JPS60129955A - テ−プ巻きしめ方式 - Google Patents

テ−プ巻きしめ方式

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Publication number
JPS60129955A
JPS60129955A JP58236115A JP23611583A JPS60129955A JP S60129955 A JPS60129955 A JP S60129955A JP 58236115 A JP58236115 A JP 58236115A JP 23611583 A JP23611583 A JP 23611583A JP S60129955 A JPS60129955 A JP S60129955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
magnetic tape
take
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP58236115A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nanba
難波 龍雄
Takashi Oka
隆史 岡
Yoshiyuki Miyazawa
芳幸 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP58236115A priority Critical patent/JPS60129955A/ja
Publication of JPS60129955A publication Critical patent/JPS60129955A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はり一ルツーリールダイレクト駆動磁気テープ装
置のテープ走行安定化および磁気テープ保護のための磁
気テープ巻きしめ方式に関する。
〔発明の背景〕
リールツーリールダイレクト駆動磁気テープ装置は、磁
気テープの走行をキャプスタンを使わずに巻取側と供給
側のリールで直接に磁気テープを駆動することにより行
う。この方式では、2つのリールの磁気テープ量を常に
検出して、磁気テープ半径、慣性モーメントの計算を行
い、各リールモータに流す電流を制御して磁気テープの
走行速度と同し周速で各リールを回転させているため、
キャプスタン方式に要するテンションアーム、真空コラ
ム等のテープ緩衝機構が不要となりテープ送り機構部の
大1]な簡素化が可能である。その反面、処理速度を上
げるため加速度を上げるには、各リールの加速トルクを
大きくしなければならない。リール加速トルクを大きく
した場合、特に問題となるのは、リールに巻き取られた
磁気テープに巻き弛みがある場合、磁気テープ自体の慣
性カーにより磁気テープ層間でスリップする現象である
このスリップが著しい場合には、磁気テープが層間の隙
間で波状に折れ曲がるシンチングと呼ばれるテープダメ
ージとなる。また、磁気テープのスリップは、磁気テー
プ装置の性能を大きく左右するテープ走行安定性を害す
る。さらに、リールツーリールダイレクト駆動磁気テー
プ装置では、前述のように、供給側と巻取側のリールの
回転をコントロールすることにより磁気テープ走行を行
っているため、わずかなテープスリップでも磁気テープ
の張力異常となり、磁気テープが伸縮する恐れがある。
磁気テープの巻き弛みはリールモータの回転精度に起因
するばかりでなく、磁気テープ保管中の温度変化により
特に内層で発生する。したがってたとえリールモータの
回転精度を向上せしめたとしても、磁気テープの巻き弛
みは解消せず、リール加速トルクを大きくした場合、テ
ープ層間でスリップが発生する。テープスリップを防止
するには、テープ巻取り張力の低下を防ぎ、テープ巻圧
を一定レベル以上に保つ方法もあるが、磁気テープの耐
張力性は磁気テープの種類により異なるため、この方法
は困難である。また、テープを巻き戻してテープの巻き
弛みを解消する方法は時間がかかりすぎる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点を解消
するため、磁気テープのスリップを防止し磁気テープ走
行安定化、磁気テープ保護を図るための磁気テープ巻き
しめ動作を自動的に、かつ迅速に実行し得るテープ巻き
しめ方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明は、供給リールと巻取
リリールとの間で直接磁気テープを駆動するリールツー
リールダイレクト駆動磁気テープ−装置において、前記
供給リールに巻かれた磁気テープの巻き弛みをテープ張
力の変動により検出する検出機構と、前記磁気テープの
始動マーク(BOTマーク)を前記磁気ヘッドに位置付
ける動作中に、前記検出機構により磁気テープの巻き弛
みを検出した際、前記供給リール、および前記巻取リリ
ールをそれぞれのテープ量におけるに通常の起動トルク
より小さなトルクで起動し、しかる後、停止トルクで減
速する制御手段とを設けることにより、起動加速時の慣
性力による巻き捕みを防止しつつ、減1時の慣性力を利
用して供給リールに巻かれた磁気テープをを巻きしめる
ことに特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例によるリールツーリールダ
イレクト駆動磁気テープ装置のテープ走行系を示す概念
図である。
磁気テープ1は供給リール2から送り出され、テープ張
力検出器3、磁気へラド4.テープ速度検出器5を通り
、巻取リリール6に巻き取られる。
リールモータ制御装置11は、リールタコメータ7.8
とテープ速度検出65の出力パルス数の比から供給リー
ル2、および巻取りリール6の磁気テープ量(テープ半
径)をめ、各磁気テープ量に応じた電流で供給リールモ
ータ9.および巻取りリールモータ10を駆動すること
により、磁気テープ1を所定のテープ走行速度で走行さ
せる。
なお、磁気テープ1を所定のテープ走行速度で走行させ
るためには、刻々変化する供給リール2゜および巻取リ
リール6のそれぞれのテープ半径(テープ量)における
周速が前記テープ走行速度と等しくなるよう供給リール
モータ9、および巻取りリールモータ10の回転速度を
制御する必要があるが、このような回転速度を実現する
のが上述Φ「各磁気テープ量に応じた電流」である。
第2図にテープ張力検出器3の構成を示す。
比較器15には最大許容テープ張力値が、比較器16に
は最小許容テープ張力値がそれぞれ格納されている。磁
気テープ1の張力値が最大許容テープ張力値と最小許容
テープ張力値との間にあれば、供給リール2に巻き弛み
はないものとみなす。
フェライト等により構成された■コア12がテープ張力
に応じて矢印の方向に動くとコイル13の出力が変化し
、その出力は復調回路14にて復調され、テープ張力信
号Tsとして出力される。
比較器15は、格納されている最大許容テープ張力値と
送られてきたテープ張力信号Tsとを比較し、もし最大
許容テープ張力値よりテープ張力信号Tsのほうが大き
い場合はテンションNG信号TNGをリールモータ制御
回路11に出力する。
比較器13は、格納されている最小許容テープ張力値と
テープ張力信号Tsとを比較し、もし最小許容テープ張
力値よりテープ張力信号Tsのほうが小さい場合はテン
ションNG信号TNGをり一ルモータ制御回路11に出
力する。
次に第3図のフローチャートにより本実施例の動作を説
明する。本実施例では、巻き弛みの検出とそれに伴う巻
きしめは供給リールの装填後、磁気テープをBOTに位
置付けするまでのロード動作中に行う。
ロード動作起動時の加速段階で供給リール2の磁気テー
プがスリップすると、供給リールモータ9の回転力が供
給リール2に巻かれた磁気テープ1へ完全に伝わらず、
供給リール2から送り出される磁気テープ量が少なくな
る(テープ供給速度が遅くなる)。一方、巻取リリール
6は磁気テープ1のスリップに関係なく起動時の所定加
速度で回転する。このため、テープ供給速度よりテープ
巻取り速度の方が相対的に速くなり、供給リール2と巻
取リリール6との間で磁気テープ1を引っばり合う状態
となりテープ張力が異常に高くなるため磁気テープ1を
痛めることとなる。また、加速時のスリップは、加速方
向とは逆方向に作用する磁気テープ1の慣性力により引
き起こされ、スリップによりテープ巻き弛みがさらに進
行することとなる。以上2つの理由により、起動時のス
リップは極力避けなければならない。そこで、磁気テー
プ1の先端を巻取リリール6に巻き付けてロード動作を
開始すると、まず、供給側、巻取側それぞれのテープ量
における通常の起動トルクの115から1/10のトル
クで、徐々に速度を上げて行<(301)。テープスリ
ップを引き起こす要因となる起動トルクがこの程度小さ
ければ、テープスリップを抑止しているテープ層間の最
大静止摩擦力の方がテープスリップを引き起こす慣性力
より大きくなるため、通常の巻き弛み程度ではテープス
リップを防止することができる。したがって、低トルク
で通常のテープ走行速度まで加速している間は、テープ
張力の変動を抑制することができる。
低トルクで通常のテープ走行速度まで加速した後、供給
リール2のその時点のテープ量における最大加速と同等
のブレーキトルクで減速する(3O2,3O3)。する
と、供給リール2に巻かれた磁気テープ1にはテープを
巻きしめる方向に慣性力が働く。したがって、巻き弛み
があれば、テープ層間の最大静止摩擦力が小さく上記慣
性力は容易に最大静止摩擦力を越えることができるので
テープはスリップする。しかも、テープスリップはテー
プを巻きしめる方向に起きるので、供給リール2の回転
速度を減速することにより供給り一ル2に巻かれた磁気
テープ1を巻きしめることができる。
このテープスリップにより供給リール2から送り出され
た磁気テープ1にはたるみが生ずる。通常の加減速での
テープ走行速度コントロールはテープ速度検出器5の出
力パルスにて行っているが、上記の如くテープ巻きしめ
動作中に供給り−)V2から送り出された磁気テープ1
がたるんだ場合、巻取りモータ10の負荷、すなわちテ
ープ張力が低下するため、テープ走行速度が正常状態よ
り速くなり、テープ走行速度検出器5は異常状態のテー
プ走行速度を検出することになるので、正しくコントロ
ールすることができない。そこで、磁気テープ1のたる
んだ状態を早急に回復し、テープ走行速度検出器5によ
る正常なテープ走行速度コントロールに戻すため、減速
時間は一定の短い時間とする必要がある(303)。
ブレーキトルクによる減速は巻取リリール6においても
同様に行われ、この時、慣性力は巻圧を弛める方向に働
くが、この慣性力は無視し得るほど小さい。したがって
、この慣性力による巻取りリール6の巻き弛みはほとん
どない。また、供給リール2の巻きしめ時の磁気テープ
1の弛みによリ、巻取リリール6の巻反が減小すること
が考えられるが、たとえ巻反が減小したとしても、テー
プ巻きしめ動作が終了した後、一旦、巻き戻してBOT
マークを一磁気へラド4に位置付けする際、今度は磁気
テープ1の弛みが解消されているため、正常な巻反で巻
取られる。
磁気テープ1がたるむと、テープ張力検出器3はテンシ
ョンNG信号TNGをリールモータ制御回路11に出力
しく、304)、リールモータ制御回路11は再びスリ
ップを起こさない程度の低トルクで供給リールモータ、
巻取りリールモータを加速する301)。
巻きしめが終了してテンションNG信号TNGが出力さ
ねなくなった場合、および巻き弛みがなくテンションN
G信号TNGが最初から出力されない場合は、巻き弛み
のないことを数回の上記加減速動作で確認した後、磁気
テープlを巻き戻し、磁気へラド4にBOTマークを位
置付けてロード動作を終了する(305.305.3’
07)。
このように、供給リール2の回転中に停止(減速)トル
クをかけると、供給リール2に巻かれた磁気テープ1に
は磁気テープ1を巻きしめる方向に慣性力が働き、磁気
テープ1は巻きしめられる。
また、供給リールを加速する時は4その加速に対応して
磁気テープ1の巻反を低減する方向に慣性力が働くが、
本実施例の如く加速トルクを通常の115から1710
程度とすることにより、テープ層間の静止摩擦力を前記
慣性力より大きく維持することができ、スリップを防止
し得る。
テープの巻き戻しによりテープ巻き弛みを除去する場合
、テープ送り速度100IPS、リワインド速度200
1PSの装置で、2400feetテープの場合、約7
分かかるが、本実施例では1〜2分で巻きしめることが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、磁気テープの巻
弛みを短時間で自動的に矯正し、磁気テープ走行時の磁
気テープ層間すベリを防止することができ、装置の信頼
性を向上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるテープ走行系を示す
概念図、第2図は第1図に示゛尼だテープ張力検出器の
機能を説明するためのブロック図、第3図は第1図の動
作を示すフローチャートである。 1:磁気テープ、2:供給リール、3:テープ張力検出
器、6:巻取りリール、9:供給リールモータ、10:
巻取りリールモータ、11:リールモータ制御回路。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)供給リールと巻取リリールとの間で直接磁気テー
    プを駆動するリールツーリールダイレクト駆動磁気テー
    プ装置において、前記供給リールに巻かれた磁気テープ
    の巻き弛みをテープ張力の変動により検出する検出機構
    と、前記磁気テープの始端マークを前記磁気ヘッドに位
    置付ける動作中に、前記検出機構により磁気テープの巻
    き弛みを検出した際、前記供給リール、および前記巻取
    リリールをそれぞれのテープ量における通常の起動トル
    クより小さなトルクで起動し、しかる後、停止トルクで
    減速する制御手段とを設けたことを特徴とするテープ巻
    きしめ方式。
JP58236115A 1983-12-16 1983-12-16 テ−プ巻きしめ方式 Pending JPS60129955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58236115A JPS60129955A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 テ−プ巻きしめ方式

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JP58236115A JPS60129955A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 テ−プ巻きしめ方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60129955A true JPS60129955A (ja) 1985-07-11

Family

ID=16995957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58236115A Pending JPS60129955A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 テ−プ巻きしめ方式

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JP (1) JPS60129955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238551A (ja) * 1985-08-12 1987-02-19 Hitachi Ltd テ−プリ−ル駆動制御方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6238551A (ja) * 1985-08-12 1987-02-19 Hitachi Ltd テ−プリ−ル駆動制御方式

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