JPS60135535A - 金属蒸気回収装置 - Google Patents
金属蒸気回収装置Info
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- JPS60135535A JPS60135535A JP58241771A JP24177183A JPS60135535A JP S60135535 A JPS60135535 A JP S60135535A JP 58241771 A JP58241771 A JP 58241771A JP 24177183 A JP24177183 A JP 24177183A JP S60135535 A JPS60135535 A JP S60135535A
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- Japan
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- container
- vapor
- metal
- metal vapor
- valve
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、金属蒸気の回収に係り、更に詳細には金属蒸
気回収装置に係る。
気回収装置に係る。
従来技術
金属蒸気の回収方法の一つとして金属蒸気を冷却して凝
縮させる方法が知られている。しかし非金属元素に比し
て金属の蒸気圧は比較的低く凝縮点は比較的高いので、
金属蒸気の凝縮は比較的高い温度にて行われる必要があ
り、かかる高温度に金属蒸気を冷却づる適当な冷却液体
がないことから、金属蒸気の凝縮は従来より一般に金属
蒸気を空冷することにより行われている。この場合金属
蒸気を液体として連続的に回収覆ることが困難であるこ
とから、金属蒸気を空冷により凝固させて固体金属とし
、固体金属が所定IfJられた段階に於て固体金属を加
熱し溶融さぼることによりそれを液体として回収〕るこ
とが行われている。
縮させる方法が知られている。しかし非金属元素に比し
て金属の蒸気圧は比較的低く凝縮点は比較的高いので、
金属蒸気の凝縮は比較的高い温度にて行われる必要があ
り、かかる高温度に金属蒸気を冷却づる適当な冷却液体
がないことから、金属蒸気の凝縮は従来より一般に金属
蒸気を空冷することにより行われている。この場合金属
蒸気を液体として連続的に回収覆ることが困難であるこ
とから、金属蒸気を空冷により凝固させて固体金属とし
、固体金属が所定IfJられた段階に於て固体金属を加
熱し溶融さぼることによりそれを液体として回収〕るこ
とが行われている。
かかる凝縮にJ、る金属蒸気の回収に使用される従来の
金属蒸気回収装置番よ、一般に、内部に−L下に細長い
密閉空間を郭定し上方部に設置′Jられた吸引ボートと
下端に設(Jられた溶融金属取出しポートと密閉空間へ
金属蒸気を導入するための入口ポートとを有する容器と
、吸引ボーhを経て容器内を減圧する減圧手段と、容器
外に設(プられ容器内を加熱する加熱手段とを有し、減
圧手段によって容器内に金属蒸気の流れを創成し、低温
の容器の内壁面の近傍を通過し又は内壁面に付着した金
属蒸気を固体化し、容器内に所定量の固体金属が得られ
た段階に於て加熱手段によって容器外より固体金属をh
n熱し溶融さけ、これにより金属蒸気を溶融金属として
回収づるようになっている。
金属蒸気回収装置番よ、一般に、内部に−L下に細長い
密閉空間を郭定し上方部に設置′Jられた吸引ボートと
下端に設(Jられた溶融金属取出しポートと密閉空間へ
金属蒸気を導入するための入口ポートとを有する容器と
、吸引ボーhを経て容器内を減圧する減圧手段と、容器
外に設(プられ容器内を加熱する加熱手段とを有し、減
圧手段によって容器内に金属蒸気の流れを創成し、低温
の容器の内壁面の近傍を通過し又は内壁面に付着した金
属蒸気を固体化し、容器内に所定量の固体金属が得られ
た段階に於て加熱手段によって容器外より固体金属をh
n熱し溶融さけ、これにより金属蒸気を溶融金属として
回収づるようになっている。
しかしかかる従来の金属蒸気回収装置に於ては、金属蒸
気が減圧手段により創成される金属蒸気の流れにJ、っ
て搬送され容器の内壁面又はその近傍に導かれることに
依存しているため、容器の中央を流れる金属蒸気は容器
の内壁面に至ることなく吸引ボー1・へ導かれ、吸引ボ
ー1〜に於て凝縮し凝固することにより吸引ボー1〜を
部分的に閉塞し、イの結果減圧手段による吸引効率が低
下して金属蒸気の凝縮効率が悪化し、そのため金属蒸気
の収率が低下したり金属蒸気回収装置の保守が困難にな
る等の問題かある。また従来の金属蒸気回収装置に於て
は、容器の内壁面に形成された固体金属を容器外に設G
〕られた加熱手段により加熱し溶融させるJ、うになっ
ているため、固体金属を溶融させて溶融金属として回収
づる工程に長時間を要づるという問題がある。
気が減圧手段により創成される金属蒸気の流れにJ、っ
て搬送され容器の内壁面又はその近傍に導かれることに
依存しているため、容器の中央を流れる金属蒸気は容器
の内壁面に至ることなく吸引ボー1・へ導かれ、吸引ボ
ー1〜に於て凝縮し凝固することにより吸引ボー1〜を
部分的に閉塞し、イの結果減圧手段による吸引効率が低
下して金属蒸気の凝縮効率が悪化し、そのため金属蒸気
の収率が低下したり金属蒸気回収装置の保守が困難にな
る等の問題かある。また従来の金属蒸気回収装置に於て
は、容器の内壁面に形成された固体金属を容器外に設G
〕られた加熱手段により加熱し溶融させるJ、うになっ
ているため、固体金属を溶融させて溶融金属として回収
づる工程に長時間を要づるという問題がある。
発明の目的
本発明は、従来の金属蒸気回収装置に於ける上述の如き
問題に鑑み、これらの問題が生じることがないよう改良
された金属蒸気回収装置を提供1−ることを目的として
いる。
問題に鑑み、これらの問題が生じることがないよう改良
された金属蒸気回収装置を提供1−ることを目的として
いる。
発明の構成
かかる目的は、本発明によれば、内部に上下にm長い密
閉空間を郭定し上方部に設けられた吸引ボー(へと下端
に設C)られた溶融金属取出しボー1へど前記密閉空間
へ金属蒸気を導入するための入口ボートとを有する容器
と、前記吸引ボートを経て前記容器内を減圧する減圧手
段と、前記減圧手段により創成される前記金属蒸気の流
れを前記容器内の内壁面へ偏向させる手段と、前記容器
外に設けられ前記容器内を加熱する加熱手段とを有する
金属蒸気回収装置、及び内部に上下に111長い密閉空
間を郭定し上方部に設けられた吸引ボートと下端に設け
られた溶融金属取出しボートと前記密閉空間へ金属蒸気
を導入するための入口ボートとを有する容器と、前記吸
引ボートを紅で前記容器内を減圧する減圧手段と、前記
減圧手段により創成される前記金属蒸気の流れを前記容
器の内壁面へ偏向させる手段と、前記容器外に設けられ
前記容器内を加熱する第一の加熱手段と、前記容器内に
設けられ前記容器内を加熱する第二の加熱手段とを有す
る金属蒸気回収装置によって達成される。
閉空間を郭定し上方部に設けられた吸引ボー(へと下端
に設C)られた溶融金属取出しボー1へど前記密閉空間
へ金属蒸気を導入するための入口ボートとを有する容器
と、前記吸引ボートを経て前記容器内を減圧する減圧手
段と、前記減圧手段により創成される前記金属蒸気の流
れを前記容器内の内壁面へ偏向させる手段と、前記容器
外に設けられ前記容器内を加熱する加熱手段とを有する
金属蒸気回収装置、及び内部に上下に111長い密閉空
間を郭定し上方部に設けられた吸引ボートと下端に設け
られた溶融金属取出しボートと前記密閉空間へ金属蒸気
を導入するための入口ボートとを有する容器と、前記吸
引ボートを紅で前記容器内を減圧する減圧手段と、前記
減圧手段により創成される前記金属蒸気の流れを前記容
器の内壁面へ偏向させる手段と、前記容器外に設けられ
前記容器内を加熱する第一の加熱手段と、前記容器内に
設けられ前記容器内を加熱する第二の加熱手段とを有す
る金属蒸気回収装置によって達成される。
発明の作用及び効果
かかる構成によれば、減圧手段により創成され5−
た金属蒸気の流れは偏向手段により容器の内壁面へ強制
的に導かれるので、容器の内壁面に於1ブる金属蒸気の
凝縮及び固体化をより効率的に行わせることができ、こ
れにより従来の金属蒸気回収装置の場合に比して金属の
収率を向上させることができ、また容器の内壁面上に凝
縮することなく吸引ボートへ導かれ該吸引ボートに於て
凝縮する金属蒸気の量を低減することができるので、吸
引ボートが閉塞されることにより減圧手段による吸引効
率が低下することや金属蒸気回収装置の保守が困難にな
ることを回避することができる。また特に本発明の後者
の構成によれば、容器内に形成された固体金属を加熱し
溶融さけることにより液体として回収する工程に於ては
、それぞれ容器外及び容器内に設けられた第−及び第二
の加熱手段により固体金属を迅速に加熱し溶融させるこ
とができるので、従来の金属蒸気回収装置の場合に比し
て固体金属を溶融金属どして回収する工程をより迅速に
実施することができる。
的に導かれるので、容器の内壁面に於1ブる金属蒸気の
凝縮及び固体化をより効率的に行わせることができ、こ
れにより従来の金属蒸気回収装置の場合に比して金属の
収率を向上させることができ、また容器の内壁面上に凝
縮することなく吸引ボートへ導かれ該吸引ボートに於て
凝縮する金属蒸気の量を低減することができるので、吸
引ボートが閉塞されることにより減圧手段による吸引効
率が低下することや金属蒸気回収装置の保守が困難にな
ることを回避することができる。また特に本発明の後者
の構成によれば、容器内に形成された固体金属を加熱し
溶融さけることにより液体として回収する工程に於ては
、それぞれ容器外及び容器内に設けられた第−及び第二
の加熱手段により固体金属を迅速に加熱し溶融させるこ
とができるので、従来の金属蒸気回収装置の場合に比し
て固体金属を溶融金属どして回収する工程をより迅速に
実施することができる。
実施例
−〇−
第1図は本発明による金属蒸気回収装置の一つの実施例
を承り縦断面図である。第1図に於て、1番よ有底円筒
状の容器本体2と該容器の上端を閉ざし容器本体ど共働
して内部に上下方向に細長い密閉空間3を郭定する蓋部
材4とよりなっている。
を承り縦断面図である。第1図に於て、1番よ有底円筒
状の容器本体2と該容器の上端を閉ざし容器本体ど共働
して内部に上下方向に細長い密閉空間3を郭定する蓋部
材4とよりなっている。
容器本体2の上端に設けられたフランジ5と蓋部材4に
設けられたフランジ6との間にはそれらの問を密閉する
0リングシール7が介装されている。
設けられたフランジ6との間にはそれらの問を密閉する
0リングシール7が介装されている。
また容器本体2の上端と蓋部材4との間には幅の狭い円
筒状の空間8が郭定されている。
筒状の空間8が郭定されている。
容器本体2の円筒状側u9の上端には空間8に開口する
吸引ボート1Oが設()られてJ3す、該吸引ボートに
は導管11の一端が接続されている。
吸引ボート1Oが設()られてJ3す、該吸引ボートに
は導管11の一端が接続されている。
導管11の他端は減圧手段としての真空ポンプ12に接
続されており、1P管11の途中しは空11]8ど真空
ポンプ12との間の連通を選択的に制御する開閉弁13
が設置Jられている。また容器本体2の側壁9には底壁
14に近接した位置にて溶融金属取出しボート15が設
けられており、該溶融金属取出しボートには途中に開閉
弁16を有する導色・17が連通接続されている。更に
容器本体2の側壁9には吸引ボー1〜10と溶融金属取
出しボー1〜15との間の高さ位置にて密閉空間3へ金
属蒸気を導入するための入口ポート18がitJられて
おり、該入口ボートは導管19により吸引ボート発生8
置21に接続されている。金属蒸気発生装置21は内部
に密閉空間を郭定するハウジング22内に装入された液
体金属又は固体金属がハウジング22の周りに配設され
たヒータ23によって加熱されることにより金属蒸気を
発生するようになっている、。
続されており、1P管11の途中しは空11]8ど真空
ポンプ12との間の連通を選択的に制御する開閉弁13
が設置Jられている。また容器本体2の側壁9には底壁
14に近接した位置にて溶融金属取出しボート15が設
けられており、該溶融金属取出しボートには途中に開閉
弁16を有する導色・17が連通接続されている。更に
容器本体2の側壁9には吸引ボー1〜10と溶融金属取
出しボー1〜15との間の高さ位置にて密閉空間3へ金
属蒸気を導入するための入口ポート18がitJられて
おり、該入口ボートは導管19により吸引ボート発生8
置21に接続されている。金属蒸気発生装置21は内部
に密閉空間を郭定するハウジング22内に装入された液
体金属又は固体金属がハウジング22の周りに配設され
たヒータ23によって加熱されることにより金属蒸気を
発生するようになっている、。
蓋部材4は容器1の軸1!i!24に沿って延在し下端
にて閉じられた中空部材25を担持している。
にて閉じられた中空部材25を担持している。
中空部材25は軸線24に沿って互に隔置され実質的に
円板形をなづ一複数個の偏向板26を担持している。偏
向板26の外周部は容器本体2の側壁9の内壁面9aよ
り隔置されている。偏向板26の外周部と内壁面9aと
の間の間隔は各偏向板について一定であってもよいが、
図示の実施例に於ては、密閉空間3内の金属蒸気の間が
容器1の上端へ向かうにつれて少なくなることを考慮し
、各偏向板26の外周部と内壁面9aとの間の間隔は容
器1の上端へ向かうにつれて小さく設定されている。ま
た偏向板26は軸線24に対し垂直な平板状であっても
よいが、図示の実施例に於ては偏向板及び中空部材の外
周面にも金属蒸気が凝縮によって付着して凝固すること
を#fij!シ、かくして発生する固体金属を溶融さぜ
ることによりその溶融金属を偏向板より底壁14−Lへ
容易に落下させ得るよう、各偏向板26はその中央部よ
り外周縁へ向けて僅かな角度にて下方へ傾斜している。
円板形をなづ一複数個の偏向板26を担持している。偏
向板26の外周部は容器本体2の側壁9の内壁面9aよ
り隔置されている。偏向板26の外周部と内壁面9aと
の間の間隔は各偏向板について一定であってもよいが、
図示の実施例に於ては、密閉空間3内の金属蒸気の間が
容器1の上端へ向かうにつれて少なくなることを考慮し
、各偏向板26の外周部と内壁面9aとの間の間隔は容
器1の上端へ向かうにつれて小さく設定されている。ま
た偏向板26は軸線24に対し垂直な平板状であっても
よいが、図示の実施例に於ては偏向板及び中空部材の外
周面にも金属蒸気が凝縮によって付着して凝固すること
を#fij!シ、かくして発生する固体金属を溶融さぜ
ることによりその溶融金属を偏向板より底壁14−Lへ
容易に落下させ得るよう、各偏向板26はその中央部よ
り外周縁へ向けて僅かな角度にて下方へ傾斜している。
容器1の側壁90周り及び中空部材25内にはそれぞれ
ヒータ27及び28が設けられており、これらのヒータ
に対する通電を制御することにより容器1内を選択的に
加熱し1qるようになっている。
ヒータ27及び28が設けられており、これらのヒータ
に対する通電を制御することにより容器1内を選択的に
加熱し1qるようになっている。
上述の如く構成された金属蒸気回収装置を用いて金属蒸
気の回収を行う場合には、開閉弁16を閉弁し開閉弁1
3を開弁した状態にて真空ポンプ12を作動させて容器
1内の密閉空間3の圧力を9− 所定の圧力に減圧し、これにより金属蒸気発生装@21
より導管19を経て密閉空間3へ金属蒸気を連続的に導
入する。次いでその状態にて開閉弁13を断続的にUi
1閉づる。この場合開閉弁13が開弁されているときに
は真空ポンプ12により吸引されることによって容器1
内に金属蒸気の流れが発生し、第1図に於て矢印にて示
されている如く、偏向板26により金属蒸気の渦流が発
生されると共に金属蒸気の流れが側壁9の内壁面9aへ
向(プて偏向され、空冷により冷却される側壁9の内壁
面9aに接触した金属蒸気は急冷されることによって凝
縮し内壁面9a上に固体金属として凝固する。また開閉
弁13が閉弁されているときには密閉空間3内の内壁面
9aに近接した部分が伯の部分に比してイル渇であるこ
とにより内壁面〇a上に金属蒸気が凝縮して金属粉末と
して凝固し、密閉空間3内の金属蒸気の密度差に起因し
て金属蒸気が低密度である密閉空間3の周縁部、即ち内
壁面9aに近付く方向へ移動する。また密閉空間3内へ
導入された金属蒸気の一部は偏向板26及10− び中空部材25に付着することによって冷N1されそれ
らの表面上に凝縮して固体金属どして凝固する。
気の回収を行う場合には、開閉弁16を閉弁し開閉弁1
3を開弁した状態にて真空ポンプ12を作動させて容器
1内の密閉空間3の圧力を9− 所定の圧力に減圧し、これにより金属蒸気発生装@21
より導管19を経て密閉空間3へ金属蒸気を連続的に導
入する。次いでその状態にて開閉弁13を断続的にUi
1閉づる。この場合開閉弁13が開弁されているときに
は真空ポンプ12により吸引されることによって容器1
内に金属蒸気の流れが発生し、第1図に於て矢印にて示
されている如く、偏向板26により金属蒸気の渦流が発
生されると共に金属蒸気の流れが側壁9の内壁面9aへ
向(プて偏向され、空冷により冷却される側壁9の内壁
面9aに接触した金属蒸気は急冷されることによって凝
縮し内壁面9a上に固体金属として凝固する。また開閉
弁13が閉弁されているときには密閉空間3内の内壁面
9aに近接した部分が伯の部分に比してイル渇であるこ
とにより内壁面〇a上に金属蒸気が凝縮して金属粉末と
して凝固し、密閉空間3内の金属蒸気の密度差に起因し
て金属蒸気が低密度である密閉空間3の周縁部、即ち内
壁面9aに近付く方向へ移動する。また密閉空間3内へ
導入された金属蒸気の一部は偏向板26及10− び中空部材25に付着することによって冷N1されそれ
らの表面上に凝縮して固体金属どして凝固する。
かくして容器1内に所定量の固体金属が形成された段階
に於て開閉弁13を閉弁し、ヒータ27及び28に通電
を行って容器1内を加熱し、これにより内壁部9a上及
び偏向板26及び中空部材25の表面」−にイ」肴して
いる固体金属を加熱して溶融させる。これらの固体金属
は液滴となって底壁14上に落下号−る。実質的に全て
の固体金属が溶融されて密閉空間3の下方部に貯容され
た段階に於て、開閉弁16を開弁じて容器1内より溶融
金属を取出す。
に於て開閉弁13を閉弁し、ヒータ27及び28に通電
を行って容器1内を加熱し、これにより内壁部9a上及
び偏向板26及び中空部材25の表面」−にイ」肴して
いる固体金属を加熱して溶融させる。これらの固体金属
は液滴となって底壁14上に落下号−る。実質的に全て
の固体金属が溶融されて密閉空間3の下方部に貯容され
た段階に於て、開閉弁16を開弁じて容器1内より溶融
金属を取出す。
次に第1図に示された実施例を用いて行われた金属マグ
ネシウム回収の実績について説明する。
ネシウム回収の実績について説明する。
金属蒸気回収装置20内に10wt%Ma−90wt%
P I)の混合溶湯を装入し、金属蒸気発生装置内の温
度及び圧力をそれぞれ900〜950℃、1〜5 to
rrに維持づることにより金属マグネシウム蒸気を発生
させ、金属マグネシウム蒸気を約2O00(1/卜1r
の流量にて温石及び圧力がイれぞれ3O0〜400℃、
1〜5 torrに維持された容器1内の密閉空間3へ
導入した。その結果金属マグネシウムの収量は従来の金
属蒸気回収装置の場合の800〜1000(1/1−1
rより1700〜2O00o/)−1rに大幅に白土し
た。また容器1内にて約4koの金属マグネシウムの固
体が形成された場合に於ける金属マグネシウムの加熱溶
融に要する時間は従来の金属蒸気回収装置の場合の約半
分であった。
P I)の混合溶湯を装入し、金属蒸気発生装置内の温
度及び圧力をそれぞれ900〜950℃、1〜5 to
rrに維持づることにより金属マグネシウム蒸気を発生
させ、金属マグネシウム蒸気を約2O00(1/卜1r
の流量にて温石及び圧力がイれぞれ3O0〜400℃、
1〜5 torrに維持された容器1内の密閉空間3へ
導入した。その結果金属マグネシウムの収量は従来の金
属蒸気回収装置の場合の800〜1000(1/1−1
rより1700〜2O00o/)−1rに大幅に白土し
た。また容器1内にて約4koの金属マグネシウムの固
体が形成された場合に於ける金属マグネシウムの加熱溶
融に要する時間は従来の金属蒸気回収装置の場合の約半
分であった。
第2図乃至第8図は本発明による金属蒸気回収装置の他
の実施例の要部を示す部分縦断面図、第9図は第8図の
線rx−rxに沿う平断面図である。尚これらの図に於
て、第1図に示された部材と実質的に同一の部材には同
一の符号が付されている。
の実施例の要部を示す部分縦断面図、第9図は第8図の
線rx−rxに沿う平断面図である。尚これらの図に於
て、第1図に示された部材と実質的に同一の部材には同
一の符号が付されている。
第2図に示された実施例に於ては、偏向板26には複数
個の孔29が設けられており、各偏向板の孔29は隣接
する偏向板の孔に対し軸線24の周りに角方向にオフセ
ットされている。
個の孔29が設けられており、各偏向板の孔29は隣接
する偏向板の孔に対し軸線24の周りに角方向にオフセ
ットされている。
第3図に示された実施例に於ては、各偏向板はその中央
部より外周縁へ向1」て僅かな角度にて4一方へ傾斜し
ており、各偏向板の中空部材25との接続部には軸線2
4の周りに互に隔置された複数個の孔29が設けられて
おり、8孔は隣接する偏向板の孔に対し軸線24の周り
に角方向にオフセットされている。
部より外周縁へ向1」て僅かな角度にて4一方へ傾斜し
ており、各偏向板の中空部材25との接続部には軸線2
4の周りに互に隔置された複数個の孔29が設けられて
おり、8孔は隣接する偏向板の孔に対し軸線24の周り
に角方向にオフセットされている。
第4図に示された実施例に於ては、偏向板26は軸線2
4の周りに螺旋状に配設された一枚の板部材により形成
されており、イの中央部より外周縁へ向けて僅かな角度
にて下方へ僅かな角度にて傾斜している。
4の周りに螺旋状に配設された一枚の板部材により形成
されており、イの中央部より外周縁へ向けて僅かな角度
にて下方へ僅かな角度にて傾斜している。
第5図に示された実施例に於ては、偏向板26は軸線2
/Iの周りに螺旋状に配設された一枚の板部材により形
成されており、外周縁へ向かうにつれて上方へ傾斜して
おり、偏向板の中空部材25との連結部には軸線240
周りに互に隔置された複数個の孔29が設けられている
。
/Iの周りに螺旋状に配設された一枚の板部材により形
成されており、外周縁へ向かうにつれて上方へ傾斜して
おり、偏向板の中空部材25との連結部には軸線240
周りに互に隔置された複数個の孔29が設けられている
。
第6図に示された実施例に於ては、偏向板26は容器本
体2の側壁9の内装面9aに固定された13− 環状をなしており、その周縁部より内周縁へ向1′jで
僅かな角度にて下方へ傾斜しており、各偏向板と中空部
材とにより郭定される環状の孔26aは上方へ向かうに
つれて小さく設定されている。
体2の側壁9の内装面9aに固定された13− 環状をなしており、その周縁部より内周縁へ向1′jで
僅かな角度にて下方へ傾斜しており、各偏向板と中空部
材とにより郭定される環状の孔26aは上方へ向かうに
つれて小さく設定されている。
第7図に示された実施例に於て番よ、偏向板26は容器
本体2の側壁9の内装面9aに固定された環状をなして
おり、その周縁部より内周縁へ向けて僅かな角度にて上
方へ傾斜しており、各偏向板の側壁9との連結部には軸
1i!24の周りに隔置された複数個の孔29が設けら
れており、8孔は隣接する偏向板の孔に対し軸線24の
周りに角方向にオフセットされている。
本体2の側壁9の内装面9aに固定された環状をなして
おり、その周縁部より内周縁へ向けて僅かな角度にて上
方へ傾斜しており、各偏向板の側壁9との連結部には軸
1i!24の周りに隔置された複数個の孔29が設けら
れており、8孔は隣接する偏向板の孔に対し軸線24の
周りに角方向にオフセットされている。
第8図に示された実施例に於ては、偏向板26は軸線2
4の両側にて互に他に対し千鳥足状に軸線24に対し垂
直な軸線に沿って延在するよう配設されており、各偏向
板はその下面が半径方向外方へ向く方向へ傾斜されてお
り、各偏向板は蓋部材4に固定された複数個の支柱30
により支持されている。尚この実施例に於ては各偏向板
は軸線24の周りに円弧状に延在するよう配設されても
14− よい。
4の両側にて互に他に対し千鳥足状に軸線24に対し垂
直な軸線に沿って延在するよう配設されており、各偏向
板はその下面が半径方向外方へ向く方向へ傾斜されてお
り、各偏向板は蓋部材4に固定された複数個の支柱30
により支持されている。尚この実施例に於ては各偏向板
は軸線24の周りに円弧状に延在するよう配設されても
14− よい。
以上に於ては本ブを明を幾つかの実施例について詳細に
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。例えば上述の
各実施例に於ては、偏向板は板部材にて形成されている
が、金網や実質的に棒状の部材にて形成されてもよく、
J、た第1図乃至第3図に示されている如く中空部材2
5に固定された偏向板と第6図及び第7図に示されてい
る如く側壁9の内壁面9aに固定された偏向板とが軸線
24に沿って交互に配設されてもよい。
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。例えば上述の
各実施例に於ては、偏向板は板部材にて形成されている
が、金網や実質的に棒状の部材にて形成されてもよく、
J、た第1図乃至第3図に示されている如く中空部材2
5に固定された偏向板と第6図及び第7図に示されてい
る如く側壁9の内壁面9aに固定された偏向板とが軸線
24に沿って交互に配設されてもよい。
第1図は本発明による金属蒸気回収装置の一つの実施例
を示1縦断面図、第2図乃至第8図は本発明による金属
蒸気回収装置の他の実施例の要部を示ず部分縦断面図、
第9図は第8図の線lX−■×による平断面図である。 1・・・容器、2・・・容器本体、3・・・密閉空間、
4.5・・・フランジ、6・・・蓋部材、7・・・Oリ
ングシール。 8・・・空間、9・・・側壁、9a・・・内壁面、1O
・・・吸引ボー]〜、11・・・導管、12・・・真空
ポンプ、13・・・開閉弁、14・・・底壁、15・・
・溶融金属取出しボート、16・・・開閉弁、17・・
・導管、18・・・入口ポート、19・・・導管、21
・・・金属蒸気発生装置、22・・・ハウジング、23
・・・ヒータ、24・・・軸線、25・・・中空部材、
26・・・偏向板、26a・・・孔、27.28・・・
ヒータ、29・・・孔、30・・・支柱時 許 出 願
人 トヨタ自動車株式会社代 理 人 弁理士 明石
昌毅
を示1縦断面図、第2図乃至第8図は本発明による金属
蒸気回収装置の他の実施例の要部を示ず部分縦断面図、
第9図は第8図の線lX−■×による平断面図である。 1・・・容器、2・・・容器本体、3・・・密閉空間、
4.5・・・フランジ、6・・・蓋部材、7・・・Oリ
ングシール。 8・・・空間、9・・・側壁、9a・・・内壁面、1O
・・・吸引ボー]〜、11・・・導管、12・・・真空
ポンプ、13・・・開閉弁、14・・・底壁、15・・
・溶融金属取出しボート、16・・・開閉弁、17・・
・導管、18・・・入口ポート、19・・・導管、21
・・・金属蒸気発生装置、22・・・ハウジング、23
・・・ヒータ、24・・・軸線、25・・・中空部材、
26・・・偏向板、26a・・・孔、27.28・・・
ヒータ、29・・・孔、30・・・支柱時 許 出 願
人 トヨタ自動車株式会社代 理 人 弁理士 明石
昌毅
Claims (2)
- (1)内部に上下に細長い密閉空間を郭定し上方部に設
けられた吸引ボー1−と下端に設番プられた溶融金属取
出しボートと前記密閉空間へ金属蒸気を導入するlζめ
の入口ボートとを有する容器と、前記吸引ボートを経て
前記容器内を減圧する減圧手段と、前記減圧手段により
創成される前記金属蒸気の流れを前記容器内の内壁面へ
偏向させる手段と、前記容器外に設けられ前記容器内を
加熱する加熱手段とを有する金属蒸気回収@置。 - (2)内部に上下に細長い密閉空間を郭定し上方部に設
けられた吸引ボートと下端に設(プられた溶融金属取出
しボートと前記密閉空間へ金属蒸気を導入するための入
口ポートとを有する容器と、前記吸引ボートを経て前記
容器内を減圧する減圧手段と、前記減圧手段により創成
される前記金属蒸気の流れを前記容器の内壁面へ偏向さ
せる手段と、前記容器外に設けられ前記容器内を加熱す
る第一の加熱手段と、前記容器内に設(プられniJ記
容器内を加熱する第二の加熱手段とを有する金属蒸気回
収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58241771A JPS60135535A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 金属蒸気回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58241771A JPS60135535A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 金属蒸気回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60135535A true JPS60135535A (ja) | 1985-07-18 |
JPH0421737B2 JPH0421737B2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=17079277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58241771A Granted JPS60135535A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 金属蒸気回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60135535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101063398B1 (ko) | 2009-12-01 | 2011-09-07 | 기아자동차주식회사 | 와셔액 가열기능을 갖는 와셔펌프장치 |
-
1983
- 1983-12-21 JP JP58241771A patent/JPS60135535A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101063398B1 (ko) | 2009-12-01 | 2011-09-07 | 기아자동차주식회사 | 와셔액 가열기능을 갖는 와셔펌프장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0421737B2 (ja) | 1992-04-13 |
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