JPS60130555A - 2,4−ジニトロアニリンアシル化物及び該化合物を有効成分とする殺菌剤 - Google Patents

2,4−ジニトロアニリンアシル化物及び該化合物を有効成分とする殺菌剤

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JPS60130555A
JPS60130555A JP23888883A JP23888883A JPS60130555A JP S60130555 A JPS60130555 A JP S60130555A JP 23888883 A JP23888883 A JP 23888883A JP 23888883 A JP23888883 A JP 23888883A JP S60130555 A JPS60130555 A JP S60130555A
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sodium
dinitroaniline
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acylated
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Yasuo Kikuchi
菊池 康夫
Shuji Sasaki
修二 佐々木
Izumi Nagai
長井 泉
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規物質である一般式(1) (式中n = 6〜16を表わす) で示される2、4−ジニトロアニリンアシル化物及び2
,4−ジニトロアニリンアシル化物を有効成分とする殺
菌剤に関する。
口腔内には種々のJllBli、例えばアクナノマイセ
ス0ビスコーシス(Actinomyces visc
osus ) rフシバクテリウム・ヌクレエータム(
Fusobacterlumnucleatum ) 
+バクテロイデス・ジンジバリス(Bacterold
es ginglvallg )及びオイコネラ・コロ
−デンス(Eikenella corrodena 
)等の細菌が存在し、これら?′i歯周疾患の病巣部か
ら高量で検出されている。
また、口腔内には、ショ糖存在下で歯垢様バクチリアル
プラークを形成し、う蝕、歯周疾患の原因菌の一つとさ
れているストレプトコッカス・ミュータンス(5tre
ptococcus mutanse )も存在してい
る。
従って、これら細菌の生育を抑制することは歯垢の形成
を抑制し、う蝕及び歯周疾患の予防に有効なことである
従来よシ、う蝕予防等の有効成分として歯磨などの口腔
用組成物にクロルヘキシジン類等のビグアニド系化合物
で代表されるカチオン性殺菌剤を配合することが行なわ
れておシ、特にこれらクロルヘキシジン類は、その抗菌
力の強さ、安全性の点で優れた殺誦剤として楕々の用途
に用いられている。
しかしながら、クロルヘキシジン類をロノσ用組成物に
配合した場合には、その配合濃度によってt、L歯牙の
増色を生じる場合がある等の問題があった。
本発明省らは、クロルヘキシジン類等に代わるv1規な
殺菌性化合物、特に口腔用組成物中に配合されることの
多い隘イオン界面活性剤と併用しても/i、両力が低下
しない化合物につき鋭意研究ケ行なった結果、例えは2
,4−ジニトロアニリンと酸塩化物とを反応させる等の
方法によシ、下記一般式(1)で示される新規物質 O2 (式中n = 6〜16を表わす) 2.4−ジニトロアニリンアシル化物が得られると共に
、この新規物質が口腔内細菌に対して著しい殺菌力を有
し、しかも陰イオン界面活性剤と併用しても失活せず、
その殺菌力を十分発揮し、従って前記新規物質が殺菌剤
として有効であることを知見し、本発明をなすに至った
ものである。
以下、本発明につき詳しく説明する。
本発明の新規化合物2,4−ジニトロアニリンアシル化
物は、一般式(1) %式%) で示される化学構造式を有し、エタノール、ジメチルス
ルオキシド、クロロホルム等の有機溶剤に可溶な淡黄色
粉末であシ、後述するようが赤外線吸収スペクトル、核
磁気共鳴スペクトル、融点を示す。
この新規物質2,4−ジニトロアニリンアシル化物は例
えば[実験化学ii#m19 巻483〜488頁J又
は「新実験化学4座14巻1134〜1189頁」など
の文献に記載されたアミド類の一般的合成法に従って製
造することができ、例えば、2,4−ジニトロアニリン
と酸塩化物とを水酸化ナトリウムの存在下で反応させる
ことによシ下記反応式に従って製造することができる。
(上記式中n = 6〜16を表わす)本発明の新規物
質2,4−ジニトロアニリンアシル化物は一殺菌剤とし
て用いられる。例えば、練歯磨、欄製歯鏝、粉歯磨等の
函M鑓、洗口剤、歯肉マツサージクリーム、液状あるい
はペースト状局所塗布剤、トローチ、チューインガム、
うがい用錠剤などの口腔用組成物中に殺菌剤として配合
され、これによシアクチノマイセス・ビスコ−シス。
フシバクテリウム・ヌクレエータム、バクテロイデス・
ノンシバリス、オイコネラ・コロ−デンス。
ストレノトコッカス・ミー−タンス等の口腔内細菌の生
育を抑制することができる。
なお、本発明の2,4−ジニトロアニリンアシル化物を
殺菌剤として口腔用組成物中に配合する場合、2.4−
ジニトロアニリンアシル化物の口腔用組成物への配合量
は口腔用組成物全体のo、o o o s〜5慢(重量
%、以下同じ)、特に0.001〜0.1チとすること
が好ましい。
ここで本発明化合物を口腔用組成物に使用する場合、口
腔用組成物の他の成分としては、口腔用組成物の種類、
使用目的等に応じて通常使用される適宜な成分が配合さ
れ得る。
例えば、歯磨類の場合には、第2リン酸カルシラム・2
水和物及び無水物、第1リン酸カルシウム、第3リン酸
カルシウム、炭酸カルシウム、−ロリン酸カルシウム、
酸化チタン、アルミナ、水利アルミナ、沈降性シリカ、
その他のシリカ系研磨剤、ケイ酸アルミニウム、不溶性
メタリン酸ナトリウム、不溶性メタリン酸カリウム、第
3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシ
ウム、ポリメタクリン酸メチル、ベントナイト、ケイ酸
ジルコニウム、合成樹脂等の1種又は2種以上を配合し
得る(配合量通常10%〜99チ、練歯磨の場合には1
0%〜75チ)。
また、練歯磨等のペースト形態の口腔用組成物の場合に
は、粘結剤としてカラダナン、カル?キシメチルセルロ
ースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、カル?キシメチルヒドロキシエチルセルロ
ースナトリウムなどのセルロース誘導体、アルギン酸ナ
トリウムなどのアルカリ金属アルギネート、アルギン酸
ゾロピレングリコールエステル、キザンタンがム、トラ
がカントガム、カラヤガム、アラビアガムなどのガム類
、ポリビニルアルコール、ボリア、クリル酸ナトリウム
、カル?キシビニルポリマー、ポリビニルピロリドンな
どの合成粘結剤、ダル化性シリカ、rル化性アルミニウ
ムシリカ、ビーガム、ラポナイトなどの無機粘結剤等の
1tlI4又は2種以上が配合され得る(配合貸通常0
.5〜5チ)。
更に、歯M類、その他の口腔用組成物の製造において、
粘稠剤としてソルビット、グリセリン、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1.3−グチレンゲリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、キシリット、マルチット、ラフチット等の14]i
又は2種以上を配合し得る(配合量通常10〜70%)
。また、ラウリル硫ばナトリウム、ミリスチル硫酸ナト
リウム等のアルキル基の炭素数が8〜18である高級ア
ルキル硫酸エステルの水溶性塩、水素化ヤシ油脂肪酸モ
ノグリセリドモノ硫酸ナトリウム等の水溶性の筒級脂肋
敵モノグリセリドモノ硫酸頃、ドデシルベンゼンスルホ
ンばナトリウム等のアルキルアリールスルホンは塩、高
級アルキルスルホン酸塩、1.2−ジヒドロキシゾロパ
ンスルホン酸塩の高級脂肪酸エステル、N−ラウロイル
、N−ミリストイル又はN−バルミトイルデルコシンの
ナトリウム、カリウム又はエタノールアミン塩等の低級
脂肪族アミンカルボン酸化合物の実質酌に飽4日の、l
も級脂肪族アシルアミドなどの噛イオン界面l占性剤、
シロ砧モノ及びジラウレート等の脂肪酸基の炭素数が1
2〜18であるショ糖脂肪酸エステル、ラクトース脂肪
酸エステル、ラクチ) −ル脂肪咳エステル、マルチト
ール脂肪酸ニスデル、ステアリン酸モノグリセライド、
ポリオキシエチレンンルビタンモノラウレ−ト、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシ
エチレン(10,20,40,60,80,100モル
)+f化ヒマシ油、エチレンオキサイドとプロピレンオ
キサイドの重合物及びポリオキシエチレンポリオキシゾ
ロピレンモノラウリルエステル等のポリエチレンオキサ
イドと脂肪酸、脂肪アルコール、多価アルコール及びポ
リエチレンオキサイドとの縮合生成物などのノニオン活
性剤、ベタイン型、アミノ酸型などの両性活性剤といっ
た1種Iたは2抽以上の界面活性剤(配合−通常O〜7
%、好ましくは0.5〜5チ)を配合し得る。
更に、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘ
スベリノルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラ
ルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニンメ
チルエステル、p−メトキシシンナミックアルデヒド、
ショ糖、乳循、果糖、サッカリンナトリウムなどの「味
剤(0〜1悌、好ましくは0.01〜0.5%)、更に
必要によりp−ヒドロキシメチルベンゾイックアシド、
p−ヒドロキシエチルベンゾイックアシド、p−ヒドロ
キシエチルベンゾイックアシド、p−ヒドロキシブチル
ベンゾイックアシド、女息香酸ナトリウム、低級脂肪酸
モノグリセライドなどの防腐剤、ウィンターグリーン油
、スペアミント油、ペパーミント油、サツサフラス油、
丁字油、ユーカリ油などの香料、ゼラチン、ペプトン、
アルギニン塩酸塩、アルブミン、カゼイン、増白剤、シ
リコーン、色素、その他の成分を配合し得る。更に、他
の殺菌剤を配合し得るほか、アラントイン類、イゾシロ
ンアミノカプロン酸、トラネΦサム酸、デキストラナー
ゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾデー
ム、溶菌酵素、リテックエンザイム等の酵素、モノフル
オロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムな
どのアルカリ金属モノフルオロホスフェート、フッ化ナ
トリウム、フッ化アンモニウム、フッ化第1’4等のフ
ッ化物クロルヘキシジン塩類、ジヒドロコレステロール
、グリチルレチン塩類、グリチルレチンば、グリセロホ
スフェート、クロロフィル、力ロペノタイド、水浴性無
機リン酸化合物、ビタミン類、歯石防止剤、歯垢阻止剤
等のM効成分を1棟又は2袖以上配合し得る。
本発明に係る新規物質である2、4−ソニトロアニリン
アシル化物は上述したように口腔用組成物中に配合さf
することによシ、柚々の口腔内細菌に対してすぐれた抗
菌作用を示すものであるが、この場合、ラウリル硫酸ナ
トリウム等の陰イオン界m1活性剤によって失活するこ
ともなく、十分にその作用効果を保持しているので、通
常陰イオン界面活性剤が配合される口腔用組成物の殺菌
剤として非猟に有効なものでおる。
以下、本発明化合物の製造例を示す。
CH遺制1〕 100aの三角フラスコ中に2,4−ジニトロアニリン
3.66p(0,02モル)を秤取し、次いでクロロホ
ルム30#1lJt加える。その溶液に50%水酸化ナ
トリウム水溶液を加え混合する。この混合液に水冷下塩
化カブ手すルを少量加え、至福で上下に敏しく振る。更
に水冷下塩化カプリルを加えて同様な操作を行ない、塩
化力グリルが全量で6.51.!i’(0,04モル)
になるまで繰シ返す。反応終了後、反応液を塩kg性に
し、クロロホルムで抽出する。減圧下クロロホルムを留
去し、粗生成物を得る。
次に、粗生成物をシリカダルカラムクロマトグラフィー
を用いて布製し、2,4−ジニトロアニリノオクチルア
ミド0.89.jiTを得た。収率14.4%。
性状:黄色微粉末、エタノール、DMsOl クロロホ
ルムに可溶。
元素分析: C+ dilqosNs CI(N 計算値 54.36% 6.19% 13.58%実測
値 54.75% 5.87% 13.26%赤外急吸
収スペクトル(第1図参照)ニジ0′−一一一一一−−
−−−−□−max 3090 crn :芳香族化合物の吸収2900 α
−1:アルカンの吸収 1700 cm、アミドの吸収 1600 ctn 、芳香族化合物の吸収151N) 
cm−’ : 二) o化合物の吸収1350 Ci。
1f1 1.23 ppm m (12Hz 、 −Nkl−C
−fcH2+&cH5)1 0.89 pp、m t (J=8Hz ) (3H,
−NH−(i(−CHd、C明融点:64〜65℃ 〔製造例2〕 塩化カシ+リルの代わシに塩化ミリストイル9.87,
10.04モル)を用いた以外は製造例1と同様にして
2,4−ジニトロアニリノテトラデシルアミド1.06
,9を得た。収率13,5チ。
性状:淡黄色粉末、エタノール、 DMSO、クロロホ
ルムに可溶。
赤外線吸収スペクトル(第2図参照) 3900 α−1:芳香族化合物の吸収1600 口 
・ 29203−アルカンの吸収 1710倒−1ニアミドの吸収 1510 cm−’ :ニトロ化合物の吸収1350o
n ・ 融点ニア6〜77℃ 同様にして、2.4−ジニトロアニリノデシルアミド、
2,4−ジニトロアニリノドデシルアミド。
2.4−ジニトロアニリノヘキサデシルアミド。
2.4−ジニトロアニリノオクタデシルアミドJjc製
造することができる。
次に実験例によシ本発明新規化合物(殺菌剤)の殺凶効
果を具体的に示す。
滅菌した液体培地に、2,4−ジニトロアニリノオクチ
ルアミドを種々の濃度で加えた後、24時間前培4した
アクチノマイセス・ビスコ−シス(Acttnomye
es viscosua ) NY −1株炉フシバク
テリウム・ヌクレエータム(Fuaobacteriu
mnucleatum ) 1436株、バクテロイデ
ス・ジンシバリス(Bacteroides ging
ivalig ) 381株及びオイコネラ・コロ−デ
ンス(Elkenella corro−dens )
 1073株を酊量接種し、嫌気条件下(80%N2 
、 1 0 チH2,10%C02)、37℃で24時
間培養した。細円の生′n度合を濁度(0,D、550
 nm )によって判定し、2,4−ジニトロアニリノ
オクチルアミドの各抽訓菌に対する最小生育阻止濃度(
MIC)を決定した。結果を第1表に示す。なお、培養
液が細菌以外のもので濁っているような場合は、培養液
を寒天平板にまき、菌の生育状態をチェックした。
第1表2,4−ジニトロアニリノオクチルアミドの抗菌
活性 第1表の結果よp、2.4−ジニトロアニリノオクチル
アミドが上記のようなダラム陽性菌及びグラム陰性菌の
いずれに対しても特異的に作用し、優れた抗菌力を示す
ことが知見される。
〔実験例2〕ラウリル硫酸ナトリウムと2,4−ジラウ
リル硫酸ナトリウム(SDS )耐性の大腸菌(E、 
eoli U 5/41 ) 1 FIr9/rLlを
用いて好気的条件下で実施した以外実験例1と同様の方
法で抗菌力試験を行った。結果を第2表に示す。
第2表 SDSと2,4−ジニトロアニリノオクチルア
ミドを併用した場合の抗閉活性 −二菌生育せず 第2表の結果より、2,4−ノニトロアニ1)ノオクチ
ルアミドはSDSと併用しても失活すること力五なく、
優れた抗菌力を保持することが知見される。
〔実験例3〕、乙1」こズ」二三jニ久4−二ん」ど二
!ヨぐ4に対する1口形成阻止作用 ストレプトコッカス・ミュータンスはショ砧存在下で培
養すると試験管壁に爾循様バクチリアルプラークを形成
する。この性質を利用して、以下の方法で歯垢形成阻止
作用を検討した(培養付層法)。
即ち、第3表に示す組成の反応(14Inl i試験管
に入れ、嫌気条件下(80チN2 、10%H2。
10%C02)、37℃で16時間培養した。この除試
験管は30°傾けた状態で保持した。
次いで、前記試験管内の液をデカンテーションして捨て
た後、この試験管に0.5N水酸化ナトリウム溶液4ゴ
を加え1時間放置する。放置後試験管に付着した歯垢を
均一に懸濁させて660nmの吸光度を測定し、歯垢童
を温間として表わし、これによシ細菌の増殖の有無を判
定した。結果を第4表に示す。
第3表 反応液組成 * ストレノトコッカス・ミュータンス6715411
Bl(I 培養液で24時間培養し、これt生理食塩水
で5倍に布市〈シたもの。
第4表 ストレノトコッカス・ミュータンスに対する歯
垢形成阻止作用 〔実験例4〕 洗口液での臨床歯垢阻止効果ヒドロ腔で
の歯垢阻止試験をクロルヘキシジングルコン酸塩(CI
(X )及びラウリル硫酸ナトリウム(SDS )’t
コントロールとして読口実験にて行った。
洗口液 洗口液は2,4−ジニトロアニリンアシル化物を分散さ
せるため約1qbのエタノールを含み、更に香料0.0
001%を含んだものを用いた。ここで各試料濃度は第
5表に示す通シである。
虎口方法 実験開始に先立つて予めポリツシングズラシを用いて歯
牙表面を清掃し、エリスロシン染色によって汚れが残っ
ていないことを確認した後、各洗口液を用いて食後約3
0秒間うがいを行った。2日間(暮)6回の抗日)継続
した後に、歯牙表面の汚れをエリスロシン(1チ溶液)
によシ染め出し、汚りの付7M状態全パイル11名に対
し5人の評点者によって判定し、その平均値をめた。
なお、対象の歯牙は上下顎3−3の12歯牙を用い、ま
た汚れの付着状態は5段階として判定し、1J牙の唇面
の面積に対する汚れ部分の面積を歯牙ごとに採点した。
なお、コントロール(参照符号As )は香料のみ0.
0001%を含む洗口液で、同様にして抗日実験を行っ
た。その結果を第3図に示す。
第3図の結果はA、、A、が就計学的(P<0.01)
にA3よシもm逅1J11止効果が良好であることを示
し、本発明化合物が良好な抗菌活性を示すことが知見さ
れる。
以上、説明したように2.4−ジニトロアニリンアシル
化物は歯周病原住細國に対して抗菌活性會肩するととも
に、spsと併用しても失活することかないことが認め
られる。
また、本発明化合物は歯垢形成阻止作用もある配合例を
示す。
〔配合例1〕 練歯磨 第2リン酸カルシウム 50% グリセリン 20 ラウリル硫酸ナトリウム 1 カル11キシメチルセルロースナトリウム 1香 料 
O・9 (アニス:スィートフェンネル:シナモン=1 : l
 : 2) サッカリンナトリウム 0.1 2.4−ノニトロアニリノオクチルアミド 005モノ
フルオロリン酸ナトリウム 0.5エタノール ・ 5 イ・d 製 水 残 計 100.0重量% L配合例2〕 a歯磨 第2リンばカルシウム 50% ソルビット 20 α−オレフィンスルフォ、i−ト1 カル?キシメチルセルロースナトリウム 1香 料 0
.8 (メントール:シナモン=1:1) サッカリンナトリウム 0.1 ラウリルジエタノールアマイド 0.5ガキストラナー
ゼ 1 フフ化ナトリウム o、i エタノール 10 2.4−ジニトロアニリノデシルアミド 0.1稍装水
 残 B1 100.0重瀘饅 〔配合例3〕 練歯磨 炭酸カルシウム 50チ グリセリン 20 カラダナン 1 香 料 0.9 (スィートフェンネル:シナモン=1:1)サッカリン
ナトリウム 0.1 ラウリルジエタノールアマイド 1 シ、、l)aジステアレート 1,5 シヨ楯そノオレエート 1 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0.05エ
タノール 5 マルトース 2 鞘裏水 残 計 100.0重量層 〔配合例4〕 練1磨 第2リン畝カルシウム 50% グリセリン 20 ラウロイル硫酸ナトリウム 2 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1香 料 0
.8 (シナモンパーク:メントール=1:2)サッカリンナ
トリウム 0.1 フツ化第1錫 0.05 デキストラン 2 2.4−ジニトロアニリノデシルアミド 0.1稍製氷
 残 計 100.0重量層 〔配合例5〕 練歯磨 沈降性シリカ 30チ グリセリン 5O ラウリル硫酸ナトリウム 2 カルゴキシメチルセルロースナトリウム 1香 料 1 (シナモン:マスタード:スイートフェンネル:ペノヤ
=入三、2:1:1:1) ミント サッカリンナトリウム 0.05 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0.05エ
タノール 5 稍袈水 残 計 100.0重電チ 〔配合例6〕 紛歯虜 g2リン酸カルシウム 5Oチ 炭敏カルシウム 30 ソルビツト 1O ラウリル蝋嘔ナトリウム 1 サツカリンナトリウム 0.1 香 料 (メントール:アニス=2:1) 0.9ガキ
ストラナーゼ 1 2.4−ジニトロアニリノデシルアミド 0.111F
lIJ!!水 残 計 100.0重量% 〔配合例7〕 液状歯磨 グリセリン 30チ 、j5リアクリル酸ナトリウム 55 サツカリンナトリウム 0.1 香 料 (メントール:アニス−2:1) 0.9デキ
ストラナーゼ 2 溶菌酵素 1 ラウリルジエタノールアマイド 0.5エタノール 5 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0.05計
 100.0重量% エタノール 20% サッカリンナトリウム 0.05 香 料 (シナモン:メントール=4:1) 1七ノフ
ルオロリン酸ナトリウム 0.1クロルヘキシジン 0
,5 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0.05活
性剤(シ、循パルミテ−)) 、0.5精製氷 残 計 1000重量% 〔配合例9〕 チューインガム Iムペース 20% 炭酸カルシウム 2 水アメ 15 粉 糖 30 マルトース 10 フルクトース 10 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0.05香
 料 (イノ9−ミント:アニス=1:1) 1精製氷
 残 計 100.0重量% 〔配合例10〕 トローチ アラビアゴム 6φ フルクトース 20 グルコース 2O マルトース 30 rキストラナーゼ 2 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0.05梢
製水 残 〔配合例11〕 うがい用錠剤 炭咳水素ナトリウム 53.5チ 第2リン酸ナトリウム 15 ポリエチレングリコール6000 3 香料(メントール:シナモン:スィート 4フェンネル
=1:3:1) 2.4−ジニトロアニリノオクチルアミド 0,05モ
ノフルオロリン戚ナトリウム 0,5クロルヘキシシン
 0.05 クエン酸 15 エタノール 6 梢装水 残 計 ioo、o重重チ 〔配合例12〕 ロ腔用マ′、サージクリーム白色ワセ
リン 8チ ステアリjルアルコール 6 プロピレングリコール 4 デキストラナーゼ 2 ポリエチレンダリコール4000 25ポリエチレング
リコール 400 372.4−ジニトロアニリノオク
チルアミド 0.05エタノール 7
【図面の簡単な説明】
第1図は2,4−ジニトロアニリノオクチルアミ第3図
は本発明化合物、クロルヘキシジングルコン酸tJ (
e配合した洗口剤を用いて流口した場合の付N歯垢量の
評点結果を示すグラフである。 出−人 ライオン株式会社 代理人 弁理士小島隆司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1ン O2 (式中ロ=6〜16t−表わす) で示される2、4−ジニトロアニリンアシル化物。 2、一般式(1) (式中n = 6〜16を表わす) で示される2、4−ジニトロアニリンアシル化物ヲ有効
    成分とするR開削。
JP23888883A 1983-12-20 1983-12-20 2,4−ジニトロアニリンアシル化物及び該化合物を有効成分とする殺菌剤 Pending JPS60130555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23888883A JPS60130555A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 2,4−ジニトロアニリンアシル化物及び該化合物を有効成分とする殺菌剤

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JP23888883A JPS60130555A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 2,4−ジニトロアニリンアシル化物及び該化合物を有効成分とする殺菌剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505224A (ja) * 2008-10-08 2012-03-01 セファロン、インク. ベンダムスチンの調製方法

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JP2012505224A (ja) * 2008-10-08 2012-03-01 セファロン、インク. ベンダムスチンの調製方法

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