JPS60129352A

JPS60129352A - 天井用梯子装置

Info

Publication number: JPS60129352A
Application number: JP58237001A
Authority: JP
Inventors: 寛二宮本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-12-14
Filing date: 1983-12-14
Publication date: 1985-07-10
Also published as: JPH0351861B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】な引き埼す際に、当該天蓋な引き降しやすくした天井用
梯子装置に関するものである。

本発明に係る天井用梯子装置を実施例に基づいて説明す
る。

本発明の天井用梯子装置は、ｉｌ図乃至第３図に示した
ように、矩形の枠体ｌの左端下部に天蓋２を取付蝶番３
により開閉自在に取付け、該天蓋２の上面に折畳み□自
在に３組の梯子分体４、４、４を座金５により取付け、
該枠体ｌの左方両側内壁に数例板６、６を対向させて取
付け、この取４＝Ｊ板６の上方内側に用軸７を突設し、
接当ビン８を植設した扇板９を該用軸７に回動自在に取
付け、この扇板９に腕軸１０を該用軸７より下方内側に
突設し、この腕軸１０に腕杆１１を回動自在に取付け、
この腕杆１１に固着した手摺１２の右方に連結杆１３を
軸１４により回動自在に取付け、この連結杆１３を天蓋
２の右方上面に軸１５で枢着し、該腕杆１１の先端と枠
体ｌの右方下部との間、に引張りばね１６を張設した構
成である。

取付板６は、第４図乃至第７図に示すように、扇板９を
回動自在に取付ける用軸７を上部内側に突設し、この用
軸７より下方に該扇板９が右方向に回るのを防止する止
ピン１７を突設し、手摺１２が接当して天蓋２の開閉角
度を規制する止板１８を右下に取付けてなる構成である
。

扇板９は、第４図及び第５図に示したように、用軸７に
より回動自在に取付板６に軸支するもので、この用軸７
より少許下方に腕軸１０を内側に突設し、手摺１２に固
定した腕杆１１の上部を該腕軸１０に回動自在に取付け
、この腕杆１１が左方に回転した時に接当する接当ピン
８を左方内側に突設してなる構成である。

手摺１２に固定された腕杆１１は、第４図乃至第７図に
示したように、垂線２１に対して左に傾斜させて手摺１
２に固定し、上方を腕軸ｌＯに回動自在に軸支し、引張
りばね１６の一端を係止する係止ピン１７を先端に配設
した構成である。なお、該腕杆１１の傾斜角度は、天蓋
２の重量、引張りばね１６の引張り゛強さ、腕軸１０や
用軸７の最付板６への取付位置、取付板６の枠体ｌ〜の
取イ４位置等により決定されるもので、これらの要素が
図□示された状態にある場合は、垂線２１に対して３０
″±ｌＯａである。

引張りばね１６は、第２図及び第８図に示すように、天
Ｍ２の開閉時のバランスを取るためのもので、一端を腕
杆１１の係止ピン１７に係止し、他端を枠体ｌ内壁の右
方下部に配設した調整板２０に係＋ｈ　シて張設し、腕
杆１１．手摺１２、連結杆１３を介して天蓋２を上方に
引張り上げるものである。調整板２０は、引張りばね１
６の一端を挿通係止する複数の調整孔２２を有してなり
、天井材（クロス材、化粧合板、石膏ボード等）の重量
等に応じて、引張りばね１６の一端を数例ける調整孔２
２の位置を変え、引張りばね１６の引張力を調整するも
のである。

次に本発明に係る天井用梯子装置の使用方法について説
明する。

当該装置の天蓋２の下面に天井と同じ天井材を配し、こ
の天Ｍ２の下面が天井面と同一平面となるように枠体１
を天井の開口部に収納固定する（第９図におけるイの状
８）、この後、天蓋２に配設したロック金具２３の係止
を解き、天蓋２を引き下げると、天Ｍ２は、取付蝶番３
を中心にして開放し、ある一定の開放角度（以下、第一
開放角Ａと記す。）までは任意の開放角度で静止する（
第９図における口の状態）。この第一開放角Ａよりさら
に天Ｍ２を開くと、天蓋２は、自重により大きく開き、
再びある一定の開放角度（以下、第二開放角Ｂと記す、
）になると静止する（第９図におけるハの状態）。さら
に天蓋２を引き下げると、天蓋２は自重により開放し、
手摺１２が取付板６に設けた止板１８に接当して、天Ｍ
２の開放が止まり、第２図に示した状態となる（第９図
における二の状態）。そして、該天蓋２の上面に取付け
た梯子分体４を延ばして床面２４と天井裏２５との間に
梯子分体４．４．４を架は渡し、第３図に示した状態と
して、使用するものである。

そして使用後は、梯子分体４を折畳み、第２図に示した
状態とした後、天蓋２を持ち上げ、枠体ｌ内に天Ｍ２を
押し込み、ロック金具２３を施錠して、天蓋２を枠体ｌ
内に収納する。

前記の如く、天蓋２を収納した状態（第４図）から第一
開放角Ａ（第６図）まで開放される間、すなわち第９図
において（イ）から（ロ）に至るまでの状態では、天Ｍ
２が自重により開放しようとする力（以下、単に開放力
と記す。）と、引張りばね１６が天Ｍ２を引き上げよう
とする力（以下、単に引上刃と記す。）とが釣合い、任
意の角度で天蓋２を静止することができる。これは、天
蓋２の開放力は該天蓋２が開くに従って増加し、一方、
連結杆１３、手摺１２を介して、天蓋２の開放に連動す
る腕杆１１が、扇板９に植設した接当ピン８に接当（こ
の時における天蓋２の開放角度が第一開放角Ａとなる。

）するまで、腕軸ｌＯを中心に左方に回転するため、引
張りばね１６が天Ｍ２の開放に従って腕杆１１により引
き伸ばされ、第一開放角Ａまではこの両者の力が釣合い
、天Ｍ２が任意の開放角度で静止し得ることとなるもの
である。従って、腕杆１’ｌを長くしたり、腕杆１１を
できるだけ垂直にすれば、引張りばね１６の引張り力を
小さくすることができる。

天Ｍ２が第一開放角Ａから第二開放角Ｂまで開放する間
、すなわち第９図において（ロ）から（ハ）に至るまで
の状態では、天蓋２は自重により大きく開く。これは、
天蓋２の開放力は該天Ｍ２の開放角度が大きくなるに従
って増加し、一方、天蓋２の開放に連動する腕杆１１は
、接当ピン８を押し上げながら扇板９と共に用軸７を中
心に回転し、゛これにより腕杆１１が腕軸１０を中心に
回転する場合よりも一層強く引張りばね１６を引張り、
引張りばね１６は天蓋２の開放角度の増加に・従って、
より長く引き伸ばされる。しかし、引張りばね１６が腕
杆１１を引張る方向と腕杆１１とのなす角度が天Ｍ２の
開放角度の増加に伴なって小さくなるため、引張りばね
１６の伸張に伴なう引張り力の増加がしだいに有効な引
」二力の増加とならなくなり、ついには、天蓋２の開放
力が、引張りばね１６の引１力と釣合い、天蓋２の開放
が停止する（この時における天蓋２の開放角度が第二開
放角Ｂとなる）。

天蓋２が第二開放角Ｂから開放が停止（第７図に示した
状態）するまで間、すなわち第９図において（ハ）から
に）に至るまでの状態では、天蓋２は自重により大きく
開き、それに伴なって手摺１２が取付板６に設けた止板
１８に接当して、天“蓋２の開放が停止する。これは、
前記の如く、腕杆１１をばねが引張る方向と腕杆１１と
のなす角度が天蓋２の開放角度の増加に伴なって小さく
なるため、引張りばね１６の伸張に伴なう引張り力の増
加が有効に引上刃の増加とならなくなり、開放力が引上
刃より勝り、天蓋２が自重により開放するものである。

なお、前記の実施例では手摺１２に固着する腕杆１１は
垂線２１に対して左方に傾斜した例で説明したが、当該
腕杆１１を直接枠体ｌに回動自在に取付ける場合では、
これに限定するものではなく、天蓋２の開放力と引張り
ばね１６の引上刃のバランスを考慮して、当該腕杆１１
の固着角度を決定すればよい。この場合、天蓋２が任意
の開放角度で静止できるように、又は、天蓋２の開放が
終了する直前に、天蓋２が自重で開放するようにすれば
よい。

前記した如く、第一、二開放角Ａ、Ｂは、引張りばね１
６を同一のものを使用したとすると、垂線２１に対する
腕杆１１の固着角度、係止ピン１７と腕軸１０との距離
、腕軸１０と用軸７との距［Ｅにより決定されるもので
ある。

このように本発明に係る天井用梯子装置は、手摺１２が
天蓋２の吊下げ金具も兼ねているため、部品点数が少な
くてすみ、天井用梯子ユニットの組立作業が容易で、迅
速にできるものであり、また、従来のように手摺１２と
吊下げ金具を共に使用した場合のように、吊下げ金具と
手摺１２との間に物や手を挟むことがなく、使用上、安
全上からも優れた効果を有するものである。

本発明の天井用梯子装置は、手摺１２に固定した腕杆ｌ
ｌを接当ピン８を有する扇板９に回動自在に取付け、こ
の扇板９を回動自在に取付板６に増刊け、天蓋２の開放
初期において、天蓋２を任意の角度で静止でき、これ以
後は天Ｍ２が自重で開き、再び天蓋２を静止できる状態
を確保し、再び天Ｍ２が自重で開放するようにしている
ため、天Ｍ２を常に任意の開放角度で静止できるように
した場合に比較して、天蓋２を引き下す力が少なくてす
み、さらに天蓋２を自重で開くようにした場合に比較し
て、天蓋２を支えるヵが少なくてすみ、天蓋２の開閉操
作がらくで、安全面からも好ましいものである。

本発明に係る天井用梯子装置は、手摺１２に固定した腕
杆１１を接当ビン８を有する扇板９に回動自在に取付け
、この扇板９を回動自在に取付板６に取付け、腕杆１１
が単に腕軸ｌｏだけで回転する場合より強い、引っ張り
ばねの張力を確保できるため、該ばねを取付ける際や張
力を調整する際に、従来よりもらくにできるものである
。

本発明に係る天井用梯子装置は、前記の如き構成である
ため、引張りばね１６を組込んだ状態の天井用梯子ユニ
ットとじて梱包することができ、従来の現場で組立なけ
ればならないものに比較して、その輸送や取付は準備が
簡単にできる利点を有するものである。

本発明に係る天井用梯子装置は、前記の如き構成である
ため、天井用梯子ユニットとして、そのまま天井の開口
部に取付けることができ、取付けに要する時間を大幅に
短縮できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る天井用梯子装置の折畳み収納状態
を示す側面図、第２図は当萌装置の天蓋を開放した状１
Ｅの側面図、第３図は当該装置の使用状態を示す側面図
、第４図は本発明に係る取付板付近の一部省略拡大側面
図、第５図は第４図のＩ−Ｉ線における断面図、第６図
は第一開放角まで天蓋を開いた時の取付板付近の一部省
略拡大側面図、第７図は天蓋を開放した時の取付板付近
の一部省略拡大側面図、第８図は本発明に係る調整板付
近の一部省略拡大側面図、第９図は本発明に係る天井用
梯子装置の天蓋の開閉に伴なう各部の動きを簡略化した
説明図である。Ａ・・・・第一開放角　Ｂ・・・・第二開放角１・・φ
・枠体　２・・・中天蓋３・・・・取付蝶番　４・・・・梯子分体５・１１ＯΦ
座金　６・・・・取付板７・・・争用軸　８・◆・・接当ピン９・・・・扇板　１０・・・腕軸１１・・・腕杆　１２φ・・手摺１３・一連結杆　１４．１５・・・軸１６−・・引張りばね　１７・・・止ピン１８・・・止
板　１９・・・係止ピン２０・拳・調整板　２１・・・垂線２２・・Φ調整孔　２３１１・・ロック金具２４−・・
床　２５拳−・天井裏性　許　出　願　人　宮　木　寛　二第１図第３図第４図第ろ図第７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】１、′枠体ｉ゛の左端示部に天皇しを取付蝶番３により
開閉自在に取付け、この天Ｍ２の上面に折畳んだ梯子分
体４番装着し、手摺１２に固着した腕杆１１を該枠体１
の左方両側内壁に回動自在に装備し、該手摺ｉ２の右方
に連結杆ｉ３を軸支し、該連結杆１３を天蓋２の右方に
軸支し、該腕杆１１の先端と枠体゛ｌの右方下部との間
に拍張りばね１６を張設した天井用梯子装置。２、枠体ｉの左端下部に天蓋２を取付蝶番３により開閉
ｉ雀に数例け、この天蓋２の上面に折畳んだ梯子分体４
を装着し、□該枠体ｌの左方両側□内壁に対向して取付
板６′、６を配設し、各数例板６に用軸７を突設し、接
当ピン８を配した扇板９を用軸７′に回動自在に取付け
、該扇板９にｉ軸１０を用軸７より下□方に突設し、該
腕軸ｌＯに腕杆１１を回動自在に取付け、該手摺１２の
右方に連結杆１３を軸支し、該連結杆１３を天蓋２の右
方に軸支し、該腕杆１１の先端と枠体ｌの右方下部との
間に引張りばね１６を張設した天井用梯子装置。３、腕杆１１を左方向に傾斜させて手摺１２に固着して
なる特許請求の範囲第１項及び第２項記載の天井用梯子
装置。