JPS60135121A - 放電加工機における工作物取付台の絶縁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技１？ｉ分野） この発明は油、水等の加工液を使用するワイヤ力ｙト１
Ｊ９．電加工機等の放電加工機において、接続端子を取
ｔｔりた工作物取付台から放電加工機本体への通電を遮
断する絶縁装置の改良に関づる。

〔従来技術〕

術来、この種の装置としては、種々のものが実施化され
ている。例えば第１図に示すようなものがある。第１図
はワイヤカットｆｉ電加工機にお１プる絶縁装置の構成
を示す。このワイ（アカラミー放電加工機はワイヤ電極
１を図示していない一力のリールから繰り出し、他方の
リールに巻き取る等の回収プる問において、一対の位置
決めガイド２゜２問を移動するワイヤ電極１の軸心に略
直角の方向から工作物３を対向させて加工間隙を形成し
、この間隙に水、油等の加工液を供給づるとともに、加
工用電圧パルスを印加してパルス放電を発生させ、この
放電を繰り返しながら工作物３とワイＶ電極１とを相対
的に前記直角方向の水平面内において加工送り移動させ
ることによって加工するしのである。

詳しくは、！′！１図に示づように、ワイヤカッ１へ放
電加工機において、ベース４に立てられたコラム５から
前方に延びる一対のアーム６．６の先端部の加工ヘッド
６Ａ、６Ａに設けたガイド２，２によってワイヤ電極１
が案内支持され、該ワイヤ電極１は工作物取付台８に保
持された工作物３の加工部に対向しつつ、所定のアンジ
ョンをかけた状態で鉛直方向に更新送り８勅づる。また
、前記ガーｒド２には、ソイ１フ電極１と同軸上に加工
液をｌ′７′！用供給す゛る加工液噴射用のノズル９が
付設されている。このノズル９から噴出される加工液は
加工間隙に供給されることによって放電加工によって生
じた溶融金属が加工屑として加工間隙の外に排除され、
又加工間隙にお【プる冷却あるいは絶縁回復がｉｉな１
つれるしのである。また、１０はクロススライドテーブ
ルで、図示していないＸ軸方向に移動するサドル上をＹ
軸方向に移動プるテーブル１０Δに支持される工作物取
付台８、加工４１１１および基台７をＸ軸方向及びＹ軸
方向への移動を制１Ｉ１７１るものである。この移動制
御は図示省略のモータ及びこれに隣接する回転エンコー
ダ、さらにこれらの回転駆動制御及び位置や移動量の検
出信弓の入出力、演算、作動指令、及び制御等を行う制
御装置によって行なわれるものである。

また、電源装置においては、ワイヤ電極１を柊取りなが
ら使い捨てることを前提としているの（、可能な限り、
仕卜面が良好で力０１速度の）１い条（１の電源装置を
使用し、ワイＡ７電極１の消耗は青白されない。そのた
め、通常はトランジスタ（ごよるスイッチング制御を備
えたコンデンリ放電が使用され、放電パルス電流のピー
ク値を高く、パルス幅を狭くとり得るような条件とされ
る。極性については、一般にワイヤ電極１を陰極とし、
工作物３を陽極とづる。具体的には、ライ１ｌ雷極′１
に通電ビンを当接させ、工作物３に゛ついｔ　４Ｊ：　
、第１図に示すように、工作物３を取イリ【プる１作物
取付台８に陽極端子１２を接続して通電をｔｊなう。そ
して、被加工物３にプラスの放電パルスが印加されるの
で、工作物取付台８からベース４等を含むワイヤカット
放電加工機本体に対して漏電づることがないように絶縁
することが不可欠となり、絶縁性を確保づるために工作
物取付台８と基台７との間に絶縁体１３が介在して取付
けられているちのＣある。

しかしながら、このような従来のワイヤカット放電加工
（幾や放電加工機においては、加工間隙に供給された加
工液中に放電加工の際に生じた導電性の加工屑が含まれ
るが、このような加工屑を含む加工液は工１′Ｉ：物取
付台８をったって下方に滴下あるいは流下し、さらに絶
縁体１３を経て加工槽１１に集められ、ドレンから加工
液貯留タンクに帰還される加工液循環方式を採用してい
るので、長期にわたって反復加工を行うと、絶縁体１３
の加工液流下表面に加工屑、水あか、さらには加工液中
不純物等が次第に付着さらには堆積し、このため、絶縁
体１３の表面における絶縁抵抗が低下してしまい、高い
ピーク値と狭いパルス幅を有する放電パルス電流が得ら
れな（なる。その結果、所望の加工速度、仕上面粗さが
達成されず、ときには放電加工機本体への漏電により、
感電等をひきａ３こすことがあり、安全面でも問題があ
った。

〔目的〕

そこで、この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、その目的とづるところは、加工液の
中の導電性の加工屑が絶縁体に（ｊ＋着することによっ
て絶縁抵抗が劣化］るのをｒも止して加工性や安全性を
向上させた敢電加１（１にｄ３ける工作物取付台の絶縁
装置をｊＴ供することにある。

〔構成〕

このような目的に沿ったこの発明の構成は絶縁体の表面
で、加工液に触れる部分に磁石を取ｉＮＪ　Ｃ１たちの
であって、その磁石によって形成されるｖｌ路が絶縁体
の側壁面Ｊ：り外側になるＪ：うに’４１　（ｉの取付
位置を設定したことにょっ一’Ｃ，導Ｔｉ性の１１１１
　］屑が絶縁体の表面に一條に付着して絶縁抵抗が劣化
するのを防止することを要旨どするムのＣある。１〔実
施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づい−（詳ｔ″１に
説明づる。

第２図はワイヤカッｌ−放電加工機の絶縁−ｉ　ｒ　ｔ
：ｘ適用した実施例を示４Ｎ略構成図Ｃある。図面にお
いて、符号８は工作物３を固定させて取付番）る工作物
取付台８で、加工槽１１内に位Ｉする基台７に取付りら
れている。この工作物取付台８の下部ノランジ部８Ａに
は工作物３に加工用電圧ｌ＜）レスを印加する陽極端子
１２が接続されている。この陽極端子１２を経て工作物
３に放電加工用電圧パルスが印加されるので、ベース４
等の加工機本体に苅して高い絶縁性を確保するために工
作物取１４台８と基台７との間に絶縁体１４が介在して
取付けられている。この絶縁体１４は絶縁材料として例
えばガラスエポキシ樹脂（ガラス繊維強（ヒ１す１チレ
ンデレフタレート等）が使用される。このような絶縁性
の高い硬質樹脂製の絶縁体１４（ま導電性のボルト１８
によって基台７に固定さｔ３かつ工作物取１１台８を支
持できるような構成とされている。基台７に対する絶縁
体１４の固定手段については、絶縁体１４の横方向の両
側に（よ上部に拡径穴１５を有づ−る通し穴１６が夫々
貫通して形成され、長手方向に等ピッチで形成されてｌ
／する。

これら通し穴１６に対応して基台７にはねし穴１７が形
成されている。そして、頭付きボルト１８が通し穴１６
をｎ通し−（基台７のねじ穴１７に−合し、これにより
絶縁体１４は基台７に固定さ１する。またボルト１８の
頭部１８Ａが位置づる拡径穴１５には、これに加工屑を
含む加工液が浸入づることによつＣ１８縁性が低下しな
いようｉこ接着剤２１が充填されている。また絶縁体１
４に１作狗取イ」台８を取付は支持する手段については
、土１Ｔ物取（＝Ｉ台８のノランジ部８Ａの中央等適宜
所間σ）位置に分布して形成された通し穴１９に対応し
−（絶縁体１４の中央に穴２２が形成されている。この
穴２２には接着剤２１と共にねし穴部材２０、例えば螺
旋雌ねじ体が埋込み固定されている。ｐｒｌ付きボルト
１Ｂが通し穴１９を門通しでねじ穴部材２０に螺合づる
ことによって絶縁体１４は１作物取付台８を固定支持す
るものである。

しかして、このように工作物取付台８とμ台７との間に
介在して取付けられた絶縁体１７１には、加工液が接触
して流下づる表面部分の局部に永久磁石２３を埋込む等
しで取付け、磁石２３によって形成される磁路によって
加工液中の加工屑が絶縁体１４の側壁面に一様に付着し
ないように構成されている。永久磁石２３は図示実施例
では絶縁体１４の側壁の上下端縁に沿って取付けられ、
面一状態で長手方向に沿って延在している。これら上下
のｒｔ４１？５２３．２３は共に絶縁体１４の側壁面に
対して直角の方向に指向づる磁極を有し、この１４１極
の向き上とＦとで互いに異極に又は同極に着磁されてい
る。このｍ？Ｅｉ２３によって形成される１１路が絶縁
体１４の側壁面から離間した位置に形成されることにＪ
：つて磁性体である加工屑は磁路に沿って流動づるから
磁石２３に吸着される以外絶縁体１４の側壁面には何ら
加工液中の加工屑が付着されないようになっている。

次に作用について説明する。

前記絶縁装置を備えたワイヤノＪット放電加工装置にお
いＣ１工作物３の加工部とワイヤ？Ｉｉｌ！ｉ１との加
工間隙間にノズル９より加工液を供給しつつ加工用電圧
パルスを印加して放電加工を行う。づると、ｔｊｌ電加
工によつＣ生じた加工屑は加工液ににって加工間隙間の
外へ排除され、加工液とともに工作物取ｆ１台８、及び
工作物３から直接、でして一部が絶縁体１４側表面を経
て加工槽１゛１に流下する。しかしく加１屑を含む加工
液が流下する絶縁体１４においては、上手のＩｉ石２３
から側壁面に対して直角の方向に磁力線が出て両極が同
換の場合絶縁体１４表面に治う磁路が形成されても、中
央を境にしてＨｋ磁性体何れかの磁揉側へと吸引され、
また両極が異極の場合、磁力線は反梵し、徐々に湾曲し
て側壁面から離れた空間領域１．ニ磁路が形成されてい
る。このためＩ４１石２３の部分に加工屑が磁気吸着さ
れ−（も、中間部では加工屑は磁路に沿って流れ、特に
絶縁体１４側壁面のＣ４１１４問中央部分に付着される
ことがない。ごれ１こより導電性の加工屑が絶縁体１４
の表面に一様にｆ］ｔＴ　ｔ。

で、絶縁体１４の表面の絶縁抵抗が劣化づるのを防止で
きる。第３図は絶縁抵抗−加工時間線図を示す。この線
図においてこの発明の絶縁１本１４の絶縁抵抗は破線で
示づように、加工時間の粁過（二よる絶縁抵抗の減少す
る割合は−ふ鎖線で示−ｔ　？Ｊ。

来のそれと比べて著しく減少していることが明らか−Ｃ
ある。これにＪ：す、長期間にわたる加工においては絶
縁体１４の絶縁抵抗の劣化を防止できることによって、
放電パルス電流のピーク値を高く、かつパルス幅を狭く
とる放電νぐ態を長時間にわたって維持することができ
る。この結果、加工速度の大きい加工が得られ、高い加
工性を維持できるものである。

第４図はこの発明の第２実施例を示す。この実施例は前
記実施例と略同様の構成を有するが、異なる部分につい
て説明づれば、絶縁体１４の側壁面を折曲させて中央寄
りに湾曲状の凹部２４を形成づるとともに、側壁面の上
端に取付けた磁石２３によって形成される主磁路が凹部
２４より下側に位置４るようにしたしのである。

この実施例の作用については第１実施例と略同様である
が、絶縁体１４の側壁に形成された凹部２４には加工液
が容易に浸入づることかなく、また磁石２３による磁路
も凹部２４内に形成されることがないので、凹部２４の
表面には導電性の加工屑が付着することができず、絶縁
抵抗の劣化をいっそう防止できるものである。

第５図はこの発明の第３実施例を承り。この実施例は第
２実施例と略同様の構成を右（り）が、第２実施例の四
部２４を上下方向に等ピッブーで幾重にも形成し、各突
出部２５に磁石２３を取付（Ｊて磁石２３に加工屑が付
着し・たとしＣも凹部２４へ加工屑の付着ツるのをにり
完全に防止した点で異なるものでおる。

この実施例の作用について（５１第２実施例と略同様で
あるので、その説明を省略づる。

なお、この発明は前記実施例に限定されるしのでなく種
々の改変を加えること柑もちろん可１１ヒ（゛ある。例
えば、この実施例ではワイ〜フッＪツ１〜ｈ（小加工機
の絶Ｒ装置について説明し・たが、これ（、ニ眠ること
なく通常の放電加コニ機のｔ０縁駅眠に月しでもこの考
案を適用できるものである。

〔効果〕

以上の説明から明らかなように、この５を明によれば、
放電加工機本体への通電を茂ＵＩ覆る絶縁体の、加工液
に触れる部分に磁石を取付ｃｊ１．’７９．　ｒ−ｈ　
ｔｚよって形成されるＨｉ路を１８縁休の側壁面より外
側にｆ−Ｌ置させたので、加工液中の磁性と導電性を有
づる加１屑が絶縁体に一様に通電状態で付着して絶縁抵
抗が劣化づるのを防止したことににって放電パルス貫流
のピーク値を高く、かつパルス幅を狭くとる放電状態を
長時間にわたって維持することができ、高い加工速度を
維持し、加工性や安全１１を向上させ得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はｉｔｔ来の放電加工機における工作物取付台の
絶縁装置を示づ断面図、第２図はこの発明の第′１実施
例に係る放電加工例における工作物取付台の絶縁装置を
示す斜視図、第３図は絶縁抵抗−加工時間線図を示（グ
ラフ、第４図は第２実施例の構成を示づ要部斜視図、第
５図は第３実施例の（Ｒ成を示づ要部斜視図である。 １・・・・・・ワイヤ亀横 ３・・・・・・工作物 １○・・・・・・クロススライドテーブル１２・・・・
・・Ｍ桟端子 １　・４　・　・・ｔａ縁ｉイ１ ２３・・・・・・水’ｉｔ、、　ＨＡ　（］ｉｊｉ　Ｂ
Ｆ２人　株式テ；１ｉｊｌ上ジ・（、α）′ノＣ１１究
Ｊ・１１代叩人　ブト（！”　Ｉ　Ｉｆ　ＩＪＩ　’１
″１　人第７１図 第３図 加工開開（）−１）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、工作物の加工部と電極との加工間隙に加工液を供給
   しつつ加工用％ｆｌＩパルスを印加して発生１ね放電に
   より加工を行う放電加工機において、１１作物に加工用
   電圧パルスを通電さぜる接続端子を取ｆｔ　ｔノ！、：
   １１Ｙ物取付台とクロススライドテーブルどの間に設り
   られていて放電加工機本体への通電を遮断づる絶縁体の
   、加工液に触れる部分に１ｔｉＥをＲｕけ、該磁石によ
   って形成される磁路を絶縁体の側壁面より外側に位置さ
   せたことを特徴とりる族１加Ｘ３に、Ｉ３ける工作物取
   付台の絶縁装置。