JPH05312844A - 電界測定方法 - Google Patents

電界測定方法

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JPH05312844A
JPH05312844A JP4122309A JP12230992A JPH05312844A JP H05312844 A JPH05312844 A JP H05312844A JP 4122309 A JP4122309 A JP 4122309A JP 12230992 A JP12230992 A JP 12230992A JP H05312844 A JPH05312844 A JP H05312844A
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JP
Japan
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electric field
field sensor
light
electro
intensity
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JP4122309A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Toyoshima
伸朗 豊島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気光学定数のような物性定数のみにより電
界センサの感度が決定されない高感度な電界測定方法を
提供する。 【構成】 電気光学効果を有する電気光学素子1の相対
向する平行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体ミ
ラー2,3を装着してファブリー・ペロエタロンを形成
した電界センサ7を電界中に配設し、この電界センサ7
の一方の誘電体ミラー側から単色光4を入射し、この単
色光4に対する電界センサ7からの反射光又は電界セン
サ7を透過した透過光6の強度を検出することにより電
界を測定し、誘電体ミラー2,3の反射率を変えること
により電界センサ7の感度を自由に変えることで、高感
度の電界測定を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光応用計測に利用され
る電界計等の電界測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空間電界の測定方法としては、例
えば、電位の測定から電界を求めるものやプローブ、フ
ィールドミルにより電界を測定するもの、そして、複屈
折効果を利用したものなどが挙げられる。最近では、特
に空間電界の応答性の速さから複屈折効果を利用した方
法が高速な電子デバイスの評価方法として利用されてい
る。この方法は、電気光学サンプリングと呼ばれる方法
で、電気光学結晶などの電気光学効果を有する電気光学
素子を電子デバイスからの漏れ電界を検知するセンサと
して用い、複屈折によるプローブ光の位相変化や偏光状
態の変化を検出することにより電界を測定する方法であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気光学素子を用いた電界測定方法では、電気光学定数
の大きな電気光学素子がないため電界に対する感度が十
分に得られていない。このため、微小な電界の測定は困
難とされている。そこで、本発明は、電気光学素子のよ
うな物性定数のみによって電界センサの感度が決定され
ないように高感度で電界測定を行おうとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、電気光学効果を有する電気光学素子の相対向する平
行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体ミラーを装
着してファブリー・ペロエタロンを形成した電界センサ
を電界中に配設し、前記電界センサの一方の前記誘電体
ミラー側から単色光を入射し、前記単色光に対する前記
電界センサからの反射光又は前記電界センサを透過した
透過光の強度を検出することにより電界を測定するよう
にした。
【0005】請求項2記載の発明では、電気光学効果を
有する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定
の反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・
ペロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、
前記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から2つの
異なる波長を持つ単色光を入射し、前記各単色光に対す
る前記電界センサからの反射光又は前記電界センサを透
過した透過光の強度変化の向きを互いに反対になるよう
に設定し、前記電界センサに入射した前記各単色光に対
する前記反射光又は透過光の強度変化を比較することに
より電界を測定するようにした。
【0006】請求項3記載の発明では、電気光学効果を
有する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定
の反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・
ペロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、
前記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から単色光
を入射し、前記単色光の波長を可変してこの単色光に対
する前記電界センサからの反射光又は前記電界センサを
透過した透過光の強度が顕著に変化する波長を探し、こ
のときの波長と前記反射光又は透過光の強度とにより電
界を測定するようにした。
【0007】
【外3】
【0008】請求項5記載の発明では、請求項1,2又
は3記載の発明において、LiNbO3又はLiTaO3
の材料により形成された電気光学素子とした。
【0009】
【外4】 属する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定
の反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・
ペロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、
前記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から前記電
気光学素子の屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行な方向
に偏光面を持つ2つの同一波長の直線偏光を入射し、前
記各直線偏光に対する前記電界センサからの反射光又は
前記電界センサを透過した透過光の強度変化が互いに反
対になるように前記誘電体ミラー間の距離又は前記直線
偏光の波長を設定し、前記電界センサに入射した前記各
直線偏光に対する前記反射光又は透過光の強度変化を比
較することにより電界を測定するようにした。
【0010】請求項7記載の発明では、電気光学効果を
有してLiNbO3又はLiTaO3の材料よりなる電気
光学素子の相対向する平行な両端平面に所定の反射率を
有する誘電体ミラーを装着してファブリー・ペロエタロ
ンを形成した電界センサを電界中に配設し、前記電界セ
ンサの一方の前記誘電体ミラー側から前記電気光学素子
の屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行な偏光面を持つ2
つの直線偏光を入射し、前記各直線偏光に対する前記電
界センサからの反射光又は前記電界センサを透過した透
過光の強度変化が互いに反対になるように前記誘電体ミ
ラー間の距離と前記各直線偏光の波長とを設定し、前記
電界センサに入射した前記各直線偏光に対する前記反射
光又は透過光の強度変化を比較することにより電界を測
定するようにした。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、電界センサに
入射した単色光に対する反射光又は透過光の強度を検出
することにより電界を測定し得るものとなり、しかも、
電界センサの誘電体ミラーの反射率を変更することによ
り、目的に合わせて電界に対する電界センサの感度を自
由に変えることが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明においては、電界セン
サに入射する2つの単色光の電界に対する強度変化を互
いに逆の関係になるように設定しているため、各単色光
に対する反射光又は透過光の強度の差分を検出すること
により、電界に対する電界センサの感度を向上させるこ
とが可能となる。
【0013】請求項3記載の発明においては、誘電体ミ
ラーの反射率を高くすると電界に対する電界センサの感
度は向上するが、測定可能な電界強度の幅が狭くなるこ
とから、電界センサに入射させる単色光の波長を変化さ
せて測定すべき電界強度に対して十分な感度がとれる波
長を探し、この波長の値と透過光又は反射光の強度の情
報とを用いることにより、高い感度のままで電界強度の
測定範囲を広くとることが可能となる。
【0014】
【外5】 素子を用いて、この電気光学素子の光学軸に垂直な平面
内に誘電体ミラーを配設し、単色光を電気光学素子の光
学軸に平行に入射させることにより、任意の方向の電界
に対して電界センサに入射した単色光と平行な電界成分
のみを測定することが可能となる。
【0015】請求項5記載の発明においては、LiNb
3又はLiTaO3の材料により形成された電気光学素
子を用いて、所定の方向性を持った電界に対してそれと
垂直な方向の入射光を用いることにより、所定の方向性
を持つ電界を測定することが可能となる。
【0016】請求項6記載の発明においては、電気光学
素子の屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行な方向に偏光
面を2つの同一波長の直線偏光の電界に対する強度変化
が互いに逆の関係となるように設定しているため、電界
センサに入射した各直線偏光に対する反射光又は透過光
の強度の差分を検出することにより、電界に対する電界
センサの感度を向上させることが可能となる。
【0017】請求項7記載の発明においては、電気光学
素子の屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行な偏光面を持
つ2つの直線偏光の電界に対する強度変化が互いに逆の
関係となるように設定しているため、電界センサに入射
した各直線偏光に対する反射光又は透過光の強度の差分
を検出することにより、電界に対する電界センサの感度
を向上させることが可能となる。
【0018】
【実施例】本発明は、電界の持つ情報を電気光学効果を
持つ物質により光学物理量に変換し、光学的に電界を測
定するものである。そこで、本発明の実施例の説明に先
立ち基本的な電界測定の原理について説明する。
【0019】まず、図2に示すように、電気光学効果を
有する電気光学素子1の相対向する平行な上下両端の平
面に誘電体ミラー2,3を装着したファブリー・ペロエ
タロン(Fabry-Perot Etalon)を考える。簡単のた
め、ここでは、誘電体ミラー2,3の反射率は上下の面
で等しいものとする。このファブリー・ペロエタロン
に、図2に示すような平面波(入射光)4が角度θで入
射された場合、入射光強度Ii に対する反射光5及び透
過光6の反射光強度Ir 及び透過光強度It の比(反射
率と透過率)は、それぞれ以下の(1)、(2)式のよ
うに表される。 反射 Ir/Ii=−4Rsin2(δ/1)/{(1−R)2+4Rsin2(δ/2)} …………………(1) 透過 It/Ii=(1−R)2/{(1−R)2+4Rsin2(δ/2)} …………………(2)
【0020】この(1)式及び(2)式中に示すRは誘
電体ミラーの反射率である。また、δは1往復だけ光路
差のある2つの部分波の位相差であり、電気光学素子1
の屈折率をn、厚さをl、入射光4の波長をλとする
と、次の(3)式のように表される。 δ=4πnlcosθ/λ ……………………………………(3)
【0021】ここで、電気光学素子1に電界が加わる
と、電気光学効果により屈折率nは使用する電気光学素
子1特有の複屈折性をもって変化する。したがって、誘
電体ミラー2,3や電界に対する電気光学素子1の配
置、入射光4の入射方向を適当に選ぶことによって、
(1)式及び(2)式中の屈折率nか変化し、結果とし
てファブリー・ペロエタロン全体の反射率及び透過率が
変化することになる。そこで、図2に示したように電気
光学素子1の両端平面に誘電体ミラー2,3を装着して
ファブリー・ペロエタロンを形成したものを電界センサ
7として用いれば、電界が加わることによる電気光学素
子1の屈折率nの変化により生じるファブリー・ペロエ
タロン全体の反射率及び透過率の変化から電界を測定す
ることができる。
【0022】具体的に説明する。図3及び図4は入射光
4の入射角θがθ=0°のときの屈折率nに対する反射
光5及び透過光6の強度変化をグラフに表したものであ
る。図3及び図4中、点線で示す曲線A,A′は誘電体
ミラー2,3の反射率が40%、実線で示す曲線B,
B′は誘電体ミラー2,3の反射率が80%のときの特
性を表している。一方、グラフの横軸中央の屈折率変化
Δnがゼロの位置は電界が加わっていない状態を示して
おり、この中央より右方向が屈折率nの増加する方向、
左方向が屈折率nの減少する方向である。これらの図3
及び図4から分かるように、電界強度に対する反射率及
び透過率の変化の割合(グラフの傾き)は、誘電体ミラ
ー2,3の反射率によって大きく変化する。
【0023】また、電界が加わっていない状態での電気
光学素子1の反射率及び透過率は、誘電体ミラー2,3
間の距離lと入射光4の波長λを変えることによって自
由に選ぶことができる。例えば、図5に示すように、点
線で示す透過率特性の曲線Cを右方向に移動させて実線
で示す曲線Dの透過率特性を持たせるためには、誘電体
ミラー2,3間の距離lを縮めるか、入射光4の波長λ
を長くすればよい。
【0024】さらに、電界強度に対する屈折率nの変化
の割合は、電気光学素子1の電気光学定数と屈折率nと
に依存し、測定しようとする電界強度や方向や成分など
によって電気光学素子1の種類や方位を適当に選ぶ必要
がある。
【0025】上述したように、入射光4の波長λによっ
て屈折率nの変化に対する反射光5又は透過光6の強度
変化の特性は異なる。そこで、参照光として2つの異な
る波長λを持った単色光(入射光4)を電界センサ7に
入射し、各々の波長λの入射光4に対する反射光5又は
透過光6の強度変化の向きが互いに反対になるように設
定すれば、これらの強度変化を比較することによって電
界に対する感度(屈折率nの変化に対する電界センサ7
からの出射光の強度変化の割合)を高めることが可能と
なる。例えば、2つの波長λを持つ各入射光4に対する
透過光6の強度変化が図6に示すような点線と実線とで
表される曲線E,Fの特性を持つ場合には、屈折率nが
増加したときには、曲線Fで表される波長λを持つ入射
光4は強度を増し、曲線Eで表される波長λを持つ入射
光4は強度を減らすことになるので、これらの差分をと
ることで、感度を高めることができる。
【0026】また、図3及び図4に示したように、誘電
体ミラー2,3の反射率を高くすると電界に対する感度
が高い部分と低い部分とが顕著になるため、感度の高い
部分を用いて電界を測定する場合には、測定可能な電界
強度の幅(測定範囲)が狭くなる。そこで、入射光4の
波長λを変化させて電界に対する感度が十分になるよう
に設定し、そのときの波長λと入射光4に対する反射光
5又は透過光6の強度とを検出することにより、高い感
度のままで電界強度の測定範囲を広げることができる。
【0027】以上に説明した電界測定の原理にしたがい
具体的な電気光学素子を用いて電界
【外6】 するポッケルス素子を電気光学素子1として用い、これ
を図7に示すようにそのz軸(光学軸)が誘電体ミラー
2,3に対して垂直になるように配置し、参照光(入射
光4)をz軸方向から入射させると、この入射光4に対
する反射光強度又は透過光強度を検出することによって
電気光学素子1を貫く電界の内、z軸に平行な成分だけ
を検出することができる。このとき、注意しなければな
らないのは
【外7】 率楕円体は、z軸に垂直なxy平面内において、電界が
加わっていないときは円形であるが、電界が加わったと
きにはxy平面内の結晶軸に対して45°の方向に長軸
と短軸とを持った楕円形となることである。したがっ
て、ファブリー・ペロエタロンの干渉効果だけによって
入射光4に対する反射光5又は透過光6の強度変化を検
出する場合には、屈折率楕円体の長軸又は短軸の方向、
即ち、電気光学素子1の結晶のx軸又はy軸から45°
傾いた方向の直線偏光を電界センサ7に入射させる必要
がある。これにより、感度を向上させることが可能とな
る。即ち、屈折率楕円体の長軸と短軸との各々の方向に
平行で互いに直交する2つの同一波長の直線偏光を入射
し、電界に対する感度が適当になるように誘電体ミラー
2,3間の距離lを調節すれば、印加電圧に対して長軸
方向の屈折率nは増加し、短軸方向の屈折率nは減少す
るため2つの直線偏光の内、一方は強度を増し、もう一
方は強度を減らすことになる。したがって、これらの強
度を比較することによって1つの直線偏光を用いる場合
よりも高い感度を持たせることができる。
【0028】続いて、LiNbO3又はLiTaO3の材
料により形成された電気光学素子1を用いる場合につい
て説明する。図9に示すように、LiNbO3で形成さ
れた電気光学素子1のz軸(光学軸)が誘電体ミラー
2,3に対して平行になるように配置し、z軸又はy軸
方向に偏光する直線偏光をx軸方向から入射させると、
測定しようとする電界Eがz軸方向だけにあるような場
合にそれを検出することが可能である。この方法では、
誘電体ミラー2,3間の距離lを長くして光路長を稼ぐ
ことにより感度を高めることが可能となる。また、y軸
とz軸とに平行で互いに直交する直線偏光を入射させ、
各々の直線偏光の波長λと誘電体ミラー2,3間の距離
lとを調節して屈折率nに対する反射光5又は透過光6
の強度変化が2つの直線偏光で互いに反対になるように
設定すれば、それらの強度を比較することによって感度
を高めることが可能である。例えば、透過光6を検出す
る場合には、互いに直交する各々の直線偏光に対する透
過率特性を図6に示した曲線Eと曲線Fとで表す関係に
設定すれば、電界Eに対する屈折率nの変化はy軸方向
もz軸方向も同方向なので透過光強度の変化は2つの波
長λの直線偏光で互いに反対となり、それらを比較する
ことにより感度を高めることが可能となる。
【0029】以上に述べた電界測定の原理及び具体的な
電気光学素子1を用いた電界の測定の方法にしたがい請
求項1記載の発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図1は、本実施例の測定系を示すもので、レーザ光
源8の光路上には、偏光子9、電界センサ7、受光素子
10が順次配設されている。前記電界センサ7は、電界
中に配設されており、図2に示したように、電気光学素
子1の相対向する平行な両端平面に誘電体ミラー2,3
を装着してファブリー・ペロエタロンを形成したもので
ある。また、前記偏光子9は、使用する電気光学素子1
が複屈折を生じる方向に合わせて使用の有無や向きが決
められるものである。
【0030】このような構成において、レーザ光源8か
ら出射された単色光は偏光子9を通して電界センサ7に
入射され、この入射光4は測定電界によるファブリー・
ペロエタロンの透過率の変化による強度変化を受けて透
過光6として電界センサ7から出射され、この透過光6
の強度が受光素子10によって検出される。そして、こ
の受光素子10で検出された透過光6の強度に基づいて
電界が測定されることになる。このような電界測定方法
では、電界センサ7の誘電体ミラー2,3の反射率を変
えることにより、目的に合わせて電界センサ7の感度を
自由に変えることが可能となる。
【0031】次に、請求項3,4及び5記載の発明の各
実施例について説明する。これらの請求項3,4及び5
記載の発明の各実施例は、図1に示した前記実施例と同
様な構成となっている。まず、請求項3記載の発明の一
実施例について述べる。本実施例は、図1のレーザ光源
8を波長可変のレーザ光源としたものである。この場
合、レーザ光源8から出射される単色光の波長を変化さ
せて測定すべき電界強度に対して十分な感度がとれる波
長を探し、この波長の値と透過光又は反射光の強度の情
報とを用いることにより、高い感度のままで電界強度の
測定範囲を広くとることが可能となる。
【0032】また、請求項4記載の発明の一実施例につ
いて述べる。本実施例は、図7及び
【外8】 ポッケルス素子を用い、測定しようとする電界の向きに
電気光学素子1の光学軸を合わせ、この電気光学素子1
の結晶の屈折率楕円体の長軸又は短軸方向の直線偏光に
なるように偏光子9を配置させたものである。この場
合、電気光学素子1の光学軸に垂直な平面内に誘電体ミ
ラー2,3を配設し、入射光4を光学軸に平行に入射さ
せることにより、任意の方向の電界に対して入射光4と
平行な電界成分のみを測定することが可能となる。
【0033】さらに、請求項5記載の発明の一実施例に
ついて説明する。本実施例は、図8に示したように、L
iNbO3(又はLiTaO3)で形成された電気光学素
子1を用い、この電気光学素子1のz軸(光学軸)と電
界の方向とを一致させ、電界センサ7への入射光4がy
軸又はz軸方向に偏光した直線偏光となるように偏光子
9を配置したものである。この場合、電界の方向(z軸
方向)と垂直な方向から電界センサ7に直線偏光を入射
させることにより、z軸方向に方向性を持った電界を測
定することが可能となる。即ち、所定の方向性を持つ電
界に対してそれと垂直な方向の入射光4を用いること
で、所定の方向性を持つ電界を測定し得るものとなる。
【0034】ここで、以上に説明した請求項3,4及び
5記載の発明の何れの請求項に対する実施例の場合で
も、電界センサ7から出射される透過光6は直線偏光で
あり、この透過光6の電界による強度変化は受光素子1
0によって検出され、この強度変化に基づいて電界が測
定されることになる。
【0035】次に、請求項2及び7記載の発明の一実施
例を図10に基づいて説明する。図10は本実施例の測
定系を示すもので、互いに直角をなす方向に2つのレー
ザ光源11,12が配設されている。これらのレーザ光
源11,12の各々の光路が交わる位置に偏光ビームス
プリッタ13が配設されている。この偏光ビームスプリ
ッタ13の光路上には、電界センサ7を介して偏光ビー
ムスプリッタ14が配設されている。この偏光ビームス
プリッタ14の各々の腕には、受光素子15,16が配
設されており、これらの受光素子15,16は、差動ア
ンプ17の入力側に接続されている。但し、前記電界セ
ンサ7の電気光学結晶1はLiNbO3(又はLiTa
O)3の材料により形成されているものとする。
【0036】このような構成において、2つのレーザ光
源11,12から出射された各々の単色光は、偏光ビー
ムスプリッタ13により直線偏光が互いに直交する1つ
の光線となる。ここで、電気光学素子1が入射光4に対
して複屈折性を示す場合には、前述したように屈折率楕
円体の長軸と短軸との方向に偏光方向が一致するように
2つのレーザ光源11,12から出射された各々の単色
光を電界センサ7に入射させる。このとき、屈折率変化
に対する透過光6の強度変化が図6に示した曲線E,F
で表される関係となるように誘電体ミラー2,3間の距
離lと2つのレーザ光源11,12の各々の単色光の波
長λとを調節しておけば、2つの直線偏光の内の一方は
強度を増し、もう一方は強度を減らして電界センサ7か
ら出射される。その後、電界センサ7から出射された透
過光6は、偏光ビームスプリッタ14によって各々の成
分に分けられた後、各成分の透過光強度が受光素子1
5,16で検出され、さらに、差動アンプ17によって
各成分の透過光強度の差分が検出される。この透過光強
度の差分に基づいて電界が測定されることになるため、
電界に対する電界センサ7の感度を向上させることが可
能となる。
【0037】次に、請求項6記載の発明の一実施例を図
11に基づいて説明する。図11は本実施例の測定系を
示すもので、レーザ光源18の光路上には、ビームスプ
リッタ19が配設されている。このビームスプリッタ1
9の各々の腕には、ミラー20,21が配設されてお
り、これらのミラー20,21の各々の反射光路が交わ
る位置には、偏光ビームスプリッタ22が配設されてい
る。この偏光ビームスプリッタ22の光路上には、電界
センサ7を介して偏光ビームスプリッタ23が配設され
ており、この偏光ビームスプリッタ23の各々の腕に
は、受光素子24,25が配設されている。これらの受
光素子24,25は差動アンプ26の入力側
【外9】
【0038】このような構成において、レーザ光源18
から出射された単色光はビームスプリッタ19により2
つの直交する同一波長の直線偏光に分けられ、ミラー2
0,21で反射された後、再び偏光ビームスプリッタ2
2により同一波長の直線偏光が互いに直交する1つの光
線に合成される。そして、この光線は、電界センサ7へ
の入射光4として、図7に示したように、電気光学素子
1のz軸(光学軸)方向から入射され、この入射光4の
互いに直交する各々の直線偏光が屈折率楕円体の長軸と
短軸との方向に一致するように設定される。ここで、屈
折率変化に対する透過光6の強度変化が図6に示した曲
線E,Fで表される関係となるように誘電体ミラー2,
3間の距離lを調節しておけば、2つの直線偏光の一方
は強度を増し、もう一方は強度を減らして電界センサ7
から出射される。この電界センサ7から出射された透過
光6は偏光ビームスプリッタ23によって各々の成分に
分けられた後、各成分の透過光強度が受光素子24,2
5で検出され、さらに、差動アンプ26によって各成分
の透過光強度の差分が検出される。この透過光強度の差
分に基づいて電界が測定されることになるため、電界に
対する電界センサ7の感度を向上させることが可能とな
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、電気光学効果を
有する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定
の反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・
ペロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、
前記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から単色光
を入射し、前記単色光に対する前記電界センサからの反
射光又は前記電界センサを透過した透過光の強度を検出
することにより電界を測定するようにしたので、電界セ
ンサの誘電体ミラーの反射率を変更することにより、目
的に合わせて電界に対する電界センサの感度を自由に変
えることができるものである。
【0040】請求項2記載の発明は、電気光学効果を有
する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定の
反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・ペ
ロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、前
記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から2つの異
なる波長を持つ単色光を入射し、前記各単色光に対する
前記電界センサからの反射光又は前記電界センサを透過
した透過光の強度変化の向きを互いに反対になるように
設定し、前記電界センサに入射した前記各単色光に対す
る前記反射光又は透過光の強度変化を比較することによ
り電界を測定し、電界センサに入射する2つの単色光の
電界に対する強度変化を互いに逆の関係になるように設
定しているので、各単色光に対する反射光又は透過光の
強度の差分を検出することにより、電界に対する電界セ
ンサの感度を向上させることができるものである。
【0041】請求項3記載の発明は、電気光学効果を有
する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定の
反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・ペ
ロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、前
記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から単色光を
入射し、前記単色光の波長を可変してこの単色光に対す
る前記電界センサからの反射光又は前記電界センサを透
過した透過光の強度が顕著に変化する波長を探し、この
ときの波長と前記反射光又は透過光の強度とにより電界
を測定し、誘電体ミラーの反射率を高くすると電界に対
する電界センサの感度は向上するが、測定可能な電界強
度の幅が狭くなることから、電界センサに入射させる単
色光の波長を変化させて測定すべき電界強度に対して十
分な感度がとれる波長を探し、この波長の値と透過光又
は反射光の強度の情報とを用いるようにしているので、
高い感度のままで電界強度の測定範囲を広くとることが
できるものである。
【0042】
【外10】 垂直な平面内に誘電体ミラーを配設し、単色光を電気光
学素子の光学軸に平行に入射させることにより、任意の
方向の電界に対して電界センサに入射した単色光と平行
な電界成分のみを測定することができるものである。
【0043】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、LiNbO3又はLiTaO3
材料により形成された電気光学素子としたので、所定の
方向性を持った電界に対してそれと垂直な方向の入射光
を用いることにより、所定の方向性を持つ電界を測定す
ることができるものである。
【0044】
【外11】 する電気光学素子の相対向する平行な両端平面に所定の
反射率を有する誘電体ミラーを装着してファブリー・ペ
ロエタロンを形成した電界センサを電界中に配設し、前
記電界センサの一方の前記誘電体ミラー側から前記電気
光学素子の屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行な方向に
偏光面を持つ2つの同一波長の直線偏光を入射し、前記
各直線偏光に対する前記電界センサからの反射光又は前
記電界センサを透過した透過光の強度変化が互いに反対
になるように前記誘電体ミラー間の距離又は前記直線偏
光の波長を設定し、前記電界センサに入射した前記各直
線偏光に対する前記反射光又は透過光の強度変化を比較
することにより電界を測定し、電気光学素子の屈折率楕
円体の長軸及び短軸に平行な方向に偏光面を持つ2つの
同一波長の直線偏光の電界に対する強度変化が互いに逆
の関係となるように設定しているので、電界センサに入
射した各直線偏光に対する反射光又は透過光の強度の差
分を検出することにより、電界に対する電界センサの感
度を向上させることができるものである。
【0045】請求項7記載の発明は、電気光学効果を有
してLiNbO3又はLiTaO3の材料よりなる電気光
学素子の相対向する平行な両端平面に所定の反射率を有
する誘電体ミラーを装着してファブリー・ペロエタロン
を形成した電界センサを電界中に配設し、前記電界セン
サの一方の前記誘電体ミラー側から前記電気光学素子の
屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行な偏光面を持つ2つ
の直線偏光を入射し、前記各直線偏光に対する前記電界
センサからの反射光又は前記電界センサを透過した透過
光の強度変化が互いに反対になるように前記誘電体ミラ
ー間の距離と前記各直線偏光の波長とを設定し、前記電
界センサに入射した前記各直線偏光に対する前記反射光
又は透過光の強度変化を比較することにより電界を測定
し、電気光学素子の屈折率楕円体の長軸及び短軸に平行
な偏光面を持つ2つの直線偏光の電界に対する強度変化
が互いに逆の関係となるように設定しているので、電界
センサに入射した各直線偏光に対する反射光又は透過光
の強度の差分を検出することにより、電界に対する電界
センサの感度を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,3,4及び5記載の発明の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】ファブリー・ペロエタロンの入射光に対する反
射光と透過光の様子を示す正面図である。
【図3】透過率−屈折率変化の特性を示すグラフであ
る。
【図4】反射率−屈折率変化の特性を示すグラフであ
る。
【図5】透過率−屈折率変化の特性を示すグラフであ
る。
【図6】透過率−屈折率変化の特性を示すグラフであ
る。
【図7】
【外12】 座標を示す斜視図である。
【図8】図7の電気光学素子の屈折率楕円体を示すベク
トル図である。
【図9】LiNbO3の材料により形成された電気光学
素子を用いた基本的な電界の測定座標を示す斜視図であ
る。
【図10】請求項2及び7記載の発明の一実施例を示す
ブロック図である。
【図11】請求項6記載の発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 電気光学素子 2,3 誘電体ミラー 4 単色光 5 反射光 6 透過光 7 電界センサ λ 波長

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学効果を有する電気光学素子の相
    対向する平行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体
    ミラーを装着してファブリー・ペロエタロンを形成した
    電界センサを電界中に配設し、前記電界センサの一方の
    前記誘電体ミラー側から単色光を入射し、前記単色光に
    対する前記電界センサからの反射光又は前記電界センサ
    を透過した透過光の強度を検出することにより電界を測
    定するようにしたことを特徴とする電界測定方法。
  2. 【請求項2】 電気光学効果を有する電気光学素子の相
    対向する平行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体
    ミラーを装着してファブリー・ペロエタロンを形成した
    電界センサを電界中に配設し、前記電界センサの一方の
    前記誘電体ミラー側から2つの異なる波長を持つ単色光
    を入射し、前記各単色光に対する前記電界センサからの
    反射光又は前記電界センサを透過した透過光の強度変化
    の向きを互いに反対になるように設定し、前記電界セン
    サに入射した前記各単色光に対する前記反射光又は透過
    光の強度変化を比較することにより電界を測定するよう
    にしたことを特徴とする電界測定方法。
  3. 【請求項3】 電気光学効果を有する電気光学素子の相
    対向する平行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体
    ミラーを装着してファブリー・ペロエタロンを形成した
    電界センサを電界中に配設し、前記電界センサの一方の
    前記誘電体ミラー側から単色光を入射し、前記単色光の
    波長を可変してこの単色光に対する前記電界センサから
    の反射光又は前記電界センサを透過した透過光の強度が
    顕著に変化する波長を探し、このときの波長と前記反射
    光又は透過光の強度とにより電界を測定するようにした
    ことを特徴とする電界測定方法。
  4. 【請求項4】 【外1】 項1,2又は3記載の電界測定方法。
  5. 【請求項5】 LiNbO3又はLiTaO3の材料によ
    り形成された電気光学素子としたことを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の電界測定方法。
  6. 【請求項6】 【外2】 向する平行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体ミ
    ラーを装着してファブリー・ペロエタロンを形成した電
    界センサを電界中に配設し、前記電界センサの一方の前
    記誘電体ミラー側から前記電気光学素子の屈折率楕円体
    の長軸及び短軸に平行な方向に偏光面を持つ2つの同一
    波長の直線偏光を入射し、前記各直線偏光に対する前記
    電界センサからの反射光又は前記電界センサを透過した
    透過光の強度変化が互いに反対になるように前記誘電体
    ミラー間の距離又は前記直線偏光の波長を設定し、前記
    電界センサに入射した前記各直線偏光に対する前記反射
    光又は透過光の強度変化を比較することにより電界を測
    定するようにしたことを特徴とする電界測定方法。
  7. 【請求項7】 電気光学効果を有してLiNbO3又は
    LiTaO3の材料よりなる電気光学素子の相対向する
    平行な両端平面に所定の反射率を有する誘電体ミラーを
    装着してファブリー・ペロエタロンを形成した電界セン
    サを電界中に配設し、前記電界センサの一方の前記誘電
    体ミラー側から前記電気光学素子の屈折率楕円体の長軸
    及び短軸に平行な偏光面を持つ2つの直線偏光を入射
    し、前記各直線偏光に対する前記電界センサからの反射
    光又は前記電界センサを透過した透過光の強度変化が互
    いに反対になるように前記誘電体ミラー間の距離と前記
    各直線偏光の波長とを設定し、前記電界センサに入射し
    た前記各直線偏光に対する前記反射光又は透過光の強度
    変化を比較することにより電界を測定するようにしたこ
    とを特徴とする電界測定方法。
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