JPS6013547A - 有機ガラス成形体 - Google Patents

有機ガラス成形体

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Publication number
JPS6013547A
JPS6013547A JP12209183A JP12209183A JPS6013547A JP S6013547 A JPS6013547 A JP S6013547A JP 12209183 A JP12209183 A JP 12209183A JP 12209183 A JP12209183 A JP 12209183A JP S6013547 A JPS6013547 A JP S6013547A
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JP
Japan
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resin
organic glass
glass molded
resin layer
central member
Prior art date
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Pending
Application number
JP12209183A
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English (en)
Inventor
弘志 度会
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機ガラス成形体に関するものである。
無機ガラスに代って透明樹脂で成形された有機ガラス成
形体が多用されている。しかし、有機ガラス成形体は、
表面硬度が低く、傷つきやJいために成形後表面に硬化
被膜を形成している。この硬化被膜は成形後に形成され
るために熱処理が十分にできない等の理由により、成形
体と被膜との一体性が十分でなかったり、硬度の高い硬
化被膜が得られないといった問題点があった。
本発明は、上記問題点を克服するもので成形体と硬化被
膜との一体性がより強化された耐久性のある有機ガラス
成形体を提供することを目的とするものである。
本発明の有機ガラス成形体は、硬質熱可塑性樹脂を主体
とブる板状素材を軟化点以−ヒに加熱し、成形型面に押
しく=Jりて得られる有機ガラス成形体で、あり、この
有機ガラス成形体は、硬質熱可塑性樹脂製の中心部材と
、該中心部材の一面に一体的に硬化成形された高架橋硬
化樹脂層と、該中心部材の他面に一体的に成形された軟
質樹脂層とで構成されていることを特徴とづ−るもので
ある。
本発明の有機ガラス成形体を構成づる中心部材は、基本
的には従来の心機ガラス成形体と同一のものである。こ
の中心部材は硬質熱可塑性樹脂で形成される。硬質熱可
塑性樹脂としては、透明または半透明のポリカーボネー
(へ、ポリメチルメタアクリレート、硬質ポリ塩化ビニ
ル、ボリスヂレン、△BS、メヂルメタアクリレートー
スチレン共重合樹脂、アクリロニ1ヘリルースチレン共
重合樹脂等が使用できる。この中心部材は有機ガラス成
形体の主体となるもので、成形体の形状、機械的強度等
の主要部を受り持つ。この中心部材は板状の硬質熱可塑
性樹脂を、その軟化点以上に加熱した状態で真空成形あ
るいはプレス成形により、成形型面に押し付は成形型面
て楢った形状に成形し、その後、軟化点以下に冷却して
、その形状を固定されたものである。
高架橋硬化樹脂層は、上記中心部材の一面に一体的に硬
化成形されたものである。高架橋硬化樹脂としては、三
次元的に架橋したアクリル樹脂、シリコン樹脂、メラミ
ン樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられている。この高架橋
硬化樹脂層は予め板状の硬質熱可塑性樹脂素材の表面に
半硬化状態で硬化樹脂層を形成し、中心部材の成形とと
もに加熱成形したものである。そして、この時の加熱に
より、架橋反応が進み、高い架橋密度をもつ高架橋硬化
樹脂層となる。また、同時に中心部材と同様に、真空成
形、プレス成形により硬化樹脂層自体も中心部材と同時
に一体的に成形される。なお、この高架橋硬化樹脂層の
表面が成形型面の表面に押付けられ、高架橋硬化樹脂層
表面が成形型面により平滑化されているのが好ましい。
軟質樹脂層は上記中心部材の細面を覆うものである。こ
の軟質樹脂層は中心部材を構成する硬質熱可塑性樹脂に
比較して弾性率の小ざい、柔らかい樹脂で形成されてい
る。この軟質樹脂層は熱硬化性樹脂でも熱硬化性樹脂で
も良い。具体的には熱可塑性ポリエステル、ポリウレタ
ン、エチレンh1酸ビニル共重合体樹脂等のフィルムが
用いられる。この軟質樹脂層も、中心部材を形成する板
状の硬質熱硬化性樹脂累月の他の面に予め張り合され、
その成形工程において同時に加熱成形されるものである
本発明の有機カラス成形体を製造する方法は、中心部材
を構成づる板状の硬質熱可塑性樹脂素材の一面に高架橋
硬化樹脂層となる熱硬化性樹脂のフィルムを形成し、そ
の架橋をある程度進め半硬化状態どJる。そして、板状
素材の他のmlに軟質樹脂層となる軟質樹脂フィルムを
接着させる。軟質樹脂フィルムの接着は接着剤を使用し
ても、あるいは軟質樹脂を加熱し、半溶融状態で溶着さ
せてもよい。このようにして、板状の硬質熱可塑性樹脂
の両面に硬化樹脂被覆層と、軟質樹脂フィルム層が一体
的に接合された成形素材を調製覆る。
次に、この成形素材を硬質熱可塑性樹脂の軟化点以上に
加熱する。加熱は従来と同様に熱風炉で加熱しても赤外
線ランプ等で加熱してもよい。軟化点以上に加熱した後
に通常の真空成形、あるいは一対の成形型間で冷間圧縮
成形し、成形素材を成形型面に押付け、成形型面に沿っ
た形状に成形する。成形と同時に成形型により、成形体
を冷却し、有機ガラス成形体とするものである。
本発明の有機ガラス成形体は、材料が樹脂であるために
、無機ガラスに比較し成形が容易で、はぼ任意の形状の
有機ガラス成形体を得ることができる。また、本発明の
有機ガラス成形体は、中心部材と高架橋硬化樹脂層およ
び軟質樹脂層が一体的に加熱成形されたものであるため
に、高架橋硬化樹脂層と軟質樹脂層が中心部材とより一
体的に結合している。したがって、中心部材より高架橋
硬化樹脂層あるいは軟質樹脂層が剥離する可能性がそれ
だけ少なくなっている。なお、高架橋硬化樹脂層により
、有機ガラス成形体の一面の硬度が高くなり、傷がつき
にくくなっている。軟質樹脂層は逆に柔軟性のために傷
がつくJ、うな場合にあっても樹脂自体のもつ塑性によ
り傷が塑性変形で回復し、外観的にtよ傷が残らない。
従って、本発明の有機カラス成形体は自動車用のガラス
のように外表面に高架橋硬化樹脂層どし、室内側を軟質
樹脂図としたしのに適している。
以下、実施例を説明づる。
本実施例の有機カラス成形体(ある自動車用リレカラス
の斜視図を第1図に示J0この成形体は第2図にその一
部断面を示1成形素材より成形したものである。この成
形累月tit、厚さ5m01、縦、横、各100.15
0cmのポリカ〜ボネー1−樹脂1の一面に溶液状のメ
ラミン樹脂を塗布し、その後、熱風を吹(”l’ 4〕
約60℃で10分間硬化反応を進め、半硬化状態の厚さ
5〜10μmの硬化被膜層2を形成し、次にこのポリカ
ーボネー1〜樹脂1の裏面にポリ1スプル樹脂フイルム
3をアクリル系接着剤0〜体的に接合し−C作った。こ
の樹脂フィルム3の厚さはQ、5n1m′C″ある。こ
のようにしく 4FJられた成形素材を90℃に保持さ
れた加熱炉に30分間挿入し、ただちに第3図に概要を
示づ真空成形機にかり、真空成形により成形した。その
後、外周部を切取り、第1図に示す有機ガラス成形体を
得た。この有機ガラス成形体は無機ガラスとほぼ同様の
透明性を有し、テーバ法(C8−10F車輪、荷!50
0グラム、500回転)でデルタ−へイズ(+−IAZ
E>7〜10であった。
また、内側面の硬さは鉛筆硬度で1」程度で、コイン等
°でその内側面を傷つけてもしばらくするとその傷が回
復し、はとんど傷が目立たなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の有機ガラス成形体の斜視図、第2図
は本実施例で用いられた成形素材の断面図、第3図は真
空成形の概要を示す概略図である。 1・・・ボリノJ−ボネート樹脂 2・・・硬化被膜層 3・・・樹脂フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硬質熱可塑性樹脂の軟化点以上に加熱した板状素
    材を成形型面に押し付けて得られる有機ガラス成形体で
    あつ−C1 上記布(幾ガラス成形体は、硬質熱可塑性樹脂製の中心
    部材と、該中心部材の一面に一体的に硬化成形された高
    架橋硬化樹脂層と、該中心部材の他面に一体的に成形さ
    れた軟質樹脂層とで構成されていることを特徴とする有
    機ガラス成形体。
  2. (2)硬質熱可塑性樹脂はポリカーボネ−1〜、ポリメ
    チルメタアクリレート、硬質ポリ塩化ビニル、ボリスヂ
    レン、ABS、メチルメタアクリレ−1−−スヂレン共
    重合樹脂、アクリロニトリルースヂレン共用合樹脂であ
    る特許請求の範囲第1]J!J記載の有機ガラス成形体
  3. (3)高架橋硬化樹脂は三次元的に架橋した耐擦傷性表
    面硬化処理膜を形成1′るアクリル樹脂、シリコン樹脂
    、メラミン樹脂で坐る特許請求の範囲第1項記載の有機
    ガラス成形体。
  4. (4)軟質樹脂は熱可塑性ポリエステル、ポリウレタン
    である特許請求の範囲第1項記載の有機ガラス成形体。
JP12209183A 1983-07-05 1983-07-05 有機ガラス成形体 Pending JPS6013547A (ja)

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JP (1) JPS6013547A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145359A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Nakano Sangyo Kikai:Kk 練土
JPH03271035A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Nissan Motor Co Ltd 車両用コーナリングランプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145359A (ja) * 1987-12-01 1989-06-07 Nakano Sangyo Kikai:Kk 練土
JPH03271035A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Nissan Motor Co Ltd 車両用コーナリングランプ

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