JPS6013623Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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Publication number
JPS6013623Y2
JPS6013623Y2 JP15816982U JP15816982U JPS6013623Y2 JP S6013623 Y2 JPS6013623 Y2 JP S6013623Y2 JP 15816982 U JP15816982 U JP 15816982U JP 15816982 U JP15816982 U JP 15816982U JP S6013623 Y2 JPS6013623 Y2 JP S6013623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
core
injection mold
filling
rib
Prior art date
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Expired
Application number
JP15816982U
Other languages
English (en)
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JPS5961923U (ja
Inventor
浩之 石見
龍一 天
Original Assignee
株式会社太洋工作所
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形用金型、特にコア側部に2本のリブを
ゲートを挾んで立設してなる射出成形用金型に関する。
ラジオやステレオ等のオーディオ機器に用いられるつま
みなどのプラスチック外観部品におけるウェルドライン
がガス焼けなどは、外観上のみならずセットの価値観を
も著しく低下させ商品の価値をそこねるものである。
金型内への成形材料の充てん状況とウェルドラインの発
生状態を詳しく調べたところ、以下のことが明らかにな
った。
樹脂の充てん過程において樹脂流路の厚み(空隙)の違
いにより充てんが部分的に遅れたり進みすぎたりして充
てんの先端ラインに凹凸が発生する。
充てんが完了するまでの全過程において、流動先端が第
1図aに示すような鋭角部分100ができるとき、もし
くは、第1図すに示すように未完てん部101を残して
流動先端ライン102がつながるとき、ウェルドライン
103が必ず発生する。
第1図Cに示すように流動先端ライン104が常に円弧
を形成しかつつながらないとき、ウェルドラインは発生
しない。
ウェルドラインの発生しないような充てん過程をとるに
は、充てん進行の遅れるところは流路の厚みを厚くして
早めたり、充てん進行の早すぎるところは流路の厚みを
薄くして遅らせればよい。
このような調整を行うには、キャビティ側は製品の外観
デザインに関係するため、コア側を肉盛りしたり削って
調整を行う。
このような金型全体を調整する作業は熟練を要するうえ
に時間とコストの面で問題が多い。
本考案の目的は、金型内を局部的に調整することにより
樹脂流動を全体的に制御してウェルドラインの発生を阻
止しうる構造の射出成形用金型を提供することにある。
以下に本考案を実施例に基づいて詳述する。
第2図aおよびbに示すように、本考案の射出成形用金
型1はそのコア部11の側部110に2本のリブ111
,111がゲート200を挾むような位置に立設されて
いる。
リブ111,111は全体が角柱形状もしくは下方部が
角柱形状で残りの上方部がコア側部110の上方から下
方にそって傾斜状に形成され得る。
リブ111の例と17では、第3図aおよびbに示すよ
うに、その上方部のみが傾斜状に形成されている。
このときのリブ111は、例えば、金型1のキャビティ
部10の内径d1が10朋、コア部11の外径d2が7
.6順、コア部11の高さh2が16.8mm、キャビ
ティ部10の高さhが18Mのとき(したがって、最終
つまみ成形品の外径は10rrrm 、厚1.2m+y
t、そして高さ18mm)、リブ111のコア部半径方
向の長さ11が0.7 mm、コア部外周接線方向の長
さ12が1甜、リブの角柱部の高さhlが5mmに設計
される。
上記リブ111がキャビティ空間2における溶融樹脂材
料の流路をせばめ樹脂材料の流動をコントロールする。
その結果、ゲート200からキャビティ空間2内に流入
する樹脂材料がリブ111によりその流動が適度に阻ま
れ、流動先端ラインが常に円弧状でかつつまみ側面相当
部の一部が先に合流することなく充てんが完了する。
その結果、ガス焼けおよびウェルドラインの発生しない
理想的な外面をもつ略円筒状もしくはカップ状の、例え
ば、オーディオ機器に用いられるつまみなどの射出成形
品が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来の金型を用いた射出成形におけ
るウェルドライン発生の様子を説明する説明図、第1図
Cは成形材料が理想的な形で金型内を充てんされてゆく
ときの状態を示す説明図、第2図aは本考案の金型の一
実施例の正面断面図、第2図すは本考案の金型のコア部
11の一実施例の斜視図、第3図aおよびbはそれぞれ
リブ111の一実施例の正面図および平面図である。 1・・・・・・本考案の金型、2・・・・・・キャビテ
ィ空間、10・・・・・・金型のキャビティ部、11・
・・・・・金型のコア部、200・・・・・・ゲート、
110・・・・・・コア側部、111・・・・・・リブ
、112・・・・・・コア上面部、113・・・・・・
コア側部背面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 略円筒状もしくはカップ状の射出成形品を得るため
    のキャビティ空間を有し、該成形品の内面を形成しかつ
    該キャビティ空間を形成するコアの側部に2本のリブが
    ゲートを挟んで立設された射出成形用金型。 2 前記リブの上方部がコア側部上方から下方に沿って
    傾斜状に形成されてなる前記実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の金型。
JP15816982U 1982-10-19 1982-10-19 射出成形用金型 Expired JPS6013623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15816982U JPS6013623Y2 (ja) 1982-10-19 1982-10-19 射出成形用金型

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JP15816982U JPS6013623Y2 (ja) 1982-10-19 1982-10-19 射出成形用金型

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Publication Number Publication Date
JPS5961923U JPS5961923U (ja) 1984-04-23
JPS6013623Y2 true JPS6013623Y2 (ja) 1985-05-01

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JP15816982U Expired JPS6013623Y2 (ja) 1982-10-19 1982-10-19 射出成形用金型

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218312A (ja) * 1987-03-09 1988-09-12 Showa Denko Kk 成形用金型
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JPS5961923U (ja) 1984-04-23

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