JPS60130633A - 難燃性電気絶縁組成物 - Google Patents
難燃性電気絶縁組成物Info
- Publication number
- JPS60130633A JPS60130633A JP23937983A JP23937983A JPS60130633A JP S60130633 A JPS60130633 A JP S60130633A JP 23937983 A JP23937983 A JP 23937983A JP 23937983 A JP23937983 A JP 23937983A JP S60130633 A JPS60130633 A JP S60130633A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- polyolefin
- ethylene
- composition
- electroinsulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の背景と目的］
本発明は難燃性と透明性に優れた難燃性電気絶縁組成物
に関するものである。
に関するものである。
例えば、電線・ケーブルの絶縁材料としては電気絶縁性
に優れたポリオレフィンが多く用いられてきている。
に優れたポリオレフィンが多く用いられてきている。
最近の趨勢として、原子力発電所用電線・ケーブルや盤
内、機内配線用電線、日出線等に高度の難燃性と透明性
が要望されるようになってきた。
内、機内配線用電線、日出線等に高度の難燃性と透明性
が要望されるようになってきた。
このようなポリマを難燃化する方法としてはハロゲン含
有化合物や無機系難燃剤をＳニ和する方法が用いられて
きたが、これらは混和物を不透明にするという欠点があ
る。
有化合物や無機系難燃剤をＳニ和する方法が用いられて
きたが、これらは混和物を不透明にするという欠点があ
る。
一方、リン酸エステルを添加した混和物は透明性に優れ
ているが、引張特性、耐熱老化性、電気特性の著しい低
下を招くという問題をもっている。
ているが、引張特性、耐熱老化性、電気特性の著しい低
下を招くという問題をもっている。
難燃性を有し、しかも機械特性、電気特性に優れ、透明
な電気絶縁物はポリエーテルエーテルケトン等の特殊な
芳香族ポリマを除いてはなかった。
な電気絶縁物はポリエーテルエーテルケトン等の特殊な
芳香族ポリマを除いてはなかった。
本発明は上記した従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、良好な難燃性を有し、しかも透明性に優
れた難燃性電気絶縁組成物の提供を目的とするものであ
る。
されたもので、良好な難燃性を有し、しかも透明性に優
れた難燃性電気絶縁組成物の提供を目的とするものであ
る。
［発明の概要コ
本発明の電気絶縁組成物は、ポリオレフィン１００重量
部に対し、ａＭｇｏ ・ｂ Ｓ ｉ Ｏ） ・ｃ Ｌ５
−０またはＡｌ１０ｊ −ｂＳ ｔｏ２ ・ｃＨ，Ｏ（
ａ。
部に対し、ａＭｇｏ ・ｂ Ｓ ｉ Ｏ） ・ｃ Ｌ５
−０またはＡｌ１０ｊ −ｂＳ ｔｏ２ ・ｃＨ，Ｏ（
ａ。
ｂ、ｃは１〜１０）で表わされる金属水和物が単独ある
いは併用で５０〜５００重量部含有されていることを特
徴とするものである。
いは併用で５０〜５００重量部含有されていることを特
徴とするものである。
本発明におけるポリオレフィンとしては、エチレンプロ
ピレンコポリマ、エチレンプロとレンジエンターポリマ
、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマ、エチレ
ンエチルアクリレートコポリマ、エチレンメチルアクリ
レートコポリマ、エチレンブテンコポリマ、ポリプロピ
レン、ポリブテン−１１ポリ−４−メチルペンテン−１
といったものがあげられ、これらは単独または２種以上
混合して使用可能である。
ピレンコポリマ、エチレンプロとレンジエンターポリマ
、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポリマ、エチレ
ンエチルアクリレートコポリマ、エチレンメチルアクリ
レートコポリマ、エチレンブテンコポリマ、ポリプロピ
レン、ポリブテン−１１ポリ−４−メチルペンテン−１
といったものがあげられ、これらは単独または２種以上
混合して使用可能である。
ａＭｇｏ・ｂＳ１０２ａｃＨ２０またはＡＩ。
０３・ｂＳ１０２・ｃＨ２０（ａ、ｂ、ｃは１〜１０）
で表わされる金属水和物としては、２Ｍｇ０＠６Ｓ１Ｏ
２・３Ｈ２０やＡｌ２Ｏ３＋＋９Ｓｊ０２・３Ｈ２０等
があげられ、これらは単独あるいは併用でポリオレフィ
ン１００重量部に対し５０〜５００重量部の範囲で混合
する必要がある。
で表わされる金属水和物としては、２Ｍｇ０＠６Ｓ１Ｏ
２・３Ｈ２０やＡｌ２Ｏ３＋＋９Ｓｊ０２・３Ｈ２０等
があげられ、これらは単独あるいは併用でポリオレフィ
ン１００重量部に対し５０〜５００重量部の範囲で混合
する必要がある。
５０重量部以下では目的とする難燃性を付与できず、５
００重量部を越えると押出加工性および引張特性の大幅
な低下を招く。
００重量部を越えると押出加工性および引張特性の大幅
な低下を招く。
本発明においては、上記成分は未架橋、架橋のいずれで
も使用できる。架橋する場合の方法としては、有機過酸
化物による架橋、電子線照射による架橋、シラングラフ
ト水架橋等がある。
も使用できる。架橋する場合の方法としては、有機過酸
化物による架橋、電子線照射による架橋、シラングラフ
ト水架橋等がある。
有機過酸化物による架橋の場合の架橋剤としては、ジク
ミルパーオキサイド、３−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ
イソプロビル）ベンゼン等がある。
ミルパーオキサイド、３−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ
イソプロビル）ベンゼン等がある。
本発明では、上記成分に加えて酸化防止剤、滑剤、軟化
剤、分散剤等を添加してもよい。酸化防止剤としてはフ
ェニル−α−ナフチルアミン、Ｎ、Ｎ′−ジ−β−ナフ
チル−ｐ−フェニレンジアミン等のアミン系酸化防止剤
、２，６−ジーｔ−ブチル−４−メチルフェノール、ヒ
ンダードフェノール等のフェノール系酸化防止剤等があ
げられる。
剤、分散剤等を添加してもよい。酸化防止剤としてはフ
ェニル−α−ナフチルアミン、Ｎ、Ｎ′−ジ−β−ナフ
チル−ｐ−フェニレンジアミン等のアミン系酸化防止剤
、２，６−ジーｔ−ブチル−４−メチルフェノール、ヒ
ンダードフェノール等のフェノール系酸化防止剤等があ
げられる。
［実施例および比較例］
各種成分を第１表に示すような配合割合でもって１００
℃〜１３０℃に保持された６インチロールに投入してロ
ール混練を行ない、混練後１２０℃に保持された４０ｍ
／ｍ押出Ｉｆ！ （Ｌ／Ｄ＝２５）を用い、外径２．０
ｍｍの銅線上に１ｍｍ厚で押出被覆し、続いて１３ｋｇ
／ｃｖ＋１’の水蒸気雰囲気中に３分間保持して架橋し
て各種電線を作成した。
℃〜１３０℃に保持された６インチロールに投入してロ
ール混練を行ない、混練後１２０℃に保持された４０ｍ
／ｍ押出Ｉｆ！ （Ｌ／Ｄ＝２５）を用い、外径２．０
ｍｍの銅線上に１ｍｍ厚で押出被覆し、続いて１３ｋｇ
／ｃｖ＋１’の水蒸気雰囲気中に３分間保持して架橋し
て各種電線を作成した。
各側で得られた電線の評価結果は第１表の下欄に示す通
りである。
りである。
透明性は、絶縁体を通し導体が明瞭に観測できるかどう
か目視により調べ、導体の輪郭が明瞭なものを良と判定
した。
か目視により調べ、導体の輪郭が明瞭なものを良と判定
した。
難燃性評価は、水平に保持した長さ３００ｍｍの電線を
酸化炎約１３０ｍｍのブンセンバーナで燃焼させ、その
後ブンセンバーナを取り去ったのち自然に消化するもの
は合格であり、自己消炎しないものは不合格である。
酸化炎約１３０ｍｍのブンセンバーナで燃焼させ、その
後ブンセンバーナを取り去ったのち自然に消化するもの
は合格であり、自己消炎しないものは不合格である。
第１表からも明らかな通り、本発明に係る実施例１〜６
に示す材料を用いた電線はいずれも、透明性に優れると
ともに押出が良好であり、しかも難燃性においてＪＩＳ
Ｃ３００４ｉ１１燃試験に合格する。
に示す材料を用いた電線はいずれも、透明性に優れると
ともに押出が良好であり、しかも難燃性においてＪＩＳ
Ｃ３００４ｉ１１燃試験に合格する。
これに対し、金属水和物の含有量が規定値以下の比較例
１は難燃性が不合格であり、規定値以上の比較例２は押
出が不可能である。また、本発明の範囲外の金属水和物
を用いた比較例３，４は透明性が悪い。
１は難燃性が不合格であり、規定値以上の比較例２は押
出が不可能である。また、本発明の範囲外の金属水和物
を用いた比較例３，４は透明性が悪い。
［発明の効果コ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （＋）ポリオレフィン１００重量部に対し、ａ Ｍ ｇ
ｏ・ｂｓｉ０２ ・ＣＨ，２Ｏまた−はＡ１２０３ ・
ｂＳｊ０２ ・ｃｌ（２０（ａ、ｂ、ｃは１〜１０）で
表わされる金属水和物が単独あるいは併用で５０〜５０
０重量部含有されていることを特徴とする難燃性電気絶
縁組成物。 （２）上記組成物に架橋剤を含有せしめてなる特許請求
の範囲第１項記載の難燃性電気絶縁組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23937983A JPS60130633A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 難燃性電気絶縁組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23937983A JPS60130633A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 難燃性電気絶縁組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60130633A true JPS60130633A (ja) | 1985-07-12 |
Family
ID=17043900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23937983A Pending JPS60130633A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 難燃性電気絶縁組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60130633A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6465148A (en) * | 1987-09-05 | 1989-03-10 | Idemitsu Kosan Co | Flame-retarding resin composition |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57158242A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Flame retarder |
| JPS57195757A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Rubber composition |
| JPS58194938A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-11-14 | ナシヨナル・デイステイラ−ズ・アンド・ケミカル・コ−ポレ−シヨン | 難燃性架橋ポリエチレン絶縁材 |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP23937983A patent/JPS60130633A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57158242A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-30 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Flame retarder |
| JPS57195757A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Rubber composition |
| JPS58194938A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-11-14 | ナシヨナル・デイステイラ−ズ・アンド・ケミカル・コ−ポレ−シヨン | 難燃性架橋ポリエチレン絶縁材 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6465148A (en) * | 1987-09-05 | 1989-03-10 | Idemitsu Kosan Co | Flame-retarding resin composition |
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