JPS601300B2 - 第三アミンの製造方法 - Google Patents

第三アミンの製造方法

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JPS601300B2
JPS601300B2 JP50040839A JP4083975A JPS601300B2 JP S601300 B2 JPS601300 B2 JP S601300B2 JP 50040839 A JP50040839 A JP 50040839A JP 4083975 A JP4083975 A JP 4083975A JP S601300 B2 JPS601300 B2 JP S601300B2
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ハルトグ ヤン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D317/28Radicals substituted by nitrogen atoms

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鎮達活性を有する新規な第三アミンの製造方法
に関するものである。
* オランダ国特許第11265ぴ号明細書には次式:
で表わされる化合物が鎮連活性を有することが被羅され
ており、またオランダ国特許出願公開公報*第6611
111号には次式:で表わされる化合物が鎮達活性を有
することが彼歴されている。
しかしこれらの化合物はいずれも経口投与では弱く、期
間の短い活性を示すにすぎない。本発明の目的は、胃腸
管、性尿器系および気管支系の平滑筋に特異な鎮座作用
をおよぽし、かつ経口投与後にかかる作用を長時間にわ
たって顕著に示す化合物を製造する方法を得んとするに
ある。
おどろくべきことは、本発明においては、次式:(式中
のR,は1〜2個の炭素原子を有するアルコキシ基また
は水素原子;R2は水素原子、ただしR,が水素原子を
示す場合にはR2は1〜2個の炭素原子を有するアルコ
キシ基;R3は1〜2個の炭素原子を有するアルキル基
;R4は1〜3個の炭素原子を有するアルキル基;R5
は3〜12個の炭素原子を有する分枝または非分枝のア
ルキレン基;Xは酸素原子またはエチレンジオキシ基:
R6は1〜8個の炭素原子を有する分枝、非分枝または
環状アルキル基を示す)で表わされる化合物およびこれ
らの化合物の医薬として許容できる酸との塩が、式1お
よび2で表わされる化合物と構造の点では関係があるに
もかかわらず特性に関しては顕著に異なることを確かめ
た。
かかる化合物は、式3においてR,=OCH3,R2=
日,R3=CH3,R4=C2日5,R5=(CH2)
3,×=0およびR6=C2日5である化合物を除けば
新規である。後者の化合物はルキュィュ・デ・トラボー
・シミク・デ・バイ‐バ〔Rec・Trav・ him
〕80431(1961)に中間体として記載されてい
るが、薬理特性については全く記載されていない。本発
明に係る化合物は胃腸管、性尿器系および気管支系の平
滑筋に顕著な鎮屋活性を示す。この活性は向筋肉性およ
び向神経性成分を有しているが本発明にかる化合物は末
梢副交感神経遮断活性を全くまたほとんど示さない。本
発明にかかる化合物は非経口および直腸投与機、また経
口投与後においても上述の活性を示す。特に経口投与後
の作用は上述の式1および2で表わされる化合物より著
しく大きく、長時間にわたって持続する。このことは特
に式3においてR,=OCH3およびR2=日である化
合物の場合に然りである。式3においてR5が3〜5個
の炭素原子を有するアルキレン基を示す化合物、特にR
6がシクロベンチル基またはシクロヘキシル基を示す化
合物の場合にきわめて大きい活性を確かめた。
しかし、式3においてR,=OCH3,R2=日,R3
=CH3,R4=C2&,R5=(C比)3 ,X=○
およびR6=シクロC6日,.である化合物およびその
塩が好ましい。上述の特性にもとづき、本発明にかかる
化合物は投与に通した形態にした後にあらゆる種類の塵
亀性疾患または胃腸管、性尿器系および気管支系の平滑
筋の運動冗進症、例えば尿管価痛、賢瓶癖、腹部刑癖、
結腸炎、胆のう劇出術後症候群、十二指腸債場、胃債湯
、塗鱈性結腸、興奮性縞腸等の治療に使用することがで
きる。
本発明に係る化合物の服用量は治療しようとする疾病の
性質および病状に左右される。
普通5〜50の9/回の分量を選定する。本発明に係る
化合物は僅かな毒性を有する。
経口投与の場合のLD弧は普通200のタ′k9より大
きい。式3で表わされる化合物の鎮屋活性をうえた50
0〜700夕のモルモットについて測定した。
このモルモットに1.25夕/【9のウレタンを筋肉注
射することにより麻酔をかけた。カニューレを気管およ
び頚静脈内に挿入した後に、腹部を開き、活発に運動す
る回動の腹(100P)を選んで縛った。このモルモッ
トを37q0において腹部が完全に浸潰されるようにタ
ィロード液の格に入れた。回腸の縛った部分を水圧計に
連結した。20Mの注射器を水圧計に連結し、基準圧力
を自然性蓮鰹が起らない値に調整した。
7秒毎に2.5yのカルバコールを静脈内投与すること
により塵鰹を生じさせた。
達筆をキモグラフに記録した。達筆誘発剤に対する一定
の応答を得えた後に、供謎化合物を腹腔内投与した。こ
のために薄いゴム製カテーテルを経口的に挿入し、十二
指腸内に入れた。供謎化合物の投与後3分間経過した時
にカルバコールを注射した。
前記達蜜誘発剤の投与を7分毎に繰返した。供試化合物
の投与後における塵鰹誘発剤による達筆を供試化合物投
与前における達筆に対する百分率で表わした。このよう
にして活性の強さおよび持続時間を測定した。式3で表
わされる新規な化合物およびその塩は、かかる種類の化
合物を合成するための既知方法およびこれに類似した方
法によって得ることができる。
本発明は式3においてR,=OCH3,R2=日,R3
=CH3,R4=C2日5,R5=(CH2)3,X=
0およびR6=C2公である化合物を除く式3で表わさ
れる化合物およびこれらの化合物の医薬として許容でき
る酸との塩を、かかる種類の化合物を製造するための既
知方法およびこれに類似した方法によって製造する新規
な第三アミンの製造方法に関するものである。
例えば、本発明に係る化合物は次式: Y,‐NH−Y2 (4
)(式中のY2が基を示しかつ次 式中のY3がR4基を示すかまたは式中のY2がR4基
を示しかつ次式中のY3が基を示 す場合にはY,は 基 を示し、式中のY2がR4基を示しかつ次式中のY3が
基を示す場合にはY,は 基を示し、かつR.,R2, R3,R4,R5,R6および×は上述のものと同一の
ものを示す)で表わされる化合物と、次式:HaI Y
3 1 【51(式中
のY3は上述のものと同一のもの、日は1はハロゲン原
子またはトシルオキシ基好ましくは、沃素原子を示す)
とを反応させることにより得ることができる。
この反応は不活性溶媒、例えばアセトニトリル、石油エ
ーテル、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチル
ケトン、メタノールおよびエタノール中で行うのが好ま
しい。反応混合物には酸結合剤、例えばトリェチルアミ
ン、ピリジンおよびギノリンのような第三アミンまたは
炭酸カリウムのような無機塩基を含有させることができ
る。反応温度は−20〜200つ0とする。所要に応じ
て、式3で表わされ式中の×がエチレンジオキシ基を示
す化合物を酸によって対応するケトンに加水分解するこ
とができる。この加水分解には希酸、例えば希硫酸およ
び希塩酸を、所要に応じて有機溶媒例えばアセトンと混
合して使用することができる。普通反応温度は常温と反
応混合物の沸点の間とする。また式3で表わされるケト
ンは、次式: (式中のR,′は1〜2個の炭素原子を有するアルコシ
基、R2′は水素原子、R3,R4およびR5は上述の
ものと同一のもの、Zはニトリル基または低級ァルコキ
シカルボニル基を示す)で表わされる化合物と、次式:
R6MgHGI′ ・
【81(式中のR6は上述のものと同一のもの、Hal
′は塩素原子または臭素原子を示す)で表わされるグリ
ニャール試薬とを反応させることにより得ることができ
る。
この反応はエーテル、例えばジェチルエーテル、ジオキ
サンおよびテトラヒドロフラン中で−20qoと混合物
の沸点との間の温度で実施することができる。また、別
法として、式3で表わされるケトンは次式:(式中のR
,′,R2′,R3,R4およびHal′は上述のもの
と同一のもの、R5′は2〜11個の炭素原子を有する
アルキレン基を示す)で表わされる化合物と次式:(式
中のR6は上述のものと同一のもの、Rは低級アルキル
基を示す)で表わされる化合物とを反応させ、次いで生
成した酸を鹸化および脱カルポキシル化することができ
る。
本発明に係るァミノケトンと塩を形成することができ、
医薬として許容できる酸の例としては、塩化水素酸、臭
化水素酸、硫酸、燐酸、p‐トルェンスルホン酸、安臭
香酸、酢酸、プロピオン酸、酒石酸、コハク酸、クエン
酸、フマル酸およびマレィン酸がある。
本発明に係る化合物はそれ自体よく知られている方法に
よって投与に適した形態にすることができる。
また本発明に係る化合物は間態または液態の担体物質と
混合するか、またはこれらの担体物質中に溶解すること
ができる。生成した混合物または溶液を薬剤の服用量単
位形態、例えばカプセル剤、錠剤、被覆錠剤、丸薬およ
び座薬に加工することができる。次に本発明を実施例お
よび調剤例について説明する。
実施例においては、特記しない限り生成した化合物はい
ずれも高沸点油で、その沸点は分解の結果明確にできな
かった、この場合には結晶性塩を得ることができなかっ
た。これらの化合物は融点、分子屈折および元素分析に
よって特性を明らかにした。実施例 1 8−〔Nーエチルー〔1ーメチルー2一(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノーオクタノンー39.2夕
のNーエチルー〔1−メチル一2−(4−メトキシフエ
ニル)〕ーエチルアミンと、4.85夕のトリエチルア
ミンと、12夕の8ーフロムオクタノン−3と、7夕の
沃化ナトルウムとの混合物を、100机上のメチルエチ
ルケトン中でかきまぜながら還流下に4岬時間煮沸した
溶媒を留出させた後に、残留物を300舵に溶解した。
次いで2×200のとのジェチルヱーテルで抽出を行な
った。このエーテル抽出物を2×200の‘のがHCI
で抽出した。次いで生成した酸性水相を濃アンモニアで
塩基性にし、次いで生成した第三アミンを3×100の
上のエーテルで抽出した。硫酸ナトリウム上で乾燥した
後に、この抽出物を蒸発乾園し、目的化合物を得た。実
施例 2 9−〔N−エチル一〔1−メチル一2一(3−メトキシ
フヱニル)〕−エチルアミノ〕ーノナノンー6実施例1
と同様な方法で目的化合物を得た。
実施例 32−〔4−〔Nーエチルー〔1ーメチル−2
−(4ーメトキシフエニル)〕−エチルアミ/〕ブチル
〕一2ーメチルー1,3ージオキソラン30.9夕のN
ーエチル−〔1−メチル−2一(4ーメトキシフエニル
)〕−エチルアミンと14.3夕の2−(4−クロルブ
チル)−2−メチル一1,3ージオキソランと、12夕
の沃化ナトルウムとの混合物を130の上のメチルエチ
ルケトン中で、実施例1と同様な方法で目的化合物に転
化した。実施例 42−〔3−〔N−エチル一〔1−メ
チル−2−(4ーメトキシフエニル)〕ーエチルアミノ
〕プロピル〕一2ーメチル−1,3ージオキソラン実施
例 52−〔5一〔N−エチル−〔1ーメチルー2−(
4ーメトキシフエニル)〕−エチルアミノ〕ーベンチル
〕−2ーメチルー1,3ージオキソラン実施例 6 2−〔5一〔N−エチル一〔1ーメチルー2−(4−メ
トキシフエニル)〕ーエチルアミノ〕−ペンチル〕−2
ーエチルー1,3ージオキソラン実施例 7 2−〔3一〔Nーエチル−〔(1−メチル−2一(4ー
メトキシフエニル)〕ーエチルアミノ〕ープロピル〕−
2一tープロピルー1,3−ジオキソラン実施例 8 2−〔3一〔Nーエチルー〔1ーメチルー2一(4ーメ
トキシフエニル)〕ーエチルアミノ〕ープロピル〕−2
ープロピルー1,3ージオキソラン実施例 9 2一〔4一〔N−エチル一〔1ーメチル−2一(4ーメ
トキシフエニル)〕−エチルアミノ〕−ブチル〕一2−
プロピルー1,3−ジオキソラン実施例 10 2一〔3−〔N−エチル一〔1ーメチル−2一(4ーメ
トキシフエニル)〕ーエチルアミノ〕ープロピル〕一2
ーブチル−1,3−ジオキソラン実施例 11 2一〔3一〔Nーエチル−〔1ーメチルー2−(4ーメ
トキシフヱニル)〕−エチルアミノ〕ープロピル〕一2
ーベンチル−1,3ージオキソラン実施例 12 2一〔3一〔N−エチル−〔1ーメチルー2一(4ーメ
トキシフエニル)〕ーエチルアミ/〕ープロピル〕一2
ーシクロヘキシルー1,3ージオキソラン実施例4〜1
2の目的化合物を実施例3と同機な方法で得た。
実施例 13 6一〔N−エチル−〔1−メチル−2一(4−メトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−へキサノン−2実施例
3と同様な方法で得た1,3ジオキソラン誘導体12夕
を480の‘のァセトン中で42の‘のが硫酸と共に約
90℃において1時間加熱した。
この藩液を冷却した後に濃アンモニアで塩基性(pHI
O)にし、次いでァセトンを蒸発した。
残留物に200の‘の水を添加し、3×100の‘のエ
ーテルで抽出を行った。次いでこのエーテル抽出物を3
×100MのがHCIで抽出し、しかる後に酸性水層を
濃アンモニアでアルカリ性(pHIO)にした。次いで
油として沈殿した遊離塩基を250柵のェーナルに溶解
した。このヱーテル溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、
蒸発乾固して目的化合物を得た。実施例 14
Z5一〔N−エチル一〔1
ーメチル−2一(4ーメトキシフエニルーエチルアミノ
〕ペンタノン−2実施例 15 7−〔N−エチル−〔1−メチル−2一(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕ーヘプタノン−2実施例
16 8−〔Nーエチルー〔1ーメチル−2一(4−メトキシ
フエニル)〕−エチルアミノ〕ーオクタノンー3実施例
17 6一〔N−エチル−〔1ーメチル−2一(4−メトキシ
フエニル)〕−エチルアミノ〕一2−メチルヘキサノン
−3実施例 18 7−〔N−エチル一〔1−メチル一2−(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕ーヘプタノン−4実施例
19 8一〔Nーエチル−〔1ーメチル−2一(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ)ーオクタノン−4実施例
20 8一〔Nーエチルー〔1−メチル−2−(4ーメトキシ
フエニル)〕ーヱチルアミノ〕−オクタノンー5実施例
21 9一〔Nーエチル−〔1−メチル−2−(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−/ナノンー6実施例
22 3−〔N−エチル−〔1ーメチル−2−(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−プロピルシクロヘキシ
ルケトン実施例 23 8一〔N−エチル一(1−メチル−2ーフエニル)〕ー
エチルアミノ〕ーオクタノンー5実施例14〜23ケト
ンを実施例13と同様な方法で得た。
実施例 24 3−〔Nーエチル−〔1ーメチルー2一(4ーメトキシ
フエニル)〕−エチルアミノ〕−プロピルシクロヘキシ
ルケトン65.6夕のシクロヘキシルブロミドを110
の上のジェチルェーテルに溶解した溶液を9.69のマ
グネシウムによってグリニャール化合物に転化した。
次いでこのグリニャール溶液をかきまぜながら20℃に
おいて、30.79のy−〔Nーエチル−〔1ーメチル
−2一(4ーメトキシフヱニル)〕ーエチルァミノ〕−
酪酸エチルェステルを160の‘の乾燥ジェチルェーテ
ルに溶解した溶液を前記グリニャール溶液に添加した。
1時間還流させることにより反応を完結し、次いで反応
生成物を0℃において200の‘の濃塩化アンモニウム
溶液によって分解した。
エーテル層を分離した後に、水層を3×200肌のエー
テルで抽出した。生成したエーテル溶液を2×100柵
の水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発
乾固した、次いで少量の出発生成物を除去するために、
反応生成物を800私のエタノールと、50の‘の水と
14夕の炭酸カリウムとの混合物中で2独特間煮沸した
。次いで溶媒を減圧下に蒸発し、残留物を250のこの
エーテルに溶解した。この溶液を3×200の‘のがH
CIで抽出した。この水溶液の濃アンモニアを添加して
pHIOにした後に3×150仇とのエーテルで抽出し
た。硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発乾固した後に得た
生成物を500夕のシリカゲル上で炉遇して極性汚染物
を除去した。メチレンクロIJNこ10〜2弦容量%の
アセトンを添加し、これを使用して溶離することにより
純粋なケトンを得た。実施例 25 6−〔N一エチル一〔1ーメチルー2一(4ーメトキシ
フエニル)〕−エチルアミノ〕一n−へキシルシクロヘ
キシルケトン実施例 26 5−〔Nーエチルー〔1ーメチルー2一(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−ペンタノン−2実施例
27 5−〔Nーエチル−〔1ーメチルー2−〈4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−3−メチルベンタノン
−2実施例25〜27のケトンを実施例24と同様な方
法で得た。
実施例 28 3一〔N−エチル一〔1−メチル一2一(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−プロピルシクロヘキシ
ルケトン・塩酸塩25偽のエーテル中の実施例24で得
た2.1夕の塩基性化合物に1.75の‘の3.4Nエ
タノール性塩酸を添加し、次いで溶媒を減圧下に蒸発し
た。
生成した樹脂状物質を15汎‘のィソプロピルェーテル
から晶出させた。融点92〜95qo。実施例 29 9一〔Nーエチル−〔1ーメチル−2−(4−メトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕−nーノニルシクロヘキ
シルケトン・塩酸塩実施例24および28と同様な方法
により目的化合物を得た。
実施例 30 5−〔Nーエチルー〔1ーメチルー2−(4−メトキシ
フエニル)〕−エチルアミノ〕−ペンタノンー230の
【のエタノール中の5.2夕のy−〔N−エチル一〔1
−メチル−2一(4ーメトキシフエニル)〕−エチルア
ミノ〕ーブチロニトリルと、25奴とのエーテル中の4
.25夕の沃化メチルおよび0.72夕のマグネシウム
から得たグIJニャール化合物とから出発して、実施例
24に記載したと同様な方法で目的化合物を得た。
実施例 31 3−〔Nーエチルー〔1−メチル−2一(4ーメトキシ
フエニル)〕ーエチルアミ/〕−ブロピルシクロヘキシ
ルケトン7.7夕のシクロヘキソィル酢酸エチルェステ
ルを40財の乾燥ベンゼンに溶解した溶液を、0.68
夕のナトリウムを15のZのトルェンに懸濁させた懸濁
液に添加した。
この混合物を50『0で30分間かきまぜ、次いで7.
6夕の2一〔Nーェチルー〔1ーメチル−2−(4−メ
トキシフエニル)〕ーエチルアミノ〕ーエチルクロリド
を7.5の‘の乾燥ベンゼンに溶解した溶液をかきまぜ
ながらこれに前記混合物を10分間にわたって滴下した
。55午0で5時間かきまぜた後に全体を常温まで冷却
し、次いで2×100の‘の水で洗浄した。
硫酸ナトリウム上で乾燥し、黍発乾固して得た残留物を
水蒸気裕上で40w‘のび硫酸と共に16時間加熱した
。この混合物を冷却した後に11.35夕の炭酸カリウ
ムを添加することにより塩基性にした。更に100の‘
の水を添加し、次いで3×100Mのエーテルで抽出し
た。抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥した後に蒸発乾固
し、1鉾容量%のアセトンを添加したメチレンクロリド
中において270夕のシリカゲル上で残留物をクロマト
グラ法によって処理した。このようにして目的化合物を
得た。NM収分析の結果、生成した物質が実施例24で
得た生成物と同一であることを確かめた。実施例 32 7−〔N−エチル−〔1ーメチル−2一(4−メトキシ
フエニル)〕ーエチルアミノ〕ーヘブタノンー4実施例
31と同様な方法で目的化合物を得た。
上述の実施例1〜32の目的化合物の物理化学データを
第1表に示す。第1表 (注) 実施例3 ,5〜9および12の目的化合物は
それぞれ対応するケト化合物より安定性が著しく小さい
ので、同定前に対応するケト化合物に転化していた。
従ってこれらの実施腕収目白Wヒ合物はそれぞれ実施例
13,15〜19および22の対応するケト化合物によ
って同定された。調剤例 125の9の活性物質、25
雌の乳糖、0.5の9のポリビニルピロリドン、4.0
の9のカルボキシメチルセルロースおよび1.0の9の
ステアリン酸マグネシウムを含有するカプセル剤。
調剤例 2 調剤例1と同様な組成を有する錠剤。
調剤例 3 10の9の活性物質および1490の9のココア油とを
含有する座薬。
調剤例 4 10の9の活性物質、15の夕のペンジルアルコールお
よびピロゲンを含有せず全体を1叫にするのに必要な分
量の蒸留水を含有する注射液。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1は1〜2個の炭素原子を有するアルコキ
    シ基または水素原子;R_2は水素原子、ただしR_1
    が水素原子を示す場合にはR_2は1〜2個の炭素原子
    を有するアルコキシ基;R_3は1〜2個の炭素原子を
    有するアルキル基;R_4は1〜3個の炭素原子を有す
    るアルキル基;R_5は3〜12個の炭素原子を有する
    分枝または非分枝のアルキレン基;Xは酸素原子または
    エチレンジオキシ基;R_6は1〜8個の炭素原子を有
    する分枝、非分枝または環状アルキル基を示す)で表わ
    される化合物の内R_1=OCH_3,R_2=H,R
    _3=CH_3,R_4=C_2H_5,R_5=(C
    H_2)_3,X=OおよびR_6=C_2H_5であ
    る化合物を除く第三アミンおよびその医薬として許容で
    きる酸との塩を製造するに当り次式:Y_1−NH−Y
    _2(4)(式中のY_2が ▲数式、化学式、表等があります▼ 基を示しかつ 次式中のY_3がR_4基を示すかまたは式中のY_2
    がR_4基を示しかつ次式中のY_3が▲数式、化学式
    、表等があります▼ 基を 示す場合にはY_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ 基を示し、式中のY_2がR_4基を示しかつ次式中の
    Y_3が▲数式、化学式、表等があります▼ 基を示す場合 にはY_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ 基を示し、かつR_1, R_2,R_3,R_4,R_5,R_6およびXは上
    述のものと同一のものを示す)で表わされる化合物と、
    次式:HalY_3(5) (式中のY_3は上述のものと同一のもの、Halはハ
    ロゲン原子またはトシルオキシ基を示す)とを反応させ
    ることを特徴とする第三アミンの製造方法。 2 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1′は1〜2個の炭素原子を有するアルコ
    キシ基;R_2′は水素原子;R_3は1〜2個の炭素
    原子を有するアルキル基;R_4は1〜3個の炭素原子
    を有するアルキル基;R_5は3〜12個の炭素原子を
    有する分枝または非分枝のアルキレン基;R_6は1〜
    8個の炭素原子を有する分枝、非分枝または環状アルキ
    ル基を示す)で表わされる化合物の内R_1′=OCH
    _3,R_2′=H,R_3=CH_3,R_4=C_
    2H_5,R_5=(CH_2)_3およびR_6=C
    _2H_5である化合物を除く第三アミンおよびその医
    薬として許容できる酸との塩を製造するに当り次式:▲
    数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1′,R_2′,R_3,R_4およびR
    _5は上述のものと同一のもの、Zはニトリル基または
    低級アルコキシカルボニル基を示す)で表わされる化合
    物と、次式:R_6MgHal′(8) (式中のR_6は上述のものと同一のもの、Hal′は
    塩素原子または臭素原子を示す)で表わされるグリニヤ
    ール試薬とを反応させることを特徴とする第三アミンの
    製造方法。 3 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1′は1〜2個の炭素原子を有するアルコ
    キシ基;R_2′は水素原子;R_3は1〜2個の炭素
    原子を有するアルキル基;R_4は1〜3個の炭素原子
    を有するアルキル基:R_5は3〜12個の炭素原子を
    有する分枝または非分枝のアルキレン基:R_6は1〜
    8個の炭素原子を有する分枝、非分枝または環状アルキ
    ル基を示す)で表わされる化合物の内R_1′=OCH
    _3,R_2′=H,R_3=CH_3,R_4=C_
    2H_5,R_5=(CH_2)_3およびR_6=C
    _2H_5である化合物を除く第三アミンおよびその医
    薬として許容できる酸との塩を製造するに当り、次式:
    ▲数式、化学式、表等があります▼(式中のR_1′,
    R_2′,R_3およびR_4は上述のものと同一のも
    の、Hal′は塩素原子または臭素原子、R_5′は2
    〜11個の炭素原子を有するアルキレン基を示す)で表
    わされる化合物と、次式:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中のR_6は上述のものと同一のもの、Rは低級ア
    ルキル基を示す)で表わされる化合物とを反応させ、次
    いで生成した酸を酸化および脱カルボキシル化すること
    を特徴とする第三アミンの製造方法。 4 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1は1〜2個の炭素原子を有するアルコキ
    シ基または水素原子;R_2′は水素原子;R_3は1
    〜2個の炭素原子を有するアルキル基:R_4は1〜3
    個の炭素原子を有するアルキル基:R_5は3〜12個
    の炭素原子を有する分枝または非分枝のアルキレン基:
    R_6は1〜8個の炭素原子を有する分枝、非分枝また
    は環状アルキル基を示す)で表わされる化合物の内R_
    1=OCH_3,R_2′=H,R_3=CH_3,R
    _4=C_2H_5,R_5=(CH_2)_3および
    R_6=C_2H_5である化合物を除く第三アミンお
    よびその医薬として許容できる酸との塩を製造するに当
    り、次式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR_1,R_2′,R_3,R_4,R_5お
    よびR_6は上述のものと同一のものを示す)で表わさ
    れる化合物を対応するケトンに加水分解することを特徴
    とする第三アミンの製造方法。
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