JPS6012988A - 揮発性物質の醗酵生産法 - Google Patents

揮発性物質の醗酵生産法

Info

Publication number
JPS6012988A
JPS6012988A JP58121190A JP12119083A JPS6012988A JP S6012988 A JPS6012988 A JP S6012988A JP 58121190 A JP58121190 A JP 58121190A JP 12119083 A JP12119083 A JP 12119083A JP S6012988 A JPS6012988 A JP S6012988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fermentation
tank
microorganisms
liquid
fermentation liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58121190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6336753B2 (ja
Inventor
Toyoyasu Saida
宰田 豊安
Kazuo Matsumura
一夫 松村
Hironori Ishibashi
石橋 広紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Research Association for Petroleum Alternatives Development
Original Assignee
Research Association for Petroleum Alternatives Development
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Research Association for Petroleum Alternatives Development filed Critical Research Association for Petroleum Alternatives Development
Priority to JP58121190A priority Critical patent/JPS6012988A/ja
Publication of JPS6012988A publication Critical patent/JPS6012988A/ja
Publication of JPS6336753B2 publication Critical patent/JPS6336753B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明tよ、アルコール、エーテル、クトンなどの揮
発性物質が醗酵生産される場合に、醗酵が効率よく進行
させられ、更に生成した揮発性物質が醗酵液より安定し
C連続的に回収される醗酵生産方法に関りるものである
一般に、微生物利用のF11酵による揮発性物質生産方
法は、常湿、常任イ1近において生産が遂行される利点
を右Jるが、生産は長時間を要し、生産物濃度小であり
、しかも第1図に示される通り、生産物1農度が上昇す
るに従つC1生産速1哀が急激に低下づる欠点がある。
更に、生産物濃欧小ぐあることにより、イの淵縮分随に
多大のTネルギーを必要とづる欠点がある。
現状では、Fl■酵111放出熱上ネルギー(、(、各
種の冷7J1器にJζす、無為に廃棄されCいる。
これら不利益を解決Jるため、種々の提案がある。
U S P 2440925、および特開昭57−2C
185においては醗酵槽に紺み合わされたフラッシュ槽
があり、このフラッジ−1槽が減;「される揚台には、
醗酵槽が減圧される場合J−りも、醗酵槽の非凝縮性カ
スが醗酵槽の4jl出カスどして既に分前されているこ
とにより抽気用負荷は減少するが、依然、醗酵液中には
飽和溶存分と微細気泡としC存在覆る非凝縮性ガスが、
含イ1されてJ3り抽気用動力演費は多大である。
この微細気泡は微生物ど接Prt:状「ぎにあるものが
、液相かも分前されツ・「り、1、冒ご減圧1・にdj
いて顕茗に発泡を促進し、蒸発分離をl、! L < 
1jll害Jる。
これらの方法にあっては、フラッシュ槽へ供給される醗
酵液中に、微生物を存t1さlICいるため、その粘性
を、低下さけない温度範囲にJ3いてのみ、蒸発’t)
 #lは可能という制約がある。
フラッジ−1槽にdjいて減圧トに揮発性物質を抽出覆
るh法にあっては、熱回収に若トの改良が、j;?案さ
れている。
例λば、Δ1−1〕△lji、(クミカル・土イジ19
80イ1−11月210H11n )、45f聞11j
lj !i 5−1207910)方法、あるい【よ1
.7開明58−56[i88の方法などであるが、これ
らの方法においても、前記の欠点はJJI除されていな
い。
固定化機41工物が使用される醗酵生産方法が、種々提
案され(いるが、醗酵槽中の生産物濃瓜が増大された場
合には、第1図が示りようIJ、t、 /I物の生産能
力は低−1・し、人生産能力設備においては、醗酵熱除
去が困デUどなり、また、この場合には、醸酊熱を、生
成押性光物質の分前用1ネルニ1′−どして有効利用り
ることについ(好ましい提案がない。 発明者らは、前
述の要解決手項と、種々の対策を検i’l L、’たれ
1゜宋、微生物の活力低下がなく、所望揮発1′1物質
の1−産性人であり、所要−■−ネルギーは節約され、
安定操業状態の帷l′、J竹能良9fな醗酵生+1’l
ブノ法を114成し1−IIこ。
この発明の方法(、!1、h3酊槽から抽出され、微イ
1゛物(よ分前され(得られた微生物不含右の醗酵液が
加熱されることにより、この液中に存?′[iIる揮発
性物71jJ3よび:11凝・縮竹刀スが、液相J、り
熱発分阿1さUられ゛C回収され、次いC−1減圧下に
残存揮発性物質が蒸発分離さUられ、醗酵液の渇撓は醗
酵渇1哀以上に低下し、l11酊渋の全量あるいは部分
h1が原醗酵槽、あるいは伯の醗酵槽に供給され、醗酵
が再開lit行さし!られる醗酵生産方法である。
この発明のhン人において、)1ル」−ル、エーテル、
ケI−ンイの他の揮光f!I物質を牛p7−りるに当り
、原石物質を醗酵さける微41E物としく固定化微生物
、凝集性微生物、あるいは浮遊性微生物、などが使用さ
れC醗酵さUられ、醗酵終了後、微生物が醗酵液から分
離され、微生物不含イ1の醗酵液が、熱交換器イ4属の
蒸発器に供給されて、加熱され揮発性物質と非凝縮性ガ
スが蒸発させられ回収される。 この加熱蒸発(1、−
には、微生物i、t n+i nグ’ahにぐ)イjさ
れ−(いないJこめ、および、イの後il′I接的に■
)酵槽へ返還されないため加熱蒸発の)1:力・温度の
条(1決定は自由である。
加熱蒸発が、高圧下どされるならば、回収された揮発性
物質は、空冷・水冷などの容易な手段にJ、り高回収率
においC凝縮させられることが可能となるが、高位の加
熱源が必要と’Jす、耐圧装動が必要となる。 低圧下
とされれば、揮発性物質は、冷凍機使用の冷却にj:ら
なりれば凝析1同収されないが、低位の加熱源で充分(
゛あり、114圧装冒は小鼓となる。
揮発性物71の種類その他にλ」応しC加熱蒸発条(’
1が)人定される。
1タノール/]産その他の場合、通常、0.8−1.2
ahにd3い(は15〜105℃、J3J、び1.2〜
10ahnにおい(は95〜180°C(1)範囲内が
、最ムj)fましい加だ)魚5iのLi−力・温瓜条イ
′IC・ある。
Fill醇4nより抽出の醗酵液量も(i息に決定され
る。
加熱蒸発の圧力・?!lif I良の条イ1決定が、自
由となるIこめ、揮光性物質回収串す自由に決定され冑
る。
揮発性物質の凝Mミ回収は加熱蒸発処理と同様斤力条イ
′1十に遂ijされることが一般的(゛あるが、勿論、
変更可C1ヒCある。
この加熱蒸発に、沸IIを状態にされない条1′1下の
薄膜蒸発も適当(・ある。
この加熱蒸発にJ、って、非凝縮↑1ガスの実質的に全
量が、醗酵液より分離されるため、後続の減圧上の蒸発
時に、只しく困惑さけられる発泡にJ、るド9害、ある
いは、真空発生装置の負荷(j顕若に低減される。
次に、醗酵液は減圧槽にd3いて残余の揮発性物質が蒸
発さけられC回収され、イの福月良が降手づる。
醗酵液は減J、fl:槽I+’給前に、加熱蒸梵前の醗
酵液ど熱交換さけられ冷IJ1されC1更に真空発生装
置の0何の低減がiiJ能と4cる。
減圧槽流出液は、fin 1171昌瓜以−1・に温度
が低下しており、醗酵槽に供給され(、醗酵湿度が制御
される。
醗酵熱は完全に揮発性物質の蒸発に利用される。
減11程度は醗酵温度と関連するか20〜720肺]−
1g好ましくは、20〜200mm lI Qの範囲内
ぐある。
l;1水イの他の手段を右づる、後続の」:程によって
蒸発槽i仝出蒸光気と減圧ill流出蒸発気より揮発性
物質が収j!Iされ、減圧槽流出液は、その全部あるい
は一部か、原11111?!槽あるいは他の醗酵槽へ供
給され、醗酵が、1q聞りflさμられる。
この発明の方法により、微生物活動が、阻害されないり
r)の条f′i+の醗酵が続t」さlられ、生産物の醗
酵槽外への、安定した、連続的抽出が可能であり、抽出
早、生首物澹1.αどもに自111に決定され、高生産
性が保81)される。
次に、この発明の1ノ法か、実施される態様例を第2〜
5図にJこって説明りる。
第2図に、この発明のIノ法の実施原型が示される。
第3図においては、IllIll+7内にト51定化微
生物が、分イ11さUられてJjす、蒸発(會J、り減
j土(費への醗酵液の供給前に、II!l酵渋が醸醇槽
仙出dシと、熱交換させられている。 第4図におい(
は、揮発111生産物が回収された後、Fii?醇液I
J、他の醗酵槽へ供給され(いる。 第5図においCは
、)威FXi: 4f’i流出液の一部か、^1′5酵
槽1ノ1出カス、a5よσ熟発槽魚光気の澗縮器J、り
逸出りる揮発性物質の、吸収液としC1使用され原醗酵
槽へ返送され(いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、1クノール淵磨と、土りノール比牛産iJj
 Illどの関係か示されるグラフ−Cある。 −1タノ一ル比牛1イ速度は、醗酵液単位イホ債当りの
」タノールのi1位111間内生産怪(゛ある。 第2〜5図は、この発明の実施態様例を示り1■略図で
ある、。 次に、主要駅;6のリストが示される。 1、醗酵槽 6.熱交換器 2、微生物分離器 7.ii1スクラッパー3、然ブを
槽 L′3.第2スクラッパ−4、減圧黒光イ1サ ≦
〕、冷ノJ1器5、微生物固定化醗酵槽 出願人 新燃料油開発技術研究組合 代理人 人 洲 明 峰 含f[D エタノ −ル濃度(Jt−) 才20 火30 特許庁長官 殿 1. 事件の表示 昭和58年特fF願第121190月 2、 発明の名称 揮発性物質の醗酵生産法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 5、 補正命令の1」fり な し (自発補正) 6、 補正の対象 明細用、図面および代理権を証明りる出面7、 補正の
内容 (1) 全文J正明細店を提出する。 (2) 訂正図面(第1図、第2図、第3図、第4図お
よび第5図)を提出する。 (3) 委任状を提出り゛る。 8、 添付用類の目録 全文訂正明細再 1通 図面 1通 委イf状 1通 明 m 舊 1、発明の名称 揮発性物質の醗酵生産法 2、特許請求の範囲 1 揮発性物質をtill酵生産するに際し、醗酵槽か
ら抽出され、微生物を実質的に含有しない醗酵液が加熱
蒸発させられ、該fill酵液中の揮発性物質および非
凝縮性ガスが気相に移行させられて分離回収され、次い
で、醗酵液中の残余の揮発性物質が減圧蒸発させられて
回収され、l11酵液の湿度が醸酵温度以下へ降下させ
られ、原醗n5槽あるいは他の醗酵槽へ供給され、醗酵
が継続さけられることを特徴とり−る揮発性物質の醗酵
生産法。 2 加熱蒸発帯域流出のnlり前液が減圧蒸発帯域へ供
給される前に加熱蒸発前のll!I酵液と前液換される
特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 微生物として固定化微生物が使用される特許請求の
範囲第1項または第2項記載の方法。 4 微生物として凝集性徴ケ物または浮逓性微4V物が
使用され、抽出され1.: Fl!!酵液の前液前に微
生物がli!I醇液から分離され、醗酵4ffへ返i!
される特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 5 醗酵液の加熱蒸発が0.8〜1.2ah・75〜1
05℃または1.2〜10aITn・95〜180℃の
範囲内である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項ま
たは第4項記載の方法。 6 醗酵液の減圧熱光が20〜200mm1−1(] 
・25〜65℃の範囲内くある特う′[請求の範囲第1
項、第2項、第3項、第4項または第51ri記載の1
)仏。 7 減圧蒸発帯域流出液が、醗酵槽排出カスおよび/も
しくは加熱蒸発セ1)域ガス凝縮器流出ガス中の、揮発
性物質の吸収液として使用され、次いでi11酵4Nへ
返3Wされる特許請求の範U11第11f4、第2項、
第3項、第4項、第5項または第51f4゜記載の方法
。 8 揮発性物質がアルコールであり、flll酊槽申の
アルコール濃度が、8%以下に維持される特rl請求の
範囲第1項、第271、第3項、第4項、第5項、第6
項または第7 IFi記載の方法。 3、発明の詳@lIな説明 この発明は、アルコール、エーテル、ケトンなどの揮発
性物質がr!、1醇生産される場合に、醗酵が効率よく
進行させられ、更に生成した揮発性物質が醗酵液より安
定して連続的に回収される8M生産方法に関刃る6のぐ
ある。 一般に、微生物利用のl11Mによる揮発性物質生産方
法は、常温、常圧付近にJ′3いて生産が遂行される利
点を右ヅるが、生産は長時間を要し、生産物濃度小であ
り、しかも第1図に示される通り、生産物濃度が」]胃
りるに従って、生産速度が急激に低下する欠点がある。 更に、生産物濃度小であることにより、その濃縮分離に
多大のエネルギーを必要とする欠点がある。 現状ぐは、醗酵時数出熱エネルギーは、シャワークーラ
ー、フラッシュクーラーまたは冷却コイルなど名神の冷
u1器により、無為に廃棄されている。 そこで、これら不利益を解決覆るために秤々の方法が提
案されている。 U S P 2440925JJよび特開昭57−26
85は、Ill醇槽とフラッシュ槽を組み合わせた方法
である。 これらの方法は、フラッシュ槽が減圧されるので、l醇
槽の非凝縮性ガスの大部分は醗酵槽の111出ガスどし
て既に分HされCおり、醗酵(nが減圧される方法に比
較して、減圧負伺は幾分減少づるが、依然、醗酵液中に
は飽和溶存分ど微細気泡として存在する非凝縮性ガスが
、がなりの但含右されており、抽気用動力消費は多大で
ある。この微細気泡は微生物と接触状態にあるものが、
液相がら分離され難く、特に減圧下において顕茗tこ)
P:、泡を促進し、蒸発分離を甚しく阻害づる。従っ(
、装置の連続的安定運転が内勤となる欠点がある。 また、これらの方法にあっては、フラッシュ槽へ供給さ
れるS肝油中に、微り:0物を存在さμCいるため、そ
の活性を、低下させない温度範囲に113いてのみ、蒸
光分1tlllは可能という制約がある。 更に、フラッシュ槽においU 鏝If下に揮発性物質を
抽出づる方法にあっては、熱回収に若干の改良が提案さ
れている。 例えば、ATPAL−法(ケミカル・エイジ1980年
11月21日号11頁)、特開昭55−120791あ
るいは特開昭58−5(i688の方法などCあるが、
これらの方法においても、前記の欠点はJJI除されて
いない。 前記、特開昭55−120791の方法は、醗酵液をフ
ラッシュ槽へ供給する前に醗酵液から微生物を分離し、
微生物含有液はllI醇槽へ返運し、微生物不含有液は
蒸発器l\供給してエタノールを蒸発分離づる方法であ
る。 このli ti< Cは、第1燕発器での温度は特に制
限していないが、エタノール蒸気と非凝縮性ガスが分離
された醗酵液の大部分を醗酵(nへ直接、供給づるため
第1蒸発器がrIJ、酵潟亀より^温で運転される場合
には、醗酵槽内の醗酵温度の制御が困難となるとともに
微生物の活力を低下させる要因ともなる。従って、fi
11酔液を醗酵槽に供給Jる前にaI醗酵液温度をff
i酵渇度温度に降下させる必要がある。逆に、第1蒸発
器が醗酵温度以下ぐ運転される場合には、エタノールの
回収効率を良くするために、より減圧下で操作Jること
が必要どなり前記フラッジ1.111酵と同様、減圧負
荷が増大することになる。従って、非凝縮性ガスに起因
りる光泡が生じ装置の連続的安定運転が困難となるなど
の欠点をイjしている。 一方、微生物として固定化微生物を使用Jる醗酵生産l
j法が種々提案され(いるが、It!!酊(n中の生産
物濃度が増大された場合には、第1図が示すように、微
生物の生産能ツノは低下し、大生産能力設備においCは
、醗酵熱除去が困t「どなる。また、この場合には醗酵
熱を生成揮発性物質の分MI Ifl エネルギーとし
−C右効利用することについでQ?ましい提案がない。 発明者らは、前述の要解決事Jnと、種々の対策を検討
した結果、微生物の活力低下かなく、所望揮発性物質の
生産性大であり、所要エネルギーは節約され、安定運転
状態の維持性能良好な醗酵生産方法を構成し百た。 この弁明の方法は、醗酵槽から抽出され、微生物は分離
されて得られた微生物不含有の醗酵液が加熱されること
により、この液中に存在する揮発性物wJ3よび非凝縮
性ガスが液相より蒸発分離さUられて揮発性物質は回収
され、次いで、減圧下に残存揮発性物質が蒸発分離させ
られ、醗酵液の温度は醗酵温石以下に降下し、Ill酵
液前液量あるいは部分叩が原醗酵槽あるいは他の醗酵槽
へ供給され、醗酵が継続させられる醗酵生産方法である
。 この発明の方法において、アルコール、エーテル、ケト
ンその他の揮発性物質を生産Jるに際し、原料物質を醗
酵させる微生物として固定化微生物、凝集性微生物また
は浮遊v[微生物などが使用されて醗酵させられ、所望
醗酵段階で、微生物は醗酵液から分離されるが、微生物
として凝集性微生物または浮遊性微生物を使用した場合
は、例えば遠心分離、濾過または沈降分離などの分離手
段に付して分離される。分離された微生物は醗酵槽へ返
′)Pされ、微生物不含有の醗酵液は熱交換器イリ属の
蒸発器に供給されて加熱され、揮発性物質と非凝る。こ
の加熱蒸発時には、微生物は醗酵液に含iされていない
ため、および、その後直接的に醗酵槽へ返還されないた
め加熱蒸発の圧力おにび温度の条件決定は自由である。 加熱蒸発が高圧上とされるならば、回収された揮発性物
質は、空冷または水冷などの容易な手段により凝縮さけ
られ、高回収率が可能となるが、高位の加熱源が必要と
なり、耐圧装置が必要となる。加熱蒸発が低しモ下とさ
れるならば、揮発性物質は冷凍機使用の冷fJIによら
なければ凝縮回収困難となるが、低位の加熱源で充分で
あり、耐圧装置は不要となる。 この発明の方法によれば、揮発性物質の種類その他に対
応して加熱蒸発条件が自由に決定される。 エタノール生産その他の場合、圧力0.8〜1.2自に
おいては湿度15〜105℃または圧力1.2〜10自
においては温度95〜18 (1℃の範囲内が、最もり
rましい加熱蒸発の圧力および温度条件で′ある。 加熱蒸発の圧力および温度の条イ!1決定が、自由とな
るため物質収支および熱収支の関係からも醗酵槽から抽
出される醗酵液量は任意に決定され、揮発性物質回収率
も自由に決定され得る。 揮発性物質の凝縮回収は加熱蒸発処理と同様圧力条イ′
4下に遂行されることが一般的(・あるが、勿論、変更
可能である。 この加熱蒸発に、胡:騰状態にされない条件下の薄膜熱
光も過当である。 この加熱蒸発によって、非凝縮性ガスの実質的に全量が
、醗酵液J、り分離されるため、後続の減圧下の然光時
に、甚しく困惑させられる発泡による障害あるいは真空
発生装置の減圧負荷は顕著に低減される。 次に、m5醇油は減圧蒸発槽において残余の揮発性物質
が蒸発させられて回収され、その温度が降下りる。 lI!1酵液は減圧蒸発槽供給前に、加熱蒸発前の醗酵
液と熱交換させられ冷lJ1されで、更に真空発生装置
の減圧負荷の低減が可能となる。 減Ii、蒸発槽流出の醗酵液(よ、ll!醇渇度温度に
降下しており、醗酵槽に供給されて、醗酵温度が制御さ
れる。 この発明の方法によれば、醗酵熱は完全に揮発性物質の
蒸発に利用される。 減圧蒸発槽の減圧程度は醗酵湿度と関連りるが20〜7
20II11(リフfましくは、20〜200mm l
−l (lの範囲内である。 11り(水その他の手段を右づる後続の1稈にJ、っC
加熱蒸発槽流出蒸発気と減圧蒸発槽流出蒸発気より揮発
性物質が収得され、減圧蒸発槽流出の醗酵液は、その全
部あるいは一部が原醗酵槽あるいは他の醗酵槽へ供給さ
れ、llI酵が継続さゼられる。 この発明の方法により、微生物活動が、■害されない9
f適条件十の醗酵が続行さけられ、生産物の醗酵槽外へ
の安定した連続的抽出が可能Cあり、抽出間および生産
物潤度どもに自由に決定され、!1!I醇槽1へ供給さ
れて連続的に醗酵され、揮発性物質と主とじUCO2で
ある非凝縮性ガスが生産される。非凝縮性ガスの大部分
はNM槽1からライン10によって排出される。 一方、所望潤度まで醗酵された醗酵液は醗酵槽1から抽
出されてライン11から微生物分離器2へ供給され、醗
酵液と大部分が微生物からなる分離液とに分離される。 分離液はライン12から醗酵槽1へ返還され、flI!
酵が継続させられる。微生物が分離された醗酵液はライ
ン13から蒸発槽3へ供給されて加熱され、揮ブを性物
質および非凝縮性ガスは蒸発分離されて、ライン14か
ら排出され、揮発性物質は回収される。 蒸発槽3流出の醗酵液はライン15から減圧蒸発槽4へ
供給され、l11M液中に残存する揮発性物質は減圧下
に蒸発させられ、ライン16から排出回収される。 減圧蒸発槽4において温度が降下した減圧蒸発槽4流出
のffi酵液前液ライン17からライン32を経由して
醗酵槽1へ供給され、醗酵が継続させられるが、必要に
応じライン18から排出または次工程の他の醗酵槽へ供
給することもできる。 第3図は固定化微生物醗酵槽を用いたこの発明の一実施
態様の工程図である。 第1固定化微生物醗酵槽35から抽出され、固定化微生
物を含有しないllO酵液前液イン11から熱交換器6
へ供給され、ライン15から供給される蒸発槽3流出の
高温の醗酵液と熱交換させられ、加温されてライン19
から蒸発槽3へ供給される。 醗酵液は蒸発槽3で加熱され、醗酵液中の揮発性物質お
よび非凝縮性ガスは蒸発分離されライン14から排出さ
れ、揮発性物質は回収される。 蒸発槽3流出の醗酵液はライン15から熱交換器6へ供
給され、固定化微生物醗酵槽35から抽出され、ライン
11によって供給されるFMI nl液と熱交換器6で
熱交換させられるとともに湿度が降下させられ、ライン
20から減圧蒸発槽4へ供給される。このIll酵液前
液交換により温度が降下させられているため減圧蒸発槽
4を減圧するために要する真空発生装置の減圧負荷を低
減することができる。 また、固定化微生物醗酵槽を使用することにより第1固
定化微生物醗酵槽35から抽出される醗酵液中には微生
物は存在せず、従って、微生物分離器を省略することが
できる。 第4図は固定化微生物醗酵槽を2基使用したこの発明の
一実施態様の工程図である。 第1固定化微生物Fil醇4f’ 35から抽出された
醗酵液は蒸発槽3で揮発性物質および非凝縮性ガスが蒸
発分離され、次に、減圧蒸発4ff 4で揮発性物質が
分離されるとともに温度が降下させられ、ライン17か
ら第2固定化微生物醗醇槽36へ供給され、醗酵が継続
さけられる。 第2固定化微生物11!l酵槽36から排出される、主
としてCO2である非凝縮性ガスはライン24からライ
ン10へ供給され、第1固定化微生物醗酵槽35からラ
イン10によって排出される、主としてC02である非
凝縮性ガスと混合され、スフラッパ−7へ供給される。 スフラッパ−7にa3いて、ライン10からスフラッパ
−7へ供給される非凝縮性カスに同伴している揮発性物
質は、ライン22から供給される吸収剤に吸収されて、
ライン23から初出回収され、非凝縮性ガスはライン2
1からJJI出される。 第2固定化微生物醗酵槽36で所望ll11酵澗度まで
醗酵した醗酵液はライン25から次工程へ供給され、揮
発性物質が分離回収されるが、蒸Via IQ 3へ供
給してもよい。 第5図は醗酵槽へ供給される実質的に揮発性物質を含有
しない減圧蒸発4* 4流出の醗酵液を吸収剤どして使
用し、II!I酵槽1113J、び蒸発槽3から排出さ
れる非凝縮性ガスに同伴しCいる揮発性物質を回収覆る
この発明の一実施態様の1稈図(゛ある。 醗酵槽1から抽出され、微生物分離器2で微生物が分離
されl〔醗酵液は蒸発槽3へ供給され、醗酵液中の揮発
性物質および非凝縮性ガスはライン14から冷fJl器
9へ供給され、揮発性物質は凝縮されてライン29から
排出回収され、非凝縮性カスはライン30からスフラッ
パ−8へ供給される。 蒸発槽3流出の醗酵液はライン15から減圧蒸発槽4へ
供給され、醗酵液中に残存する揮発性物質は分離され、
ライン16から排出回収される。 減圧蒸発槽4流出の醗酵液はライン17からライン32
を経由して醸酵槽1へ供給されるが、ライン17からそ
の1部が抜き出されで、ライン33からスフラッパ−8
へ供給され、ライン30から供給される非凝縮性ガスと
接触させられ、冷却器9で凝縮されずに非凝縮性ガスに
同伴している揮発性物質を吸収回収し、ライン22から
スフラッパ−7へ供給される。一方、非凝縮性ガスはス
フラッパ−8からライン31によって排出される。 スフラッパ−7へ供給されたrfl酊液は醸酵槽1から
排出され、ライン10からスフラッパ−7へ供給される
非凝縮性ガスと接触させられ、非凝縮性ガスに同伴して
いる揮発性物質を吸収回収し、ライン26から醗酵槽1
へ返還される。 一方、非凝縮性ガスはスフラッパ−7からライン21に
よって排出される。 つぎにこの発明を実施例を用いて更に詳細に説明づる。 第2図に従って1タノール醗酵をおこなった。 容積22 J O)醗酵槽ヘグルコース28.8重量%
を含むm前原利水溶液を毎時4700(]供給した。醗
酵槽内はパン酵母40Q/Jを含み、)温度は35℃と
なった。醗酵槽からパン酵母とエタノール濃度6.0重
量%の醗酵液を毎時14100g抽出し、遠心分離器へ
供給した。パン酵母200g/、iを含む分離液282
0(+は醗酵槽へ返還した。パン酵母不含有の醗酵液1
1280CIは蒸発槽へ供給した。蒸発槽の温度を94
℃に設定したところ、圧力は0.86atmであった。 蒸発槽からエタノール濃度28.4重量%を含む蒸気を
毎11、’I 1 9 6 5 (l 駅〕 Iこ 。 次に、醗酵液を38mml−1(lに減圧した減圧蒸発
槽へ供給したところ、醗酵液は蒸発潜熱を奪われて32
℃に時下した。減圧蒸発槽からエタノール濃度8.5重
量%を含む蒸気を毎時2250Q得た。蒸発槽および減
圧蒸発槽から回収されるエタノール水溶液量は3585
gとなりエタノール濃度は18.9重量%であった。減
圧蒸発槽で温度が降下させられた醗酵液を醗酵槽へ供給
した。 この結果、rfJ酵槽内は温度35±0.5℃、エタノ
ール濃度6±0.2重量%に保持Jることができた。 比較例1 第2図に従ってエタノール醗酵をおこなった。 蒸発槽は温度60℃、圧力0.19ahnに設定し、そ
の他は実施例1ど同じ条件で運転した。 蒸発槽において発泡が生起し、連続的運転が困難であっ
た。 揮発性物質は減圧の蒸気なので凝縮温度が低く、付属の
冷却機では温1良を充分降下させられず凝縮効率が低下
し、従って1タノ一ル回収率は低下した。 実施例2 第2図に従つCエタノール水溶液量をおこなった。 蒸発槽は温度170℃、圧力フ、8thに設定し、その
他は実施例1と同じ条件で運転した。エタノール生産性
は実施例1と略同じであった。 比較例2 第2図に従っC1タノール醗酵をおこなった。 蒸発槽は温度181℃、圧力10.6ahに設定し、そ
の伯は実施例1と同じ条flで運転した。]−タノール
生産性および凝縮器の冷却水による凝縮効率は実施例2
ど略同じであった。 しかしながら、熱光槽温度を181℃に加温するには実
施例2に比較し、さらに高圧の蒸気が必要であり実用上
問題がある。また、醗酵液を蒸発槽へ供給するために加
圧が必要となりエネルギー消費増加となる。 実施例3 第3図に従ってエタノール醗酵をおこなった。 固定化酵母を充填した容積20Jの流動層タイプ固定化
微生物醗酵槽へ32.0重量%のグルコースを含む醸酵
原料水溶液を毎時4700(+供給した。醗酵槽から温
度30℃、エタノール温度約4.0重量%で実質的に酵
母を含有しない醗酵液を抽出した。蒸発槽は温度110
℃に設定したどころ、圧力は1.42a1mであつlζ
。蒸発槽から1タノール濃度23.1重量%を含む蒸気
を毎時2900(]得た。 次に、醗酵液を熱交換器へ供給して醗酵槽から抽出され
た醗酵液と熱交換したところ、醗酵液は70℃に降下し
た。この醗酵液を29mmH+Jに減圧した減圧蒸発槽
へ供給したところ、Fill酵液は前液℃に降下した。 減圧蒸発槽から]エタノール濃度7.5重9%を含む熱
気を毎時1053(I得た。 比較例3 第3図に従ってコータノールlll酵をおこなった。 実施例3と同じグルコース32.0重量%を含む醗酵原
料水FFJ′mを用い、rAり醇槽内のエタノール濃度
が約10重量%となるように醗酵原料水溶液のmを制御
したどころ、15G7(]どなった。蒸発槽の温度を1
10℃に設定したところ、圧力は1.43ahとなった
。 この結果、蒸発槽からエタノール濃度38.0重間%を
含む蒸気を毎時598g得た。減圧蒸発槽の温度および
圧力の条イ′口よ実施例3と同じとした。減圧蒸発槽か
らエタノール濃度12.1重囲%を含む熱気を毎時18
4g得た。エタノール生産性は実施例3の約17′3と
なった。 この結果、醗酵槽内のエタノール濃度によってエタノー
ル生産性は大きく左右されることが判明した。 実施例4 第4図に従ってエタノール醗酵をおこなっIこ。 容積10Jの第1固定化微生物醗酵槽35および容fF
i15Jの第2固定化微生物醍酵槽36がらそれぞれ排
出される、大部分が非凝縮性ガスである排出ガスをスフ
ラッパ−7へ供給した。吸収剤としてライン22から水
を毎時200J供給し、非凝縮性ガスに同伴している1
タノールを吸収させ、ライン23から回収したところ、
非凝縮性ガスに同伴している1タノール量の90%を回
収ηることができた。この腿は100%1タノールに換
算J゛ると毎時1.1gである。第1固定化微生物醗酵
槽35ヘグルコース20重母%を含む1111酵原料水
溶液を10時5000 u供給した。第1固定化微生物
II酵槽からエタノール淵瓜5.3重準%を含むIII
醇液を抽出した。蒸発槽の圧力を0.868勧に設定し
たところ、温度は96℃となった。 蒸発槽から1タノールGIti28 、4重間%を含む
蒸気を毎時810g得た。醗酵液は圧力38 mm 1
−IQの減圧蒸発槽へ供給され、32℃に降下した。 減圧蒸発槽からエタノールcJ度8.5重伊%を含む蒸
気を毎時70g得た。 醗酵液は第2固定化IR1生物醍醇槽36へ供給され、
rIJ酵が継続された。第2固定化微生物l!i酵槽で
はエタノール濃度7.3重O%を含む醗酵液となり第2
【61定化微生物醗酎槽から毎時362QOの醗酵液を
抽出することができた。 比較例4 第4図に従つ−Cエタノール醗酵をおこなった。 第1固定化微生物11j+1醇槽35ヘグルコース20
゜0重量%を酋むfill酵原料水溶液を毎時1250
g供給した。蒸発槽は温度38℃、B−力1.0画、減
圧蒸発槽は温度38℃、圧力フ60耶1に設定した。第
2固定化微生物Ill酵槽36から抽出される醗酵液の
j−タノール濃度は約10.0重量%とし、第2固定化
微生物醗酵槽36においてグルコースの略全(6)を醗
酵させる条件で運転した。 この結果、第2固定化微生物醗酵(り36のエタノール
濃度が高いために醗酵障害が生起し、1タノールのII
I IB’生産性は実施例4の1/4となった。 実施例5 第5図に従ってエタノール醗酵をおこなった。 微生物は凝集性醇Diを用いた。容11i221の醗酵
槽へグルコース20.0[41%を含む醗酵原料水溶液
を毎時5000(I供給した。醗酵槽1から排出される
、大部分が非凝縮i生ガスである初出ガスをスフラッパ
−7へ供給し、非凝縮性ガスに同伴しているエタノール
を回収した。 一方、醗酵槽1からエタノール濃度6.0重量%を含み
、凝集性M母を50g/J含む醗酵液を抽出し、微生物
分離器2で凝集性II?母を沈降分離した。、凝集性酵
母が分離されたにl耐液を蒸発槽へ毎時240000供
給した。蒸発槽の温度を110℃に設定したところ、圧
力は1.43a論となっl〔。蒸発槽からエタノールを
含む蒸気が冷)J1器9へ供給され、凝縮されてJタノ
ール濃度38.0重量%を含む凝縮液を毎時875g得
た。次に醗酵液を38胴1−I Oに減圧されている減
圧蒸発槽へ供給した。醗酵液は32℃に降下した。エタ
ノール吸収剤としてMI[蒸発(h流出のWA酵前液ス
フラッパ−8へ毎時21902(l供給した。醗酵液は
スフラッパ−8およびスフラッパ−7で非凝縮性ガスに
同伴しているエタノールを吸収回収し1llI酵槽1へ
返還された。 この結果、回収された」−タノールは100%エタノー
ル換算で毎時的2gとなった。 比較例5 第5図に従って二[タノールPAI酵をおこなった。 蒸発槽および減圧蒸発槽それぞれの湿度、圧力条件は実
施例5と同じとした。減圧蒸発槽流出の醗酵液はエタノ
ール吸収剤としてスフラッパ−8およびスフラッパ−7
へ供給せずに令聞を醗酵槽へ返還した。ライン21およ
びライン31における非凝縮性ガスに同伴するエタノー
ル量を測定したところ、100%エタノール換算で毎時
2.5gであった。 この結果、実施例5では非凝縮性ガスに同伴しているエ
タノールの80%を回収できたことになる。 実施例6 第3図に従ってアセトン、ブタノールl11酵をおこな
った。 微生物として固定化微生物を使用した。容積100Jの
第1固定化微生物醗酵槽へ、キシU−ス6.0重(4%
を含む醗酵原料水溶液を供給した。 第1固定化微生物醸醇槽からアセトン、ブタノールおよ
び」エタノール合わゼで約0.5重W%を含む醗酵液を
抽出した。醗酵液を熱交換器6で蒸発槽流出の醗酵液ど
熱交換さけ、圧力1 、 ?iah、 ji、A度11
0℃の蒸発槽へ供給した。蒸発槽からj1セトン、ブタ
ノールおよびエタノール合わUて30重量%の蒸気を毎
時670g得た。蒸発槽流出の醗酵液は熱交換器6で第
1固定化微生物醗M H9抽出の醗酵液と熱交換さUら
れ、70℃に降下した。 次に、醗酵液は圧ツノ30胴ト1gの減11蒸発槽へ供
給され、29℃に降下した。減圧蒸発槽からアセ1ヘン
、ブタノールおよび1タノール合わせて5゜0重量%を
含む蒸気を10助1900g1iだ。 比較例6 第3図に従ってアセトン、ブタノールl11酵をおこな
った。 蒸発槽および減圧魚発槽イれぞれの温度、圧ツノ条(’
I−Gi第1固定化微生物醗酵槽と同じそれぞれ30℃
、1 ahで運転した。 キシロースの大部分が醗酵される条件下では生産物濃度
が約1.6m1%となり、生産物による醗酵阻害が生起
しIζ。生産性は実施例6の約1/4であった。 4、図面の簡単な説明 第1図は土タノール澗磨と、エタノール比生産速度との
関係が示されるグラフである。 ]−タノール比1゛産速1良は、醗酵液単位体積当りの
エタノールの単位時間内生産量である。 第2図、第3図、第4図a3よび第5図は、この発明の
実施態様例を示寸概略図ぐある。 1・・・・・・醗酵槽 2・・・・・・微生物分離器 3・・・・・・蒸発槽 4・・・・・・減1コー蒸光槽 6・・・・・・熱交換器 7・・・・・・スフラッパー 8・・・・・・スフラッパー 9・・・・・・冷)11器 10〜33・・・・・・ライン 35・・・・・・第1固定化微生物fil酔槽36・・
・・・・第2固定化微生物醗酵槽出願人 新燃料油間光
技tri till究絹合代理人 人 i(+1 明 
峰 第1図 エタノール濃度Cg/L) 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)揮発性物質の醗酵による生産において、醗酵槽より
    抽出され、微生物が実質的に存在させられない醗酵液が
    、加熱蒸Jnさけられ、揮発性物質および非凝縮性カス
    を気相に移行さl゛(分断回収され、次いで、醗酵液中
    の残余の揮発11物質を、減圧蒸発さけられて回収され
    、醗酵液温が、醗酵温度以下へ降下させられ、原III
    酵槽あるいは他の醗酵槽へ供給され、rfl酵を開始さ
    けられることを特徴とする揮発性物質の醗酵生産法。 2)醗酵を生起させる微生物として固定化微生物が使用
    される特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)醗酵を生起させる微生物としC凝集性微生物が使用
    され、抽出された醗酵液の加熱前に、微生物が凝集させ
    られて醗酵液から分l!1され、醗酵槽に返還される特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4)醗酵を生起させる微生物としく 21−逆性微生物
    が使用され、抽出された醗酵液の加熱前に、微生物が醗
    酵液より遠心分離、沈降分離、あるいは濾過されC分離
    され醗酵槽に返jWされる特R′[請求の範囲第1項記
    載の方法。 5)醗酵液の加熱蒸発が0.8〜1 、2 alm・7
    5〜105℃、の範囲内にd5いて、遂行される、特許
    請求の範囲第1〜4項いずれかに記載の方法。 6)醗酵液の加熱蒸発が1.2〜10atm ・95〜
    180℃の範囲内において、遂行される特許請求の範囲
    第1〜4項いずれかに記載の方法。 7)醗酵液の減圧蒸発が20〜200mm l−10、
    25〜65℃の範囲内にd3いて、遂行される、特許請
    求の範囲第1〜6項いずれかに記載の方法。 8)減圧蒸発帯域流出液が、n1!酵槽排出ガスおよび
    /もしくは加熱蒸発帯域ガス凝縮器流出ガス中の、揮発
    性物質の吸収液として1山川され、次いで醗酵槽へ返還
    される特許請求の範囲第1〜7項いずれかに記載の方法
    。 9)揮発性物質がアルコールひあり、mNi槽中のアル
    コール濃度が、8%以下に維持される特許請求の範囲第
    1〜8項いずれかに記載のh法。
JP58121190A 1983-07-04 1983-07-04 揮発性物質の醗酵生産法 Granted JPS6012988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58121190A JPS6012988A (ja) 1983-07-04 1983-07-04 揮発性物質の醗酵生産法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58121190A JPS6012988A (ja) 1983-07-04 1983-07-04 揮発性物質の醗酵生産法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6012988A true JPS6012988A (ja) 1985-01-23
JPS6336753B2 JPS6336753B2 (ja) 1988-07-21

Family

ID=14805081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58121190A Granted JPS6012988A (ja) 1983-07-04 1983-07-04 揮発性物質の醗酵生産法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6012988A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097422A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Tokyo Univ Of Agriculture 発酵蒸留乾燥システム
JP2010088335A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Ihi Corp 微生物反応装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097422A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Tokyo Univ Of Agriculture 発酵蒸留乾燥システム
JP4571055B2 (ja) * 2005-09-30 2010-10-27 学校法人東京農業大学 発酵蒸留乾燥システム
JP2010088335A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Ihi Corp 微生物反応装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6336753B2 (ja) 1988-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013514815A (ja) アルコール回収および蒸留廃液副生成物の濃縮システムおよび方法
US8669083B2 (en) Biogas apparatus and biogas production process for integration with an ethanol production system and process
CN103025858B (zh) 乙醇制备装置以及乙醇制备方法
US4822737A (en) Process for producing ethanol by fermentation
GB2054643A (en) Fermentation process for the manufacture of an organic compound
CN105861256A (zh) 白酒除杂提纯系统及方法
BR102018072744A2 (pt) Método e sistema para destilação de álcool em processo de produção de álcool
CN106591379A (zh) 一种基于废水综合利用的酒精生产方法
CN108504526A (zh) 一种高效节能的液态蒸馏酒连续蒸馏装置和蒸馏方法
JPS6043117B2 (ja) 連続発酵による揮発性有機化合物、とくにエタノ−ルの製造方法
US3527676A (en) Multistage distillation for desalinizing saline water
CN105061187A (zh) 间甲基苯甲酸连续生产工艺
CN102220379B (zh) 不需要外部化石能淀粉质原料发酵生产无水乙醇的方法
JPS6012988A (ja) 揮発性物質の醗酵生産法
CN212102640U (zh) 一种醋酸裂解-乙烯酮法制醋酐的系统
CN108841873A (zh) 一种回用厌氧消化出水和酒糟清液生产乙醇的方法
CN203112541U (zh) 一种船用轮机烟气废热回收海水淡化器
CN205461076U (zh) 酸性溶液蒸发回收的机械压缩蒸发装置
CN208395146U (zh) 液态法蒸馏酒的连续蒸馏装置
CN211561874U (zh) 四效溶剂回收节能系统
CN109054882A (zh) 一种生物醋液的精制系统及方法
CN108128982A (zh) 2-丙基庚醇生产装置中废水处理方法
JP6918999B2 (ja) 低温適用で発酵ブロスからエタノールを分離する統合されたプロセス
CN208071513U (zh) 一种厌氧发酵沼液真空浓缩除氨氮的装置
CN219971901U (zh) 一种用于窖底水的一体式低温蒸发浓缩系统