JPS60137389A - 全自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロコンピュータ等の電子制御装置によっ
て洗濯運転を自動制御する全自動洗濯機に関する。

従来よシ全自動洗濯機としては、上面の開口部。

にこれを開閉する蓋を有する外箱内に洗濯槽兼脱水槽た
る回転槽を配設するとともに、該回転槽内底部に攪拌翼
を配設し、回転槽内に給水後攪拌翼を回転駆動させるこ
とによる洗い、前記回転槽内の洗濯水を外部に排出する
排水、該回転槽を回転１゜駆動することによる脱水等の
行程からなる洗ｆｆｉ運転ヲマイクロコンピュータによ
って自動制御する構成のものが供されている。そして、
この種洗濯機においては、前記蓋の開閉に応じてオンオ
フされる蓋スィッチ及び回転槽の洗濯物のアンバラン１
６スに基因する異常振動を検出する安全スイッチを設け
て、これらの蓋スィッチの蓋開閉信号及び安全スイッチ
の異常検出信号をマイクロコンピュータの各別の入力端
子に入力させるようにしており、マイクロコンピュータ
は脱水行程において菅開放加信号が与えられた時或いは
異常検出信号が与えられた時には前記脱水行程を停止さ
せる構成としている。ところが、上記従来の構成では、
蓋スィッチ及び安全スイッチの二個のスイッチが必要で
、夫々独立した構成部品が必要であり、それだけ故。

障発生率が高くなるとともに、構成及び配線が面倒にな
って総じて高価になる不具合があシ、しかもマイクロコ
ンピュータとしては蓋スィッチ及び安全スイッチによっ
て二つの入力端子が専用されるので、他の機能スイッチ
を接続する余裕がそれ１０だけ少なくなる不具合があっ
た。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、蓋の開閉と回転槽の異常揺動とを一個の検出スイッチ
によシ検出し得、従って、故障発生率を低くし得るとと
もに、構成及び配線が簡単１６になシ、総じて安価にな
し得、しかも電子制御装置１３に機能スイッチを接続す
る余裕を多くすることができる全自動洗濯機を提供する
にある。

以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。

　加 先ず、第１図及び第２図に従って全自動洗濯機の全体的
構成につき述べる。１は上面が開口した外箱で、その上
面開口部には該外箱１の一部をなす蓋体２が装着されて
おシ、この蓋体２には洗濯物出入れ用の開口部５が形成
されていて、この開０部３にはこれを開閉する藍４が上
下に回動可能に枢設されている。５は外箱１内に弾性吊
持機構６を介して弾性吊持された水受槽であり、この内
部に洗濯槽兼脱水槽たる回転槽７が配設されており、こ
の回転槽７の内底部には攪拌翼８が臨設さ、。

れている。９及び１０は前記水受槽５の外底部に配設さ
れた機構部及び駆動モータであり、これらはベルト伝達
機構１１によって連結されていて、駆動モータ１００回
転はベルト伝達機構１１及び機構部９を介して洗い時に
は攪拌翼８に伝達され１５脱水時には回転槽７に伝達さ
れるようになっている。１２は蓋体２の後方上部に立設
された操作箱で、その内部にはマイクロコンピュータよ
りなる後述の電子制御装置１３が配設されている。１４
は検出機構であり、以下これについて述べる。１２０５
はｌ＠Ｌ字形をなす検出レバーであり、その屈曲部はピ
ン１６を介して操作箱１２内に上下方向たる矢印１７及
び反矢印１７方向に回動可能に枢設されておシ、その水
平部と操作箱１２の背板との間には引張ばね１８が張設
されていて、その引張。

ばね１８によジ検出レバー１５を常には第２Ｎに示す不
作用セ、ミ態（水平部が操作箱１２の底板に対して水平
となる状態）に保持している。そして、この検出レバー
１５の水平部の先端部には被抑圧部１９が折曲形成され
ていて、この被押圧部１９１０は閉塞状態にある蓋４の
枢設端部４ａに下方から対向するようになっている。又
、検出レバー１５の垂直部は操作箱１２の底板を貫通し
て外箱１内に突出されており、その先端部には前記水受
槽５の外周壁上端部と対向する被押圧部２０が折曲形１
５成されている。２１は前記操作箱１２の底板上にｎ設
された検出スイッチであり、これは端子台２１＆に固定
接片２１Ｎ）及び可動接片２１０を上下に対向するよう
に取付けて構成され、その可動接片２１Ｇは前記検出レ
バー１５の水平部の略中間３（５） 部に下方から対向するようになっている。尚、第１図に
おいて、２２は水受槽５内の水を排水ホース２５を介し
て外部に排出するための排水用電磁弁である。

さて、第５図は制御系統のブロック線図を示す。

ものであシ、以下これについて説明する。Ｍ（Ｊち、洗
いから脱水までの一連の行程からなる洗濯運転を自動的
に実行させるマイクロコンピュータからなる電子制御装
置１３は入力端子群ＰＡ、クロック入力端子ＰＢ及び出
力端子群ＰＣを有する。そＩＯして、この電子制御装置
１３の入力端子群ＦＡには、別記検出スイッチ２１１通
常の洗濯物を洗濯するのに適する標準コースのプログラ
ムを設定するための標準スイッチ２４．この標準コース
の行程の内の所望の行程の一部或いは全部を省略する１
５プログラムを設定するセレクトスイッチ２５．脱水行
程における脱水速度を強弱切換え設定する脱水切換スイ
ッチ２６．すすぎ行程における水流速度を強弱切換え設
定するすすぎ切換スイッチ２７゜洗い行程における水流
速度を強弱切換え設定する詑（６） 洗い切換スイッチ２８．前記水受槽５内の水位を検出す
る水位スイッチ２９及びブザースイッチ３０が夫々接続
されておシ、又、クロック入力端子ＰＨにはクロックパ
ルス発生部３１の出力端子が接続されている。更に、５
２は洗濯機全体の電源。

を投入状態に自己保持するための電源保持リレー。

３５は水受槽５内へ給水するための給水用電磁弁。

５４は洗濯運転終了報知用のブザー、５５は現在進行中
の行程名を表示するための発光ダイオード等の表示器で
あシ、これらは前記駆動モータ１０１０及び排水用電磁
弁２２とともに電子制御装置１３の出力端子群ＰＣに夫
々接続され、各出力端子から与えられる命令信号によっ
て作動されるようになっている。

一方、第４図は検出スイッチ２１に関して電子１５制御
装置１５内に構成される検出回路部３６をブロック線図
として示したものであわ、以下これについて説明する。

即ち、正（＋）の電源端子３７とアースとの間に検出ス
イッチ２１及び抵抗３８の直列回路が接続され、その検
出スイッチ２１の９開閉に応じて出力端子たる検出スイ
ッチ２１及び抵抗３８の共通接続点からは検出スイッチ
信号８Ａが出力されるようになっている。この検出スイ
ッチ信号８人はナンド回路５９の一方の入力端子に与え
られるようになっているとともにインバー。

夕回路４０を介してナンド回路４１の一方の入力端子に
与えられるようになっておシ、更にナンド回路５９及び
４１の各能力の入力端子には前記クロックパルス発生部
３１からのクロック信号ＴＰが与丸られるようになって
いる。又、ナンド回路＋０５９の出力信号はカウンタ４
２の入力端子■に与えられ、ナンド回路４１の出力信号
はカウンタ４３の入力端子Ｉに与えられるようになって
おシ、カウンタ４２及び４３の各リセット端子孔には前
記検出スイッチ２１の閉成時に発生するリセット１５信
号８Ｒが与えられるようになっている。そして、カウン
タ４２のカウント内容は出力端子０からオン時間カウン
ト信号８Ｂとして出力され、カウンタ４３のカウント内
容は出力端子０からオフ時間カウント信号８Ｃとして出
力されるようになって加いる。

次に、上記構成の本実施例の作用につき第５図の波形図
及び第６図のフローチャートを参照して説明する。電子
制御装置１５は入力端子群ＰＡに接続された各スイッチ
の情報に応じたプログラム。

に基づいて駆動モータ１０等の負荷を作動させて結水、
洗い、排水、脱水、給水、前記洗いと同様のすすぎ、排
水、脱水、給水、すすぎ、排水及び最終脱水等の一連の
行程からなる洗濯運転を自動的に実行させるものである
が、ここでは本発明の凰◎要旨に直接関係を有する脱水
行程の制御内室についてのみ説明する。電子制御装置１
５のプログラムが第６図に示すように「脱水」行程４４
に進行すると、駆動モータ１０が作動してベルト伝達機
構１１及び機構部９を介して回転槽７を回転駆動Ｉ６す
るようになシ、以って脱水運転が開始される。

この脱水運転において回転槽７が内部の洗濯物のアンバ
ランスに基づき異常振動すると、外箱１内に弾性吊持さ
れた水受槽５は異常揺動し、その外周壁上に４部が検出
レバー１５の被押圧部２０に断加（９） 続的に衝突する。そして、水受槽５の上端部が被抑圧部
２０に衝突する毎に検出レバー１５は引張ばね１８のば
ね力に抗して反矢印１７方向に回動され、検出レバー１
５が可動接片２１Ｇを押圧して固定接片２１ｂに接触さ
せ以って検出スイッチ。

２１をオンさせる。この場合、検出スイッチ２１がオフ
している通常時は検出スイッチ信号８ＡはローレベルＬ
であるが、検出スイッチ２１が上述したようにオンとな
ると検出スイッチ信号ＳＡは第５図（ａ）で示すように
ハイレベル■となる。１゜一方、前述の脱水動作中に蓋
４を開放させると、その枢設端部４ａが被押圧部１９を
押圧して検出レバー１５を反矢印１７方向に回動させる
ことになシ、検出レバー１５が検出スイッチ２１の可動
接片２１０を押圧して固定接片２１ｂに接触させ１５以
って検出スイッチ２１をオンさせる。これによって、検
出スイッチ信号ＳＡは第５図（ｂ）で示すようにハイレ
ベルＨとなる。この場合、回転槽７の異常振動時には、
検出スイッチ２１が短時間の内にオンオフを繰返して検
出スイッチ信号８ム加ｉ−リ／＋ｋｎ　Ｘ は第５図（＆）に示すように短時間内にへイレベルＨ，
ローレベルＬを繰返す態様になるが、蓋４の開放時には
、検出スイッチ２１が比較的長時間にわたってオンして
検出スイッチ信号ＳＡは第５図（ｂ）に示すように比較
的長時間にわたってハ５イレペルＨとなる態様になる。

而して、電子制御装置１５は「脱水」行程４４に進行し
た後「検出スイッチ信号８Ａがノ）イレベル■かＪ否か
の判断行程４５に移行し、「ＮＯ」と判断した時（検出
スイッチ２１がオフの時）には［脱水時間終了かり否か
の判断行程４６に移行する。そして、この判断行程４６
において、「ＮＯ」と判断した時には元の「脱水」行程
４４に戻って前述の動作を繰返すようになシ、又、［Ｙ
ＥＪと判断した時には洗濯連転の次行程例えばすすぎ行
程に移行する。′５一方、蓋４が開放され或いは回転槽
７が異常振動することによって判断行程４５において［
ＹＥ８Ｊと判断した時（検出スイッチ２１がオンの時）
には、次の「蓋４が開放か」否かの判断行程４７に移行
し、電子制御装置１３は次のように動作するデ即ち、検
出スイッチ信号８ＡがハイレベルＨの時には、ナンド回
路５９は第５図（（３）で示すクロック信号ＴＰＯハイ
レベル■、ローレベルＬに基づいて交互にローレベルＬ
、へイレベル■となる出力信号を生じ、これをカウンタ
４２がカウント５することにな９、従ってカウンタ４２
は検出スィッチ２１０オン時間をカウントしてそのオン
時間カウント内容を出力端子０からオン時間カウント信
号８Ｂとして出力することになる。又、検出スイッチ信
号８ＡがローレベルＬの時には、ナンド１０回路４１は
クロック信号ＴＰのハイレベルＨ，ａ−レヘルＬに基ツ
いて交互にローレベルＬ、ハイレベル■となる出力信号
を生じ、これをカウンタ４３がカウントすることにな多
、従ってカウンタ４５は検出スイッチ２１のオフ時間を
カウントし１５てそのオフ時間カウント内容を出力端子
０からオフ時間カウント信号８０として出力することに
なる。そして、電子制御装置１５は、判断行程４７にお
いて、検出スイッチ信号Ｓム、オン時間カウント信号Ｓ
Ｂ及びオフ時間カウント信号８Ｇに基２０づいて蓋４の
開放か或いは回転槽７の異常振動かを判断するもので、
例えばオン時間カウント信号ＳＢのカウント時間が一定
時間以上で且つオフ時間カウント信号８０のカウント時
間が零の時には「ＹＥ８Ｊ（蓋４の開放）と判断し、又
検出スイ。

ツチ信号ＳＡが二回以上へイレベル■となシ且つオフ時
間カウント信号８Ｃのカウント時間が回転４薯７の回転
に応じた周期の略整数倍である時にはｒＮＯｊ　（回転
槽７の異常振動）と判断するものであり、但しこの時で
もオフ時間カウント信号８１０ＣのカウントＦｔ！ｊ間
が＠記一定時間以上の場合には「ＮＯＪとは判断しない
。而して、判断行程４７においてｌ’−ＹＥ８Ｊ　（Ｗ
４が開放）と判断した時には次の「一時停止１行程４８
に移行して駆動上−タ１０を停止させ以って脱水運転を
停止させ、１５次の１検出スイッチ信号８Ａがハイレベ
ル■か」否かの判断行程４９に移行する。この判断行程
４９において、「ＹＥｓＪ（蓋４が開放）と判断した時
には前記「一時停止」行程４８に戻シ、１ＮＯＪ（Ｗ＆
ｉｓが閉塞）と判断した時には元の［脱水子（１５） 行程４４に戻るようになる。一方、８１Ｊ記判断行程４
７においてｒＮＯＪ　（回転権７が異常振動）と判断し
た時には洗濯運転とは別の「給水」行程５０、「すすぎ
」行程５１及び「排水」行程５２を経て元の「脱水」行
程４４に戻るようにな如、こ５の行程５０．５１及び５
２を経ることにょシ回転槽７内の洗濯物のアンバランス
が自動修正されることになる。

尚、上記実施例においては、判断行程４７において「Ｎ
Ｏ」と判断した時には「給水」行程５０１６゜「すすぎ
Ｊ行程５１及びＵ排水１待程５２を行なわせるようにし
たが、例えば回転槽の回転にょシ排水、脱水を行なう一
槽式全自動洗濯機の場合には「排水」行程５２を行なう
必要はなく「すすぎ」行程５１の終了復元の「脱水」行
程４４に戻すよ１５うにすればよく、又、上述したよう
な「給水」行程５０．「すすぎ」行程５１及び「排水」
行程５２を行なわずに例えばＵ一時停止」行程４８及び
判断行程４９と同様の行程を行なわせるようにしてもよ
い。　２０ （１４） 又、上記実施例においては、童、子制御装置１５は、オ
ン時間カウント信号８Ｂのカウント時間が一定時間以上
で且つオフ時間カウント信号ＳＣのカウント時ｕ′ｌＪ
が零の時にｌ’−ＹＥＳＪ（蓋４の開放）と判断し、又
検出スイッチ信号ＳＡが二回以上ハ。

イレベル■となシ且つオフ時間カウント信号ＳＣのカウ
ント時間が回転槽７の回転に応じた周期の略整数倍であ
る時にはｒＮＯＪ　（回転槽７の異常振動）と判断する
ようにしたが、検出スイッチ信号８Ａのハイレベルの継
続時間（検出ツイツチ２１０１のオン継続時間）が一定
時間以上（例えば０．３秒、・程度以上）の時には菅４
の開放９未満の時には回転槽７の異常振動と単純に判断
する構成としても実用上差支えない。

その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例１５にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変形して実施し得ることは勿論である。

本発明は以上説明したように、洗濯槽兼脱水槽たる回転
槽において給水、洗いから脱水までの一２０連の行程か
らなる洗濯運転を自動制御する電子制御装置を設け、蓋
の開閉及び回転槽の異常振動に応じてオンオフする検出
スイッチを設け、前記電子制御装置を、前記洗濯運転に
おける脱水行程において前記検出スイッチのオンオフ態
様に応じて。

蓋の開閉か回転槽の異常振動かを判断して適宜の処置を
施こすように構成したので、萱の開閉と回転槽の異常振
動とを一個の検出スイッチで検出することができ、従っ
て、従来に比しスイッチ数が少なくなって構成部品数も
少なくなり、それだけ、。

配線が簡単になるとともに故障発生率が低くなり、総じ
て安価になし得、しかもスイッチ数が少なくなったこと
によシミ子制御装置の入力端子に余裕ができ、その分だ
け他の機能スイッチを接続し得て機能の拡大を図ること
ができる等の優れた効果１５を奏する。

又、本発明の実施態様によれば、電子制御装置が回転槽
の異常振動と判断した時には給水行程及びすすぎ行程等
を行なわせた復元の脱水行程に戻すようにしたので、回
転槽内の洗濯物のアンバラ２０ンスを自動修正すること
ができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体の縦断面
図、＠２図は検出機構の斜視図、第５図。 は制御系統のブロック線図、第４図は検出回路部のブロ
ック線図、第５図（ａ）乃至（０）は作用説明用の各部
の波形図、第６図は作用説明用のフローチャートである
。 図面中、７は回転槽、８は攪拌翼、９は駆動モ１゜−タ
、１３は電子制御装置、１４は検出機構、１５は検出レ
バー、２１は検出スイッチ、２２は排水用電磁弁、３３
は給水用電磁弁、３６は検出回路部を示す。 ５ 出願人　株式会社　東　芝 第４　Ｍ ３７ 第５０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　上面の開口部にこれを開閉する着を有する。 外箱と、この外箱内に配設された洗濯槽兼脱水槽たる回
   転槽と、この回転槽において給水、洗いから脱水までの
   一連の行程からなる洗濯運転を自動制御する電子制御装
   置と、前記蓋の開閉及び回転槽の異常振動に応じてオン
   オフする検出スイッチ１０とを備え、前記電子制御装置
   は前記洗濯運転における脱水行程において前記検出スイ
   ッチのオンオフ態様に応じて蓋の開閉か回転槽の異常振
   動かを判断して適宜の処置を施こすように構成されてい
   ることを特徴とする全自動洗濯機。　１５２、電子制御
   装置は回転槽の異常振動と判断した時には１水行程及び
   洗い行程と同様のすすぎ行程等を行なわせた復元の脱水
   行程に戻すように構成されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の全自動洗濯機。　加