JPS6013250Y2 - 電源選択しや断装置 - Google Patents

電源選択しや断装置

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JPS6013250Y2
JPS6013250Y2 JP17816578U JP17816578U JPS6013250Y2 JP S6013250 Y2 JPS6013250 Y2 JP S6013250Y2 JP 17816578 U JP17816578 U JP 17816578U JP 17816578 U JP17816578 U JP 17816578U JP S6013250 Y2 JPS6013250 Y2 JP S6013250Y2
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JP17816578U
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JPS5595434U (ja
Inventor
和正 幸山
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数台の発電機が各々しゃ断器を介して母
線に接続されている系統の電源選択しゃ断装置に関する
ものである。
従来、電源選択しゃ断装置として第1図に示すものがあ
った。
図において、1,2.3は発電機、4.5.6. 7は
負荷、8,9.10は電源しゃ断器、11,12,13
,14は負荷しゃ断器、15は前記発電機1〜3と負荷
4〜7を継ぐための母線である。
次に動作について説明する。
負荷4〜7のいずれかが負荷しゃ断器11〜14により
しゃ断された場合、発電機1〜3の発生電力が負荷電力
を上回るので、母線15の周波数が上昇して平衡が保た
れることになる。
例えば、第2図に示すように負荷急減前の各発電機1.
2. 3の出力A1.B□、C□が負荷急減によって
A2− B’−C2に変化したものとすると、各発電機
1,2.3の原動機である各タービンの速度整定率la
y 2a、3aによって定まる周波数がflからf2に
変化し、そこで平衡状態となる。
ところが、このような平衡状態では、負荷急減時に発電
機1の発生電力は第2図のA2のようにマイナスとなり
、タービンが逆に駆動されるモータリングの状態となる
ので、タービンを損傷するおそれがあるばかりでなく、
タービンのモータリングを検出した後、そのタービンを
停止させるため、負荷増加時の対処が遅くなる等の欠点
があった。
この考案は上記のような欠点を除去するためになされた
もので、発生電力が零よりやや大きな設定値以下となっ
た発電機を選択しゃ断することにより、モータリングを
防止でき、かつ負荷増加時に速やかに対処することがで
きる電源選択しゃ断装置を提供することを目的としてい
る。
以下この考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第3図はこの考案の一実施例を示すもので、16は設定
USに応じた出力信号を発生する設定器、17.18.
19は各発電機1.2.3 (第1図参照:系統構成は
第1図と同様である)の発生電力に応じた信号を発生す
る信号発生器、20.21.22は上記設定器16と信
号発生器17.18.19の出力信号を比較し、発電機
出力が設定値Psより小なる場合に電源しゃ断器8゜9
.10ヘトリツプ指令を出す比較検出器、23は起動時
にオフ、運転時にオンとなるスイッチである。
前記設定VSは第2図に示すように零よりやや大なる値
に設定する。
次に動作について説明する。
負荷が急減し、例えば発電機1の出力が設定値Psより
小さくなると、これが比較器20にて検出され、電源し
ゃ断器8にトリップ指令が出される。
このトリップ指令により電源しゃ断器8が引外され、出
力が設定値Psより小となった発電機1がモータリング
を起こす前に母線15から切離されてタービンが保護さ
れる。
この後、再び負荷が増加して発電機1の分担が設定値P
s以上となれば、電源しゃ断器8が投入される。
この場合、タービンは動作状態にあるので、速やかに負
荷増加に対処できる。
なお、起動時には発電機出力が設定値Psより小のため
、スイッチ23をオフにしておく。
上記実施例では原動機としてタービンを使用したが、タ
ービンと同様な速度整定率を持ち、モータリングが不具
合となる原動機の場合にも同様に実施できる。
以上のようにこの考案によれば、負荷急減時に零よりや
や大きなある設定値以下の出力の発電機を選択しゃ断す
るように構成したので、原動機のモータリングを防止で
き、その結果原動機の保護が図れるとともに、周波数の
変動が抑制されて良質の電力が供給されるようになる。
また、原動機を停止させずに電源しゃ断器を引外すので
、負荷増加時に速やかに対処することができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は並列運転の行われる複数台の発電機を有する電
力系統の一例を示す系統構成図、第2図はタービンの速
度整定率を説明するための図、第3図はこの考案の一実
施例を示すブロック図である。 1、2.3・・・・・・発電機、4.5.6.7・・・
・・・負荷、8,9,10・・・・・・電源しゃ断器、
11,12.13.14・・・・・・負荷しゃ断器、1
5・・・・・・母線、16・・・・・・設定器、17.
18. 19・・商信号発生器、20.21.22・
・・・・・比較検出器、23・・・・・・スイッチ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列運転が行われる複数台の発電機を有する電力系統に
    おいて、各発電機の出力を夫々検出する各検出手段、各
    発電機の出力を零よりやや大きな設定値に設定する設定
    手段、設定手段の出力と各検出手段の出力を夫々比較す
    るとともに発電機出力が負荷急減によって設定値以下に
    なった場合に該発電機の電源しゃ断器にしゃ断指令を出
    す各比較検出手段を備え、該電源しゃ断器のしゃ閉動作
    により前記発電機を系統から切離すようにしたことを特
    徴とする電源選択しゃ断装置。
JP17816578U 1978-12-21 1978-12-21 電源選択しや断装置 Expired JPS6013250Y2 (ja)

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JPS5595434U JPS5595434U (ja) 1980-07-02
JPS6013250Y2 true JPS6013250Y2 (ja) 1985-04-26

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