JPS6012915Y2 - 内燃機関の吸気加熱装置 - Google Patents

内燃機関の吸気加熱装置

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JPS6012915Y2
JPS6012915Y2 JP17211180U JP17211180U JPS6012915Y2 JP S6012915 Y2 JPS6012915 Y2 JP S6012915Y2 JP 17211180 U JP17211180 U JP 17211180U JP 17211180 U JP17211180 U JP 17211180U JP S6012915 Y2 JPS6012915 Y2 JP S6012915Y2
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JP
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cylinder
inner cylinder
insulating
engine
annular
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JP17211180U
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JPS5795461U (ja
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良夫 黒岩
圭吾 加藤
正久 安藤
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トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の吸気加熱装置、H関する。
機関温度が低い機関暖機完了前には気化器から供給され
た燃料の気化力寸分ではなく、斯・くしで多量の燃料が
液状のまま機関シ1ノンダ内比供給されるために暖機完
了後に比べて燃焼が悪くくその結果安定した機関の運転
を確保七壷ないという問題がある。
従って通常、暖機運転時に□は暖機完了後における・よ
りも濃い混合気を機関シリシダ内に供給して安定した機
関の運転を確保fるよもにしている。
しかしながらこのよう1こ濃い混合気を機関シリンダ内
に供給した場合には排気ガス中め有害成分である未燃炭
化水素nC並びに−酸化炭素COが増大するばかりでな
く燃料消費率が悪化するという問題を生ずる。
従っt機関暖機運転時において気化器から供給される液
状聰料を十分に気化することができれば機関シリンダ内
に供給される混合気を薄くしても安定した機関の運転が
確保でき、しかもこのようなmc′)i合気を使用でき
ることにより排気ガス中の有害成分を低減できると共に
燃料消費率を向上させることができる。
機関暖機運転時において液状燃料の気化を促進するため
に、例えば気化器エアホーンの出口部に中空発熱体容器
を取付け、この中空発熱体容器を内筒と、外筒とミこれ
らの内筒並びに外筒間に挿入された正特性サーミスタ素
手(以下、PTC素子と称す)とにより構威し、干π素
子を加蕪することにより中空発熱体容器の内筒を加熱す
るようにした吸気加熱装置が本出願人により提案されて
いる。
この吸気加熱装置では混合気中に浮遊する液滴を捕えか
つ伝熱面積を増大させるためにフィンが内筒の内周面上
に形成ざhでいる。
しかしながらこのようなフィンを形成すると内筒の形状
が複雑となるために内筒の製造に時間を要するばかりで
なく、フィンによって発熱体容器内を流れる吸入空気が
加熱されるので、充填効率が低下するという問題を生ず
る。
1本考案は充填効率が低下jることな□く液状燃
料の気化を十分に促進でき、しかも内筒の構造が簡単で
ある吸気加熱装置を提供することにある。
以下、添付図面を参照し七本考案を詳細に説明する。
第1図を参照すると、1は機関本体、2は吸気マニホル
ド、3゛はマニホルド集合部、4はガスケット5を介し
てマニホルド集合部3上に取付けられた合成樹脂材料製
の断熱板、6はガスケット7を介して断熱板4上に固定
された気化器を夫々示し、この気化器6は1次側気化器
Aと2次側気化器Bとを有する。
1次側気化器Aは1次側エアーホーン8と、1次側メイ
ンノズル9と、1次側スロットル弁10とを具備し、2
次側気イヒ器Bは2次側エアホーン11と、2次側メ、
インノ、ズル12と、2次側スロットル弁13とを具備
す、る。
第1図に示されるように1次側気化器A(7)下端部の
断熱板4内には1次側エアホーン8と整列しかつマニホ
ルド集合部3内に突出する中空発熱体容器14が設けら
れる。
第6図並びに第7図に示されるように、この中空発熱体
容器14は薄肉の金属材料からなる内筒15と、薄肉の
合成樹脂からなる外筒16とにより構成される。
第6図から第10図に示すように外筒16は一様な内径
を有する中間部16aと、中間部16aよりわずかばか
り大きな内径を有する上端部16bと、中間部16aよ
りも小さな内径を有する下端部1.6cとを有する。
また、上端部16bは中間部16aよりもわずかばかり
薄い肉厚を有し、下端部169は中間部16aとほぼ一
様の肉厚を有する。
中間部16aと下端部16c間には内方に向けて下降す
る段階部16dが形成、さ社、この段階部16dは半径
方向に延びる第1環状肩部17と、半径方向に延びかつ
第1環状肩部1・7よ・りも下方に位置する第2環状肩
部、18と、これら第1環状肩部17と第2環状肩部1
8間に位置して軸方向に延びる円筒部19かうなる。
また、中間部16.aの背面上には上端部16bに隣接
して断面矩形の環状フランジ20が一体形成される、。
更に、外筒・1,6.上には上端部16bからフランジ
20内に延びる切欠き21が形成され、この切欠き・2
1の底面22は半径方向に延びる平担面峠形成される。
この外筒16は前4(たように含酸樹脂材料から〒停威
形される金属材料から形成することもできや。
一方、第6図、第7図、第・i、、、、11.甲1.、
第、12図並びに第13図に示すよう呼内筒15は断面
正八角形の中間部15aと、円筒状よ端部1.・5bと
、円筒状下端部15cとを有する。
円筒状よ端部15bと円筒状下端部15cとは等しい内
径を有し、中間部15aはその全体が円筒状上端部15
b並び□に円筒状下端部15cから内方に膨出している
円筒状上端部15bの光臨には外方に延びる階段状フラ
ンジ2,3が一体形成される。
この階段状フランジ23は円筒状上端部15bの先端か
ら外方に延びる断面り字形の内方フランジ部23aと、
この内方フランジ部23aの先端から更に外方に延びる
断面L・字形の外方フランジ部23bとに、より構成さ
れる。
更(こ、円筒状下端部15cの先端部に!よ井戸に延び
る断i1[L字形の7ランジ24 カーQJ&、され、
こeフランジ?4は第6図にitように外筒1嗜、の下
端部16c上にかしめ結合される。
。一方、第6図に示すように内筒15と外筒16間
には四弗化乎チレンpような耐熱性弗素樹脂、或いはシ
リコンゴムのような耐熱性ゴム材料からなる絶縁リング
25が挿入され、この絶縁リング25は内筒15の内方
ラランジ部り3a内に嵌着される。
第6図、第1亨図並びに第1・5図に示すようにこの絶
縁リング2空は全体的に中空円筒状をなし、絶縁リング
25.9b周壁下端部26はテーパ状に深床されている
また、絶縁リング25の内周面はその上半分が小径部2
7からなり、その下半分が小径部27よりも内径がわず
かばかり大きな大径部28からなり、第、6図に示され
るように上半分の小径部2.7が内方フランジ部り3a
内に嵌着される。
従って第6図に示されるように絶縁リング25が内方フ
ランジ部り3a内に嵌着されたときに絶縁リング大径部
2.8と内筒15間には環状間隙が形成される。
一方、第56図並びに第1図に示されるように内筒15
と外筒16間には、グラファイトからなる環状の弾性電
極29が挿入される。
こ9弾性電極29は第、16図並びに第17図に示され
るように円筒状外周面pO点、断面正八面体の内周面3
1を有し、更に軸方向番=延びるスリット32によって
分離され工、t、7..φ。
、第7図かられかるようにこの弾蜂電極29jjj17
の内周面31の八面体を構成す、る舞平埠面が内筒15
の八面体を構成する各平坦面6対面するように内′#J
15と外筒16間に挿入、・さit、る8、、更に、第
6図力)られかるよ、うに弾性電極2g4の長さは内筒
中間部15aの長さよりも短かく、:しかもこの弾性電
極29は内筒中間部15aの領域内に配置されている。
一方、第6図並びに第7図に示されるように内筒中間部
15aの各平坦外周面部分と弾性電極29間には夫々円
℃素子33が挿入され、更にこれらの各PTC素子33
の外周壁を包囲するように絶縁部材34が挿入される。
絶縁部材34は第19図に示すように帯状のアスベスト
からなり、等間隔で8個の開孔35が形成されている。
一方、各PTC素子33は第20図に示すように矩形輪
郭形状をなす平板状に形成され、第19図に示す絶縁部
材34の各開孔35はPTC素子33の輪郭形状とほぼ
等しい輪郭形状を有する。
また、第19図かられかるように各開孔35は等間隔の
各リブ部36によって分離されており、これらの各リブ
部36の両外端部には夫々切込み37.38が形成され
ている。
絶縁部材34は内筒15と外筒16間に挿入されたとき
には、第18図に示すように正八角形状をなすが、この
とき絶縁部材34が正八角形状に変形しやすいように各
リブ部36の両外端部に夫々切込み37.38が形成さ
れている。
なお、絶縁部材34の正八角形を構成する各平坦面ば内
筒15の正八角形を構成する各平坦外周面上に夫々配置
され、絶縁部材34の各開孔35内に夫々PTC素子3
3が挿入される。
一方、第6図に示されるように中空発熱体容器14の上
端部には半径方向に延びる電極ユニット39が取付けら
れる。
この電極ユニット39は第21図から第25図に示され
るように金属製の断面U字形リング40と、絶縁チュー
ブ41により被覆された帯状のマイナス側リード線42
と、絶縁チューブ43により被覆された帯状のプラス側
リード線44と、一対の端子45.46を具えたコネク
タ47を具備する。
絶縁チューブ41と43とは互に重ね合わされ、この重
ね合わされた絶縁チューブ4L43の外周上にゴム材料
からなるリテーナ48が挿入される。
このリテーナ48は断面矩形の外側部48aと、断面台
形の内側部48bからなる。
第21図に示されるようにマイナス側リード線42の内
端部49は上方に直角に屈曲され、この屈曲内端部49
はリング40のU字形断面内に溶接される。
また、マイナス側リード線42の外端部はコネクタ47
の端子45に接続される。
一方、プラス側リード線44の内端部50はマイナス側
リード線42の屈曲内端部49とは反対側に下方に向け
て屈曲され、プラスリード線44の外端部はコネクタ4
7の端子46に接続される。
第6図に示されるようにリング4oのU字形断面・は外
筒16の上端部16bに嵌着され、内筒15の外方フラ
ンジ部2.3bがこのリング40上にかしめられる。
一方、プラス側リード線44の屈曲内端部50は外筒中
間部16aと弾性電極29間に挿入される。
なお、プラス側リード線44並びにマイナス側リード線
42を帯板状の金属板から形成する代りに平編銅線から
形成することもできる。
第1図から第5図に示されるように断熱板4上にけ互に
連結した大径孔51と小径孔52とが形成され、大径孔
51内に中空発熱体容器14が配置される。
また、小径孔52は2次側エアホーン11と整列配置さ
れする。
第1図、第5図並びに第6図!と示されるように大径孔
51並びに小径孔52を画成する断熱板4の内周壁面下
側部にはその全長に亘って断面り字形の溝53.54が
形成され、大径孔51の溝53内に外筒16の外周壁面
上に4体形成されフランジ20が嵌着される。
更に、第3図1.第4図並び&は第6図に示されるよう
に断熱板4の下側壁面上には鳩尾形溝55が形成され、
この鳩尾形溝・55内にリテーナ48の断面台形状内側
部48bが嵌着される。
次に第26図に参照して発熱体容器14の製造方法につ
いて説明する。
まず始めに第26図aに示すように基台60上に円筒状
貫通孔61を有するダイ、62が載置される。
このダイ62はその貫通孔61の上端部に上方に向けて
拡開する円錐面63を有する。
一方、ポイチ64はその下端部に円錐面63と相補的形
状をなす円錐面65を有する。
ダパ・イ62の円筒状貫通孔61内には中空薄肉の円筒
66が挿入され、次いで第26図すに示されるようにポ
ンチ64がダイ62上に下降せしめられる。
斯くして円筒69の上端部67が円錐状に成形される。
次いで第堵6図Cに示すような円筒状貫通孔68を有す
るダイ69が基台60上に載置され、ダイ69の上面か
う円錐部67が突出するようにして74699円筒状貫
通孔68内に円筒66が挿入される。
次いで平坦な下端面70を有するポンチ7・1を第26
11dに示すようにダイ69上に下降せしめ、斯くuて
半径方向外方に突出する環状部67が形成される。
次いで第26図eに示すように円筒状貫通孔72を有す
るダイア3が基台60上に載置され、この円筒状貫通孔
72内にディスク状ダイア4が挿入される。
このダイア4の上面には円筒66の内径とほぼ等しい外
径を有する隆起部75が4体形成されく・円筒66はそ
の環状部67を下にして隆起部75内に挿入される。
次いで、円筒66内比ダイ76が挿入される。
このダイ76はその下端部に正六角B断面部77を有す
る。
次いで円筒66′とダイ13の円筒状貫通孔72間にウ
レタン製め環状部材78が挿入される。
次いで円筒66とダイア3の円筒状貫通孔72間に中空
円筒状ポンチ79が挿入される。
次いで第26図fに示すように永ンチ79が下降せしめ
られ、それによってウレタン環状部材78が圧潰せしめ
られる。
その結果、円筒6′6はダイ76の正八角形断面部77
に圧接され、斯ぐして内筒“15の中間部15aを形成
する正八角形断面部80が形成される。
次いで第26図gに示すようにディスク状ダイ81が載
置され、このダイ81上に円筒66が載置される。
このダイ81の表面上には環状溝82が形成され、この
環状溝82の断面形状は内側に位置するコ字形断面部8
2aと、コ字形断面部82aの外側に位置する彎曲断面
部8.2bとにより構成される。
また、ダイ81の外周面・上には円筒状貫通孔83を有
するダイ84が嵌着され1.更に円筒66の環状部67
上にはウレタン製の環状部材85が挿入される。
次いでダイ8′4の円筒状貫通孔83と円筒66間には
中空円筒状ポンチ86が挿入される。
次いで第26図りに示されるようにポンチ86が下降せ
しめられ、それによってウレタン環状部材85が圧潰せ
しめられる。
その結果、円筒66の環状部6′1はダ481の環状溝
82内に押込まれ、斯くして内筒15のラランジ23を
形成するフランジ部61が形成される。
なお、フランジ部61の内方プランジ6・7aは第11
図に示す内筒15の内方フランジ部23aと同じ形状を
有するがフランジ部・61の外方フ)ンリ部″−23b
は第11図に示す内筒15の外方フラ゛ンジ部23aよ
りも外方に拡開している。
次いで第26図iに示されるように円筒″66の外周上
には第14図に示す絶縁リング25が挿入され、更にこ
の絶縁リング25は内方フランジ部り7a内に嵌着され
る。
次いで第19図iこ示す絶縁部材34を第・18図に示
すように輪状にして第26図jに示すように絶縁部材3
4の上端部が絶縁リング25の大径部28と円筒66間
に挿入される=このとき絶縁部材34は絶縁リング25
によって保持、される。
次いで第26図kに示すように絶縁部材34の各開孔3
5内に夫々PTC素子33が嵌着される。
このときPTC素子33は開孔35の周縁部との摩擦体
合と絶縁リング25によって保持される。
従っ上第26図kに示されるように絶縁部材34と肉℃
素子33が組込まれたときこれらの絶縁部材34並びに
円゛C素子33が円筒・eachら脱落することが阻止
される。
一方、外筒161ま予め合成樹脂材料から4体形成され
ており、第26図:1・に示されるように外筒’ 1
’ 6 ノ上端部16 aには電極ユニット39のリン
グ40が嵌着され、更に電極ユニット39の絶縁チL−
ブ41,43が外筒16の切欠き21内に嵌着される。
なお、このとき第21図に示すリテーナ48は第21図
において右方にずらされている。
また、第2゛6図1に示すようにリング4oの外側部4
0aは第21図1こ示すリング40の外側部40a1こ
比べて外方に拡開されている。
第26図1に示すようにリング40が外筒16の上端部
16bに嵌着されるとリング40と外筒上端部16bは
摩擦係合し、斯くしてリング4oは外筒16上に保持さ
れる。
次いt第26図mに示されるように外筒16の中間部:
16a内に第16図に示す弾性電極29が挿入される。
次いで第26図nに示すように例えばピレス装置(図示
せず)を用いて外筒16内に円筒66が圧入される。
このように外筒16内に円筒61・6が圧入されるとP
TC素子33は弾性電極29め弾撥力によって円筒66
め外周面上に強力に圧接せしめられ、更にプラス側リー
ド線4′4の屈曲内端部50も弾性電極29と強力に圧
接せしめられる。
また、外筒16内に円筒66が圧入されると弾性電極2
9の上端部が絶縁リング25の下端部と当接し、一方陣
性電極29の下端部が外筒16の第1環状肩部17と当
接するので弾性電極2りは絶縁リング25と第1環状肩
部11間で固定保持される。
更に、外筒1・6内に円筒66が圧入されると絶縁部材
34の屈曲部の下端縁が第2環状肩部18と当接し、そ
和とよって絶縁部材34は予め定められた位置に位置付
けされる。
次いで第26図0に示すようにリング状スペーサ87が
基台60上に載置され、このリング状スペーサ87上に
外筒16と円筒66の組立体が電極ユニット39を下に
して載置される。
更に、中空円筒状のホルダ88が円筒66内に嵌着され
る。
このホルダ88はその上端部に外方に突出する環状突出
部89を有し、・この環状突出部89が円筒66と当接
して円筒66を保持す゛る。
一方、スペーサ87の外周壁面上には割り型のダイ90
が嵌着される。
このダイ90はホルダ88の環状突出部89と同じ高さ
位置に内方に突出する環状突出部91を有し1.円筒6
6と外筒16とはホルダ88の環状突出部89とダイ9
0の環状突出部91間で保持される。
なお、第26図0に示されるように円筒66の上端部9
2はホルダ88並びにダイ90の頂部から上方に突出す
る。
一方、ポンチ93の下端面は円錐面94に形成される。
このポンチ93は第26図pに示すように下降せしめら
れ、それによって円筒66の上端部92は円錐状に拡開
せしめられる。
次いで第26図qに示すように円筒66の上端部92は
平坦な底面を有するポンチ95によって押圧され、斯く
して半径方向外方に延びるフランジ92が形成される。
次いで第26図rに示すようにダイ90に代えて円錐状
突出部96を有する割り型ダイ97によって円筒66並
びに外筒16が保持される。
一方、ポンチ98は円錐状突出部96と相補的形状をな
す円錐面99を有する。
次いでポンチ98が下降せしめられ、それによって第2
6図Sに示すように円筒66のフランジ部92の外周部
が下方に屈曲せしめられる。
次いで第26図tに示されるように円筒66と外筒16
の組立体はかしめ装置に取付けられる。
このかしめ装置は夫々回転軸100.101により支持
されたホルダ102,103と、回転軸104によって
支持された一対のディスク105.106とを具備する
・円筒66と外筒16からなる組立体はまず始めにホル
ダ102上に嵌着され、次いでホルダ102の先端部に
スペーサ107が嵌着される。
次いでホルダ103が矢印A方向に移動せしめられてホ
ルダ103の環状突出先端部108が円筒66のフラン
ジ部92に圧接せしめられ、しれによって第2・6図t
に示すように円筒66と外筒16の組立体はホルダ10
2,103により支持される。
ディスク1O5はその外周縁部が円筒66のフランジ部
92に対面するように配置され、一方ディスク106は
その外周縁部が円筒66の外方フランジ部67bと対面
するように配置される。
第26図tに示すように円筒66と外筒16からなる組
立体がホルダ102,103に取付けられると回転軸1
0O,101と回転軸104がその軸線回りに回転せし
められ、次いで回転軸104が回転しつつ矢印B方向に
移動する。
その結果、ディスク105の外周面が円筒66のフラン
ジ部9.2と接触してディスク105によりフランジ部
92は外筒16の外周面上に圧接せしめられる。
一方、ディスク106の外周面が円筒66の外方フラン
ジ部67bと接触してディスク105によりフランジ部
67bとリング外側部40aは外筒16の外周面上に圧
接せしめられる。
このようにして円筒66のフランジ部92並びに外方フ
ランジ部67bが外筒16にかしめ結合さ して
第6図並びに第11図に示す内筒1 される。
次いで電極ユニット39の絶縁 41.43を断
熱板4の鳩尾形溝55内 がら外筒16のフラ
ンジ20が断熱板4 ・ 51に形成された溝53
内に圧入され、 って発熱体容器14が断熱板4
1こ固定さ いて絶縁チューブ41.43上に挿
入さ 1−−す48の断面台形状の内側部48bが
55内に嵌着される。
次いで第6図 −・ るように断熱板4がガスケット5
を介し ニホルド2上に固締され、次いで気化器
ケラト7を介して断熱板4上に固締され 一方、□第6図に示され亨よ、うにマイナス側リード線
42は接地され、プ l 44は温度検出ス
イッチ110、 スイッチ111・並び
にイグニツシ′ 12を介して電源113
に接続さ スイッチ110は
え1ば6昨以下のときオン状態にあり、機関冷
0℃以上になるとオフ状態になる。
一方、 侭電圧検出スイッチ111は機関駆動のオー
ルタ1ネータの中性点電圧が所定レベル以下のときオフ
i状態にあり、この中性点電圧が所定レベル以上に1な
るときオフ状態となる。
PTC素子33は電流供給開始時に大きな電流が流れる
ために機関を始勧子べくスタータモータを駆動している
ときにはPTC素子′33に電流の供給を開始しないよ
うにする必要がある。
このために中性点電圧検出スイッチ111が設けられる
即ち1、機関がスタータモータにより回動せしめられる
ときには中性点電圧は低く、機関が自刃運転を開始する
と中性点電圧が高くなって中性点電圧検出ズイツチ11
1がオフ状態となり、PTC素子33に電流の供給が開
始される。
このように円゛C素子33に電流の供給が開始されると
円゛C素子33は即座に温度上昇し、その結果内筒15
も即座に温度上昇する。
一方、機関が始動すると1次側気化器Aから供給された
燃料のうちの大部分の液状燃料は1次側エアホーン8の
内壁面に沿って下降し、次いでこの液状燃料は内筒15
の内壁面に沿って下降する。
・外筒16は断熱材により形成されており、しかもこの
外筒16は断熱板4によって支持されている。
従って円℃素子33から発する熱のうちのわずかな量が
吸気マニホルド2並びに気化器6に逃げるだけであり、
円゛C素子3′3から発する熱の大部分が内筒15を加
熱するために用いられる。
更に、内筒i5の内壁面ば液状燃料で覆われており、従
って円゛C素子33から発する熱の大部分や液状燃料を
気化するために使用される。
また、1内筒中間部15aは内筒上端部15bから内方
に膨出しているので混合気中に浮遊する燃料液滴が内筒
中間部15aに付着しやすくなり、、斯くして燃料の気
化を一層促進することができる。
一方、機開始動後暫らくして機関冷却水温が60℃より
も高くなると温度検出スイッチト10がオフ状態となる
ためにPTC素子33への電流の供給は停止せしめられ
る。
l””:l’l”1.”1.l’l’j前述し
たように内筒中間部15aは断面入角形状のような多角
形状となっており、従って平板状のPTC素子33が使
用できるのでPTIC素子33の製造が極めて容易とな
る竺、またt′内筒上端部15b並びに内筒下端部15
cは夫々フランジ゛23並びにフランジ24を形成しや
すいように円筒形状をなしている。
また、弾性電極2′9は前述したようにグラファイトか
ら形成される′・が、このグラファイトは黒鉛結晶層間
に存在する気体のエアク・ツション作用に基く弾発性を
有し、この弾発性によって各円゛C素子33は内筒15
:上に押圧せしめらる。
更に、第26図nを参照して説明したように外筒16内
に円筒66を圧入するがこのときクラファイトは滑り潤
滑作用があるのでPTC素子33・を損傷する゛ことな
く円゛C素子33周りに弾性電極29を挿入することが
できる。
更に、グラファイトの熱伝達率は指向性があり、円周方
向の熱伝導率に比べて半径方向の熱伝導率が低くなって
いる6斯゛(シてグラファイトはその半径方向に熱が伝
導しつらく、従って弾性電極29は断熱作用を有するこ
とになる。
前述したように外筒16は断熱材より形成されており、
しかも弾性電極2″1が断熱作用を有するのでPTC素
子33から発生する熱の大部分を内筒15の加熱のため
に使用することができる。
一方、グラファイトはその円周方向に比較的熱伝導しや
すびために内筒15を均一に加熱することができる。
前述したように本考案によれば、内筒の断面多角形状を
なす中間部全体が内方に膨出しているので、□混合気中
に浮遊する燃料液滴を中間部上において捕えることがで
きる。
、更に、1内筒中間部は液状燃料で覆われるので吸入空
気を加熱することなく液状燃料を効率よく加熱すること
ができる。
また、”平板状めPTC素子を用いることができるので
円゛C素子の製造が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る機関吸気系の側面断面図、第2図
は第1図の■−■線に沿ってみた平面図、□第3図は第
1図の断熱板の平面図、第4図は第3図のIV−IV線
に沿ってみた側面図、第5図は第3図の■−■線に沿っ
てみた側面断面図、第6図は第・7図の■〒■線に沿っ
てみた発熱体容器の側面断面図、第7図は第、6・図の
■−■線に沿ってみた断面平面図1.、第8図は外筒の
側面断面図、第9図ば外筒の平面図C第10図は外筒の
斜視図、第11図は内筒の側面断面図、第12図は内筒
の平面図、第13図は内筒の斜視図、第14図は絶縁リ
ングの側面断面図、第15図は絶縁リングの斜視図、・
第16図は弾性電極の平面図、□第17図は弾性電極の
斜視図、第・18図は挿入時における絶縁部材の斜視図
、第19.図は絶縁部材の平面図、・パ第20図は円゛
C素子の斜視図、・第21図は電極ユニットの側面断面
図1.、第22図は電極ユニツ、トの側面図、第23図
は電極ユニットの平面図、第2.4図は第21図のXX
IV−XXIV線に沿ってみた断面図、第25図は第2
1図のXXV−XXV線に沿ってみた側面図、第26図
は発熱体容器の製造工程を示す図である。 2・・・・・・吸気マニホルド、4・曲・断熱板、6・
曲・気化器、14・・・・・・発熱体容器、15・・曲
内筒、16・・・・・・外筒、20,23.24・曲・
フランジ、25・・・・・・絶縁リング、29・・曲弾
性電極、33・・曲PTC素子、34・・曲絶縁部材、
39・曲・電極ユニット、40・・曲リング、42・曲
・マイナス側リード線、44・・曲プラス側リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料供給装置から機関シリンダに至る吸気通路の一部を
    中空発熱体容器により形成し、該中空発熱体容器を内筒
    と、外筒と、□該内筒並びに外筒間に挿入された複数個
    の平板状PTC素子とにより構威し、該内筒の中間部を
    多角形断面形状に形成すると共に該内筒中間部全体を内
    方へ膨出させ、内筒中間部の多角形を構威する各平坦外
    周面上に夫々平板状PTC素子を圧接せしめるようにし
    た内燃機関の吸気加熱装置。
JP17211180U 1980-12-02 1980-12-02 内燃機関の吸気加熱装置 Expired JPS6012915Y2 (ja)

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