JPS601282B2 - インタ−フエロン誘起剤の製造方法 - Google Patents
インタ−フエロン誘起剤の製造方法Info
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- JPS601282B2 JPS601282B2 JP53146976A JP14697678A JPS601282B2 JP S601282 B2 JPS601282 B2 JP S601282B2 JP 53146976 A JP53146976 A JP 53146976A JP 14697678 A JP14697678 A JP 14697678A JP S601282 B2 JPS601282 B2 JP S601282B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K36/00—Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
- A61K36/18—Magnoliophyta (angiosperms)
- A61K36/185—Magnoliopsida (dicotyledons)
- A61K36/53—Lamiaceae or Labiatae (Mint family), e.g. thyme, rosemary or lavender
- A61K36/535—Perilla (beefsteak plant)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は植物の組織から単離されたインターフェロン(
以下IFという)譲起剤の製造に関する。
以下IFという)譲起剤の製造に関する。
本発明は、優れたIF譲起活性を有する物質の、シソ科
シソ属に属する各種植物またはその変員の組織に含まれ
、そしてこの活性物質を簡単に安価に単離することがで
きるという知見に基いている。従って本発明の目的は、
優れたIF誘起活性と低い毒性とをもちかつ簡単に安価
に製造することのできるIF誘起剤およびその製法を提
供することにある。
シソ属に属する各種植物またはその変員の組織に含まれ
、そしてこの活性物質を簡単に安価に単離することがで
きるという知見に基いている。従って本発明の目的は、
優れたIF誘起活性と低い毒性とをもちかつ簡単に安価
に製造することのできるIF誘起剤およびその製法を提
供することにある。
本発明の方法により得られるIF誘起剤は精製された場
合、無定形白色状粉末の状態において安定でIF誘起活
性および下記の理化学的特性を有する。
合、無定形白色状粉末の状態において安定でIF誘起活
性および下記の理化学的特性を有する。
風 理化学的特性
‘1) 元素分析
H:8.5−8.7%,C:48.8−49%,N:6
.3−6.5%,P:1.0−1.1%(2’分子量約
10方ないし約300万(主として約50万ないし10
0方)〔スピンコ・モデルE分析用超遠心機(米国べッ
クマン社製)使用の超遠心法、アミコン限外炉過機およ
びXM50、XMIOOAおよびXM300炉過膜(米
国アミコン社製)UKI0、UK50およびUK20伍
戸過膜(東洋炉紙製)使用の限外炉過法、およびセフア
デックスG−200(スヱーデン国、ファーマシア・フ
ァイン・ケミカルAB製)使用のゲル炉過法により測定
〕‘3} 融点または分解点 融点不明確。
.3−6.5%,P:1.0−1.1%(2’分子量約
10方ないし約300万(主として約50万ないし10
0方)〔スピンコ・モデルE分析用超遠心機(米国べッ
クマン社製)使用の超遠心法、アミコン限外炉過機およ
びXM50、XMIOOAおよびXM300炉過膜(米
国アミコン社製)UKI0、UK50およびUK20伍
戸過膜(東洋炉紙製)使用の限外炉過法、およびセフア
デックスG−200(スヱーデン国、ファーマシア・フ
ァイン・ケミカルAB製)使用のゲル炉過法により測定
〕‘3} 融点または分解点 融点不明確。
約220℃で炭化する。【4’紫外線吸収スペクトル
第1図の通り(0.1NNaOH中で測定したが、水ま
たはINNaOH中でも変化しなかった) .【5
)赤外線吸収スペクトル 第2図の通り(KBr法) (6)各種溶剤中の溶解性 水に溶解し、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化アンモニウム等のアルカリ性水溶液にとくによく溶解
する。
たはINNaOH中でも変化しなかった) .【5
)赤外線吸収スペクトル 第2図の通り(KBr法) (6)各種溶剤中の溶解性 水に溶解し、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化アンモニウム等のアルカリ性水溶液にとくによく溶解
する。
メタノール、エタノール、プロ/ゞノール、ブタノール
、アセトン、クロロホルム、エーテルに鱗溶である。〔
71 呈色反応 ニンヒドリソ反応、フェノール/硫酸反応およびディッ
トマー反応に陽‘性。
、アセトン、クロロホルム、エーテルに鱗溶である。〔
71 呈色反応 ニンヒドリソ反応、フェノール/硫酸反応およびディッ
トマー反応に陽‘性。
フオリン試薬およびェルソン・モーガン反応に陰性。{
8’性質 酸性 ‘9} 主な化学組成 …アミノ酸 オキシプロリン (3.2±0.3%)アスパラ
ギン酸 (9.3±0.3%)スレオニン
(6.1±0.3%)セリン (
4.3±0.3%)グルタミン酸 (7.6±
0.3%)プロリン (4.0±0.3%
)グリシン (10.0±3%)アラニン
(10.3±0.3%)バリン
(6.6±0.3%)イソロイシン
(5.4±0.3%)ロイシン (8
.6土0.3%)チロシン (徴 量)フエニール
アラニン (2.0土0.3%)リジン
(3.9±0.3%)ヒスチジン (
1.3土0.3%)アルギニン (3.4土
0.3%)アンモニア (13.4±0.3
%)(鮒塩酸で110午Cで48時間減圧下に加水分解
後、米国テクニコン社製、テクニコン・アミノ酸オート
アナライザーNC− 1型で分析した) ‘。
8’性質 酸性 ‘9} 主な化学組成 …アミノ酸 オキシプロリン (3.2±0.3%)アスパラ
ギン酸 (9.3±0.3%)スレオニン
(6.1±0.3%)セリン (
4.3±0.3%)グルタミン酸 (7.6±
0.3%)プロリン (4.0±0.3%
)グリシン (10.0±3%)アラニン
(10.3±0.3%)バリン
(6.6±0.3%)イソロイシン
(5.4±0.3%)ロイシン (8
.6土0.3%)チロシン (徴 量)フエニール
アラニン (2.0土0.3%)リジン
(3.9±0.3%)ヒスチジン (
1.3土0.3%)アルギニン (3.4土
0.3%)アンモニア (13.4±0.3
%)(鮒塩酸で110午Cで48時間減圧下に加水分解
後、米国テクニコン社製、テクニコン・アミノ酸オート
アナライザーNC− 1型で分析した) ‘。
} 糖アラビノース (47.09土0.3%)
ガラクトース (25.66土0.3%)グルコ
ース (20.62±0.3%)マンノース
( 4.舷士0.3%)キシロース
( 1.99±0.3%)(0.1N硫酸で80℃で2
0分間およびIN硫酸で100℃で2時間それぞれ加水
分解後、米国テクニコン社製、テクニコン糖オー トアナラィザーN−1型で分析した) ‘IQ 比旋光度 〔Q〕2量=−750〜一8?平均−790(濃度0.
47%、0.1NNaOH中)‘B} 生物学的特性 ‘1) IF譲超活性 上記のIF誘起剤の試料を用いて試験動物の細胞および
血清中にIFを議起し、その活性を後記試験例記載の方
法で測定した結果は第1表および第2表の通りで、IF
譲起活性が認められた。
ガラクトース (25.66土0.3%)グルコ
ース (20.62±0.3%)マンノース
( 4.舷士0.3%)キシロース
( 1.99±0.3%)(0.1N硫酸で80℃で2
0分間およびIN硫酸で100℃で2時間それぞれ加水
分解後、米国テクニコン社製、テクニコン糖オー トアナラィザーN−1型で分析した) ‘IQ 比旋光度 〔Q〕2量=−750〜一8?平均−790(濃度0.
47%、0.1NNaOH中)‘B} 生物学的特性 ‘1) IF譲超活性 上記のIF誘起剤の試料を用いて試験動物の細胞および
血清中にIFを議起し、その活性を後記試験例記載の方
法で測定した結果は第1表および第2表の通りで、IF
譲起活性が認められた。
第1表
曲<10は検出不能を示す。
2羽のウサギを用いて、後記試験例1{b}記載の方法
で得た結果は第2表の通りで、2羽ともに投与後2時間
で最大の活性に達した。
で得た結果は第2表の通りで、2羽ともに投与後2時間
で最大の活性に達した。
第2表後記試験例記載の方法により、本発明の方法で得
られたIF誘起剤の作用で試験動物の体内にIFが誘起
されたことが認められる。
られたIF誘起剤の作用で試験動物の体内にIFが誘起
されたことが認められる。
■ IF誘起活性の安定性本発明の方法で得られたIF
誘起剤の試料(各1の9)を水(各1の【)に溶解し、
10000で所定時間または所定温度で1時間それぞれ
加熱した後、各試料を試験例1記載のィン・ビトロ法に
準じて処理した結果は第3表におよび第4表の通りであ
って、本誘起剤は熱に安定であることが認められた。
誘起剤の試料(各1の9)を水(各1の【)に溶解し、
10000で所定時間または所定温度で1時間それぞれ
加熱した後、各試料を試験例1記載のィン・ビトロ法に
準じて処理した結果は第3表におよび第4表の通りであ
って、本誘起剤は熱に安定であることが認められた。
第3表(IF活性)
曲加熱時間:1時間
第4表(IF活性)
曲加熱温度100℃
‘3} 急性毒性
オスおよびメスのマウス(ddy系、5週令、体重20
±1夕、各群10匹)を試験動物とした。
±1夕、各群10匹)を試験動物とした。
生理的食塩水に溶解した本発明によるIF誘起剤を、マ
ウス腹腔内または経口投与した結果、LD5M直‘ま5
60雌/kg(腹腔)および>4夕/k9(経口)であ
り、メスとオスとの間に著差はなかった。【41 抗腫
傷活性 マウス(ddy系、5週令、体重20±1夕、各群10
匹)を試験動物とし、S−180ザルコーマ固型腫場(
2×2×2豚)またはェーリッヒ腹水がん(2.5×1
ぴ個)をマウスの豚溝または腹腔に移植し、2独特間後
に本発明による『譲起剤(0.2の9含有)水溶液を各
マウスに毎日1回経口投与し、14日間続けた結果、抗
腫場活性が認められた。
ウス腹腔内または経口投与した結果、LD5M直‘ま5
60雌/kg(腹腔)および>4夕/k9(経口)であ
り、メスとオスとの間に著差はなかった。【41 抗腫
傷活性 マウス(ddy系、5週令、体重20±1夕、各群10
匹)を試験動物とし、S−180ザルコーマ固型腫場(
2×2×2豚)またはェーリッヒ腹水がん(2.5×1
ぴ個)をマウスの豚溝または腹腔に移植し、2独特間後
に本発明による『譲起剤(0.2の9含有)水溶液を各
マウスに毎日1回経口投与し、14日間続けた結果、抗
腫場活性が認められた。
上記の特性から、本発明の方法で得られたm誘起活性物
質は、アミノ酸,糖,リン酸を主体とする分子量約10
万から約300万(主として約50方から約100万)
の高分子を有し、リン酸を含有する糖と蛋白質の複合体
であると思われる。
質は、アミノ酸,糖,リン酸を主体とする分子量約10
万から約300万(主として約50方から約100万)
の高分子を有し、リン酸を含有する糖と蛋白質の複合体
であると思われる。
またこの物質によって動物の体内または試験管内に誘起
されたIFは、トリプシン(0.08%、370、2時
間)で失活するばかりでなく、動物種特異性とウイルス
種非特異性とを有しているので、本剤は一般に認められ
ているIF誘起剤の定義に該当する物質であることが分
かった。ただし、上記物性以外の物性を有する誘起活性
物質の存在する可能性もある。本活性物質と同様な理化
学的および生物学的特性と有する物質は知れらてし、な
いから、本物質は新規物質であり、新規IF譲起剤であ
る。
されたIFは、トリプシン(0.08%、370、2時
間)で失活するばかりでなく、動物種特異性とウイルス
種非特異性とを有しているので、本剤は一般に認められ
ているIF誘起剤の定義に該当する物質であることが分
かった。ただし、上記物性以外の物性を有する誘起活性
物質の存在する可能性もある。本活性物質と同様な理化
学的および生物学的特性と有する物質は知れらてし、な
いから、本物質は新規物質であり、新規IF譲起剤であ
る。
すなわち公知のフイトヘマグルチニン、アメリカヤマゴ
ポウ・マイトジエンおよびコンカナバリンAのような植
物凝集素は公知文献の記載によると、分子量10方以上
の蛋白質で、56ooで1時間または60ooで5時間
加熱すると、IF誘起活性を失なうばかりでなく、これ
らのm誘起活性は非常に弱い。これに対して、本発明に
よるIF誘起剤は、化学組成が異なる点、100℃で数
時間加熱しても安定である点、およびIF誘起活性が高
い」点等において植物凝集素と区別される。次に当帰の
根から得られた公知のび誘起剤は10方以上の高分子物
質で、100qoで1時間加熱しても失活しないが、そ
の化学組成(ヘキソース、48%、ウロン酸40%、蛋
白質5%)および赤外線吸収スペクトルが異なることに
よって、本発明によるIF譲趣剤と区別される。またク
ワの狼皮から得られたIF誘起剤は、分子量2万以上(
主に6万以上)で1−3結合グルコース(ヘキソース9
6%を含む)を主体としているから、本発明によるIF
誘起剤と区別される。
ポウ・マイトジエンおよびコンカナバリンAのような植
物凝集素は公知文献の記載によると、分子量10方以上
の蛋白質で、56ooで1時間または60ooで5時間
加熱すると、IF誘起活性を失なうばかりでなく、これ
らのm誘起活性は非常に弱い。これに対して、本発明に
よるIF誘起剤は、化学組成が異なる点、100℃で数
時間加熱しても安定である点、およびIF誘起活性が高
い」点等において植物凝集素と区別される。次に当帰の
根から得られた公知のび誘起剤は10方以上の高分子物
質で、100qoで1時間加熱しても失活しないが、そ
の化学組成(ヘキソース、48%、ウロン酸40%、蛋
白質5%)および赤外線吸収スペクトルが異なることに
よって、本発明によるIF譲趣剤と区別される。またク
ワの狼皮から得られたIF誘起剤は、分子量2万以上(
主に6万以上)で1−3結合グルコース(ヘキソース9
6%を含む)を主体としているから、本発明によるIF
誘起剤と区別される。
本IF誘起剤の製造原料であるシソ料シソ属植物に含有
されるべリルアルデヒド、Q−ピネン、そーリモネン、
ベリラケトン、ナギナタケトン、シソニン、pークマリ
ン酸ェステル、ジヒドロベリル・アルコール、そ−メン
トール等はm誘起0活性を有しない低分子物質で、本発
明による『誘起剤と理化学的特性が異なっている。次に
米国特許3,773,924号および同3,884,8
45号または特許公開公報昭53−12191y号記載
の、公知の花誘起剤は植物の組織から単離されたもので
なく、それらの理化学的特性は本発明によるIF議起剤
のものと異なっている。
されるべリルアルデヒド、Q−ピネン、そーリモネン、
ベリラケトン、ナギナタケトン、シソニン、pークマリ
ン酸ェステル、ジヒドロベリル・アルコール、そ−メン
トール等はm誘起0活性を有しない低分子物質で、本発
明による『誘起剤と理化学的特性が異なっている。次に
米国特許3,773,924号および同3,884,8
45号または特許公開公報昭53−12191y号記載
の、公知の花誘起剤は植物の組織から単離されたもので
なく、それらの理化学的特性は本発明によるIF議起剤
のものと異なっている。
本IF誘起剤は、公知の植物の組織から単離されたIF
誘起剤よりも優れたIF誘起活性を有し、動物に経口投
与した場合の急性毒性は非常に低く、抗腫煽情性を有し
ているので、ヒトおよび動物における発がん型ウイルス
のようなウイルス感染症の予防および治療用として期待
される。
誘起剤よりも優れたIF誘起活性を有し、動物に経口投
与した場合の急性毒性は非常に低く、抗腫煽情性を有し
ているので、ヒトおよび動物における発がん型ウイルス
のようなウイルス感染症の予防および治療用として期待
される。
本発明により提供されるIF譲起剤の製造方法は、シソ
科(いb2tae)シソ属(Pemla)またはその変
員に属しかつm誘起活性物質を含有する植物の組織から
、上記活性物質を抽出し、抽出物からこれを回収するこ
とを特徴としている。本発明の方法に使用される植物は
世界各国に豊富に産する1年草で、自然または人工的に
突然変異体や雑種のような変員(Variant)を形
成する傾向がある。各国産の多くのシソ属植物およびそ
れらの変員を本発明の目的に実用できることがわかった
。下記の植物は例示にすぎない。シソ(P.fruにS
CenS Britton Var.CrBpaDec
.f.pmpmea Makho)、アオジソ(P.f
rutescens Britのn var.crBp
aDec.f.viridS Makino)、カタメ
ンジソ(P.fmtescens Britton v
ar.crispa Dec.f.dScolor M
akmo)、チリメンジソ(P.fmtescens
Britton var.crispa Dec.f.
crispa Makino)、チリメンアオジソ(P
.fmtescens Br正tonvar.crBp
a Dec.f.vjr;dis − crisp
aMakino)、トラノオジソ(P.fmtesce
ns Britton var.hinella Ma
kmoetNemoto)、エゴマ(P.fru企sc
ens Britton)、レモンエゴマ(P.ciU
iodora Nakai)(学名は村越三千男、牧野
富太郎、原色植物大図鑑1、北隆館、1955、刈米達
夫、木村康一、薬用植物大事典、広川書店、1974お
よび刈米達夫、木村雄四郎、最新和漢薬用植物、広川書
店、1978による)ここに例示した植物は毒性が低く
、たとえばシソ、アオジソ、チリメンジソ、レモンエゴ
マは日本、中国その他の国で栽培されているが、その訳
は、これらの葉および種子がたとえば食品、漢方薬、香
料の原料等として長年の間用いられてきたからである。
科(いb2tae)シソ属(Pemla)またはその変
員に属しかつm誘起活性物質を含有する植物の組織から
、上記活性物質を抽出し、抽出物からこれを回収するこ
とを特徴としている。本発明の方法に使用される植物は
世界各国に豊富に産する1年草で、自然または人工的に
突然変異体や雑種のような変員(Variant)を形
成する傾向がある。各国産の多くのシソ属植物およびそ
れらの変員を本発明の目的に実用できることがわかった
。下記の植物は例示にすぎない。シソ(P.fruにS
CenS Britton Var.CrBpaDec
.f.pmpmea Makho)、アオジソ(P.f
rutescens Britのn var.crBp
aDec.f.viridS Makino)、カタメ
ンジソ(P.fmtescens Britton v
ar.crispa Dec.f.dScolor M
akmo)、チリメンジソ(P.fmtescens
Britton var.crispa Dec.f.
crispa Makino)、チリメンアオジソ(P
.fmtescens Br正tonvar.crBp
a Dec.f.vjr;dis − crisp
aMakino)、トラノオジソ(P.fmtesce
ns Britton var.hinella Ma
kmoetNemoto)、エゴマ(P.fru企sc
ens Britton)、レモンエゴマ(P.ciU
iodora Nakai)(学名は村越三千男、牧野
富太郎、原色植物大図鑑1、北隆館、1955、刈米達
夫、木村康一、薬用植物大事典、広川書店、1974お
よび刈米達夫、木村雄四郎、最新和漢薬用植物、広川書
店、1978による)ここに例示した植物は毒性が低く
、たとえばシソ、アオジソ、チリメンジソ、レモンエゴ
マは日本、中国その他の国で栽培されているが、その訳
は、これらの葉および種子がたとえば食品、漢方薬、香
料の原料等として長年の間用いられてきたからである。
シソ料シソ属に属しかつ本発明によるIF誘起剤を含む
植物のすべての組織を本発明の方法に用いることができ
るので、豊富な原料の安価な供給に何の問題もない。種
子は活性が弱く、また根は土を除去するのに手数がかか
るので、葉と茎とを用いるのが実際的である。
植物のすべての組織を本発明の方法に用いることができ
るので、豊富な原料の安価な供給に何の問題もない。種
子は活性が弱く、また根は土を除去するのに手数がかか
るので、葉と茎とを用いるのが実際的である。
葉と茎とに含まれた活性成分の量はほとんど同じである
。組織の各部分に含まれる活性成分の量は、植物の開花
前と開花後と著しい変化がない。新鮮な原料を用いても
よいが、保存上および抽出効率の点から乾燥した原料を
用いるのが有利である。
。組織の各部分に含まれる活性成分の量は、植物の開花
前と開花後と著しい変化がない。新鮮な原料を用いても
よいが、保存上および抽出効率の点から乾燥した原料を
用いるのが有利である。
乾燥方法は任意で自然乾燥や熱風乾燥でもよい。使用前
に水洗してもよい。抽出は一般に水で任意温度(たとえ
ば室温から抽出混合物の沸とうまで)で行なうことがで
きる。
に水洗してもよい。抽出は一般に水で任意温度(たとえ
ば室温から抽出混合物の沸とうまで)で行なうことがで
きる。
本発明による物質はアルカリ性の水溶液(例、pH7一
10)によく溶けるので、公知の緩衝液や水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム等を用いて
、抽出時に水のpHを調整するとよい。抽出時間は任意
であるが、室温では通常1−5日である。抽出温度が高
いと抽出時間は短縮される(たとえば45一80qCで
、潤拝下30分から6時間)。本発明の方法によって、
植物の組織に含まれた活性成分の大部分(場合により9
0%以上)を抽出することができる。しかし抽出温度が
高くなると共に色素のような不必要な成分の抽出量も増
加するので、温度をあまり高くすることは避けねばなら
ない。所望により、抽出時に適当な防腐剤を加えること
もできる。抽出は連続式でもバッチ式でもよい。抽出水
と原料との比は任意である。炉過、圧搾または遠心分離
のような常法により、抽出液から植物の残澄を除去し、
こうして得られた抽出液から低分子物質、色素等の不活
性成分を除き、活性成分を回収する。
10)によく溶けるので、公知の緩衝液や水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム等を用いて
、抽出時に水のpHを調整するとよい。抽出時間は任意
であるが、室温では通常1−5日である。抽出温度が高
いと抽出時間は短縮される(たとえば45一80qCで
、潤拝下30分から6時間)。本発明の方法によって、
植物の組織に含まれた活性成分の大部分(場合により9
0%以上)を抽出することができる。しかし抽出温度が
高くなると共に色素のような不必要な成分の抽出量も増
加するので、温度をあまり高くすることは避けねばなら
ない。所望により、抽出時に適当な防腐剤を加えること
もできる。抽出は連続式でもバッチ式でもよい。抽出水
と原料との比は任意である。炉過、圧搾または遠心分離
のような常法により、抽出液から植物の残澄を除去し、
こうして得られた抽出液から低分子物質、色素等の不活
性成分を除き、活性成分を回収する。
このための実用的な方法の例は次の通りである。脚 本
発明によるIF誘起剤の活性成分は、分子量約10万以
上約300万以下(主として約50万ないし100万)
の物質を含む部分に存在するから、分画分子量10方以
上の物質を分別できる適当な膜を用いた限外炉過法で上
燈液を処理する。
発明によるIF誘起剤の活性成分は、分子量約10万以
上約300万以下(主として約50万ないし100万)
の物質を含む部分に存在するから、分画分子量10方以
上の物質を分別できる適当な膜を用いた限外炉過法で上
燈液を処理する。
限外炉過の圧力はたとえば0.1−5k9/地とするこ
とができる。こうして得られた活性部分を集めて、凍結
乾燥すると褐色の粉末が得られる。
とができる。こうして得られた活性部分を集めて、凍結
乾燥すると褐色の粉末が得られる。
{B)抽出液を所望により減圧下で濃縮し、親水性有機
溶剤(たとえばメタノール、エタノール、プロパノール
、プタノール、アセトン等)を抽出液またはその濃縮液
に適当な濃度(たとえば40〜70W/V%)になるよ
うに加えると、活性成分を含む沈殿物が生じるので、こ
れを減圧下に乾燥すると、褐色の粉末が得られる。
溶剤(たとえばメタノール、エタノール、プロパノール
、プタノール、アセトン等)を抽出液またはその濃縮液
に適当な濃度(たとえば40〜70W/V%)になるよ
うに加えると、活性成分を含む沈殿物が生じるので、こ
れを減圧下に乾燥すると、褐色の粉末が得られる。
{q 上記の有機溶剤の代わりに、塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムブロ
ミドのようなアンモニウム塩または塩化亜鉛、塩化銅の
ような無機金属塩を適当な濃度(たとえば20−50W
/V%)になるように加えると、活性成分を含む沈殿物
が生じるので、沈殿物を脱塩後乾燥すると、褐色の粉末
が得られる。
硫酸アンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムブロ
ミドのようなアンモニウム塩または塩化亜鉛、塩化銅の
ような無機金属塩を適当な濃度(たとえば20−50W
/V%)になるように加えると、活性成分を含む沈殿物
が生じるので、沈殿物を脱塩後乾燥すると、褐色の粉末
が得られる。
以上のようにして抽出液を処理することによって、原料
中の活性成分の大部分(場合により90%以上)を回収
することができる。
中の活性成分の大部分(場合により90%以上)を回収
することができる。
しかし、得られた乾燥粗粉末中の不活性成分の含有量は
凶の方法が最低である。また■の方法は操作が簡単で費
用が安く短時間に行なうことができる。しかも■の方法
で得られた粗粉末を動物に多量に軽口投与しても著しい
副作用は認められないことがわかった。次に、この粗粉
末を、たとえばゲル炉過剤またはイオン交換剤を用いる
カラムクロマトグラフィーのような常法によって精製す
る。
凶の方法が最低である。また■の方法は操作が簡単で費
用が安く短時間に行なうことができる。しかも■の方法
で得られた粗粉末を動物に多量に軽口投与しても著しい
副作用は認められないことがわかった。次に、この粗粉
末を、たとえばゲル炉過剤またはイオン交換剤を用いる
カラムクロマトグラフィーのような常法によって精製す
る。
ゲル炉過剤を用いた場合は適当な緩衝液で溶出してもよ
いが、通常は水で溶出すればよい。イオン交換剤を用い
た場合は適当な緩衝液で溶出する。実用的なゲル炉過剤
の例は、セフアデックスG50からG−200まで、セ
フアローズ密から斑まで、セフアクリルS−200また
はS一300(スエーデン国、ファーマシア・ファイン
・ケミカルAB製)、バイオゲルP−30力)らP−3
00まで、バイオゲルA(米国、バイオラード・ラボラ
トリース製)、サガバック(英国、セラバック・ラボラ
トリース製)等である。イオン交換剤の実用的な例は、
DEAEセフアデツクスA−25およびA一50(Cr
型)、QAEセフアデックスA−25およびA−50(
CI−型)、CMセフアデツクスC−25およびC−5
0(Nが型)、SPセフアデツクスC−25およびC−
50(Na+型)、DEAEセフアセル(CI‐型)、
DEAEセファロースCL−斑(CI‐型)、CMセフ
ァロースCL−粥(Na+型)(スェーデン国、ファー
マシア・ファイン・ケミカルAB製)等である。適当な
アニオンまたはカチオンィオン交換セルロースを用いて
粗粉末を精製することもできる。
いが、通常は水で溶出すればよい。イオン交換剤を用い
た場合は適当な緩衝液で溶出する。実用的なゲル炉過剤
の例は、セフアデックスG50からG−200まで、セ
フアローズ密から斑まで、セフアクリルS−200また
はS一300(スエーデン国、ファーマシア・ファイン
・ケミカルAB製)、バイオゲルP−30力)らP−3
00まで、バイオゲルA(米国、バイオラード・ラボラ
トリース製)、サガバック(英国、セラバック・ラボラ
トリース製)等である。イオン交換剤の実用的な例は、
DEAEセフアデツクスA−25およびA一50(Cr
型)、QAEセフアデックスA−25およびA−50(
CI−型)、CMセフアデツクスC−25およびC−5
0(Nが型)、SPセフアデツクスC−25およびC−
50(Na+型)、DEAEセフアセル(CI‐型)、
DEAEセファロースCL−斑(CI‐型)、CMセフ
ァロースCL−粥(Na+型)(スェーデン国、ファー
マシア・ファイン・ケミカルAB製)等である。適当な
アニオンまたはカチオンィオン交換セルロースを用いて
粗粉末を精製することもできる。
こうして得られた物は、わずかに不純物を含んでいるが
、IF誘起剤として実用することができる。所望により
、上記の精製工程を組合わせることによって、不純物を
さらに除去することもできる。実施例 1 乾燥したシソの葉(lkg)を水洗した後、水(20〆
)中に常温で3日間放置することにより抽出し、これを
遠心処理(600仇.p.m、2び分間)して、抽出液
と残澄に分け、残澄を水(各5〆)で2回洗浄し、洗液
を抽出液に合わせた。
、IF誘起剤として実用することができる。所望により
、上記の精製工程を組合わせることによって、不純物を
さらに除去することもできる。実施例 1 乾燥したシソの葉(lkg)を水洗した後、水(20〆
)中に常温で3日間放置することにより抽出し、これを
遠心処理(600仇.p.m、2び分間)して、抽出液
と残澄に分け、残澄を水(各5〆)で2回洗浄し、洗液
を抽出液に合わせた。
こうして得られた抽出液をUD−6型限外炉過器(バイ
オエンジニアリングK.K.、東京)で、UK200限
外炉過膜(分画分子量20万、東洋炉紙製)を用いて限
外炉過した(圧力3kg/の)。残留物を集めて凍結乾
燥し、褐色粉末(8.813夕)を得た。この粉末(1
.5夕)を水(5の【)に溶解し、その水溶液をセフア
デックスG−200(ファーマシア・ファイン・ケミカ
ルAB、スェーデン国)を充填したカラム(4.5×7
0肌)に添加し、水(600の‘)で溶出し、溶出液を
各3の‘の区分に分け、27番から6碇蚤までの区分を
合わせて凍結乾燥し、白色状粉末(117の夕)を得た
。さらに精製するために、この粉末(100の9)を0
.01Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0、1=0.0
1)(5泌)に溶解し、DEAEセフアデツクスA−5
0(フアーマシア・フアイン・ケミカルAB、スェーデ
ン国)を充填したカラム(2.5×70肌)に添加し、
0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH9.0、0.8 の
食塩を含む、300の‘)で藩出し、溶出液を各3肌の
区分に分け、15蚤から25蚤までの区分を合わせた。
この溶液を脱塩後、凍結乾燥し、不定形な白色状粉末(
58.9の9)を得た。このものの理化学的および生物
学的特性は前記の通りである。これを第1の白色状粉末
と比べると、IF誘起活性はおよそ同じであるが、不純
物の量が減少した。高純度であることが超遠心法および
露気泳敷によって確認された。比較のために各工程で得
られた物質のび誘起活性を後記試験例1記載のィン・ビ
トロ法で測定した結果は次表の通りであった。
オエンジニアリングK.K.、東京)で、UK200限
外炉過膜(分画分子量20万、東洋炉紙製)を用いて限
外炉過した(圧力3kg/の)。残留物を集めて凍結乾
燥し、褐色粉末(8.813夕)を得た。この粉末(1
.5夕)を水(5の【)に溶解し、その水溶液をセフア
デックスG−200(ファーマシア・ファイン・ケミカ
ルAB、スェーデン国)を充填したカラム(4.5×7
0肌)に添加し、水(600の‘)で溶出し、溶出液を
各3の‘の区分に分け、27番から6碇蚤までの区分を
合わせて凍結乾燥し、白色状粉末(117の夕)を得た
。さらに精製するために、この粉末(100の9)を0
.01Mトリスー塩酸緩衝液(pH7.0、1=0.0
1)(5泌)に溶解し、DEAEセフアデツクスA−5
0(フアーマシア・フアイン・ケミカルAB、スェーデ
ン国)を充填したカラム(2.5×70肌)に添加し、
0.1Mトリスー塩酸緩衝液(pH9.0、0.8 の
食塩を含む、300の‘)で藩出し、溶出液を各3肌の
区分に分け、15蚤から25蚤までの区分を合わせた。
この溶液を脱塩後、凍結乾燥し、不定形な白色状粉末(
58.9の9)を得た。このものの理化学的および生物
学的特性は前記の通りである。これを第1の白色状粉末
と比べると、IF誘起活性はおよそ同じであるが、不純
物の量が減少した。高純度であることが超遠心法および
露気泳敷によって確認された。比較のために各工程で得
られた物質のび誘起活性を後記試験例1記載のィン・ビ
トロ法で測定した結果は次表の通りであった。
第5表
実施例 2
乾燥したェゴマの葉(lk9)を水洗した後、これに水
20そを加え室温に2時間放置後、IN水酸化ナトリウ
ムを加えてpHを8.5に調整した。
20そを加え室温に2時間放置後、IN水酸化ナトリウ
ムを加えてpHを8.5に調整した。
次にこれを65qoで2時間加温抽出した。その後、実
施例1の方法に準じて精製した。この精製物(54.5
の9)の理化学的および生物学的粋曲ま、実施例1によ
って得られたものの特性と大差はなかった。
施例1の方法に準じて精製した。この精製物(54.5
の9)の理化学的および生物学的粋曲ま、実施例1によ
って得られたものの特性と大差はなかった。
実施例 3−8
シソ、エコマ、アオジソ、カタメンジソ、チリメンジソ
、チリメンアオジソ、トラノオジソ、レモンェゴマの種
子、葉および茎部を沸々に乾燥した後、実験例1記載の
方法に準じて処理し、得られた産物および実施例1,2
の産物のIF議起活性を試験例1‘a}記載の方法(ィ
ン・ビトロ法)によって測定した結果を第6表に示す。
、チリメンアオジソ、トラノオジソ、レモンェゴマの種
子、葉および茎部を沸々に乾燥した後、実験例1記載の
方法に準じて処理し、得られた産物および実施例1,2
の産物のIF議起活性を試験例1‘a}記載の方法(ィ
ン・ビトロ法)によって測定した結果を第6表に示す。
第6表得られた各産物の理化学的および生物学的特性は
実施例1の方法で得られた産物のものと実質的に同一で
あった。
実施例1の方法で得られた産物のものと実質的に同一で
あった。
試験例 1
IF譲起剤によるIF誘起の方法およびIF活性の測定
(参考文献:Y.Koiima,KibsatoArc
h.,Exp.,Med.,43:35,1970)‘
a} ィン・ピトロ法によるIFの誘起方法ウサギ(体
重約lk9、ニュージーランドホワイト種、SPF)を
全採血して殺し、勝臓,骨髄およびリンパ節細胞を採取
し、混合細胞10?/私を含む細胞浮遊液をつくり、各
浮遊液区分(1の‘)に、本発明の実施例1記載の方法
で得られたIF譲起剤10,1,0.1,0.01一夕
/机をそれぞれ加え、25qCで24時間培養後、各培
養液を遠心処理してその上燈液をとり、IF活性測定用
に供した。
(参考文献:Y.Koiima,KibsatoArc
h.,Exp.,Med.,43:35,1970)‘
a} ィン・ピトロ法によるIFの誘起方法ウサギ(体
重約lk9、ニュージーランドホワイト種、SPF)を
全採血して殺し、勝臓,骨髄およびリンパ節細胞を採取
し、混合細胞10?/私を含む細胞浮遊液をつくり、各
浮遊液区分(1の‘)に、本発明の実施例1記載の方法
で得られたIF譲起剤10,1,0.1,0.01一夕
/机をそれぞれ加え、25qCで24時間培養後、各培
養液を遠心処理してその上燈液をとり、IF活性測定用
に供した。
〔b} ィン・ビボ法によるIFの譲起方法実施例1記
載の方法で得られたIF誘起剤の水溶液(500舷タ′
似)2奴をウサギ(体重約lk9、ニュージーランドホ
ワイト種、SPF)の耳静脈に注射し、1,2,4,6
時間後に採血(2の【)し、その血清をIF活性測定用
に供した。
載の方法で得られたIF誘起剤の水溶液(500舷タ′
似)2奴をウサギ(体重約lk9、ニュージーランドホ
ワイト種、SPF)の耳静脈に注射し、1,2,4,6
時間後に採血(2の【)し、その血清をIF活性測定用
に供した。
【c} 上記‘机b’法ともに、産出されたIF活性の
測定は、ウサギ賢株化細胞(RK−13)を用いた50
%ブラック半減法で行なわれる。
測定は、ウサギ賢株化細胞(RK−13)を用いた50
%ブラック半減法で行なわれる。
まず予めシャーレに準備しておいた上記細胞の単層培養
上に、上記(a’【b}法で得られた適当に稀釈したび
試料溶液を加え370で1夜培養後、水海性口内炎ウイ
ルス(Vestularstomatjtisvims
)を攻撃用ウイルスとして細胞に加え、37q0で1夜
培養後そのブラックの減少率を指標として『活性を測定
した。なお、IF活性の単位はIF無処置細胞における
ブラック数の50%を示す稀釈の逆数として表現される
。試験例 2 IF誘起剤であることの証明方法 上記{幻,‘b}の方法で産生されたIF試料は、同動
物のウサギRK−1粉曲砲上で水泡性口内炎ウイルスの
増殖を抑制する他、ワクシニアワィルス(Vacchi
aVirus)の増殖も抑制するが、動物種の異なるマ
ウスのL細胞では水庖性口内炎ウイルスの増殖を抑制し
ない。
上に、上記(a’【b}法で得られた適当に稀釈したび
試料溶液を加え370で1夜培養後、水海性口内炎ウイ
ルス(Vestularstomatjtisvims
)を攻撃用ウイルスとして細胞に加え、37q0で1夜
培養後そのブラックの減少率を指標として『活性を測定
した。なお、IF活性の単位はIF無処置細胞における
ブラック数の50%を示す稀釈の逆数として表現される
。試験例 2 IF誘起剤であることの証明方法 上記{幻,‘b}の方法で産生されたIF試料は、同動
物のウサギRK−1粉曲砲上で水泡性口内炎ウイルスの
増殖を抑制する他、ワクシニアワィルス(Vacchi
aVirus)の増殖も抑制するが、動物種の異なるマ
ウスのL細胞では水庖性口内炎ウイルスの増殖を抑制し
ない。
また0.08%トリブシンを37℃で2時間作用させる
とそのIF活性は失活する。試験例 8 電気漆動 亀気泳動は東洋科学産業■製(東京)の装置(AE−Z
型)を用い、厚さ3柳のポリアクリルアマイドゲルのプ
レートと0.3Mホウ酸緩衝液(pH8.4)とを用い
て行なった。
とそのIF活性は失活する。試験例 8 電気漆動 亀気泳動は東洋科学産業■製(東京)の装置(AE−Z
型)を用い、厚さ3柳のポリアクリルアマイドゲルのプ
レートと0.3Mホウ酸緩衝液(pH8.4)とを用い
て行なった。
その結果、単一のバンドを示し、霞気泳動的に本発明の
物質が均一であることが認められた。
物質が均一であることが認められた。
第1図は、本発明による物質の紫外線吸収スペクトル、
第2図は赤外線吸収スペクトルを示す。 第2図第1図
第2図は赤外線吸収スペクトルを示す。 第2図第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シソ科(Labiatae)シソ属(Perill
a)に属しかつインターフエロン誘起活性物質を含有す
る植物またはその変員の組織から上記活性物質を抽出し
、抽出物からこれを回収することを特徴とするインター
フエロン誘起剤の製法。 2 抽出液に親水性有機溶剤を加えることにより活性物
質を回収する特許請求の範囲第1項による方法。 3 抽出液にアンモニウム塩または無機金属塩を加える
ことにより活性物質を回収する特許請求の範囲第1項に
よる方法。 4 水性抽出液から限外濾過によつて活性物質を回収す
る特許請求の範囲第1項による方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53146976A JPS601282B2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 | インタ−フエロン誘起剤の製造方法 |
BE0/198300A BE880275A (fr) | 1978-11-28 | 1979-11-27 | Inducteurs d'interferon et leur procede de fabrication |
FR7929126A FR2442633A1 (fr) | 1978-11-28 | 1979-11-27 | Inducteurs d'interferon et leur procede de fabrication |
DE2947646A DE2947646C2 (de) | 1978-11-28 | 1979-11-27 | Substanz mit Interferon induzierender Aktivität, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
GB7940973A GB2036751B (en) | 1978-11-28 | 1979-11-27 | Interferon inducers methods for their preparation pharmaceutical compositions containing them and their use as medicaments |
US06/266,038 US4419349A (en) | 1978-11-28 | 1981-05-22 | Interferon inducer, a process for producing the same and pharmaceutical composition containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53146976A JPS601282B2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 | インタ−フエロン誘起剤の製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56208890A Division JPS57131724A (en) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | Substance having interferon-inducing activity |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5581896A JPS5581896A (en) | 1980-06-20 |
JPS601282B2 true JPS601282B2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=15419809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53146976A Expired JPS601282B2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 | インタ−フエロン誘起剤の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601282B2 (ja) |
BE (1) | BE880275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0580282U (ja) * | 1991-12-06 | 1993-11-02 | 武 坂上 | はえ取り器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479852A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-13 | Kenichi Kosuna | シソ科植物を原料とする新規な食品、その製造方法および用途 |
-
1978
- 1978-11-28 JP JP53146976A patent/JPS601282B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-11-27 BE BE0/198300A patent/BE880275A/fr not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0580282U (ja) * | 1991-12-06 | 1993-11-02 | 武 坂上 | はえ取り器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BE880275A (fr) | 1980-05-27 |
JPS5581896A (en) | 1980-06-20 |
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