JPS6013378Y2 - 机 - Google Patents

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JPS6013378Y2
JPS6013378Y2 JP5230881U JP5230881U JPS6013378Y2 JP S6013378 Y2 JPS6013378 Y2 JP S6013378Y2 JP 5230881 U JP5230881 U JP 5230881U JP 5230881 U JP5230881 U JP 5230881U JP S6013378 Y2 JPS6013378 Y2 JP S6013378Y2
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frame
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frame material
desk
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JP5230881U
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稔 豊倉
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は木製の机に関腰特に天板の継目に隙間を生じ
ない机に関する。
表面に、木材の突板やプリントシート等を接着しない、
いわゆる無垢の板材を使用した机は、大きな板材の収縮
を吸収すると共に、天板に厚みを持たせる目的で、第1
図及び第2図に示すように、方形状の枠内に、枠材1よ
りは薄い板材2を嵌め込む構造とされる。
この構造の天板は、枠材1の両端を45度に斜切し、こ
の斜切面を接着して枠材を方形状に組み立て、組み立て
るときに、枠材1内に板材2を嵌め込む。
ところが、この構造の天板は、枠材1の収縮や狂いによ
って斜切継目3に隙間を生じ、この隙間の発生をなくす
ることが極めて難しい。
隙間は、木材を完全に乾燥することによって少なくはで
きるが、木材の完全乾燥には数年もの長年月を要し、全
ての原木に、完全に乾燥した木材を使用できず、又、例
えこれを使用するとすれば、原木の価格が著しく高騰す
る。
更に、完全に乾燥した木材を使用したとしても冷暖房に
よって木材の水分率が変化して収縮する為、斜切継目の
剥離を完全には防止できない。
この考案は、この欠点を除去すべく開発されたもので、
この考案の重要な目的は、外観が無垢の木材を使用した
天板と変らず、しかも継目の剥離を極減でき、更に、原
料並びに乾燥コストを安価にできて低廉で高級な机を提
供するにある。
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第3図及び第4図に示す机は、天板と脚とからなり、天
板は枠材1と芯材4と板材2とからなる。
枠材1は、第5図に示すように、■本の木材を断面り字
状に切断して、幅広の平面部1aと軸部1bとが形成さ
れる。
平面部1aと軸部1bとは、別々の木材を接着したもの
ではなく、ひとつの木材から裁断されて一体化されてい
る。
L字状に裁断された枠材1は、平面部1aの端部隅角が
45度ないしほぼ45度なるとなるように斜切されて斜
切継目3が形成される。
斜切継目3は、これが互いに接着されることによって、
枠材1が直角に連結されるように、全てが45度に斜切
されるが、あるいは互いに接着される隅角が90度とな
るように斜切される。
芯材4は、例えば集成材が使用され、表面が枠材1の内
面に面状に接触して接着されている。
この芯材4は、互いに端部が接着されて方形状に組まれ
るが、第6図の鎖線で示す如く、両端の継目が、枠材平
面部の斜切継目3と合わないように、両端が直角に切断
され、一方の芯材4の端面が他方の芯材4端部内側面に
接着されている。
芯材4は、その幅が、好ましくは第4図に示すように、
枠材平面部1aの内幅にほぼ等しく、厚さは軸部1bの
内幅にほぼ等しく形成され、上面が平面部1aの下面に
、側面が軸部1bの内面に接着される。
芯材4は、表面に接着される枠材1の内面に接着されて
枠材1の斜切継目3の剥離を防止する。
従って、枠材1は芯材4に比べて薄く、例えば2〜3−
に形成され、芯材4は、厚さが20〜7−に決定される
のがよい。
枠材1は、通常平面部1aの幅が5〜20cmに軸部1
bの幅が2〜10cm程度に決定される。
枠材平面部1aの内側周縁下面と芯材との間に溝6が刻
設され、この溝6に板材5の周縁が嵌入されている。
この構造の天板は、芯材4を方形状に組んでその表面に
枠材1を接着するか、あるいは先に枠材1を方形状に組
み込んでその内面に芯材4を接着することによって製造
される。
天板は、枠材1と芯材4とを接着するときに周縁が嵌着
される。
この考案は、前記の如く、枠材が、一本の木材を断面り
字状に切断したもので、その端面の斜切継目が接着され
て方形状に連結されたものであるから、無垢の枠材を使
用した机と全く同様の外観を有し、しかも、枠材は内側
に芯材が接着されると共に、両端の枠材の料地継目が芯
材の継目になく、枠材の斜切継目が芯材の非連結部分に
接着される構造で、例え枠材が収縮しても斜切継目が剥
離せず、また、枠材は外観から見る限り幅広で部厚いが
、実質は相当に薄く、収縮してもその収縮力が弱いので
芯材によって斜切継目の剥離が効果的に防止される。
また、枠材の実質厚さが薄いことによって、枠材の原料
コストが安くでき、しかも簡単かつ迅速に乾燥できて乾
燥コストも安くでき、更に又、枠材が簡単に完全乾燥で
きることによっても斜切継目の剥離は減少でき、このこ
とが前記の効果を相乗して斜切継目の剥離を極減できる
卓効を実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の机を示す斜視図、第2図は第1図に示す
机の断面図、第3図はこの考案に係る机の一実施例を示
す一部断面斜視図、第4図は第3図に示す机の断面図、
第5図は原木から枠材を切り取る状態を示す側面図、第
6図は第3図に示す机の平面部である。 1・・・・・・枠材、1a・・・・・・平面部、1b・
・・・・・軸部、2・・・・・・板材、3・・・・・・
斜切継目、4・・・・・・芯材、5・・・・・・板材、
6・・・・・・溝。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)木製の枠材が、端部斜切面で接着されて方形状に
    連結され、方形状の枠体内に板材が張られた天板を有す
    る机に於て、枠材は、木材を断面り字状に切断して平面
    部と軸部とを形成し、この平面部と軸部とは接着されず
    にひとつの木材から裁断されて一体化したもので、この
    枠材は両端が45度ないしはほぼ45度に斜切されて両
    端に斜切継目が形成されており、更に、この枠材は内側
    に面状に接触して芯材が接着されており、この芯材と枠
    材とはそれぞれの端部が接着されて方形状に組まれるが
    、芯材両端の継目と枠材の斜切継目とは位置が異なり、
    枠材水平部の斜切継目が、芯材表面に接着されて、連結
    されたことを特徴とする机。
  2. (2)芯材は両端が直角に切断され、片方の芯材端面が
    他方の芯材端部の内側面に接着されている実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の机。
  3. (3)枠材の平面部と軸部の厚さが2〜30mmである
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の机。
JP5230881U 1981-04-11 1981-04-11 Expired JPS6013378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5230881U JPS6013378Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11

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JP5230881U JPS6013378Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11

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Publication Number Publication Date
JPS57164641U JPS57164641U (ja) 1982-10-16
JPS6013378Y2 true JPS6013378Y2 (ja) 1985-04-27

Family

ID=29849001

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JP5230881U Expired JPS6013378Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11

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JPS57164641U (ja) 1982-10-16

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