JPS60136667A - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
- Publication number
- JPS60136667A JPS60136667A JP58248195A JP24819583A JPS60136667A JP S60136667 A JPS60136667 A JP S60136667A JP 58248195 A JP58248195 A JP 58248195A JP 24819583 A JP24819583 A JP 24819583A JP S60136667 A JPS60136667 A JP S60136667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- sealing
- lip
- annular article
- sealing lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3248—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports
- F16J15/3252—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports with rigid casings or supports
- F16J15/3256—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports with rigid casings or supports comprising two casing or support elements, one attached to each surface, e.g. cartridge or cassette seals
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は組合せシールに関し、さらに詳しくは組合せシ
ールにおける金属製環体に表面処理を施しその表面硬度
、密封性、防錆力、嵌合力の向上を図った密封装置に関
する。
ールにおける金属製環体に表面処理を施しその表面硬度
、密封性、防錆力、嵌合力の向上を図った密封装置に関
する。
従来、環体を組合せて一体化した密封材は、弾性体で形
成されたシールリップを相対する金属で形成された環体
に接触摺動させて密封を図っているが、該金属製環体は
水分などに侵され易く簡単に錆などを発生させ接触する
シールリップに極めて悪い影響をあたえる0この不都合
を解消するには金属表面に防錆処理を施すが、該防錆処
理は摺動性に対する策を靭かも持たないからその接触表
面は平滑面でなかったり、逆に平坦過ぎるなどシールリ
ップの接触状態が最適にはなり難く摺動特発熱などして
該シールリップの摩耗を早め、また該金属製環体は嵌入
する材料としては比較的軟質な金属を用いている放圧入
力が弱いなど多くの欠点があり充分なる密封性能を持ち
えなかった。
成されたシールリップを相対する金属で形成された環体
に接触摺動させて密封を図っているが、該金属製環体は
水分などに侵され易く簡単に錆などを発生させ接触する
シールリップに極めて悪い影響をあたえる0この不都合
を解消するには金属表面に防錆処理を施すが、該防錆処
理は摺動性に対する策を靭かも持たないからその接触表
面は平滑面でなかったり、逆に平坦過ぎるなどシールリ
ップの接触状態が最適にはなり難く摺動特発熱などして
該シールリップの摩耗を早め、また該金属製環体は嵌入
する材料としては比較的軟質な金属を用いている放圧入
力が弱いなど多くの欠点があり充分なる密封性能を持ち
えなかった。
本発明はこの様な多くの欠点を除去し密封性能と耐久性
とを大きく向上せしめた密封装置を提供するものである
。
とを大きく向上せしめた密封装置を提供するものである
。
以下、図面を参照しつつ詳述する。
本発明は第1図に示すごとく、相互に回転する二部材A
−B間に装着し、この二部材A−Bの内部と外部とを密
封する合成ゴム・合成樹脂等の弾性体かまたは金属ある
いは前記二材質を組合せて形成した複数の環状物よりな
る密封装置であって、該密封装置はその構成部材として
弾性体で形成されたシールリップ1を有する環状物Cと
該シールリップ1と接触する金属で構成された環状物り
とからなり、該金属製環状物りのシールリップ摺動面2
、おるいは全面に低温または加熱して窒化物を形成させ
た密封装置である。
−B間に装着し、この二部材A−Bの内部と外部とを密
封する合成ゴム・合成樹脂等の弾性体かまたは金属ある
いは前記二材質を組合せて形成した複数の環状物よりな
る密封装置であって、該密封装置はその構成部材として
弾性体で形成されたシールリップ1を有する環状物Cと
該シールリップ1と接触する金属で構成された環状物り
とからなり、該金属製環状物りのシールリップ摺動面2
、おるいは全面に低温または加熱して窒化物を形成させ
た密封装置である。
本発明を完成させた窒化は通常ガス状のアンモニア中で
鉄系金属を加熱することによって導入され、この窒化物
を鉄系金属表面に形成し該表面を硬化させて得るが、他
にも低温の塩浴窒化などでも得られるなどその形成方法
を特に限定するものでない。また前記鉄系金属とは炭素
鋼・合金鋼・鋳鉄・ステンレス・高合金鋼・焼結金属な
どの総ての鉄系金属を指す。
鉄系金属を加熱することによって導入され、この窒化物
を鉄系金属表面に形成し該表面を硬化させて得るが、他
にも低温の塩浴窒化などでも得られるなどその形成方法
を特に限定するものでない。また前記鉄系金属とは炭素
鋼・合金鋼・鋳鉄・ステンレス・高合金鋼・焼結金属な
どの総ての鉄系金属を指す。
この様な材料及び方法をもって窒化物を表面に形成した
金属は、第一に強靭な耐摩耗性が得られ(I擦係数μ=
0.06〜0.14)従って焼付き限界値が著しく高ま
り相手部材になじみ易い0さらに耐食性・耐熱性に優れ
疲労強度も向上をみるなど多くの特性を有する。
金属は、第一に強靭な耐摩耗性が得られ(I擦係数μ=
0.06〜0.14)従って焼付き限界値が著しく高ま
り相手部材になじみ易い0さらに耐食性・耐熱性に優れ
疲労強度も向上をみるなど多くの特性を有する。
本発明は密封装置を構成する金属製環状物り表面に前記
窒化物を形成し、これに弾性体からなるシールリップ1
を接触摺動させ密封を図るが、この表面硬化処理により
著しい密封力及び耐久性の向上をみたものである。すな
わち、第1図で示すごとく、前記特性を持つ表面を窒化
処理された金属製環状物りは接触するシールリップ1に
直接作用し該シールリップ1とよくなじんで低摩擦力で
の摺動を可能とし金属製環状物pは言うに及ばずシール
リップ1の摩耗をも大きく減少させる。さらに該金属製
環状物りは耐食性も高まるのでシールリップ1との摺動
部を腐食要因から守ると共に強い防錆効果を発揮する。
窒化物を形成し、これに弾性体からなるシールリップ1
を接触摺動させ密封を図るが、この表面硬化処理により
著しい密封力及び耐久性の向上をみたものである。すな
わち、第1図で示すごとく、前記特性を持つ表面を窒化
処理された金属製環状物りは接触するシールリップ1に
直接作用し該シールリップ1とよくなじんで低摩擦力で
の摺動を可能とし金属製環状物pは言うに及ばずシール
リップ1の摩耗をも大きく減少させる。さらに該金属製
環状物りは耐食性も高まるのでシールリップ1との摺動
部を腐食要因から守ると共に強い防錆効果を発揮する。
また、密封する部材との嵌着部となる部分にまで窒化処
理された金属製環状物りを該密封部材AあるいはBに装
着するとき、該金属製環状物りは寸法精度を変化させず
にその表面を硬化せしめているため常に安定しており強
い嵌合荷重を実現させるO なお、第1図ではL字形環体0−Dを組合せて一体型と
した密封装置で説明したか1シール1゛ンプ1と接触す
る環状物りは他に、第2図の(イ)で示す様な円板形状
D1、あるいは(ロ)で示す様な凹凸溝環付円板D2、
または()1)で示す様な7リンガ一付円板D3などで
も良く、し1ずれもシールリップ1と接触する状態の金
属製構造物であれば特に形状にこだわらない。
理された金属製環状物りを該密封部材AあるいはBに装
着するとき、該金属製環状物りは寸法精度を変化させず
にその表面を硬化せしめているため常に安定しており強
い嵌合荷重を実現させるO なお、第1図ではL字形環体0−Dを組合せて一体型と
した密封装置で説明したか1シール1゛ンプ1と接触す
る環状物りは他に、第2図の(イ)で示す様な円板形状
D1、あるいは(ロ)で示す様な凹凸溝環付円板D2、
または()1)で示す様な7リンガ一付円板D3などで
も良く、し1ずれもシールリップ1と接触する状態の金
属製構造物であれば特に形状にこだわらない。
以上の説明の様に本発明は、防錆処理を施すとほぼ同等
な製造コストをもって飛躍的な密封力の向上と耐久性を
実現せしめた理想的な密封装置である。
な製造コストをもって飛躍的な密封力の向上と耐久性を
実現せしめた理想的な密封装置である。
第1図は本発明の密封材の部分断面図である。
第2図は本発明の密封材の他の実施例を示した部分断面
図である。 A・B・・・密封部材 0・・・シールリップを有する
環状物 D・・・金属1m1F環状物1・・・シールリ
ップ 2・・・シールリップ摺動面特許出願人 内山工
業株式会社
図である。 A・B・・・密封部材 0・・・シールリップを有する
環状物 D・・・金属1m1F環状物1・・・シールリ
ップ 2・・・シールリップ摺動面特許出願人 内山工
業株式会社
Claims (1)
- 相互に回転する二部材に装着し、この二部材の内部と外
部とを密封する合成ゴム・合成樹脂等の弾性体か、また
は金属、あるいは前記工材質を組合せて形成した複数の
環状物よりなる密封装置において;該密封装置はその構
成部材として金属と弾性体で形成されたシールリップを
有する環状物と該シールリップと接触する金属で構成さ
れた環状物とからなり、該金属製環状物のシールリップ
摺動面、あるいは全面に低温または加熱して窒化物を形
成させたことを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248195A JPS60136667A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248195A JPS60136667A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 密封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136667A true JPS60136667A (ja) | 1985-07-20 |
Family
ID=17174610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58248195A Pending JPS60136667A (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136667A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02471U (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-05 | ||
US6098988A (en) * | 1997-04-18 | 2000-08-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Mechanism for forming a seal around the shaft of a liquid pump |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP58248195A patent/JPS60136667A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02471U (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-05 | ||
US6098988A (en) * | 1997-04-18 | 2000-08-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Mechanism for forming a seal around the shaft of a liquid pump |
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