JPS6012852B2 - 3相誘導電動機の温度検出装置 - Google Patents
3相誘導電動機の温度検出装置Info
- Publication number
- JPS6012852B2 JPS6012852B2 JP53010712A JP1071278A JPS6012852B2 JP S6012852 B2 JPS6012852 B2 JP S6012852B2 JP 53010712 A JP53010712 A JP 53010712A JP 1071278 A JP1071278 A JP 1071278A JP S6012852 B2 JPS6012852 B2 JP S6012852B2
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- Japan
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- sequence current
- input
- induction motor
- resistance
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、誘導電動機の回転子の温度上昇を検出する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
3相誘導電動機の回転子の発熱は、回転子の抵抗(Ro
c)と正相分電流の2秦(12′1)との積と逆相分電
流の2案(12/2)と回転子の表皮効果等を考慮した
逆相分抵抗(R^c)の積の和で発熱するが一般に(R
。
c)と正相分電流の2秦(12′1)との積と逆相分電
流の2案(12/2)と回転子の表皮効果等を考慮した
逆相分抵抗(R^c)の積の和で発熱するが一般に(R
。
c)に比べ(R^c)の法が大きく約3〜6倍と言われ
ている。回転子の耐熱性を(K)とすると12/1・R
M十12/2・R^c=KとなりR^c/R。c:Q=
3〜6とすると12/1十Q12/2=Kとなり、今、
誘導電動機の定格電流とCT定格電流が同じ場合、CT
の2次定格電流を弘とすると、逆相電流がない場合(1
2=0)は、K=25が求まり、12/1十Q12/2
=25と表わすことができる。つまり、12/1十は1
2/2=25のカーブ、以上の亀流が流れた場合、ある
時限后にモータを停止させる必要がある。第1図に12
/1十Q12/2=25の曲線Aを示す。第2図に従来
のモータ保叢継電装層の過電流検出部を示す。1は3相
誘導電動機を示し、17はこれを起動又は停止する為の
電磁開閉器を示す。
ている。回転子の耐熱性を(K)とすると12/1・R
M十12/2・R^c=KとなりR^c/R。c:Q=
3〜6とすると12/1十Q12/2=Kとなり、今、
誘導電動機の定格電流とCT定格電流が同じ場合、CT
の2次定格電流を弘とすると、逆相電流がない場合(1
2=0)は、K=25が求まり、12/1十Q12/2
=25と表わすことができる。つまり、12/1十は1
2/2=25のカーブ、以上の亀流が流れた場合、ある
時限后にモータを停止させる必要がある。第1図に12
/1十Q12/2=25の曲線Aを示す。第2図に従来
のモータ保叢継電装層の過電流検出部を示す。1は3相
誘導電動機を示し、17はこれを起動又は停止する為の
電磁開閉器を示す。
2は電流変成器CT、3はこのCTより3相の電流を受
け、正相分及び逆相分電流を導出するフィルターである
。
け、正相分及び逆相分電流を導出するフィルターである
。
フィルター3の出力する正相分電流を整流器4で直流電
圧V,に変え抵抗R,に与えて整定値一V,Bと比較す
る。V,R2一V,BR,>0になると演算増幅器から
なる比較器8は動作し、ダイオードD・が通電してドラ
イバー回路10が作動し、サーマル起動リレー14が動
作する。一例として12/1ナQ12/2=25でQ=
4の場合を考えると逆相電流12が2.松以上となると
、逆相分電流整流器5の出力電圧V2が設定電圧‐V2
8と比較され、V2R4−V渉R3>0となると演算増
幅器からなる比較器9の出力が反転してダイオードD2
が通電してドライバー回路10が動作し、サーマル起動
リレー14が動作する。サーマル回路は正相分電流、逆
相分電流各々の2案の和に逆比例した時限回路を有し、
電磁開閉器又はシャ断器17を開路させてモータの回転
子を焼損より防ぐ、従来の方法では、サーマル起動リレ
ー14が動作するのは正相電流が弘以上か又は逆相電流
が2.松以上、すなわち第1図の境界線B以上になった
場合しか動作しなし、欠点がある。つまり、例えば第1
図で正相電流1,が4.掛逆相電流12が1.私である
点Cでは、サ‐マル起動検出リレー14は動作できなか
った。このような場合には過電流によってモータが焼損
する危険がある。この発明は、上記のような従来の欠点
を除去するためになされたもので、1・,12が12/
1十Q12/2>Kとなったこと、すなわち第1図の曲
線A以上の領域を検出することを目的とするものである
。
圧V,に変え抵抗R,に与えて整定値一V,Bと比較す
る。V,R2一V,BR,>0になると演算増幅器から
なる比較器8は動作し、ダイオードD・が通電してドラ
イバー回路10が作動し、サーマル起動リレー14が動
作する。一例として12/1ナQ12/2=25でQ=
4の場合を考えると逆相電流12が2.松以上となると
、逆相分電流整流器5の出力電圧V2が設定電圧‐V2
8と比較され、V2R4−V渉R3>0となると演算増
幅器からなる比較器9の出力が反転してダイオードD2
が通電してドライバー回路10が動作し、サーマル起動
リレー14が動作する。サーマル回路は正相分電流、逆
相分電流各々の2案の和に逆比例した時限回路を有し、
電磁開閉器又はシャ断器17を開路させてモータの回転
子を焼損より防ぐ、従来の方法では、サーマル起動リレ
ー14が動作するのは正相電流が弘以上か又は逆相電流
が2.松以上、すなわち第1図の境界線B以上になった
場合しか動作しなし、欠点がある。つまり、例えば第1
図で正相電流1,が4.掛逆相電流12が1.私である
点Cでは、サ‐マル起動検出リレー14は動作できなか
った。このような場合には過電流によってモータが焼損
する危険がある。この発明は、上記のような従来の欠点
を除去するためになされたもので、1・,12が12/
1十Q12/2>Kとなったこと、すなわち第1図の曲
線A以上の領域を検出することを目的とするものである
。
この発明では、フィル夕から導出された正相電流1,お
よび逆相電流12について、12/1十Q12′2を求
め、これが設定値K以上となることを検出するようにし
ている。3相誘導電動機の回転子の発熱は前記した様に
正相電流1,逆相電流12より、12/1十Q12/2
に比例する。
よび逆相電流12について、12/1十Q12′2を求
め、これが設定値K以上となることを検出するようにし
ている。3相誘導電動機の回転子の発熱は前記した様に
正相電流1,逆相電流12より、12/1十Q12/2
に比例する。
以下、本発明の一実施例について説明する。第3図に本
発明の一実施例を示すが、3相譲導電動機1、CT(電
流変成器)2、電磁開閉器又はしや断器17は第2図と
同様に用いる。今、正相逆相フィルター3の出力、正相
分電流1,を整流器4で全波正流した正相電圧V,を2
案回路11に与える、2乗回路の入出力特性の1例は第
4図に示した様に、入力電圧IVで出力電圧10Vとな
る様な2案回路を示す。逆相分電流を整流器5で全波整
流した逆相電圧V2を2乗回路1 2に与える。これら
両者の和を1:Qで和をとる。つまり、抵抗R・の値と
可麹抗R5の値を・:ふとする。可変抵抗R6により設
定値電圧V斑を決定した抵抗Rぷ与える。比較器8の出
加害十晋−静こ比例す仇ら・抵抗R6MをR・と熱くし
ておけばV2′1十QV2′2−V38>0となると比
較器8の出力が反転し、ドライバー回路10により、サ
ーマル起動リレー14が動作する。
発明の一実施例を示すが、3相譲導電動機1、CT(電
流変成器)2、電磁開閉器又はしや断器17は第2図と
同様に用いる。今、正相逆相フィルター3の出力、正相
分電流1,を整流器4で全波正流した正相電圧V,を2
案回路11に与える、2乗回路の入出力特性の1例は第
4図に示した様に、入力電圧IVで出力電圧10Vとな
る様な2案回路を示す。逆相分電流を整流器5で全波整
流した逆相電圧V2を2乗回路1 2に与える。これら
両者の和を1:Qで和をとる。つまり、抵抗R・の値と
可麹抗R5の値を・:ふとする。可変抵抗R6により設
定値電圧V斑を決定した抵抗Rぷ与える。比較器8の出
加害十晋−静こ比例す仇ら・抵抗R6MをR・と熱くし
ておけばV2′1十QV2′2−V38>0となると比
較器8の出力が反転し、ドライバー回路10により、サ
ーマル起動リレー14が動作する。
V2/1は12′1に、V2′2は12/2に比例して
いるから、サーマル起動リレー14の動作城は12/1
十Q12′2>Kとなる。
いるから、サーマル起動リレー14の動作城は12/1
十Q12′2>Kとなる。
19はしや断器17に対するトリツプ指令を出力する補
助リレー、18はこの補助リレー19のドライバー回路
、16は演算増幅器15の出力が設定値V48と比較す
る演算増幅器、R9,R,oは演算増幅器15の入力抵
抗、Cはコンデンサ、Xはサーマル起動リレー14の常
閉接点である。
助リレー、18はこの補助リレー19のドライバー回路
、16は演算増幅器15の出力が設定値V48と比較す
る演算増幅器、R9,R,oは演算増幅器15の入力抵
抗、Cはコンデンサ、Xはサーマル起動リレー14の常
閉接点である。
サーマル起動リレー14が動作すると接点×が開となり
、演算増幅器15は入力の積分を開始する。積分値が設
定値V4Bに達すると演算増幅器16が出力し、補助リ
レー19が動作する。上記のようにこの発明は、電動機
の正相電流1,と逆相電薪可2に基づいて12/1十Q
12′2の演算をおこなうようにしたから、回転子の温
度上昇を正確に知ることができる。
、演算増幅器15は入力の積分を開始する。積分値が設
定値V4Bに達すると演算増幅器16が出力し、補助リ
レー19が動作する。上記のようにこの発明は、電動機
の正相電流1,と逆相電薪可2に基づいて12/1十Q
12′2の演算をおこなうようにしたから、回転子の温
度上昇を正確に知ることができる。
第1図は、正相電錠包,および逆相電流12と電動機の
温度上昇との関係を示す特性図、第2図はL従来のモー
タ保護継電装層の温度検出装置の一例を示す回路図、第
3図は、この発明に係る電動機の温度検出装置の一実施
例を示す回路図、第4図は、2案回路の入出力特性図で
ある。 図において、1は3相電動機、2は電流変性器、3は正
相逆相フィルター、11,12は2乗回路、R,,R5
,R6は抵抗器、8は演算増幅器、14はサーマル起動
リレーである。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
第1図 第4図 第2図 第3図
温度上昇との関係を示す特性図、第2図はL従来のモー
タ保護継電装層の温度検出装置の一例を示す回路図、第
3図は、この発明に係る電動機の温度検出装置の一実施
例を示す回路図、第4図は、2案回路の入出力特性図で
ある。 図において、1は3相電動機、2は電流変性器、3は正
相逆相フィルター、11,12は2乗回路、R,,R5
,R6は抵抗器、8は演算増幅器、14はサーマル起動
リレーである。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
第1図 第4図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 3相誘導電動機の各相の電流から正相電流および逆
相電流を導出するフイルタ、このフイルタの正相電流出
力を2乗する第1の2乗回路、上記フイルタの逆相電流
出力を2乗する第2の2乗回路、上記第1の2乗回路の
出力が第1の入力抵抗から、上記第2の2乗回路の出力
が第2の入力抵抗から、所定の設定電力が第3の入力抵
抗からそれぞれ入力される演算増幅器を備え、かつ上記
第1の入力抵抗と第2入力抵抗の抵抗値の比が電動機の
回転子の抵抗値と回転子の逆相分抵抗との比であること
を特徴とする3相誘導電動機の温度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53010712A JPS6012852B2 (ja) | 1978-02-01 | 1978-02-01 | 3相誘導電動機の温度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53010712A JPS6012852B2 (ja) | 1978-02-01 | 1978-02-01 | 3相誘導電動機の温度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54103530A JPS54103530A (en) | 1979-08-15 |
JPS6012852B2 true JPS6012852B2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=11757906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53010712A Expired JPS6012852B2 (ja) | 1978-02-01 | 1978-02-01 | 3相誘導電動機の温度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012852B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6261050U (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-15 |
-
1978
- 1978-02-01 JP JP53010712A patent/JPS6012852B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6261050U (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54103530A (en) | 1979-08-15 |
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