テ
レビジョンカメラ等の映像信号源１の構成例においては
、撮像出力情報を線走査周期および垂直走査周期毎に画
像信号に変換し、それぞれの同期信号および帰線消去信
号を付して映像信号を形成する。ざらに、インターレー
スを施した場合には、Ｐｉ数フィールドの画像信号から
完全な１フレームの画像信号を形成する。この場合には
、複数フィールド周期（ＴＶ）からなる１フレ一ム周期
（ＴＰ）が形成される〇また、テレビジョンカメラの替
わりに、テープレコーダもしくはディスクレコーダその
他の再生装置あるいはテレシネ装置等の形態にして映像
信号源６を構成することもできる。

映像信、号源６は、その構成の如何には拘わりなく、一
般に、テレビジョン方式として、フィールド走査すなわ
ち垂直走査の方向における表示画像の精細度を改善する
ことが切望されている、と首える。そのためには、映像
信号源６は、帯域制限をうけた伝送チャネルによって伝
送し得る帯、域幅よりも広い帯域幅の映像情報を送出し
なければな・らない。−例として、色度情報を＃ｉ！順
次に伝送するＳＥＯＡＭ方式カラーテレビジョンに用い
るに好適な映像信号源６の構成例がある。また、他の例
としては１伝送チヤネル８が必要な幅の半分の帯域幅し
か有しない場合の高精細度テレビジョンに好適な映像信
号源６の構成例がある。その場合には、結局、伝送すべ
き情報の半分しか伝送し得ず、しかも、その半分ずつの
情報がフィールド順次に伝送されることになる。その様
子を第１図に模式的に示すと、伝送チャネル８には、も
との一連の映像情報ａｌ、ａ２．ａ８．ａ４．ａ５．ａ
６中から抽出した映像情報ａｌ　、ａ８　、ａ５　のみ
が送出される。なお、各映像情報ａＸは走査１％１６２
５本もしくは５２５本方式に配列したｌ走査線周期（’
［’Ｈ）の映像信号を表わすものとする。単一のインタ
ーレースを施し、フィールド周波数を５０Ｈｚもしくは
６　ｏ　Ｈｚとすると、標準の走査線周期（ＴＨ）は６
４μｓもしくはその前後となる。前述したところによれ
ば、映像信号源６の走査線周期は実際には、同一フレー
ム周期ＴＰ＝２ＴＶ−に対して＋ＴＨに等しくなる。

しかして、もとの線周期情報ａから伝送用線周期情報ａ
Ｘを形成するには、情報送信機を第１図示のように構成
する。映像信号源６の出力端７を、出力端ｌＯを備えた
遅延素子９の入力端８に結合させもしくは接続する。そ
の遅延素子９は映像信号源６の線周期＋ＴＨに等しい遅
延時間を有しており、ある瞬間に出力端１０に線周期情
報ａ１が現われたときには、映像信号源６の出力端７に
は同時に線周期情報ａ２が現われている。さらに、各出
力端７および１０には、時間ｔの関数とした第２図（ａ
）および（ｂ）のタイムチャートに示すような各一連の
線周期情報Ｑ０およびＱ、が現われるものとする。各一
連のＭ周期情報Ｑ１乃至Ｑ。

についてさらに説明すると、第２図翰、わ）には、映像
信号源６のフレーム周期ＴＰ中に走査ａｌｌが２　ｍＨ
に達する線１１次ラうクを構成する場合を例示してあり
、ここでは、フレーム周期ＴＰ＝２ＴＶの走査線数ｍＨ
の標準単一インターレーステレビジョン方式を構成する
ものとする。

以下では、各回路要素間の「結合」を「接続」と記述す
るが、直接に接続する必要はなく、図示すると否とに拘
わりなく、信号処理を介在させることもできるものとす
る。しかして、遅延素子９の出力端１０は減算回路１２
の正極（＋）入力端１１に接続し、その減算回路１２の
負極（−）入力端を映像信号源６の出力端７に接続する
。一連の線周期情報Ｑ８中のある時点における差の線周
期情報（ａｘ−ａＢ　）を示した減算回路１２の出力端
１４は、出力端１７を備えた低域通過フィルタ（ＬＰＦ
）１６の入力端１５に接Ｕ「する。その、出力端１７を
変調器１９の入力端１８に接続し、その変調器１９の他
の入力端２０には副搬送波を供給する。この変調器１９
は、その構成を特定せず、カラーテレビジョン標準方式
に用いる面角位相変調を行なうものであればよいとする
。この変調器１９には出力端２１と、この変調器１９を
動作させるスイッチ信号をオンオフして供給する入力端
２２とを設けである。この変調器１９をその入力端２２
を介して駆動するとともに、端子２８を介し、関数ＣＯ
Ｓωｔに従って変化する副搬送波を正しい位相で入力端
２０に供給すると、その副搬送波を差の線周期情報（ａ
ｌ−ａＢ）が変調することになる。その被変調副搬送波
が現われる出力端２１を、出力端２６を備えた帯域通過
フィルタ（ＢＰＦ　）２５の入力端２４に接続する。そ
の出力端２６には動線周期情報被変調副搬送波（ａｌ−
ａ”　）ＭＯＤを示しである。その出力端２６を０、出
力端２９およびオンオフ・スイッチ信号入力端８０を備
えたオンオフ・スイッチ回路２８の入力端２７に接続す
る。その出力端２９を、他の入力端８８および出力端８
４を備えた加算回路８２の入力端８１に接続する。その
加算回路８２の他の入力端８８には、２個の選択接点８
７および８８を備えた選択スイッチ８６の主接点３５を
接続し、それらの選択接点８７および８８は、遅延素子
９の出力端１０および映像信号源６の出力端７にそれぞ
れ接続する。選択接点８７および８８にそれぞれ接続す
ると、加算回路８ｇの入力端８８には線周期情報ａｌも
しくはａＢが供給され、また、オンオフスイッチ回路２
８がオン状態になると、加算回路８２の入力端８１には
動線周期情報被変調副搬送波（ａ　ｌ　−ａ　２　）Ｍ
ＯＤが供給される。したがって、選択スイッチ８６の図
示の状態では和の情報ａ　ｌ　＋　（ａ　１−　ａ　２
　）ＭＯＤが現われる出力端８４は走査線数（標準方式
）変換回路４ｏの入力端８９に接続され、その変換回路
４ｏの出方端４１は情報送信機１の出方端２に接続され
る。この変換回路４ｏは一連の線周期情報。４′？を送
出し、その線周期情報Ｑ４の瞬時値は映像情報ａｌｘ＝
ａｌ　（ａｌ　−ａＢ　）Ｍ（＞Ｄとなり、オンオフス
イッチ回路２８がオンになると、この映像情報が現われ
る。

この場合には、表示画像における画像情報には、動き検
出器４２により決められたとおりに、局部的に変化がな
くなる。その動き検出器４２の入力端４８は遅延素子９
の出力端１０に接続し、出力端４４はオンオフスイッチ
回路２８のスイッチ信号入力端８０に接続しである。ま
た、動き検出器４２の他の入力端４５は映像信号涼むの
出方端４６に接続しであるが、その出方端４６に現われ
る映像情報は、他方の出力端７に現われる映像情報より
１フイールドもしくはｌフレーム周期と１線走査周期と
の差だけ先行している。この動き検出器４２は、画像の
動きから生じた画像情報中の局部的な変化を検出するが
、画像濃度の局部的な変化にも応動する。なお、オンオ
フスイッチ回路２８を適用する替わりに、２個のスイッ
チ接点４８および４９からなるオンオフ選択スイッチ４
７を介して動き検出器４２の出力端４４を変調器１９の
オンオフスイッチ信号人力端２２に接続することもでき
る。

しかして、走査線数（標準方式）変換回路４゜は、その
適切な構成の例を、フィリップス社研究報告、１９７８
年第２８号、第８７７頁乃至第８９０頁に記載の［走査
線６２５本方式のテレビジョン信号から走査線数８１８
本方式のビデオポン信号への標準方式変換」と題する論
文から見出すことができる。ここでは、走査線数を１２
４９本および１０４９本、並びに、６２５本および５２
５本にそれぞれ適応させることになり、また、高精細度
テレビジョンに対しては、異なる走査線数とすることに
なる。

一方、情報受信機５においては、伝送チャネル８に結合
した入力端４を、出力端５２を備えた走査線数（標準方
式）再変換回路５１の入力端５０に接続する。情報受信
機５の入力端４には伝送チャネル８からの一連の映像情
報Ｑ４を受入れる。

この椋重重式再変換回路５１は、その適切な構成の例を
、フィリップス社研究報告、１９７４年、第２９号、第
４１３頁乃至第４２８頁に記載の１走査線数８１８本方
式の−ビデオ ホーン信号から走査ＷＡＷｔ６ｚｂ本方式のテレビジョ
ン信号への標準方式再変換」と題する論文から見出すこ
とができる。ここでは、走査線数を６２５１本および５
２５本、並びに、１２４（１本および１０４９本にそれ
ぞれ適応させることになり、また、高精細度テレビシロ
ンに対しては、異なる走査線数とすることになる。

情報受信機５における走ｉｓ数再変換回路５１の出力端
５２は、２出力端５６および５６を備えたｒ波回路５４
の入力端５８に接続する。このｐ波回路５４には、その
入力端５８と各出力端５５および５６との間でそれぞれ
呈する２種類のフィルタ特性を図示しである。すなわち
、入力端５８と出力端５５との間で図示のようなノツチ
フィルタ特性を呈し、入力端５８と出力端５６との間で
図に例示した相補的な帯域通過フィルタ特性を呈する。

その結果、出力端５５からは一連の映像情報Ｑ５中の瞬
時情報ａ１を送出し、また、出力端５６からは被変調副
搬送波としての瞬時情報（ａｌ”　ａ”　）ＭＯＤを送
出する。ｐ波回路５４の上述した描成例はＳ構成が簡単
で判り易い利点を有しており、最も簡単な構成は、入力
端５８と出力端５５との間で単に副搬送波を抑圧するだ
けのものである。ｐ波回路５４の出力端５６は、出力端
５９および副搬送波供給用入力端６０を備えた復調器５
８の入力端５７に接続する。なお、副搬送波供給用とし
ての入力端６０は、関数ＣＯＳωｔに従って変化する副
搬送波な正しい位相で供給するための端子６１に接続し
である。１Ｍ調器５８の出力端５９は、出力端６４を備
えた低域通過フィルタ（ＬＰＦ）ｏｓの入力端６２に接
続し、その出力端６４には一連の映像情報Ｑ６中の―を
時情報（ａｌ−ａ２）が現われ、その瞬時情報（ａｌ−
ａｇ）を減算回路として図示した重畳回路６６の負極（
−）入力端６５に供給し、その重畳回路６６の正極（＋
）入力端６７をＥ波回路５４の入力端５５に接続する。

同時に重畳回路６６の出力端６８には一連の映像情報Ｑ
７中の瞬時情報ａ２が現われる。この重畳回路６６を減
算回路、加算回路のいずれとして図示するかは復調中の
極性および情報送信機ｌにおける選択スイッチ８６の接
続位置によって決まる。重畳回路６６の瞬時情報ａ２を
送出する出力端６８は、情報送信機１における映像信号
源６の線走査周期に等しい遅延時間を有する遅延素子７
０の入力端６９に接続する。

遅延素子７０の出力端７１は、切換えスイッチ１１７１
路７８の入力端％７２に接続して、一連の映像情報Ｑ８
を供給する。切換えスイッチ回路７８の他／ＴｈＸ＋企
２りｈＬ＋迫辿回経匁にルａ）Ｈルーｔ１宿川に帆Ｇ−
おと参かし、また、スイッチ信号入力端７５は端子７６
に接続して、図示のような時間関数として変化する切換
えスイッチ信号ＳＨを供給する。切換えスイッチ回路７
８の出力端７７は、画像表示装置もしくはテープもしく
はディスクの再生装置のような画像再生表示装置７９の
入力端７８に接続する。

図示のスイッチ信号ＳＨに応じて、前述した線走査周期
＋ＴＨの期間毎に、切換えスイッチ回路、７８の入力端
？２と７４とが交互に出力端７７に結合する。入力端７
４の方が接続された図示の接続位置においては瞬時情報
ａｌが通過し、っぎの線走査周期には瞬時情報ａ２が通
過して、第２図（ａ）に示す一連の映像情報Ｑ９が形成
される。

第１図に示したテレビジョン系統の動作を説明する例と
して、各一連の映像情報Ｑｌ乃至Ｑ９のタイムチャート
を第２図（ａ）および（ｂ）に示す。これらの映像情報
の流れの出発点は映像信号源６であり、この映像信号源
６は、走査線ｉ２ｍＨの非インターレースの走査線ラス
タをもって動作するとともに、走査線数ｍＨを有する柿
Ｍイン々−レース方式に好適な伝送チャネル８とともに
動作する。なお、第２図（ａ）は第１フィールド周期Ｔ
ＶＩの映像情報を示し、第２図（ｂ）は第２フィールド
周期ＴＶ２の映像情報を示しており、それらの映像情報
は、互いに組合わされて、一連の映像情報Ｑ４を供給し
た場合に標準の画像表示装置のスクリーン上に表示され
るインターレース画像を構成する。

第２図（ａ）および（ｂ）においては、映像信号源６の
線走査周期＋ＴＨを原映像情報Ｑｌの流れに沿って示し
である。１走査線周期遅延の後に、一連の差の映像情報
Ｑ８か各一連の映像情報Ｑ２とＱｌとの差として形成さ
れる。第１図示の走査線係数変換回路４０の出力側に表
われる一連の映像情報Ｑ４は、フィールド周期ＴＶＩ中
の標準線走査周期ＴＨ毎の映像情報ａｌ＋（ａｌ−ａ２
　）ＭＯＤＩａｉｌ＋（ａ８−”’ＭＯＤｅ　−−−ヲ
含んでいる。また、第２図（ｂ）におけるフィールド周
期ＴＶＱ中には、一連の映像情報Ｑ４における映像情報
ａｇ＋（ａ２−ａ８）　、ａ４＋（ａ４−ａ５）Ｍ□Ｄ
、−−−が送ＯＤ 信される。第１図示の情報受信機５を用いると、各一連
の映像情報Ｑ５とＱ６、Ｑ７とＱ８から高精細度の蓄積
もしくは表示に適した一連の映像情報Ｑ９が構成される
。ここで、一連の映像情報Ｑ５はその帯域幅一杯に現わ
れるので、その中の各線周期情報ａｌ、ａｉ３．ａ５−
−−はいずれも全帯域幅をもっており、つぎのフィール
ド周期ＴＶ２における各線周期情報ａｇ、ａ４．ａ６−
−−についても同様である。これととも←１一連の映像
情報については、帯域制限が例えば低域通過フィルタ１
６の使用によって加えられている。その結果、フィール
ド周期ＴＶＩにおける＆１周期情報ａ２゜ａ４．ａ’６
−−−およびフィールド周期ＴＶ２における線周期情報
ａ８．ａ５．−−一は、それ自体は帯域制限を受けてい
るが、上隣定食線から高域周波数成分の補給を受けて再
生されており、かかる再生の結果、フィール、ド走森す
なわち垂直走五の方向における画像精細度の改善が得ら
れる。

一連の映像情報Ｑ４について上述した情報の構成からす
れば、第１１１示の構成によるテレビジョン方式は術星
放送と標準方式放送とに対して両立性を有することが判
る。標準カラーテレビジョン方式における一連の映像情
報Ｑ４からすれば、第１フレーム周期ＴＶＩにおける情
報列ａｉ、ａａ。

−ｍ−と第２フレーム周期’［’Ｖ２における情報列ａ
２．ａ４．−−−とは標準カラープレビジョン表示装置
における輝度情報として処理され、一方、被変調副搬送
波は色度色副搬送波として処理されるのであるから１色
のない白黒画像においては、画像成分の上下端縁が、第
１フレーム周期ＴＶＩにおける差の線周期情報列ａｌ−
ａｇ、ａ８．−ａ４．−および第２フレーム周期Ｔ　Ｖ
　２．における差の線周期情報列ａ２−ａ８．ａ４−ａ
５．−−−によって決まる色に着色して表示されること
になる。

つぎに、第８図には本発明テレビジョン方式における情
報送信機ｌ／のさらに詳細な構成を示し、また、第４図
には情報受信機の構成例を示す。なお、第１図に示した
構成要素については、第８図および第４図にも同じ記号
を用いて示すが、何ら第８図においては、映像信号源６
について１（２ｍ−１）Ｈに等しい走査線数、線走査周
期＋ＴＨ（−酊「了ＴＨ）および７レ一ム周期’ｒｐ＝
２’ｒｖで動作することを示しである。しかして、走査
線数が奇数（２ｍ−１）Ｈであることから、映像信号源
６にはインターレースが用いられていることが判る。差
の線周期情報＋（ａｌ−ａ２ｉ）が遅延素子９により減
算生部回路１２’を介して形成されるのに対し、和の線
周期情報＋（ａｌ＋ａｓ＋３は他の加算半部回路１００
によって形成される。そのために１加算牛部回路１００
の入力端ｉｏｚおよび１０２は、それぞれ、映像信号源
６の出力端７および遅延素子９の出力端１０に接続しで
ある。映像信号源６の出力端７に付した記号Ｓ１は、タ
イムチャートを第５１Ｓ６（ｂ）に示した一連の映像情
報を表わし、その第５図り】には他の各一連の映像情報
Ｓ２乃至Ｓ７も示しである。加算半部回路１０Ｇの出力
端１０８は、周波数制限をした線周期情報＋（ａｌ＋ａ
２）■が現われる出力端１０６を備えた低域通過フィル
タ（ＬＴ）Ｆ１１１０Ｆ＋のλカ６Ｎ１０ルＬ−膣鮪ナ
スさらに、加算半部回路１１１０の出力端１０３は、高
域線周期情報＋（ａｌ＋ａ２）ＨＦが現われる出力端１
０９を備えた相補的な高域通過フィルタ（ＨＰＦＩ）１
０ｇの入力端１０７にも接続する。低域通過フィルタ１
０５１７）出力端１０６は、フレーム周期’ｌ’Ｐ＝２
ＴＶに等しい遅延時間を有し、線周期情報＋（ａ　１　
＋　ａ　２　）’Ｉ、Ｆが現われる出力端１１’ｌを備
えた遅延素子１１１の入力端１１０に接続する。その遅
延素子１１１の出力端１１２は加算回路８２の入力端８
８に接続する。なお、第５図（ｂ）に示す各情報片に付
Ｉ・・した記号の′はｌフレーム周期の時間−＋！延を
示している。

フィルタ特性ＬＰＦＩを備えた低域通過フィルタ１６は
、出力端１７に周波数制限をした線周期情報＋（ａｌ−
ａ２）Ｉ、ｙを送出する。フィルタ特性ＢＰＦ　１を備
えた帯域通過フィルタ２５は、出力端２６に、加算回路
１１４の入力端１１３に線周期情報＋（”ａ２）ＬＦＭ
ＯＤと示した被変調幅搬送波を送出する。その加算回路
１１４は、高域通過フィルタ１０８の出力端１０９に接
続した他の入力端１１５およびオンオフスイッチ回路２
Ｂの入力端２７に接続した出力端１１６を有している。

走査線数（標準方式）変換回路４０については、等しい
フレーム周期ＴＰ＝２ＴＶに、走査線数（２ｍ−１）Ｈ
および関連した線周期＋ＴＨを走査ｆｌｉ数ｍＨおよび
線周期ＴＨに変換することを表示しである。

第８図には、入力端４８およびオンオフスイッチ回路２
８の入力端８０に接続した出力端４４を備えた動き検出
器４２′の詳細４１＃成の例を示しである。その入力端
４８は遅延素子１１８の入力端１１７に接続してあり、
その遅延素子１１８は、映像信号源６におけるフレーム
周期ＴＰと線周期＋ＴＨとの差に等しい遅延時間を有し
ている。遅延素子１１８の出力端１１９は上述した線周
期＋ＴＨに等しい遅延時間を有する遅延素子１２１の入
力端１２０に接続する。その遅延素子１２１の出力端１
２２Ｔｔ減算回路１２４の負極（−］入力端１２δに接
続し、その減算回路１２４の正極（÷〕入力端１２５を
動き検ｔＨ１ａ４１の入力ｌ１ｇ４Ｂに接続する。遅延
素子１１８の出力端１１９および・遅延素子１２１の出
力端１２２は、それぞれ、関連した線周期情報ａｌ’お
よびａｌを送出する。減算回路１２４の出力端１２Ｂは
、入力端１２８および１２５にそれぞれ供給した各線周
期情報ａｌ’およびａｌの差の線周期情報を送出する。

減算回路１２７において、映像信号源６の出力端７に接
続した正極（＋）入力端１２Ｂおよび遅延素子１１Ｂの
出力端１１９に接続した負極（−）入力端１２９にそれ
ぞれさらに情報を供給すると、出力端１８０には次の線
周期情報ａ２とａ２’七の差の線周期情報が送出される
。このようにして、遅延素子１１８と１２１との直列Ｗ
！（１１８゜１２１）により、線周期情報ａｌとａ　ｌ
’およびａ２とａ２′の間にそれぞれ何らかの変化があ
ったかどうか、すなわち、画像の動きがあったか否かの
二重の表示が得られる。その結果、最良の動き検出が行
なわれることになる。

しかして、減算回路１ｇ４の出力端１２６は、第８図に
１Δ１．１と記した線周期情報ａ１の法をの入力端に接
続する。同様に、減算回路１２７の出力端１８０は、線
周期情報１Δａａ　ｌを出力端１３６に送出する全波整
流回路１８５の入力端１３４に接続する。それらの出力
端１８８および１８６をそれぞれ加算回路１８９の入力
端１８７および１８８に接続し、その加算回路１８９の
出力端１４　’０を低域通過フィルタ（Ｌ　Ｐ　Ｐ　ａ
　）　１４ｇの入力端１４１に接続する。その低域通過
フィルタ１４２の出力端１４８は１出力端１４６を備え
たノイズ閾値回路１４５の入力端１４４に接続す１“る
。そのノイズ閾値回路１４５の出力端１４６は、オンオ
フスイッチ回路２８のオンオフスイッチ信号入力端８０
に接続した動き検出器４２／の出力端４４に接続する。

第８図に示した動き検出器４２′の構成例の替わりに、
減算回路１２４を組合１゛わせて、各出力端１２６およ
び１８０を単一の全波整流回路に接続するようにするこ
ともできる。

しかしながら、この場合には、各線周期情報ａｌおよび
ａ２において互いに反対の極性で生ずる変動き検出器４
２’は、低域通過フィルタ１４２を用いなくても満足に
動作することができ、１吸像信号源６の出力端７に現わ
れる一連の映像情報Ｓｌの周波数スペクトルに応じて、
低域通過フィルタ１４２を平滑用フィルタとして用いれ
ば、最良の動作をさせることができる。そのために、低
域通過フィルタ１４２は、例えば、０乃至２　ＭＨｚの
通過周波数帯域を備えている。

この通過周波数帯域については、例えば、っぎのように
なる。すなわち、伝送チャネル８が、＋？ｊ星放送につ
いて提案されているように、０乃至８ＭＨｚの周波数帯
域を有している場合には、一連の映像情報ＳｌはＯ乃至
１６　ＭＨｚの周波数帯域分有することができる。した
がって、低域通過周波数帯域ＬＰＦＩは０乃至８　Ｍｎ
２の帯域に選定して、相補的高域通過周波数帯域ＨＰＦ
　１と連結して８乃至１６　ＭＨｚの周波数帯域を通過
させることができる。低域通過帯域ＬＰＦＩについては
、０乃至４　Ｍｎ２もしくはそれ以下の範囲を選定する
ことができ、その場合に、関数ＣＯＳωｔに従い副搬送
波ニ約１２　Ｍｎ２を選定すると、ベースバンドの周波
数帯域が８乃至１０　Ｍｎ２の被変調副搬送波が生ずる
。また、帯域通過フィルタ２５を８乃至１６ＭＨ２の周
波数帯域Ｂ’Ｐ　Ｆ　１によって用いる場合には、生ず
るおそれのある高域周波数成分が抑圧される。このよう
に例示した周波数値を用いると１その結果として、伝送
チャネル上の一連の映像情報は０乃至８　ＭＨｚの帯域
幅をもっことになり、その映像ｆｌ報と互い違いになっ
て、副搬送波周波成約６　Ｍｎ２で０乃至８　ＭＨｚの
周波数帯域の被変調副搬送波が生ずる。第４図示の情報
受信機５′に関する記述から明らかなように、ＮＴＳＯ
標準方式で設定するような副搬送波周波数を選定するの
が有利である。この標準方式によれば、被変調（色）副
搬送波は、各フレーム周期毎に位相が反転する。

第１１４２１に戻って注意すべきこととして、周波数帯
域ＬＰＦとＬＰＦ　２あるいはＢＰＦとＢＰＦＩはそれ
ぞれ互いに同一である。通過帯域ＬＰＦの低域通過フィ
ルタ１６がなければ、副搬送波周波数は、映像信号？ｆ
ｌｊ６の最高信号周波数の約半分に選定することができ
、その場合には、自動的にもとの一連の映像情報ａ１に
関連した差の線周期情報（ａｌ−ａ２）の帯域幅を半分
にしなければならない。また、単側波帯変調を用いて副
搬送波周波数を最高の輝度周波数もしくは色度周波数に
設定すると、最大帯域幅の被変調副搬送波を伝送するこ
とができる。

第８図から判るように、画像の動きが検出されない場合
には、加算回路３２の出力端８４からは、”）　ｔ’　
（Ｄ　式＋（ａｌ＋ａ２　）’Ｉｙ　＋　＋（ａｌ＋ａ
２　）ＩＦ　＋　＋（ａｔ−ａ２　）　ＬＦＭＯＤによ
る複合線周期情報が送出される。

しかしながら、画像の動きが検出された場合には、線周
期情報＋（ａｌ＋ａ２　）’ＬＦのみが送出される。な
お、低域通過フィルタ１０５および高域通過フィルタ１
０８並びに遅延素子１１１を使用する利点については、
第５図（ａ）および（ｂ）′？ｉ−参照して後述する。

つぎに、第４図示の情報受信機５′の構成例につき、第
８図示の情報送信機１′の記述に従って以下に付記した
データは第８図示の走査線数変換回路４０に付記したデ
ータに準するものであり、この場合に、ｌｓ周期情報は
数周期毎に交互に現われ５ることになる。第４図に示す
ように、走査線数再変換回路５１の出力端５２からは、
画像の動きがない場合には、ｐ波回路５４’の入力端６
８に対し、上述の式に従った線周期情報を送出する。こ
のＰ波回路５４／には、その入力端５８に接続した入力
端２０１および出力端２０２を有する低域通過フィルタ
２００を備えである。また、高域通過フィルタ（ＨＰＦ
Ｉ）２０８の入力端２０４もｐ波回路５４′の入力端５
８に接続し、その高域通過フィルタ２０８の出力端２０
５を、フレーム周期ＴＰ＝２ＴＶに等しいｉ！ｌ延時開
時間する遅延素子２０７の入力端２０６に接続する。そ
の３！！延素子２０７の出力端２０８および高域通過フ
ィルタ２０４の出力端２０５を、出力端２１２を備えた
加算回路７１の各入力端２０９および１ｌｌＩＯにそれ
ぞれ接続する。一方１減算回路２１８の負極（−）入力
するとともに、正極（十）入力端１１１１５を高域通過
フィルタ２０Ｂの出力端２０５に接続する。その減算回
路２１Ｂの出力端２１６を半部回路（・＋）２１８の入
力端２１７に接続し、その半部回路２１８の出力端２１
９をＰ波回路５４／の出力端５６に接続する。なお、加
算回路２１１の出力端２１２は、半部回路２２１の入力
端２２０に接続し、その半部回路２２１の出力端２２２
を加算半部回路２００の出力ｇｉｉ７２０２に接続する
とともに、出力端２２６をＰ波回路５４′の出力端５５
に接続する。その出力端５５は、減算回路６６の入力端
６７のみならず、加算回路２２８の入力端２２７にも接
続し、その加算回路２２８の他の入力端２２９を低域通
過フィルタ・６８の出力端６４に接続する。また、この
加算回路２２８の出力端２８０は切換えスイッチ回路７
８の入力端７４に接続する。なお、第４図には装置１９
’を表示スクリーン２８１を備えた画像表示装置として
示しである。

情報受信機５′の動作を説明するために、ある瞬間にお
ける情報の流れの状態を第４図に付記してあり、低域通
過フィルタ２００の出力端２０２からは、加算半部回路
２２４の入力端２２５に対して線周期情報＋（ａｌ＋ａ
２）’ＬＦを送出する。

一方、高域通過フィルタ２０Ｂの出力端２０５からはＨ
の線周期情報＋（ａ　ｌ＋　ａ　２　）ＨＦ＋　＋（ａ
ｌ””　”　）ＬＦＭＯＤを送出する。画像遅延素子２
０７の出力端２０８には、遅延したその和のｆｉ！周期
情報が位相の変化なしに現われるとともに、ＮＴＳＯ標
準方式で設定されているとおりに行なった副搬送波選択
の被変劇情報が逆位相で現われる。遅延素子２０７の出
力端２０８には、結局、差の線ＩＦＪ　期ｆｔ！７　報
’ｔ　（ａｌ　＋ａ　ｆｌ　）　’ＨＦ　−＋（ｅＬｌ
′−ａＢ−）’［ＦＭｏＤが現われる。したがって、半
部回路２２１の出力端２２１ｇからは、和の線周期情報
−（ａｌ＋ａ２）’■Ｆ十τ（ａｌ　＋ａ２　）ＩＦが
送出され、その和の線周期ｉｆ７報は、加算半部回路２
２４を介して、その出力端２２６に現われる線周期情報
＋（ａＺ＋ａ幻となる。説明を簡単にするために、ここ
では、Ｉを付して示す１、フレーム周期遅延した線周朗
情報と非遅延の線周期情報との差については何ら区別を
していないが、画像に局部的な動きがある場合には、か
かる２棟類の線周期情報の間には勿論多少の変化が生ず
る。

また、半部回路２１８の出力端　 ２１９からは、和）ｌｓｌｉ！周期情報−（”−ａＢ　
）’ＬＦＭＯＤ　十（ａ　１−　ａ　２　）ＬＦＭＯＤ
　１ｆｉｆＰ波回路５４′ノ出力端５６に向けて送出さ
れる。その和の線周期情報に復調およびｐ波の信号処理
を施した後、低域通過フィルタ６８の出力端６４には線
周期情報＋（ａｌ−ｅＬ２）Ｌｙが現われるが１ここで
も、ｌフレーム周期遅延した線周期情報と非遅延線周期
情報との間には何らの区別もなされていない。なお、減
算回路６６を経由すると、その減算回路６６の出力端６
８には線周期情報ａ２が現われ、それと同時に一加算回
路２２８の出力端２８０からは線周期情報ａ１が送出さ
れる。したがって、画像表示装置７９′は、一連の映像
情報ａ　１　、　ａ　２　、　ａ、’、８　、　ａ　４
゜ａ　５　、　ａ　６、−−一を、フレーム周期ＴＰ＝
２ＴＶ住のノ１１ｈ　−＋ノー７耶士り一柵１丁次出本
餉囮翻４Ｔ）Ｉ毎に１画像情報の割合いで順次に受入れ
ることになる。なお、副搬送波周波数を前述したように
選定するとともに、遅延素子２０７、加算回路２１１お
よび減算回路２１ｇを使用すれば、各線周期情報の分離
を簡単に達成して和および差の線周期情報１得ることが
できる。

しかして、線周期情報のもとの値、例えばａＢと先行す
る差の値、例えば（ａＢ−ａａ）、もしくは、後続の差
の値（ａＳ−ａ＋）に関し、和の値（ａ２＋ａ８）およ
び差の値（ａＢ−ａＢ）の伝送により１もとの値を再生
する際に比較的高い精度が得られる。したがって、和の
値は、第８図および第４図を参照して前述したように、
半分もしくけその他の割合いで送信されることになる。

例えば、あるフィールドにおいて−および７の割合いて
相の情報が送信されると、次のインターレースしたフィ
ールドにおいては−および−の割合４　４ いて和の情報が送信されることになる。

しかして、第８図に示した相補的な低域通過フィルタ１
０５と高域通過フィルタ１０８とにより線周期情報を低
域情報（ＬＦ）と高域情報（ＨＦ　）とに分離し、した
う一つて、画像の動きすなわち情報の変化が検出された
ときには高域情報と被変調副搬送波は送信しないように
すると、動き画像表示の際にそれらの情報成分が存在し
ないので動き画像の画質にとって有利となる。なお、そ
の際、低域通過フィルタ１６の通過帯域幅は前述したと
おりに設定することができる。

第８図示の構成例において、フレーム１１１期ＴＰに等
しい遅延時間を有する遅延素子１１１並ひにＩ・・低域
通過フィルタ１０５および高域通過フィルタ１０８を用
いたことの利点を説明するために、第４図における画像
表示装置７９′の表示スクリーン２８１の状態の例を第
５図に示し、各一連の映像情報Ｓ１乃至Ｓ７を時間ｔの
関数としたタイムチャートにして第５図（ｂ）に示す。

第５図（ａ）において、表示スクリーン２８１上に示す
複数画体をＰＲ，ＰＲおよびＰＲとし、第５図（ｂ）に
は、６フレ一ム周期ＴＰＩ、ＴＰ２．ＴＰｉ。

ＴＰ４．ＴＰ５およびＴＰ６の期間中に、一連の１１％
像情報８１中の順次の画像Ｐｉ、ＰＬ、ＰａｔＰ８．Ｐ
８．ＰＲとして画像情報Ｐが現われることを示して、一
連の映像情報Ｓｌに関するタイムチャートを示す。なお
、第５図（ａ）中の点線は、表示画像中の一走査腺を示
す。またここでは、図示したフィールド時間軸のみなら
ず、図示しない線周期時間軸についても、図示のタイム
チャートを考察すべきである。

しかして、第８図には、一連の映像情報Ｓｌが映像信号
源６の出力端７に現われた場合を示す。

遅延素子１１１の出力端１１２に１フレ一ム周期ＴＰ以
上遅延した低域情報が現われるが、その低域情報を、第
５図（ｂ）に、順次の画像情報Ｐ　１’ＬＦ　ｅＰ：ｌ
’ＬＦ　＃　Ｐ１’Ｉ、ｙ　ｔ　Ｐ２’Ｌｙ＊　Ｐ８’
ＬＦ　、　Ｐ８’ＬＦを含む一連の映像情報Ｓ２をもっ
て示しである。また、第８図中の動き検出器４２′にお
いては、各順次の画像ＰＩ、ＰＩ、：Ｐａ、Ｐ８．Ｐ８
．ＰｇとＰＩ。

ＰＩ　、ＰＲ、ＰＲ、ＰＲ、ＰＲとを互いに比較して７
レ一ム周期ＴＰ８およびＴＰ４の部分の期間に画像の動
きが検出されたものとしである。しか、して、減算回路
１２４および１２７の各出力端１２６および１８０には
、それぞれ、線周期情報Ｓ８が現われるが、第５図（ｂ
）に示す線周期情報Ｓ８を走査線時間軸で考えたとき、
図に点線で示すパルスは第５崗（ａ）に点線で示した走
査線上に位置するものとする。一方、フィールド時間軸
で考えると、図に点線で示すパルスは、第５１１４（ａ
）に示す画像情報ＰＩ、ＰｇおよびＰＲの相互間で垂直
走査方向に順次にずれた走査線上のパルス群からなるこ
とになる。一連の映像情報Ｓ８中のこれらのパルス群が
存在する期間には、第８図中のオンオフ・スイッチ回路
２８がオフの状態に切換えられて、第５図（ｂ）中の一
連の映像情報Ｓ５がそのオンオフ・スイッチ回路２８の
出力端２９に現われる。したがって、その場合には、最
早、被変調副搬送波が送信されないのみならず、高域通
過フィルタ１０８によって得た高域周波数情報も送信さ
れなくなる。第５図（１））には、かかる状態を、フレ
ーム周期ＴＰＩ乃至ＴＰ６に亘り、画像情報ＰＩＨＦ　
’　＃　Ｐ　ＩＨＦ、無情報、無情報、画像情報Ｐ８Ｈ
Ｆ　ｅ　Ｐ８ＨＦによって一連の映像情報Ｓ５中に示し
である。

また、第４図示の情報受信機５Ｉにおし１て（ま、低域
通過フィルタ２００の出力端２０２に低域１Ｍ波数情報
Ｓ４が現われており、３４．＝８２としたときについて
、その一連の映像情報を第５図（ｂ）に示しである〇 また、高域通過フィルタ２０８の出力端２０５からは一
連の映像情報Ｓ５を取出すことができ、その一連の映像
情報Ｓ５は、遅延素子２０７を介して、ｌフレーム周期
遅延した一連の映像情報Ｓ６となる。この一連の映像情
報Ｓ６に対して関連する順次の画像情報は、フレーム周
期ＴＰＩ°乃　・至ＴＰ６に亘る画像情報Ｐｌ’ＨＦ　
＊　Ｐ１’ＨＦ　ｔ　Ｐｌ’ＨＦ　ｌ無情報、無情報、
Ｉｊｉ像情報Ｐ８’Ｈｙとなり１加算回路２１１．半部
回路２２１および加算半部回路２２４を順次に介して、
その加算半部回路２２４の出力端２２６には、第５□（
ｂ）に順次に示す各一連の映像情報８４　＃　Ｓ５およ
びＳ６からなる一連の映像情報Ｓ７が現われる。また、
フレーム周期ＴＰＩＩＩ、ＴＰ４および’Ｉ’Ｐ５の期
間には、各画像情報ＰＲ，Ｐ２およびＰ８における変化
の影響が現われて、各画像情報Ｐｌ’ＬＦ　＋　Ｐｌ’
ＨＦ　、　Ｐｌ！！ＬＦ。

Ｐ”ＬＦ　十Ｐ３ＨＦを順次に使用することが可能とな
り、連続８フレ一ム周期ＴＰ２．ＴＰ８．ＴＰ４におけ
る２段階のみの画像の変化Ｐ１からＰ２へおよびＰ２か
らＰ８へ、並びに、画像の動き部分のエツジには常時化
ずる同様な画像の変化に対して（ま、高域画像情報が半
減した後に押圧され、さらに、引続いて、再び半減した
後に完全に回復されることになる。その結果として、再
生画像の画質が改善される。

第８１ｉ！ｆｆおよび第４図に示したような本発明方式
のテレビジョン系統は、高精細度の情報送信機１１と情
報受信機５Ｉとを低精細度テレビジョンに適した伝送チ
ャネルによって結合させた場合について以上に説明した
とおりのものであり、上述した画像情報の差の伝送によ
り、垂直走査方向にお番する再生画像の精細度が改善さ
れることになる。

（効果） 以上の説明から明らかなように、本発明テレビジ目ン方
式においては、従来どおりのフィールド順次の替わりに
線順次に動作するので、垂直走査方向における画像の精
細度を画像の動きに対して著しく改善することができ、
ＳＥＯＡＭ方式カラーテレビジョンや直接の衛星放送に
ついて提案されているような色度情報を時間軸圧縮して
輝度情報に時分割多重するテレビジョン方式に適用して
、顕著な効果を挙げることかで誉る。すなわち、こレラ
のテレビジョン方式においては、半分ずつの色度情報を
各走査線周期毎に交互に伝送しているのに対し、本発明
方式を適用して、残余の半分の色度情報を差の値の形成
に用いて副搬送波を変調することにより、その被変調ｉ
ｌｌ搬送波を輝度情報もしくは−との色度（Ｉｌｌ報と
互い違いにして伝送することになる◎

【図面の簡単な説明】

第１図は伝送チャネルにより結合させた情報送信機と情
報受信機とを備えた本発明方式テレビジョン装置の構成
例を示すブロック線図、第２図（ａ）および（ｂ）は実
施可能な情報伝送の態様をそれぞれ説明するためのタイ
ムチャート１ 第８図は本発明方式による情報送信機の詳細構成の例を
示すブシツク＃Ｊ図、 第４図は同じく本発明方式による情報受信機の詳細構成
の例を示すブロック線図、 第５図（ａ）および（ｂ）は１ｉＩＪｉ＠！の動き検出
に１よって得られる画質の改善をそれぞれ説明するため
の情報が変化する画像の例を模式的に示す線図および情
報のタイムチャートである。 １．１′・・・情報送信機　８・・・伝送チャネル５．
５Ｉ・・・情報受信機　６・・・映像信号源９、９０．
　Ｉｌｌ、　１１８．１２１．２０７・・・遅延素子１
２、６６、１１４．１２７．２１８・・・減算回路１ｇ
’・・・減算半部回路 １６、　ａａ、　１０５．　ｚ４Ｍ、　２００・・・低
域通過フィルタ１９・・・変調器　２５・・・帯域通過
フィルタ２８・・・オンオフスイツ疹回路 ｊ１９．１１４−１８９．２１１．２２８・・・加算回
路８６・・・選択スイッチ　４０・・・画素数変換回路
４２、４２’・・・動き検出器　４７・・・オンオフ選
択スイッチ５１・・・走査線数再変換回路 ５４、５４’・・・ｐ波回路　５８・・・復調器６６・
・・重畳回路　７８・・・切換えスイッチ回路７９、　
’ｔＯ’・・・画像表示装置 １００、２１４・・・加算半部回路 １０８、２０８・・・高域通過フィルタ１８２、　Ｉｌ
ｌ５・・・全波整流回路１４５・・・ノイズ閾値回路　
２１８．２２１・・・半部回路２８１・・・表示スクリ
ーン フルーイランペンファブリケン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　輝度もしくは色度の情報をそれぞれ伝送チャネルを
   介して情報送信機から少なくとも１台の情報受信機に伝
   送するとともに、輝度もしくは色度の情報の周波数とそ
   れぞれ互い違いになる周波数の副搬送波を変調して垂直
   走査方向の付加的情報を伝送するテレビジョン方式にお
   いて、前記情報送信機に映像信号源を設け、その映像信
   号源の線走査周期に等しい遅延時間を有する遅延素子を
   介するとともに直接に、前記映像信号源の出力端を減算
   回路の各入力端にそれぞれ結合させ、その減算回路の出
   力端を前記副搬送波供給用入力端を備えた変調器の他の
   入力端に結合させ、その変調器の出力端を加算回路の入
   力端に結合させ、その加算回路の他の入力端を前記映像
   信号源もしくは前記遅延素子の各出力端にそれぞれ結合
   させるとともに、その加算回路の出力端を前記情報送信
   機の出力端に結合させ、前記情報受信機にその情報受信
   機の入力端に接続したｐ波回路を設けて、被変調副搬送
   波と輝度もしくは色度の情報とをそれぞれ分離し、その
   被変調副搬送波が現われる前記ｐ波回路の出力端を復調
   器の入力端に結合させ、その復調器に前記副搬送波を供
   給する他の入力端と重畳回路の入力端に結合した出力端
   とを備え、その重畳回路の他の入力端を輝度もしくは色
   度の情報がそれぞれ現われる前記ｐ波回路の出力端に結
   合させ、前記Ｆ波回路のその出力端もしくは前記重畳回
   路の出力端を、それぞれ前記映像信号源の線走査周期に
   等しい遅延時間を有する遅延素子を介するとともに直接
   に、出力端および２個の入力端を備えた切換えスイッチ
   回路の各入力端に結合させ、それらの入力端を前記線走
   査周期毎に交互に画像表示装置もしくは画像再生表示装
   置の入刃端に結合させたことを特徴とする垂直走査方向
   の付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 ＆　特許請求の範囲第１項記載のテレビジョン方式にお
   いて、前記情報送信機に第２の加算回路を設け−その加
   算回路の各入力端を前記映像信号源および前記遅延素子
   の各出力端にそれぞれ結合させるとともに、その第２の
   加算回路を介して前記映像信号源の出力端を第１の前記
   加算回路の入力端に結合させたことを特徴とする垂直走
   査方向の付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 ＆　特許請求の範囲第１項または第２項記載のテレビジ
   ョン方式において、前記情報送信機における前記映像信
   号源の出力端と第１の前記加算回路の入力端との間に低
   域通過フィルタを介在させてその第１の加算回路に結合
   させ、第８の加算回路を設け、てその加算回路の入力端
   を前記低域通過フィルタに対し相補的に設けた高域通過
   フィルタを介して前記映像信号源の出力端に結合させる
   とともに、その第８の加算回路の他の入力端を前記変調
   器の出力端に結合させ、その第８の加算回路を介して前
   記変調器の出力端を第１の前記加算回路の入力端に結合
   させることにより、前記第８の加算回路の出力端と第１
   の前記゛加算回路の入力端との間にオンオフスイッチ回
   路を介在させてそのオンオフスイッチ回路を動き検出器
   の出力端に結合した入力端から供給するスイッチ信号に
   より駆動するようにしたことを特徴とする垂直走査方向
   の付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 娠　特許請求の範囲゛第１項、第２項または第８項記載
   のテレビジョン方式において、前記情報送信機における
   前記減算回路の出力端と前記変調器の入力端々の間に低
   域通過フィルタを介在させてその変調器に結合させると
   ともに、その変調器の出力端と第１の前記加算回路の入
   力端との間に帯域通過フィルタを介在させてその加算回
   路に結合させたことを特徴とする垂直走査方向の付加的
   情報を伝送するテレビジョン方式。 五　特許請求の範囲前記各項のいずれかに記載のテレビ
   ジョン方式において、前記情報送信機における前記映像
   信号源の出力端と第１の前記加算回路の入力端との間に
   テレビジョンフレーム周期に等しい遅延時間を有する遅
   延素子を介在させてその加算回路に結合させたことを特
   徴とする垂直走査方向の付加的情報を伝送するテレビジ
   ョン方式。 ａ　特許請求の範囲前記各項のいずれかに記載のテレビ
   ジョン方式において、前記情報送信機にオンオフスイッ
   チ回路を設けて、そのオンオフスイッチ回路のスイッチ
   信号入力端に結合した動き検出器により画像の動きを検
   出したか否かに応じ、被変調副搬送波を伝送するように
   した場合に、第１の前記遅延素子に引続いて前記映像信
   号源のテレビジョンフレーム周期と線走査周期との差に
   等しい遅延時間を有する遅延素子とその線走査周期に等
   しい遅延時間を有する遅延素子との直列接続を設けるよ
   うにして前記動き検出器を構成し、第２の減算回路を設
   けてその減算回路の２入力端を前記遅延素子の直列接続
   の入力端および出力端にそれぞれ結合させるとともに、
   第。 ８の減算回路を設けてその減算回路の２入力端を前記映
   像信号源の出力端および第１の前記遅延素子の出力端に
   それぞれ結合させ、それら第２および第８の減算回路の
   各出力端を、それぞれ、″全波整流回路および閾値回路
   を順次に介して前記オンオフスイッチ回路のスイッチ信
   号入力端に結合させたことを特徴とする垂直走査方向の
   付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 Ｉ　特許請求の範囲第６項記載のテレビジョン方式にお
   いて、前記情報送信機における前記閾値回路の前に低域
   通過フィルタを介挿したことを特徴とする垂直走査方向
   の付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 ＆　特許請求の範囲前記各項のいずれかに記載のテレビ
   ジョン方式において、前記情報受信機における前記Ｆ波
   回路を帯域通過フィルタ特性およびノツチフィルタ特性
   に構成するとともに、そのｐ波回路の入力端を前記情報
   受信機の入力端に結合させ、前記ノツチフィルタ特性を
   当該ｐ波回路の輝度もしくは色度の情報が現われる出力
   端と入力端との間で呈するとともに、前記帯域通過フィ
   ルタ特性を当該ｒ波回路の被変調副搬送波が現われる出
   力端と入力端との間で呈するようにしたことを特徴とす
   る垂直走査方向の付加的情報を伝送するテレビジョン方
   式。 ９、　特許請求の範囲第８項乃至第７項のいずれかに記
   載のテレビジョン方式において、前記情報受信機におけ
   る前記ｐ波回路をテレビジョンフレーム周期に等しい遅
   延時間を有する遅延素子を用いて構成するとともに、そ
   の遅延素子の入力端を高域通過フィルタを介して前記情
   報受信機の入力端に結合させ、加算回路および減算回路
   を設けてそれら加算回路および減算回路の各入力端を当
   該遅延素子の入力端並びに出力端にそれぞれ結合させ、
   当該加算回路の出力端を他の加算回路の入力端に結合さ
   せ、当該他の加算回路の他の入力端を低域通過フィルタ
   を介して前記情報受信機の入力端に結合させるとともに
   、当該他の加算回路の出力端を当該ｐ波回路の輝度もし
   くは色度の情報を送出する出力端に結合させ１、当該減
   算回路の出力端を当該Ｆ波回路の被変調副搬送波を送出
   する出力端に結合させたことを特徴とする垂直走査方向
   の付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 １α　特許請求の範囲第２項記載のテレビジョン方式に
   部いて、前記情報受信機における前記重畳回路を減算回
   路として構成した場合に、加算回路を設けてその加算回
   路の入力端を前記復調器の出力端に結合させるとともに
   、その加算回路の他の入力端を前記情報受信機の入力端
   に結合させ、当該入力端を前記能の加算回路を介して前
   記切換えスイッチ回路に結合させたことを特徴とする垂
   直走査方向の付加的情報を伝送するテレビジョン方式。 １１　特許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれかに記
   載のテレビジョン方式に用いるに適した情報送信機。 １Ｋ　特許請求の範囲第１項、第８項、第９項および第
   １０項のいずれかに記載のテレビジョン方式に用いるに
   適した情報受信機。