JPS60132282A - 照合装置及び照合方法 - Google Patents

照合装置及び照合方法

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JPS60132282A
JPS60132282A JP23898083A JP23898083A JPS60132282A JP S60132282 A JPS60132282 A JP S60132282A JP 23898083 A JP23898083 A JP 23898083A JP 23898083 A JP23898083 A JP 23898083A JP S60132282 A JPS60132282 A JP S60132282A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は登録画像と入力画像の照合を行なう照合装置及
び照合方法に関するものであり、特に印鑑による印影の
画像あるいはIDカード等の機密性を要する画像の照合
を正確かつ迅速に行なえる照合装置及び照合方法に関す
るものである。
我か国において、印鑑はほとんどあらゆる取引や手続に
おいて本人を確認するものとして用いられている。例え
ば銀行から預金を中き出すには通帳と印鑑の有効性が確
認されれば十分であり、本人の確認のためにそれ以上の
ものは費求されない。印鑑はまたローン貸付の証書にも
用いられ、ヒジネス取引にも多く使用されている。更に
手切トの発行にも印鑑が必要である。このようなわけで
もしコンピュータによる印鑑の簡単な照合システムか開
発されれば極めて有効である。しかしながら印鑑はその
印影の像が一定しないことに帰因して従来よりコンピュ
ータによる照合が極めて困難であった。それでも印影の
像は同一・の印鑑から複製されるのであるから理論的に
は?Y通の印刷文字を識別するようなパターンマツチン
グの方法で照合することが可能である。
第1図には従来の同一の印鑑により形成されたいくつか
の典型的な印影の像を示す。同図(a)は正常な方向に
押された印影の像を示し、通常はコンピュータにもこの
状態のイメージが登録されるであろう。同図(b)は左
に傾いた場合の印影の像を示し、また同図(C)は右に
傾いた場合の印影の像を示している。この程度の傾きは
通常頻繁に起こるものでありこのままでは同図(&)に
示す像とのパターンマツチング処理をしても照合の一致
は得られない。特に、実用されている印鑑には輪郭の丸
いものが多いからその外形からは印影の像の傾きを判別
することができない。また実用されている印鑑では他人
の印鑑と1“1己の印鑑とを区別するためにその文字形
yルを4、ν異なものとする場合も多いからその字形か
ら印影の像の傾きを判別することも極めて困難である。
照合を要するような重要な印鑑についてはなおさらこの
ことが言える。従って残された方法は卜1・j方の印影
の像の輪郭を合わせた上で一方の印影の像のパターンを
3600回転させてゆき、パターンマツチングのピーク
を検出するというような極めて複雑でかつ長い処理時間
を要するものであろう。しかもこの様な方法によれば比
較の中途で生ずる疑似ピークの1つを真のピークと誤認
してしまい、誤った照合を成立させてしまう場合もある
ので照合の高い信頼性を得ることも困難である。
本発明はこの、ような従来技術の欠点に鑑みて成された
ものであってその目的とする所は、画像の変位を正規化
することの困難な画像情報の照合を簡単な構成及び工程
で迅速かつ正確に行なうことのできる照合装置及び照合
方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、同一の画像情報源に、更に暗証情
報の入力を伺加することによって実質複数の形態での画
像登録を可能とし、これにより同一の画像情報源に複数
種の用途の設定が可能な照合装置及び照合方法を提供す
ることにある。
以下、本発明の好適なる照合装置及び照合方法を示し、
詳細に説明する。
第2図(A)は本発明に係る一実施例の画像照合システ
ムの構成を示すブロック図である。図において、■は印
鑑の印影の像2を有する取引書類、3は固体撮像素子C
CDによって印影の像2を読み取るイメージリーダ、4
は本発明に係る画像情報処理を行なうセントラルプロセ
ツシングユニツ) (CPU)、5は印影の像2の登録
画像を収納させておくディスク装置、6は例えば銀行の
口座番号や暗証コードを入力するためのキーボードであ
る。
上記構成を用いて行なう一実施例の画像照合処理は、予
め基準マークを一体して有する印鑑の印影の像2をイメ
ージリーダ3で読み取り、その印影イメージをディスク
装置5の登録ファイルに記憶させて登録画像を形成する
イメージ登録と、別の機会に同一の印鑑から形成された
別の印影の像2をイメージリーダ3で読み取ってその印
影イメージを人力画像とし、CPU4において前記登録
画像と人力画像を照合する際に、両名のノ、(準マーク
位置を認識した後、一方の印影イメージを回転、移動さ
せ両者の基準マーク位置を合わせ一へ′ □状態で画像
のマツチング処−理をすることにより、迅速かつ正確な
照合の判断をするイメージ照合より成る。
第2図(B)は実質的にはCPU4が実行する機能をブ
ロック化して示したものであり、イメージリーダ3で読
取られた像は、基準マークの位置が所定の位置になるよ
うにその変位を正規化手段41で正規化される。この正
規化処理には公知の座標変換処理が用いられる。6は、
必要ならば更に特定の変位を加えるだめの暗証情報入力
手段で −あり、この変位情報をパラメータとして任意
の変位を加えることができる。6はキーホードに限らず
例えばIDカードの読取装置でもよい。読取られた像を
登録するときは正規化手段41で正規化された像を登録
手段42によってディスク装置5に登録する。読取られ
た像が照合のために人力されたときは正規化手段41で
正規化された像とディスク装置5に登録された像を照合
T−1,& 4 :うで照合し、照合結果から両画像の
一致のイ1無を“1′11別する。
第3図には本発明により基準マークを一体して有する印
鑑の印影の像をいくつか示す6回図(a)のものは円形
の輪郭の内側に突出した2個の基準マーク21を有し、
同図(b)のものは輪郭の外側に突出した2個の基準マ
ーク22をイイし、同図(C)のものは輪郭l−に!、
IJ kl、1.、lを成す2個の基準マーク23を有
し、同図(d)のものは輪郭の内部にポイン(・記号よ
りなる2個の)A準マーク24を有する。上述した)、
(Wl・マークは印鑑の文字部を構成しないものとして
構成されているからコンピュータによる識別も容易であ
る。基準マークは1個でも良いが複数とすることによる
利点がある。それは一般に印鑑の抑圧が一定しないため
に何れかの基率マークが薄れ、これを認識できないよう
な場合でも、残りの基準マークで迅速な照合をすること
が01能となるからである。また通常は2個の基準マー
クが検出されれば印影の像の傾きを正確に掌握できるの
で画像のマツチング処理か容易となる。更に他の利点は
後述する説明によって明らかとなるであろう。このよう
にして基檗マークの数と形は図示のものに限らず基準位
置を示すものとして識別可能なものであれば何でもよい
。もし2個の基準マークを異なる形のもので構成すれば
像の方向づけが更に明確となるから後述するイメージの
変位を正規化する上においでも更に都合が良い。第3図
(e)のものは四角い輪郭の内側に突出した2個の基準
マーク21を有する。このように輪郭が四角ければ輪郭
のみの形状からある程度印影の傾きを知ることも可能で
ある。またこのような観点から考えれば同図(f)に示
すように印影の輪郭と内部の文字とが交わる矢印の部分
を基準とみなし、この部分を合わせるようにして数回の
マツチング処理の試行を繰り返し、照合の一致を111
ることも口f能であろう。しかし汎用の目的に対して常
に一定した結電と処理速度で信頼性の高い照合結果を得
るには同図(a)〜(e)に示すような基準マークを設
ける方式が良い。
さて、上述した印影の像は予めイメージリーダ3で読み
取られ、ディスク装置5に登録される。
像の登録は読み取ったイメージそのままの形falで行
なってもよいが、本発明の好ましい−ff4’、様によ
れば、先ず読み取った印影のイメージからCPU4が基
準マークを識別し、次にこれらの基準マークか所定の配
置となるように印影イメージの全体を回転、移動させて
行なわれる。こうしておけば後に印影イメージの照合を
する上でも、登録イメージの管理をする上でも都合かよ
い。
第5図は印影の像のイメージ登録をする実施例の処理手
順を示すフローチャートであり、また第4図(a) 〜
(c)及び(d) 〜(f)は第5図に示す手順に従っ
て印影の像が登録される状態をイメージで示す説明図で
ある。以下、内因を参照してイメージ登録の処理を詳述
する。ステップ101ではイメージリーダ3によって例
えば登録用の書類上に形成された印影の像2[第4図(
a)1か読み取られる。実施例のイメージリーダ3は内
蔵する固体撮像素子CODで印影の像2を読み取リ、こ
れを電気的アナログ信号に変換する。アナログ信号は更
に増幅され、所定の閾値と比べられON10 F Fか
らなる論理2伯信号に変換される。またはAD変換器を
用いて濃淡を表現できる量子化符号に変換してもよい。
もしこうするなら印影の像がさらに忠実に変換されるか
ら、例えば使い込まれた印鑑の微妙な特徴まで精密に捕
えることができるであろう。いずれにしてもディジタル
化されたイメージデータはもとの形に111現され、第
4図(b)に示す印影イメージとしてCPU4のメモリ
に記憶される。ステップ102ではCPU4がこの記憶
された印影イメージの中から2つの基準マーク22を識
別する。I上述した如く2個の基準マークは印鑑の文字
部と区別されるような独自の形退;で構成されているか
ら、CPU4はこれを容易に識別することができる。以
下に続くステップ103〜106の処理はCPU4が印
影イメージの傾きを正規化する処理である。
つまり、ステップ103では識別した2つの基準マーク
22を直線で結ぶ線分kを設定し、ステップ104では
この線分に上で2つの基準マークの中点Oをめ、ステッ
プ105ではこの中点01に前記線分にと直交するよう
な線分pを設定し、ステップ106ではこの中点Oを回
転の中心にして線分kが水平になるまで印影イメージの
全体を矢印の方向に回転させる。印影イメージの回転処
理は一般にグラフィックディスプレイ等の処理で用いら
れているような座標変換処理に基づく周知のものでよい
。回転の処理は水平に想定した線分と線分にとの相対位
置から1回の座標変換演算でめられる。また回転の方向
は矢印の方向に限定するものではないが、もし2個の基
準マークが異なる形のもので構成されているなら、例え
ば常に一方のマークは左に、またもう一方のマークは右
にくるような配置に回転処理されるであろう。最後にス
テップ107では、傾きを正規化された印影イメージが
第4図(C)に示されているような所定の大きさを有す
る登録ファイル5Iの中心にその中点Oを合わせるよう
にして登録される。
尚、各線分は概念上のものであって実際にパターン登録
されるものではない。
次に、第4図(d)に示す印影の像は、もともとは印鑑
の基準マークの取付位置のみが1.11なるだけで、他
は同図(a)に示すものと回−の印鑑から得られたもの
である。これを前述したものと同様にして登録処理する
と同図(e)に小才ような印影イメージの状態を経て同
図(f)に示されるように登録される。印影イメージの
!!に合処理にっいては後に詳述するが、ここで同図(
C)の登録ファイル5□と同図(f)の登録ファイル5
2の四角を合わせるようにして両用形イメージの比較を
すれば照合の一致が得られないことは明白である。
このようにして本発明は互いに類似している印鑑の間で
も全く異なる形fmでのイメージ登録を可能にした。上
述した如く同図(a)と(d)に示される印影の像2に
おいて唯−異なるところは2〆′ つの基準マーク22の設けられた位置のみである。しか
も本発明によれば印影のイメージ登録処理はこの基準マ
ーク22の位置のみに基づいて行なわれるから、実際に
印鑑の像が書類のとこに押されたか、またどんな傾きで
押されたかについては一切関係せず、常に同図(C)と
(f)に示されるような位置関係を保って両登録イメー
ジは顕著な相違を維持するのである。従って本発明によ
れば、ありふれていて他人が使用している印鑑と区別が
つかないような印鑑でも、それぞれが独自の箇所に基準
マークを伺するだけで全く別異のものとして両印影のイ
メージ登録が成されるのである。
次に本発明の好ましい一態様によれば、印影イメージの
照合処理は例えば登録の際に使用したものと同一の印鑑
により別の機会に形成された印影の像を前記登録処理に
おいてしたのと同様の手順で処理することにより行なわ
れる。
第6図は印影の像のイメージ照合をする一実施例の処理
手順を示すフローチャートであり、また第4図(g)〜
(i)は第6図の手順に従って印影の像が照合される状
態をイメージで示す説明図である。以下、両図を参照し
てイメージ照合の処理を詳述する。ステップ210では
第4図(g)に示す印影の像2がイメージリーダ3によ
って読み取られる。この印影の像2は同図(d)に示す
ものと同一の印鑑により別の機会に別の書類上に形成さ
れたものである。読み取られたイメージリーダはCPU
4においてもとの形に再現され、第4図(h)に示す印
影イメージとしてメモリに記憶される。以下に統〈ステ
ップ202〜206の処理は前述した第5図のステップ
102〜l。
6の処理と同様であり、各々のステップが対応するよう
に線分に′と、中点O′と、該中点0′上に線分に′と
直交するような線分p′が設定され、次に中点0′を回
転の中心にして線分に′が水平になるまで印影イメージ
の全体が矢印の方向に回転される。最後にステップ20
7では第4図(f)に示す登録ファイル52上の線分に
と同図(i)の線分に′及び、同図(f)の線分又と同
図(i)の線分A′を重ね合わせるようにした状態で両
印影イメージのマツチング処理が行なわれる。ここで同
図(f)と(i)の両印影イメージの比較をすれば照合
の一致が得られることは明白である。尚、」上述した説
明で照合の相手にいきなり登録ファイル52が選択され
た理由は、例えば銀行預金を引き出す場合であればキー
ポー1・′6からの「1座番号人力によって当該登録フ
ァイル52が検索されたものである。このようにして照
合のための位置決めは登録の場合と同様にノ、(準マー
クの位置のみに基づいて行なわれるから、同一の印鑑か
ら形成された印影の像である限り、それが取引書類のど
こに押されていても、またどんな傾きで押されていても
、常に迅速かつ正確で信頼性の高い照合の一致が得られ
るのである。
以上述べた如く本発明によれば、例えば類似した印鑑に
ついては全く別異のイメージ登録を可能とし、また同一
の印鑑については常に確実な照合の一致を可能とした。
従って各自の取引に安心をもたらすような信頼性の高い
印鑑の照合システムを提供できる。そしてこのような効
果は画像情報源に基準マークを付したことと、前記基準
マークに基ついて多様に変位するイメージ登録を可能に
したことと、前記基準マークに基づいて常に正確な照合
をすることを可能にした構成により初めて達成されるの
である。
更に本発明者は上述した技術の上にもう1つの新規な画
像照合方式を提案する。その好ましい一態様は、キーボ
ード6からの暗証コードの入力を含み、これにより予め
同一の印鑑から複数の異なる印影イメージの登録を5f
能にし、以後は別の機会において同一の印鑑から得られ
た印影の像と暗証コードの入力とによって別個独立な照
合をすることができるというものである。従って未発明
によれば使用者は同一の印鑑を使用して色々な取引を別
個独立に設定することができるようになり、暗証コード
の人力によってこの取引の安全を別々に保証することか
できる。
第8図は本発明により印影の像のイメージ登録をする一
実施例の処理手順を示すフローチャートであり、また第
7図(a)〜(c)は印影の像が登録される状態をイメ
ージで示す説明図である。
以1゛、両図を参照して登録の処理を11T細に説明す
る。先ずステップ301ではCPU4がキーホートロか
らの暗証コードの入力をまつ。暗証コードは、例えば自
己の生年月[」でもよく、また文字や記号コードからな
る組合せでもよい。黄はCPU4が論理的処理をするこ
とができるものであれば何でもよい。ステップ302で
はCPU4がこの入力された暗証コードから自己のイメ
ージ登録を41F定するための登録イメージの回転角α
をめる。ステップ303ではイメージリーダ3によって
第7図(a)に示す登録用の書類上に形成された印影の
像2が読み取られ、CPU4のメモリには第7図(b)
に示すような読み取ったままの形態で印影イメージが再
現される。ステップ304ではCPU4がこの印影イメ
ージの中から2つの基準マーク22を識別する。以下に
続くステップ305〜308の処理はCPU4が印影イ
メージの傾きを暗証コードの入力により特定される角度
で正規化する処理である。つまり、ステップ305では
識別した2つの基準マーク22を直線で結ぶ線分kを設
定し、ステップ306ではこの線分に上で2つの基準マ
ークの中点Oをめ、ステップ307ではこの中点01−
に前記線分にと角;Wαで交わるような線分mを設定し
、ステップ308ではこの中点Oを回転の中心にして線
分mが垂直になるまで印影イメージの全体を矢印の方向
に回転させる。最後にステップ309では、第7図(C
)に示すような所定の大きさを有する登録ファイル53
の中心に+tiJ記印影イメージの中点0を合わせるよ
うにして登録をする。さて、第7図(d)に示す印影の
像2は上述したものと同一の印鑑から得られたものであ
る。例えば本人が同一の印鑑で別の取引を設定するため
に個別の登録を意図して提出したものである。この印影
の像2・も第8図の処理手順に従って登録される。しか
しこの場合自己の登録を特定する暗証コードの人力のみ
が異なる。従ってこの場合はステップ302の処理で例
えば印影イメージの回転角としてβがめられる[第7図
(e)]。次にこの印影イメージの全体は線分m′が垂
直になるまで矢印の方向に回転される。但し、線分m′
から回転角βを右に見る迄回転させるものとする。ステ
ップ309では第7図(f)に示すように印影イメージ
が登録ファイル54に登録される。ここで同図(C)と
(f)の両印影イメージの比較をしても照合の一致が得
られないことは明白である。本発明によれば、もとは同
一の印鑑であるのに図示の如く全く別異の形態で印影イ
メージの登録が成されるのである。
さて、イメージ照合の処理もこれと同様である。そのフ
ローチャートは第9図に示されており、またそのイメー
ジのff、様は第7図(g)〜(i)に示されている。
ステップ401では暗証コードの人力なし、ステップ4
02では11Δ証コードからイメージの回転角としてβ
をめる。ここで第7図(g)に示す印影の像2は同図(
a)及び(d)に示すものと同一の印鑑から形成された
ものである。ステップ403ではイメージリーダ3がこ
れを読み取り、CPU4のメモリには第7図(h)に示
すような読み取ったままの形!ハiで印影イメージが再
現される。ステップ404ではCPU4が基準マークを
識別する。以下に続くステップ405〜408の処理は
第8図に示すステップ305〜308の処理と同様であ
り、各々のステップが対応するように線分に′と中点0
′と、該中点0′上に線分に′と角度βで交わるような
線分m′が設定され、次に中点0′を回転の中心にして
線分m′が垂直になるまで印影イメージの全体が矢印の
方向に回転される。最後にステップ409では第7図(
f)に示す登録ファイル54上の線分mと同図(i)の
線分m′及び、中点Oと0′を重ね合わせるようにした
状態で両印影イメージのヤツチング処理が行なわれる。
尚、登録ファイル54が比較の対象とされた理由は、例
えば口座番号が一致したからである−0゜ここで同図(
f)と(i)の両印影イメージの比較をすれば傅合の一
致が得られることは明白である。これは同図(d)に示
す印影の像の登録の際と、同図(g)に示す印影の像の
照合の際にそれぞれ人力した暗証コードが同一であった
ためであり、両印影イメージの回転角が共にβと計算さ
れて照合の一致が得られたのである。またもし照合の際
に口座番号を間違えて、同図(C)と(i)の両印影イ
メージが比較をされたとしても照合の一致が得られない
ことは明白である。これは両者の暗証コードが異なるの
で両印影イメージの回転角がαとβのように違ってくる
からである。
以上述べた如く本発明によれば、同一・の印鑑で複数種
の異る重要な取引を設定することができる。銀行預金を
する場合に、口座を開く度に別個の印鑑を使用してしま
うことはよくあることである。家庭においても各自が口
座を持つのであるから当然のことではあるが、結局間柄
の類似した印鑑が沢山できてしまい、との印鑑がどの1
i座に対応するのが分からなくなってしまう。一方銀行
において印鑑の照合は厳密に行なわれる。従ってこのま
までは照合の作業は熟練した1百1の11に頼らざるを
得ないであろう。本発明によれば、たった1つの印鑑で
複数の口座の開設かり能になる。それでも各個人のプラ
イバシーは1−分に守られる。
なぜならこのような取引の安全を保証するのが暗証コー
ドだからである。本発明によれば自己の口座に対する照
合の一致は常に確実に得られるが、他の口座との照合の
一致を得ることは不可能である。それは基準マークに基
づき、暗証コードで与えられる変位を加えて登録された
各印影イメージの顕著な差によって初めて実現されるの
である。
そしてこの登録イメージの間に生じた差異が顕著である
からこそ初めてコンピュータによる迅速でしかも信頼性
の高い自動照合が可能になるのである。
以り第2図から9図を参照して説明した本発明はその適
用対象を印鑑に特一定して説明したが、本発明は適用分
野を印鑑に特定されるものではない。例えば、施設入室
を許可するような詐り証、IDカード等に施されたマー
クの照合装置及び照合方法にも適用しうるちのであって
、この適用分野も当然に本発明の範囲である。1!pち
この種のカートに適用した場合でもカードのリーダー、
の1没定位置等は自在であり、かつ同一・のカードに複
数の用途を付与することも可能であることは上述の1詳
細な説明から当然である。本発明は上述した実施例以外
の種々態様を含むものであって、その範囲は特許請求範
囲によってのみ特定されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は従来の同一の印鑑により形成さ
れたいくつかの典型的な印影の像を示す図、 第2図(A)は本発明の実施に好適な一実施例の画像照
合システムの構成を示すブロック図。 第2図(B)はCPUが実行する機能をブロック化して
示す図、 第3図(a)〜(f)は本発明により基準マークを一体
して有する印鑑のいくつかの印影の像を示す図、 第4図(a)〜(i)は本発明により処理される印影の
像の変位をイメージで示す図、第5図は本発明にょる一
実施例の印影イメージ登録の処理手順を示すフローチャ
ート、第6図は本発明による一実施例の印影イメージ照
合の処理手順を示すフローチャー1・、第7図(a)〜
(i)は本発明により処理される印影の像の変位をイメ
ージで示す図、第8図は本発明にょる一実施例の印影イ
メージ登録の処理手順を示すフローチャート、第9図は
本発明にょる一実施例の印影イメージ照合の処理手順を
示すフローチャートである。 ここで、1・・・取引書類、2・・・印影の像、3・・
・イメージリーダ、4・・・セントラルプロセツシング
ユニット、5・・・ディスク装置、6・・・キーボード
である。 ( (a) (d) 4 第 1 図 a)(b)(C) 第 3 図 (b)(C) (e) (fン 1 沁 5 図 in 6 しa 第 (a) ((J〕 (b)(e) 、美 (C) (9) (h) 笛 81ス1 第 9 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ノル準マークを含む画像情報源から71J−られ
    る像を読取る人力手段と、前記画像情報々;−から得ら
    れる像を読取って作成した登録画像を保持する手段と、
    前記画像情報源からイ町すられる像を読取った入力画像
    と前記登録画像を照合する照合手段を備え、照合時に両
    画像の基準マーク位置を合わせるようにして照合するこ
    とを特徴とする照合装置6゜(2)基準マークを含む画
    像情報源から(11られる像を読取る人力手段と、読取
    った像の)、(べI+マークに)&づいて像の変位を正
    規化する1に規イヒ「段と、変位を正規化された像より
    作成した登録画像を保持する手段と、前記画像情報源か
    ら得られる像を読取った人力画像のノ、(準マーク位置
    を前記登録画像の基準マーク位置に合わゼるようにして
    両画像の照合をする照合手段とを含む照合装置。 (3)人力画像が正規化手段で正規化されることを#′
    f徴とする特許請求の範囲第2項記載の照合装置。 (4:)、l、(準マークを含む画像情報源から11+
    られる像を読取る入力手段と、暗照情報を入力するU&
    照情報入力手段と、前記画像情報源から得られる像を読
    取った像に暗証情報の人力より得られる変位を加えて作
    成した登録画像を保持する手段と、前記画像情報源から
    得られる像を読取った入力画像に暗証情報の人力より得
    られる変位を加えて前記登録画像と照合する照合手段を
    備え、前記両画像の照合をするに際して前記両画像の基
    準マーク位置から暗証情報の人力で特定される分だけ変
    位した位置を合わせるようにして照合することを特徴と
    する照合装置。 (5)基準マークを含む画像情報源から得られる像を読
    取って登録画像を作成し保持する工程と、前記基準マー
    クを含む画像情報源からイ1tられる像を読取った入力
    画像と前記登録画像との照合を前記ノ、(準マークの位
    置を下に位置合わせしながら行なう照合工程を含むこと
    を特徴とする照合方法。 (6)基準マークを含む画像情報源から得られる像を読
    取った像に暗証情報の人力より得られる変位を加えて作
    成した登録画像を保持する工程と、前記画像情報源から
    得られる像を読取った入力画像に暗証情報の入力より得
    られる変位を加えて前記登録画像と照合するに際して前
    記両画像の基準マーク位j行から暗証情報の人力で特定
    される分だけ変位した位置を合わせるようにして照合す
    る工程を含むことを特徴とする照合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02116924A (ja) * 1988-10-27 1990-05-01 Hitachi Maxell Ltd データ秘密保護方式

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JPH02116924A (ja) * 1988-10-27 1990-05-01 Hitachi Maxell Ltd データ秘密保護方式

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