JPS6012779B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPS6012779B2 JPS6012779B2 JP4771476A JP4771476A JPS6012779B2 JP S6012779 B2 JPS6012779 B2 JP S6012779B2 JP 4771476 A JP4771476 A JP 4771476A JP 4771476 A JP4771476 A JP 4771476A JP S6012779 B2 JPS6012779 B2 JP S6012779B2
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- JP
- Japan
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- etching
- plasma
- semiconductor substrate
- semiconductor device
- fluorine
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体基板表面の加工方法、特にSi、Si0
2、Siが4等のシリコン化合物の半導体基板表面の材
料を食刻する新規な方法に関するものである。
2、Siが4等のシリコン化合物の半導体基板表面の材
料を食刻する新規な方法に関するものである。
本発明を説明するために従来から用いられてきた方法を
説明する。
説明する。
半導体表面の食刻方法として、近年プラズマエッチング
や高周波スパッタエッチングは用いられるようになった
。プラスマエッチングは酸素や、CF4、CC14など
のガスを数10〜0.01Tomの圧力下で反応室内で
プラズマ化し、このプラズマ中に半導体基板を晒してプ
ラズマ化したガスとの化学反応によってその表面を食刻
するものである。またスパッタエッチングはArなどの
不活性ガスを0.1〜10‐4Tonの圧力下でプラズ
マ化し、これを加速して半導体基板表面に衝突させてそ
のイオン衝激によって食刻を行なう方法である。またス
パッタエッチングにCF4やCC14のガスを用いて、
イオン衝激と化学反応を併せ用いることもある。しかる
に上記のCF4やCC14など炭素を含む化合物を用い
ると、フッ素や塩素と分離した炭素が半導体基板表面や
反応室壁面に付着してその表面が黒変したり、汚染され
たりすることが多いoこれに対して本発明の方法は臭素
やヨウ素、窒素もしくはリンのいずれかとフッ素との化
合物をプラズマエッチングやスパッタエッチングに用い
るものである。
や高周波スパッタエッチングは用いられるようになった
。プラスマエッチングは酸素や、CF4、CC14など
のガスを数10〜0.01Tomの圧力下で反応室内で
プラズマ化し、このプラズマ中に半導体基板を晒してプ
ラズマ化したガスとの化学反応によってその表面を食刻
するものである。またスパッタエッチングはArなどの
不活性ガスを0.1〜10‐4Tonの圧力下でプラズ
マ化し、これを加速して半導体基板表面に衝突させてそ
のイオン衝激によって食刻を行なう方法である。またス
パッタエッチングにCF4やCC14のガスを用いて、
イオン衝激と化学反応を併せ用いることもある。しかる
に上記のCF4やCC14など炭素を含む化合物を用い
ると、フッ素や塩素と分離した炭素が半導体基板表面や
反応室壁面に付着してその表面が黒変したり、汚染され
たりすることが多いoこれに対して本発明の方法は臭素
やヨウ素、窒素もしくはリンのいずれかとフッ素との化
合物をプラズマエッチングやスパッタエッチングに用い
るものである。
たとえばBrF3、BrF5、IF5、爪7、NF3、
PF3、PF5などがこの目的に適している。上記の物
質を構成する元素はいずれも300℃以下の比較的に低
温で気下するために、プラズマ化してフッ素と分離した
後も半導体基板表面や反応室側壁に付着し、汚染の原因
となることはない。またBr、1は山を食刻する作用も
ある。次に実施例によって本発明の効果を説明する。:
フッ化窒素(NF3)を用いたプラズマエッチングを行
なう場合について説明する。NF3−120℃以上では
気体であって、これを反応室内に導入して高周波電力を
印加するとNとFとは分離してプラズマ化して、一般に
フッ素ラジカルと呼ばれる活性な原子状のフッ素が発生
し、これが半導体基板上のSiやSi02、Si3N4
と反応して、これらを食刻する。この食刻の速度はプラ
ズマエッチングの条件によって変化するが、CF4ガス
を用いた場合とほぼ同様な食刻速度を得ることができる
。たとえばガス圧o.汀om、高周波電力500Wの条
件下で、Si(〈100>)200人′min、Si3
N4170A′min、Si0230A/minのエッ
チ速度を得た。フッ素と分離した窒素(N)は反応には
直接寄与しないが、従来用いられてきたCF4の炭素C
と異なり、半導体基板上や反応室側壁に付着することも
なく、反応の系全体を清浄に保つことができる。BrF
3、BrF5、PF3、PF5などのガスを用いた場合
も同様である。フッ素と分離して生ずる原子状のBr、
Pは常温で液体または固体であるが、Brは57.7が
0、Pは281℃と比較的低温でガス化する。プラズマ
エッチングの反応系の中で、ガスのエネルギーは実効的
に高温となっており、半導体基板上に付着することなく
ガス状のまま排出される。本発明に用いることの出来る
物質の例を第1表にまとめた。
PF3、PF5などがこの目的に適している。上記の物
質を構成する元素はいずれも300℃以下の比較的に低
温で気下するために、プラズマ化してフッ素と分離した
後も半導体基板表面や反応室側壁に付着し、汚染の原因
となることはない。またBr、1は山を食刻する作用も
ある。次に実施例によって本発明の効果を説明する。:
フッ化窒素(NF3)を用いたプラズマエッチングを行
なう場合について説明する。NF3−120℃以上では
気体であって、これを反応室内に導入して高周波電力を
印加するとNとFとは分離してプラズマ化して、一般に
フッ素ラジカルと呼ばれる活性な原子状のフッ素が発生
し、これが半導体基板上のSiやSi02、Si3N4
と反応して、これらを食刻する。この食刻の速度はプラ
ズマエッチングの条件によって変化するが、CF4ガス
を用いた場合とほぼ同様な食刻速度を得ることができる
。たとえばガス圧o.汀om、高周波電力500Wの条
件下で、Si(〈100>)200人′min、Si3
N4170A′min、Si0230A/minのエッ
チ速度を得た。フッ素と分離した窒素(N)は反応には
直接寄与しないが、従来用いられてきたCF4の炭素C
と異なり、半導体基板上や反応室側壁に付着することも
なく、反応の系全体を清浄に保つことができる。BrF
3、BrF5、PF3、PF5などのガスを用いた場合
も同様である。フッ素と分離して生ずる原子状のBr、
Pは常温で液体または固体であるが、Brは57.7が
0、Pは281℃と比較的低温でガス化する。プラズマ
エッチングの反応系の中で、ガスのエネルギーは実効的
に高温となっており、半導体基板上に付着することなく
ガス状のまま排出される。本発明に用いることの出来る
物質の例を第1表にまとめた。
第1表
Claims (1)
- 1 臭素、ヨウ素、窒素もしくはリンのフツ素化合物か
ら選ばれる少なくとも一者を含有するガスを用いて半導
体基板表面のシリコンもしくはシリコン化合物をプラズ
マエツチングもしくはスパツタエツチングすることを特
徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4771476A JPS6012779B2 (ja) | 1976-04-28 | 1976-04-28 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4771476A JPS6012779B2 (ja) | 1976-04-28 | 1976-04-28 | 半導体装置の製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25054384A Division JPS60143633A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52131470A JPS52131470A (en) | 1977-11-04 |
JPS6012779B2 true JPS6012779B2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=12782964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4771476A Expired JPS6012779B2 (ja) | 1976-04-28 | 1976-04-28 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012779B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4310380A (en) * | 1980-04-07 | 1982-01-12 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Plasma etching of silicon |
JPS60115232A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-21 | Hitachi Ltd | ドライエッチング用ガス |
JPH0612765B2 (ja) * | 1983-06-01 | 1994-02-16 | 株式会社日立製作所 | エ ッ チ ン グ 方 法 |
JPS6020516A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Tokyo Denshi Kagaku Kabushiki | 窒化シリコン膜のドライエツチング方法 |
US4498953A (en) * | 1983-07-27 | 1985-02-12 | At&T Bell Laboratories | Etching techniques |
JPH0628297B2 (ja) * | 1983-11-28 | 1994-04-13 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置の製造方法 |
JPS61272379A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-02 | Fujitsu Ltd | アルミニウムのcvd方法 |
JPH02185977A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 膜形成用真空装置 |
JPH07169756A (ja) * | 1994-11-07 | 1995-07-04 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | プラズマエッチング方法 |
JPH08306675A (ja) * | 1996-05-13 | 1996-11-22 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | プラズマエッチング方法 |
AU2010999A (en) * | 1997-12-31 | 1999-07-19 | Allied-Signal Inc. | Method of etching and cleaning using interhalogen compounds |
US8124541B2 (en) | 2007-04-04 | 2012-02-28 | Micron Technology, Inc. | Etchant gas and a method for removing material from a late transition metal structure |
CN113906829A (zh) * | 2019-06-18 | 2022-01-07 | 昭和电工株式会社 | 等离子体蚀刻方法 |
JP7343461B2 (ja) * | 2019-11-08 | 2023-09-12 | 東京エレクトロン株式会社 | エッチング方法及びプラズマ処理装置 |
US11456180B2 (en) | 2019-11-08 | 2022-09-27 | Tokyo Electron Limited | Etching method |
-
1976
- 1976-04-28 JP JP4771476A patent/JPS6012779B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52131470A (en) | 1977-11-04 |
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