JPS60129676A - 磁界測定装置 - Google Patents
磁界測定装置Info
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- JPS60129676A JPS60129676A JP23923783A JP23923783A JPS60129676A JP S60129676 A JPS60129676 A JP S60129676A JP 23923783 A JP23923783 A JP 23923783A JP 23923783 A JP23923783 A JP 23923783A JP S60129676 A JPS60129676 A JP S60129676A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
- G01R33/032—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using magneto-optic devices, e.g. Faraday or Cotton-Mouton effect
- G01R33/0322—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using magneto-optic devices, e.g. Faraday or Cotton-Mouton effect using the Faraday or Voigt effect
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
産業上の利用分野
本発明は磁気光学素子によるファラデー回転を観測して
磁界を検出し、その磁界強度を測定する装置に関するも
のである。 従来例の構成とその問題点 最近、磁界強度を測定する方法として、磁気光学効果の
1つであ□るファラデー効果を利用する方法が提案され
ている。光を媒体とするため、絶縁性が良好である。電
磁誘導ノイズを受けない等々の特長を持ち1発送電設備
内の高圧大電流測定。 溶接機の電流測定への応用等が考えられている。 3ページ 第1図にファラデー効果を用いた磁界の測定方法の原理
図を示す。第1図において磁界H中に磁気光字素′子1
が配置□されている。この磁気光学素子1に偏光子2で
直線偏光(矢印で示す)とされた光を通過させると、フ
ァラデー効果により、磁界強度Hに比例して、(1)式
で表わされる一角度θ
磁界を検出し、その磁界強度を測定する装置に関するも
のである。 従来例の構成とその問題点 最近、磁界強度を測定する方法として、磁気光学効果の
1つであ□るファラデー効果を利用する方法が提案され
ている。光を媒体とするため、絶縁性が良好である。電
磁誘導ノイズを受けない等々の特長を持ち1発送電設備
内の高圧大電流測定。 溶接機の電流測定への応用等が考えられている。 3ページ 第1図にファラデー効果を用いた磁界の測定方法の原理
図を示す。第1図において磁界H中に磁気光字素′子1
が配置□されている。この磁気光学素子1に偏光子2で
直線偏光(矢印で示す)とされた光を通過させると、フ
ァラデー効果により、磁界強度Hに比例して、(1)式
で表わされる一角度θ
〔0〕だけ、偏波面が回転する。
θ−VHL ・・・・・・・・・・・・・・−(1)こ
こで−V[0/cIrL・0θ〕はヴエルデ定数で磁気
光学素子に固有の定数であり、Mhos)は磁界の光の
進行方向成分−、L[:cIn〕ld磁気光学素子の厚
さを表わす。ファラデー回転を受けた光はm個光子2と
偏光通過方向を46°異ならしめた検光子(ここでは、
偏光ビームスプリッタ−)3によシ。 偏波面が互に直交する2つの直線偏光成分に分離される
。その時の2光出力の強さPl、P2は(2)。 (3)式で表わされる0 β1=に1P−sIn2(θ+46°)=−に1P・(
1+ 5ln2θ)・・・・・・・・・・・・・・・(
2)特開昭GO−129fi7G(2) p2−に2P−cos2(θ+46°)−−に2P・(
1sin2θ)・・・・・・・・・・・・・・・(3)
ここで−Pl’j磁気光学素子に入射する光の強さ。 1、に21dこの光の2出力フアイバへの結合係数であ
る。 第2図は、信号処理部の構成図であ為。2光出力はそれ
ぞれ光ファイバを経由して第2図の信号処理部に到達し
、受光素子D1.D2で電気信号に蜜換され、増幅・演
算処理により磁界に比例した出力電圧となる。これを次
に示す。 第2図の増幅器A1.A2の出力v1.v2は光入力P
1.P2に比例し、 β1=α1’P1 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・−・・・・(4)v2−α2P2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(5)α1.α2:定数(増幅率に相当) と表わされるから、これと(2) 、 (3)式より一
6ベージ β1=β1P・ (1+5in2 θ ) ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(6)v2’=β2
P ・ (1sln2 θ ) ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(7)こζで、β1=に1α1
−β2;に2α2 となるα11α2を適当に選ぶこと
により、β1=β2とすることができる。それぞれの出
力成分の、差、和およびそれらの比を演算回路S11.
s2.s3で演算することにより、出力電圧v0は。 となる。θ(1の時は− voさ2θccH・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(9)とガリ、磁界Hに比例した出力電圧を得
ることができる。 第3図に、従来の磁気光学変換部の構成例を示す。光フ
ァイバ101を伝搬した光は自己集束性ロッドレンズ1
02により平行光線となり、磁気光学変換部に入射する
。入射光は、直角プリズム6、.1. 103で反射後、偏光ビームスプリッタ2により直線偏
光となる。この光は磁気光学素子1を透過し、磁界Hに
比例した角度θだけ、偏波面が回転する。イアラブ−,
回転を受けた光は、偏光ビームスプリッタ−3により、
偏光方向が互に直交する2つの直線偏光成分p2.p1
に分離され、1偏光成分P2[F己集束性ロッドレンズ
104で光ファイバ105.[集光され、他の偏光成分
P1は、直角、フリズム、106で反射後、隼束性ロッ
ドレンズ10了、で光ファイバ10Bに集光され1、伝
送される。 この方法では、直角プリズム1.03,1.06i2個
使用するため、コの字型に光学系が構、成され。 組立時の接着個所も多く、構造上、温度変動に対し不安
定である。また、偏光ビームスプリッタ−2,3を使用
するため、磁界測定の温度範囲が制限される。また1部
品数が多いため、大型化するきらいがある。 発明の目的 本発明は、広い温度範囲で、温度変動に対し安7、−ジ 定した計測が可能で、小型で取扱いが容易で、しかも、
高感度な磁気光学変換部を持った磁界測定装置を提供す
るものである。 発明の構成 本発明は、磁気光学変換部と、第1.第2.第3の光伝
送部と、前記第1の光伝送路に光を入射する光発生部と
、前記第1の光伝送路により伝送された光が前記磁気光
学変換部を透過し、前記第2、第3の光伝送路に導かれ
た一光の出力を検知。 増幅、演算処理する信号処理部を備え、前記磁気光学変
換部を磁界中に配置することにより、磁界強度を前記信
号処理部で検出する磁界測定装置において一前記磁気光
学変換部が、前記第1の光伝送路からの光を、光軸と一
定の角度を持つ面で切り出された第1の一軸性平板結晶
に入射させ、直交する2偏光に偏光分離させ、前記2偏
光のうちの1偏光成分を、磁気光学素子に入射させ、入
射面に相同かう端面に配置されるミラーで反射させ。 前記磁気光学素子を再通過後、光軸と一定の角度で切り
出されて、その偏光通過方向が、前記第1の一軸性平板
結晶と46°異ならしめて、前記第1の一軸性平板結晶
と並列配置された第2の一軸性平板結晶に入射させ、直
交する2偏光に分離した各々の成分光を、前記第2.第
3の光伝送路に導く様に、前記第1.第2の一軸平板結
晶と前記磁気光学素子との間に、屈折率が中心軸から外
周面に向って放物線状に分布している柱状のガラス体を
介して光学系を形成することを特徴とするものである。 実施例の説明 次に一本発明の磁界測定装置について1図面を参照して
詳細に説明する。 初めに1本発明の磁気光学変換部について、詳細に説明
する。 第4図は1本発明の磁気光学変換部の動作原理の理解を
助けるため、使用さnる自己集束性ロッドレンズ401
の構造および基本原理を説明する図である。自己集束性
ロッドレンズ401はガラス製の円柱体であり、光軸A
A’と直角な面内における光軸からの距離rと屈折率n
の関係を示すと94、−ミ・ 同図(a)のごとくなり、光軸上で最大の屈折率n。 を持ち、rの増加とともに放物線状に低下するOこの屈
折率分布n (r)を次式に示す。 n(r)=nQ(1−二!−Ar2)・・・・・・・・
・・・・・・・(10)2 、 ここで、(no は光軸上の屈折率)人は屈折率分布定
数である。また、同図[有])は自己集束性ロッドレン
ズの結像原理を示す図である。物体Oの存在する媒質の
屈折率をnl、像が結ばれる媒質の屈折率をn2とし、
この時の自己集束性ロッドレンズのレンズ長を2とする
と、レンズの端面、焦点間距離81(i=1.2)は1
次式で表わされる。 (i=1.2) 故に、同図(C)の様に、屈折率n1の媒質402中の
焦点F1を含み光軸ムA′に垂直な平面403上におい
て、光軸ム人′ に対して対称な2つの位10ページ 置に、光軸AA’ と平行に光ファイバ101゜105
を配置し、捷だ、屈折率n2の媒質404中の焦点F2
を含み光軸ムA′に垂直にミラー405を配置すると、
光ファイバ101から出射した光は、ミラー406で反
射した後、光ファイバ106に入射する。 第6図は、本発明の実施例の磁気光学変換部の構成と動
作原理を示す図である。同図(a)において、1は磁気
光学素子であり、今は(YTb)IG平板を用いた。光
源としては、(YTb)IGで吸収の小さい一波長1.
27μn のLEDを用いた。 (YTb)IG平板の長さLは1式(1) 、 (9)
より明らかな様に1本発明の磁気光学変換部の感度を決
めるものであり、今、必要とする感度に応じて。 その長さLを1.3111111とした。また、偏光子
2.検光子3は、光軸仁一定の角度を持つ面で切り出さ
れた2枚の一軸性平板結晶を、相互の偏光2通過方向を
46°傾けて、固着一体化したものである。 具体的には、偏光、検光子2.3とでは、常光。 異常光の分離角度が最大となる様に、光軸と48゜11
ページ の角度を持つ面で切り出された2枚のルチル(Ti02
)平板を用いた。このルチル平板の厚さSl はルチル
平板2,3の一端面403に一光軸と平行に配置された
光ファイバ1O1から入射した光が、常光と異常光との
2つの直交する偏光成分に偏光分離されて、その2偏光
成分が、ルチル平板2.3の他端面601において距離
的に完全に分離される様に、決める。 今一入力光ファイバ101のコア径を60μm−出力光
ファイバ105,1○8のコア径を80μmと選んだの
で、上記の条件を十分みたすルチル平板の厚みS1ハ、
1.5 [11mであり、この時、常光と異常光との分
離中心間距離は、160μmである。 上記のルチル平板1組2.3と−(YTb)IG平板1
との間に、自己集束性ロッドレンズ401を直列して並
べる。この時、光軸ムA′上、ルチル平@2.3の他端
面403.及び、(YTb)工G平根1の他端面604
の位置に、焦点F1.72が来る様に、集束性ロッドレ
ンズ401の長さ2を決める。(11)式に、自己集束
性ロッドレンズの屈折率分布定数A=0.084. 自
己集束性ロッドレンズの光軸での屈折率n0=1.6−
ルチルの屈折率n1=2.6(ただし、異常光の屈折
率n(E)−2,7゜常光の屈折率n(0)−2,6)
、ルチル平板の厚みS+=1.5.(YTb)IGの
屈折率n2=2.2゜(YTb)IG平板の厚み52=
L=1.3を代入すると、条件をみたす自己集束性ロッ
ドレンズ401の長さZl’j、 4.5mrnテあツ
タ。 第6図(b)、 (C)は、光フアイバ側から本発明の
磁気光学変換部を見た図であり、各々(b)図は、光の
分離の様子を、(C)図は、光ファイバの位置を示す図
である。第6図(a)〜(C)を用いて、本発明の光磁
気光学変換部の動作原理を説明する。ルチル平板2.3
の端面403に、自己集束性ロッドレンズ401の光軸
kk’ と平行に配置した光ファイバ1o1からルチル
平板2に入射した光は、常光11 と異常光12との直
交する2偏光成分に分離される。2偏光のうち常光成分
11の光路をたどると−(YTb)IC千根1の端面5
○4に接合するミラー406で反射して一第2のルチル
平板134−ジ 3に達し、常光1111と異常光112との直交する2
偏光成分に分離される。2偏光のうち常光成分1111
1r!、直進して、入力光ファイバ1o1と自己集束性
ロッドレンズの光軸AA’に対して対称な位置に、光軸
ム人′と平行に配置した光ファイバ105に導かれる。 また、異常光成分112は、ルチル平板3内を常光成分
A11と異なった光路を伝搬し、ルチル平板3の端面4
03で、光ファイバ1O6から距離dの位置に達し、こ
こに、光ファイバ10Bを光軸五人′とほぼ平行に配置
して、異常光成分11’2を光フアイバ1o8内に導く
様にする。 今、入力光ファイバ1o1と出力光ファイバ106との
間隔2ai、ルチルとの接合面で他ファイバに光が散乱
混入しない様に400μmとし、光ファイバ105と光
ファイバ108との間隔は。 ルチル板の常光、異常光分離距離と等しく160μmで
ある。 ところで、第1のルチル平板2で偏光分離された2偏光
のうち異常光成分I2は、ミラー405で反射した後、
第2のルチル平板3に達して、常144−ジ 光121.異常光7!22に分離されるが−ルチル平板
3の端面403では、常光成分11からの光111゜1
12と異なる位置に像を結び、光ファイバ106゜10
8内に混入することはない。 以上の方法により、光発生部より一光ファイバ101に
より伝送され、磁気光学変換部に入射した光は、ルチル
平板2を通過して直線偏光11となり、♂界中に置かれ
た(YTb )IG平@1を往復してファラデ回転を受
け、前記直線偏光11と偏光通過方向を46°異ならし
めたルチル平板3により、互に直交する2偏光成分j!
!+1.A!12に偏光分離されて一各々光ファイバ1
oe、108により信号処理部に伝送され、2光出力の
強さPl、P2を検知、増幅、演算処理をして、磁界強
度を検出する。 なお、上記の実施例では、−軸性平板結晶にルチル平板
を用いたが、方解石等の他の一軸性平板結晶を用いても
良い。 なお、上記の実施例では、志気光学素子として(YTb
)IGを用いたが、鉛ガラ、z、 、 Zn5e 。 164−ジ YIJ等、他のファラデー効果のある素子を用いても良
い。 なお、上記の実施例では、第1の一軸性平板結晶2で偏
光分離された2偏光のうちの常光11を用いたが一異常
光12を用いても良い。 なお、上記の実施例では°、光ファイバの配置図として
、1例を挙げたが、(1)第1の一軸性平板結晶2で偏
光分離された2偏光のうち、常光を用いるか、異常光を
用いるか−(2)2枚の一軸性平板結晶の光軸をどの様
に組合せるかによシ、光ファイバの配置が異なるが、ど
れを採用しても良い。 発明の効果 本発明の磁気光学変換部によれば、偏光子、検光子とし
て偏光ビームスプリッタ−、グラントムソンプリズム等
を用いる代わ)に−軸性平板結晶を用いているため、広
い温度範囲で使用可能となシ、シかも、各部品が直列に
並ぶ構成のため、構造上温度変動に対して光軸ずれが起
こりにくく、安定した測定ができる。また、入出力光フ
ァイバは一方向からのみ取シ出しているため、センサプ
ローブとしての取り扱いを容易にしている。また。 従来例に比較して一部品点数も少なく一小形化できる上
、接着個所が少なく信頼性の向上に寄与している。さら
に、光をミラーで反射させて、磁気光学結晶内を1往復
させているので一磁気光学結晶長の同じ長さのものに光
を1回透過させる従来例と比較すると、2倍の感度が得
られる。
こで−V[0/cIrL・0θ〕はヴエルデ定数で磁気
光学素子に固有の定数であり、Mhos)は磁界の光の
進行方向成分−、L[:cIn〕ld磁気光学素子の厚
さを表わす。ファラデー回転を受けた光はm個光子2と
偏光通過方向を46°異ならしめた検光子(ここでは、
偏光ビームスプリッタ−)3によシ。 偏波面が互に直交する2つの直線偏光成分に分離される
。その時の2光出力の強さPl、P2は(2)。 (3)式で表わされる0 β1=に1P−sIn2(θ+46°)=−に1P・(
1+ 5ln2θ)・・・・・・・・・・・・・・・(
2)特開昭GO−129fi7G(2) p2−に2P−cos2(θ+46°)−−に2P・(
1sin2θ)・・・・・・・・・・・・・・・(3)
ここで−Pl’j磁気光学素子に入射する光の強さ。 1、に21dこの光の2出力フアイバへの結合係数であ
る。 第2図は、信号処理部の構成図であ為。2光出力はそれ
ぞれ光ファイバを経由して第2図の信号処理部に到達し
、受光素子D1.D2で電気信号に蜜換され、増幅・演
算処理により磁界に比例した出力電圧となる。これを次
に示す。 第2図の増幅器A1.A2の出力v1.v2は光入力P
1.P2に比例し、 β1=α1’P1 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・−・・・・(4)v2−α2P2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(5)α1.α2:定数(増幅率に相当) と表わされるから、これと(2) 、 (3)式より一
6ベージ β1=β1P・ (1+5in2 θ ) ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(6)v2’=β2
P ・ (1sln2 θ ) ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(7)こζで、β1=に1α1
−β2;に2α2 となるα11α2を適当に選ぶこと
により、β1=β2とすることができる。それぞれの出
力成分の、差、和およびそれらの比を演算回路S11.
s2.s3で演算することにより、出力電圧v0は。 となる。θ(1の時は− voさ2θccH・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(9)とガリ、磁界Hに比例した出力電圧を得
ることができる。 第3図に、従来の磁気光学変換部の構成例を示す。光フ
ァイバ101を伝搬した光は自己集束性ロッドレンズ1
02により平行光線となり、磁気光学変換部に入射する
。入射光は、直角プリズム6、.1. 103で反射後、偏光ビームスプリッタ2により直線偏
光となる。この光は磁気光学素子1を透過し、磁界Hに
比例した角度θだけ、偏波面が回転する。イアラブ−,
回転を受けた光は、偏光ビームスプリッタ−3により、
偏光方向が互に直交する2つの直線偏光成分p2.p1
に分離され、1偏光成分P2[F己集束性ロッドレンズ
104で光ファイバ105.[集光され、他の偏光成分
P1は、直角、フリズム、106で反射後、隼束性ロッ
ドレンズ10了、で光ファイバ10Bに集光され1、伝
送される。 この方法では、直角プリズム1.03,1.06i2個
使用するため、コの字型に光学系が構、成され。 組立時の接着個所も多く、構造上、温度変動に対し不安
定である。また、偏光ビームスプリッタ−2,3を使用
するため、磁界測定の温度範囲が制限される。また1部
品数が多いため、大型化するきらいがある。 発明の目的 本発明は、広い温度範囲で、温度変動に対し安7、−ジ 定した計測が可能で、小型で取扱いが容易で、しかも、
高感度な磁気光学変換部を持った磁界測定装置を提供す
るものである。 発明の構成 本発明は、磁気光学変換部と、第1.第2.第3の光伝
送部と、前記第1の光伝送路に光を入射する光発生部と
、前記第1の光伝送路により伝送された光が前記磁気光
学変換部を透過し、前記第2、第3の光伝送路に導かれ
た一光の出力を検知。 増幅、演算処理する信号処理部を備え、前記磁気光学変
換部を磁界中に配置することにより、磁界強度を前記信
号処理部で検出する磁界測定装置において一前記磁気光
学変換部が、前記第1の光伝送路からの光を、光軸と一
定の角度を持つ面で切り出された第1の一軸性平板結晶
に入射させ、直交する2偏光に偏光分離させ、前記2偏
光のうちの1偏光成分を、磁気光学素子に入射させ、入
射面に相同かう端面に配置されるミラーで反射させ。 前記磁気光学素子を再通過後、光軸と一定の角度で切り
出されて、その偏光通過方向が、前記第1の一軸性平板
結晶と46°異ならしめて、前記第1の一軸性平板結晶
と並列配置された第2の一軸性平板結晶に入射させ、直
交する2偏光に分離した各々の成分光を、前記第2.第
3の光伝送路に導く様に、前記第1.第2の一軸平板結
晶と前記磁気光学素子との間に、屈折率が中心軸から外
周面に向って放物線状に分布している柱状のガラス体を
介して光学系を形成することを特徴とするものである。 実施例の説明 次に一本発明の磁界測定装置について1図面を参照して
詳細に説明する。 初めに1本発明の磁気光学変換部について、詳細に説明
する。 第4図は1本発明の磁気光学変換部の動作原理の理解を
助けるため、使用さnる自己集束性ロッドレンズ401
の構造および基本原理を説明する図である。自己集束性
ロッドレンズ401はガラス製の円柱体であり、光軸A
A’と直角な面内における光軸からの距離rと屈折率n
の関係を示すと94、−ミ・ 同図(a)のごとくなり、光軸上で最大の屈折率n。 を持ち、rの増加とともに放物線状に低下するOこの屈
折率分布n (r)を次式に示す。 n(r)=nQ(1−二!−Ar2)・・・・・・・・
・・・・・・・(10)2 、 ここで、(no は光軸上の屈折率)人は屈折率分布定
数である。また、同図[有])は自己集束性ロッドレン
ズの結像原理を示す図である。物体Oの存在する媒質の
屈折率をnl、像が結ばれる媒質の屈折率をn2とし、
この時の自己集束性ロッドレンズのレンズ長を2とする
と、レンズの端面、焦点間距離81(i=1.2)は1
次式で表わされる。 (i=1.2) 故に、同図(C)の様に、屈折率n1の媒質402中の
焦点F1を含み光軸ムA′に垂直な平面403上におい
て、光軸ム人′ に対して対称な2つの位10ページ 置に、光軸AA’ と平行に光ファイバ101゜105
を配置し、捷だ、屈折率n2の媒質404中の焦点F2
を含み光軸ムA′に垂直にミラー405を配置すると、
光ファイバ101から出射した光は、ミラー406で反
射した後、光ファイバ106に入射する。 第6図は、本発明の実施例の磁気光学変換部の構成と動
作原理を示す図である。同図(a)において、1は磁気
光学素子であり、今は(YTb)IG平板を用いた。光
源としては、(YTb)IGで吸収の小さい一波長1.
27μn のLEDを用いた。 (YTb)IG平板の長さLは1式(1) 、 (9)
より明らかな様に1本発明の磁気光学変換部の感度を決
めるものであり、今、必要とする感度に応じて。 その長さLを1.3111111とした。また、偏光子
2.検光子3は、光軸仁一定の角度を持つ面で切り出さ
れた2枚の一軸性平板結晶を、相互の偏光2通過方向を
46°傾けて、固着一体化したものである。 具体的には、偏光、検光子2.3とでは、常光。 異常光の分離角度が最大となる様に、光軸と48゜11
ページ の角度を持つ面で切り出された2枚のルチル(Ti02
)平板を用いた。このルチル平板の厚さSl はルチル
平板2,3の一端面403に一光軸と平行に配置された
光ファイバ1O1から入射した光が、常光と異常光との
2つの直交する偏光成分に偏光分離されて、その2偏光
成分が、ルチル平板2.3の他端面601において距離
的に完全に分離される様に、決める。 今一入力光ファイバ101のコア径を60μm−出力光
ファイバ105,1○8のコア径を80μmと選んだの
で、上記の条件を十分みたすルチル平板の厚みS1ハ、
1.5 [11mであり、この時、常光と異常光との分
離中心間距離は、160μmである。 上記のルチル平板1組2.3と−(YTb)IG平板1
との間に、自己集束性ロッドレンズ401を直列して並
べる。この時、光軸ムA′上、ルチル平@2.3の他端
面403.及び、(YTb)工G平根1の他端面604
の位置に、焦点F1.72が来る様に、集束性ロッドレ
ンズ401の長さ2を決める。(11)式に、自己集束
性ロッドレンズの屈折率分布定数A=0.084. 自
己集束性ロッドレンズの光軸での屈折率n0=1.6−
ルチルの屈折率n1=2.6(ただし、異常光の屈折
率n(E)−2,7゜常光の屈折率n(0)−2,6)
、ルチル平板の厚みS+=1.5.(YTb)IGの
屈折率n2=2.2゜(YTb)IG平板の厚み52=
L=1.3を代入すると、条件をみたす自己集束性ロッ
ドレンズ401の長さZl’j、 4.5mrnテあツ
タ。 第6図(b)、 (C)は、光フアイバ側から本発明の
磁気光学変換部を見た図であり、各々(b)図は、光の
分離の様子を、(C)図は、光ファイバの位置を示す図
である。第6図(a)〜(C)を用いて、本発明の光磁
気光学変換部の動作原理を説明する。ルチル平板2.3
の端面403に、自己集束性ロッドレンズ401の光軸
kk’ と平行に配置した光ファイバ1o1からルチル
平板2に入射した光は、常光11 と異常光12との直
交する2偏光成分に分離される。2偏光のうち常光成分
11の光路をたどると−(YTb)IC千根1の端面5
○4に接合するミラー406で反射して一第2のルチル
平板134−ジ 3に達し、常光1111と異常光112との直交する2
偏光成分に分離される。2偏光のうち常光成分1111
1r!、直進して、入力光ファイバ1o1と自己集束性
ロッドレンズの光軸AA’に対して対称な位置に、光軸
ム人′と平行に配置した光ファイバ105に導かれる。 また、異常光成分112は、ルチル平板3内を常光成分
A11と異なった光路を伝搬し、ルチル平板3の端面4
03で、光ファイバ1O6から距離dの位置に達し、こ
こに、光ファイバ10Bを光軸五人′とほぼ平行に配置
して、異常光成分11’2を光フアイバ1o8内に導く
様にする。 今、入力光ファイバ1o1と出力光ファイバ106との
間隔2ai、ルチルとの接合面で他ファイバに光が散乱
混入しない様に400μmとし、光ファイバ105と光
ファイバ108との間隔は。 ルチル板の常光、異常光分離距離と等しく160μmで
ある。 ところで、第1のルチル平板2で偏光分離された2偏光
のうち異常光成分I2は、ミラー405で反射した後、
第2のルチル平板3に達して、常144−ジ 光121.異常光7!22に分離されるが−ルチル平板
3の端面403では、常光成分11からの光111゜1
12と異なる位置に像を結び、光ファイバ106゜10
8内に混入することはない。 以上の方法により、光発生部より一光ファイバ101に
より伝送され、磁気光学変換部に入射した光は、ルチル
平板2を通過して直線偏光11となり、♂界中に置かれ
た(YTb )IG平@1を往復してファラデ回転を受
け、前記直線偏光11と偏光通過方向を46°異ならし
めたルチル平板3により、互に直交する2偏光成分j!
!+1.A!12に偏光分離されて一各々光ファイバ1
oe、108により信号処理部に伝送され、2光出力の
強さPl、P2を検知、増幅、演算処理をして、磁界強
度を検出する。 なお、上記の実施例では、−軸性平板結晶にルチル平板
を用いたが、方解石等の他の一軸性平板結晶を用いても
良い。 なお、上記の実施例では、志気光学素子として(YTb
)IGを用いたが、鉛ガラ、z、 、 Zn5e 。 164−ジ YIJ等、他のファラデー効果のある素子を用いても良
い。 なお、上記の実施例では、第1の一軸性平板結晶2で偏
光分離された2偏光のうちの常光11を用いたが一異常
光12を用いても良い。 なお、上記の実施例では°、光ファイバの配置図として
、1例を挙げたが、(1)第1の一軸性平板結晶2で偏
光分離された2偏光のうち、常光を用いるか、異常光を
用いるか−(2)2枚の一軸性平板結晶の光軸をどの様
に組合せるかによシ、光ファイバの配置が異なるが、ど
れを採用しても良い。 発明の効果 本発明の磁気光学変換部によれば、偏光子、検光子とし
て偏光ビームスプリッタ−、グラントムソンプリズム等
を用いる代わ)に−軸性平板結晶を用いているため、広
い温度範囲で使用可能となシ、シかも、各部品が直列に
並ぶ構成のため、構造上温度変動に対して光軸ずれが起
こりにくく、安定した測定ができる。また、入出力光フ
ァイバは一方向からのみ取シ出しているため、センサプ
ローブとしての取り扱いを容易にしている。また。 従来例に比較して一部品点数も少なく一小形化できる上
、接着個所が少なく信頼性の向上に寄与している。さら
に、光をミラーで反射させて、磁気光学結晶内を1往復
させているので一磁気光学結晶長の同じ長さのものに光
を1回透過させる従来例と比較すると、2倍の感度が得
られる。
第1図はファラデー効果を用いた磁界測定方法の原理図
、第2図は磁界測定における信号処理部の構成図、第3
図は従来の磁気光学変換部の概略構成図、第4図(a)
は本発明に使用する自己集束性ロッドレンズの屈折率分
布図、第4図中)ハ同レンズの結像原理を示す図、第4
図(C)U同しンズを用いた磁気光学変換部の要部構成
図、第6図(a)は本発明の磁気光学変換部の一実施例
の構成図、第6図(b> 、 (C)は同変換部の光分
離、光フアイバ配置の説明図である。 1・・・・・・磁気光学素子、2・・・・・・偏光子、
3・・・・・・検光子、101・・・・・・入力光ファ
イバ°−105,10817ページ ・・・・・・出力光ファイバー103,108・・・・
・・直角プリズム−102,104,107,401・
・・・・・自己集束性ロッドレンズ、4o6・・・・・
・ミラー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 図 良 cl−″) 、、、 鍼 脈 AQCニ
、第2図は磁界測定における信号処理部の構成図、第3
図は従来の磁気光学変換部の概略構成図、第4図(a)
は本発明に使用する自己集束性ロッドレンズの屈折率分
布図、第4図中)ハ同レンズの結像原理を示す図、第4
図(C)U同しンズを用いた磁気光学変換部の要部構成
図、第6図(a)は本発明の磁気光学変換部の一実施例
の構成図、第6図(b> 、 (C)は同変換部の光分
離、光フアイバ配置の説明図である。 1・・・・・・磁気光学素子、2・・・・・・偏光子、
3・・・・・・検光子、101・・・・・・入力光ファ
イバ°−105,10817ページ ・・・・・・出力光ファイバー103,108・・・・
・・直角プリズム−102,104,107,401・
・・・・・自己集束性ロッドレンズ、4o6・・・・・
・ミラー。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 図 良 cl−″) 、、、 鍼 脈 AQCニ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁気光□学変換部と、第1.第2.第3の光伝送部と、
前記第1の光伝送路に光を入射する光発生部と、前記第
4の光伝送路によシ伝送された光が□前記磁気光学変換
部を透過し、前記第2.第3の光伝送路長導かれた光の
出力を検知、増幅、演算処理゛する信号一連部を備え、
前記磁気光学変換部を磁界中に配置することにより、磁
界強度を前記信号処理部で検出するとともに、前記磁気
光学変換部が、晶記第1の光伝諌路からの光を光軸と一
殖ア讐度□を誉つ□面で切り出された第、の−□軸性平
板結晶に入射させて直交する2偏光に偏光分離させ、前
記2偏光のうちの1偏光成分を、磁気光学素子に入射さ
せ、入射面に相同かう端面に配置されるミラーで反射さ
せ、前記a像光学素子を再通過後、光軸と一定の角度で
切シ出されその偏光通過方向が前記第1の一軸性平板結
晶と46°異な一ページ らしめて前記第1の一軸性平板結晶と並列配置された第
2の一軸性平板結晶に入射させ、直交する2偏光に分離
した各々の成分光を、前記第2.第3の光伝送路に導く
様に前記第1.第2の一軸平板結晶と前記磁気光学素子
との間に、屈折率が中心軸から外周面に向って放物線状
に分布している柱状のガラス体を介して光学系を形成す
ることを特徴とする磁界測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23923783A JPS60129676A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 磁界測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23923783A JPS60129676A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 磁界測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129676A true JPS60129676A (ja) | 1985-07-10 |
Family
ID=17041780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23923783A Pending JPS60129676A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 磁界測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129676A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4998063A (en) * | 1989-07-31 | 1991-03-05 | Abb Power T & D Company, Inc. | Fiber optic coupled magneto-optic sensor having a concave reflective focusing surface |
US7385393B2 (en) | 2004-02-27 | 2008-06-10 | Nec Corporation | Magnetic field measuring apparatus capable of measuring at high spatial resolution |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP23923783A patent/JPS60129676A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4998063A (en) * | 1989-07-31 | 1991-03-05 | Abb Power T & D Company, Inc. | Fiber optic coupled magneto-optic sensor having a concave reflective focusing surface |
US7385393B2 (en) | 2004-02-27 | 2008-06-10 | Nec Corporation | Magnetic field measuring apparatus capable of measuring at high spatial resolution |
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