JPS6013017B2 - テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニルオキシメチル〕メタンの製造方法 - Google Patents

テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニルオキシメチル〕メタンの製造方法

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JPS6013017B2 JP210180A JP210180A JPS6013017B2 JP S6013017 B2 JPS6013017 B2 JP S6013017B2 JP 210180 A JP210180 A JP 210180A JP 210180 A JP210180 A JP 210180A JP S6013017 B2 JPS6013017 B2 JP S6013017B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式(1)で示されるテトラキス〔3−(3,5
−ジーt−プチル−4ーヒドロキシフエニル)プロピオ
ニルオキシメチル〕メタンを良好な性状の級粒として、
かつ精製されたものとして取得する方法に関する。
上記式(1)で示される化合物は例えばポリオレフィン
の酸化防止剤として賞用されていることは周知である。
この化合物(1)は市販されているが、市販品の粉体と
しての性状は白色微粉末のものであり、高比重が低い、
取扱いに際して空気中への飛散が生じる、流動性が低く
ポリオレフィンと押出機で溶融混合する際計量性が悪い
などの輸送性、作業性、計量性などの点で不満足のもの
であった。一方、化合物(1)の最も一般的な製法は下
式(0)で示される3一(3,5−ジーtーブチルー4
ーヒドロキシフェニル)プロピオン酸ェステル(以下単
にプロピオン酸ェステル(0)と略すこともある。)と
(式中、R,はメチル基又はエチル基である。)ペンタ
ェリスリトールとをェステル交換反応せしめる工程を骨
子とするものであって比較的収率よく化合物(1)を得
られる方法である。例えば特公昭42−19雌3号公報
明細書ではプロピオン酸ェステル(0)とペンタエリス
リトールとのエステル交換反応後の生成物にィソプロパ
ノールを加えて化合物(1)の分子付加化合物を遊離し
、引き続きへブタンで再結晶することにより融点121
〜12〆○の目的物(1)が得られることが開示され、
又袴公昭42−18617号公報明細書ではェステル交
換反応後の生成物につき中性アルミナ上でへキサン溶媒
で溶離しながらクロマトグラフ処理を行い不純物を除き
、更にへキサンを除去する透明なこはく色の軟化点50
〜6ぴ○のガラス状物質として目的物(1)を得ること
が開示され、更に同明細書の別の記載によれば該反応生
成物をへブタン溶媒による再結晶では融点119〜12
〆0、シクロヘキサン溶媒による再結晶では融点80〜
90qoの化合物(1)が得られることが開示される。
本発明者はこれら公知文献で開示される方法につき追試
験を行った処、得られた化合物(1)の粉体としての性
状が前述の市販されている化合物(1)と同様の欠点を
有しているかあるいは得られた化合物(1)が着色して
いたりするものであつた。従って、本発明の目的は化合
物(1)を収率よく得られる利点を有する方法すなわち
プロピオン酸ェステル(0)とペンタヱリスリトールと
をェステル交換反応させる方法を用いて良好なる性状を
有する細粒として化合物(1)を取得し、同時に着色の
無い精製されたものとして化合物(1)を取得せんとす
る方法を提供するものである。
すなわち本発明によれば式(1)で示されるテトラキス
〔3−(3,5ージ−tーブチル−4ーヒドロキシフエ
ニル)プロピオニルオキシメチル〕メタンを、一般式(
0)で示される3一(3,5ージ−tーブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)ブロピオン酸アルキルェステルとペ
ンタェリスリトールとをェステル交換反応せしめる工程
と再結晶法による精製工程とから製造する方法において
、該ェステル交換反応工程を一般式(m)で示される化
合物の存在下に行い、かつ該精製工程でまず化合物(1
)と分子付加化合物を形成するアルコール類をェステル
交換反応工程生成物に添加して分子付加化合物を形成せ
しめ引き続きメタノ−ル又は/およびエタノールにより
再結晶を行うことにより精製され、かつ良好な性状の紬
粒として化合物(1)を取得することを特徴とするテト
ラキス〔3−(3,5−ジーt−ブチルー4ーヒドロキ
シフエニル)プロピオニルオキシメチル〕メタン(1)
の製造方法を提供することに関する。(式中、R,はメ
チル基又はエチル基であり、R2,R3は各々炭素数1
なし、し6の低級アルキル基である。
)本発明の方法に従えば、ブロピオン酸ェステル(0)
とペンタェリスリトールとをェステル交換反応せしめる
ことにより化合物(1)を高収率で得られるという従来
公知方法の利点を生かし、しかも化合物(1)を良好な
性状を有する細粒として確実に再現性良く得るこ.とが
でき、かつ着色の無い精製されたものである。
又式(m)の化合物の使用量は少量で済むので化合物(
1)の純度および性能を損うことが全く無い。本発明の
方法により優れた性状の紬粒として化合物(1)が得ら
れる原因は定かでないが、赤外吸収スペクトル等から従
釆知られていない結晶構造を有する化合物(1)が本発
明の方法により生成したためと推定される。
以下、本発明を詳述することにより本発明の他の目的、
利点等が理解されるであろう。
本発明の方法であっては、まずプロピオン酸ェステル(
0)とペンタェリスリトールとを前記化合物(m)の存
在下にェステル交換反応せしめる工程を実施する。
このェステル交換反応工程で化合物(m)の存在下で行
うことは後述する精製工程で採用する特定方法と結合し
て本発明の効果を奏する上で本発明の最も重要な構成上
の要件の一つであり、この要件無くして本発明の効果は
奏し得ない。化合物(m)の存在量はプロピオン酸ヱス
テル(0)に対して通常約0.3なし、し約2.の重量
%、好ましくは約0.3ないし約1.の重量%である。
化合物(皿)の多量の存在は化合物(1)の収率を低下
させ、また化合物(m)の存在量が少ないと良好な性状
の細粒として化合物(1)を得られない。化合物(m)
のR2又はR3は各々炭素数1なし、し6の低級アルキ
ル基であり、具体的には例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、プチル基、tーブチル基、
s−ブチル基、ィソブチル基、ベンチル基、ヘキシル基
などを例示することができるが、工業的にはメチル基、
エチル基であることが好ましい。勿論R2とR3は異つ
たアルキル基であっても良い。化合物(m)はェステル
交換反応の開始の時期から存在させることが推奨される
が、途中の段階で添加しても良い。
本発明の出発原料として使用されるプロピオン酸ェステ
ル(0)のR,はメチル基又はエチル基である。
従ってプロピオン酸ェステル(0)は3−(3,5ージ
ーt−プチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
のメチルェステル、エチルェステルおよびこれらの混合
物である。上記プロピオン酸ヱステルはペンタェリスリ
トールに対して化学量論量よりやや過剰、すなわちペン
タェリスリトール1モル部に対してプロピオン酸ェステ
ルを約4.2ないし約4.4モル部使用することが好ま
しい。
ェステル交換反応工程では触媒として従釆公知の触媒が
使用され、具体的には水素化ナトリウム、水素化カルシ
ウム、水素化リチウムの如きアルカリ金属又はアルカリ
士類金属の水素化物:リチウムメトキシド、ナトリウム
メトキシド、カリウムメトキシド、リチウムエトキシド
、ナトリウムーtーブトキシド、カリウム一tーブトキ
シドの如きアルカリ金属の低級アルコキシド;その他金
属ナトリウム、金属カリウムなどを例示できるがなかで
もアリカリ金属の低級アルコキシドの使用が好ましい。
このような触媒は従釆公3句の量を使用すれば充分であ
り、通常プロピオン酸ヱステル(0)100重量部に対
して0.4なし、し8重量部、好ましくは0.8ないし
5重量部使用する。又本発明のェステル交換反応工程に
おいては溶媒を使用することが好ましい。使用できる溶
媒としてはジメチルスルホオキシド、ジメチルホルムア
ミド、テトラハイドロフラン、ジオキサン、ジグライム
、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホアミド、
1,2ージメトキシエタン、アセトニトリル、プロピオ
ニトリル、tーブチルアルコールなどを例示することが
できるが、なかでもジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホオキシドの使用が好ましい。溶媒の使用量はプロピ
オン酸ェステル(0)1重量部に対して通常最大5重量
部使用され、好ましくは0.1ないし1重量部使用され
る。本発明のェステル交換反応は実質的に前記式(0)
、(血)とペンタヱリスリトールとが反応して生成する
R,OH,R20日,R30日などの低級アルコールの
生成が終了するまで行われ、通常80なし、し140q
oの温度で5なし、し1独特間実施される。
該生成アルコールは反応系から除去される。除去方法は
ェステル交換反応を行う際の通常の手段が採用され、例
えば5なし、し5仇岬日夕の減圧下で留出させる方法な
どが挙げられる。使用できる装置は特別な装置は必要な
く、縄洋装鷹、加熱装置、上記ァルコ−ルの留出装置を
付した反応溶器であればいずれも使用できる。以上詳述
したェステル交換反応工程での生成物は引き続き下記に
詳述する精製工程に供される。
すなわち該生成物はまず化合物(1)と分子付加化合物
を形成するアルコール類を添加して化合物(1)と該ア
ルコール類との分子付加化合物を形成せしめ、引き続き
エタノール又は/およびメタノールにより再結晶を行う
。この精製工程での一連の操作の採用は本発明の効果を
奏する上で不可欠の要件である。分子付加化合物を形成
せしめる操作を削除してエタノール又は/およびメタノ
−ルにより再結晶を行っても性状の良い紬粒として化合
物(1)を取得できないし収率も低い。又再結晶溶媒と
してへキサン、シクロヘキサン、ヘプタンを用いたとき
は得られた化合物(1)は黄色に着色していたりあるい
は性状の悪い微粉末であったりする。分子付加化合物を
形成するアルコール類として、nープロパ/ール、イソ
プロパノール、n−ブタノール、sーブタノール、イソ
プタノールなどの炭素数3ないし4の低級アルコールを
好ましく例示することができる。
メタノール、エタノールは分子付加化合物を形成しない
。このようなアルコール類はェステル交換反応工程生成
物に存在する化合物(1)100夕当り通常約100な
し・し約1000の‘、好ましくは300なし、し60
0の【添加し約70『0以上の温度で均一に溶解する。
尚、アルコール類の種類によって、溶解度が異るので溶
解温度は、アルコール類の種類に応じて適宜選択される
。その後冷却することによりアルコール類の種類にもよ
るが、約55〜約8ぴ○の温度で分子付加化合物が析出
し始め更に冷却して析出を完全にした後炉過によって分
離する。必要に応じて55〜80午0の温度で熟成の操
作を入れてもよい。分離された分子付加化合物はメタノ
ール又は/およびエタノールを再結晶溶媒として使用し
て、再結晶法により化合物(1)を精製された白色の紬
粒として取得する。尚、該分子付加化合物を減圧下に加
熱してアルコール類を一度脱離した後に、再結晶操作を
行ってもよい。使用されるメタノール又は/およびエタ
ノールは完全に精製されたものである必要はない。へキ
サン、ヘプタン、シクロヘキサン、トルェン、水などの
溶媒がメタノール又は/およびエタノール中に本発明の
効果を阻わない範囲で少量混入していても使用できる。
例えば市販のエタノールは約4重量%水を含有するが使
用できる。メタノール又は/およびエタノールは分子付
加化合物100夕当り、通常約100なし、し約100
0の‘、好ましくは約200なし、し400泌使用し、
一度加熱により均一な溶液にした後、常温あるいは常温
以下の温度に冷却することにより化合物(1)の析出を
完全にし、炉過によって化合物(1)が得られる。
尚、本発明の精製工程は、通常ェステル交換反応工程の
生成物に含有されるアルカリ触媒を中和した後に行われ
る。
中和により生成した塩の除去の操作は分子付加化合物を
生成せしめる工程の前後で行うことが推奨される。中和
に際して使用される酸は酢酸などのカルボン酸、その他
有機スルホン酸などが使用されアルカリ触媒に対して約
当量使用される。上記精製工程で取得した化合物(1)
は良好な性状の細粒であり、母液との分離は極めて容易
に行われる。
母液と分離後は乾燥することにより製品としての化合物
(1)が得られる。本発明の方法により得られる化合物
(1)は高い高比重、高い流動性など優れた性状の白色
紐粒であり、従来物より著しく優れたものである。
以下具体的に実施例を以つて説明する。実施例 1,2 縄梓機、還流冷却器、温度計、窒素導入管を備えた50
0の【40フラスコにジメチルホルムアミド50の【、
カリウムtーブトキシド2.総夕、3‐(3.5−ジー
t−ブチル−4ーヒドロキシフエニル)プロピオン酸メ
チル(化合物(ロ))124.0夕、ベンタェリスリト
ール13.12夕および化合物(m)でR2およびR3
がメチル基の化合物を各々0.62夕(実施例1;化合
物(0)に対して0.5重量%)、0.99夕(実施例
2:化合物(ロ)に対して0.紅重量%)を加え870
で10分間、濃拝してから9ぴ○/3仇奴Hgで1時間
加熱し、生成したメタノ−ルを留去した。
次いで100なし、し14び0/2仇岬Hgに6時間保
持し、少量生成するメタノールおよびジメチルホルムア
ミドを留去するとともに反応を完結した。反応生成物を
120℃まで冷却後、窒素ガスを導入し大気圧に戻し、
氷酢酸1.7の‘を加えて中和し、更にベンゼン350
の‘を加えて溶解した後、温水により洗浄脱塩した。
次いでベンゼンを留去し、得られた黄色ガラス状物質に
ィソプロバノール500の‘を加えて7yoに加熱熔解
した後、常温までに冷却し分子付加化合物を析出させ、
炉過を行い更に200の‘のィソプロパノールで洗条し
た。分子付加化合物を45qoの真空乾燥機中で該分子
付加化合物に付着したィソプロパノールを乾燥除去した
後、350の‘のエタノール(水含量約4重量%)を加
えて7ぴ0に加熱して均一溶液にした後、室温まで冷却
して生成した結晶を炉別し乾燥することにより細粒状の
粉体として化合物(1)を収率80%以上で得た。得ら
れた粉体の嵩比重、落下速度を測定した。結果を表1に
記載した。尚、落下速度は次の方法に従って測定した。
すなわち、添付した図面の第1図において中空円筒部1
と戦頭型円錐部2からなるホツパ一に試料200舷を仕
込み全量が流出する秒数を測定し、その秒数を以つて落
下速度とした。秒数が大であることは流動性の悪いこと
を示す。尚、試料出口(円錐載頭部)3の直径は8肋、
円筒部1の直径は83側、円錐部と円筒部との接合部4
と試料出口3との間隔は65肋とした。比較例 1 実施例1で化合物(m)を全く添加しない以外は実施例
1と同一の操作を行った。
結果を表1に記載した。比較例 2,3 実施例2で再結晶溶媒としてへキサン(比較例2)、シ
クロヘキサン(比較例3)を用いる以外は実施例2と同
一の操作を行った処、黄色に着色した化合物(1)が得
られた。
比較例 4 比較例1で再結晶溶媒としてへブタンを用いる他は比較
例4と同一の操作を行った処、黄色に着色した化合物(
1)が得られた。
実施例 3 実施例2で再結晶溶媒としてメタノールを使用する以外
は実施例1と同一の操作を行った結果を表1に示した。
比較例 5実施例1で分子付加化合物を析出させる工程
を全く除く他は同一の操作を行った。
結果を表1に記した。比較例 6 ‐ 化合物(1)の市販品(ィルガノックス1010;チバ
ガィギー社製)についての粉体試験を行った。
結果を表1に示した。尚、この例においては粉体の性状
が極めて悪く嵩比重の測定に於いて再現性が得られない
ので測定値のバラッキの範囲を表iに記載した。表1
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例、比較例などで粉体の流動性を試験する
ために用いた装置の概念図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(I)で示されるテトラキス〔3−(3,5−ジ
    −t−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニル
    オキシメチル〕メタンを、一般式(II)で示される3−
    (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)
    プロピオン酸アルキルエステルとペンタエリスリトール
    とをエステル交換反応せしめる工程と再結晶法による精
    製工程とから製造する方法において、該エステル交換反
    応工程を一般式(III)で示される化合物の存在下に行
    い、かつ該精製工程でまず化合物(I)と分子付加化合
    物を形成するアルコール類をエステル交換反応工程生成
    物に添加して分子付加化合物を形成せしめ、引き続きメ
    タノール又は/およびエタノールにより再結晶を行うこ
    とにより精製され、かつ良好な性状の細粒として化合物
    (I)を取得することを特徴とするテトラキス〔3−(
    3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プ
    ロピオニルオキシメチル〕メタン(I)の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はメチル基又はエチル基であり、R_
    2,R_3は各々炭素数1ないし6の低級アルキル基で
    ある。 )2 化合物(III)をプロピオン酸エステル(II)に
    対して0.3ないし2.0重量%存在せしめてエステル
    交換反応工程を実施することを特徴とする第1項記載の
    方法。 3 化合物(I)と分子付加化合物を形成するアルコー
    ル類が炭素数3ないし4の低級アルコールであることを
    特徴とする第1項又は第2項記載の方法。
JP210180A 1980-01-14 1980-01-14 テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニルオキシメチル〕メタンの製造方法 Expired JPS6013017B2 (ja)

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