JPS60130002A - 透明電極形成用インキ - Google Patents
透明電極形成用インキInfo
- Publication number
- JPS60130002A JPS60130002A JP58236639A JP23663983A JPS60130002A JP S60130002 A JPS60130002 A JP S60130002A JP 58236639 A JP58236639 A JP 58236639A JP 23663983 A JP23663983 A JP 23663983A JP S60130002 A JPS60130002 A JP S60130002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- solvent
- film
- boiling point
- transparent electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、スクリーン印刷、オフセット印刷などにより
基板上にパターン印刷することができる透明電極形成用
インキに関するものである。
基板上にパターン印刷することができる透明電極形成用
インキに関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、透明電極は液晶表示素子や撮像管に使用されたり
、透明メンブレンスイッチに利用されたりして、その応
用範囲が広くなってきている。
、透明メンブレンスイッチに利用されたりして、その応
用範囲が広くなってきている。
この透明電極の形成方法としては、スプレー法。
CVD法、真空蒸着法、印刷法などが知られているか、
真空蒸着法では真空装置を必要表し、またスプレー法や
CVD法では連続的な製漬が困難である。すなわち、こ
れらの方法では費用がかかり、生産性も良くないという
問題点を有している。一方、印刷法では設備と1−で印
刷機と焼成炉が必要であるだけで、しかも連続的に生産
できるという利点を有して因る。
真空蒸着法では真空装置を必要表し、またスプレー法や
CVD法では連続的な製漬が困難である。すなわち、こ
れらの方法では費用がかかり、生産性も良くないという
問題点を有している。一方、印刷法では設備と1−で印
刷機と焼成炉が必要であるだけで、しかも連続的に生産
できるという利点を有して因る。
さて、透明電極を形成するだめの材料としては、酸化ス
ズや酸化インジウムのような金属化合物を生体とする材
料か用いられている。従来、印刷に用いるインキとして
は、このような金属の塩錯体などを溶媒に溶解したもの
か用いられている。
ズや酸化インジウムのような金属化合物を生体とする材
料か用いられている。従来、印刷に用いるインキとして
は、このような金属の塩錯体などを溶媒に溶解したもの
か用いられている。
しかし々がら、従来のこの種のインキでは、印刷した膜
表面の平面性が悪く、そのため焼成した膜の見栄えが悪
く、表面抵抗のばらつきも大きいという欠点かあった。
表面の平面性が悪く、そのため焼成した膜の見栄えが悪
く、表面抵抗のばらつきも大きいという欠点かあった。
これは溶媒の沸点や蒸発速度(つまり沸点が低いと蒸発
速度が速い)に注意が払われていなかったためと思われ
る。そして、溶媒が印刷膜表面から蒸発する際、溶媒が
1種類であるか、または溶媒として混合した2種類以上
の物質の蒸発速度が同等であるような場合には、印刷膜
表面に皮膜が形成されることになる。このような皮膜が
形成されると、印刷膜面のレベリングはそれ以上進行し
にくいものとなる。このだめ、通常の印刷法では印刷直
後に平滑な膜面を得るのは困難であり、例えばスクリー
ン印刷では版のメツシュが残るのが普通である。従って
、このように皮膜が形成されてレベリングが進行しない
ということは、平滑な透明電極を得る上で決定的な障害
となるものであった。
速度が速い)に注意が払われていなかったためと思われ
る。そして、溶媒が印刷膜表面から蒸発する際、溶媒が
1種類であるか、または溶媒として混合した2種類以上
の物質の蒸発速度が同等であるような場合には、印刷膜
表面に皮膜が形成されることになる。このような皮膜が
形成されると、印刷膜面のレベリングはそれ以上進行し
にくいものとなる。このだめ、通常の印刷法では印刷直
後に平滑な膜面を得るのは困難であり、例えばスクリー
ン印刷では版のメツシュが残るのが普通である。従って
、このように皮膜が形成されてレベリングが進行しない
ということは、平滑な透明電極を得る上で決定的な障害
となるものであった。
以上のような点から、平滑な透明電極を印刷法でもって
得ることのできるインキの開発か強く望捷れていた。
得ることのできるインキの開発か強く望捷れていた。
発明の目的
本発明は上記の点を考慮し、膜表面の平滑性に優れた透
明電極を得ることのできる透明電極形成用インキを提供
することを目的とする。
明電極を得ることのできる透明電極形成用インキを提供
することを目的とする。
発明の構成
この目的を達成するために本発明の透明電極形成用イン
キにおいては、インジウム化合物トスズ化合物を含有し
、かつこれらを溶解する溶媒として、それぞれ沸点か1
20’C以上で低い沸点を持つ溶剤と、それより高い沸
点を持つ溶剤と、および両者の間の沸点を持つ浴剤の少
なくとも3種類の溶剤の混合物を含有するものである。
キにおいては、インジウム化合物トスズ化合物を含有し
、かつこれらを溶解する溶媒として、それぞれ沸点か1
20’C以上で低い沸点を持つ溶剤と、それより高い沸
点を持つ溶剤と、および両者の間の沸点を持つ浴剤の少
なくとも3種類の溶剤の混合物を含有するものである。
この構成によれば、少なくとも沸点の異なる3種類の溶
剤の混合物からなる溶媒を用いていることにより、それ
ぞれの溶剤の蒸発速度か異なるだめ、印刷により膜を作
成した場合に膜面に皮膜か形成されなく、平滑性の良い
透明電極を得ることができることとなる。
剤の混合物からなる溶媒を用いていることにより、それ
ぞれの溶剤の蒸発速度か異なるだめ、印刷により膜を作
成した場合に膜面に皮膜か形成されなく、平滑性の良い
透明電極を得ることができることとなる。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について説明する。
if、2−エチルヘキサン酸インジウム16.99表、
2−エチルヘキサン酸スズ0.7 gトラ、100jj
の溶媒に溶解してインキとしだ。このとき溶媒として芳
香族炭化水素を単独または数種類混合したものを用いた
。このインキを使い、ソーダ石灰ガラス板上にスクリー
ン印刷で膜を形成し、膜面の(注2) 溶剤の数字はg
(ダラム)を示している。
2−エチルヘキサン酸スズ0.7 gトラ、100jj
の溶媒に溶解してインキとしだ。このとき溶媒として芳
香族炭化水素を単独または数種類混合したものを用いた
。このインキを使い、ソーダ石灰ガラス板上にスクリー
ン印刷で膜を形成し、膜面の(注2) 溶剤の数字はg
(ダラム)を示している。
上記表における皮張りとは、印刷して6〜10分後、膜
表面に乾燥皮膜が形成されるか、内部には溶剤が多量に
残っている状態をいい、これは膜表面に指で触れること
により試験できる。また、平滑性は目視によって試験し
、ムラかなく、かつ光の干渉縞が認められないものを良
と1−だ。
表面に乾燥皮膜が形成されるか、内部には溶剤が多量に
残っている状態をいい、これは膜表面に指で触れること
により試験できる。また、平滑性は目視によって試験し
、ムラかなく、かつ光の干渉縞が認められないものを良
と1−だ。
さて、上記表のインキ塵1〜5とインキ塵6〜13を比
較すると、溶剤を単一で使用するより、沸点の異なるも
のを数種類混合して用いる方が良いこ吉が解る。また、
インキ塵6〜9およびインキ1f612 + 13と、
本発明によるインキA、 10 +11とを比較するよ
、沸点が120’C以上のものを混合すれば良いことが
解る。さらに、インキ塵6を見れば沸点がそれぞれ12
0°C以上で、かつ沸点の異なる溶剤を2種類混合した
だけのものでは、良好な結果が得られないことが解る。
較すると、溶剤を単一で使用するより、沸点の異なるも
のを数種類混合して用いる方が良いこ吉が解る。また、
インキ塵6〜9およびインキ1f612 + 13と、
本発明によるインキA、 10 +11とを比較するよ
、沸点が120’C以上のものを混合すれば良いことが
解る。さらに、インキ塵6を見れば沸点がそれぞれ12
0°C以上で、かつ沸点の異なる溶剤を2種類混合した
だけのものでは、良好な結果が得られないことが解る。
そして、本発明によるインキ/KL10 + 11は沸
点がそれぞれ120’C以上で、かつ沸点の異々る溶剤
を4種類混合しており、良好な結果を示している。本発
明者らの実験では、インキ塵1o、11における溶剤の
1種類を減らし、3種類の溶剤を混合した混合物を溶媒
として用いても、インキA、 10 + 11によるも
のとほぼ同等の結果を示すことか確認された。すなわち
、溶媒さしては、それぞれ沸点が120″C以上で、か
つ沸点か異なる少なくとも3種類の溶剤を混合して々る
溶媒を用いることにより、本発明のインキは所期の目的
を達成することができるのである。
点がそれぞれ120’C以上で、かつ沸点の異々る溶剤
を4種類混合しており、良好な結果を示している。本発
明者らの実験では、インキ塵1o、11における溶剤の
1種類を減らし、3種類の溶剤を混合した混合物を溶媒
として用いても、インキA、 10 + 11によるも
のとほぼ同等の結果を示すことか確認された。すなわち
、溶媒さしては、それぞれ沸点が120″C以上で、か
つ沸点か異なる少なくとも3種類の溶剤を混合して々る
溶媒を用いることにより、本発明のインキは所期の目的
を達成することができるのである。
発明の効果
以上のように本発明の透明電極形成用インキは構成され
ているものであり、インジウム化合物とスズ化合物を溶
解する溶媒として、それぞれ沸点が120°C以上で、
かつ沸点の異なる少なくとも3種類の溶剤を混合してな
る混合物を用いていることにより、それぞれの溶剤の蒸
発速度が異なるだめ印刷により膜を作成した場合に膜面
に皮膜が形成されなく、すなわち上述したように皮張り
がなく、平滑性の良い膜を得ることができ、近年の応用
範囲が広くなっている透明電極を形成する上で、実用的
価値が太きいものである。
ているものであり、インジウム化合物とスズ化合物を溶
解する溶媒として、それぞれ沸点が120°C以上で、
かつ沸点の異なる少なくとも3種類の溶剤を混合してな
る混合物を用いていることにより、それぞれの溶剤の蒸
発速度が異なるだめ印刷により膜を作成した場合に膜面
に皮膜が形成されなく、すなわち上述したように皮張り
がなく、平滑性の良い膜を得ることができ、近年の応用
範囲が広くなっている透明電極を形成する上で、実用的
価値が太きいものである。
Claims (1)
- インジウム化合物とスズ化合物を含有し、かつこれらを
溶解する溶媒として、それぞれ沸点が120”Q以上で
低い沸点を持つ溶剤上、それより高い沸点を持つ溶剤と
、および両者の間の沸点を持つ溶剤の少なく、=も3種
類の溶剤の混合物を含有することを特徴とする透明電極
形成用インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236639A JPS60130002A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 透明電極形成用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236639A JPS60130002A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 透明電極形成用インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60130002A true JPS60130002A (ja) | 1985-07-11 |
JPH0372164B2 JPH0372164B2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=17003601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58236639A Granted JPS60130002A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 透明電極形成用インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60130002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0971006A1 (de) * | 1998-07-09 | 2000-01-12 | Borchers GmbH | Verwendung spezieller Zinnverbindungen als Additive zur Vermeidung von Hautbildung in lufttrocknenden Bindemitteln |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5767048A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-23 | Hitachi Ltd | Composition for forming electrically conductive transparent film |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP58236639A patent/JPS60130002A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5767048A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-23 | Hitachi Ltd | Composition for forming electrically conductive transparent film |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0971006A1 (de) * | 1998-07-09 | 2000-01-12 | Borchers GmbH | Verwendung spezieller Zinnverbindungen als Additive zur Vermeidung von Hautbildung in lufttrocknenden Bindemitteln |
US6224659B1 (en) | 1998-07-09 | 2001-05-01 | Borchers Gmbh | Tin compounds as antiskinning agents for oxidatively drying binders |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372164B2 (ja) | 1991-11-15 |
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