JPS601325B2 - ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンの重合法 - Google Patents

ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンの重合法

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JPS601325B2
JPS601325B2 JP49083085A JP8308574A JPS601325B2 JP S601325 B2 JPS601325 B2 JP S601325B2 JP 49083085 A JP49083085 A JP 49083085A JP 8308574 A JP8308574 A JP 8308574A JP S601325 B2 JPS601325 B2 JP S601325B2
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vinyl
catalyst
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ブ−ス ジエフレイ
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    • C08F4/44Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化
ビニリデソの重合方法、およびハロゲン化ビニルおよび
/またはハロゲン化ビニリデンの重合に通した触媒組成
物に関している。
遷移金属化合物およびアルキルアルミニウム化合物例え
ばアルキルアルミニウムまたはアルキルアルミニゥムハ
ラィドの混合物よりなる所謂チグラー触媒を用いて、び
−オレフィンを重合することは公知である。
しかし、このような触媒はハロゲン化ビニルおよびハロ
ゲン化ピニリデンのような極性単量体の重合に用いるに
は適当でなく、重合体が極めて低収率でしか得られなか
った。有機金属化合物をアミド、カルバメートまたは尿
素のような電子供与化合物との反応で予じめ変性したチ
グラ一触煤を用いてQ−オレフィンを重合することも公
知である。ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリデ
ンを、そのまままたは溶液相で変性チグラー触媒を用い
て重合することも提案されている。しかし、これらの触
媒の使用は長い謙譲期間を必要とする。変性チグラー触
媒がガス状ハロゲン化ビニルおよび/またはガス状ハロ
ゲン化ビニリデンの重合に用いて重合体を高収率で得る
ことおよびこれら触媒の有用性は、触媒をハロゲン化ピ
ニルおよび/またはハロゲン化ビニIJデンを塊状、溶
液状またはガス相で重合するのに用いる前に特定の方法
でエージングして強化できることが判明した。
この発明により、ガス状のハロゲン化ビニルまたはハロ
ゲン化ビニリデンを、【aー元素の適期律表のグループ
NAないしWAの遷移金属の化合物少なくとも1種およ
び{b)構造式式中Mはアルミニウムまたは亜鉛、nお
よびmはそれぞれMの原子価より小さい数を越えない整
数、基Rの少なくとも1個は炭化水素基、RIは水素ま
たは炭化水素基、Xは水素または1価の有機基)を有す
る化合物少なくとも1種よりなる触媒組成物と接触させ
ることよりなるハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲ
ン化ビニリデンのガス相重合法を提供する。
好ましくは、重合は粒状シード材料例えば触媒組成物の
担体として作用する予じめ形成したハロゲン化ビニルま
たはハロゲン化ビニリデンの重合体の存在下で実施する
。上記の触媒組成物は、もし使用前に成分‘b)をエー
ジングすれば特に有用であることも判明した。触媒組成
物の成分(b}のエージングは、化学的コムブレックス
の形成および有機モノィソシアネートの遊離をもたらし
、特に有用な触媒は得られる有機モノィソシアネートが
その発生とともに触媒組成物から除去されるような条件
下でエージングを行ったときに得られる。したがって、
この発明の好ましい具体例によれば、〔a}元素の適期
律表のグループNAないしWAの遷移金属化合物少なく
とも1種および{b}構造式1を有する化合物少なくと
も1種を得られる有機モノィソシアネートが組成物から
除去されるような条件下でエージングした生成物よりな
る触媒組成物と1種または以上の単量体を接触させるこ
とよりなるハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化
ピニリデンの重合法を提供する。
触媒成分{b)をエージングしかつィソシアネートを含
まない生成物を含む触媒組成物は、この発明の別の特徴
により与えられた新規組成物である。
新規な触媒組成物を得るための混合物中の成分(b}の
エージングは、触媒組成物を単に数日間真空下に放置し
て発生するィソシアネートをガス状で除去することで実
施できる。しかし、エージングは高温で促進され、新規
触媒組成物を製造する好ましい方法は、減圧下で成分{
bはたはそれを含む混合物を加熱することである。加熱
温度は臨界的でないが、普通は5000ないし100o
o特に6000ないし8000の範囲である。もし触媒
組成物が酸素または水分と接触すると新規触媒組成物の
活性が低下するので、成分【bはたは混合物は酸素また
は水分を実質上含まない不活性雰囲気中で加熱して触媒
組成物が得られる。エージング圧力は大気圧以下の任意
の圧力であるが、一般には大気圧より顕著に低い圧力例
えば0.1側Hgまたはそれ以下位の低さである。触媒
は触媒混合物の高沸点溶剤溶液またはスラリーを減圧下
に加熱してエージングするのが便利である。ガス状単量
体の重合に用いるときは、新規触媒組成物は、固体、粒
状シード材料(好ましくは予じめ形成したハロゲン化ビ
ニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンの重合体)の
存在下におよびそれに担持して用いるのが好ましい。
このような場合には、新規触媒組成物を得るための成分
{bはたは混合物のエージングは、シード材料中に分散
した成分{b}または混合物を用いて行われ、得られる
担持触媒は直ちに使用できるようにする。担持触媒の好
ましい調製法は、触媒成分混合物を担体のハロゲン化ビ
ニルスラリ−に添加し、スラリーの蒸留でハロゲン化ビ
ニルを除去し、混合物を減圧下に加熱してハロゲン化ビ
ニルの痕跡および得られるィソシアネートを除去するこ
とよりなっている。この発明の新規触媒組成物は、常温
、常圧で安定な、使用前に長期間不活性雰囲気中で貯蔵
できる液体である。
上記の通り、触媒組成物の成分‘b}のエージングは、
化学的コムプレックスおよび有機モノイソシアネートを
もたらす。化学的コムブレックスは、式 を有し、式中xは1なし、し2である。
コムプレックスロを用いシクロヘキサン中で凍結させる
分子島決定で、Rがエチル、RIがプロピル、Xが−O
R(Rはエチル)のときxが1.5であることを示した
。この新規触媒組成物の赤外線による研究では、コムプ
レックスロ以外に別のコムプレツクスを含むことも示し
ている。
この別のコムプレツクスは、構造式を有し、式中xはコ
ムプレックスロと同じである。
Xが−OC2日5である触媒組成物の場合、20qoで
シクロヘキサン中での赤外線での研究は、触媒がコムプ
レツクス080%とコムプレツクスm20%との混合物
であることを示した。触媒コムプレックスはXが−OR
として定義されているような触媒組成物に関して前に述
べられている。
しかし×が水素または一価の有機基である異つたX群に
ついて類似のコムプレックスが得られることが理解され
るべきである。更に、アルミニウムを含有するコムプレ
ックスのみについて検討したが、類似のコムプレックス
がアルミニウムを亜鉛で置換することにより形成される
。しかしながら、亜鉛原子は唯一の基Rしか結合しない
ことは明かである。即ち、次式の通りである。およびこ
の発明の新規な触媒組成物は塊状、液相または気相にお
けるハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ピニリ
デンの重合に使用できる。
ハロゲン化ビニルまたはハロゲン化ビニーメデンの気相
重合に関してエージングしていない触媒組成物を使用す
る前述の場合には、この新規触媒組成物をシード材料上
に担持して使用することが好ましし、。明細書全般を通
じて記述されている元素の周期律表はF.A.Cott
onおよびG.W五kinson、「Advance
Inorganic Chemistび」の第2版、l
nte岱ciens出版1966の背表紙の裏面に印刷
された周期律表である。特に好ましい遷移金属はジルコ
ニウムおよび周期律表の最初の長周期に属する金属、特
にチタンおよびバナジウムである。
好ましい遷移金属化合物はハ。ゲン化物、オキシハロゲ
ン化物、アルコキシド、アルコキシハロゲン化物、アル
コキシアセチルアセトン酸塩、アセトキシハロゲン化物
およびアセチルアセトン酸塩である。遷移金属の酸化状
態は重合反応における触媒組成物の使用中に変化するが
、少くとも初期において高酸化状態、例えばオキシ三塩
化バナジウムおよび四塩化チタン、であることが好まし
い。
構造式1を有する化合物において、Mがアルミニウムま
たは亜鉛であることができる。したがって、Mがアルミ
ニウムである場合、nは1または2、mが2または1(
n十m=3);およびMが亜鉛の場合nは1、mが1で
ある。式1の化合物において少くとも1個の基Rが炭化
水素基である。
炭化水素基はアルキル、アリ−ル、アルカリールまたは
アラルキルであり、このアルキルはシクロアルキルを含
む。好ましい炭化水素基はアルキル基であり、特に炭素
数1〜10のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロ
ピルおよびブチルである。式1のMがアルミニウムであ
りnが2である場合、基Rの両方が炭化水素基であるか
、またはRの1つが炭化水素基であり他の1つが例えば
塩化物のようなハロゲン化物、オキシアルキルのような
オキシ炭化水素、またはジアルキルァミンのような炭化
水素二置換ァミンであっても良い。R′基は水素または
炭化水素基であり、この炭化水素基はR基について前に
述べたタイプであっても良い。
式1の化合物における基Xは水素または一価有機基であ
る。
好ましい一価の有機基は例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチルおよびシクロヘキシルのようなアルキルおよ
びシクロアルキルのような炭化水素基;オキシアルキル
基例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシおよびブトキ
シのようなオキシ炭化水素基;式−NR″(式中R″は
同一または異る炭化水素基例えばアルキル基である)を
有する置換アミノ基;前記アミノ基においてNをPで置
換したリンの類似化合物:ヒドロキシ;およびチオール
である。式1を有する化合物は有機アルミニウムまたは
有機亜鉛化合物、例えばトリ炭化水素アルミニウムまた
はジ炭化水素亜鉛(例えば、トリアルキルアルミニウム
またはジアルキル亜鉛)を式を有する化合物と反応させ
て製造できる。
式Wの化合物に対する有機アルミニウムまたは有機亜鉛
化合物の使用量は所望のnおよびmを有する式1の化合
物を与えるように選択される。このようにして、式1の
化合物における×が水素である場合、式Wの化合物はホ
ルムアミドまたはN−炭化水素基置換ホルムアミドであ
り;×がアルキル基である場合、式Wの化合物はアルキ
ルァミドまたはN−炭化水素置換アルキルアミドである
式1の化合物における×が水酸基である場合、使用され
る式Wの化合物はN−炭化水素置換カルバミン酸であり
;×がオキシ炭化水素基である場合、製造に使用される
式Wの化合物はN−炭化水素基置換カルバミン酸誘導体
、例えばXがオキシアルキル基の場合アルキル誘導体で
ある。式1の化合物における基×が前記の式−NR″を
有する置換アミノ基である場合、式Wの化合物は例えば
式を有する置換尿素である。
式1の化合物は式R2NXまたはRZ似(式中、Rの少
くとも1つは炭化水素基である)を有する有機アルミニ
ウムまたは有機亜鉛化合物を式R′−N=C=○を有す
る有機ィソシアネートと反応させることによって製造で
きる。
例えば「Mがアルミニウム、nが2、mが1、基Rがエ
チルでありかつR′がブチルである式1の化合物におい
て、×が水素、ヒドロキシ、エチルまたはェトキシであ
る式1の化合物を製造するためには使用するィソシアネ
ートはブチルィソシアネートでありかつ使用される有機
アルミニウム化合物はそれぞれ、ジヱチルアルミニウム
ハイドライド、ジエチルアルミニウムヒド。キシド、ト
リエチルアルミニウムおよびジエチルアルミニウムエト
キシドである。基Xは式 の単位を含む基であってよく、この場合、式1の化合物
は有機アルミニウムまたは有機亜鉛化合物をポリィソシ
アネートと反応させることにより製造できる。
例えば、×が式 である式1の化合物を製造するためには、式R2R′山
のアルキルアルミニウムをトルエンジイソシアネートと
1:2の比率で反応させることができる。
式1の化合物の製造は溶液中で、例えば炭化水素稀釈剤
中またはハロゲン化ビニルまたはハロゲン化ビニリデン
の稀釈剤中、で行うことが好しし、。
反応は実質上酸素および水の不存在下で行われなければ
ならず、また不活性ガスの存在で行われることが好しし
、。反応は、一300 〜8000の温度で行うことが
好しし、が、室温即ち約25こ0で行うことが便利であ
る。もし所望ならば、構造式1の化合物は、例えば稀釈
剤の蒸発によって稀釈剤から分離できる。
別法として構造式1の化合物は、稀釈剤中の遷移金属化
合物と混合でき、もし所望なら稀釈剤はその後蒸発でき
る。便利なことには、構造式1の化合物の製造および遷
移金属化合物のその後の添加は、ハロゲン化ビニルおよ
び/またはハロゲン化ビニリデンが重合されるべき容器
の中で実施できる。触媒組成物において、遷移金属の原
子1個ごとに少なくとも1個のアルミニウムまたは亜鉛
原子が存在すべきであることが好ましい。
アルミニウムあるいは亜鉛対遷移金属の原子割合、また
はアルミニウムおよび亜鉛が使用されている場合にはア
ルミニウム+亜鉛対遷移金属の原子割合の上限は重合条
件に依存し、そしてその割合をさらに増加することが相
当な効果をもたらさない時期については単純な実験によ
り容易に明白である。便利なことには、アルミニウムあ
るいは亜鉛、またはアルミニウム十亜鉛対遷移金属の原
子比は1:1〜10:1であっても良く、しかしその範
囲外の割合も使用できる。適当な値は3:1である。こ
の発明の方法において、例えばハロゲン化ビニルは塩化
ビニルまたは臭化ビニルであっても良く、そしてハロゲ
ン化ビニリデンは、例えば塩化ビニリデンまたは臭化ビ
ニリデンであっても良い。もし所望ならば1種又はそれ
以上のハロゲン化ビニルおよび/または1種又はそれ以
上のハロゲン化ビニリデンが共重合できる。さらに1種
またはそれ以上のハロゲン化ビニルおよび/または1種
またはそれ以上のハロゲン化ビニリデンがそれと共重合
可能な1種またはそれ以上の他のエチレン系不飽和モノ
マーと共重合でき、そして本書でハロゲン化ビニルおよ
び/またはハロゲン化ビニリデンの重合と呼ぶ場合には
、ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデ
ンが1種またはそれ以上の他のエチレン系不飽和モノマ
ーと共重合する場合をも含むことが理解される。英重合
可能なエチレン系不飽和モノマーは、例えば酢酸ビニル
、スチレン、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、
アクリロニトリル、エチレン、プロピレン、ブテン、4
ーメチルベンデンー1およびブタジェンであっても良い
。この発明の方法において、ハロゲン化ビニルおよび/
またはハロゲン化ビニリデンから誘導されたユニットを
少なくとも7の重量%含む共重合体を形成するような割
合でハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニI
Jデンを使用することが好ましい。簡単のため、本書で
は、ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリデン又は
それらの混合物という場合、任意にモノマーとして共重
合可能なエチレン系不飽和モノマーを含んでいるものを
も指称する。その触媒組成物は液体溶液中で使用できる
。例えば、触媒組成物が可溶性であるという状態を確保
するために少量の不活性稀釈剤を加えることが必要であ
るけれども、重合すべきモノマーを触媒組成物用の溶剤
として作用させてもよい。別法として重合されるべきモ
ノマーは、触媒組成物が可溶性である不活性液体稀釈剤
の溶液として存在していても良い。適当な不溶性液体稀
釈剤は、テトラヒドロフラン、およびペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ベンゼンおよびトルエンのよ
うな脂肪族および芳香族稀釈剤である。使用する触媒濃
度は必要な要件ではなく、そしてその反応条件および選
ばれる触媒組成物の活性に依存する。
便利な濃度は、遷移金属化合物1ミリモルにつき約3モ
ルのモノマ−であり、すなわち遷移金属化合物0.03
3%のモル比である。触媒の活性に依存する時、もっと
高いまたは低い触媒濃度が使用でき、そして低い触媒濃
度が重合体生成物中に残留する触媒の量を減少させるた
めに望ましい。便利な濃度範囲は遷移金属化合物ミリモ
ル毎にモノマー1〜40モルであり、すなわち遷移金属
化合物0.0025〜0.1モル%の触媒濃度である。
エージングしない触媒組成物を使用する時、組成物はそ
の場で形成できる。
触媒成分が任意の順序で使用できるが、しかし遷移金属
成分が単量体と接触するよりも早く第2の成分が触媒成
分と接触する方が好ましい。触媒組成物は一般に空気お
よび水感受性であるので、触媒が乾燥した酸素のない状
態で製造され、貯蔵され(もし希望なら)、そして使用
されることが望ましい。
便利なことには、これは乾燥モノマーそして特に乾燥ハ
ロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンを
使用しそして乾燥した不活性ガス、例えば酸素のない窒
素雰囲気のもとで操作することにより達成される。触媒
が別の反応容器内または重合容器内で使用前に直ちに製
造されるならば、その触媒組成物の活性は最大となり、
そしてそれがため、そのようなその場での触媒の製造が
好ましい。重合すべきモノマーは、触媒と反応しそして
触媒活性に悪影響を与える酸素および水のような不純物
を含まないことが好ましい。
それがため使用前にモノマーは精製されそして乾燥され
ることが望ましい。これは、普通の方法例えば蒸留また
は水および不純物を除去する物質、例えば分子フルィま
たはアルミナとモノマーとを接触させることによって達
成できる。後者の方法を使用する時には、モノマーは液
体または気体であって良く、しかしもしモノマ−が気体
であるならば、精製はより効果的である。徴量のアセチ
レンが触媒組成物の活性に悪影響を及ぼすため、アセチ
レンではなくエチレンから誘導されたハロゲン化ビニル
またはハロゲン化ビニリヂン、例えば塩化ビニルまたは
塩化ビニリデンを使用することが好ましい。
エージングしたまたはしない触媒組成物を使用するこの
発明の好ましい方法は、ガス状のモノマー例えばガス状
ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデン
と触媒組成物とを接触させることからなる。
この方法は、便利なことには流動床技術を使用すること
により行なっても良い、そしてそうすることが好ましい
。すなわち触媒組成物は、適当な反応器内で流動化され
そして接触は触媒組成物と本発明方法において重合され
るべきガス状のモノマ−との間で行なわれる。流動化は
、たとえば適当な機械的な蝿梓により機械的に行なうこ
とができるが、しかし重合容器内へ導入されたガス状の
モノマーの手段により行なうことが好ましい。重合容器
内でのモノマーの圧力は使用した特定な温度での臨界圧
力以下であるべきである。好ましくは、重合は、重合さ
れるべきモノマーの自己発生圧力または自己発生圧力以
下の圧力で行なわれる。重合反応が実施される際の圧力
の減少は、重合体生成物の粒子構造および形態に改良を
もたらすことが発見された。
特にハロゲン化ビニルまたはハロゲン化ビニリデンの飽
和蒸気圧以下の圧力で反応を実施する時、改良された重
合体生成物が得られることが発見された。しかしながら
操作圧力の減少は触媒活性の減少をともない、そして実
際の場合、望ましい生成物の性質と十分な重合速度との
間で妥協を得ることが必要である。例えば、重合容器の
圧力以下は同じ条件を使用して、7.7バール(1バー
ル=14.52psi)の圧力での操作は、9.2バー
ルの圧力での操作より2/3よりわずかに多いポリ塩化
ビニルを形成したことが発見された。その操作圧力は2
.0〜9.2バールであっても良く、好ましい圧力は5
.0〜9.0バールである。この重合は、エージングし
た触媒あるいはエージングしない触媒のどちらを使って
もよく、前者の場合には、液体モノマー(あるいは液体
モノマー混合物)中、溶液中で行なってもよく、あるい
は触媒組成物をガス状モノマー(あるいはガス状モノマ
ー混合物)と接触させて行なってもよい。この重合は、
40ooから730の範囲の温度で行なうのが適当であ
る。高温あるいは低温で行なってもよいが、例えば、1
0000まであるいはそれ以上の温度、あるいは一80
ooという低い温度でも行ないうるが、得られるポリマ
ーの分子量が非常に大きくなり、そのため、ポリマーの
加工が困難になるほど温度を低くすべきではなく、かと
言って、得られるポリマーの分子量がきわめて低く、そ
のため、ポリマーの性質が適当でないほど温度を高くす
べきではない。本発明の方法では、エージングした触媒
を使っても、あるいは、エージングしない触媒を使った
としても、触媒組成の少なくとも第1成分、すなわち、
元素の周期律表のグループWAないしWAの遷移金属化
合物は、吸蔵水のまったくない粒状担体に担持させる。
ガス状モノマー(あるいはガス状モノマー混合物)と触
媒組成物との間の接触により、重合が行なわれる重合法
では、こういった担体触媒を使うのが特に便利である。
触媒組成物の両成分は、粒状担体に担持されうる。適当
な粒状担体には、例えば、実質的に不活性な固体のマト
リックス物質であって、吸蔵水のない、表面に水酸基を
有するものが含まれる。このようなマトリックス物質は
、特開昭47−11041号公報に記載されている。適
当なマトリックス物質の例は、シリカあるいはアルミナ
、あるいはこれらの混合物である。触媒成分は、好まし
くは、溶液中、例えば不活性希釈剤中、あるいは被重合
モノマー(あるいはモノマー混合物)中の溶液中で各成
分を、この溶液中に懸濁されたマトリックスと反応させ
て、マトリックス物質にこれを結合させることができる
。しかるのちに、各触媒成分を有するマトリックス物質
は、必要により、例えば、蒸発により、あるいは炉週に
より、希釈剤を除いて、これを粒状に単離してもよい。
マトリックス物質との反応は、重合に使用される容器内
で行なうのが適当であり、触媒のエージングもまた被重
合単量体を入れる前にこの容器内で行なってもよい。好
ましい具体例によれば、粒状担体は、ハロゲン化ビーニ
ルおよび/またはハロゲン化ピニリデンの重合により得
られるポリマー、例えば本発明の方法により重合される
ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデン
の重合により得られる重合体である。重合体−担体は、
実質的に吸蔵水があってはならず、この理由から重合体
が塩化ビニルおよび/または塩化ビニリデンの重合体で
ある場合には、水性分散重合法でつくられた重合体より
も塊状のハロゲン化ビハルおよび/またはハロゲン化ビ
ニリデンの重合により得られた重合体を使うのが好まし
い。けだし、前者の場合では、ポリマー担体が実質的に
吸蔵水を含まぬようにすることはきわめて困難だからで
ある。触媒組成物を担持する粒状物質の好ましい大きさ
は1〜1000ミクロンの範囲、好ましくは30〜20
0ミクロンである。
重合法に流動床が使われる場合には、この粒状担体が、
被重合単量体(あるいはモノマ−混合物)により流動化
されうるようにし、重合容器に入るモノマー(あるいは
モノマー混合物)の流量、粒状担体の性質、特にこれの
粒子サイズは、本発明の目的を達成するように選ばれる
べきである。
触媒の流動化を助長するには、いろいろな寸法の粒子か
らなる粒状担体を用いるのが好ましい。
触媒組成物が粒状担体物により担持される場合には、こ
のモノマ−(またはモノマー混合物)は、粒状担体物質
中または粒状担体物質上に濃縮相を形成する。特に粒状
担体物質が多孔性の場合には、このような濃縮相の形成
法および重合法は、接触がガス状モノマー(またはモノ
マー混合物)と触媒組成物との間で行なわれる方法であ
ると考えられている。触媒組成物の成分のうち、少なく
とも1成分が粒状担体により担持されている本発明の方
法では、モノマー(またはモノマー混合物)の重合によ
りつくられるポリマーは粒状担体の表面で成長するから
この担体はシード物質である。
したがって、粒状担体が本発明の方法でつくられるポリ
マーの一部を形成するので、粒状担体は、被重合モノマ
ー(またはモノマー混合物)と同じモノマー(またはモ
ノマー混合物)の重合により得られる前もってつくられ
たポリマーからなるのが好ましい。次に本発明の実施例
を説明する。
実施例 1 重合装置は、かきまぜ機、破裂盤、重合可能なモノマ−
および触媒を仕込む入口、減圧口および電気ヒーターで
加熱される油で満された加熱ジャケットを備えた7.2
リットルの容積のステンレス鋼のオートクレープからな
る。
5リットルの容積のステンレス鋼の貯蔵を、内径1/4
インチのステンレス鋼導管でこのオートクレープと連結
した。
この貯槽と導管は水を通すことができる銅製の加熱コイ
ルでこれを巻き、貯槽を導管に設けられたバルブでこの
オートクレープから分離した。重合を行なう前に、この
オートクレープを真空下、2時間、12000の温度で
加熱した。4A分子ふるいを通して乾燥させた4その液
体塩化ビニル、を貯槽(この貯槽はオートクレープから
は隔離されている)に仕込み、この貯槽を密封し、貯槽
と導管を570の温度に加熱した。
50〜200ムの範囲の粒径の粉体状ポリ塩化ビニル2
00夕(このものは液体塩化ビニルの重合によってつく
られたものである)をこのオ−トクレーブに仕込んだ。
ついで、このポリ塩化ビニルの粉体をかきまぜ、TIC
14の1モルヘキサン溶液10の‘、および有機アルミ
ニウム化合物の1モルトルェン溶液30泌をオートクレ
ープに仕込んだ。有機アルミニウム化合物は、構造式1
を有し、Rがエチル、n=2、m=1、R′がCH3お
よび×が−OC2日5であり、当量のトリエチルアルミ
ニウムとエチルNーメチルカルバメートをトルェン中で
反応させてつくった。トルェンとへキサンはオートクレ
ープを真空にし、ついでこれを600の温度に加熱して
除いた。かきまぜを続け、トルェンとへキサンを除去し
てしまったら、貯槽をオートクレープと接続するために
バルブを開け、ガス状塩化ビニルをオートクレープに移
した。塩化ビニルの重合が開始し、1劉時間後にバルブ
を閉じた。オートクレープを大気に開放し、3500夕
の粉状ポリ塩化ビニルをオートクレープから除いた。重
合した塩化ビニルの量は3300夕であった。成長係数
、すなわち単位重量の粒状担体に対する全体のポリマー
量は17.5であつた。実施例 2 100夕のポリ塩化ビニル担体、およびトルェン溶液中
等モル量のトリエチルアルミニウムとN−メチルホルム
アミドから製造した構造式1(Rはエチル、n=2、m
=1、R′はメチル、Xは日である)の有機アルミニウ
ムのIMトルェン溶液50地を使用した以外は実施例1
の方法に従った。
オートクレープの温度は6500、貯槽と輸送パイプの
温度は6300であり、重合は17時間行なった。粉末
ポリ塩化ビニルの収量は2750夕であった。従って重
合した塩化ビニルの量は2650夕であつて、成長係数
は27.5であった。実施例 3 TIC14のIMへキサン溶液5の‘および実施例2で
使用した有機アルミニウムの化合物のIMトルェン溶液
15の‘を使用した以外は例1の方法に従った。
オートクレープの温度は6500、貯槽と輸送パイプの
温度は6300であった。重合を3.7母音間行なつた
。粉末ポリ塩化ビニルの収量は2530夕であった。
重合した塩化ビニルの量は2330夕であり、生長係数
は12.65であった。実施例 4 TIC14のIMへキサン溶液5の‘と構造式1(Rは
エチル、n=2、m=1、R′はn−ブチル、およびX
は−○−N=C(CH3)2 である)の有機アルミニ
ウム化合物(トルェン溶液中等モル量のトリエチルアル
ミニウム、n一ブチルイソシアネートの反応生成物およ
びアセトキシを反応させることにより製造)を使用した
以外は実施例1の方法を行なった。
重合は4.虫時間行なった。粉末ポリ塩化ビニルの収量
は1450夕であった。重合した塩化ビニルの量は12
50夕であり、生長係数は7.25であった。実施例
5 50一200ミクロンの粒子サイズを有し液体塩化ビニ
ルの重合によって製造されたポリ塩化ビニル200夕を
2リットル容器中2000および0.1柳水銀圧で1曲
時間乾燥した。
この後、容器およびその内容物を−78こ0に冷却した
。液体塩化ビニル500の‘を容器内に蟹出させて、塩
化ビニルモノマー中ポリ塩化ビニル粒子のスラリーを製
造した。このスラリ−を還流条件下に加熱し、15ミリ
モルのエチルN−プロピルカル/ゞ〆−トジエチルアル
ミニウムを櫨拝しながら加え、続いて5ミリモルの四塩
化チタンを加えた。この混合物を1び分間蝿拝し、塩化
ビニルおよび遊離したィソシアネートを蟹去し、最終的
なこん跡量を混合物を真空下に加熱することによって除
去した。得られた流動自在な粉末を窒素ガス雰囲気下に
実施例1の装置のオートクレープに入れた。
バルブを開いてオートクレ−ブと貯槽とを連結し、実施
例1におけるようにして塩化ピニルを重合した。5時間
後に重合反応を停止し、オートクレープから2400夕
のポリ塩化ビニルを回収した。
このようにして重合した塩化ビニルの量は2200夕で
あり、生長係数は11であった。実施例 6 貯槽の温度が58ooではなく50ooであり、塩化ビ
ニルの蒸気圧が9.2バールの代りに7.7バールであ
った以外は実施例1の方法を繰返した。
オートクレープから2700夕のポリ塩化ビニルが回収
された。
すなわち、2500夕の塩化ビニルが重合した。実施例
7 エチルN−プロピルカルノゞメートジエチルアルミニウ
ムの30ミリモル量を0.1肋水銀の圧力下に5時間6
0℃で加熱した。
遊離したC3日7NCOを容器からとり出して構造式ロ
のコムプレツクスおよび構造式mのコムプレツクスを含
有する液体触媒を得た。凍結したシクロヘキサン中で分
子量を測定したところ、コムプレツクスにおいてX=1
.5であることがわかり、これらのコムプレツクスをへ
キサン中20℃で赤外線により研究したところ、混合物
は80%のコムプレツクスロおよび20%のコムプレッ
クスmを含有することがわかった。実施例1で使用した
有機アルミニウム化合物の溶液の代りに上述のようにし
て製造した液体触媒組成物を使用し、貯槽の温度が58
こ0ではなく50qoであった以外は実施例1の方法を
行なった。4.期時間後重合を停止し、2200夕のポ
リマーをオートクレープからとり出した。
この方法により得られたポリ塩化ビニルの収量は200
0夕であった。実施例 8 TIC14の溶液の代りにVOC13のIMへキサン溶
液10の‘を使用した以外は実施例1の方法によって塩
化ビニルを重合した。
5時間後重合を停止し、オートクレープから470夕の
ポリマーを回収した。
すなわち450夕の塩化ビニルが重合した。実施例 9 有機アルミニウム化合物としてエチルN−プロピルカル
バメートジブチルアルミニウムを使用した以外は例1の
ようにして塩化ビニルを重合した。
1斑時間後重合を停止し、オートクレープから3800
9のポリマーを回収した。
すなわち3600夕の塩化ビニルが重合した。実施例
10 エチルNープロピルカルバメートジメチルアルミニウム
を有機アルミニウム化合物として使用した以外は、実施
例7の方法によって塩化ビニルを重合した。
1餌時間後重合を停止し、1700夕のポリマーをオー
トクレープから回収した。
すなわち1500夕の塩化ビニルが重合した。実施例
11 有機アルミニウム化合物の代りにエチルN−ブチルカル
バメートェチル亜鉛を使用した以外は実施例1の方法に
よって重合した。
1曲時間後重合を停止し、オートクレープから520夕
のポリマーを回収した。
すなわち500夕の塩化ビニルが重合した。実施例 1
2 有機アルミニウム化合物としてプチルNープロピルカル
バメートジェチルアルミニウムを使用した以外は例1の
方法を使用して塩化ピニルを重合した。
1母音間後ポリ塩化ビニルの収量は2800夕であった
すなわち300Mの生成物がオートクレープから回収さ
れた。実施例 13 有機アルミニウム化合物としてsec−ブチルN−プロ
ピルチオカルバメートジエチルアルミニウムを使用した
以外は実施例1の方法を使用して塩化ビニルを重合した
1錨時間後のポリ塩化ビニルの収量は600夕であった
すなわち、オートクレープからは800タ回収された。
実施例 14 本実施例では本発明の組成物の有機金属化合物のエージ
ングの間に遊離したィソシアネートを触媒から除去する
必要性を示した。
損梓機、触媒およびモノマーの導入口、排気口、破砕盤
、加熱ジャケットおよび窒素導入口を有する容量1その
オートクレープを窒素ガスでパージした。
オートクレープに100泌のへキサンを、次いで以下の
方法によって製造した純粋な液体2.21風上を導入し
た。
この純粋な液体は以下の方法で製造した。窒素ガスでパ
ージした100の‘のフラスコに15m‘のへキサンお
よび2.49夕のEt3Mを入れ、5℃において10分
間かけて2.89の【のエチル−N−プロピルーカルバ
メートを滴下し、次いで0.1柳Hgの圧力下において
60qoで5時間生じた溶液を加熱して、溶剤およびィ
ソシアネートを含有しない純粋な液体触媒組成物を得た
。次いで0.22叫のTIC14、次いで500地の液
体塩化ビニルをオートクレープに加えた。60q○で4
.2虫時間重合させたところ48.2夕の白色類粒状ポ
リ塩化ビニルが生成した。
比較のために、ィソシアネートを除去せずにエージング
した有機金属成分を含有する触媒組成物を使用して実験
を行なった。
オートクレープに100の【のへキサンおよび下記の方
法で製造した溶液5.7Mを導入した。
この溶液は窒素でパージしたlooの‘のフラスコに1
5柵のへキサンおよび2.49夕のEt3AIを入れ、
5℃において10分間で2.89私のエチル−N−プロ
ピルカルバメートを滴下し、次いで生じた溶液を600
0において5時間加熱して還流させて製造した。オート
クレープに0.22叫のTIC14、次いで500の‘
の液体塩化ビニルを添加した。60oのこおいて5時間
重合させたところ、45.5夕の白色類粒状ポリ塩化ビ
ニルが生成した。
実施例 15 オートクレープ中のポリ塩化ビニルに触媒成分を添加し
ないという以外は実施例1と同じ方法で塩化ビニルを重
合させた。
触媒は別の容器中で以下の方法で製造した:液体塩化ビ
ニルの重合によって製造した粒径が50なし、し200
ミクロンのポリ塩化ビニル粉末200夕を2リットルの
フラスコに入れた。0.1側Hgの圧力下において粉末
を2000で8時間加熱して乾燥し、一78ooで乾燥
粉末に500舷の塩化ビニルを溜出させてスラリーを製
造し、そして一ly0において2.04の上のトリエチ
ルアルミニウムを、次いで10分間かけて0.89夕の
N−メチルホルムアミドを滴下した。
スラリーを激しく蝿拝しながら0.55のとのTIC1
4を滴下し、次いで蒸留して塩化ビニルを除去したとこ
ろ、自由流動性粉末が生成した。この粉末をオートクレ
ープに添加し、オートクレープの温度を6000(圧力
8.8ゞ−ル)にして3.75時間重合させ、その後に
重合を停止させたところオートクレープ中から2850
夕のポリ塩化ビニルが回収された。収量は2650夕で
あった。実施例 16 Nーメチルホルムアミドのかわりに1.72夕のNーブ
チルアセトアミドを用いて実施例15の方法を繰り返し
た。
6000で5時間重合させたところ、1824夕のポリ
塩化ビニルが生成した。
実施例 17 N−メチルホルムアミドのかわりに1.28夕の2ーピ
ロリドンを用いて実施例15の方法を繰り返した。
60午○で4時間重合させたところ、2250夕のポリ
塩化ビニルが生成した。
実施例18 N−メチルホルムアミドのかわりに3.18夕のカルボ
アニリド(C6日5NHCONHC6日5)を使用して
実施例15の方法を繰り返した。
60o○で6時間重合させたところ、1300夕のポリ
塩化ビニルが生成した。
実施例 19および20 実施例7の方法におけるオートクレープ中の圧力7.7
バールのかわりに8.8バールおよび6.0バールの圧
力を使用した以外は実施例7と同様の方法を用いて塩化
ビニルを重合した。
生成したポリマーを回収し、各々500のこ三塩基酸硫
酸鉛(1.5部)、ステアリン酸鉛(0.7部)および
ステアリン酸カルシウムからなる混合物13.5夕を混
合した。
チェンバ−温度170q0および回転子速度を5仇.p
.mとしてブラベンダ プラストグラフ(Braben
derPlasto餌aph)を用いて各々のポリマー
組成物の35夕のサンプルのゲル化時間を測定した。8
.&ゞ−ルの圧力で製造したポリ塩化ビニルのゲル化時
間は18分であり、そして6.0バールで製造したポリ
塩化ビニルのゲル化時間は11分間であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリ
    デンをガス状で、好ましくは固体粒状シード材料の存在
    下に、(a) 元素周期律表の第VIAないしVIA族の遷
    移金属の化合物少なくとも1種、および(b) 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Mはアルミニウムまたは亜鉛、nおよびmはそれ
    ぞれMの原子価未満の整数、基Rの少なくとも1個は炭
    化水素基、R^1は水素または炭化水素基、Xは水素ま
    たは1価の有機基)を有する化合物少なくとも1種より
    なる触媒組成物と接触させることよりなるハロゲン化ビ
    ニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンの重合方法。 2 ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリ
    デンを、(a) 元素周期律表の第IVAないしVIA族の
    遷移金属の化合物の少なくとも1種、および (b) 構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Mはアルミニウムまたは亜鉛、nおよびmはそれ
    ぞれMの原子価未満の整数、基Rの少なくとも1個は炭
    化水素基、R^1は水素または炭化水素基、Xは水素ま
    たは1価の有機基)を有する化合物をエージング処理し
    た生成物の混合物からなる触媒組成物であつて、そのエ
    ージング処理をその結果生ずる有機モノイソシアネート
    が触媒組成物に残存しないような条件下で実施した場合
    の触媒組成物と、接触させることよりなるハロゲン化ビ
    ニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンの重合方法。
JP49083085A 1973-07-19 1974-07-19 ハロゲン化ビニルおよび/またはハロゲン化ビニリデンの重合法 Expired JPS601325B2 (ja)

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