JPS60135260A

JPS60135260A - インクジエツトプリンタ

Info

Publication number: JPS60135260A
Application number: JP24351383A
Authority: JP
Inventors: Masataka Oota; 正孝太田
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1983-12-23
Filing date: 1983-12-23
Publication date: 1985-07-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はインフジエラ１〜プリンタに関し、更に詳しく
は固形インクを印刷直前に溶融、液化しノズルからイン
ク滴として吐出するインフジエラ１〜プリンタに関する
ものである。

従来、インクジェットプリンタにおいて、液体インクを
用いるものが知られている。このインクジ、１ツ１〜プ
リンタは、ノズルに液体インクが常時滞溜し−Ｃいるた
め、ノズル先端でインク中に不溶性のＪｕを形成したり
、染料が結晶したりして目詰まりを生じやＪ”いという
欠点を右している。このＪ：うな欠点を解消するものと
して、固形インクを用いるインクジェットプリンタが知
られている。

この原理図を第１図に示す。（１）は耐熱ガラス管（９
）の先端に設けたノズル、（２）は前記耐熱ガラス管（
９）内に収容した棒状の固形インクで、カーボンブラッ
クよりなる。く３）はスパーク用電極、（４）はプリン
ト用紙、（５）は用紙送り用ドラム、（６）は高電圧発
生回路、（７）は端子、（８）は前記固形インク（２）
をノズル（１）側へ押圧するスプリングである。かかる
構成において、高電圧発生回路（６）によって、スパー
ク用電極（３）とカーボンブラックの固形インク（２）
の先端の間に３〜４に■の高電圧がかけられると、スパ
ーク用電極（３）とノコ−ボンブラックの固形インク（
２）の先端の間にスパークが発生し、それによって生じ
るー・種の爆発によって、固形インク（２）の先端の一
部が小片どなっノズル（１）から用紙（４）に向って吐
出する。この固形インク（２）の小月は熱で溶融状態と
なっているので、用紙（４）にイ」着しドツト表示によ
る印刷を行うことができるのである。

この原理によるインクジェットプリンタは、耐熱ガラス
管（９）の中に固形インク（２）を封入しているため、
そのまま交換、補充ができ、取扱いが容易なうえノズル
（１）の目詰りの心配がない等の特徴を持つ反面、これ
らをいくつが並べて従来のワイヤドツトの印字ヘッドの
ような構成をとるには耐熱ガラス管（９）の直径（４ｍ
ｍ　）が大ぎずぎて無理である。また、３〜４Ｋｖの高
電圧発生回路（６）を必要とする等の欠点があった。

本発明は従来のものに見られ／＝上記の如き欠点に鑑み
、固形インクを用いるタイプのインクジェットプリンタ
において、従来のワイヤドツトの印字ヘッドのようにノ
ズルを高密度に並設することが可能で、しかも、従来の
ものＪ：りも低電圧で動作し得るインクジェットプリン
タを提供しようとする・ｂので、以上図面について詳細
に説明する。

第２図乃至第４図は本発明の一実施例を示すもので、図
において（１０）は絶縁性拐料にて形成されたケース体
で、その前壁（１１）の中央縦方向には複数のノズル（
２０）が所定間隔をおいて並設されている。（３０）は
複数の棒状の導電性固形インクで、その各一端部（３０
ａ）が対応する前記各ノズル（２０）の内側に接触り゛
る如（前記ケース体（１０）内に配設される。この固形
インク（３０）は第４図に示す如く断面正４角形で、染
料や顔料等を用いたワックスを基材とするインク本体部
分〈３１）にカーボンや金属等の導電性細片（３２）を
混入してなる。（４０）は板状の一対の電極で、各一端
縁（４０ａ）で前記固形インク（３Ｏ）の一端部（３０
ａ）を挟む如く前記ケース体く１０）内に該固形インク
（３０）の数だけ配設される。即ち、該電極（４０）と
前記固形インク（３０）の一端部（３０ａ）とはごく近
接して対向している。該各一対の電極（４０）の他端側
はケース体り１０）の−側壁（１２）を貫通しく外部へ
延長され一対の端子（４１）を形成している。なお、前
記各一端縁（４（ｌａ）の−側部は該固形インク〈３０
）の電極（４０）間への導入を円滑にするように傾斜面
となっている。（５０）は前記各一対の端子（４１）に
接続された電圧発生回路で、各一対の電極（４０）に所
定制御信号に応じて選択的にパルス状の所定電圧を印加
する如くなっている。

（６０）は前記固形インク（３０）を前記電極（４０）
間に達するよう案内する案内部で、該固形インク（３０
）の−側面を支える側面案内板（６１）と、同じく他側
面を支える側面案内板（６２）　（６３）と、同じく底
面を支える底面案内板（６４）とからなる。

（７０）は前記固形インク（３０）を前記案内部（６０
）を介して前記電極（４０）方向へ押出り送り装置で、
駆動側の■溝イ」プーリ（７１）と従動側のＶ溝付プー
リ（７２）ど両プーリ（７１）　（７２）問に懸架した
Ｖベルト（７３）と該■ベル１〜（７３）に成句けられ
前記固形インク（３０）の他端部（３０ｂ）に当接ずる
押出腕（７４）とからなり、この押出腕（７４）は後述
づ−る補給用固形イン″り（３０′）の他端部（３０ｂ
＝）に当接し得るよう適当な間隔をおいて複数個設りら
れている。各押出腕（７４）の自由端は補給固形インク
（３０′）の案内部（６０）内への供給を容易にりるた
めに前記電極（４０）の反対方向へ若干湾曲している。

また、プーリ（７１）の駆動軸（７１ａ、）は一定ノノ
以上の抵抗力が加わったときに滑りを生じる機構（図示
せず〉を介してモータ等の回転軸（図示せず）に連結し
ており、該Ｖベルト（７３）を矢印方向へ回動させる。

（８Ｏ）はカー１−リッジタイプの固形インク供給装首
で、前記ケース体く１０）の他側壁（１３）に着脱自在
に取付けられ、内部に収容された補給用固形インク（３
０＝）は同じく内部に収容されたスプリング（８１）の
弾発力によって、供給口（８２）の゛　直下から先行の
固形インク（３０〉がなくなると同時に前記案内部（６
０）内へ供給される如くなっている。

次に動作を説明する。固形インク（３０）は送り装置り
７０）の押出腕（７４）によって一端部（３０ａ）がノ
ズル（２０）の内側に常時押しっ（）られでＪ３す、一
端部（３０ａ）が消耗すると、その分たり案内路（６０
）に沿って送り出される。いま、電圧発生回路（５０）
によって所定電圧が電１ｊ（４０）問にパルス状に印加
されると、固形インク（３０）の一端部（３０ａ）中の
細ハ（３２〉を通ってり、０絡的に？Ｒ流が流れる。こ
のどき、電極（４０）と固形インク（３０）の一端部（
３０ａ）との問はごくわずかの微小なギレッブをもって
接するかの如き状態にあるから、ギャップによる放電の
みでなく、短絡による導電性細片（３２）の発熱によっ
て、ワックス等のインク本体部（３１）をも瞬間的に溶
融する。この瞬間的な溶融現象と前記放電のエネル１！
（スパーク力）との共働作用によって、溶融して液化し
た部分がインク滴となってノズル（２０）から吐出づ゛
る。この吐出したインク滴は既知のようにノズル（２０
）の近くに配設した荷電電極及び制御電極（いヂれも図
示せず）による制御の下に用紙（図示ヒず）に付着し、
ドツト表示による印刷を行うものである。

このＪ、うにして、固形インク（３０）が消耗して、固
形インク供給装置（８０）の供給口（８２）の直１；か
ら押出腕（７４）によって押出されると、補給用固形イ
ンク（３０′）が案内路（６０）内にスプリング（８１
）によって供給され、送り装置（７ｏ）の押出腕（７４
）によって案内路（６Ｏ）を介して電極（４０）間の所
定位置に適確に送り出されるのである。

なお、前記電極（４０）間に印加される電圧は数１０ｖ
程度でにい。また、ノズル（２０）はすべで平行な方向
に向（）る必要はなく、方向を変えることにＪ：って、
用紙にはノズル（２０）のピッチと異なるピッチでのド
ツト表示を行うようにしてもよい。

以上説明した本発明にＪ：れば、従来の固形インク自身
を一方の電極としこれど一定の人ささ以上のギャップを
設けてスパーク用電極を設け、放電現象のみを利用づる
ものと異なり、電極と固形インクの一端部との問はごく
わずかの微小なギャップをもって接するかの如き状態に
おいてギャップによる放電のみでなく、短絡にＪ：る導
電性インク部分の発熱によっＣ瞬間的に溶融する現象と
前記放電のエネルギ（スパーク力）との共働作用によっ
て、溶融して液化した部分をインク滴としてノズルから
吐出するものであるから、従来のものの如く高電圧を必
要とけず、また固形インク毎にガラス管を必要としない
ため、ノズルの高密度化を図れるとともに使い捨て部品
を省い（経演化を図ることができ、その上、固形インク
は導電性を付与する手段としてカーボン以外の金属等が
使用できることと従来のように染料や顔わ１を用いるこ
とができるため、従来のものの如くカーボンによる黒色
のみの印刷だけでなく、カラーの印刷も可能である。ま
た、固形インクは案内路を介して電極間の所定位置に順
次送り出されるから、動作が適確となる。さらに、固形
インクは順次案内路に補給されるから、連続的に印刷す
ることができる等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の説明に供するもので、第１図は従来の固
形インクを用いるインクジェットプリンタの原理説明図
、第２図は本発明の一実施例を示り一インクジェットプ
リンタの要部の概略斜視図、第３図は第２図の■−■線
矢視方向の拡大断面図、第４図は固形インクの拡大断面
図である。２Ｏ・・・ノズル、３０・・・固形インク、４Ｏ・・・
一対の電極、５０・・・電圧発生回路、６０・・・案内
部、７Ｏ・・・送り装置、８０・・・固形インク供給装
置。特許出願人　日本電信電話公社代　理　人　弁理士　吉１）精孝手続補正書（方刻昭和５９年　４月　６日特許庁長官　若　杉　和　夫　殿１１１ｒ件の表示昭和５８年特許願第２４３５１３号２発明の名称インクジェットブリンク３、ｉ’７Ｑ正をする者事件との関係　特許出願人住　所　東京都千代田区内幸町１丁目１番６ｇ名　称　
（４２２）日本電信電話公社代表者　真藤　恒・１代理人　〒１０５　′ｒＸ（０３１５０８−９８６
６昭和５９年　３月　７日昭和５９年　３　Ｊ］２７日（発送日）６補正の対象明細書の全文７補正の内容明細書の浄８（内容に変更なし）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ノズルを有し、インク滴を該ノズルから吐出して
用紙等にドツト表示を行うインクジ１ツ１〜プリンタに
ａ５いて、前記ノズルの内側に一端部を接触する如く配
設した棒状の心電性固形インクと、該固形インクの一端
部を挟む如く近接して設けた一対の電極と、該電極にパ
ルス状の電圧を印加Ｖる電源回路とを備えたことを特徴
とするインクジ１ツ１〜プリンタ。
（２）ノズルを有し、インク滴を該ノズルから吐出して
用紙等にドツト表示を行うインクジェットプリンタにお
いて、前記ノズルの内側に一端部を接触覆る如く配設し
た棒状の導電性固形インクと、該固形インクの一端部を
挟む如く近接して設けた一ＪＪの電極と、該電極にパル
ス状の電圧を印加する電源回路と、前記固形インクを前
記電極間の所定位置に達するよう案内する案内部と、前
記固形インクを前記案内部を介し−Ｃ前記電極方向へ順
次押出す送り装置とを備えたことを特徴とするインクジ
ェットプリンタ。
（３）ノズルを右し、インク滴を該ノズルから吐出して
用紙等にドラ１〜表示を行うインクジェットプリンタに
おいて、前記ノズルの内側に一端部を接触づ゛る如く配
設した棒状の導電性固形インクと、該固形インクの一端
部を挟む如く近接して設りＩこ一対の電極と、該電極に
パルス状の電圧を印加する電源回路と、前記固形インク
を前記電極間の所定位置に達するよう案内する案内部と
、前記固形インクを前記案内部を介して前記電極方向へ
順次押出す送り装置と、該送り装置に順次固形インクを
供給づる固形インク供給装置とを備えたことを特徴とり
゛るインクジ」ツｌ〜プリンタ。