JPS601299Y2 - 密封ころがり軸受 - Google Patents
密封ころがり軸受Info
- Publication number
- JPS601299Y2 JPS601299Y2 JP1104879U JP1104879U JPS601299Y2 JP S601299 Y2 JPS601299 Y2 JP S601299Y2 JP 1104879 U JP1104879 U JP 1104879U JP 1104879 U JP1104879 U JP 1104879U JP S601299 Y2 JPS601299 Y2 JP S601299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner ring
- magnets
- ring
- rolling bearing
- outer ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/762—Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid
- F16C33/763—Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid retained in the sealing gap
- F16C33/765—Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid retained in the sealing gap by a magnetic field
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、密封ころがり軸受に関するものである。
従来、ころがり軸受の中の潤滑剤の漏れを防ぐと共に塵
埃等の侵入を防ぐようにした軸受として、シール軸受と
呼はれるものがあり、それにはころがり軸受に非接触形
もしくは接触形のシールを取り付けたものがある。
埃等の侵入を防ぐようにした軸受として、シール軸受と
呼はれるものがあり、それにはころがり軸受に非接触形
もしくは接触形のシールを取り付けたものがある。
しかしながら非接触形のシールを用いたものでは、隙間
からの漏れが完全に防止することができす、また接触形
のシールを用いたものでは摺動によるシールの摩耗が避
けられず、摩耗が進めは漏れが生じ、またその摩耗粉が
潤滑油に混入してゆく欠点があった。
からの漏れが完全に防止することができす、また接触形
のシールを用いたものでは摺動によるシールの摩耗が避
けられず、摩耗が進めは漏れが生じ、またその摩耗粉が
潤滑油に混入してゆく欠点があった。
更に完全なシール機構を軸受の両側に付加すれば上記の
欠点が除かれるが、シール機構が複雑でしかも大形なも
のとなり、製作費上からも不利になることは免れ得なか
った。
欠点が除かれるが、シール機構が複雑でしかも大形なも
のとなり、製作費上からも不利になることは免れ得なか
った。
本考案は上記の点にかんがみ、摺動摩耗を生することな
く長期間完全に密封状態に保つことができ、しかも構造
が簡単な密封ころがり軸受を提供するものであって、以
下図面に示された実施例によって詳細に説明する。
く長期間完全に密封状態に保つことができ、しかも構造
が簡単な密封ころがり軸受を提供するものであって、以
下図面に示された実施例によって詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示し、1は外輪、2は内輪
、3は転動体、4,5は外周側が外輪1に固定された円
環状磁石であって、内周側は内輪2と微小な隙間をもっ
て対向している。
、3は転動体、4,5は外周側が外輪1に固定された円
環状磁石であって、内周側は内輪2と微小な隙間をもっ
て対向している。
周円環状磁石4および5は共に半径方向に、しかし互い
に反対の方向に磁化されている。
に反対の方向に磁化されている。
6は外輪1、内輪2および両磁石4,5て囲まれた空所
内に注入された磁性流体であって、潤滑油としての効果
の大きなものがよく、通常はグイエステルのような合成
鉱油を基油とし、磁性材として例えばマグネタイトの超
微粒粉を懸濁させたものを用いることができる。
内に注入された磁性流体であって、潤滑油としての効果
の大きなものがよく、通常はグイエステルのような合成
鉱油を基油とし、磁性材として例えばマグネタイトの超
微粒粉を懸濁させたものを用いることができる。
勿論使用条件によってそれに適応した種々の磁性流体を
用いることができる。
用いることができる。
外輪1と内輪2は強磁性体のものにする。
そこで一方の磁石5−外輪1−他方の磁石4−微小隙間
一内輪2−微小隙間−磁石5なる閉磁気回路が形成され
る。
一内輪2−微小隙間−磁石5なる閉磁気回路が形成され
る。
内輪2と磁石4,5との微小隙間では磁束密度が高く、
この微小隙間で磁性流体6の流出が阻止される。
この微小隙間で磁性流体6の流出が阻止される。
すなわちここでは磁性流体シール効果が存在するのであ
る。
る。
軸受の両側は磁性流体6て完全に遮断され、軸受自体が
密閉装置として作用する。
密閉装置として作用する。
転動体3が強磁性体のときは、転動体3に若干の磁気分
流が生ずるが、全体からみればさほど大きなものでなく
、むしろ磁気抵抗を減する方向に作用するので却って好
ましい点がある。
流が生ずるが、全体からみればさほど大きなものでなく
、むしろ磁気抵抗を減する方向に作用するので却って好
ましい点がある。
第2図は他の実施例を不味軸受の寸法が小さく、外輪1
と内輪2間の空間が狭くその空間に円環状磁石を設けに
くい場合に好適なものであって、円環状磁石4’、5’
を軸受の側面において、外輪1′に固定腰内輪2′の側
面との間に微小隙間を生ずるように設けたものである。
と内輪2間の空間が狭くその空間に円環状磁石を設けに
くい場合に好適なものであって、円環状磁石4’、5’
を軸受の側面において、外輪1′に固定腰内輪2′の側
面との間に微小隙間を生ずるように設けたものである。
勿論この場合も前実施例の場合と同様磁性流体6′の漏
洩が阻止される作用があることは同様である。
洩が阻止される作用があることは同様である。
なお以上の実施例では円環状磁石4,5゜4’、5’を
外輪1,1′に固定したが、その代りに内輪2,2′に
固定腰外輪1,1′との間に微小隙間を設けるようにし
てもよい。
外輪1,1′に固定したが、その代りに内輪2,2′に
固定腰外輪1,1′との間に微小隙間を設けるようにし
てもよい。
以上のように本考案によれば、2個の円環状磁石を軸受
両側に設けて内部に磁性流体を入れるだけで、その磁性
流体である潤滑剤の漏洩を阻止)し、従来のようにシー
ル部が摩耗することなく、長期間その状態を保持するこ
とができ、軸受自体が完全な密封装置として動作して外
部から塵埃等の侵入を防止でき、しかも構造が簡単であ
ることより安価にかつ小型に製作できる。
両側に設けて内部に磁性流体を入れるだけで、その磁性
流体である潤滑剤の漏洩を阻止)し、従来のようにシー
ル部が摩耗することなく、長期間その状態を保持するこ
とができ、軸受自体が完全な密封装置として動作して外
部から塵埃等の侵入を防止でき、しかも構造が簡単であ
ることより安価にかつ小型に製作できる。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は他の実施
例の断面図を示す。 1.1・・・・・・外輪、2,2・・・・・・内輪、4
. 4’。 5.5′・・・・・・磁石、6,6′・・・・・・磁性
流体。
例の断面図を示す。 1.1・・・・・・外輪、2,2・・・・・・内輪、4
. 4’。 5.5′・・・・・・磁石、6,6′・・・・・・磁性
流体。
Claims (1)
- 外輪おまひ内輪の両側においてこれら外輪と内輪との間
に、それぞれ半径方向に磁化された円環状磁石を上記外
輪または上記内輪の一方に固定し、その他方の内輪また
は外輪との間に微小隙間を形成させ、上記周円環状磁石
は互いに反対方向に磁化されてこれら両磁石と上記外輪
と内輪および上記微小隙間を通る磁気回路が形成され、
上記内外輪および上記両磁石で囲まれる空所内に磁性流
体が注入されていることを特徴とする密封ころがり軸受
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104879U JPS601299Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 密封ころがり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104879U JPS601299Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 密封ころがり軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55110831U JPS55110831U (ja) | 1980-08-04 |
JPS601299Y2 true JPS601299Y2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=28824756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1104879U Expired JPS601299Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 密封ころがり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601299Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63101520A (ja) * | 1987-08-08 | 1988-05-06 | Nippon Seiko Kk | 密封型ころがり軸受 |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP1104879U patent/JPS601299Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55110831U (ja) | 1980-08-04 |
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